JPH0453263Y2 - - Google Patents

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JPH0453263Y2
JPH0453263Y2 JP1987198179U JP19817987U JPH0453263Y2 JP H0453263 Y2 JPH0453263 Y2 JP H0453263Y2 JP 1987198179 U JP1987198179 U JP 1987198179U JP 19817987 U JP19817987 U JP 19817987U JP H0453263 Y2 JPH0453263 Y2 JP H0453263Y2
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JP
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harris
elastic material
harris stop
hole
stop
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願考案は魚釣り用のハリス止に関し、詳しく
は、魚釣り用の道糸とハリスを連結する際に用い
られるもので、魚が掛つた時の衝撃力を吸収し、
ハリスを保護することを目的としたハリス止に関
する。
従来の技術 実開昭51−106782号公報の魚釣り用附属金具。
考案が解決しようとする問題点 釣針に魚が掛り、ハリスに衝撃力が生じたと
き、これを吸収し、ハリスを保護するためには、
この衝撃力(以下Fという)と方向が反対の力
(以下−Fという)と、−Fが生じてから−F=F
となるまでの時間、即ち、−F=0→F=Fに到
る距離(以下Sという)が必要である。このこと
は、Fを運動のエネルギ(以下Kという)に変換
してやること示すものでF=Kであれば、K=−
F・Sで表されることは衆知のことである。
今、−Fが一定であると仮定すれば、Sを大き
くすることによつて、より大きなFに耐えること
が出来る。
又、Sを大きくすることが大きなFを吸収する
のに有効な手段であることも既知である。
然るに、前記従来の技術において、より大きな
Sを得ようとすれば、魚釣り用金具の環状部、即
ち、線材の外周に多量の弾性材を被着しなければ
ならず、大きな環状部が要求されると共に、弾性
材によつて環状部が肥大化し、実用に供すること
が不可能となる欠点を有している。
問題点を解決するための手段 本願考案は、前記従来の技術の欠点を除去し、
小型で、しかも大きいFを吸収し、ハリスを保護
するように成した技術であり、魚釣り用附属金具
にも当然流用することが可能な技術であるが、ハ
リス止として単一で利用することが望ましい技術
である。弾性が有り、復元力に富む芯材1を、環
状のハリス止の外周縁に位置せしめて弾性材2で
被覆すると共に、該弾性材2を、ハリス止の中心
部に向つて増設せしめ、而して、ハリス止の中心
部に適宜な大きさの透孔3を形成するまでの間に
弾性材2の層を設けたハリス止で、如何に、本願
考案の実施例図に基いて詳述すれば、1は芯材、
2は弾性材、3は透孔を夫々示すものである。
芯材1は、柔軟性が有り、復元力に富んだ金
属、又は合成樹脂の単一線、撚り線、つる巻きば
ねの何れかより選ばれ、環状の大きさに関して
は、釣ろうとする対象魚によつて選択されるもの
である。
一方、弾性材2は、当該技術の最も重要な技術
であり、その材質としては、柔軟性が有ると同時
に充分な反撥力の有るのものが選択されなければ
ならず、例えばゴム類では天然ゴム、合成ゴム、
合成樹脂類では軟質塩ビ、ウレタン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ナイロン、その他が有る。
又、当該ハリス止は陸水、海水の双方で実施され
るもので、耐水性が充分に考慮されたものである
ことが必要である。
透孔3は、釣糸を通し、結ぶことを目的とする
ものであり、大きさに関して特に指定するもので
はないが、少なくとも対応する釣糸が充分に通る
大きさであることが望ましい。
作 用 本考案のように、芯材1と透孔3との間に、弾
性材2が層を成し、Sが充分に設けられているハ
リス止は、大きな衝撃力Fがはたらいた場合、透
孔の周縁での−Fは非常に小さく、弾性材2の変
形量、即ち、Sが小さくなることによつて急速に
−Fが増大し、更にFが加わるとSは零となり、
芯材1が変形して距離(以下S′という)を生ず
る。又、距離Sと反撥力−Fとの間には、放物線
的に変化する関係がある。
即ち、本願におけるハリス止は、Sを充分に与
えたことによつて大きなFを完全に吸収して運動
のエネルギーKに変換し、ハリスをFより保護し
ている。
実施例 1 線径が1.0mmの燐青銅の線材で、内径が1.0cm
の芯材1を成し、これを、外径が1.3cm、内径
(透孔径)が2mm、厚さが2mm、外径側及び内
径側の端面が2mmの直径で円を成すドウナツ状
のネオプレンゴムより成る弾性材2に埋設して
実施したものである。
2 外径側端面は2mm、内径側端面は1mmの直径
で夫々円をえがき、互いの円を接線で結んで変
形ドウナツ状にした軟質ウレタン樹脂より成る
弾性材2とした以外は第1実施例と同様に実施
したものである。
考案の効果 本願考案は以上のように実施が可能であり、大
きな衝撃力Fを確実に吸収するために、可能な限
り距離Sの量を大きくしたもので、 1 Sをハリス止の中心方向に限定して確保する
ことによつて、小型でより大きいFを吸収する
ことが出来る。
2 芯材1と透孔3の間に設けた弾性材2層の長
さを変えることによつてSの量を容易に変える
ことが出来る。
3 透孔3側の弾性材2の厚さを変えることによ
つて初期反撥力−Fを自由に選択することが出
来る。
以上のような秀れた効果を有している考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の正面図、第2図は同図A
−A断面図、第3図は第2実施例の断面図、第4
〜5図は他実施例図。 1……芯材、2……弾性材、3……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性が有り、復元力に富む芯材1を、環状のハ
    リス止の外周縁に位置せしめて弾性材2で被覆す
    ると共に、該弾性材2を、ハリス止の中心部に向
    つて増設せしめ、而して、ハリス止の中心部に適
    宜な大きさの透孔3を形成するまでの間に弾性材
    2層を設けたことを特徴とするハリス止。
JP1987198179U 1987-12-24 1987-12-24 Expired JPH0453263Y2 (ja)

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JP1987198179U JPH0453263Y2 (ja) 1987-12-24 1987-12-24

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JPH0199155U JPH0199155U (ja) 1989-07-03
JPH0453263Y2 true JPH0453263Y2 (ja) 1992-12-15

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51106782U (ja) * 1975-02-24 1976-08-26

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JPH0199155U (ja) 1989-07-03

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