JPH0458117B2 - - Google Patents

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JPH0458117B2
JPH0458117B2 JP17850787A JP17850787A JPH0458117B2 JP H0458117 B2 JPH0458117 B2 JP H0458117B2 JP 17850787 A JP17850787 A JP 17850787A JP 17850787 A JP17850787 A JP 17850787A JP H0458117 B2 JPH0458117 B2 JP H0458117B2
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JP
Japan
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tape
cleaning
cleaning tape
cleaned
support
Prior art date
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JP17850787A
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English (en)
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JPS6423479A (en
Inventor
Norio Myazawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eikoo Sotsuki Kk
Original Assignee
Eikoo Sotsuki Kk
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Publication date
Application filed by Eikoo Sotsuki Kk filed Critical Eikoo Sotsuki Kk
Priority to JP17850787A priority Critical patent/JPS6423479A/ja
Publication of JPS6423479A publication Critical patent/JPS6423479A/ja
Publication of JPH0458117B2 publication Critical patent/JPH0458117B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、テープのクリーニング装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
この種のクリーニング装置として、例えば磁気
テープのクリーニング装置がある。磁気記録媒体
である磁気テープは、合成樹脂製のフイルム上
に、磁気塗料を塗布するなどして幅広に製造した
後、所定幅に裁断される。この裁断後の磁気テー
プは、裁断くず等の塵埃が静電気によつて付着し
易く、そのままでは安定走行を害し、ノイズの原
因ともなる。
そこで、裁断後の磁気テープの表裏両面を、ク
リーニングテープを用いたクリーニング装置によ
つて払拭し、清掃している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の磁気テープのクリーニン
グ装置にあつては、磁気テープの表裏両面に個別
のクリーニングテープを摺接させて塵埃の払拭を
行い、一度片面使用したクリーニングテープは廃
棄していたため、クリーニングテープの消費が多
いのみならず、一対のクリーニングテープをそれ
ぞれ走行駆動する必要があり、構造が複雑なもの
となつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、このような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、基盤に立設された第1および第
2の支柱と、クリーニング用テープの第1の面が
上記第1の支柱に接するように、かつ上記クリー
ニング用テープに第2の面が上記第2の支柱に接
するように、上記クリーニング用テープを案内す
る第1の案内手段と、被クリーニングテープの第
1の面が上記第1の支柱上においてクリーニング
用テープの第2の面に接するようにかつ上記被ク
リーニングテープ第2の面が上記第2の支柱上に
おいて上記クリーニング用テープの第1の面に接
するように被クリーニングテープを案内する第2
の案内手段とを備え、上記第2の案内手段は、上
記第1の支柱から上記第2の支柱までの間におい
て、上記クリーニング用テープが上記被クリーニ
ングテープをまたぐように変位させる変位手段を
備えた ものである。
〔作用〕
上記の構成によれば、被クリーニングテープの
第1の面は第1の支柱上においてクリーニング用
テープの第2の面により払拭され、被クリーニン
グテープの第2の面は第2の支柱上においてクリ
ーニング用テープに第1の面により払拭される。
従つて、被クリーニングテープの両面が、クリー
ニング用テープの異なる面により払拭される。即
ち、クリーニング用テープの各面は一回ずつ払拭
に用いられ、また被クリーニングテープの各面は
クリーニング用テープの新しい(未だ一度も払拭
に用いられたことのない)面によつて払拭され
る。この結果、クリーニング用テープを一回走行
させるのみで、被クリーニングテープの表裏両面
に付着している裁断くず等の塵埃を確実に除去す
ることができる。また、第1および第2の支柱間
