JPH0455249B2 - - Google Patents
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- JPH0455249B2 JPH0455249B2 JP17820285A JP17820285A JPH0455249B2 JP H0455249 B2 JPH0455249 B2 JP H0455249B2 JP 17820285 A JP17820285 A JP 17820285A JP 17820285 A JP17820285 A JP 17820285A JP H0455249 B2 JPH0455249 B2 JP H0455249B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 4
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C19/00—Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
- G01C19/56—Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
- G01C19/5607—Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using vibrating tuning forks
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Gyroscopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は音叉を用いたジヤイロ装置(角速度検
出装置)に関する。
出装置)に関する。
従来の音叉型ジヤイロ装置の一例を第4図に示
す。この第4図に示すジヤイロ装置では、音叉1
を、撓み軸3を介して基台2に取付ける。音叉1
の上端に近い位置に、変位検出器6及び駆動コイ
ル4を取付け、変位検出器6の出力を、駆動増幅
器5を通して駆動コイル4に入力し、音叉1の振
動振幅を一定に保持している。音叉1の撓み軸3
の軸、即ち、入力軸又は音叉軸Z−Zのまわり
に、角速度Ωが入力されると、音叉1の振動速度
v、入力角速度Ωに対応したコリオリの力Fcが
発生し、これにより、音叉1全体が軸Z−Zのま
わりに交番的に回転する。即ち、捩り運動が、音
叉1に発生する。なお、入力軸Z−Zは、音叉1
の振動vとコリオリの力Fcの両ベクトルに直交
するが、以降、音叉1の構造を説明する場合に
は、入力軸Z−Zを音叉軸と称することとする。
す。この第4図に示すジヤイロ装置では、音叉1
を、撓み軸3を介して基台2に取付ける。音叉1
の上端に近い位置に、変位検出器6及び駆動コイ
ル4を取付け、変位検出器6の出力を、駆動増幅
器5を通して駆動コイル4に入力し、音叉1の振
動振幅を一定に保持している。音叉1の撓み軸3
の軸、即ち、入力軸又は音叉軸Z−Zのまわり
に、角速度Ωが入力されると、音叉1の振動速度
v、入力角速度Ωに対応したコリオリの力Fcが
発生し、これにより、音叉1全体が軸Z−Zのま
わりに交番的に回転する。即ち、捩り運動が、音
叉1に発生する。なお、入力軸Z−Zは、音叉1
の振動vとコリオリの力Fcの両ベクトルに直交
するが、以降、音叉1の構造を説明する場合に
は、入力軸Z−Zを音叉軸と称することとする。
第4図に示す従来例では、音叉1のこの捩り振
動を、その基部に設けた捩り検出器8で検出し、
この検出出力と駆動増幅器5の出力とを、デモジ
ユレータ7で同期整流することにより、入力角速
度Ωを検出して、ジヤイロ装置を構成している。
動を、その基部に設けた捩り検出器8で検出し、
この検出出力と駆動増幅器5の出力とを、デモジ
ユレータ7で同期整流することにより、入力角速
度Ωを検出して、ジヤイロ装置を構成している。
しかしながら、かかる従来の振動型ジヤイロ装
置にあつては、重量の大きい音叉1を片持ち的に
支持する構造の為、撓み軸3の負荷容量を大きく
とる必要があり、この部分が大型化すること、入
力角速度Ωに対応したコリオリの力Fcを、大き
な慣性モーメントを有する音叉1の回転角として
取り出す方式の為、入力角速度Ωに対する感度が
悪く、これを増大しようとすると、装置全体が大
型化してしまうこと、撓み軸3と捩り検出器8と
が別々の部材から構成されている為、構造が複雑
であり、且つ検出感度が低いこと等の問題点があ
る。
置にあつては、重量の大きい音叉1を片持ち的に
支持する構造の為、撓み軸3の負荷容量を大きく
とる必要があり、この部分が大型化すること、入
力角速度Ωに対応したコリオリの力Fcを、大き
な慣性モーメントを有する音叉1の回転角として
取り出す方式の為、入力角速度Ωに対する感度が
悪く、これを増大しようとすると、装置全体が大
型化してしまうこと、撓み軸3と捩り検出器8と
が別々の部材から構成されている為、構造が複雑
であり、且つ検出感度が低いこと等の問題点があ
る。
本発明は、たとえば、第1図または第3図に示
すように、音叉1と該音叉1に生ずるコリオリの
力Fcによるモーメントを検出する検出部とを有
するジヤイロ装置に於て、上記検出部を短冊状の
ヒンジ部30−1,30−3と、該短冊状のヒン
ジ部30−1,30−3の両端が固定される基部
30−4と、上記短冊状のヒンジ部30−1,3
0−3の上下に夫々互いに離間して固定した一対
の検出用の圧電素子31−1,31−2とより形
成し、上記音叉1を、上記短冊状のヒンジ部30
−1,30−3の中央の上記一対の検出用の圧電
素子31−1,31−2の間に、その音叉軸Z−
Zが上記短冊状のヒンジ部30−1,30−3の
長手方向及びその短冊状の両者に直交する軸線方
向と略々平行となると共に、音叉1の質量中心が
上記短冊状ヒンジ部30−1,30−3の中心に
一致するように固定されたジヤイロ装置により従
来の問題点を解決したものである。
すように、音叉1と該音叉1に生ずるコリオリの
力Fcによるモーメントを検出する検出部とを有
するジヤイロ装置に於て、上記検出部を短冊状の
ヒンジ部30−1,30−3と、該短冊状のヒン
ジ部30−1,30−3の両端が固定される基部
30−4と、上記短冊状のヒンジ部30−1,3
0−3の上下に夫々互いに離間して固定した一対
の検出用の圧電素子31−1,31−2とより形
成し、上記音叉1を、上記短冊状のヒンジ部30
−1,30−3の中央の上記一対の検出用の圧電
素子31−1,31−2の間に、その音叉軸Z−
Zが上記短冊状のヒンジ部30−1,30−3の
長手方向及びその短冊状の両者に直交する軸線方
向と略々平行となると共に、音叉1の質量中心が
上記短冊状ヒンジ部30−1,30−3の中心に
一致するように固定されたジヤイロ装置により従
来の問題点を解決したものである。
音叉1を、この重心位置において短冊状ヒンジ
部30−1,30−3の中央部と連結すると共
に、短冊状ヒンジ部30−1,30−3の上記音
叉1との連結部の上下に検出用の圧電素子31−
1,31−2を取付けることにより、音叉軸Z−
Zまわりの角速度によつて音叉1に生じたコリオ
リ力Fcによるモーメントを上記検出用の圧電素
子31−1,31−2の電圧として検出する。こ
の電圧を音叉1の駆動電圧と同期整流することに
より、角速度検出装置、即ちジヤイロ装置とな
す。
部30−1,30−3の中央部と連結すると共
に、短冊状ヒンジ部30−1,30−3の上記音
叉1との連結部の上下に検出用の圧電素子31−
1,31−2を取付けることにより、音叉軸Z−
Zまわりの角速度によつて音叉1に生じたコリオ
リ力Fcによるモーメントを上記検出用の圧電素
子31−1,31−2の電圧として検出する。こ
の電圧を音叉1の駆動電圧と同期整流することに
より、角速度検出装置、即ちジヤイロ装置とな
す。
第1図は本発明によるジヤイロ装置の一例の一
部を除く斜視図である。尚、同図において、第4
図と同一符号は互に同一素子を示すものとし、そ
れ等の詳細説明はこれを省略する。
部を除く斜視図である。尚、同図において、第4
図と同一符号は互に同一素子を示すものとし、そ
れ等の詳細説明はこれを省略する。
第1図の本発明の実施例に於ては、音叉1を、
大なる質量を有する振動質量部1−1,1−1
と、これ等の夫々に連結した撓み部1−2,1−
2と、両撓み部1−2,1−2の各遊端を連結す
る基部1−3と、この基部1−3より両撓み部1
−2,1−2間の空隙内を両者に非接触で伸びる
連結部1−4とより構成する。
大なる質量を有する振動質量部1−1,1−1
と、これ等の夫々に連結した撓み部1−2,1−
2と、両撓み部1−2,1−2の各遊端を連結す
る基部1−3と、この基部1−3より両撓み部1
−2,1−2間の空隙内を両者に非接触で伸びる
連結部1−4とより構成する。
尚、30はヒンジで、このヒンジ30は、中央
の連結部30−2と、それから上下に伸延する短
冊状のヒンジ部30−1,30−3と、該2個の
ヒンジ部30−1,30−3の遊端を一体的に連
結、結合する基部又は円環部30−4とから構成
される。ヒンジ30は全体として一枚の板からワ
イヤカツト等の方法で製作することが望ましい。
ヒンジ部30−1,30−3には、音叉1の入力
軸Z−Zまわりに入力する角速度Ωによる音叉
1、従つて、ヒンジ30に生ずる撓みを検出する
ための圧電素子31−1,31−2が夫々固定さ
れる。又、ヒンジ30の連結部30−2は、音叉
1の連結部1−4のコ字状凹部1−4aに嵌合し
ている。
の連結部30−2と、それから上下に伸延する短
冊状のヒンジ部30−1,30−3と、該2個の
ヒンジ部30−1,30−3の遊端を一体的に連
結、結合する基部又は円環部30−4とから構成
される。ヒンジ30は全体として一枚の板からワ
イヤカツト等の方法で製作することが望ましい。
ヒンジ部30−1,30−3には、音叉1の入力
軸Z−Zまわりに入力する角速度Ωによる音叉
1、従つて、ヒンジ30に生ずる撓みを検出する
ための圧電素子31−1,31−2が夫々固定さ
れる。又、ヒンジ30の連結部30−2は、音叉
1の連結部1−4のコ字状凹部1−4aに嵌合し
ている。
又、ヒンジ30の基部、即ち円環部30−4の
両開口端に、一端が閉じている略々同形状、且つ
同寸法の筒状体41−1,41−2の開口部を
夫々気密に固定する。この場合、円環部30−
4、筒状体41−1,41−2の軸は、夫々音叉
軸或いは入力軸Z−Zに一致するようになされて
いる。筒状体41−1,41−2の夫々の閉端4
1−1a,41−2aを、円筒状の弾性部材42
−1,42−2を介し、下端部が夫々取付基台4
4に固定されているL字型金具43−1,43−
2の上端部に固定する。尚、上記構成において、
音叉1の重心が、ヒンジ30の両ヒンジ部30−
1,30−3の中心、即ち連結部30−2の中心
に一致するように、音叉1の各部は設計されてい
ることは勿論である。
両開口端に、一端が閉じている略々同形状、且つ
同寸法の筒状体41−1,41−2の開口部を
夫々気密に固定する。この場合、円環部30−
4、筒状体41−1,41−2の軸は、夫々音叉
軸或いは入力軸Z−Zに一致するようになされて
いる。筒状体41−1,41−2の夫々の閉端4
1−1a,41−2aを、円筒状の弾性部材42
−1,42−2を介し、下端部が夫々取付基台4
4に固定されているL字型金具43−1,43−
2の上端部に固定する。尚、上記構成において、
音叉1の重心が、ヒンジ30の両ヒンジ部30−
1,30−3の中心、即ち連結部30−2の中心
に一致するように、音叉1の各部は設計されてい
ることは勿論である。
第2図は第1図に示した本発明の実施例の原理
を説明するための説明図で、その主要部を第1図
の軸Z−Z方向から見たものである。同図に示す
如く、このジヤイロ装置に、角速度Ωが軸Z−Z
まわりに加わると、それに対応したコリオリの力
Fcが、両振動質量部1−1,1−1に互に平行
且つ反対向に発生し、これによるトルクは、ヒン
ジ30の連結部30−2を介してヒンジ部30−
1,30−3に、同図に示す如く、S字状の曲げ
変形を生ぜしめる。この場合、圧電素子31−
1,31−2は、その分極方向が同図で+,−で
示したように、互いに逆方向になるように、夫々
ヒンジ部30−1,30−3に固定されているの
で、両圧電素子31−1,31−2を短絡して一
つの出力45とし、これを電圧源5aよりの電圧
と共にデモジユレータ7で同期整流することによ
り、入力角速度Ωを検出し、従つてジヤイロ装置
を得ることが出来る。
を説明するための説明図で、その主要部を第1図
の軸Z−Z方向から見たものである。同図に示す
如く、このジヤイロ装置に、角速度Ωが軸Z−Z
まわりに加わると、それに対応したコリオリの力
Fcが、両振動質量部1−1,1−1に互に平行
且つ反対向に発生し、これによるトルクは、ヒン
ジ30の連結部30−2を介してヒンジ部30−
1,30−3に、同図に示す如く、S字状の曲げ
変形を生ぜしめる。この場合、圧電素子31−
1,31−2は、その分極方向が同図で+,−で
示したように、互いに逆方向になるように、夫々
