JPH04612Y2 - - Google Patents

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JPH04612Y2
JPH04612Y2 JP18381885U JP18381885U JPH04612Y2 JP H04612 Y2 JPH04612 Y2 JP H04612Y2 JP 18381885 U JP18381885 U JP 18381885U JP 18381885 U JP18381885 U JP 18381885U JP H04612 Y2 JPH04612 Y2 JP H04612Y2
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light
fluorescent screen
light source
fluorescent
line sensor
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ラインセンサ用の光源として用いる
装置に関し、特にライン光源としての細さ、単色
性、光量の均一性等を得られるようにしたライン
センサ用光源装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種のラインセンサ用光源装置は、
AC,DCもしくは高周波によつて点灯するリネス
トラランプ等のライン管状の光源、またはACも
しくは高周波によつて点灯する蛍光灯あるいは直
管状ナトリウムランプ、さらには、DC点灯した
ハロゲンランプからの光を、先端をラインセンサ
に合せたフラツトな形にしたライトガイドフアイ
バーで導光してなる光源、さらにまた、レーザを
ポリゴンミラーや円柱レンズによつてスリツト状
に拡げて光源としたものなどが用いられていた。
このうち、ライン管状の光源を用いたものとし
ては、第3図に示すように、蛍光灯あるいはリネ
ストラランプ等のライン管11から発光された光
を、レンズ12および凹面反射鏡13を用いて集
光し、さらに遮光板14のスリツト14aを通過
させることによつて細いラインにするか、あるい
は第4図に示すように、遮光箱4の一部にスリツ
ト14aを設け、ここからライン管11の光を発
光させる構成としてあつた。
また、ライトガイドフアイバーを用いた光源装
置としては、第5a図に示すように、多数のライ
トガイドフアイバー15の一方をライン状の口金
16でライン状に揃えて配列し、ハロゲン光源1
7からの光を散乱板18を介して発光するように
構成したあつた。
[考案が解決しようとする問題点] 上述した従来の光源装置においては、それぞれ
次のような欠点があつた。すなわち、第3図に示
したライン管11をもちいる方式においては、レ
ンズ12、凹面型反射鏡13、遮光板14等を用
いているため装置が大型化するといつた欠点があ
り、第4図に示したライン管11を用いる方式に
おいては、スリツト14aによつて細くしている
ため効率が低下するといつた欠点があつた。
また、直管状のナトリウムランプを用いる方式
においては、上述の欠点に加えて光源の均一性が
かなり悪いという欠点があつた。さらに、ハロゲ
ンランプとライトガイドフアイバーを利用した第
5a図に示す方式においては、ライトガイドフア
イバーから出てくる光の均一性の確保が困難であ
るとともに、ライトガイドフアイバーの切断等の
発生する可能性も高く、また、第5b図に示すよ
うにスポツト的に光量不足の部分19が発生しや
すいという欠点があり、この欠点は、散乱板18
を用いても解決できなかつた。
さらに、レーザをポリゴンミラー、円柱レンズ
等によつてスリツト状に拡げる方式の光源では、
レーザビームが人の目に入ると非常に危険である
といつた面と、冷却器等を使用せず光源を小型化
しようとすると、光量自体は少なく、また、光学
系が大きくなりラインセンサ用光源装置としては
利用しずらいといつた欠点があつた。
さらにまた、上記以外に、光源として蛍光灯、
リネストラランプ、ハロゲンランプ等を利用した
場合には、単色性が悪くなるという欠点があつ
た。
本考案は上記の問題点にかんがみてなされたも
ので、蛍光材を含む透明もしくは半透明な蛍光板
を直接の光源とすることにより、光源光量に均一
性をもたせるとともに、細さおよび単色性等を備
えたラインセンサ用光源装置の提供を目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案のラインセンサ
用光源装置は、遮光箱と、遮光箱内に収納され、
一部を発光面とした蛍光材を含む透明もしくは半
透明な蛍光板と、蛍光板の片側もしくは両側に設
けた蛍光材を発光させるための光源とで構成して
ある。
[実施例] 以下、本考案の実施例について第1図および第
2図を参照して説明する。
第1図は本考案の第一実施例の断面図を示すも
のであり、蛍光板1は透明なガラスまたはアクリ
ル板に、紫外線で黄色に発光する蛍光材を混入し
