JPH0455731A - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

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Publication number
JPH0455731A
JPH0455731A JP16799990A JP16799990A JPH0455731A JP H0455731 A JPH0455731 A JP H0455731A JP 16799990 A JP16799990 A JP 16799990A JP 16799990 A JP16799990 A JP 16799990A JP H0455731 A JPH0455731 A JP H0455731A
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JP
Japan
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light
temperature
sensitive layer
transmitted
optical fiber
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Pending
Application number
JP16799990A
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English (en)
Inventor
Eiji Shiramatsu
白松 栄二
Kunisaku Kurosawa
黒澤 國策
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SURIITEC DEIBISU KK
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
SURIITEC DEIBISU KK
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光信号を利用して温度測定を行う温度センサ
に関する。
(従来の技術) 近年、光伝送手段として光ファイバを用いた温度センサ
として、例えば、第7図に示すものがある。この温度セ
ンサは、光伝送路42a及び42b間に、温度により光
透過強度(光吸収強度)が変化するGaAsなどの半導
体43を介装させ、光源44からの光を半導体43に入
射し、その透過光を受光器45で検出し、受光器45が
検出した透過光強度から温度を求める方式のものである
。前記の半導体に代え、バイメタル、フェライト、水銀
などの温度により変形、磁性の喪失、体積変化するもの
を用い、入射光の遮蔽、透過の0N−OFF状態を受光
器で検出し、温度を求める方式の温度センサもある。
その他、螢光物質を用い、螢光物質から生じた励起光の
強度変化から螢光物質の温度変化を求める方式の温度セ
ンサ; 光フアイバ自体をセンサ部として用い、温度の変化を光
ファイバの温度伸縮による光路差の変化によって生ずる
位相差から求める方式の温度センサ又は反ストークス光
強度を検出する温度センサ;所望の液体をガラス管に充
填して光ファイバを構成し、温度変化に対する該液体の
屈折率の変化によって生ずる後方散乱光の強度変化から
求める方式の温度センサなどがある。
(発明が解決しようとする課題) 半導体及び螢光物質をセンサ部として用いる方式の温度
センサ及び反ストークス光強度を検出する方式の温度セ
ンサは、センサ部の構造及び検出系が複雑化して高価に
なるばかりでなく、光ファイバとセンサ部間の結合状態
が経時変化を起こし、性能が低下する問題がある。
半導体に代えてバイメタルなどをセンサ部として用いた
方式の温度センサは、それらの構造や検出系の構造は簡
単で安価であるが、当該センサ部が大型化する欠点があ
る。
光フアイバ自体をセンサ部として用いる方式の温度セン
サは、温度を点情報としてではなく、線情報として検出
し得るメリットがある。しかし、上記光の位相差による
方式では、温度以外の外的条件の影響を受は易く、安定
した測定が難しい。
また、屈折率変化による方式のものは、使用液体の取り
扱いやその長期安定性などの点で実用上未解決の問題が
多い。
本発明は上記問題点を解決し、小型化が可能で、かつ取
り扱いが容易であり、温度以外の外的環境の影響を受は
難く、長期間に亘って安定した温度測定ができる温度セ
ンサを提供することを目的とする。
(課題を解決しようとする手段) 上記目的を達成するため本発明は、光伝送路を介して接
続された発光素子及び受光素子と、該光伝送路に介装さ
れた温度変化により光学的性質が変化する感温性物質を
有するセンサ部とを備えた温度センサにおいて、該セン
サ部が、基板とその表面に固定化された無機系サーモク
ロミズム材及びシリコーン樹脂を含む感熱層とからなる
ものであることを特徴とする温度センサを提供する。
(作用) 本発明の温度センサにおいてはセンサ部を、基板とその
表面に形成された無機系サーモクロミズム材及びシリコ
ーン樹脂を含む感熱層とから容易に形成できる。
また、無機系サーモクロミズム材がシリコーン樹脂中に
分散担持されているため、温度以外の外的条件の影響を
受は難い。更に、シリコーン樹脂の耐熱性及び耐湿性が
優れているため、無機系サーモクロミズム材が熱や湿気
により劣化することが防止される。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の温度センサの実施例につ
いて説明する。
第1図において温度センサlは、光伝送路が入射光用光
ファイバ2aと出射光用光ファイバ2bとから形成され
ており、光ファイバ2aの一端は発光素子3に接続され
、一方、光ファイバ2bの一端は受光素子4に接続され
ている。光ファイバ2aと光ファイバ2bの他端には、
それぞれロッドレンズ6aとロッドレンズ6bを介して
センサ部5が設けられている。
光伝送路を形成する光ファイバ2aと光ファイバ2bと
しては、通常用いられている石英系光ファイバ、多成分
系光ファイバ、プラスチッククラツド光ファイバ、全プ
ラスチック光ファイバなどを挙げることができる。
ロッドレンズ6aとロッドレンズ6bは、製造上の便宜
等から必要に応じて用いられるものであり、例えば、旭
硝子社製のセルフォックレンズを用いることができる。
センサ部5は、基板5aとその表面に固定化された感熱
層5bとから形成されている。このセンサ部5は、光フ
ァイバ2aから入射された光がセンサ部5を経由して光
ファイバ2bに出射(再入射)するように設置されてい
ればよく、光ファイバ2a及び光ファイバ2bの端面と
センサ部5とが直結されている必要はない。
基板5aは、感熱層5bを固定化でき、かつ光を透過又
は反射できるものであれば特に制隈されない。この基板
5aとしては、図示した45°プリズムのほかにも各種
小型レンズ、ロッドレンズ、ガラス板、反射鏡を用いる
ことができ、更に、光伝送路として用いた光ファイバの
端面自体を基板5aとすることもできる。
感熱層5bは、無機系サーモクロミズム材とシリコーン
樹脂を含む混合物から形成されている。
感熱層5bは、例えば、シリコーン樹脂に無機系サーモ
クロミズム材及び必要に応じて他の成分を分散混合し塗
料化したものを、予めシリコーン樹脂系接着剤などの接
着剤を塗布した基材5aの表面に、スクリーン印刷など
の方法により塗布し、加熱、紫外線照射又は電子線照射
によって硬化させることにより形成できる。
この感熱層5bの厚さは、50〜500μmが好ましい
。この厚さが50μm未満の場合は測定感度が低下する
ため好ましくなく、500μmを超える場合は感熱層5
bの形成が困難になり、測定感度も低下するため好まし
くない。
無機系サーモクロミズム材としては、一定の温度領域に
おいて光透過強度(即ち、光透過率又は透明度)が減少
又は増加するものを用いることができる。かかる無機系
サーモクロミズム材としては、例えば、60〜120℃
の温度領域で光透過強度が急激に変化するもの、例えば
、次式=MtHgld式中MはAg、Hg、Cu、Li
、Na及びKなどを表す)で示されるような、結晶転移
により屈折率がシリコーン樹脂に等しくなるものを用い
ることができる。また、前記式中のHgがSr、Cd、
Ba、Ca、Zn、Mg5Beなどであるものを用いる
こともできる。更に、無機系サーモクロミズム材として
はBaTiOs、N H4B rなども用いることがで
きる。
この無機系サーモクロミズム材は、その粒子径が小さい
ものほどシリコーン樹脂中に均一に分散でき、センサ部
5の感度を上昇できるために好ましい。
感熱層5bの形成材料として配合できる他の成分として
は、光透過特性を低下させない範囲内で、架橋剤、酸化
防止剤などの一般に高分子材料に添加される各種添加剤
などを挙げることができる。
発光素子3及び受光素子4は、それぞれ公知の光源及び
受光器を用いることができる。
なお、センサ部5は、金具などの適当な固定手段又は保
護手段7により固定し又は保護することができる。
本発明の温度センサは、第2図に示すような透過型温度
センサ11にすることもできる。第2図において、入射
光用光ファイバ12aの一端に取付けられた発光素子1
3と、出射光用光ファイバ12bの一端に取付けられた
受光素子14は、光ファイバ12a及び12bの他端に
取付けられた二つのロッドレンズ16a及び16bを介
して接続されている。そして、ロッドレンズ16a又は
16bの何れか−の端面(基板15aに相当)上に感熱
層15bが形成され、センサ部15とされている。この
透過型温度センサ11の場合には、固定手段又は光軸合
わせ手段として、■カット治具17又は光軸合わせ用円
筒I7を用いることができる。
本発明の温度センサは、第3図に示すような反射型温度
センサ21にすることもできる。第3図において、入射
光用光ファイバ22aの一端に発光素子23が取付けら
れており、他端にはロッドレンズ26が取付けられてい
る。そして、ロッドレンズ26の端面上にはセンサ部2
5が設けられている。このセンサ部25においては、基
板25aである反射鏡の鏡面上又はロッドレンズ26の
端面26a上に、感熱層25bが形成されている。
光ファイバ22aの任意の部位には、光合波・光分波器
28を介して出射光用光ファイバ22bが取付けられ、
その他端は受光素子24に接続されている。なお、図示
するように光ファイバ22aは、部分的に入射光用光フ
ァイバ22aと出射光用光ファイバ22bを兼用してい
る。
本発明の温度センサは、第4図に示すような透過型温度
センサ31にすることもできる。この透過型温度センサ
31のセンサ部35の構成は、第2図に示す温度センサ
11のセンサ部15と同様である。ただし、この透過型
温度センサ31においては、発光素子33からセンサ部
35に至るまでの光ファイバ32aと、センサ部35か
ら受光素子34に至るまでの光ファイバ32aの任意の
部位に、光合波・光分波器38a及び光合波・光分波器
38bを介して光ファイバ32cが取付けられている。
次に、本発明の温度センサの動作を、各実施態様ごとに
説明する。
第1図に示す温度センサlを、一定範囲で温度が上昇又
は下降しているような温度環境に保持した場合には、セ
ンサ部5の感熱層5bを形成する無機系サーモクロミズ
ム材は、前記温度範囲内の特定温度の前後において光透
過強度を急激にかつ可逆的に変化させる。例えば、感熱
層5bの形成材料として95℃で急激に光透過強度を増
加又は減少させる無機系サーモクロミズム材を用いた場
合には、低い温度から徐々に温度が上昇していくと、無
機系サーモクロミズム材は光透過強度を少しずつ増加さ
せ、85℃付近で急激に増加させる。
そして、95℃以上の温度ではほぼ一定の光透過強度を
維持する(第5図及び第6図参照)。また、高い温度か
ら徐々に温度を下降させていくと、無機系サーモクロミ
ズム材は光透過強度を少しずつ減少させ、95℃付近で
急激に減少させる(第5図及び第6図参照)。
感熱層5bの無機系サーモクロミズム材が上記のような
光透過強度の変化を生じている場合に、発光素子3から
連続的に出射された光が光ファイバ2a内部を伝送され
、センサ部5の感熱層5bに入射すると、入射した光の
一部は吸収され、他は透過される。そして、感熱層5b
を透過した光は、次に基板5aである45°プリズムに
より図中の矢印で示すように反射され、再度感熱層5b
に入射し、透過した後、光フアイバ2b内部を伝送され
て受光素子4に到達する。このようにして受光素子4に
おいて検出した透過光強度から温度が求められる。
本発明の温度センサ1は、入射光強度のしきい値を定め
ることにより、入射光の透過及び遮蔽のON、OFF状
態をディジタル的な信号として取り出すことによって温
度測定をすることができる。
また、ダイナミックレンジとしては狭いが、アナログ信
号として取り出すことによって温度測定をすることもで
きる。
第2図、第3図及び第4図に示す温度センサにおいても
同様な動作により、温度測定がなされる。
第2図の温度センサIIにおいては、発光素子13から
出射された光は光フアイバ12a内を伝送され、センサ
部15に到達する。この光は感熱層15bを透過した後
、光フアイバ12b内を伝送されて受光素子14に到達
する。
第3図に示す温度センサ21においては、発光素子23
から出射された光は、光フアイバ22a内を伝送されセ
ンサ部25に到達する。この光は感熱層25bを透過し
、基板25aである鏡面により反射され、再度感熱層2
5bを透過した後、光フアイバ22b内を伝送され、受
光素子24に到達する。なお、この温度センサ21にお
いては、発光素子23から出射された光の一部を光分波
器28において分波し、そのまま受光素子24に伝送す
ることができる。この動作により、センサ部25を透過
した光と未透過の光の強度を比較することができる。こ
の比較により温度の測定精度をより向上させることがで
きる。
第4図に示す温度センサ31においては、発光素子33
から出射された光は光フアイバ32a内を伝送されセン
サ部35に到達し透過した後、光フアイバ32b内を伝
送され、受光素子34に到達する。なお、光分波・合波
器38aと光分波・合波器38bとを用い、第3図に示
す温度センサ21と同様にして、センサ部35を透過し
た光と、未透過の光の強度を比較することができる。
本発明の温度センサ11を用いて温度測定した場合の結
果を第5図及び第6図に示す。第5図及び第6図は、無
機系サーモクロミズム材として95℃で光透過強度が急
激に増加又は減少するサーモクロミックインク RTI
−100−95(レイケム社製)を用いた温度センサ1
1を、20〜120℃の範囲内で温度が上昇及び下降す
る雰囲気に保持した場合における温度測定結果を表した
図である。なお、第5図は感熱層5bの厚さが50μm
のもの、第6図は感熱層5bの厚さが200μmのもの
である。
(発明の効果) 本発明の温度センサは、センサ部が、基板とその上にシ
リコーン樹脂に分散担持された無機系サーモクロミズム
材からなる感熱層を固定化したも4゜ のとから形成されている。
本発明の温度センサにおいては、センサ部を小型化する
ことができ、その取り扱いも容易である。
このため温度センサ全体を小型化することができ、温度
センサ自体の取り扱いも容易になる。また、感温性物質
である無機系サーモクロミズム材がシリコーン樹脂に分
散担持されているため、外的環境からの物理的及び化学
的影響を受は難い。更に、シリコーン樹脂は耐熱性及び
耐湿性が優れているために、無機系サーモクロミズム材
が熱や湿気により劣化することが防止される。
本発明の温度センサによれば長期間、安定した温度測定
ができる。本発明の温度センサは、電力配電用機器及び
化学プラントなどの温度検出用として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は本発明の温度セン
サの概略平面図、第5図及び第6図は本発明の温度セン
サの温度測定結果を示す図であり、第7図は従来の温度
センサの概略平面図である。 l・・・温度センサ、2a・・・入射光用光ファイバ、
2b・・・出射光用光ファイバ、3・・・発光素子、4
・・・受光素子、5・・・センサ部、5a・・・基板、
5b・・・感熱層、6a・・・ロッドレンズ、6b・・
・ロッドレンズ、7・・・固定又は保護手段、11・・
・温度センサ、12a・・・入射光用光ファイバ、12
b・・・出射光用光ファイバ、13・・・発光素子、1
4・・・受光素子、15・・・センサ部、15a・・・
基板、15b・・・感熱層、16a・・・ロッドレンズ
、16b・・・ロッドレンズ、17・・・固定又は光軸
合わせ手段、21・・・温度センサ、22a・・・入射
光用光ファイバ、22b・・・出射光用光ファイバ、2
3・・・発光素子、24・・・受光素子、25・・・セ
ンサ部、25a・・・基板、25b・・・感熱層、26
・・・ロッドレンズ、26a・・・ロッドレンズ端面、
28・・・光分波・合波器、31・・・温度センサ、3
2a・・入射光用光ファイバ、32b・・・出射光用光
ファイバ、33・・・発光素子、34・・・受光素子、
35・・・センサ部、35a・・・基板、35b・・・
感熱層、36a・・・ロッドレンズ、36b・・・ロッ
ドレンズ、37・・・固定又は光軸合わせ手段、38a
・・・光分波・合波器、38b・・・光分波・合波器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光伝送路を介して接続された発光素子及び受光素子と、
    該光伝送路に介装された温度変化により光学的性質が変
    化する感温性物質を有するセンサ部とを備えた温度セン
    サにおいて、該センサ部が、基板とその表面に固定化さ
    れた無機系サーモクロミズム材及びシリコーン樹脂を含
    む感熱層とからなるものであることを特徴とする温度セ
    ンサ。
JP16799990A 1990-06-26 1990-06-26 温度センサ Pending JPH0455731A (ja)

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JP16799990A JPH0455731A (ja) 1990-06-26 1990-06-26 温度センサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP16799990A JPH0455731A (ja) 1990-06-26 1990-06-26 温度センサ

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JPH0455731A true JPH0455731A (ja) 1992-02-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101881672A (zh) * 2010-06-25 2010-11-10 浙江工业大学 一种反射式光纤温度传感器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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