JPH0458141A - 化学物質センサ - Google Patents

化学物質センサ

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JPH0458141A
JPH0458141A JP2169337A JP16933790A JPH0458141A JP H0458141 A JPH0458141 A JP H0458141A JP 2169337 A JP2169337 A JP 2169337A JP 16933790 A JP16933790 A JP 16933790A JP H0458141 A JPH0458141 A JP H0458141A
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JP
Japan
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film
sensor
chemical substance
light
dye
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JP2169337A
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Yasuki Yoshida
泰樹 吉田
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TDK Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/75Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated
    • G01N21/77Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated by observing the effect on a chemical indicator
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    • G01N21/77Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated by observing the effect on a chemical indicator
    • G01N2021/7769Measurement method of reaction-produced change in sensor
    • G01N2021/7773Reflection

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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、化学物質センサに関する。
〈従来の技術〉 特定の化学物質を選択的に吸着させるか、あるいはそれ
と選択的に反応し、これにより抵抗率や誘電率等の電気
信号の変化を生じ、化学物質の種類と濃度を検知する化
学センサが知られている。
このような化学センサ材料には、半導体、セラミックス
、ポリマー等が挙げられ、実際、水蒸気、各種ガス、各
種イオン等の検知、定量に適用されている。
また、最近のOA機器等の発達に伴い、複写機等、電界
の強い環境下でも安定かつ正確に動作する各種センサが
望まれているため、光学的な検知、定量法を利用したセ
ンサが有利である。
そこで、本発明者らは、先に、色素膜と、化学物質感受
性化合物、例えば親水性化合物を含む膜とを積層してセ
ンサ膜を形成するか、あるいは色素と親水性化合物等と
を含むセンサ膜を形成し、この親水性化合物が水分と結
合することによって、前記色素膜あるいはセンサ膜の光
反射率が変化するように構成した湿度センサ等の化学物
質センサを提案している(特願平1−212791号、
同1−212792号、同2−11486号等)。
この提案によれば測定できる被検化学濃度範囲も広く、
その直線性も良好である。
また、素子構成も簡易でコンパクト化が可能であり、そ
の製造も容易である。 すなわち、焼結、成形等の工程
が不要であり、電極等も不要となり、コスト面でも有利
である。
また、電子の受授や電圧がセンサ膜に加わるなど、電気
的作用が全くないため、劣化が少なく連続使用に耐える
さらに、基体裏面からの測光が可能であり、被検化学物
質と、発光素子や受光素子等の信号検出素子とを非接触
にできるので、耐久性が高い。
しかし、これらの提案によるセンサは、被検化学物質側
からの外光の影響を遮断する方策が施されておらず、測
定誤差の原因となることが判明した。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、センサ膜の光反射率変化により、化学
