JPH0460517B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0460517B2 JPH0460517B2 JP60284413A JP28441385A JPH0460517B2 JP H0460517 B2 JPH0460517 B2 JP H0460517B2 JP 60284413 A JP60284413 A JP 60284413A JP 28441385 A JP28441385 A JP 28441385A JP H0460517 B2 JPH0460517 B2 JP H0460517B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brick
- furnace
- annular channel
- fire
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011449 brick Substances 0.000 claims description 46
- 239000000571 coke Substances 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 description 3
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Coke Industry (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は、コークス乾式消火設備における炉
壁の補修方法に関するものである。
壁の補修方法に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
近年、コークス炉から窯出しされた赤熱コーク
スの消火に、赤熱コークスの保有する熱量の有効
利用を図ると共に公害対策上の見地から、従来の
湿式消火法に代つて不活性ガスを冷却媒体として
使用する乾式消火法が採用されている。
スの消火に、赤熱コークスの保有する熱量の有効
利用を図ると共に公害対策上の見地から、従来の
湿式消火法に代つて不活性ガスを冷却媒体として
使用する乾式消火法が採用されている。
コークス乾式消火設備の消火炉本体の部分断面
図を第２図に、そして、第３図に第２図のＡ−Ａ
線断面図を示す。消火炉本体１内にその炉頂から
装入された赤熱コークスは、消火炉本体１の下部
から吹き込まれた不活性ガスによつて冷却され
る。冷却されたコークスは、消火炉本体１の下端
に設けられた切出し装置によつて炉外に排出され
る。一方において、赤熱コークスと熱交換して加
熱された不活性ガスは、炉壁にその周方向にそつ
て間隔をあけて設けられたガス通気口２を通つ
て、炉壁内にその全周にわたつて設けられた環状
チヤンネル３内に入り、ここから除塵器に導かれ
て除塵された後、廃熱ボイラにおいて熱交換さ
れ、消火炉本体１の下部から再び炉内に吹き込ま
れる。
図を第２図に、そして、第３図に第２図のＡ−Ａ
線断面図を示す。消火炉本体１内にその炉頂から
装入された赤熱コークスは、消火炉本体１の下部
から吹き込まれた不活性ガスによつて冷却され
る。冷却されたコークスは、消火炉本体１の下端
に設けられた切出し装置によつて炉外に排出され
る。一方において、赤熱コークスと熱交換して加
熱された不活性ガスは、炉壁にその周方向にそつ
て間隔をあけて設けられたガス通気口２を通つ
て、炉壁内にその全周にわたつて設けられた環状
チヤンネル３内に入り、ここから除塵器に導かれ
て除塵された後、廃熱ボイラにおいて熱交換さ
れ、消火炉本体１の下部から再び炉内に吹き込ま
れる。
従来、上記消火炉本体１の炉壁煉瓦の補修を行
なう場合、損傷が特に激しい、ガス通気口２間の
煉瓦４より上方の炉壁煉瓦（第２図中斜線部分）
を全部解体し、新らたに構築していた。
なう場合、損傷が特に激しい、ガス通気口２間の
煉瓦４より上方の炉壁煉瓦（第２図中斜線部分）
を全部解体し、新らたに構築していた。
しかし、ガス通気口２間の煉瓦４より上方の炉
壁煉瓦には、損傷を受けていない部分もあり、こ
のようなものまで解体する従来の補修方法は、余
計な補修費用がかかるばかりか、補修期間も長く
なり、消火設備の稼動率の低下につながつてい
た。
壁煉瓦には、損傷を受けていない部分もあり、こ
のようなものまで解体する従来の補修方法は、余
計な補修費用がかかるばかりか、補修期間も長く
なり、消火設備の稼動率の低下につながつてい
た。
この発明の目的は、必要のある個所のみ解体
し、補修が行なえる、コークス乾式消火設備にお
ける炉壁の補修方法を提供することにある。
し、補修が行なえる、コークス乾式消火設備にお
