JPH0456240B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0456240B2 JPH0456240B2 JP12909790A JP12909790A JPH0456240B2 JP H0456240 B2 JPH0456240 B2 JP H0456240B2 JP 12909790 A JP12909790 A JP 12909790A JP 12909790 A JP12909790 A JP 12909790A JP H0456240 B2 JPH0456240 B2 JP H0456240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning body
- grid
- pipe
- cleaning
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、管式熱交換器用伝熱管内面洗浄体の
捕集装置に係り、特に伝熱管内流水中にスポンジ
ボールを投入し、管内洗浄後、下流側で回収する
ための洗浄体捕集装置に関する。
捕集装置に係り、特に伝熱管内流水中にスポンジ
ボールを投入し、管内洗浄後、下流側で回収する
ための洗浄体捕集装置に関する。
従来の装置は、例えば特開昭59−7898号公報、
実開昭58−194400号公報に示されているように、
格子によつて集められた洗浄体を捕集装置から取
出す管は格子の下流側に設置されていた。従つ
て、捕集装置の胴は格子を容する部分以外に洗浄
体取出管を容する部分を要した。
実開昭58−194400号公報に示されているように、
格子によつて集められた洗浄体を捕集装置から取
出す管は格子の下流側に設置されていた。従つ
て、捕集装置の胴は格子を容する部分以外に洗浄
体取出管を容する部分を要した。
上記従来技術の胴は、洗浄体取出管のみのため
の胴の長さを必要とし、全体として装置の容積が
大となり、既設プラトンへの追設等の際、制限ス
ペースの中に設置できない、工事費の多大等の問
題があつた。
の胴の長さを必要とし、全体として装置の容積が
大となり、既設プラトンへの追設等の際、制限ス
ペースの中に設置できない、工事費の多大等の問
題があつた。
本発明の目的は、洗浄体捕集装置の長さを小と
することより、製品の原価低減、据付スペースを
狭小化することにある。
することより、製品の原価低減、据付スペースを
狭小化することにある。
上記目的は、洗浄体取出管を格子の間に狭まれ
る空間に設置することにより、達成される。即
ち、従来、格子で集められた洗浄体を、下流側に
設置され上流側に向けて開口した管の入口に導
き、エルボ、直管を経由して外部に管を貫通さ
せ、取出管としていたが、本発明における取出管
入口は上流側から下流側に向けて、格子の下流端
に開口している。
る空間に設置することにより、達成される。即
ち、従来、格子で集められた洗浄体を、下流側に
設置され上流側に向けて開口した管の入口に導
き、エルボ、直管を経由して外部に管を貫通さ
せ、取出管としていたが、本発明における取出管
入口は上流側から下流側に向けて、格子の下流端
に開口している。
従つて、いつたん格子の下流端に集められた洗
浄体は、洗浄体循環ポンプの吸込側に接続された
洗浄体取出管に吸い込まれ、格子の流水方向と逆
向きに流れ、装置の外へ取出される。それ故に格
子の下流端は、従来例では開口しているが、本発
明の場合、開口部はない。
浄体は、洗浄体循環ポンプの吸込側に接続された
洗浄体取出管に吸い込まれ、格子の流水方向と逆
向きに流れ、装置の外へ取出される。それ故に格
子の下流端は、従来例では開口しているが、本発
明の場合、開口部はない。
熱交換器から流水と共に流れて来た洗浄体は、
流水に傾斜して設置されている格子上を転動して
格子下流端に到達する。格子下流端は洗浄体が狭
い範囲、例えば60〜100mm直径の広さに集まるよ
うに形成されている。従来品の場合、この範囲は
開口しており、すぐ下流側の管の入口に位置が一
致するよう、構成されていた。
流水に傾斜して設置されている格子上を転動して
格子下流端に到達する。格子下流端は洗浄体が狭
い範囲、例えば60〜100mm直径の広さに集まるよ
うに形成されている。従来品の場合、この範囲は
開口しており、すぐ下流側の管の入口に位置が一
致するよう、構成されていた。
本発明においては、格子下流端に開口を設け
ず、下流端に達した洗浄体は上流側に設けられて
下流向きに格子下流端に近く開口している洗浄体
取出管に吸込まれ、循環ポンプに導かれる。
ず、下流端に達した洗浄体は上流側に設けられて
下流向きに格子下流端に近く開口している洗浄体
取出管に吸込まれ、循環ポンプに導かれる。
即ち、従来格子下流端より下流側に設置されて
いた洗浄体取出管は格子下流端よりも上流側に設
置され、格子が囲む空間の中に収められるため、
胴の長さを短くすることが可能となる。
いた洗浄体取出管は格子下流端よりも上流側に設
置され、格子が囲む空間の中に収められるため、
胴の長さを短くすることが可能となる。
第１図は本発明の一実施例を示すが、その説明
の前に、第２図の例にて洗浄体循環系統の概念を
説明する。
の前に、第２図の例にて洗浄体循環系統の概念を
説明する。
管式熱交換器である復水器１には冷却管２が多
数設置され、入口水室３の内部から冷却管２の内
部を通り、出口水室３′に出る冷却水５により、
冷却管２の外部に流れる蒸気を冷却する。
数設置され、入口水室３の内部から冷却管２の内
部を通り、出口水室３′に出る冷却水５により、
冷却管２の外部に流れる蒸気を冷却する。
冷却管２の内面は冷却水４（通常、海水が使用
されることが多い）によつて汚れ、冷却管２の伝
熱効果を阻害し、復水器１の性能を低下させるこ
とが多い。この内面汚れを防止するために、冷却
水４に洗浄体１０を投入し、水流によつて冷却管
２の内面の汚れを拭い、清浄化するのが洗浄装置
である。
されることが多い）によつて汚れ、冷却管２の伝
熱効果を阻害し、復水器１の性能を低下させるこ
とが多い。この内面汚れを防止するために、冷却
水４に洗浄体１０を投入し、水流によつて冷却管
２の内面の汚れを拭い、清浄化するのが洗浄装置
である。
その構成は、洗浄体捕集装置６、循環ポンプ
７、回収器８、洗浄体投入管９及びそれらを連結
する管５、弁等から成り、洗浄体１０は、復水器
