JPH045920Y2 - - Google Patents

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JPH045920Y2
JPH045920Y2 JP13479486U JP13479486U JPH045920Y2 JP H045920 Y2 JPH045920 Y2 JP H045920Y2 JP 13479486 U JP13479486 U JP 13479486U JP 13479486 U JP13479486 U JP 13479486U JP H045920 Y2 JPH045920 Y2 JP H045920Y2
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JP
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cap
explosive wire
wire
explosive
sectional
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JP13479486U
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JPS6344100U (ja
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  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は発破作業に用いる爆薬線の端末及び切
断面から心薬の脱薬(以下コボレという)を防止
するためのキヤツプに関するものである。
[従来の技術] 爆薬線とは心薬と被覆材からなり、線径が10mm
〜15mmφの口径のもので心薬にペンスリツトやヘ
キソーゲン又はペントライト(ペンスリツトとト
リニトロトルエンの混合物)等が使用され、被覆
材としてポリエチレンテープ、紙テープ、麻糸、
綿糸等が使用され、これらの被覆材を二重、三重
に巻き重ねて心薬を包み込み線状としたものであ
り、さらに最外被覆を塩化ビニルとし、耐水性を
持たせたものである。
爆薬線は通常数十〜数百m単位に巻かれており
使用する時に数m〜20mに切断して用いられる。
この際心薬がコボレる恐れがあるので、従来で
は爆薬線の心薬コボレ防止には粘着性を有する粘
着テープ又はビニールテープ等を巻きつけたり、
金属製及び合成樹脂製又はゴム製等のキヤツプを
かぶせて締めつけるか、糊つけするか、又はビニ
ールテープで固着する方法が用いられている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながらテープ類のシールは爆薬線の表面
が油、水等で濡れたり、土砂等が付着して汚れて
いる場合には接着性が極めて低下し、取扱い中又
は発破孔へ装填作業中に脱落、もしくは、接着不
良を起して薬コボレが発生する。
金属製及び合成樹脂製又はゴム製等のキヤツプ
は糊づけや締めつけ、ビニールテープ固着が必要
なため、作業製が悪く、締めつける場合は専用の
締めつけ具を必要とする。
[問題点を解決するための手段] かかる問題を解決した本考案は一端を閉じたキ
ヤツプの内面に爆薬線の外径より少なくとも小さ
目の契合部を部分的に有する爆薬線用キヤツプで
ある。
以下本考案の実施態様を図面によつて例示す
る。
ここで述べる契合部を部分的に有するキヤツプ
とは図面の第1−a図およびそのAA線における
断面図である第1−b図に示すように、キヤツプ
本体1の入口にテーパー部2を設け、それに続い
てラセン状の係合部3および空間部4を設けたも
の。
第2−a図およびそのBB線における断面図で
ある第2−b図に示すように係合部3に長さ方向
の切れ込みを設けたもの。
第3−a図およびそのCC線における断面図で
ある第3−b図に示すように係合部3内部に輪状
突起を設けたもの。
第4−a図およびそのDD線における断面図で
ある第4−b図に示すように係合部3全体がテー
パー状になつているもの等がある。
入口のテーパー部2の入口の径aは爆薬線の外
形より若干大きくし、テーパー部の奥部の径Cは
爆薬線の外径より若干小さくする。
例えば爆薬線の外径が10〜15mmφの場合にはC
の径は爆薬線外径より0.5〜2mm程度小さ目とす
ればよい。
bについては爆薬線の外径と同程度あればよ
く、さほと限定しない。dの径はaより若干大き
い目とし取扱性がよければさほど限定しない。係
合部3の突起部は一つ以上でよいがより契合性を
必要とするならば多数設けるか、契合部の山か谷
を変更すればよい。キヤツプの開放端は爆薬線が
容易に挿入できるようにテーパー部2を設けたも
のが好ましい。
爆薬線は材質が軟らかいため本考案のキヤツプ
にネジ込むことにより容易に契合する。
図面にはないが本考案を満足する構造としてキ
ヤツプ内面に粒子もしくはイボ状等を有するもの
も含まれる。
外観形状としては特に限定するものではない
が、挿入時において取扱易い形状のものが望まし
く、例えば側断面外形状が円形、多角形、タル型
である。
図面において第1−a図は円形、第2−a図お
よび第3−a図は多角形、第4−a図はタル型の
例を示している。
第5図においてはキヤツプと爆薬線が契合され
た側断面図であり、5はキヤツプに挿入する爆薬
線である。
材質については容易に変形して爆薬線から離脱
しないものであれば何でもよいがキヤツプの成形
性を考えると、合成樹脂又はゴムが望ましい。
[考案の効果] 本考案のキヤツプは爆薬線を用いた発破作業に
おいて、取扱いが容易で、かつ安全な作業を確保
することができる。
すなわち爆薬線を切断した際に容易にキヤツプ
をすることができ、又、仮にキヤツプ部をつかん
で爆薬線を持ち上げたとしても容易に抜けること
がない。
又、本考案のキヤツプの奥部にグリース等詰め
れば耐水効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1−a図は本考案の爆薬線用キヤツプの一具
体例の側面図、第1−b図は第1−a図のAA線
における断面図、第2−a図ないし第4−a図は
そぞれ本考案の爆薬線用キヤツプの他の具体例、
第2−b図ないし第4−b図はそれぞれ上記第2
−a図ないし第4−a図のBB線、CC線、DD線
における縦断面図、第5図は第1−a図および第
1−b図に示す具体例に爆薬線端部を固着した状
態を示す一部縦断面図である。 1……キヤツプ本体、2……テーパー部、3…
…係合部、4……空間部、5……爆薬線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端を閉じたキヤツプの内面に爆薬線の外径よ
    りすくなくとも小さ目の契合部を部分的に有する
    爆薬線用キヤツプ。
JP13479486U 1986-09-04 1986-09-04 Expired JPH045920Y2 (ja)

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JP13479486U JPH045920Y2 (ja) 1986-09-04 1986-09-04

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Publication Number Publication Date
JPS6344100U JPS6344100U (ja) 1988-03-24
JPH045920Y2 true JPH045920Y2 (ja) 1992-02-19

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