JPH0452900B2 - - Google Patents

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JPH0452900B2
JPH0452900B2 JP58213289A JP21328983A JPH0452900B2 JP H0452900 B2 JPH0452900 B2 JP H0452900B2 JP 58213289 A JP58213289 A JP 58213289A JP 21328983 A JP21328983 A JP 21328983A JP H0452900 B2 JPH0452900 B2 JP H0452900B2
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Kensuke Kobayashi
Yasuo Tazo
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Iwasaki Tsushinki KK
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Iwasaki Tsushinki KK
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
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    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S505/00Superconductor technology: apparatus, material, process
    • Y10S505/825Apparatus per se, device per se, or process of making or operating same
    • Y10S505/856Electrical transmission or interconnection system
    • Y10S505/857Nonlinear solid-state device system or circuit
    • Y10S505/865Nonlinear solid-state device system or circuit with josephson junction

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はアナログ信号測定装置に係り、特にサ
ンプリングゲートの遷移確率をコントロール信号
で確定させることができるアナログ信号測定装置
に関するものである。
〔従来技術〕
ジヨセフソン素子は、従来の半導体素子に比べ
高速スイツチングと低雑音の優れた特性を持つ。
そして、この特性を活かし、高速信号、特にジヨ
セフソン素子自体のスイツチング特性をシヨセフ
ソン素子で構成したサンプラーでサンプリングす
ることが盛んに研究されている。
このサンプリング技術の代表的な文献として
は、 S.M Faris;Appl .Phys.Lett.36(12)、
PP1005〜1007、1980 D.B.Tuckerman;Appl.Phys.Lett.36(12)、
PP1008〜1010、1980 C.Hamilton;U.S.Patent.No.4245169.
Jan.13.1981 を挙げることができる。
このジヨセフソン素子で構成されたサンプリン
グゲートを第1図に、この第1図のジヨセフソン
サンプリングゲートを用いた従来のアナログ信号
測定装置の一例を第2図にそれぞれ示し、サンプ
リング原理を説明する。
まず、第1図に示すサンプリングゲートは、サ
ンプリングパルスIpと被測定信号Iuおよびバイア
ス電流IMを入力する磁気結合線を持ち、各々加算
された電流値が素子電流Ibで定められるゲートの
しきい値電流Icを越えると出力“1”(電圧状
態;出力数mV)となり、しきい値電流Ic以下の
ときは出力“0”(超伝導状態;出力0mV)と
なる。なお、OUT1はサンプラー出力が得られる
出力端子である。
つぎに、第2図に示すアナログ信号測定装置内
の信号発生回路SGCはサンプリングゲート回路
SPGCの出力状態に応じてバイアス(帰還)電流
IMの値を僅かに変化させる。そして、バイアス電
流IMの変化方向を、サンプリングゲートSGの出
力が“1”のときは、その出力が“0”となる方
向に定め、また、サンプリングゲートSGの出力
が“0”のときにはその出力が“1”となる方向
に定め、サンプリング動作を繰返すと、バイアス
電流IMは下記(1)式を満足する値に収束する。