１を含む系統内を冷却水４と共に循環し、捕集装
置６により、冷却水中より捕集し、少量の冷却水
と共に循環ポンプ７、回収器８、洗浄体投入管９
と循環を繰り返す。
７、回収器８、洗浄体投入管９及びそれらを連結
する管５、弁等から成り、洗浄体１０は、復水器
１を含む系統内を冷却水４と共に循環し、捕集装
置６により、冷却水中より捕集し、少量の冷却水
と共に循環ポンプ７、回収器８、洗浄体投入管９
と循環を繰り返す。
本発明は、上記系統における洗浄体捕集装置６
（第２図は従来例）の改良に関するものである。
（第２図は従来例）の改良に関するものである。
従来の捕集装置では、第３図の如く格子１１の
上を転動した洗浄体１０は、上記格子１１の下流
側に設置された洗浄体取出管１２より装置外へ導
かれた。従つて、胴１３の長さは、格子部L1と、
洗浄体取出管部ｌとの和の長さL0の全長を要し
た。
上を転動した洗浄体１０は、上記格子１１の下流
側に設置された洗浄体取出管１２より装置外へ導
かれた。従つて、胴１３の長さは、格子部L1と、
洗浄体取出管部ｌとの和の長さL0の全長を要し
た。
本発明においては、第１図の如く洗浄体取出管
１２は格子１１に挟まれる空間に設置するため、
第３図におけるｌの長さは不要となり、胴１３の
全長はL1に短縮し得る。
１２は格子１１に挟まれる空間に設置するため、
第３図におけるｌの長さは不要となり、胴１３の
全長はL1に短縮し得る。
第４図において、格子１１の下流端、即ちすり
鉢状の底部に相当する部分に洗浄体取出管１２の
入口端を位置させ、洗浄体１０を吸引する。この
部分は、洗浄体１０が通る十分な幅と、洗浄体吸
引のための適当な流速を得るに必要な広過ぎない
幅という制限条件が満足されなければならない。
（第４図、Ｇ寸法） さらに、整流体１４を取付け、この部への洗浄
体の停滞を防ぐことは効果的である。
鉢状の底部に相当する部分に洗浄体取出管１２の
入口端を位置させ、洗浄体１０を吸引する。この
部分は、洗浄体１０が通る十分な幅と、洗浄体吸
引のための適当な流速を得るに必要な広過ぎない
幅という制限条件が満足されなければならない。
（第４図、Ｇ寸法） さらに、整流体１４を取付け、この部への洗浄
体の停滞を防ぐことは効果的である。
本発明によれば、洗浄体捕集装置の胴の長さを
従来よりも短縮でき、その短縮比は第３図におけ
るL1／L0である。従つて、製作原価の低減が可
能であり、設置スペースも小さくなり、設置場所
の制限が緩和されるという諸効果がある。
従来よりも短縮でき、その短縮比は第３図におけ
るL1／L0である。従つて、製作原価の低減が可
能であり、設置スペースも小さくなり、設置場所
の制限が緩和されるという諸効果がある。
L1／L0は、概略10〜30％のオーダーである。
第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第
２図は洗浄体捕集装置が使用される洗浄体循環系
統を示す概念図、第３図は従来例を示す縦断面
図、第４図は本発明の一実施例の格子下流端及び
洗浄体取出管入口部の縦断面図である。 ６……洗浄体捕集装置、１１……格子、１２…
…洗浄体取出管、１３……胴、１４……整流体。
２図は洗浄体捕集装置が使用される洗浄体循環系
統を示す概念図、第３図は従来例を示す縦断面
図、第４図は本発明の一実施例の格子下流端及び
洗浄体取出管入口部の縦断面図である。 ６……洗浄体捕集装置、１１……格子、１２…
…洗浄体取出管、１３……胴、１４……整流体。
Claims (1)
- １ 冷却水中に投入されて熱交換器の伝熱管内を
洗浄した洗浄体を捕集するために冷却水通路内に
設けられた捕集格子と、この捕集格子によつて捕
集された洗浄体を冷却水通路外へ取出すための洗
浄体取出管を有する管式熱交換器用洗浄体捕集装
置において、前記捕集格子の下流端に向けて開口
した洗浄体抽出管を上記捕集格子によつて狭まれ
る空間に設置したことを特徴とする管式熱交換器
用洗浄体捕集装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12909790A JPH0387598A (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 管式熱交換器用洗浄体捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12909790A JPH0387598A (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 管式熱交換器用洗浄体捕集装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0387598A JPH0387598A (ja) | 1991-04-12 |
| JPH0456240B2 true JPH0456240B2 (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=15001003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12909790A Granted JPH0387598A (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 管式熱交換器用洗浄体捕集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0387598A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5209560B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2013-06-12 | 中部電力株式会社 | 復水器洗浄ボール滞留防止具 |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP12909790A patent/JPH0387598A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0387598A (ja) | 1991-04-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |