JPH0454945Y2 - - Google Patents

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JPH0454945Y2
JPH0454945Y2 JP12691587U JP12691587U JPH0454945Y2 JP H0454945 Y2 JPH0454945 Y2 JP H0454945Y2 JP 12691587 U JP12691587 U JP 12691587U JP 12691587 U JP12691587 U JP 12691587U JP H0454945 Y2 JPH0454945 Y2 JP H0454945Y2
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pine
apples
apple
holes
mat
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JP12691587U
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JPS6432373U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は果梗を有した果実、例えばりんご、な
し等を箱詰めする時に使用するマツトの改良に関
する。
(従来の技術とその問題点) 果梗を有したりんご、なし等の果実の箱詰め
(荷造)包装は新品種の出現により大きく変化し
てきた。
即ち、以前(昭和43年頃迄)は木箱の中にりん
ごを横に並べ、前のりんごのガクアの部分に後の
りんごの果梗を接触させ、空間には籾がら、木屑
等をぎつしり詰めて果梗によつてりんごに傷が付
かないようにしていた。尚、この頃の主力品種と
しては国光、紅玉で、それらは果梗が短かつた。
それが、昭和43年以降はそれまでの主力品種で
あつた国光、紅玉からスターキング、ふじ、その
他新しい品種に変わり、それに伴い包装形態も木
箱から段ボール箱、発泡樹脂材製箱等にクツシヨ
ン材、及び果実を直立状に嵌め込む凹部を形成し
た樹脂製パツクを用いてパツク詰めするようにな
つた。ところが、新品種のスターキング、ふじ等
は以前の品種に比較して果梗が長く、しかも直立
状態で段重ねし、各段の間にはマツト状をなした
各種のクツシヨン材が敷設され、更にりんごを詰
めた箱はパレツトを使用して冷蔵庫の中に数段積
み重ねられて保管される。
そのため、箱詰めされたりんごは、長期保管の
間に直立した果梗が自然に押圧されてりんごの肩
部分に押し付けられ、肩部分に傷みが発生するこ
とになる。
それにより、無傷の高品質のりんごも店頭等に
並べる段階で傷付き物となり、販売価格を低げな
ければならないといつたことになり、問題の解決
が望まれている。
(考案の目的) 本考案は上述した如き従来の事情に鑑み、箱詰
め状態のもとで果梗によつて果実の肩部分に傷が
付くのを防止し得るマツトを提供することにあ
る。
(考案の構成) 上記目的を達成するために本考案が講じた技術
的手段は、クツシヨン性を備えたマツト本体に、
果梗が貫通突出する通孔を開穿すると共に、その
通孔を中心としてその周囲にスリツトを放射状に
刻設形成する。
上記通孔は矩形状のマツト本体に、縦横に所定
間隔をおいて格子目状に形成する。
(作用) 上記構成によれば箱内のパツク内にりんごを入
れた後、マツト本体をりんご上方より被せると各
りんごの果梗は通孔又は通孔の周囲にスリツトで
上方に開動可能となつた舌片を押し上げてマツト
上方に貫通突出する。しかも箱内に収容される数
に合わせてマツト本体に通孔が配設されているた
め、マツト本体を被せるだけで各りんごの果梗が
貫通突出する。それによつて果梗の先部がりんご
の肩部側へ押し曲げられたとしても間にマツト本
体が介在してりんごに果梗による傷が付くのを防
止する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、1はマツト本体、2はマツト本体1に開穿
した通孔、3は通孔2を中心として放射状に刻設
したスリツト、4は箱体、5はりんごaを収容す
る凹部5′を形成した樹脂製又は紙製のモールド
パツクである。
マツト本体1はクツシヨン性を備えた発泡ウレ
タンの平板で、その平板にパツク5に於ける凹部
5′の形成ピツチと等ピツチで通孔2を貫通開穿
すると共に、各通孔2を中心として周囲にスリツ
ト3が平面十字状に刻設形成されている。
マツト本体1に形成する通孔2の数はパツク5
の凹部5′の数に合わせ、例えば12穴、16穴、20
穴等の如くし、通孔2の孔径は直径約6mmとする
と共に、通孔2より放射状に伸びるスリツト3の
長さは約2cm位とする。
上記の如く構成したマツトは、箱体4内にパツ
ク5を収容し、そのパツク5の凹部5′にりんご
aを縦に収容する。
パツク5の凹部5′にりんごaを収容した後、
本案マツトを上方から被せると、マツト本体1に
開穿した通孔2にりんごaの果梗a′が嵌入し、マ
ツト本体1の上方に貫通突出する。この時、りん
ごaの果梗a′は直立したものとは限らず、先端が
曲つたものもあるが、通孔2の周囲にはスリツト
3が放射状に形成されているため、スリツト3相
互間の舌片6は下方からの押圧によつて容易に上
方へ押し広げられるため、果梗a′は通孔2又はス
リツト3、或いはスリツト3相互の舌片6を押し
上げてマツト本体1上方に突出する。
尚、箱体4の内部にりんごaを二段重ねで収容
する場合は、一段目のりんごaにマツトを被せた
上にパツク5を載せ、りんごを収容して同様にマ
ツトを被せて果梗a′をマツト本体1上方に突出さ
せる。
それによつて、りんごaの肩部はマツト本体1
で保護され、マツト本体1上方に突出した果梗
a′が上方からの荷重で下方に押し付けられたとし
ても肩部上面にはマツト本体が位置するため果梗
a′の先部が直接りんごの肩部に当たることはな
く、傷付くのを確実に防止できる。
尚、図示の如く箱体4内に複数段重ねる場合、
マツト本体1とパツク5との間には今日使用して
いる段ボール紙、樹脂製ネツト等の各種クツシヨ
ン材を介在しても良いことは言うまでもないこと
であり、更に本案の効果を高め得るものである。
(考案の効果) 本考案の保護マツトは以上詳述した如く構成し
たものであるから、次のような効果を発揮する。
りんごの肩部をマツト本体が被い、果梗が上
方からの荷重で下方に押し付けられたとして
も、りんごの肩部に果梗が直接当たるのを防止
し、果梗による傷付きを確実に防止できる。
マツト本体における通孔はりんごを収容する
パツクの凹部に合わせて形成された場合、マツ
ト本体を上方から被せる操作で、全てのりんご
の果梗をマツト上方に貫通突出させることが出
来、作業能率の向上を計ることが出来る。
更に、通孔の周囲には通孔を中心としてスリ
ツトを放射状に刻設したので、果梗が多少曲つ
ていてもスリツト或いはスリツト相互の舌片を
押し広げてマツト上方に貫通突出し、作業能率
を更に向上し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は箱詰め
状態の断面図、第2図は部分拡大平面図、第3図
は一部切欠斜視図である。 図中、1……マツト本体、2……通孔、3……
スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クツシヨン性を備えたマツト本体に、果梗が突
    出する通孔を所定間隔をおいて開穿し、且つその
    通孔を中心として各通孔の周囲にスリツトを放射
    状に刻設した果実の箱詰め用保護マツト。
JP12691587U 1987-08-19 1987-08-19 Expired JPH0454945Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12691587U JPH0454945Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12691587U JPH0454945Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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Publication Number Publication Date
JPS6432373U JPS6432373U (ja) 1989-02-28
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JP12691587U Expired JPH0454945Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114341022A (zh) * 2019-09-26 2022-04-12 佐竹物产株式会社 带果梗植物的保持架

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WO2010126204A1 (ko) * 2009-04-28 2010-11-04 Lee Geun-Oog 포도 포장상자

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JPS6432373U (ja) 1989-02-28

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