JPH0460432B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0460432B2 JPH0460432B2 JP12181887A JP12181887A JPH0460432B2 JP H0460432 B2 JPH0460432 B2 JP H0460432B2 JP 12181887 A JP12181887 A JP 12181887A JP 12181887 A JP12181887 A JP 12181887A JP H0460432 B2 JPH0460432 B2 JP H0460432B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- piezoelectric element
- hammer
- piezoelectric
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims description 31
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は圧電式インパクト印字ハンマ、特に自
由飛行型印字ハンマの駆動方法に関する。
由飛行型印字ハンマの駆動方法に関する。
(従来の技術)
圧電式自由飛行型印字ハンマは消費電力が少な
くかつ長ストロークの得られる利点があり、例え
ば特願昭60−008610には第2図に示すような印字
ハンマが提案されている。
くかつ長ストロークの得られる利点があり、例え
ば特願昭60−008610には第2図に示すような印字
ハンマが提案されている。
第2図において、圧電素子11の伸縮方向の一
端11aに力伝達部材12を接続し、圧電素子1
1の他端11bに取付部材13の一端13aを接
続し、取付部材13の他端13bに板バネ14の
一端14aを固定し、板ばね14の他端14bに
印字部材として印字ピン15を接続し、板ばね1
4の印字ピン15の接続部14b付近に係留部1
6を接続し、係留部16を力伝達部材12に板ば
ね14で押圧している。
端11aに力伝達部材12を接続し、圧電素子1
1の他端11bに取付部材13の一端13aを接
続し、取付部材13の他端13bに板バネ14の
一端14aを固定し、板ばね14の他端14bに
印字部材として印字ピン15を接続し、板ばね1
4の印字ピン15の接続部14b付近に係留部1
6を接続し、係留部16を力伝達部材12に板ば
ね14で押圧している。
印字時、圧電素子11に電圧を印加すると、圧
電素子11は矢印Aの方向に高速で伸び、力伝達
部材12も変位する。その結果板ばね14に接続
している印字ピン15と係留部16は力伝達部材
12より力を受けて矢印Bの方向に加速され、圧
電素子11の伸び量よりもはるかに長い距離を自
由飛行し、印字ピン15の先端でドツト印字す
る。非印字時、係留部16は板ばね14の力によ
り、力伝達部材12に押圧され静止している。
電素子11は矢印Aの方向に高速で伸び、力伝達
部材12も変位する。その結果板ばね14に接続
している印字ピン15と係留部16は力伝達部材
12より力を受けて矢印Bの方向に加速され、圧
電素子11の伸び量よりもはるかに長い距離を自
由飛行し、印字ピン15の先端でドツト印字す
る。非印字時、係留部16は板ばね14の力によ
り、力伝達部材12に押圧され静止している。
この様な圧電素子を用いた自由飛行型の印字ハ
ンマでは、構造が単純で小型になるという特徴を
持つている。
ンマでは、構造が単純で小型になるという特徴を
持つている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、第3図に示すように、一且印字ピン1
5が自由飛行した後再び元の位置に戻る際、係留
部16が力伝達部材12ではね返され、印字ピン
15は長時間の間振動を継続する。従つてこの振
動が完全におさまるまで次の印字が出来ないた
め、高速印字が不可能とされていた。
5が自由飛行した後再び元の位置に戻る際、係留
部16が力伝達部材12ではね返され、印字ピン
15は長時間の間振動を継続する。従つてこの振
動が完全におさまるまで次の印字が出来ないた
め、高速印字が不可能とされていた。
この対策としてたとえば印加電圧波形の工夫に
より残留振動がかなり抑さえられることが報告さ
れている。(日本物理学会1986年秋の分科会講演
予稿集第2分冊P.126「フライトアクチユエータの
動的解析」上智大理工 杉山茂孝、内野研二)第
4図a,bはこの効果を示すもので印加電圧波形
の立ち下がりを緩やかにした場合に残留振動が小
さくなることを示すものである。しかし、この方
法を適用しても残留振動を完全には抑圧できな
い。
より残留振動がかなり抑さえられることが報告さ
れている。(日本物理学会1986年秋の分科会講演
予稿集第2分冊P.126「フライトアクチユエータの
動的解析」上智大理工 杉山茂孝、内野研二)第
4図a,bはこの効果を示すもので印加電圧波形
の立ち下がりを緩やかにした場合に残留振動が小
さくなることを示すものである。しかし、この方
法を適用しても残留振動を完全には抑圧できな
い。
本発明は、このような従来の欠点を除去せしめ
て、高速で印字できるハンマを提供することにあ
る。
て、高速で印字できるハンマを提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段)
本発明は上記圧電印字ハンマの駆動に際して、
係留部が一旦飛行し再び力伝達部材に接触する時