たもので、その一方の切断面2はレンズ状に加工
して発光面としてある。そして、この蛍光板1の
両側に高周波点灯しているブラツクライト3を配
置してある。これらは、蛍光板1の切断面2が光
の出力部4aより現出した状態で、黒色の遮光箱
4に収納されている。ラインセンサ5は、蛍光板
1の切断面上部2に視野6が合つた状態で配置さ
れている。また、遮光箱4の内面は効率向上のた
め、出力部4aを除き、鏡面にしてある。なお、
7はブラツクライトを保持するライトホルダであ
り、8は蛍光板1を保持する蛍光板ホルダであ
る。
この第一実施例の光源装置においては、まず、
ブラツクライト3からの紫外線が蛍光板1に入射
し、蛍光板1が発光する。この際、切断面上部2
へは、蛍光板1の各部で発光した光のうち上方に
向かつたものすべてが放射され、十分な輝度、光
量が得られる。また、この光をレンズ状に加工し
た切断面上部2で集束すると、より明るいライン
センサ用光源とすることができる。さらに、この
場合の光は蛍光であるのでほぼ単色光であり、ま
た、蛍光灯と同様に均一性のよい光源となつてい
る。
第2図は本考案の第二実施例の側面断面図を示
すもので、ブラツクライト3を一本として蛍光板
1の片側に配置するとともに、蛍光板1のブラツ
クライト3と反対側の表面と下面に金属蒸着を行
ない鏡面9を形成してある。また、紫外線は通す
が、蛍光板の蛍光を通さない干渉膜10と蛍光板
1のブラツクライト側に取り付け、蛍光板1で発
生した蛍光を内部にとじこめて、上部2からのみ
光が出るように構成したものである。
なお、蛍光板1の両側に干渉膜10を取り付け
るようにしてもよく、また、干渉膜に変えて、蛍
光板1の片側あるいは両側に、蛍光の波長につい
ての屈折率が蛍光板より小さい透明な板を溶着し
たり、蛍光板自体の片側あるいは両側を、蛍光の
波長についての屈折率が小さくなるような密度と
した構成とすることも可能である。
また、場合によつては、ブラツクライトのよう
な放電管そのものに蛍光板を埋め込んで構成する
こともできる。
[考案の効果] 上述したように本考案によれば、ライン光源と
しての細さ、単色性および光量の均一性等におい
て優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例の側面断面図、第
2図は本考案の第二実施例の側面断面図、第3図
および第4図は従来のライン管を利用した装置の
側面断面図、第5図はライトガイドを利用した従
来装置の模式図と光量分布図を示す。 1……蛍光板、2……切断面、3……ブラツク
ライト、4……遮光箱、5……ラインセンサ、6
……視野、7……ライトホルダ、8……蛍光板ホ
ルダ、9……鏡面、10……干渉膜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 遮光箱と、遮光箱内に収納され、一部を発光
    面とした蛍光材を含む透明もしくは半透明な蛍
    光板と、蛍光板の片側もしくは両側に設けた蛍
    光材を発光させるための光源とからなることを
    特徴としたラインセンサ用光源装置。 (2) 蛍光板の切断面を発光面としたことを特徴と
    する請求の範囲第1項記載のラインセンサ用光
    源装置。 (3) 蛍光板の切断面をレンズ状に加工して発光面
    としたことを特徴とする請求の範囲第2項記載
    のラインセンサ用光源装置。 (4) 蛍光板の片側もしくは両側に、蛍光源の光に
    対しては透過性があり、蛍光光に対しては透過
    性がなく内部へ反射するような干渉膜を取り付
    けたことを特徴とする請求の範囲第1項、第2
    項または第3項記載のラインセンサ用光源装
    置。 (5) 蛍光板の片側もしくは両側に、蛍光板より蛍
    光の波長についての屈折率が小さい透明な板を
    溶着したことを特徴とする請求の範囲第1項、
    第2項または第3項記載のラインセンサ用光源
    装置。 (6) 蛍光板自体の片側もしくは両側の表面を、蛍
    光の波長についての屈折率が小さくなるような
    密度にしたことを特徴とする請求の範囲第1
    項、第2項または第3項記載のラインセンサ用
    光源装置。 (7) 遮光箱の、光の出力部を除いた内面を鏡面と
    したことを特徴とする請求の範囲第1項、第2
    項、第3項、第4項、第5項または第6項記載
    のラインセンサ用光源装置。
JP18381885U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH04612Y2 (ja)

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JPS6293856U JPS6293856U (ja) 1987-06-15
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