物質を検知、定量する化学物質センサにおいて、外光の
影響による測定誤差を減少させることにある。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、下記(1)〜(6)の本発明によっ
て達成される。
(1)基体と、この基体上に形成したセンサ膜と、発光
素子と受光素子とを有し、 前記センサ膜が色素と化学物質感受性化合物とを含み、 この化学物質感受性化合物と被検化学物質との結合によ
る光反射率の変化を、前記受光素子によって検出し、前
記被検化学物質を検知、定量するように構成した化学物
質センサにおいて、 前記光反射率の変化を前記基体をとおして検出し、 前記センサ膜の前記基体と反対側に、遮光機能を有する
保護膜を形成したことを特徴とする化学物質センサ。
(2)前記保護膜は、遮光層を有する上記(1)に記載
の化学物質センサ。
(3)前記保護膜または遮光層は、可視光領域に吸収を
有する染料または顔料を含む上記(1)または(2)に
記載の化学物質センサ。
(4)前記センサ膜は、化学物質感受性化合物と、色素
との混合膜である上記(1)ないしく3)のいずれかに
記載の化学物質センサ。
(5)前記センサ膜は、色素を含む膜上に化学物質感受
性化合物を含む膜を積層したものである上記(1)ない
しく3)のいずれかに記載の化学物質センサ。
(6)前記化学物質感受性化合物は、親水性化合物であ
り、湿度検知用に用いられる上記(1)ないしく5)の
いずれかに記載の化学物質センサ。
〈作用〉 本発明のセンサ膜は、化学物質感受性化合物を含み、こ
の化学物質感受性化合物が被検化学物質と結合すること
によって、その膜物性が変化する。 そして、この膜物
性の変化が、センサ膜またはセンサ膜を構成する色素膜
の光反射率を変化させることとなる。
本発明では、化学物質センサ周囲のセンサ膜側からの外
光を遮光し、センサ膜の損傷を防止するために、遮光性
の保護膜を設ける。 より具体的には、センサ膜の膜面
上に通水性ないし通気性の保護膜を設層するか、被検化
学物質が侵入し得る空隙を介して、センサ膜面上に保護
膜を配置する。
〈具体的構成〉 以下、本発明の具体的構成について、詳細に説明する。
本発明における保護膜の作用は、前記のとおり、センサ
膜の損傷を防止するとともに、センサ膜側から入射する
外光を遮光するためのものである。
第1図および第2図には、本発明の化学物質センサの構
成例が示される。
また、第2図に示される例では、保護膜4は、被検化学
物質が流入し得る空間5を介して、センサ膜12上に配
置されている。
第2図に示される例では、保護膜4は、通気性ないし通
水性を有し、センサ膜12の膜面上に密着して設層され
ている。
本発明の化学物質センサlの基本構成としては、透明な
基体11上に、センサ膜12を形成する。
一方、基体11の裏面側には、発光素子21と受光素子
22とが配置されている。
そして、これらは、ケーシング3内に一体的に収納され
ている。
保護膜4は、被検化学物質を含む媒質とセンサ膜との接
触を可能とするため通気性あるいは通液性を有すること
が好ましい。
すなわち、気孔率30〜90%程度の多孔質体であるこ
とが好ましい。
ただし、第1図に示されるように空間5を介して保護膜
4を配置するときには、多孔質体を用いな(でもよい。
保護膜4の材質としては、ナイロン、ウレタン、ポリス
チレン、PMMAなどの各種樹脂や各種セラミック、各
種ガラスなどを用いることができ、フィルムないしシー
ト状の好ましくは多孔質フィルター状に成形する。
このような保護膜4には、第1図に示されるように、一
般に遮光層45が形成される。
遮光層45は保護膜4の表面側だけに形成しても良く、
表裏両面に形成しても良い。
遮光層45を設層するには、少な(とも可視光領域に吸
収を有するベルベットコーティング塗料やカーボンブラ
ック塗料等を塗設すればよい。
また、塗布の代わりに、遮光フィルムを保護膜に貼り付
けてもよい。
さらに、保護膜4は、第2図に示されるように、それ自
体遮光膜としてもよい。
これらの場合には、カーボンブラックや、各種染料等、
少な(とも可視光領域で吸収を有する染料や顔料の1種
以上を混入すればよい。
この場合、遮光作用をもたせた保護膜4の可視光領域の
光透過率は30%以下とすることが好ましい。
このような保護膜4により、被検媒質側からの外光のセ
ンサ膜12への入射が抑えられ、受光素子22は、セン
サ膜12からの反射光のみを検知することができる。
本発明におけるセンサ膜12は、化学物質感受性化合物
と色素とを混合して形成されてもよい。
ただし、より一層好ましい態様においては、図示のよう
に、基体11上に色素膜13を設層し、さらにこの上に
、化学物質感受性化合物を含む膜14を積層して、セン
サ膜12とすることが好ましい。
この場合には、化学物質感受性化合物と色素とを単層膜
として成膜する必要がな(、これらの間での相溶性を問
題としなくてよいので被検化学物質の選択の幅が広がり
、また色素の含有量の制限がないので検出感度を高くす
ることができる。
さらに、検知、定量する際の精度が高まり、応答が早く
、素子構成が容易で耐久性に優れ、かつコストの低下を
図り得る等、センサとして非常に有利となる。
色素膜13またはセンサ膜12は、発光素子21から発
光された光の波長域内の少なくとも羊−波長において鏡
面反射、例えば20°以下、特に5°程度の角度にて、
10%以上、より好ましくは20%以上の反射を示す、
いわゆるブロンズ光沢を有することが好ましい。
また、本発明における色素は、色素膜13としたとき、
使用波長における吸収率が70%以下、好ましくは50
%以下であるとよく、色素膜における反射の極大波長(
んR、、、)が吸収の極大波長(λA 、、、)と異な
るものであることが望ましく、特に、λR□8−λA□
8≧50nmであることが望ましい。
このような色素を用いることにより、実質的に十分な感
度が得られる。 反射率が10%未満となると、被検化
学物質を反射率変化として検出することが困難となるか
らである。
このような色素としては、上記の波長での反射率が10
%以上のものであれば特に制限はないが、シアニン色素
、アズレニウム色素、ビリリウム色素、スクアリリウム
色素、クロコニウム色素、キノン・ナフトキノン色素、
金属錯体色素、フタロシアニン色素、ナフタロシアニン
色素等が具体的に挙げられる。
また、シアニン色素などのポリメチン色素を用いるとき
は、−重項酸素クエンチャーを混合して用いてもよく、
この場合のクエンチャ−としては、金属錯体、特にNi
錯体、例えばジチオール系(特にビスフエニルジチオー
ル系)のNi錯体や、アミン化合物であることが好まし
い。
また、クエンチャ−のアニオンとシアニン色素カチオン
とのイオン結合体を用いてもよい。
本発明の化学物質センサは、特に湿度センサとして好適
であるが、そのときには、化学物質感受性化合物として
親水性化合物を用いる。
親水性化合物としては、溶解パラメータ(solubi
lity parameter S P値δ=(CED
)””CED、凝集エネルギー密度cohesivee
nergy density)が17 (MJ/m”)
””以上、特に17〜40 (MJ/m”)””、より
好ましくは18〜40 (MJ/+”) ””  さら
に好ましくは20〜30(MJ/m”) ””のものが
好適である。
また、色素膜13と化学物質感受性化合物膜14とを積
層する場合は、化学物質感受性化合物膜14の水蒸気拡
散定数を、l0XIO−”cm”/sec以上とし、好
ましくは50xl□−5cm”/sec以上とすること
が好ましい。 水蒸気拡散定数が前記範囲未満であると
、反射率の再現性が低下する。
水蒸気拡散定数は、JIS Z 020gにより透湿度
を求め、これから「材料と水分ハンドブック」(高分子
学会編、共立出版)P、193〜218の記載に従って
算出することができる。
親水性化合物の具体例としては、以下のよう親水性高分
子化合物が挙げられる。
親水性高分子化合物としては、極性基をもつものが好ま
しい。
極性基含有高分子化合物としては、カルボニル基、エー
テル基等の酸素含有高分子化合物、NH基含有高分子化
合物の他、シアノ基、ハロゲン等を含有する高分子化合
物が挙げられ、以下のようなものがある。
a)吸水性の高分子アニオン塩 (特に可逆的に吸水する塩) 例えば、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、ポリメタアクリル酸ナトリウム、ポリ(4−スチ
レンスルホン酸)ナトリウム、ポリビニルリン酸ナトリ
ウム、ポリビニルリン酸アンモニウム、ポリグルタミン
酸ナトリウムなど、 なお、これらは後述する塩交換を
行なって、水への溶解度を低下させて用いることが好ま
しい。
b)熱可塑性樹脂 ポリ酢酸ビニル、ポリアクリレート、ポリメタクリレー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリビニ
ルアルコール、ポリエーテル、ポリアミド、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ポリビニルケトン、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリアルキレ
ン(エチレン)グリコール、ポリアクリルアミド、PV
A−エチレン共重合体など。
C)セルロース系 アセチルセルロース、トリアセチルセルロース、ニトロ
セルロース、アセチルブチルセルロース、プロピオニル
セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースなど。