ヒンジ部30−1,30−3に固定されているの
で、両圧電素子31−1,31−2を短絡して一
つの出力45とし、これを電圧源5aよりの電圧
と共にデモジユレータ7で同期整流することによ
り、入力角速度Ωを検出し、従つてジヤイロ装置
を得ることが出来る。
尚、図示せずも、入力軸Z−Zと直角な軸Y−
Y方向に加速度が作用した場合には、圧電素子3
1−1と31−2とに誘起される電圧は互に逆符
号となり、これ等より出力はでない。
Y方向に加速度が作用した場合には、圧電素子3
1−1と31−2とに誘起される電圧は互に逆符
号となり、これ等より出力はでない。
又、温度による影響を避けるために、音叉1及
びヒンジ30を熱恒弾性材で作ることが望まし
い。
びヒンジ30を熱恒弾性材で作ることが望まし
い。
更に、検出感度を挙げるためには、音叉1の共
振周波数と、音叉1の入力軸Z−Zのまわりの慣
性能率と、ヒンジ部30−1,30−3の入力軸
Z−Zまわりのトルクバネ定数及び円環部30−
4、筒状体41−1,41−2の入力軸Z−Zま
わりの慣性能率で決定される入力軸Z−Zまわり
の自由角共振周波数とを略々等しい値に選定する
ことが望ましい。尚、第1図の本発明の例では、
第4図の従来例の駆動コイル4,4の代りに、駆
動用の圧電素子4a,4aを音叉1の基部1−3
の両側及び各撓み部1−2,1−2の結合部に亘
り固定し、これ等圧電素子4a,4aを、電圧源
5aの電圧により駆動すると共に、この電圧及び
圧電素子31−1,31−2よりの出力電圧を、
デモジユレータ7により同期整流することによ
り、ジヤイロ装置となす。
振周波数と、音叉1の入力軸Z−Zのまわりの慣
性能率と、ヒンジ部30−1,30−3の入力軸
Z−Zまわりのトルクバネ定数及び円環部30−
4、筒状体41−1,41−2の入力軸Z−Zま
わりの慣性能率で決定される入力軸Z−Zまわり
の自由角共振周波数とを略々等しい値に選定する
ことが望ましい。尚、第1図の本発明の例では、
第4図の従来例の駆動コイル4,4の代りに、駆
動用の圧電素子4a,4aを音叉1の基部1−3
の両側及び各撓み部1−2,1−2の結合部に亘
り固定し、これ等圧電素子4a,4aを、電圧源
5aの電圧により駆動すると共に、この電圧及び
圧電素子31−1,31−2よりの出力電圧を、
デモジユレータ7により同期整流することによ
り、ジヤイロ装置となす。
第3図は本発明の他の実施例の主要部の一部を
除いた斜視図である。この第3図の例と第1図の
例の主たる相違は、第3図の例に於ては、2個の
音叉を用いた点に在る。即ち、同一の音叉1,1
の夫々の基部1−3,1−3にコ字状凹部を設
け、ヒンジ30の連結部30−2をこれ等の凹部
に嵌合し、両音叉1,1をヒンジ30に固定す
る。この場合、第3図に示す如く、各音叉1,1
は、その音叉軸が夫々入力軸Z−Zに一致し、入
力軸Z−Z及びこの入力軸Z−Zに直角な軸Y−
Yに関し、夫々対称となる如く配設されている。
その他の構成は、図示せずも、第1図の例と同様
であり、その動作も略々同一であるので、それ等
の説明は省略する。
除いた斜視図である。この第3図の例と第1図の
例の主たる相違は、第3図の例に於ては、2個の
音叉を用いた点に在る。即ち、同一の音叉1,1
の夫々の基部1−3,1−3にコ字状凹部を設
け、ヒンジ30の連結部30−2をこれ等の凹部
に嵌合し、両音叉1,1をヒンジ30に固定す
る。この場合、第3図に示す如く、各音叉1,1
は、その音叉軸が夫々入力軸Z−Zに一致し、入
力軸Z−Z及びこの入力軸Z−Zに直角な軸Y−
Yに関し、夫々対称となる如く配設されている。
その他の構成は、図示せずも、第1図の例と同様
であり、その動作も略々同一であるので、それ等
の説明は省略する。
本発明によるジヤイロ装置の効果は次の通りで
ある。従来例における撓み軸3及び捩り検出器8
を、構造簡単なヒンジ部30−1,30−3及び
検出用の圧電素子31−1,31−2で実現する
と共に、音叉1を、その音叉軸Z−Z方向の重心
において、ヒンジ30の連続部30−2により支
持している構造のため、従来例の片持支持と異
り、全体を小型化出来ると共に、検出用の圧電素
子31−1,31−2の強度を低く抑えることが
でき、検出感度を大きくすることができる。
ある。従来例における撓み軸3及び捩り検出器8
を、構造簡単なヒンジ部30−1,30−3及び
検出用の圧電素子31−1,31−2で実現する
と共に、音叉1を、その音叉軸Z−Z方向の重心
において、ヒンジ30の連続部30−2により支
持している構造のため、従来例の片持支持と異
り、全体を小型化出来ると共に、検出用の圧電素
子31−1,31−2の強度を低く抑えることが
でき、検出感度を大きくすることができる。
更に、本発明に於ては、音叉1を上下対称の2
枚のヒンジ部30−1,30−3の中央部の連結
部30−2において支持すると共に、それぞれの
ヒンジ部30−1,30−3に検出用圧電素子3
1−1,31−2を取付け、且つこれ等の出力を
差動的に取り出す構造としたことにより、特にヒ
ンジ30の面と直交する方向、即ち、軸Y−Y方
向の加速度の影響をなくすことが出来る。
枚のヒンジ部30−1,30−3の中央部の連結
部30−2において支持すると共に、それぞれの
ヒンジ部30−1,30−3に検出用圧電素子3
1−1,31−2を取付け、且つこれ等の出力を
差動的に取り出す構造としたことにより、特にヒ
ンジ30の面と直交する方向、即ち、軸Y−Y方
向の加速度の影響をなくすことが出来る。
更に、ヒンジ部30−1,30−3、連結部3
0−2、円環部30−4からなるヒンジ30を、
ワイヤカツト等の方法により一体構造となすと共
に、連結部30−2において、同様にワイヤカツ
ト等の方法により一体的に製作した音叉1と連結
固定した構造としたことにより、連結部を必要最
小限とすることができ、ジヤイロとしての性能を
向上させると共に、簡単且つ安価に製作すること
が可能となる。
0−2、円環部30−4からなるヒンジ30を、
ワイヤカツト等の方法により一体構造となすと共
に、連結部30−2において、同様にワイヤカツ
ト等の方法により一体的に製作した音叉1と連結
固定した構造としたことにより、連結部を必要最
小限とすることができ、ジヤイロとしての性能を
向上させると共に、簡単且つ安価に製作すること
が可能となる。
第1図は本発明のジヤイロ装置の一実施例の一
部を除いた斜視図、第2図はその原理説明に供す
る略線図、第3図は本発明の他の実施例の要部の
斜視図、第4図は従来のジヤイロ装置の斜視図で
ある。 図に於て、1は音叉、30はヒンジ、30−
1,30−3はヒンジ部、30−2は連結部、3
0−4は円環部、31−1,31−2は検出用の
圧電素子、41−1,41−2は筒状体、4aは
駆動用の圧電素子、5aは電圧源、7はデモジユ
レータ、44は基台を夫々示す。
部を除いた斜視図、第2図はその原理説明に供す
る略線図、第3図は本発明の他の実施例の要部の
斜視図、第4図は従来のジヤイロ装置の斜視図で
ある。 図に於て、1は音叉、30はヒンジ、30−
1,30−3はヒンジ部、30−2は連結部、3
0−4は円環部、31−1,31−2は検出用の
圧電素子、41−1,41−2は筒状体、4aは
駆動用の圧電素子、5aは電圧源、7はデモジユ
レータ、44は基台を夫々示す。
Claims (1)
- 1 音叉と該音叉に生ずるコリオリの力によるモ
ーメントを検出する検出部とを有するジヤイロ装
置に於て、上記検出部を短冊状のヒンジ部と、該
短冊状のヒンジ部の両端が固定される基部と、上
記短冊状のヒンジ部の上下に夫々互に離間して固
定した一対の検出用の圧電素子とより形成し、上
記音叉を、上記短冊状のヒンジ部の中央の上記一
対の検出用の圧電素子の間に、その音叉軸が上記
と短冊状のヒンジ部の長手方向及びその短冊面の
両者に直交する軸線方向と略々平行となると共
に、その質量中心が上記短冊状ヒンジ部の中心に
一致するように固定したことを特徴とするジヤイ
ロ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60178202A JPS6238313A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | ジャイロ装置 |
US06/894,869 US4703655A (en) | 1985-08-13 | 1986-08-08 | Gyro apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60178202A JPS6238313A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | ジャイロ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6238313A JPS6238313A (ja) | 1987-02-19 |