でクリーニング用テープが被クリーニングテープ
をまたぐように変位されるので、クリーニング用
テープが被クリーニングテープの走行と干渉する
ことがなく、また被クリーニングテープの経路を
甚しく曲げたりする必要がない。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
第1〜3図はこの発明の1実施例を示す。図中
において符号1は基盤であり、基盤1には一対の
支柱2,3が平行に立設されている。支柱2は、
第2図に示すように筒状体2aと、この筒状体2
aに挿通状態にて基盤1に固着され、筒状体2a
を段面2bにて押えるボルト部材2cと、一対の
フランジ付ブツシユ2dによつてボルト部材2c
に回転自在に支持されたスリーブ2eとよりな
り、ボルト部材2cは止ねじ25によつて筒状体
2aに回り止めされている。支柱3も同様の構造
を有する。
後に詳しく述べるように、クリーニング用テー
プ4はその一方の面が支柱3に接し、他方の面が
支柱2に接するように案内され、被クリーニング
テープ5は一方の面が支柱3上においてクリーニ
ング用テープ4の上記他方の面に接し、他方の面
が支柱2上においてクリーニング用テープ4の上
記一方の面に接するように案内される。この結
果、クリーニング用テープ4はその裏表が支柱
2,3上において互いに対向する走行状態にな
り、被クリーニングテープ5の異なる面がクリー
ニング用テープ4の異なる面に摺接する。
支柱2,3相互間において、クリーニング用テ
ープ5が被クリーニングテープ4をまたぐように
変位される。その変位のための変位機構6は、一
方の支柱3から繰出されるクリーニング用テープ
4を90°方向転換させると共に幅方向に変位させ
る方向転換機構6aを2個対向配置して構成さ
れ、一方の方向転換機構6aには、クリーニング
用テープ4を180°方向転換させる垂直軸杆7が設
けられている。
すなわち、方向転換機構6aは、第3図に示す
ように垂直軸杆7と傾斜軸杆8と案内軸杆11と
からなる。垂直軸杆7は、基盤1に、支柱2,3
と平行をなすようにボルト7aにて立設され、支
柱2,3のスリーブ2eと同じ高さ位置に回転自
在なスーリブ7bが設けられている。傾斜軸杆8
は、基盤1に固設したブロツク9に、六角穴付き
ボルト10にて基端部が固定され、基盤1と45°
をなして傾斜し、垂直軸杆7とで二等辺直角三角
形の2辺を形成している。案内軸杆11は、両方
向転換機構6aの内側に位置させて一対設けら
れ、ブロツク9に水平をなすように止ねじにて固
定して突設され、クリーニング用テープ4を幅方
向に変位させた状態すなわち各スリーブ2e,7
bよりも下方において走行案内させ、クリーニン
グ用テープ4同士又はクリーニング用テープ4と
被クリーニングテープ5との干渉を避ける作用を
有する。尚案内軸杆11は、両方向転換機構6a
の間に一本だけ設け、上記作用を与えることも可
能である。この場合必要に応じて傾斜軸杆8また
は案内軸杆11の角度を上記とは異なるようにす
る。
このような基盤1は、図外の作業台に複数本の
ボルト19にて取付けられる。基盤1にはボルト
19挿通用の孤形の長孔1aが形成され、取付け
位置が調整でき、これにより、クリーニング用テ
ープと被クリーニングテープとの接触角度が調整
できるようになつている。
次にクリーニング用テープ4の巻付け手順につ
いて説明する。クリーニング用テープ4は、不織
布、紙、布等を帯状として製作され、供給リール
13に予め巻取られている。クリーニング用テー
プ4は、第1図に矢印にて示すように繰出され、
一方の支柱3のスリーブにほぼ半周巻付いて走行
案内され、一方の方向転換機構6aの垂直軸杆7
のスリーブ7bに導入され、1/4周ほど巻付いて
方向転換された後、傾斜軸杆8に導入され、ここ
で折返されて90°方向転換されると共に降下し、
両案内軸杆11の下方を通つて他方の方向転換機
構6aに導入される。他方の方向転換機構6aの
傾斜軸杆8に導入されたクリーニング用テープ4
は、ここで更に折返され、一方の支柱3における
走行状態に対して走行方向が180°反転され、一方
の支柱3から繰出されるクリーニング用テープ4
との幅方向の中央が同一平面上を走行する状態に
復帰し、垂直軸杆7のスリーブ7bを通つて再度
走行方向が180°反転される。かくして、クリーニ
ング用テープ4に都合360°の方向転換が与えら
れ、一方の支柱3にて案内されるクリーニング用
テープ4に対して表裏が対向する状態となる。そ
の後、他方の支柱2のスリーブ2eにほぼ半周巻
付いて走行案内され、図外の走行駆動源にて回転
駆動される巻取リール14に巻取られる。15は
基盤1に立設した案内軸杆であり、クリーニング
用テープ4の他方の支柱2への巻付き角を増大さ
せる作用がある。また16は一方の支柱3と供給
リール13との間の作業台に立設した案内軸杆で
あり、供給リール13のクリーニング用テープ4
の残量が減少した際、該テープ4を走行案内す
る。
このようにして、両支柱2,3のスリーブ2e
にて案内されつつ表裏が対向して走行する一本の
クリーニング用テープ4の裏表両面に、磁気テー
プ、フイルム等の被クリーニングテープ5の裏表
両面を、相対速度及び所定の張力を与えながら摺
接させる。このため、被クリーニングテープ5
は、他方の支柱2側に設けた供給リール17から
繰出され、一方の支柱3側に設けた巻取リール1
8に図外の走行駆動源を駆動して強制的に巻取る
ことにより、クリーニング用テープ4と逆方向き
にかつ幅方向の中央が同一平面上にあるように走
行させ、更に各支柱2,3のスリーブ2eに適当
な押付力によつて押付けられるように所定の張力
が付与されている。その間において、被クリーニ
ングテープ5の一面は、他方の支柱2にて走行案
