JPH0461050B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0461050B2 JPH0461050B2 JP19122383A JP19122383A JPH0461050B2 JP H0461050 B2 JPH0461050 B2 JP H0461050B2 JP 19122383 A JP19122383 A JP 19122383A JP 19122383 A JP19122383 A JP 19122383A JP H0461050 B2 JPH0461050 B2 JP H0461050B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- tension
- speed
- continuous annealing
- annealing furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 11
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/54—Furnaces for treating strips or wire
- C21D9/56—Continuous furnaces for strip or wire
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は連続焼鈍炉内のストリツプ張力の制御
に関し、特に、ストリツプの停止時、低速時等に
炉内ストリツプの破断を防止する張力制御に関す
る。
に関し、特に、ストリツプの停止時、低速時等に
炉内ストリツプの破断を防止する張力制御に関す
る。
連続焼鈍炉では、炉内でストリツプを700℃以
上の高温に加熱し、焼鈍処理を行なうが、ストリ
ツプには蛇行防止のため所定の張力を加えておく
必要がある。このストリツプ張力は、加、減速、
停止等の繰返しにより変動するが、ストリツプ張
力が高すぎる場合、ストリツプは破断しやすい。
上の高温に加熱し、焼鈍処理を行なうが、ストリ
ツプには蛇行防止のため所定の張力を加えておく
必要がある。このストリツプ張力は、加、減速、
停止等の繰返しにより変動するが、ストリツプ張
力が高すぎる場合、ストリツプは破断しやすい。
すなわち、従来のストリツプ張力制御では、炉
内ロールの速度調整によつてストリツプ張力の一
定化を行なつているが、ストリツプと炉内の熱時
数が大幅に異なるため、(イ)ライン減速あるいは停
止時にストリツプ温度が直ちに上昇する、(ロ)炉内
温度を下げてもストリツプの温度上昇を防止でき
ない、等の現象があり、このため、ライン減速あ
るいは停止時は、ストリツプ張力が一定であつて
も、ストリツプの温度上昇によつて破断が発生し
やすかつた。
内ロールの速度調整によつてストリツプ張力の一
定化を行なつているが、ストリツプと炉内の熱時
数が大幅に異なるため、(イ)ライン減速あるいは停
止時にストリツプ温度が直ちに上昇する、(ロ)炉内
温度を下げてもストリツプの温度上昇を防止でき
ない、等の現象があり、このため、ライン減速あ
るいは停止時は、ストリツプ張力が一定であつて
も、ストリツプの温度上昇によつて破断が発生し
やすかつた。
本発明は、ライン減速時や停止時のストリツプ
の破断を防止することを目的としてなされたもの
である。
の破断を防止することを目的としてなされたもの
である。
上記目的を達成するため、本発明では、ライン
低速運転時はストリツプが低張力でも大きな蛇行
をしない点に着目し、ストリツプ速度が低下した
とき、ダンサロール等の、連続焼鈍炉入側のスト
リツプ溜込部のストリツプを、低下した速度より
も速い速度で炉内に送り込んで、連続焼鈍炉入側
のストリツプの張力解放が及ばない連続焼鈍炉内
部のストリツプの張力を下げる。
低速運転時はストリツプが低張力でも大きな蛇行
をしない点に着目し、ストリツプ速度が低下した
とき、ダンサロール等の、連続焼鈍炉入側のスト
リツプ溜込部のストリツプを、低下した速度より
も速い速度で炉内に送り込んで、連続焼鈍炉入側
のストリツプの張力解放が及ばない連続焼鈍炉内
部のストリツプの張力を下げる。
以下に図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明を一態様で実施する連続焼鈍炉
の概略構成とストリツプ駆動系の概略を示すブロ
ツク図である。１は炉入口のブライドロール、２
はダンサーロール、３〜５は焼鈍炉内の加熱帯、
均熱帯および冷却帯で、これらの中には多くのハ
ースロールがある。たとえば、加熱帯３には上下
合せて10〜20本が、均熱帯４には上下合せて20〜
30本が、また冷却帯５には上下合せて40本があ
る。
の概略構成とストリツプ駆動系の概略を示すブロ
ツク図である。１は炉入口のブライドロール、２
はダンサーロール、３〜５は焼鈍炉内の加熱帯、
均熱帯および冷却帯で、これらの中には多くのハ
ースロールがある。たとえば、加熱帯３には上下
合せて10〜20本が、均熱帯４には上下合せて20〜
30本が、また冷却帯５には上下合せて40本があ
る。
６は炉出口のブライドロール、７はストリツ
プ、２ａは張力制御器、１ａ，３ａ，４ａ，５
ａ，６ａはそれぞれ速度制御器を示す。８は本発
明の実施のために設置した自動張力減少装置を示
す。この自動張力減少装置８は、速度設定器９よ
りの速度基準信号８ａの所定のレベル以下の信号
を微分した加熱帯３への補償信号８ｂ、及び、所
定のレベル以下の信号に比例したダンサーロール
２への補正信号８ｃを発生する。なお、これらの
信号は演算増幅器等のアナログ回路を用いて、あ
るいはマイクロコンピユータ等のデジタル処理装
置および必要に応じてＡ／Ｄ、Ｄ／Ａ変換器を用
いてデジタル処理で得られる。
プ、２ａは張力制御器、１ａ，３ａ，４ａ，５
ａ，６ａはそれぞれ速度制御器を示す。８は本発
明の実施のために設置した自動張力減少装置を示
す。この自動張力減少装置８は、速度設定器９よ
りの速度基準信号８ａの所定のレベル以下の信号
を微分した加熱帯３への補償信号８ｂ、及び、所
定のレベル以下の信号に比例したダンサーロール
２への補正信号８ｃを発生する。なお、これらの
信号は演算増幅器等のアナログ回路を用いて、あ
るいはマイクロコンピユータ等のデジタル処理装
置および必要に応じてＡ／Ｄ、Ｄ／Ａ変換器を用
いてデジタル処理で得られる。
第２図に、自動張力減少装置８の入力信号（速
度基準信号８ａ）と自動張力減少装置８の発生信
号（加熱帯補償信号８ｂおよびダンサーロール２
補正信号８ｃ）を示す。速度基準信号８ａから演
算された加熱帯補償信号８ｂは、ライン停止直前
に加熱帯３のハースロールの速度低下を若干遅く
する助けをする。この結果、ライン停止直前に均
熱帯４には、従来よりも多くのストリツプが送り
込まれ、炉内高温部の停止時張力を減少させる。
ダンサーロール２の張力補正信号８ｃは、ライン
低速時はストリツプが蛇行しない程度迄ストリツ
プ張力を減少させる。これによつてライン停止時
のダンサーロール２の張力を零としている。
度基準信号８ａ）と自動張力減少装置８の発生信
号（加熱帯補償信号８ｂおよびダンサーロール２
補正信号８ｃ）を示す。速度基準信号８ａから演
算された加熱帯補償信号８ｂは、ライン停止直前
に加熱帯３のハースロールの速度低下を若干遅く
する助けをする。この結果、ライン停止直前に均
熱帯４には、従来よりも多くのストリツプが送り
込まれ、炉内高温部の停止時張力を減少させる。
ダンサーロール２の張力補正信号８ｃは、ライン
低速時はストリツプが蛇行しない程度迄ストリツ
プ張力を減少させる。これによつてライン停止時
のダンサーロール２の張力を零としている。
すなわち、ライン速度が所定値以下になると加
熱帯３のハースロールの速度を、従来の減速速度
よりも高い速度として加熱帯３から均熱帯４への
ストリツプの送り量を多くすると共に、ダンサー
ロール２の張力を低下させてこの送りを助け、ラ
インが停止すると、加熱帯３のハースロールを停
止するのは勿論、ダンサーロール２の張力を解放
する。ライン停止時のダンサーロールの張力解放
による張力低下は、従来加熱帯３のハースロール
の10本前後まで及ぶが、それ以降には及ばない。
しかし、本発明により前述のようにストリツプが
低速度になると同時に、ダンサーロール２から加
熱帯３、均熱帯４へのストリツプの送りを多くす
るので、ダンサーロール２の張力解放が及ばない
炉内のストリツプの張力が低下する。
熱帯３のハースロールの速度を、従来の減速速度
よりも高い速度として加熱帯３から均熱帯４への
ストリツプの送り量を多くすると共に、ダンサー
ロール２の張力を低下させてこの送りを助け、ラ
インが停止すると、加熱帯３のハースロールを停
止するのは勿論、ダンサーロール２の張力を解放
する。ライン停止時のダンサーロールの張力解放
による張力低下は、従来加熱帯３のハースロール
の10本前後まで及ぶが、それ以降には及ばない。
しかし、本発明により前述のようにストリツプが
低速度になると同時に、ダンサーロール２から加
熱帯３、均熱帯４へのストリツプの送りを多くす
るので、ダンサーロール２の張力解放が及ばない
炉内のストリツプの張力が低下する。
第３図は本発明の実施結果による炉内張力の制
御結果を示したものである。ラインの高速運転中
は、Ａで示す炉内ストリツプ張力であるが、ライ
ン低速時及びライン停止時はＢの如く、ストリツ
プ高温部の張力が零近くになる。本発明を実施し
ない従来では、ライン停止時に点線で示すＣの如
くになる。
御結果を示したものである。ラインの高速運転中
は、Ａで示す炉内ストリツプ張力であるが、ライ
ン低速時及びライン停止時はＢの如く、ストリツ
プ高温部の張力が零近くになる。本発明を実施し
ない従来では、ライン停止時に点線で示すＣの如
くになる。
本発明の実施によればこのように炉内部のスト
リツプの張力が低速で低下するので、ストリツプ
の破断は生じない。なお、張力が実質上零となる
炉内範囲は、ストリツプ送り込みを開始する速度
で定まる。範囲を広くするにはライン速度の低下
が比較的に小さい内にストリツプの送り込みを開
始すればよく、範囲を狭くするには、ライン速度
の低下がかなり大きい時点にストリツプの送り込
みを開始すればよい。大略では均熱帯４の出口ま
で張力が零程度になる送り込み開始速度を所定値
