JPH0459194A - レーザ加工用トーチの冷却方法及びその冷却構造 - Google Patents

レーザ加工用トーチの冷却方法及びその冷却構造

Info

Publication number
JPH0459194A
JPH0459194A JP2172453A JP17245390A JPH0459194A JP H0459194 A JPH0459194 A JP H0459194A JP 2172453 A JP2172453 A JP 2172453A JP 17245390 A JP17245390 A JP 17245390A JP H0459194 A JPH0459194 A JP H0459194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
nozzle
window
mirror
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2172453A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Takeuchi
清 武内
Shigeki Fujinaga
藤長 茂樹
Hiroshi Watanabe
寛 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Meiva Industry Ltd filed Critical Shin Meiva Industry Ltd
Priority to JP2172453A priority Critical patent/JPH0459194A/ja
Publication of JPH0459194A publication Critical patent/JPH0459194A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はレーザビームを集光して切断、溶接表面改質等
のレーザ加工を行うためのレーザ加工用トーチの冷却方
法及びその冷却構造に関する。
(従来の技術) 一般に、レーザ加工用トーチには、ノ1ウジング内ニレ
ーザビーム集光用のレンズや凹面鏡等よりなる集光用光
学系が内装されており、ビーム導入口から導入されたレ
ーザビームを集光用光学系で集光させながらノズル内を
通過させ、ノズル先端口側より加工物に照射して加工処
理を行う方式とされていた。
そしてレーザ加工時に、レーザビームはレンズや凹面鏡
等の光学部品ではとんと通過ないし反射されるが、わず
かにこれら光学部品に吸収されて光学部品が発熱し、光
学部品に熱歪みや損傷か発生するおそれがあり、特に、
レーザビームか高出力(IKW以上)の場合には顕著と
なっていた。
またレーザ加工時(特にレーザ溶接時)に加工処理部分
からの輻射熱によりノズル部分か高温となり、溶けるお
それもあった。
そこで、特開昭50−45752号公報に開示のトーチ
によれば、平面鏡や凹面鏡からなる集光用光学系の各光
学部品に対して夫々冷却路を設け、各冷却路に冷却流体
を供給することによって各光学部品の冷却を図っていた
。またレーザビームか導入されるビーム導入口にトーチ
内外を仕切る仕切窓が設けられた密閉形構造とされ、ト
ーチ内を加工補助ガスで充満させた状態でノズル先端口
側から加工補助ガスを噴出させ、仕切窓や、前記平面鏡
や凹面鏡及びノズルを加工補助ガスにさらすことによっ
てこれら光学部品やノズルの冷却を図っていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来構造によれば、各光学部品に対
して夫々設けられた各冷却路毎に、別個独立した冷却流
体供給管及び冷却流体排出管を夫々設け、個別に冷却す
る方式であり、多数の配管が必要とされ、トーチ回りの
配管の複雑化を招き、トーチの作業性を低下させる欠点
があツtユ。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、冷媒供給源からの
配管量を少なくすると共にトーチ周りの配管を簡素化し
てトーチの作業性向上を図ると共に効果的な冷却作用か
発揮できるレーザ加工用トーチの冷却方法及びその冷却
構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明の冷却方法は、ハウジ