d)天然高分子およびその誘導体 カゼイン、アミロース、ポリグリシン、変性デンプン(
グラフト化デンプン)など。
e)これらのブレンドまたは共重合体 なお、これらは架橋して三次元構造をもっていてもよい
これら高分子化合物は、膜物性が良好で、しかも耐水性
が高いことで好ましく用いられる。
本発明では、これらの各種親水性化合物から水蒸気拡散
定数が前記範囲のものを1種または2種以上選択して用
いればよい。
次に、アンモニアを被検化学物質とするときには、ブロ
ムチモールブルー、チモールブルー アクリジンオレン
ジ、ポリ−2−パラ(メタクロイルアミノフェニル)−
5−フェニル−1,3−オキサゾール等を化学物質感受
性化合物として用いればよい。
さらに、Na”″ K4等のアルカリ金属やアルカリ土
類金属のイオンやAg”等の各種金属イオン等を被検化
学物質とするときにはクラウンエーテルを用いる。
その他、種々のガスに対応するものとしてコレステリッ
ク液晶、0□を被検化学物質とするものとしてピレン、
N、N−ジメチルアニリン、トリス(4,7−ジフェニ
ル−1,10−フェナントロリン)Ru錯体、(CρC
H。
CH,)!Sまたは(CβCH,CH,)、NHを被検
化学物質とするものとしてトリフェニルメチンニュート
ラルレッドなどがそれぞれ挙げられる。
本発明においては、化学物質感受性化合物と被検化学物
質とが結合することによって、色素による光反射率が変
化することを利用して被検化学物質の検出を行っている
この場合の光反射率の変化は膜厚、膜密度等の膜物性の
変化に起因すると考えられる。
すなわち、本発明では、高鏡面反射率を示す色素含有膜
等に、化学物質感受性化合物と被検化学物質との結合に
応じた膜物性の変化による光反射率の変化によって、被
検化学物質を定量するものである。
より具体的に説明すれば、親水性化合物においては水蒸
気により水和が起こったり、水が吸着したり、吸収され
たりすることによると考えられる。
また、ブロムチモールブルー等においてはアンモニアと
の間で何らかの相互作用、究極的には電荷移動錯体の形
成等が起こることによると考えられる。
クラウンエーテルの場合はアルカリ金属やアルカリ土類
金属等のイオンを包接することによると考えられる。
本発明の化学物質センサにおいて、化学物質感受性化合
物と色素とを混合するときには、化学物質感受性化合物
を0.01〜40wt%、好ましくは0.1〜10wt
%とするのがよい。
またセンサ膜は薄膜として応答を速(することが好まし
い。 すなわち、混合膜の場合の膜厚は、300〜2,
0OOA、特に500〜1.0OOAとすることが好ま
しい。
また、積層してセンサ膜を形成する場合、色素膜は、4
00〜2000人、化学物質感受性化合物膜は、o、o
i〜100μ、特に0.01〜5戸とすることが好まし
い。
なお、各構成膜には、さらにバインダ等が含有されてい
てもよい。
本発明に用いる基体11の材質には、特に制限はないが
、実質的に透明であることが好ましい。 基体の裏面側
からの検知が可能となるからである。
具体的には、ガラスや、硬質塩化ビニル、ポリエチレン
テレフタレート(PET)、ポリオレフィン、ポリメチ
ルメタクリレート(PMMA)、アクリル樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリサルフォン樹脂、
ポリエーテルサルフォン、メチルペンテンポリマー ビ
スフェノールA−テレフタル酸共重合体等の各種樹脂が
挙げられる。
このような基体の形状は特に制限はないが、通常、板状
、フィルム状とする。
本発明において用いる発光素子21としては、特に制限
はないが、発光ダイオード(LED)、レーザダイオー
ド(LD)等であることが好ましい。
また、受光素子22としても特に制限はないが、フォト
ダイオード、フォトトランジスタ等であることが好まし
い。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。
[実施例1] 色素として を用い、これの2wt%メタノール溶液をガラス基体(
50X 50 X 11101)上にスビ:/:l−)
 により塗布し、色素膜を形成した。
これを乾燥後、5wt%CaCβ、水溶液に浸漬して塩
交換を行ない、水への溶解度を低下させた。 次いで、
水洗浄し、乾燥した。
塩交換後の色素膜の水への溶解度は、 0.08g/jであった。
なお、乾燥後の色素膜の厚さはO,ossであった。
この色素膜上に、粘度27±IO3EC(ASTM−A
)のアセチルセルロースの2wt%シクロヘキサノン溶
液をスピンコードにより塗布し、乾燥してセンサ膜とし
た。 乾燥後のセンサ膜の厚さは0.15−であった。
なお、アセチルセルロース膜の水蒸気拡散定数は114
 X 10−”cm”7secであり、これと膜厚との
積は、1 、71 X 10−” am”/secであ
った。
色素膜を介してセンサ膜が形成されたガラス基体を用い
て、第1図に示される構成の湿度センサを組み立てた。
なお、発光素子には950nmの波長の光を発光するL
EDを、受光素子にはPINダイオードをそれぞれ用い
た。
このようにして作製した湿度センサを用い、暗室中にて
湿度測定を行なった。
相対温度(10%RH〜90%RH)とセンサの出力電
圧との関係を、第3図に示す。
また、この測定を1日に10回連続的に一カ月行なった
。 −カ月後における相対湿度とセンサの出力電圧との
関係を測定したところ、はとんど変化がなかった。
これらの結果から、測定の濃度範囲が広く、また直線性
も良好であり、経時変化が極めて小さいことがわかる。
このようなセンサ膜12の膜面上に、第1図に示される
保護膜4を配置した。
この場合、保護膜4は、厚さ1mmのウレタン製多孔質
樹脂(気孔率60%)であり、これにカーボン分散ウレ
タン系塗料の被覆を形成した。
保護膜4の可視光の透過率は10%以下であった・ この保護膜4を設けて、室内光下にて、前記の湿度測定
を行なったところ、測定誤差が50%以上減少した。
〈発明の効果〉 本発明の化学物質センサは、センサ膜側からの外光を遮
光するので、測定の安定度が高まり、より正確なデータ
を得ることができる。
また、センサ膜表面は、保護膜により保護されているの
で、センサ膜の損傷等が防止され、センサの耐久性が高
まる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ本発明の化学物質セン
サの1例を示す断面図である。 第3図は、本発明の化学物質センサを湿度センサに適用
したときの湿度を出力電圧との関係を示すグラフである
。 符号の説明 l・・・化学物質センサ 11・・・基体 12・・・センサ膜 13・・・色素膜 14・・・化学物質感受性化合物膜 21・・・発光素子 22・・・受光素子 3・・・ケーシング 4・・・保護膜 45・・・遮光層 FI  G。 特許出願人 ティーデイ−ケイ株式会社代  理  人
  弁理士   石  井  隔間     弁理士 
  増  1) 達  哉F ■ ■ G。 相対温度/%

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基体と、この基体上に形成したセンサ膜と、発光
    素子と受光素子とを有し、 前記センサ膜が色素と化学物質感受性化合物とを含み、 この化学物質感受性化合物と被検化学物質との結合によ
    る光反射率の変化を、前記受光素子によって検出し、前
    記被検化学物質を検知、定量するように構成した化学物
    質センサにおいて、 前記光反射率の変化を前記基体をとおして検出し、 前記センサ膜の前記基体と反対側に、遮光機能を有する
    保護膜を形成したことを特徴とする化学物質センサ。
  2. (2)前記保護膜は、遮光層を有する請求項1に記載の
    化学物質センサ。
  3. (3)前記保護膜または遮光層は、可視光領域に吸収を
    有する染料または顔料を含む請求項1または2に記載の
    化学物質センサ。
  4. (4)前記センサ膜は、化学物質感受性化合物と、色素
    との混合膜である請求項1ないし3のいずれかに記載の
    化学物質センサ。
  5. (5)前記センサ膜は、色素を含む膜上に化学物質感受
    性化合物を含む膜を積層したものである請求項1ないし
    3のいずれかに記載の化学物質センサ。
  6. (6)前記化学物質感受性化合物は、親水性化合物であ
    り、湿度検知用に用いられる請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の化学物質センサ。
JP2169337A 1990-06-27 1990-06-27 化学物質センサ Pending JPH0458141A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015206786A (ja) * 2014-04-08 2015-11-19 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 局在表面プラズモン共鳴センサ、ガスセンサ及び製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015206786A (ja) * 2014-04-08 2015-11-19 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター 局在表面プラズモン共鳴センサ、ガスセンサ及び製造方法

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