JPH0453438B2 - - Google Patents

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JPH0453438B2
JPH0453438B2 JP61282928A JP28292886A JPH0453438B2 JP H0453438 B2 JPH0453438 B2 JP H0453438B2 JP 61282928 A JP61282928 A JP 61282928A JP 28292886 A JP28292886 A JP 28292886A JP H0453438 B2 JPH0453438 B2 JP H0453438B2
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signal
circuit
display
terminal
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JP61282928A
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Shinichi Kawada
Yoshuki Kawabe
Ryuichi Ando
Mitsuhiro Kawamata
Noboru Tanaka
Yoshiharu Hosogai
Yoshio Koda
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スーパーマーケツト等の商店その他
で使用され、買物運搬や荷物の運搬に用いられる
手押し車に取り付けられる情報表示装置に関する
ものである。
〔発明の背景〕
従来、スーパーマーケツト等の商店において
は、入口付近に買物篭や買物用手押し車を用意し
ているのが一般的となつている。
ところで、商店においては、店の宣伝やその日
の所謂目玉商品(お買徳商品や珍しい商品等)を
新聞のチラシ広告や店内・店頭に貼付した広告に
より買物客に知らせているのが一般的であるが、
多くの品物のある店内で実際に買物をする際に、
いちいち広告を見なければどの品物が目玉商品か
を知ることができないといつたことが起こり易
い。
また、そのような広告と同様の目的で店内放送
をすることも考えられるが、常に注意していない
と聞き取れないことが多いため、やはり視角によ
り知らせるほうが望ましい。
そこで、たとえば米国特許第3677570号明細書
に示されるように、買物客が購入せんとする品物
を運搬するときに用いる手押し車に店の宣伝等を
表示した表示板を取り付けたり、あるいは米国特
許第4021953号明細書に示されているように、手
で回転させることで数種類の表示を行う表示装置
を上記手押し車に取り付けたものもあるが、日々
変化するその日の目玉商品や値段を表示するため
にはその都度表示板や表示装置を入れ替える必要
があるし、宣伝用の文句等も常に同じでは買物客
に飽きられて宣伝効果が薄れてしまう。
また、このような表示板や表示装置によるもの
にあつては、一個の表示板あるいは表示装置によ
つて表示し得る情報量に自ずと限界があるため、
コンパクトな構成で多くの情報を提供し得ないと
いつた問題点があつた。
〔発明の目的〕
本発明は上記に鑑み、手押し車に取り付けられ
る表示装置に多くの情報を表示する機能を有せし
めるとともに、表示装置の書き換えも容易ならし
めて、より大きな付加価値を手押し車に有せし
め、手押し車の使用者・提供者の双方に便利さを
享受せしめることを目的とする。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するため本発明は、手押し車に
取り付けられて使用者に情報を表示する装置であ
つて、外部より入力される、表示すべき情報を少
なくとも含む信号を受信する受信手段と、該受信
手段にて受信した表示すべき情報に応じた信号を
少なくとも読み取り、該信号に応じた信号を出力
信号として出力する処理手段と、該処理手段の出
力信号を受けてこの出力信号に対応する表示駆動
信号を出力する表示駆動手段と、該表示駆動手段
により駆動され上記表示駆動信号に応じた情報を
手押し車の使用者に視認され得るよう表示する表
示器とを有することを特徴とする。
〔作用〕
受信回路により外部からの信号を受け、この信
号に応じて処理回路で表示すべき情報に応じた信
号を出力し、この出力信号に応じて表示がなされ
るから、外部からの信号を入力するのみで、日々
変化する種々の情報を表示することが可能になる
とともに、電子回路を用いた表示装置とすること
により、多くの情報が表示可能となる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。
同図中、1は受信手段としての受信端子であつ
て、この場合には、後述するような雌コネクタに
配設される。この受信端子1には適合化回路2が
接続されており、受信端子1にて受信した電圧信
号を処理手段としてのCPU3に適するよう信号
波形を整形してCPU3に送る。CPU3は、この
整形された信号を読み取つて、表示すべきデータ
を記憶回路4に記憶させるとともに、表示する時
には表示駆動回路5に表示すべき情報に応じた出
力信号を送り、表示器6にて情報を表示する。
7は電源であつて、この場合には充電端子8に
電圧を印加することで充電可能な電池である。こ
の電源7は上記記憶回路4に常に給電するよう接
続されるとともに、電源供給制御回路9を介して
上記CPU3に給電可能に接続されている。
電源供給制御回路9は、この電源供給制御回路
9に接続された衝撃センサ10が衝撃を検知した
ときにCPU3への給電が開始され、衝撃が所定
時間、たとえば3分間連続して検知されないとき
にCPU3への給電が停止するよう構成されてい
る。
11はコネクタ挿入検出回路であつて、コネク
タの挿入を検知するため上記受信端子1、充電端
子8とともにコネクタに配設される端子12から
コネクタが挿入されたことを検出し、CPU3に
適する信号として送出するとともに、電源供給制
御回路9に、コネクタ挿入時にはCPU3、表示
駆動回路5に給電するよう、信号を送出するもの
である。
以上のブロツク図をさらに各ブロツクにつき具
体的にした例を第2図ないし第5図に示す。
第2図は適合化回路2及びコネクタ挿入検出回
路11を示す回路図である。
適合化回路2は、抵抗、トランジスタ、ダイオ
ードから成り、外部から入力される信号と逆位相
を作るとともに、後述する安定した電圧を供給す
る端子Aからの供給電圧によりCPU3への信号
電圧をCPU3に適したものとしている。
コネクタ挿入検出回路11は、抵抗、トランジ
スタ、ダイオードから成り、後述するようなコネ
クタ挿入時に開くスイツチとして構成され、上記
端子Aと同様の端子Bからの供給電圧により
CPU3への出力信号電圧を安定したものとして
いる。
第3図は、電源7、電源供給制御回路9及び衝
撃センサ10の回路構成を示すものである。
電源7はNi‐Cd電池であつて、充電端子8か
ら充電可能になつているとともに、線路13,1
4,15に接続されている。線路15には抵抗1
6,17,18が順に直列接続されており、抵抗
16,17の接続点は抵抗を介して比較器19の
負入力端に接続され、抵抗17,18の接続点に
は抵抗20と衝撃センサ10の並列回路が接続さ
れ、この並列回路は抵抗を介して比較器19の正
入力端に接続されている。この比較器19の負入
力端には、第2図中にも示された線路21が接続
されており、上記コネクタ挿入の瞬間に第2図中
のトランジスタのエミツタに給電可能としている
とともに、このトランジスタがON状態の時に比
較器19の負入力端の電位を下げるようにしてい
る。
比較器19は線路14によつて給電され、その
出力は抵抗及びダイオードを介してNPN型トラ
ンジスタ22のベースに接続される。このトラン
ジスタ22のエミツタはアースされるとともにコ
レクタはPNP型トランジスタ23のベース並び
に線路24に接続される。トランジスタ23のコ
レクタは抵抗を介してアースされ、エミツタは
PNP型トランジスタ25のベースに接続される。
このトランジスタ25のエミツタは線路14に、
コレクタは線路26に接続されている。
なお、線路26には端子A,B,C,D,Eが
接続されている。
27は比較器であつて、その正入力端には上記
線路26に接続された抵抗28,29の接続点が
接続され、負入力端にはCPU3のタイマ出力端
子が抵抗を介して接続されている。この比較器2
7は線路26を介して給電を受け、その出力は抵
抗を介してNPN型トランジスタ30のベースに
接続されている。トランジスタ30のコレクタは
線路24を介して上記トランジスタ23のベース
に接続されており、エミツタはアースされてい
る。
31は上記トランジスタ22のコレクタに接続
された線路であつて、ダイオードを介してCPU
3のタイマ始動端子並びに端子Cに接続された抵
抗の他端に接続されている。
なお、衝撃センサ10は衝撃を検知して電圧を
発する圧電素子を含んで構成されており、また、
線路13は記憶回路4に常時給電するためのもの
である。また、衝撃センサ10と並列に抵抗20
を接続したのは、衝撃センサ10が交流の電圧発
生器とコンデンサとの直列回路で等価的に示すこ
とができると考えることができるから、比較器1
9の正入力端から微少な電流が衝撃センサ10に
流れて充電することに伴う電源投入初期における
誤動作を防止するためであつて、充電量を減らす
ものである。さらに、比較器27の負入力端とア
ース間にコンデンサ44が接続されているが、こ
れはCPU3が給電を受けた直後にこのタイマ出
力から短時間H信号を発してしまうため、この短
時間のH信号により比較器27の出力がLとなつ
てしまわないよう、上記H信号の吸収のために設
けられたものである。
以上の第3図に示した電源供給制御回路9のう
ち、トランジスタ22のON・OFFに関与する左
半分は衝撃によつてCPU3を中心とするシステ
ムに給電を開始するためのもので、トランジスタ
30のON・OFFに関与する残り右半分はCPU3
内のタイマにより、タイマ始動端子に所定時間、
たとえば3分間連続して入力がない時にタイマ出
力端子から比較器27の負入力端に出力信号を送
つてシステムへの給電を停止するためのものであ
る。
第4図はCPU3及び記憶回路4の接続を示す
回路図である。
CPU3はマイクロコンピユータにより構成さ
れており、記憶回路4はRAMである。CPU3は
上記した電源供給制御回路9から線路26を介し
て電圧供給を受けるもので、記憶回路4は上記線
路13を介して電圧供給を受けるものであり、そ
れぞれ電圧安定化用のコンデンサ32,33によ
り、安定した電源電圧の供給を受けるようにして
いる。
CPU3は線路34によつて記憶回路4のアド
レスを指定するとともに線路35によつてデータ
を書き込み及び読み取りを行うもので、表示時に
は線路35に連結された線路36を介して後段の
表示駆動回路5に信号を送るものである。
なお、ナンドゲート37,38は、CPU3及
び記憶回路4を電源が安定してから動作させるべ
く設けられたもので、線路39は表示及び記憶回
路4の動作のタイミングをとるためにCPU3と
記憶回路4間に設けられたものである。
第5図は表示駆動回路5と表示器6を示す回路
図である。
同図中、40は駆動用ICであつて、上記線路
36から送られるCPU3からの信号に応じて、
表示器6にセグメント信号及びコモン信号を出力
するとともに、IC41,42,43に信号を送
り、これらIC41,42,43はこの信号に応
じてセグメント信号を表示器6に出力するもので
ある。
なお、この実施例では表示器6は液晶表示装置
を用いてドツトマトリクス表示を行う構成として
あり、線路26に接続された端子Dとアース間に
5本の抵抗を直列接続し、各抵抗間の接続点及び
アース電位の5つの電圧値を作つて駆動用IC4
0に駆動用電圧を供給している。なお、EはIC
40ないし43に電圧供給する、上記端子Dと同
様の端子である。
以上述べた回路によつて構成された本実施例の
情報表示走値を買物用の手押し車に取り付けた図
が第6図である。
手押し車50は荷積部51とハンドル取付部5
2及びキヤスター53から成り、情報表示装置5
4がハンドル取付部52に取り付けられている。
情報表示装置54は、第7図に示すように、上
記第1図ないし第5図に示した回路及び表示器6
を収納するケース部55とハンドル部56から成
り、ハンドル部56の外側端部に設けた螺孔57
と上記手押し車50のハンドル取付部52の孔5
8とを合わせてボルト59を回し締めすることに
より、手押し車50に取り付け固定される。この
ように手押し車50に固定されているから、買物
客が手押し車50を使用すると、それに伴つて情
報表示装置54に振動が伝わり、衝撃センサ10
が衝撃を検知して電圧を発生する。従つて、第3
図中の比較器19の正入力端に負入力端よりも大
きな電圧が印加され、比較器19の出力がH
(High)となつてトランジスタ22がON状態と
なり、それによつてトランジスタ23,25も
ON状態となるから、線路26を介してCPU3、
表示駆動回路5に給電がなされて表示器6で所定
の表示を行うものである。
一般に、買物用手押し車50は、買物中は移動
しながら使用されるから、その移動によつて生じ
る振動や買おうとする物を荷積部51に置くこと
による振動で衝撃センサ10が衝撃を検知するよ
う設定すれば、使用中は間欠的に衝撃センサ10
の出力があるから、CPU3のタイマ出力はL
(Low)のままで、比較器27の正入力端の電圧
の方が負入力端の電圧よりも高いから、この比較
器27の出力がHであり、それによつてトランジ
スタ30,23,25がON状態となつているた
め、使用中はCPU3、表示駆動回路5への給電
は継続される。
一方、手押し車50が使用されなければ、衝撃
センサ10は衝撃を感知しなくなるから、線路3
1を介してなされるCPU3への入力はHを継続
する。従つて、このH信号が上記3分間継続した
時にCPU3のタイマ出力がHとなつて、比較器
27の出力がLとなり、トランジスタ30,2
3,25がOFF状態となつて、CPU3、表示駆
動回路5への給電が自動的に停止する。
表示器6の表示は、たとえば第8図A、第8図
Bに示すように、文字が右から左へ流れながら表
示をする目玉商品表示部60と、文字やマーク等
の一定の表示をなす固定表示部61と、予め定め
た数種の宣伝文句等をたとえば3秒毎に切り換え
表示する切換表示部62とにより構成される。
第9図は情報表示装置54のケース部55の構
成及び部品収納状態を示す一部裁断斜視図であ
る。
ケース部55は、下ケース63、透明ケース6
4及びカバー65から成り、下ケース63には長
辺方向に沿つて当接部66を形成して上記透明ケ
ース64及びカバー65の開口端部と当接するよ
うにしてあり、ビス67によつてこれら下ケース
63,透明ケース64及びカバー65を一体に取
り付けている。
68は下ケース63からケース部55内方に長
辺方向と平行に2個形成された立ち上がり壁であ
つて、この2個の立ち上がり壁68により形成さ
れる凹部を電池収納部69とし、この電池収納部
69に電源7としての電池70が嵌め込まれてい
る。この電池70は充電可能な乾電池であつて、
そのプラスもしくはマイナスの電極とのコネクタ
部にバネを用いた一般的な電池取付構造をケース
部55に設けることにより、振動等によつて容易
にはずれないようにしてある。71はケース63
から立ち上がる支柱であつて、この支柱71上端
部に衝撃センサ10を内蔵するセンサケース72
をビス73により取り付け固定している。74,
75は回路基板であつて、上記電源供給制御回路
9、CPU3、記憶回路4、表示駆動回路5、コ
ネクタ挿入検出回路11及び適合化回路2を構成
する、ICやその他の素子が取り付けられており、
下ケース63から立ち上がる支柱76にビス77
により固定される。
78は回路基板74,75間の周縁部に配設さ
れたスペーサであつて、回路基板74,75が接
触することを防ぐとともに、この場合には金属に
よつてスペーサ78を形成することで、長方形形
状の回路基板74,75の好適な補強をもなして
いる。
76は液晶セルであつて、上記回路基板75の
上方に配置され、この液晶セル79の周縁部及び
外周端部を覆う形状のセル押さえ80を上記回路
基板74,75とともに、スペーサ78の突出部
81にビス77により固定されている。
なお、カバー65には、表示用開口82が設け
られ、この開口82から透明ケース64を通して
液晶セル79の表示が視認されるものである。
以上により、ケース部55内に各構成要素が収
納される。
第10図は衝撃センサ10及びこれを内蔵する
センサケース72を示す断面図である。
衝撃センサ10は薄い金属円板83と金属円板
83の上面に配設された圧電素子84から成り、
配線85の一方を金属円板83に、他方を圧電素
子84に、それぞれ半田付けして出力信号(電
圧)をピツクアツプするもので、センサケース7
2は上記金属円板83を接着した収納部86と蓋
部87にて構成される。
第11図は情報表示装置54のケース部55と
ハンドル部56の取り付け構造を示す分解斜視図
である。
同図中、88は下ケース63の短辺側部から一
体に外方へ突出している取付部であつて、その中
心部にねじ孔89が穿設されている。ハンドル部
56の上記取付部88対応位置は位置決めのため
の段部90が設けられるとともに、このハンドル
部56を長手方向に貫通する取付孔91が穿設さ
れており、上記下ケース63の取付部88にハン
ドル部56の段部90を適合させると、この取付
孔91と上記ねじ孔89とが合致するよう形成さ
れている。92は取付ボルトであつて、その先端
部には上記ねじ孔89と螺合するねじ93が設け
られるとともに、他方側を径大部94として形成
されている。即ち、上記ハンドル部56の取付孔
91は、外側が径大であつて、途中から径小とな
つており、従つて上記取付ボルト92の径大部9
4との当接壁95が形成されるもので、この当接
壁95と径大部94との当接と、ねじ93とねじ
孔89との螺合によつて、ハンドル部材56がケ
ース部55に取り付けられるものである。
取付ボルト92の径大部94の外側面にはねじ
93とねじ孔89との螺合のための十字形状の溝
96が形成されるとともに、その中心には長手方
向に沿つて螺孔57が穿設されており、この螺孔
57に第7図にて示したボルト59が螺合するも
のである。
第12図A、第12図Bに受信端子1を含む雌
コネクタと外側から挿入される雄コネクタを示
す。
同図中、98が雌コネクタであつて、箱体99
の開口部に雄コネクタ100の接続部101を挿
入するための差込口102がインサートされてお
り、さらにこの箱体99内には上記差込口102
に接続された端子103、及び該箱体99の中程
にて接続部101と接触する端子104、接続部
101を挿入していない時に端子105と接触す
るとともに接続部101を挿入した時に端子10
5から離れる端子106が配設されている。
雄コネクタ100の接続部101は、先端部が
充電用の電圧入力用端子107、中程部が信号伝
送用の入力端子108、基部がアース電位端子1
09となつている。
上記箱体99からは、上記端子103ないし1
06からそれぞれ接続突片110,111,11
2,113が外に突出しており、突片110は情
報表示装置54のケース部55内の回路基板7
4,75のアース電位に、突片111は受信端子
1、突片112は端子12に、突片113は充電
用端子8に接続される。なお、これら端子10
4,105,106又は突片111,112,1
13は、そのままそれぞれ端子1、端子12、充
電端子8であつても良い。
第13図は外部から情報表示装置54に信号入
力をする例を示すものである。
即ち、パソコン114により適宜データを作成
して雄コネクタ100を介して情報表示装置54
に信号を送るようにしたものである。
雄コネクタ100を差込口102に挿入する
と、第2図に示したコネクタ挿入検出回路11の
トランジスタがON状態となるとともに第3図中
の比較器19の負入力端がこのコネクタ挿入検出
回路11のトランジスタと線路21を介してアー
スに接続されるから、比較器19の出力がHとな
つて、上記衝撃センサ10が衝撃を検知した時と
同様に動作する。そして、雄コネクタ100を挿
入し続けている間は比較器19の出力がHを維持
するから、CPU3、表示駆動回路5に給電がな
されており、受信端子1からCPU3を介して記
憶回路4への記憶指令が可能となる。
なお、この時、たとえば“NOW READING”
あるいは“END READING”、また、エラーの
生じた場合には“ERROR”等の表示を行うこと
とすることにより、一層便利なものとなる。さら
に、雄コネクタ100挿入時には電源7への充電
もなされるから、“NOW CHARGING”あるい
は“CHARGE OK”等の表示も合わせて行つて
も良い。
実際には、このような信号入力や充電は、パソ
コン114や充電器等から分配器を介して複数の
情報表示装置54に信号を送り、充電することと
なろう。
信号入力及び充電が完了して雄コネクタ100
を抜くと、衝撃センサ10の出力がなくなつた時
と同様に、第4図中の比較器27の負入力端にH
信号が入力されるまでの間トランジスタ25が
ON状態を維持するが、やがて比較器27の負入
力端にHが入力されてトランジスタ25がOFF
状態となつて給電が停止される。なお、雄コネク
タ100が抜かれたことをコネクタ挿入検出回路
11からの出力でCPU3が検知した時に強制的
にタイマ出力をHとすれば、余分な電力消費を抑
えることができ、その際、雄コネクタ100を抜
いたことをコネクタ挿入検出回路11からの出力
でCPU3が検知してから所定時間、たとえば3
秒間だけ、CPU3に電源供給制御回路9からの
給電があつても動作しないようプログラムすれ
ば、雄コネクタ100を抜くことに伴う振動によ
つて衝撃センサ10が出力信号を出して表示を行
うといつた所望しない表示に伴う無駄な電力消費
を押さえることが可能である。また、第2図にお
いて適合化回路2中にダイオード45を接続した
のは、雄コネクタ100挿入過程において雄コネ
クタ100の正電位が入力される電圧入力用端子
107を介して充電用端子8と受信端子1とが短
絡される場合が生ずるため、受信端子1から端子
Aと第3図中の抵抗28,29を通して電流が流
れ、素子の破壊が起こることを防止するためであ
る。
以上述べた本実施例によれば、多くの情報を表
示する機能を有し、かつ表示情報の書き換えも容
易ならしめた手押し車用情報表示装置を構成する
ことができる。
第14図は本発明の他の実施例を示すブロツク
図である。
同図中、第1図に示したと同一もしくは均等の
構成要素には同一の符号を付しその詳細な説明は
省き、第1図に示したと異なる構成要素及び動作
のみ説明する。
本実施例では、受信手段は外部から電波信号で
入力される信号を受けるアンテナ115であつ
て、このアンテナ115の後段に受信回路116
が接続され、この受信回路116からCPU3に
信号が入力される。
CPU3はこの場合、受信回路116からの信
号を受けると、この信号に応じて表示すべき情報
に応じた信号を表示駆動回路5に出力するもので
あるため、上記第1図において示した表示すべき
情報に応じたデータを記憶する記憶回路4を除い
ている。
また、充電端子8は、単に充電用として用いら
れ、その際にCPU3を駆動する必要もないため、
第1図におけるコネクタ挿入検出回路11、端子
12も除いている。
第15図は情報表示装置54に信号を入力する
例を示すものである。
即ち、パソコン114に予め表示する情報を数
種類作成、記憶させておき、パソコン114にプ
ログラムされた順番で繰り返して送信器117に
信号を送り、送信器117はパソコン114から
の信号に応じた電波信号を発信し、これをアンテ
ナ115で受信し、受信回路116はアンテナ1
15からの信号に応じた電圧信号をCPU3に送
るものである。
衝撃センサ10により衝撃を検知した時に
CPU3が動作することは上記第1図ないし第1
3図に示した実施例と同様である。
以上の本実施例によれば、上記実施例と同様の
効果に加え、情報表紙装置一台一台にそれぞれコ
ネクタを差し込んで記憶回路に記憶させる情報を
入力するといつた作業を省くことができるととも
に、緊急な情報が生じた場合には、より早くその
情報を表示することが可能となる。
なお、本実施例では、CPU3に記憶回路を接
続しないとしたが、CPU3自身の有するRAMで
は不足の場合、また、上記実施例と同様に情報を
予め記憶しておき、どの情報を表示するかの選択
のみを送信器116から送る場合、さらに、記憶
すべきデータを送信器から送つて記憶させる場合
には、記憶回路を設ければ良い。
第16図、第17図は電源7に遮断スイツチ機
構を接続した例を示す。
即ち、電源7の正側(負側でも良い)には、た
とえば第17図に示すような遮断スイツチ機構1
18が接続されている。
第17図中、119は電池の正側電極に接触す
るコンタクトであつて、このコンタクト119と
後段の電源供給制御回路9等との接続用の接続片
120とを、情報表示装置54のケース部55の
下ケース63を通してビス121で接触・離間さ
せ得るようにしている。
これは、情報表示装置54に表示させない時、
主に情報表示装置54をある場所から他の場所に
移動する時に不必要な電力の消費を防ぐためのも
ので、特に長距離にわたつて移送する場合には非
常に有効である。
なお、電源7を太陽電池等の光起電力素子とす
れば、上記各実施例に示したような充電が不必要
となり、その場合には記憶回路専用の乾電池を別
に設置するか、もしくは記憶回路を不揮発性メモ
リとすれば良い。
以上、買物用の手押し車に本発明の情報表示装
置を適用した例を示したが、荷物運搬用の手押し
車、たとえば空港にて用いられる手押し車に適用
し、飛行機の発着状況等の空港情報や天気、温
度、風力等の気象情報やその日のニユースあるい
は時刻など種々の情報を単独もしくは組み合わせ
て表示するものとしても良い。
また、上記各実施例では、情報表示装置54を
手押し車50のハンドルとして兼用できるように
ハンドル部56を設けたものを示したが、手押し
車50の使用者に視認され得る位置に取り付けら
れれば良いものであり、たとえば上記手押し車5
0の荷積部51に取り付けることもでき、この場
合には情報表示装置54にはハンドル部56を設
けなくとも良い。
〔発明の効果〕
以上述べた本発明によれば、手押し車に取り付
けられる表示装置に、多くの情報を表示する機能
を有せしめるとともに、表示情報の書き換えも容
易ならしめることができ、より大きな付加価値を
手押し車に有せしめて、手押し車の使用者・提供
車の双方に便利さを享受せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の手押し車用情報表示装置の一
実施例を示すブロツク図、第2図ないし第5図は
第1図中の各ブロツクの具体的構成を示す回路
図、第6図は同上実施例が買物用手押し車に取り
付けられた状態を示す斜視図、第7図は同上実施
例と買物用手押し車の取り付け構造を示す斜視
図、第8図A、第8図Bはそれぞれ同上実施例の
表示例を示す正面図、第9図は同上実施例の一部
裁断斜視図、第10図は同上実施例に装着される
衝撃センサの断面図、第11図は同上実施例のハ
ンドル部とケース部との取り付け状態を示す分解
斜視図、第12図Aは同上実施例のコネクタ部分
を示す一部切り欠き側面図、第12図Bは接続関
係を含む同上実施例の雌コネクタの背面図、第1
3図は同上実施例に信号を入力する例を示す斜視
図、第14図は本発明の手押し車用情報表示装置
の他の実施例を示すブロツク図、第15図は同上
他の実施例に信号を入力する例を示す斜視図、第
16図は上記各実施例に電源遮断機構を付与した
例を示す回路図、第17図は同上電源遮断機構の
例を示す断面図である。 1,115……受信手段、3……処理手段、5
……表示駆動手段、6……表示器、7……電源、
8……充電端子、9……電源供給制御回路、10
……衝撃センサ、19,27……比較器、50…
…手押し車、54……情報表示装置、55……ケ
ース部、56……ハンドル部、98……雌コネク
タ、100……雄コネクタ、116……受信回
路、117……送信器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 手押し車に取り付けられて使用者に情報を表
    示する装置であつて、 外部より入力される、表示すべき情報を少なく
    とも含む信号を受信する受信手段と、 該受信手段にて受信した表示すべき情報に応じ
    た信号を少なくとも読み取り、該信号に応じた信
    号を出力信号として出力する処理手段と、 該処理手段の出力信号を受けてこの出力信号に
    対応する表示駆動信号を出力する表示駆動手段
    と、 該表示駆動手段により駆動され上記表示駆動信
    号に応じた表示すべき情報を手押し車の使用者に
    視認され得るよう表示する表示器と を有することを特徴とする手押し車用情報表示装
    置。
JP61282928A 1986-11-27 1986-11-27 手押し車用情報表示装置 Granted JPS63135991A (ja)

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