ングに備えられたビーム導入口に、11ウジング内外を
仕切るレーザビーム透過性の仕切窓が設けられ、ビーム
導入口か、ら導入されたレーザビームをハウジング内に
設けられた反射鏡て反射させ、仕切窓と反射鏡からなる
集光用光学系の集光作用により集光させながらノズル内
を通過させてノズル先端口側より照射させるレーザ加工
用トーチの冷却方法において、仕切窓側に設けられた窓
冷却路に冷媒を供給して仕切窓を冷却する第1冷却工程
と、その後、前記冷媒を反射鏡側に設けられたミラー冷
却路に案内して反射鏡を冷却する第2冷却工程と、さら
にその後、前記冷媒をノズル側に設けられたノズル冷却
路に案内してノズルを冷却する第3冷却工程とを備えて
なる点にある。
また、上記目的を達成するための本発明の冷却構造は、
ハウジングに備えられたビーム導入口に、ハウジング内
外を仕切るレーザビーム透過性の仕切窓が設けられ、ビ
ーム導入口から導入されたレーザビームをハウジング内
に設けられた反射鏡で反射させ、仕切窓と反射鏡からな
る集光用光学系の集光作用により集光させながらノズル
内を通過させてノズル先端口側より照射させるレーザ加
工用トーチの冷却構造において、仕切窓側に位置して仕
切急冷却用の窓冷却路か設けられ、反射鏡側に位置して
反射鏡冷却用のミラー冷却路が設けられ、ノズル側に位
置してノズル冷却用のノズル冷却路が設けられ、窓冷却
路の流入部側に冷媒供給用の冷媒供給管が連通状に接続
され、窓冷却路の流出部側とミラー冷却路の流入部側と
が連通状に接続され、ミラー冷却路の流出部側とノズル
冷却路の流入部側とか連通状に接続され、ノズル冷却路
の流出部側に冷媒排出用の冷媒排出管が連通状に接続さ
れてなる点にある。
(作用) 本発明の冷却方法によれば、冷媒を比較的低温の仕切窓
側の窓冷却路、次に温度の高い反射鏡側のミラー冷却路
、さらに高温のノズル側のノズル冷却路の順に供給して
、低温側の仕切窓から順次温度か高くなる反射鏡、ノズ
ルの順に冷却する方式であり、冷媒の冷却作用が失われ
ず、効率のよい効果的な冷却か行える。また仕切窓や反
射鏡に熱歪みが生じるとレーザビームの照射位置精度に
影響を与えるが、ノズルが高温となっても照射位置精度
にあまり影響せず、従って、照射位置精度に対して重要
度の高い仕切窓や反射鏡側から冷却する方式であり、効
果的な冷却作用が発揮される。
さらに、トーチに設けられた複数の冷却路を所謂、直列
状に接続する方式であり、冷媒供給源からの冷媒供給用
配管も窓冷却路に対してのみ配管すればよく、配管量を
少くてき、トーチ周りの配管も簡素化され、トーチの作
業性が向上する。
また、本発明の冷却構造によれば、窓冷却路とミラー冷
却路及びノズル冷却路か所謂、直列状に接続されており
、冷媒供給管から供給された冷媒を窓冷却路からミラー
冷却路を通ってノズル冷却路に案内し、冷媒排出管から
排出する方式であり、冷媒供給源からの冷媒供給用配管
も窓冷却路に対して冷媒供給管を接続するたけでよく、
配管量が少くてき、トーチ周りの配管も簡素化され、ト
ーチの作業性か向上する。
そして、冷媒供給管から冷媒を供給すれば、仕切窓1反
射鏡、ノズルの順に冷却でき、上記と同様に、効率のよ
い効果的な冷却作用が発揮される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、第
11図はレーザ溶接用ロボットRBの外観斜視図を示し
、1はベースであり、その上部には、中空の旋回柱2が
上下方向の軸心回りに旋回自在に支持されている。
旋回柱2には中空の昇降体3が支持されており、昇降体
3は旋回柱2の旋回軸心Z上を上下動自在とされている
昇降体3には中空の水平腕4が支持されており、水平腕
4は旋回軸心Zと直交する水平軸心Y上を移動自在とさ
れている。
水平腕4一端には水平軸心7回りに回動自在に、中空の
第1ハウジング5が支博され、この第1ハウジング5に
は水平軸心Yと直交する軸心■回りに回動自在に、中空
の第2ハウジング6か支持されている。また第2ハウジ
ング6には回動軸心Vと直交する軸心W方向のノズル7
が取付けられており、第2ハウジング6及びノズル7に
よってレーザ加工用トーチ8が構成されている。
9はCO2レーザ発振装置であり、これより出力された
レーザビームは屈折部10により下向きに反射され、そ
の反射光は旋回軸心Zに一致されている。
第12図はレーザ溶接用ロボットRBにおける光学系模
式図を示し、レーザ発振装置9から射出されたレーザビ
ームLBは屈折部10内に設けられた平面鏡12て旋回
軸心Zに沿って反射され、その後、昇降体3内に設けら
れた平面鏡13で水平軸心Yに沿って反射され、さらに
第1ハウジング5内に設けられた平面鏡14で軸心Vに
沿って反射された後、第2ハウジング6内に設けられた
反射鏡としての放物面鏡15によって集光されながら軸
心Wに沿って反射され、加工物に照射される。なお、放
物面鏡15は鋼材より主構成され、反射面はモリブデン
で形成された金属反射鏡とさレテイル。また放物面鏡1
5がアルミニウム材より主構成され、反射面が金で形成
された金属反射鏡であってもよい。
第1図は前記トーチ8の拡大断面図を示し、第2ハウシ
ンクロは、軸心V方向−側にビーム導入口17を有し、
他側にミラー装着口18を有したハウジング本体19と
、ミラー装着口18を閉塞状としてハウジング本体19
に装着されるミラーホルダー20とを備えてなる。21
は0リングである。また、ミラーホルダー20の内面側
には放物面鏡15が位置決めピン22で位置決めされた
状態でボルト23締結されており、ミラーホルダー20
は第6図及び第9図に示される如く、3個所で調整機構
24によりハウジング本体1つ側に調整可能に固定され
ている。各調整機構24はミラーホルダー20に螺挿さ
れた押しボルト25と、該押しボルト25内を挿通状と
してハウジング本体19に螺合された締結ボルト26と
、ロックナツト27とからなり、ロックナツト27を緩
め、押しボルト25及び締結ボルト26を進退調整して
放物面鏡15の軸合せを行った後、ロックナツト27及
び締結ボルト26を締結すればよい。
また、ハウジング本体1つのビーム導入口17側には第
1図に示される如く、第2ハ”ウジレグ6内外を気体的
に仕切る光学部品としての仕切窓29が設けられており
、該仕切窓29は使用レーザビームに対して透過率の高
い材質、例えばZn5eやKCfl等により円板状に形
成されている。そして仕切窓29は第2図にも示される
如く、円筒状窓ホルダー30と、窓ホルダー30の内周
雌ネジ部30aに螺合される雄ネジ部31aを有する円
筒状窓ホルダー押え31とによって両凹部30b、31
b内に挟持状に収納保持され、この保持状態で窓ホルダ
ー30の外周雄ネジ部30cをビーム導入口17の雌ネ
ジ部17aに螺合させることによって着脱自在に装着さ
れている。
放物面鏡15の反射側に対応するハウシング本体19の
軸心W方向−側にはノズル装着口33が設けられており
、該ノズル装着口33を閉塞状としてノズル7がボルト
等により着脱自在に装着されている。
ノズル7は軸心W方向に略同径の円筒ノズル部34と、
円筒ノズル部34先端側に螺合装着された軸心W方向に
対して漸次径小となる円錐ノズル部35とを備えてなる
。また円錐ノズル部35のノズル先端口36の口径を絞
るべく、円錐ノズル部35先端部にはチップ37が螺合
装着されている。そして、ここにトーチ8はノズル先端
口36側のみを開口する所謂、密閉形構造として構成さ
れている。
ハウジング本体19のノズル装着口33と対向する側に
は、ガス案内路39が形成されており、ガス案内路39
は途中で窓側案内路39aとミラー側案内路3bとに分
岐され、窓側案内路39aは仕切窓29内面に指向して
開口され、窓側ガス供給吹出部40を構成している。ま
たミラー側案内路39bは放物面鏡15の反射面に指向
して開口され、ミラー側ガス供給吹出部41を構成して
いる。そして、両ガス供給吹出部40.41は仕切窓2
9と放物面鏡15間に位置されると共に、ノズル7と反
射側のハウジング本体1つ内壁部に位置され、また両ガ
ス供給吹出部40.41は仕切窓29及び放物面鏡15
のノズル7と反対側半部側に指向されている。
なお、窓側案内路39aは第3図及び第4図に示される
如く、放射状に3通路形成されている。
またミラー側案内路39bの開口端側は第1図及び第3
図に示される如く、放物面鏡15と略対応する円弧状の
溝部39cが形成され、該溝部39Cの開口側を閉塞状
に円弧状の蓋体42がボルト締結等により装着されてお
り、蓋体42には多数のガス吹出孔43か形成されてい
る。
44はンールドカス(溶接時や表面改質時)やアシスト
ガス(切断時)等の加工補助ガス(例えば、He、Ar
、N  、O等)を供給するガス供給管で、ガス案内路
3つの接続部に接続されている。
また第3図〜第5図に示される如く、ハウジング本体1
9のガス案内路39両側方には、冷媒供給路45.冷媒
案内路46が夫々形成されており、冷媒供給路45及び
冷媒案内路46の各一端は第1図、第4図及び第5図に
示される如く、仕切窓29外周側を囲繞する円弧状に形
成された窓冷却路47の一端流入部47a及び他端流出
部47bに夫々連通されている。前記ミラーホルダー2
0にも第1図及び第6図に示される如く、円弧状のミラ
ー冷却路48が形成され、円筒ノズル部34にも第1図
、第7図及び第8図に示される如く、ノズル冷却路49
か形成されている。ノズル冷却路4つは第7図に示され
る如く、基部側に形成された半円弧状の1対の供給側案
内路49a及び戻り側室内路49bと、先端側に形成さ
れた周方向環状の合流案内路49cと、供給側案内路4
9a及び戻り側室内路49bと合流案内路49cとを互
いに連通させる軸心W方向に形成された周方向複数の供
給側及び戻り側連通路49d、49eとから構成されて
いる。
そして、冷媒供給路45の他端接続部45aに水や油等
の液体やガス等の気体よりなる冷媒を供給する冷媒供給
管50が接続され、冷媒案内路46の他端接続部46a
とミラー冷却路48の一端流入部48aとか第1連結管
51て接続され、ミラー冷却路48の他端流出部48b
とノズル冷却路49の一端流入部495とか第2連結管
52て接続され、ノズル冷却路4つの他端流出部49g
に冷媒排出管53が接続されている。なお、各連結管5
1.52等はリジッド管やフレキシブル管等で構成すれ
ばよい。また、冷媒供給管50は図示省略のタンク等よ
りなる冷媒供給源に接続され、冷媒供給管50に供給さ
れた冷媒は冷媒排出管53によって冷媒供給源に回収さ
れ、適宜冷却後、循環使用される。
54はトーチ8か接続されるビームガイドである。
本発明の実施例は以上のように構成されており、レーサ
発振装置9から射出されたレーザビームLBは各ミラー
12,13.14で反射された後、トーチ8のビーム導
入口17から仕切窓29を透過してハウジング本体1つ
内に導入され、放物面鏡15て反射され、放物面鏡15
の集光作用によって集光されなからノズル7内を通過し
、ノズル先端口36.チップ37内を紅で加工物に照射
され、所定の加工処理か施される。
一方、ガス供給管44側から供給された加工補助ガスは
、ガス案内路39内を通って窓側案内路39a及びミラ
ー側案内路38bの各ガス供給吹出部40.41から仕
切窓2つ内面及び放物面鏡15反射面に向けて吹出され
、その後、ノズル装着口33側からノズル7内に流入し
、ノズル7内を通過してノズル先端口36及びチップ3
7内を経て加工処理部分に噴出される。ここに、ハウシ
ング6内空間部からノズル先端口間部をとおってノズル
先端口36側に至るガス案内流路55か形成される。
そして、仕切窓29内面及び放物面鏡15反射面に対し
て吹付けられる加工補助ガスの吹付は作用によって、仕
切窓2つ内面及び放物面鏡15反射面に付着するほこり
等の付着物を吹飛ばし除去でき、またその後の仕切窓2
9内面及び放物面鏡15反射面に対するほこり等の付着
も有効に防止できる。さらにこの吹付は作用による加工
補助ガスの流れによってレーザビームLBの吸収により
発熱した仕切窓2つ内面及び放物面鏡15反射面か強制
的に冷却でき、効率のよい冷却機能か発揮できる。
また、ガス案内流路55に沿って加工補助ガスが案内さ
れる際、各ガス供給吹出部40.41かノズル7と対向
する反対側に位置したハウジング本体19内壁部に設け
られているため、各ガス供給吹出部40.41から吹出
された加工補助ガスは仕切窓29内面及び放物面鏡15
反射面に吹付けられた後、反対側の対向するノズル7側
に案内される方式であり、加工補助ガスの流れをあまり
乱すことなく、ノズル7内に円滑に案内され、ここにガ
ス案内流路に沿って円滑な加工補助ガスの流れが得られ
る。そして、チップ37側からの加工補助ガスの噴出作
用によって、加工処理時に発生する金属蒸気等の侵入が
防止できると共に、なおかつチップ37開口から金属蒸
気等か侵入した場合であっても、ハウシンクロ内で吹出
された加工補助ガスがハウジング6内からノズル7内を
通ってノズル先端口36側に向って案内される方式であ
り、侵入した金属蒸気等は加工補助ガスの円滑な流れに
巻込まれてノズル先端口36側に吐出され、ここに金属
蒸気等のハウジング6内側への侵入が防止できる。
さらに、本発明の実施例による冷却方法によれば、第1
0図にも示される如く、冷媒供給管50側から供給され
た冷媒は、冷媒供給路45を通って急冷却路47に案内
され、ハウジング本体19の仕切窓29周囲を冷却する
ことによって仕切窓29を冷却する(第1冷却工程)。
その後、冷媒は冷媒案内路46及び第1連結管51を通
ってミラー冷却路48に案内され、ミラーホルダー20
を冷却することによって放物面鏡15を冷却する(第2
冷却工程)。
さらにその後、冷媒は第2連結管52を通ってノズル冷
却路4つに案内され、ノズル冷却路4つの供給側案内路
49a、供給側連通路49d1合流案内路49C1戻り
調速通路49e、戻り側室内路49bを順次通過する際
、ノズル7を冷却する(第3冷却工程)。
その後、冷媒は冷媒排出管53から排出され、冷媒供給
源に戻される。
以上の冷却過程において、冷媒か窓冷却路47ミラー冷
却路48.ノズル冷却路49を順次通過するに従って冷
媒の温度が上昇するが、比較的低温の仕切窓2つ側から
次に温度の高い放物面鏡15側、その後さらに高温のノ
ズル7側に順次案内される方式であり、冷媒の冷却作用
か失われず、効率のよい効果的な冷却作用が発揮できる
また仕切窓29は体積的に熱容量か小さく従って熱歪み
が最も発生し易く、熱歪みか生した場合にはレーザビー
ムLBの照射位置精度に影響を与える。放物面鏡15も
同様に熱歪みが発生し易く、熱歪みが生した場合にはレ
ーザビームLBの照射位置精度に影響を与える。・これ
に対し、ノズル部分は高温となっても照射位置精度にあ
まり影響しない。そして照射位置精度に対して重要度の
高い順番に、即ち仕切窓2つ、放物面鏡15.ノズル7
の順に冷却するため、効果的な冷却作用か発揮できる。
さらに、トーチ8に設けられた窓冷却路47゜ミラー冷
却路48.ノズル冷却路49を所謂直列状に接続してい
るため、冷媒供給源からの配管も窓・冷却路47に対す
る単一の冷媒供給管50と、ノズル冷却路49に対する
単一の冷媒排出管53を配管するたけてよく、各冷却路
47,48.49に対して夫々冷媒供給管50及び冷媒
排出管53を配管する場合と比較して配管量か少なく、
トーチ8周りの配管が簡素化でき、トーチ8の可動範囲
か大きく確保でき作業性が向上できる。
なお、冷媒としては、使い勝手がよく安価である点から
水が好ましい。また集光用光学系として円板状の仕切窓
2つと反射鏡としての放物面鏡15を使用した構造を示
しているが、仕切窓2つとして凸レンズを使用し、反射
鏡として平面鏡を使用する構造であってもよい。さらに
各冷却路4748.49は実施例の形状に限られず、例
えば窓冷却路47を複数列としてもよく、ミラー冷却路
48を放物面鏡15内に延設状としてもよい。またノズ
ル冷却路49の周方向複数の供給側連通路49dと戻り
側連通路49eとが周方向交互に配設される構造として
もよい。さらにハウジング本体1つ冷却用の冷却路を別
途設け、この冷却路を適宜位置で直列状に接続してもよ
い。
また、第1固成ぜ線で示される如く、ミラー側案内路3
9bの溝部39cをより大きくしてカスたまり部39d
を構成してもよい。このガスたまり部39dによって各
ガス吹出孔43からの加工補助ガスの吹出しの均等化が
図れる。また蓋体42の各ガス吹出孔43形成に際し、
ミラー側案内路39bに近づく程孔径を小さく形成した
り、遠さかる程孔ピッチを細かくしたりすることによっ
て加工補助ガスの吹出しむらを防止してもよい。
さらに、仕切窓2つの内面側にのみ指向する窓側案内路
39aを設けたものを開示しているが、仕切窓29の内
外両面に夫々指向する窓側案内路39aを設ける構成と
してもよい。この際、仕切窓29は内外両面から冷却さ
れ、仕切窓2つの冷却効果か向上する。
(発明の効果) 以上のように本発明のレーザ加工用トーチの冷却方法及
びその冷却構造によれば、冷媒を窓冷却路、ミラー冷却
路、ノズル冷却路の順に供給して、低温側の仕切窓から
順次温度が高くなる反射鏡ノズルの順に冷却する方式で
あり、冷媒の冷却作用か失われず、また照射位置精度に
対して重要度の高い仕切窓や反射鏡側から冷却する方式
であり、効率のよい効果的な冷却作用が発揮できる。
さらにトーチに設けられた複数の冷却路を所謂直列状に
接続する方式であり、配管量か少なくてき、トーチ周り
の配管が簡素化でき、トーチの作業性か向上できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は断面側面図、第
2図は仕切窓取付部の分解図、第3図はハウジング本体
の第1図ニー■線断面矢視図、第4図はハウジング本体
の第1図IV−IV線断面矢視図、第5図は第4図V−
v線断面矢視図、第6図は第1図■−■線断面矢視図、
第7図は第1図■■線断面矢視図、第8図は第1図■〜
■線断面矢視図、第9図は第6図IX−IX線断面拡大
矢視図、第10図は冷媒の流れを示す説明斜視図、第1
1図はレーザ加工用ロボットの全体外観図、第12図は
レーザ加工用ロボットの光学系説明図である。 6・・第2ハウジング、  7.9.ノズル、8・・ト
ーチ、      15・・・放物面鏡、17・・・ビ
ーム導入口、  19・・・ハウジング本体、29・・
・仕切窓、    36・・・ノズル先端口、47・・
急冷却路、   48・ ミラー冷却路、4つ・・・ノ
ズル冷却路、 53・・・冷媒排出管 冷媒供給管、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハウジングに備えられたビーム導入口に、ハウジ
    ング内外を仕切るレーザビーム透過性の仕切窓が設けら
    れ、ビーム導入口から導入されたレーザビームをハウジ
    ング内に設けられた反射鏡で反射させ、仕切窓と反射鏡
    からなる集光用光学系の集光作用により集光させながら
    ノズル内を通過させてノズル先端口側より照射させるレ
    ーザ加工用トーチの冷却方法において、 仕切窓側に設けられた窓冷却路に冷媒を供給して仕切窓
    を冷却する第1冷却工程と、 その後、前記冷媒を反射鏡側に設けられたミラー冷却路
    に案内して反射鏡を冷却する第2冷却工程と、 さらにその後、前記冷媒をノズル側に設けられたノズル
    冷却路に案内してノズルを冷却する第3冷却工程とを備
    えてなることを特徴とするレーザ加工用トーチの冷却方
    法。
  2. (2)ハウジングに備えられたビーム導入口に、ハウジ
    ング内外を仕切るレーザビーム透過性の仕切窓が設けら
    れ、ビーム導入口から導入されたレーザビームをハウジ
    ング内に設けられた反射鏡で反射させ、仕切窓と反射鏡
    からなる集光用光学系の集光作用により集光させながら
    ノズル内を通過させてノズル先端口側より照射させるレ
    ーザ加工用トーチの冷却構造において、 仕切窓側に位置して仕切窓冷却用の窓冷却路が設けられ
    、反射鏡側に位置して反射鏡冷却用のミラー冷却路が設
    けられ、ノズル側に位置してノズル冷却用のノズル冷却
    路が設けられ、窓冷却路の流入部側に冷媒供給用の冷媒
    供給管が連通状に接続され、窓冷却路の流出部側とミラ
    ー冷却路の流入部側とが連通状に接続され、ミラー冷却
    路の流出部側とノズル冷却路の流入部側とが連通状に接
    続され、ノズル冷却路の流出部側に冷媒排出用の冷媒排
    出管が連通状に接続されてなることを特徴とするレーザ
    加工用トーチの冷却構造。
JP2172453A 1990-06-28 1990-06-28 レーザ加工用トーチの冷却方法及びその冷却構造 Pending JPH0459194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2172453A JPH0459194A (ja) 1990-06-28 1990-06-28 レーザ加工用トーチの冷却方法及びその冷却構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2172453A JPH0459194A (ja) 1990-06-28 1990-06-28 レーザ加工用トーチの冷却方法及びその冷却構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0459194A true JPH0459194A (ja) 1992-02-26

Family

ID=15942270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2172453A Pending JPH0459194A (ja) 1990-06-28 1990-06-28 レーザ加工用トーチの冷却方法及びその冷却構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0459194A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102039488A (zh) * 2009-10-14 2011-05-04 上海团结普瑞玛激光设备有限公司 同轴送粉激光熔敷加工头
TWI426058B (zh) * 2009-11-06 2014-02-11 Metal Ind Res Anddevelopment Ct Non - linear cutting method
CN104741801A (zh) * 2013-12-27 2015-07-01 Ap系统股份有限公司 光照射设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102039488A (zh) * 2009-10-14 2011-05-04 上海团结普瑞玛激光设备有限公司 同轴送粉激光熔敷加工头
TWI426058B (zh) * 2009-11-06 2014-02-11 Metal Ind Res Anddevelopment Ct Non - linear cutting method
CN104741801A (zh) * 2013-12-27 2015-07-01 Ap系统股份有限公司 光照射设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5477026A (en) Laser/powdered metal cladding nozzle
EP1620224B1 (en) Powder metal cladding nozzle
US4801352A (en) Flowing gas seal enclosure for processing workpiece surface with controlled gas environment and intense laser irradiation
WO1984002296A1 (en) Laser machining apparatus
JP2006123005A (ja) レーザビームによる穿孔または加工ヘッド用ノズル
US4528436A (en) High reliability double-chambered shielding system for welding
WO2020215714A1 (zh) 一种激光-喷射液束自生磨粒流复合加工装置及方法
JPH0459194A (ja) レーザ加工用トーチの冷却方法及びその冷却構造
US7012216B2 (en) Hand-held laser welding wand having internal coolant and gas delivery conduits
JP6962847B2 (ja) 冷却装置及びレーザ加工装置
JP3313257B2 (ja) 放物面鏡式加工ヘッド及びレーザ加工機
JPH0719673Y2 (ja) レーザ加工用トーチ
CN112276346A (zh) 一种超高功率激光切割自动精准调焦加工头
JP2504460B2 (ja) レ−ザ加工ヘツド
JPH03110094A (ja) レーザロボット用溶接ヘッド
JP2757649B2 (ja) レーザ加工ヘッド
JP2000042778A (ja) レーザ加工方法及びその装置
JP2003266189A (ja) 溶接装置、溶接方法、および溶接された被溶接物を有する物品の製造方法
CN113634880A (zh) 一种多光束水导激光加工装置与加工系统
JPS6427789A (en) Method for welding pipe interior by laser beam
JP3623274B2 (ja) レーザー加工装置の加工ヘッド
JP2782247B2 (ja) レーザ照射用トーチ
JP3406118B2 (ja) レーザビームを用いた加工装置
JPH11239889A (ja) レーザ加工装置のレーザ溶接ヘッド
JPH0649429Y2 (ja) レーザ加工用トーチ