ける炉壁の補修方法を提供することにある。
この発明は、煉瓦吊りロツドを、その下端が消
火炉本体の炉壁煉瓦を貫通し、前記消火炉本体の
環状チヤンネル内に至るように、建屋の梁に垂直
に固定し、前記煉瓦吊りロツドの下端に吊金具を
固定し、上部煉瓦の内面に押えバンドを当てが
い、前記押えバンドと鉄皮とをボルトによつて締
め付けて、前記上部煉瓦を補強し、この後、前記
環状チヤンネルの内壁煉瓦および前記環状チヤン
ネルのガス通気口の通気口近傍の外壁煉瓦を解体
して、前記煉瓦吊りロツドによつて、前記消火炉
本体の上部を吊り下げ、そして、前記炉壁煉瓦お
よび外壁煉瓦を新たに構築することに特徴を有す
るものである。
火炉本体の炉壁煉瓦を貫通し、前記消火炉本体の
環状チヤンネル内に至るように、建屋の梁に垂直
に固定し、前記煉瓦吊りロツドの下端に吊金具を
固定し、上部煉瓦の内面に押えバンドを当てが
い、前記押えバンドと鉄皮とをボルトによつて締
め付けて、前記上部煉瓦を補強し、この後、前記
環状チヤンネルの内壁煉瓦および前記環状チヤン
ネルのガス通気口の通気口近傍の外壁煉瓦を解体
して、前記煉瓦吊りロツドによつて、前記消火炉
本体の上部を吊り下げ、そして、前記炉壁煉瓦お
よび外壁煉瓦を新たに構築することに特徴を有す
るものである。
次に、この発明の一実施態様の補修方法を図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第１図は、この発明の一実施態様の補修方法を
示す部分断面図である。
示す部分断面図である。
まず、消火炉本体１の環状チヤンネル３より上
の上部炉壁煉瓦にロツド挿入孔５を、消火炉本体
１の周方向にそつて間隔をあけて複数個明ける。
前記上部炉壁煉瓦に検視孔が設けられている場合
には、前記検視孔を使用する。次に、各ロツド挿
入孔５内に煉瓦吊ロツド６の下端を挿入し、煉瓦
吊ロツド６の上端をコークス乾式消火設備の建屋
の梁７に固定する。次に、円弧状の吊金具８を複
数本の煉瓦吊ロツド６によつて環状チヤンネル３
の上面に当接させる。
の上部炉壁煉瓦にロツド挿入孔５を、消火炉本体
１の周方向にそつて間隔をあけて複数個明ける。
前記上部炉壁煉瓦に検視孔が設けられている場合
には、前記検視孔を使用する。次に、各ロツド挿
入孔５内に煉瓦吊ロツド６の下端を挿入し、煉瓦
吊ロツド６の上端をコークス乾式消火設備の建屋
の梁７に固定する。次に、円弧状の吊金具８を複
数本の煉瓦吊ロツド６によつて環状チヤンネル３
の上面に当接させる。
この場合、環状チヤンネル３の上部部炉壁煉瓦
に緩みがあつて、次に行なう炉壁煉瓦の解体に危
険が伴なうので、上部炉壁煉瓦に水平孔を明け、
上部炉壁煉瓦の内面に押えバンド９を当てがい、
前記水平孔内に挿通したボルト１１を締め付け
て、押えバンド９と鉄皮１０とによつて、上部炉
壁煉瓦を補強する。
に緩みがあつて、次に行なう炉壁煉瓦の解体に危
険が伴なうので、上部炉壁煉瓦に水平孔を明け、
上部炉壁煉瓦の内面に押えバンド９を当てがい、
前記水平孔内に挿通したボルト１１を締め付け
て、押えバンド９と鉄皮１０とによつて、上部炉
壁煉瓦を補強する。
次に、損傷した環状チヤンネル３の内壁煉瓦３
Ａおよびガス通気口２の近傍の外壁煉瓦１Ａを解
体する。外壁煉瓦１Ａの解体後、これより上部の
外壁煉瓦が脱落する危険性がある場合には、外壁
煉瓦１Ａの解体後、鉄皮１０の内面に支持金物１
２を溶接する。
Ａおよびガス通気口２の近傍の外壁煉瓦１Ａを解
体する。外壁煉瓦１Ａの解体後、これより上部の
外壁煉瓦が脱落する危険性がある場合には、外壁
煉瓦１Ａの解体後、鉄皮１０の内面に支持金物１
２を溶接する。
このようにして、上記内壁煉瓦３Ａおよび外壁
煉瓦１Ａを解体すると、消火炉本体の上部は、複
数本の煉瓦吊ロツド６によつて梁７から吊り下げ
られた状態となる。この状態で上記解体部分を新
らたに構築する。この後、煉瓦吊ロツド６および
押えバンド９を撤去する。
煉瓦１Ａを解体すると、消火炉本体の上部は、複
数本の煉瓦吊ロツド６によつて梁７から吊り下げ
られた状態となる。この状態で上記解体部分を新
らたに構築する。この後、煉瓦吊ロツド６および
押えバンド９を撤去する。
以上説明したように、この発明によれば、従来
の補修方法のように、消火炉上部の炉壁煉瓦を全
て解体する必要がなく、補強の必要がある炉壁煉
瓦のみを解体すれば済むので、補修費用は大幅に
低減し且つ補修期間も大幅に短縮されるといつた
きわめて有用な効果がもたらされる。
の補修方法のように、消火炉上部の炉壁煉瓦を全
て解体する必要がなく、補強の必要がある炉壁煉
瓦のみを解体すれば済むので、補修費用は大幅に
低減し且つ補修期間も大幅に短縮されるといつた
きわめて有用な効果がもたらされる。
第１図は、この発明の一実施態様の補修方法を
示す部分断面図、第２図は、従来の補修部分を示
す部分断面図、第３図は、第２図のＡ−Ａ線断面
図である。図面において、 １…消火炉本体、２…ガス通気口、３…環状チ
ヤンネル、４…ガス通気口の間の煉瓦、５…ロツ
ド挿入口、６…煉瓦吊ロツド、７…梁、８…吊金
物、９…押えバンド、１０…鉄皮、１１…ボル
ト、１２…支持金物。
示す部分断面図、第２図は、従来の補修部分を示
す部分断面図、第３図は、第２図のＡ−Ａ線断面
図である。図面において、 １…消火炉本体、２…ガス通気口、３…環状チ
ヤンネル、４…ガス通気口の間の煉瓦、５…ロツ
ド挿入口、６…煉瓦吊ロツド、７…梁、８…吊金
物、９…押えバンド、１０…鉄皮、１１…ボル
ト、１２…支持金物。
Claims (1)
- １ 煉瓦吊りロツドを、その下端が消火炉本体の
炉壁煉瓦を貫通し、前記消火炉本体の環状チヤン
ネル内に至るように、建屋の梁に垂直に固定し、
前記煉瓦吊りロツドの下端に吊金具を固定し、上
部煉瓦の内面に押えバンドを当てがい、前記押え
バンドと鉄皮とをボルトによつて締め付けて、前
記上部煉瓦を補強し、この後、前記環状チヤンネ
ルの内壁煉瓦および前記環状チヤンネルのガス通
気口の通気口近傍の外壁煉瓦を解体して、前記煉
瓦吊りロツドによつて、前記消火炉本体の上部を
吊り下げ、そして、前記炉壁煉瓦および外壁煉瓦
を新たに構築することを特徴とする、コークス乾
式消火設備における炉壁の補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28441385A JPS62143993A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | コ−クス乾式消火設備における炉壁の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28441385A JPS62143993A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | コ−クス乾式消火設備における炉壁の補修方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62143993A JPS62143993A (ja) | 1987-06-27 |
| JPH0460517B2 true JPH0460517B2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=17678237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28441385A Granted JPS62143993A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | コ−クス乾式消火設備における炉壁の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62143993A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5169034B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2013-03-27 | Ｊｆｅスチール株式会社 | コークス乾式消火設備の建設、改修方法 |
| CN109531044B (zh) * | 2018-12-28 | 2021-03-23 | 西南铝业（集团）有限责任公司 | 一种真空淬火炉保温室的修复工具及修复工艺 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5440241A (en) * | 1977-09-07 | 1979-03-29 | Hitachi Ltd | Silver plating post-treatment method |
-
1985
- 1985-12-19 JP JP28441385A patent/JPS62143993A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5440241A (en) * | 1977-09-07 | 1979-03-29 | Hitachi Ltd | Silver plating post-treatment method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62143993A (ja) | 1987-06-27 |
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