（参照値）として設定すればよい。
リツプの張力が低速で低下するので、ストリツプ
の破断は生じない。なお、張力が実質上零となる
炉内範囲は、ストリツプ送り込みを開始する速度
で定まる。範囲を広くするにはライン速度の低下
が比較的に小さい内にストリツプの送り込みを開
始すればよく、範囲を狭くするには、ライン速度
の低下がかなり大きい時点にストリツプの送り込
みを開始すればよい。大略では均熱帯４の出口ま
で張力が零程度になる送り込み開始速度を所定値
（参照値）として設定すればよい。
以上の通り本発明によれば、連続焼鈍炉におい
て、ライン減速あるいは停止時にストリツプの破
断が防止される。また張力を解放しても低速又は
停止であるのでストリツプは蛇行しない。
て、ライン減速あるいは停止時にストリツプの破
断が防止される。また張力を解放しても低速又は
停止であるのでストリツプは蛇行しない。
第１図は本発明を実施する連続焼鈍炉の構成概
略と、ストリツプ送り制御系の構成概略を示すブ
ロツク図である。第２図は第１図に示す自動張力
減少装置８の入力信号８ａと出力信号８ｂ，８ｃ
の関係を示すグラフ、第３図は連続焼鈍炉内スト
リツプの張力分布を示すグラフである。 １：入側ブライドルロール、２：ダンサーロー
ル、６：出側ブライドルロール、７：ストリツ
プ、８：自動張力減少装置、９：速度設定器、１
ａ，３ａ，４ａ，５ａ，６ａ：速度制御器、２
ａ：張力制御器。
略と、ストリツプ送り制御系の構成概略を示すブ
ロツク図である。第２図は第１図に示す自動張力
減少装置８の入力信号８ａと出力信号８ｂ，８ｃ
の関係を示すグラフ、第３図は連続焼鈍炉内スト
リツプの張力分布を示すグラフである。 １：入側ブライドルロール、２：ダンサーロー
ル、６：出側ブライドルロール、７：ストリツ
プ、８：自動張力減少装置、９：速度設定器、１
ａ，３ａ，４ａ，５ａ，６ａ：速度制御器、２
ａ：張力制御器。
Claims (1)
- １ 連続焼鈍炉に送り込むストリツプ又は連続焼
鈍炉内ストリツプの速度が所定値以下になると、
連続焼鈍炉入側にあるストリツプ溜め込みを少な
くして連続焼鈍炉内へのストリツプの送り込みを
多くし、連続焼鈍炉入側のストリツプの張力解放
が及ばない連続焼鈍炉内部のストリツプの張力を
下げる、連続焼鈍炉の張力制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19122383A JPS6082620A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 連続焼鈍炉の張力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19122383A JPS6082620A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 連続焼鈍炉の張力制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6082620A JPS6082620A (ja) | 1985-05-10 |
| JPH0461050B2 true JPH0461050B2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=16270939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19122383A Granted JPS6082620A (ja) | 1983-10-13 | 1983-10-13 | 連続焼鈍炉の張力制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6082620A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0638677Y2 (ja) * | 1990-02-05 | 1994-10-12 | ホクシン株式会社 | 中比重ファイバーボードによる木ネジ保持基材 |
| CN102776352B (zh) * | 2011-05-12 | 2014-08-27 | 上海宝信软件股份有限公司 | 连退炉停机后带钢回送控制装置 |
| JP5895888B2 (ja) * | 2013-03-28 | 2016-03-30 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 連続焼鈍ラインの運転方法 |
| CN113699362B (zh) * | 2020-06-08 | 2022-09-30 | 中冶赛迪技术研究中心有限公司 | 大型带钢连续退火炉的停车消张方法 |
-
1983
- 1983-10-13 JP JP19122383A patent/JPS6082620A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6082620A (ja) | 1985-05-10 |
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