に印加電圧が零になる様に電圧パルスを設定する
事を特徴とする。
係留部が一旦飛行し再び力伝達部材に接触する時
に印加電圧が零になる様に電圧パルスを設定する
事を特徴とする。
(作用)
印加電圧波形を上記の様に構成すると、係留部
が力伝達部と衝突する際、圧電素子が収縮するの
で衝撃が大巾に緩和され印字ピン、係留部及び板
ばねから構成される系の残留振動が抑圧される。
従つて係留部が元の位置に戻ると同時に次の印字
動作に移ることが可能となり、高速印字プリンタ
が実現できる。
が力伝達部と衝突する際、圧電素子が収縮するの
で衝撃が大巾に緩和され印字ピン、係留部及び板
ばねから構成される系の残留振動が抑圧される。
従つて係留部が元の位置に戻ると同時に次の印字
動作に移ることが可能となり、高速印字プリンタ
が実現できる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。第1図a,bは本発明の実施例
を示す図で圧電素子への印加電圧波形と印字ピン
の飛行距離との関係を示している。ここでは印字
ピンが圧電素子からエネルギーを供給されて一旦
飛行した後、再び元の位置に戻る時点で印加電圧
が零になるよう設定されている。その結果先の第
3図に見られた様に係留部が力伝達部材に衝突し
て再び印字ピンが飛行することはなく、完全に静
止させることができる。従つて印字ピンが元の位
置に戻つた瞬間に次の印字体せいに入ることがで
きるので高速プリンタが実現できる。
詳細に説明する。第1図a,bは本発明の実施例
を示す図で圧電素子への印加電圧波形と印字ピン
の飛行距離との関係を示している。ここでは印字
ピンが圧電素子からエネルギーを供給されて一旦
飛行した後、再び元の位置に戻る時点で印加電圧
が零になるよう設定されている。その結果先の第
3図に見られた様に係留部が力伝達部材に衝突し
て再び印字ピンが飛行することはなく、完全に静
止させることができる。従つて印字ピンが元の位
置に戻つた瞬間に次の印字体せいに入ることがで
きるので高速プリンタが実現できる。
(発明の効果)
本発明によれば自由飛行型印字ハンマーを用い
た圧電インパクト式プリンタの印字速度を速くす
ることが可能となり、工業的な価値が高い。
た圧電インパクト式プリンタの印字速度を速くす
ることが可能となり、工業的な価値が高い。
第1図は本発明の実施例を示す図。第2図はす
でに提案されている印字ハンマを示す図。第3図
はハンマにパルス電圧を加えた時の印字ハンマの
飛行距離を示す図。第4図は印加電圧波形に改良
を加えた場合の印字ピンの飛行距離を示す図。 図において、11……圧電素子、12……力伝
達部材、13……取付部材、14……板ばね、1
5……印字ピン、16……係留部、をそれぞれ示
す。
でに提案されている印字ハンマを示す図。第3図
はハンマにパルス電圧を加えた時の印字ハンマの
飛行距離を示す図。第4図は印加電圧波形に改良
を加えた場合の印字ピンの飛行距離を示す図。 図において、11……圧電素子、12……力伝
達部材、13……取付部材、14……板ばね、1
5……印字ピン、16……係留部、をそれぞれ示
す。
Claims (1)
- 1 伸縮方向の一端に力伝達部材が接続された圧
電素子と、前記圧電素子の他端に接続された取付
部材と、該取付部材に接続した板バネと、該板バ
ネに設置された印字部材および係留部とを備えた
圧電式印字ハンマの駆動方法において、これを駆
動するための電圧パルスを係留部が一たん自由飛
行した後再び力伝達部材に接触する瞬間に零とな
るように印加することを特徴とする圧電式印字ハ
ンマの駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12181887A JPS63286373A (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 圧電式印字ハンマの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12181887A JPS63286373A (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 圧電式印字ハンマの駆動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63286373A JPS63286373A (ja) | 1988-11-24 |
JPH0460432B2 true JPH0460432B2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=14820690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12181887A Granted JPS63286373A (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 圧電式印字ハンマの駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63286373A (ja) |
-
1987
- 1987-05-18 JP JP12181887A patent/JPS63286373A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63286373A (ja) | 1988-11-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |