JPH045998Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045998Y2 JPH045998Y2 JP20388986U JP20388986U JPH045998Y2 JP H045998 Y2 JPH045998 Y2 JP H045998Y2 JP 20388986 U JP20388986 U JP 20388986U JP 20388986 U JP20388986 U JP 20388986U JP H045998 Y2 JPH045998 Y2 JP H045998Y2
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- Japan
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- probe
- magnet
- reed switch
- slag
- predetermined distance
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000002893 slag Substances 0.000 claims description 13
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 7
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はスラグ面検出装置に関するものであ
る。
る。
従来の技術
溶湯表面に浮遊するスラグを除去するための装
置として、下端吸引口がスラグの上方間近に位置
されるサクシヨンヘツドを真空吸引装置に連通さ
せ、このサクシヨンヘツドにて吸引されたスラグ
を冷却固化して吸引気流から分離するものがあ
る。このような装置においては、スラグを良好に
吸引するため、サクシヨンヘツドをこのスラグの
上方における所定位置に配置する必要がある。こ
のために、スラグ面を検出するプローブをサクシ
ヨンヘツドに取付けたものが通例となつている。
そして、従来は第2図に示すように、電極棒をな
すプローブ1をサクシヨンヘツドに支持されるカ
バー2内に出退自在に、かつサクシヨンヘツドよ
りも所定距離突出可能に設けるとともに、プロー
ブ1にシリンダ装置(図示せず)を介在させて軸
心方向に出退させるようにしていた。そして、プ
ローブ1の先端1aがカバー2より所定距離突出
した状態において、プローブ1の先端1aがスラ
グ3に当接し、プローブ1に加えられる印加電圧
および電流に変化が生じることによつてスラグ3
面を検出していた。この構成において、スラグ3
面が常に正確に検出されるためには、プローグ1
が確実にカバー2より一定距離突出することが必
要とされる。このために、プローグ1の突出を確
認する検知装置が設けられていた。この検知装置
は、プローグ1の後端に碍子4を介在させて設け
た接点リング5と、カバー2内方に突出させて設
けた一対の接触子6とからなり、この接触子6
を、プローグ1が最大に突出した状態において接
点リング5に接触する位置に設けて構成され、接
点リング5を介して接触子6の間が導通されるこ
とにより、プローグ1が所定距離突出したことを
検知していた。
置として、下端吸引口がスラグの上方間近に位置
されるサクシヨンヘツドを真空吸引装置に連通さ
せ、このサクシヨンヘツドにて吸引されたスラグ
を冷却固化して吸引気流から分離するものがあ
る。このような装置においては、スラグを良好に
吸引するため、サクシヨンヘツドをこのスラグの
上方における所定位置に配置する必要がある。こ
のために、スラグ面を検出するプローブをサクシ
ヨンヘツドに取付けたものが通例となつている。
そして、従来は第2図に示すように、電極棒をな
すプローブ1をサクシヨンヘツドに支持されるカ
バー2内に出退自在に、かつサクシヨンヘツドよ
りも所定距離突出可能に設けるとともに、プロー
ブ1にシリンダ装置(図示せず)を介在させて軸
心方向に出退させるようにしていた。そして、プ
ローブ1の先端1aがカバー2より所定距離突出
した状態において、プローブ1の先端1aがスラ
グ3に当接し、プローブ1に加えられる印加電圧
および電流に変化が生じることによつてスラグ3
面を検出していた。この構成において、スラグ3
面が常に正確に検出されるためには、プローグ1
が確実にカバー2より一定距離突出することが必
要とされる。このために、プローグ1の突出を確
認する検知装置が設けられていた。この検知装置
は、プローグ1の後端に碍子4を介在させて設け
た接点リング5と、カバー2内方に突出させて設
けた一対の接触子6とからなり、この接触子6
を、プローグ1が最大に突出した状態において接
点リング5に接触する位置に設けて構成され、接
点リング5を介して接触子6の間が導通されるこ
とにより、プローグ1が所定距離突出したことを
検知していた。
考案が解決しようとする問題点
しかし、上記の構成において、接点リング5と
接触子6とで構成される検知装置は接触式である
ために、接点リング5と接触子6の接触状態によ
り場合によつては導通不良が起きる危険があり、
また、プローブ1は時々刻々のスラグ3面を検出
するために出退を繰り返すので、これにともなつ
て接離を反復する接点リング5と接触子6に摩耗
が生じることとなる。そして、この摩耗が接点リ
ング5と接触子6との導通不良の原因となり、検
知装置の作動を確実なものとする上で問題であつ
た。
接触子6とで構成される検知装置は接触式である
ために、接点リング5と接触子6の接触状態によ
り場合によつては導通不良が起きる危険があり、
また、プローブ1は時々刻々のスラグ3面を検出
するために出退を繰り返すので、これにともなつ
て接離を反復する接点リング5と接触子6に摩耗
が生じることとなる。そして、この摩耗が接点リ
ング5と接触子6との導通不良の原因となり、検
知装置の作動を確実なものとする上で問題であつ
た。
本考案は、上記の問題点を解決するもので、繰
り返されるプローブの出退によつて、疲労および
摩耗が部材に生じても確実にプローブの突出を検
知することが出来るスラグ面検出装置を提供する
ことを目的とする。
り返されるプローブの出退によつて、疲労および
摩耗が部材に生じても確実にプローブの突出を検
知することが出来るスラグ面検出装置を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するため、本考案は、所定距
離を出退自在に設けられたプローブの一定位置に
磁石を固設し、プローブが所定距離を突出した状
態において、前記磁石に対応する位置に、磁力に
感応して作動するリードスイツチを設けた構成と
したものである。
離を出退自在に設けられたプローブの一定位置に
磁石を固設し、プローブが所定距離を突出した状
態において、前記磁石に対応する位置に、磁力に
感応して作動するリードスイツチを設けた構成と
したものである。
作 用
上記の構成によれば、プローブが所定距離を突
出した状態においては、リードスイツチが磁石の
磁力に感応して作動し、プローブの突出を検知す
る。この時、リードスイツチが作動する要因とし
て、部材の接触が不要であり、磁石とリードスイ
ツチとを接触することのない位置に配置すること
が出来るので、部材の疲労および摩耗を原因とす
る作動不良を排除して、確実にプローブの突出を
検出することが出来る。
出した状態においては、リードスイツチが磁石の
磁力に感応して作動し、プローブの突出を検知す
る。この時、リードスイツチが作動する要因とし
て、部材の接触が不要であり、磁石とリードスイ
ツチとを接触することのない位置に配置すること
が出来るので、部材の疲労および摩耗を原因とす
る作動不良を排除して、確実にプローブの突出を
検出することが出来る。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図において、管体11は、サクシヨン
ヘツド12の軸心方向に沿つて配置されている。
管体11に内部には、電気絶縁性を有する非磁性
材で形成された絶縁管13が通されており、この
絶縁管13の内部には収容空間14が形成されて
いる。管体11の下端には、収容空間14に連通
するガイド穴15を有した碍子ケース16が取り
付けられており、この碍子ケース16により、絶
縁管13に接続される碍子17が保持されてい
る。絶縁管13の内部には棒状のプローブ18が
収容されている。このプローブ18は、電極を構
成するステンレス管にて形成され、絶縁管13の
内部を軸心方向に移動可能とされて、碍子17お
よび碍子ケース16を通り、サクシヨンヘツド1
2の下端面から突出し得るようになされている。
このため、碍子17の内面は、プローブ18の先
端を案内可能なテーパ状に形成されている。ま
た、プローブ18はスラグ検出装置(図示せず)
に導通されている。そして、プローブ18の上端
部は、絶縁ブツシユ19の雌ネジ部に螺合して連
結されており、絶縁ブツシユ19の雌ネジ部の奥
には、永久磁石20がプローブ18との間にパツ
キン21を介在させて配置されている。そして絶
縁ブツシユ19はワイヤ(図示せず)を介してプ
ローブ18を出退させるシリンダ(図示せず)に
連結されている。そして、プローブ18が所定距
離すなわちシリンダの最大ストローク分の距離を
突出した状態において、永久磁石20の到達する
位置に対応する絶縁管13の外周部に、磁力に感
応して作動するリードスイツチ22が設けられて
いる。23はリードスイツチ22からのリード線
である。
する。第1図において、管体11は、サクシヨン
ヘツド12の軸心方向に沿つて配置されている。
管体11に内部には、電気絶縁性を有する非磁性
材で形成された絶縁管13が通されており、この
絶縁管13の内部には収容空間14が形成されて
いる。管体11の下端には、収容空間14に連通
するガイド穴15を有した碍子ケース16が取り
付けられており、この碍子ケース16により、絶
縁管13に接続される碍子17が保持されてい
る。絶縁管13の内部には棒状のプローブ18が
収容されている。このプローブ18は、電極を構
成するステンレス管にて形成され、絶縁管13の
内部を軸心方向に移動可能とされて、碍子17お
よび碍子ケース16を通り、サクシヨンヘツド1
2の下端面から突出し得るようになされている。
このため、碍子17の内面は、プローブ18の先
端を案内可能なテーパ状に形成されている。ま
た、プローブ18はスラグ検出装置(図示せず)
に導通されている。そして、プローブ18の上端
部は、絶縁ブツシユ19の雌ネジ部に螺合して連
結されており、絶縁ブツシユ19の雌ネジ部の奥
には、永久磁石20がプローブ18との間にパツ
キン21を介在させて配置されている。そして絶
縁ブツシユ19はワイヤ(図示せず)を介してプ
ローブ18を出退させるシリンダ(図示せず)に
連結されている。そして、プローブ18が所定距
離すなわちシリンダの最大ストローク分の距離を
突出した状態において、永久磁石20の到達する
位置に対応する絶縁管13の外周部に、磁力に感
応して作動するリードスイツチ22が設けられて
いる。23はリードスイツチ22からのリード線
である。
以下、上記構成における作用について説明す
る。スラグ24面の検出は、永久磁石20がリー
ドスイツチ22にて検出されるまでプローブ18
をサクシヨンヘツド12から突出させ、このプロ
ーブ18の出退を繰返しながら、プローブ18が
最大突出位置でスラグ24面を検知するまでサク
シヨンヘツドを降下させて行う。そして、以上の
作用において、永久磁石20の検出は、リードス
イツチ22が永久磁石20の磁力に感応して作動
することによつて検出されるので、リードスイツ
チ22が作動する要因として、部材の接触が不要
であり、永久磁石20とリードスイツチ22と
を、接触することのない位置に配置することが出
来るので、構造を簡略化するとともに、部材の疲
労および摩耗を原因とする作動不良を排除して、
確実にプローブ18の突出を検出することが出来
る。また、このことによつて部材の長寿化を図れ
る。
る。スラグ24面の検出は、永久磁石20がリー
ドスイツチ22にて検出されるまでプローブ18
をサクシヨンヘツド12から突出させ、このプロ
ーブ18の出退を繰返しながら、プローブ18が
最大突出位置でスラグ24面を検知するまでサク
シヨンヘツドを降下させて行う。そして、以上の
作用において、永久磁石20の検出は、リードス
イツチ22が永久磁石20の磁力に感応して作動
することによつて検出されるので、リードスイツ
チ22が作動する要因として、部材の接触が不要
であり、永久磁石20とリードスイツチ22と
を、接触することのない位置に配置することが出
来るので、構造を簡略化するとともに、部材の疲
労および摩耗を原因とする作動不良を排除して、
確実にプローブ18の突出を検出することが出来
る。また、このことによつて部材の長寿化を図れ
る。
考案の効果
以上述べたごとく本考案によれば、プローブが
所定距離突出した状態を、プローブと非接触で検
出することが出来るので、部材の疲労および摩耗
を原因とする作動不良を排除して、確実にプロー
ブの突出を検出することが出来るとともに、構造
を簡略化して部材の長寿化を図れる。
所定距離突出した状態を、プローブと非接触で検
出することが出来るので、部材の疲労および摩耗
を原因とする作動不良を排除して、確実にプロー
ブの突出を検出することが出来るとともに、構造
を簡略化して部材の長寿化を図れる。
第1図は本考案の一実施例を示す全体構成図、
第2図は従来のプローブを示す構成図である。 13……絶縁管、18……プローブ、19……
絶縁ブツシユ、20……永久磁石、22……リー
ドスイツチ、24……スラグ。
第2図は従来のプローブを示す構成図である。 13……絶縁管、18……プローブ、19……
絶縁ブツシユ、20……永久磁石、22……リー
ドスイツチ、24……スラグ。
Claims (1)
- 軸心方向に出退自在に設けられてサクシヨンヘ
ツドより所定距離突出可能なプローブの一定位置
に磁石を固設し、プローブが所定距離を突出した
状態において、前記磁石に対応する位置に、磁力
に感応して作動するリードスイツチを設けたこと
を特徴とするスラグ面検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20388986U JPH045998Y2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20388986U JPH045998Y2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63101797U JPS63101797U (ja) | 1988-07-02 |
JPH045998Y2 true JPH045998Y2 (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=31169642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20388986U Expired JPH045998Y2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH045998Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-23 JP JP20388986U patent/JPH045998Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63101797U (ja) | 1988-07-02 |
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