内されるクリーニング用テープ4の一面に摺接さ
れ、被クリーニングテープ5の他面は、一方の支
柱3にて走行案内されるクリーニング用テープ4
の他面に摺接される。かくして、被クリーニング
テープ5の裏表両面が一本のクリーニング用テー
プ4の一回の走行によつて払拭され、塵埃が除去
される。
なお、本実施例のこクリーニング用テープ4は
乾式であるが、クリーニング溶液を含浸させた湿
式とすることもできる。
第4図には、第1図に示すクリーニング装置を
A−A線に関して対称となるように配置した構造
例を示し、実質的に同一な部分には同一符号を付
してある。但し、クリーニング用テープ4の供給
リール13及び巻取リール14への巻付き方向は
逆向きであり、また案内軸杆16は省略してあ
る。この構造例によれば、第4図に矢印にて示す
ようにクリーニング用テープ4及び被クリーニン
グテープ5を走行させ、両支柱2,3にて案内さ
れるクリーニング用テープ4部分に、被クリーニ
ングテープ5の裏表両面をそれぞれ摺接させるこ
とにより、前記実施例と同様の作用を得ることが
できる。
第5図はこの発明の他の実施例を示し、前記実
施例と同一部分には同一符号を付してそれらの説
明は省略する。この実施例は、変位機構6から繰
出されるクリーニング用テープ4を走行案内する
案内軸杆20,21を設け、案内軸杆15は省略
してある。また、軸杆7′は案内作用を持たず、
単に案内軸杆8を支持するのみであり、案内軸杆
20との間に若干な間隙を有するよう配設されて
いる。変位機構6から繰出されるクリーニング用
テープ4は、案内軸杆20によつて前記実施例と
は逆向きに180°反転され、案内軸杆21にて案内
されて他方の支柱2に供給される。
しかして、他方の支柱2にて案内されるクリー
ニング用テープ4は、回転による方向転換が与え
られることなく、一方の支柱3にて案内されるク
リーニング用テープ4に対して表裏が対向する走
行状態となつている。
この実施例によつても、両支柱2,3のスリー
ブ2eにて案内されつつ走行する一本のクリーニ
ング用テープ4の裏表両面に、被クリーニングテ
ープ5の裏表両面を、相対速度及び所定の張力を
与えながら摺接させることにより、前記実施例と
同様の作用を得ることができる。
以上の実施例は各案内軸杆を1個の基盤上に取
付け、クリーニングテープと被クリーニングテー
プとの接触角度を容易に調整できるようになつて
いるが、各軸杆を直接作業台に取付けることとし
てもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明によつて理解されるように、この発
明によれば、クリーニング用テープの一回の走行
によつて、被クリーニングテープの裏表両面を払
拭することができ、クリーニング用テープの両面
が使用されるので無駄を生ずることがなく、また
クリーニング用テープの走行駆動源が一個で済む
ため、構造が簡素であるという著効が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの発明の1実施例を示し、第1
図はクリーニング装置を示す平面図、第2図は第
1図の−線断面図、第3図は90°反転機構を
示す一部切開した側面図、第4図はこの発明の他
の構造例を示す平面図、第5図はこの発明の他の
実施例を示す平面図である。 1:基盤、2,3:支柱、4:クリーニング用
テープ、5:被クリーニングテープ、6:変位機
構、6a:方向転換機構、7:垂直軸杆、8:傾
斜軸杆、13:供給リール、14:巻取リール、
17:供給リール、18:巻取リール、20,2
1:案内軸杆。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基盤に立設された第1および第2の支柱と、 クリーニング用テープの第1の面が上記第1の
    支柱に接するように、かつ上記クリーニング用の
    テープの第2の面が上記第2の支柱の接するよう
    に、上記クリーニング用テープを案内する第1の
    案内手段と、 被クリーニングテープの第1の面が上記第1の
    支柱上においてクリーニング用テープの第2の面
    に接するようにかつ上記被クリーニングテープ第
    2の面が上記第2の支柱上において上記クリーニ
    ング用テープの第1の面に接するように被クリー
    ニングテープを案内する第2の案内手段とを備
    え、 上記第2の案内手段は、上記第1の支柱から上
    記第2の支柱までの間において、上記クリーニン
    グ用テープが上記被クリーニングテープをまたぐ
    ように変位させる変位手段を備えたクリーニング
    装置。
JP17850787A 1987-07-17 1987-07-17 Tape cleaner Granted JPS6423479A (en)

Priority Applications (1)

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JP17850787A JPS6423479A (en) 1987-07-17 1987-07-17 Tape cleaner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2731934B2 (ja) * 1989-02-17 1998-03-25 キヤノン株式会社 情報記録媒体のクリーニング機構
JPH03292693A (ja) * 1990-04-10 1991-12-24 Hiroshi Ueda セラミックエッジによる磁気テープの鏡面処理,ゴミ除去方法並に装置

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