JPH0455249B2 true JPH0455249B2 (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=16044358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60178202A Granted JPS6238313A (ja) | 1985-08-13 | 1985-08-13 | ジャイロ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4703655A (ja) |
JP (1) | JPS6238313A (ja) |
Families Citing this family (10)
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JPS63152513U (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-06 | ||
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JP2596752B2 (ja) * | 1987-07-10 | 1997-04-02 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 振動ジャイロ |
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DE69213976T2 (de) * | 1991-03-12 | 1997-04-03 | New Sd Inc | Stimmgabelinertialsensor mit einem Ende und Verfahren |
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JP3392959B2 (ja) * | 1994-11-01 | 2003-03-31 | 富士通株式会社 | 音叉形振動ジャイロ及びこれを用いたセンサシステム |
Citations (1)
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JPS59170717A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-27 | Tokyo Keiki Co Ltd | ジヤイロ装置 |
Family Cites Families (3)
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US4538461A (en) * | 1984-01-23 | 1985-09-03 | Piezoelectric Technology Investors, Inc. | Vibratory angular rate sensing system |
US4653325A (en) * | 1984-03-02 | 1987-03-31 | Kabushikikaisha Tokyo Keiki | Gyro apparatus |
-
1985
- 1985-08-13 JP JP60178202A patent/JPS6238313A/ja active Granted
-
1986
- 1986-08-08 US US06/894,869 patent/US4703655A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59170717A (ja) * | 1983-03-17 | 1984-09-27 | Tokyo Keiki Co Ltd | ジヤイロ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6238313A (ja) | 1987-02-19 |
US4703655A (en) | 1987-11-03 |
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