JPH0454753Y2 - - Google Patents

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JPH0454753Y2
JPH0454753Y2 JP1987138857U JP13885787U JPH0454753Y2 JP H0454753 Y2 JPH0454753 Y2 JP H0454753Y2 JP 1987138857 U JP1987138857 U JP 1987138857U JP 13885787 U JP13885787 U JP 13885787U JP H0454753 Y2 JPH0454753 Y2 JP H0454753Y2
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JP
Japan
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potato
potatoes
brush
buffer member
picker
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JP1987138857U
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JPS6443631U (ja
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  • Harvesting Machines For Root Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ポテトピツカーに設備されるポテト
損傷防装置に関するが、とくにポテトピツカーか
ら排出されるポテトの損傷防止装置の改良に関す
る。
従来技術 ピツカー本体のポテト排出口部側壁における対
向内面の高さ方向側互違い部位に適数のポテト受
片を構成していた。(以下、第1従来技術と称す) 玉ねぎ収穫機の玉ねぎ排出部に、弾性材を略々
平行状に且つ下方に若干緩く弓状を画くように並
設して構成した受面体を具備した玉ねぎ損傷防止
装置が知られている。(例えば、実開昭59−83310
号公報参照。以下、第2従来技術と称す) 果実移送ホース内面の移送方向側互違い部位に
多数の減速弁を配備して果実損傷防止装置を構成
した果実移送装置が提案されている。(例えば、
実公昭50−31403号公報参照。以下、第3従来技
術を称す)。
考案が解決しようとする問題点 上記第1従来技術は、ポテト受片が排出口部側
壁と同質のゴワゴワした丈夫な布帛(たとえば帆
布のようなかたい布帛)で構成されているため、
排出されるポテトがポテト受片上に落下すると擦
過傷ができたり、打撲傷ができたりすることが多
く、ポテトを損傷せしめる場合が多くて、排出時
におけるポテトの落下衝撃を緩和せしめるという
目的を全く達成していない。
前記第2従来技術は、下方に若干緩く弓状を画
くように並設されている弾性材がゴムで構成さ
れ、排出される玉ねぎが並設弾性材を押広げなが
ら落下するため、この構造をポテトピツカーに採
用した場合、排出されるポテトが並設弾性材を押
広げる際に強い摩擦によつて擦過傷を生じる心配
や剥皮する心配がある。
第3従来技術は、減速弁がウレタンフオームま
たは硬質ゴム等で構成されているため、この構造
をポテトピツカーに取入れると、減速弁がウレタ
ンフオーム製の場合、ポテトに付着している土砂
が減速弁の気泡に詰まり、減速弁の有する復元
性、緩衝性を早期に失なわせて減速弁を固くし、
かえつてポテトに擦過傷を生ぜしめたり、打撲傷
をつくつたりする心配があり、また減速弁が軟質
ゴム製の場合、落下したポテトによつてすぐ下向
に撓つてしまい、該ポテトを一旦受止めることに
困難性があり、緩衝性に欠けるという難点を有し
ている。
本考案は、かかる問題点に着目してなしたもの
で、ピツカー本体から排出されるポテトの落下衝
撃を大幅に緩和し、ポテトを静かに落下排出せし
め、ポテトを損傷せしめる惧れが解消する有益な
損傷防止装置の提案を目的とする。
問題点を解消するための手段 本考案は、叙上の目的を達成するため、屈撓可
能な弾性板の片面に無数の柔軟な刷毛状突起を突
設して構成した適数の緩衝部材を、ピツカー本体
のポテト排出口部側壁における対向内面の高さ方
向互違い部位に、前記柔軟な刷毛状突起を上向に
して取外し自在に配設したという手段を提案す
る。
考案の作用 本考案は、上述のように構成したので、排出さ
れるポテトが互違い配設された緩衝部材上に落下
すると、緩衝部材の有する柔軟弾性によつてポテ
トの落下衝撃が顕著に緩和され、ポテトが静かに
排出される。そして、緩衝部材を必要に応じて交
換することが可能になる。
実施例 図示例について説明すれば、ピツカー本体1自
体は、周知の構成であり、タンク102の後側
(反進行方向側)に向かつて上下動可能な搬送路
103を突出構成し、その搬送路の搬出端部に排
出口部101を構成する。ピツカー本体1の排出
出口部101は、平面四角形の口枠104を適数
平行配設すると共に、それら口枠の外側に屈撓可
能な丈夫な布帛(たとえば帆布のような丈夫な布
帛など)を張り囲らして側壁を構成し、その側壁
の対向内面における高さ方向側に緩衝部材2を互
違いに配設する。上記の排出口部101は、最上
側の口枠104を搬送路102のかたい側壁にボ
ルト止めして垂設構成する。緩衝部材2は、弾性
的なゴム板201の片面に無数の柔軟な刷毛状突
起202を突設して構成し、排出口部101内に
おいてその高さ方向側に互違い(ジグザグ)に配
設する。
緩衝部材2の配設構成は、最上側に配置するも
のを搬送路102内の搬出端部(図示例)又は最
上側の口枠104上に取付け、次のものを最上側
の口枠104に垂設せしめ、最下側のものを中間
の口枠104上又はその口枠に垂設する。緩衝部
材2の配設構成を詳述すれば、最上側の緩衝部材
2は、刷毛状突起202を上向にして、ゴム板2
01の刷毛状突起202が突設されていない一側
縁部を、搬送路102内の搬出端部において搬送
機設置側の一側に遍して架設した取付杆203に
ボトル止め或はボルト・ナツト止めして取外し自
在に取付け、搬送路102内を搬送されてくるポ
テトが刷毛状突起202上に搬出され、。落下衝
撃が緩和され、次の緩衝部材2に向かつて落下す
るように構成する。しかして、最上側の緩衝部材
2は、最上側の口枠104上にボルト止め、ボル
ト・ナツト止めして取付けてもよい。
次の緩衝部材2及び最下側の緩衝部材2は、最
上側の口枠104及び中間の口枠104にそれぞ
れ回動自在に垂設した回動杆204と、これらの
回動杆にそれぞれ内向突設した取付板205とを
利用して上下方向へ揺動自在に取付ける。即ち、
それら2つの緩衝部材2は、いずれも刷毛状突起
202を上向にして、ゴム板201の刷毛状突起
202が突設されていない一側縁部を、それぞれ
取付板205にボルト止め或はボルト・ナツト止
めして取外し自在に取付け、最上側の緩衝部材2
から落下するポテトが次の2に受け止められ、落
下衝撃が緩和され、すぐに最下側の緩衝部材2に
向かつて落下し、落下衝撃が緩和され、この衝撃
部材からは不図示の運搬容器或は運搬者に落下収
容される。しかして、ポテトが一群の集団になつ
て落下する場合が考えられるが、このような場
合、最上側の緩衝部材2は、高さ方向、即ち下向
に撓うだけであるが、次の緩衝部材2及び最下側
の緩衝部材2は、いずれも回動杆204を中心に
して下向に揺動し、落下衝撃を緩和して静かに落
下せしめる。しかして、最上側に配設する緩衝部
材2は、刷毛状突起202の長さ寸法が短寸のも
のを使用し、下方の2つの緩衝部材2は、最上側
のものよりも刷毛状突起202が長寸のものを使
用し、落下衝撃の緩和を効果的に行ない得るよう
に構成する。しかし、緩衝部材2の上記配置順
は、刷毛状突起202の長さ寸法に制約されるも
のではなく、最上側の緩衝部材から最下側の緩衝
部材2まで同寸の刷毛状突起202が突設された
ものを使用しても、ポテトの落下衝撃をよく緩和
せしめ得る。揺動自在な2つの緩衝部材2は高さ
方向、即ち下向に揺動した後の原位置復帰性を高
めるため、回動杆204に内向突設されて上記2
つの緩衝部材2が取付けられた取付板205と、
その取付板の下方位置又は上方位置に配された口
枠104とにわたつて圧縮ばね(不図示)又は引
張りばね3を架設し、上記2つの緩衝部材2に過
大な負荷が加わつて下向に揺動しても、その負荷
が解消すれば、弾発力で直に原位置まで復帰し、
次回のポテト落下に対応せしめると共に、上記2
つの緩衝部材2の下向揺動が圧縮ばね又は引張り
ばね3の弾発力に抗して行なわれ、揺動距離に制
限なく下向揺動することを防止せしめ、ポテトの
落下衝撃緩和に寄与する。上記実施例における緩
衝部材の配設数は、排出口部101の高さ寸法に
よつて適宜決定する。
考案の効果 本考案は、上述の如く構成したので、ピツカー
本体から排出落下されるポテトが互違いに配設さ
れた緩衝部材上に落下すると、柔軟な刷毛状突起
の奏する柔軟弾性及び屈撓可能な弾性板が発揮す
る適度の屈撓性、弾性によつて、緩衝部材に一旦
確実に受止められ、ポテト落下衝撃が顕著に緩和
され、ポテトが静かに落下排出される。従つて、
ポテトに擦過傷、打撲傷などの損傷を与える惧れ
が解消する。そして、緩衝部材は、磨耗した場
合、その他必要に応じて交換することができて便
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案損傷防止装置の側面図、第2図
は要部の拡大縦断側面図、第3図は緩衝部材に過
大な負荷が加わつた場合の緩衝部材の作用を表わ
した側壁縦断拡大側面図である。 図中、1……ピツカー本体、101……排出口
部、2……緩衝部材、201……弾性板(ゴム
板)、202……刷毛状突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屈撓可能な弾性板の片面に無数の柔軟な刷毛状
    突起を突設して構成した適数の緩衝部材を、ピツ
    カー本体のポテト排出口部側壁における対向内面
    の高さ方向側互違い部位に、前記柔軟な刷毛状突
    起を上向にして取外し自在に配設したポテトピツ
    カーの排出ポテト損傷防止装置。
JP1987138857U 1987-09-11 1987-09-11 Expired JPH0454753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987138857U JPH0454753Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987138857U JPH0454753Y2 (ja) 1987-09-11 1987-09-11

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Publication Number Publication Date
JPS6443631U JPS6443631U (ja) 1989-03-15
JPH0454753Y2 true JPH0454753Y2 (ja) 1992-12-22

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ID=31401583

Family Applications (1)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031403U (ja) * 1973-07-13 1975-04-07

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983310U (ja) * 1982-11-27 1984-06-05 株式会社久保田農機製作所 玉「ねぎ」収穫機に於ける玉「ねぎ」損傷防止装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031403U (ja) * 1973-07-13 1975-04-07

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JPS6443631U (ja) 1989-03-15

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