Iu+Ip+IM+Ic ……(1) そして、サンプリングパルスIpおよびゲートの
しきち値電流Icを一定とすれば、被測定信号Iuは
バイアス電流IMの収束値、すなわち、信号発生回
路SGCの出力値を測定することで得ることがで
きる。なお、サンプリングパルスIpを入力させる
時刻を、被測定信号波形Iu(t)に対し順次遅延
させれば被測定信号波形Iu(t)の各々異なつた
時刻の瞬時値をサンプリングすることができる。
これは、通常のサンプリング手法と同様である。
この第2図において、SPGはサンプリングパ
ルスIpを発生するサンプリングパルス発生器、ST
はこのサンプリングパルス発生器SPGと信号発
生回路SGCを駆動するトリガ信号である。そし
て、前記サンプリングゲート回路SPGCは被測定
信号Iuのアナログ信号を入力する端子とバイアス
電流IMを帰還信号として入力する端子を含む複数
の入力端子を持ちこれら各入力端子に加えられた
信号値の総和が予め定められた所定のしきい値を
越えると出力レベルが低レベルから高レベルある
いは高レベルから低レベルに反転する比較手段を
構成し、また、信号発生回路SGCはこのサンプ
リングゲート回路SPGCの出力端子に接続されト
リガ信号STの印加時にそのサンプリングゲート回
路SPGCの出力レベルを反転させる方向に出力信
号の値を予め定められた所定量だけ変化させて上
記サンプリングゲート回路SPGCの入力端子に帰
還信号としてバイアス(帰還)電流IMを出力する
積分手段を構成している。ROCは読出しコマン
ド信号RCSに基いて信号発生回路SGCの出力を
読出す読出し回路で、この読出し回路ROCは上
記積分手段の信号発生回路SGCの出力信号が収
束したときの値を被測定信号Iuの値に対応した値
として出力する読み出し手段を構成している。
しかしながら、このような従来のアナログ信号
測定装置においては、信号発生回路SGCの出力
からサンプリングゲート回路SPGCに帰還信号と
して供給されるバイアス(帰還)電流IMが収束し
たときのサンプリングゲートが“1”および
“0”を出力する確率(以下、これを遷移確率と
呼称する)をほぼ1/2に設定するだけで、この遷
移確率を正確に、かつ任意に設定することは行な
われていない。
例えば、前述したC.Hamiltonのサンプリング
装置は、サンプリングゲートの出力が“0”から
“1”に反転したとろでバイアス電流IMを読み出
しており、このバイアス電流IMの収束時の遷移確
率は考慮されていない。
また、D.B.Tuckermanの発表したサンプリン
グ装置は遷移確率を1/2に設定しているが、実際
に1/2に設定するには、バイアス電流IMが収束し
たときのサンプリングゲート出力をモニターし、
“1”状態の出力回数がサンプリング回数の1/2と
なるようレフアレンス電圧を調整する必要があ
る。また、このサンプリング装置はサンプリング
周期、素子電流Ibのパルス幅、素子電流Ibに対す
るサンプリングパルスIpの遅延時間、ゲート出力
などの何れかの条件が変化すれば、遷移確率が変
化するサンプリング装置であり、遷移確率を正確
に、かつ任意に設定することは不可能である。
そして、このTuckermanのサンプリング装置
における遷移確率の不確定性をとり除き、前述し
た条件が変化しても遷移確率が固定できる汎用の
ジヨセフソンサンプリング装置の実現法が、 田雑、他“ジヨセフソンサンプリング技術と応
用”電子学誌ED83−63.P49 の文献に発表されている。
しかるに、この文献に延べられたジヨセフソン
サンプリング装置は、Tuckermanのサンプリン
グ装置の欠点を改良し前述した条件が変化して
も、遷移確率(上記文献上では50%)が変化しな
いことを目的としたもので、遷移確率を正確にか
つ任意に設定する目的のものではない。
〔発明の目的および構成〕
本発明は以上の点に鑑み、このような問題を解
決するとともにかかる欠点を除去すべくなされた
もので、その目的は簡単な回路構成によつてサン
プリングゲートの遷移確率を任意にかつ正確に設
定することができ、また、被測定信号のジツタ分
布を測定することができ、さらに、複数信号間平
均スキユーと信号間の最少時間差および最大時間
差を簡単に測定することができるアナログ信号測
定装置を提供することにある。
このような目的を達成するため、本発明はバイ
アス電流が収束したときのサンプリングゲートの
遷移確率が、積分器の出力変化の増加量および減
少量で定められることに着目し、積分手段の出力
変化量の増加量と減少量の比を制御信号(コント
ロール信号)により変化させるようにしたもので
ある。
〔実施例〕
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説
明する。
まず、実施例を説明する前に、本発明の理解を
容易にするため遷移確率がサンプリング装置に持
つ意義から説明する。
ジヨセフソンサンプリング装置は前述したよう
に、超高速でスイツチするパルス波形の測定を目
的としたものであるが、特に、パルス波形のトラ
ンジフシヨン時間と複数のパルス波形間の時間差
測定を重要な測定項目としてあげることができ
る。そして、サンプリングゲートの遷移確率が影
響を与えるのは、サンプリングパルスIp(第1図、
第2図参照)に対しジツタを持つパルス間の時間
差測定を行つた場合である。
被測定信号波形とジツタの分布を第3図に示し
説明すると、aはジツタを含む被測定信号を示し
たものであり、bはジツタを含まないときの被測
定信号、cはジツタの確率密度分布P(t)を示した
ものである。そして、論を簡単にするためジツタ
は、−1t1の範囲でt=0に関して対称に
分布し、被測定信号はジツタのP−P量の1/2で
で直線的に変化しているものとする。
以上の条件のもとにt=t0におけるyの分布Q
(y)を調べる。
そして、第3図aに示したy0およびt0の関係よ
りt=t0でy0の値をとるのは被測定信号y=Iu(t)
がt=y0−t0(イ点参照)で立上りを開始したと
きであるから、下記(2)式が成立つ。
Q(y0)=P(y0−t0) ……(2) ただし、0y01、−1y0−t01である。
そして、第3図cのロに示す確率密度分布P(t)
は ∫1 -1P(t)dt=1 P(t)=P(−t) で表わされる。
第4図は振幅値とジツタ分布の関係を示す説明
図で、前述の(2)式の関係を示すものである。
前述したサンプリングゲートの素子電流Ibを調
整し、Ic=Ipとすれば、バイアス電流IMの収束値
は(1)式よりIM=−Iuとなる。
しかし、t=t0における被測定信号Iuの値は(2)
式に示される確率分布をもつので、いま、バイア
ス電流IMの収束値−y0ではサンプリングゲートが
“1”の状態をとる確率がα(第4図ハツチング部
分α参照)であるとすれば下記(3)式が成立つ。
α=∫1+t 0y0Q(y)dy=∫1 y0-t0P(t)dt ……(3) ここで、F(t)=∫P(t)dtとすれば、確率分布P
(t)は前述したように、−1t1の範囲の偶関
数であるから、 F=(1)=−F(-1)=1/2、F(0)=0 が成立する。これより、下記(4)式が得られる。
F(y0−t0)=1/2−α≡F(k) ……(4) なお、第4図において、ハツチング部分のF(k)
は上記(4)式のF(k)に対応する。そして、ハ点はy0
−y0を示す。
この(4)式よりある一定の遷移確率αが得られる
までバイアス電流IMを収束させたときの測定結果
y0の軌跡はy0=t0+kとなり、被測定信号波形
(Iu(t))と測定結果(y0)の関係を示す第5図に
示すように、被測定信号波形Iu(t)と同じ立上りを
もつ測定結果が得られることになる。
なお、この第5図において、ニはα=0、ホは
y=t0+k、ヘはα=1/2、トはα=1をそれぞ
れ示す。
ここで、遷移確率αをα=1/2とすれば、上記
(4)式とF(0)=0よりy0=t0となり、被測定信号波
形Iu(t)と測定結果y0は一致する。また、遷移確率
αをα=0とすれば、F(y0−t0)=1/2=F(1)より
y0=t0+1、α=1とすれば、F(y0−t0)=−1/2
=F(-)よりy0=t0−1にそれぞれなり、ジツタを
含んだ被測定信号Iuの包絡線となる。以上の関係
を第5図に示す。
つぎに、ジツタと時間位置移動量kとの関係に
ついて説明すると、第4図におけるt=0を基準
としたジツタの累積分布関数R(t)は下記(5)式で表
わされる。
R(t)=−R(−t)=2∫t 0P(t)dt……(5) すなわち、R(t)は被測定信号波形Iu(t)の立上が
り部が持つジツタの零・ピーク間の累積分布関数
である。
一方、測定された測定結果y0の立上がり部の時
間は前記(4)式においてy0=0とおくことにより、 F(−t0)=1/2−α=∫1 0P(t)dt−∫1 -t0P(t)dt =∫-t 00P(t)dt≡F(k) で表わされ、これより下記(6)式が導き出される。
R(−k)=2F(−k)=2∫t 00P(t)dt=1−2α……
(6) ただし、0α1/2 この(6)式から下記のことが結論づけられる。
すなわち遷移確率αで測定したときの波形立上
り部は、ジツタの中心t=0からkだけ前方に移
動する。また、被測定信号Iuの持つジツタの零・
ピーク間の累積分布はt=−kにおいて1−2α
となる。
以上のことより遷移確率αは、ジツタを持つ信
号測定に対し非常に重要なパラメータとなること
がわかる。
さて、本発明によるアナログ信号測定装置は、
サンプリングゲートの遷移確率を任意に設定で
き、かつ設定値を確定させることにより、前述し
たジツタの存在による測定波形の時間位置移動量
からジツタの累積分布情報が得られるサンプリン
グ装置である。
つぎに、遷移確率αの設定方法について説明す
る。
いま、サンプリングゲートが“0”レベルを出
力したときに積分器の出力電流がステツプアツプ
する量をΔI0とし、サンプリングゲートが“1”
レベルを出力したときに積分器の出力電流がステ
ツプダウンする量をΔI1とする。また、前記(1)式
におけるサンプリングパルスIpはIp=Ic(ゲート
のしきい値電流)に調整されているものとする。
そして、被測定信号IuをIu>0、バイアス電流
IMをIM=0と仮定し、サンプリングが行なわれる
と、Ic−Ip−Iu−IM<0からサンプリングゲート
は“1”レベルを出力し、IM=−ΔI1となる。こ
のサンプリング動作を連続させ、|Iu〓<|IM
となると、Ic−Ip−Iu−IM>0となり、サンプリ
ングゲートは“0”レベルを出力する。その結
果、積分器はその出力をΔI0だけステツプアツプ
させる。このゲート出力が反転してから適当な回
数のサンプリングを続行すると、バイアス電流IM
の変化はほぼΔI0とΔI1のステツプ量の大なる方
の値内におさまり、バイアス電流IMは収束状態と
なる。
この状態から更にサンプリング動作をN回行な
い、サンプリングゲートが“1”状態を出力した
回数をN1とし、サンプリングゲートが“0”状
態を出力した回数をN0とすると、そのときのIMN
の値はN=0のときのIM0に対し、IMN=ΔI0×N0
−ΔI1×N1+IM0となる。
一方、IMNとIM0は既に収束しているバイアス電
流値であるから |ΔI0×N0−ΔI1×N1|=|IMN−IM0|≒ΔI が成立する。ただし、ΔIはΔI0とΔI1の大なる値
である。そして、辺をNで割り、N≫1とすれ
ば、ΔI/Nに微小項となるので、ΔI0×N0/N=ΔI1 N1/Nとなる。
しかるに、バイアス電流IMが収束状態にあると
きの遷移確率αは、α=N1/Nで表わされるので、 下記(7)式が成立する。
α=ΔI0/ΔI1+ΔI0 ……(7) この(7)式よりサンプリングの遷移確率は積分器
の出力増加および減衰量を定めることで確定する
ことができる。
第6図は本発明に用いる積分器の実施例を示す
ブロツク図で、ジツタの累積分布を直読できる積
分器の一例を示すものである。
図においてOA1,OA2……OA5は演算増幅器、
VRは電源+Eと電源−Eとの間に接続された可
変抵抗器、R1,R2……R8は抵抗で、この抵抗R1
〜R6は正密に合わされた同じ値の抵抗であり、
また、抵抗R7,R8も正密に合わされた同じ値の
抵抗である。FET1はN型の電界効果トランジス
タ、FET2はP型の電界効果トランジスタ、GTC
はゲート回路で、このゲート回路GTCはサンプ
リングゲート出力が印加される入力端子STから
のサンプリングゲート出力が“1”でかつトリガ
信号が印加される入力端子TTからのトリガ信号
の入力期間中だけ端子a側にスイツチし、また、
入力端子STからのサンプリングゲート出力が
“0”でかつ入力端子TTからのトリガ信号の入
力期間中だけ端子b側にスイツチするように構成
されている。
Gはゲート回路GTCの端子cに接続された積
分キヤパシタ、VICはこの積分キヤパシタCの端
子電圧を入力しこの端子電圧を電流に変換する電
圧−電流変換器、BTはバイアス電流IMの出力端
子、MTはモニタ出力端子である。
そして、演算増幅器OA1の正相端子(+)は可
変抵抗器VRの摺動片に接続され、逆相端子
(−)はモニタ出力端子MTに接続され、出力端
子は逆相端子(−)に接続されている。演算増幅
器OA2の正相端子(+)は接地され、逆相端子
(−)は抵抗R1を介して、入力電圧E−Vが印加
される端子に接続され、出力端子は抵抗R2を介
して逆相端子(−)に接続されると共に、抵抗
R3を介して演算増幅器OA1の出力端子に接続さ
れている。演算増幅器OA3の正相端子(+)は演
算増幅器OA2の出力端子に接続され、演算増幅器
OA3の逆相端子(−)は抵抗R7を介して正電源
端子+Vに接続されている。演算増幅器OA4の正
相端子(+)は接地され、逆相端子(−)は抵抗
R5を介して、入力電圧V−Eが印加される端子
に接続さると共に抵抗R4を介して演算増幅器
OA1の出力端に接続され、演算増幅器OA4の出力
端子は抵抗R6を介して逆相端子(−)に接続さ
れている。演算増幅器OA5の正相端子(+)は演
算増幅器OA4の出力端子に接続され、演算増幅器
OA5の逆相端子(−)は抵抗R8を介して負電源
端子−Vに接続されている。
そして、N型の電界効果トランジスタFET1
ソースは抵抗R7を介して正電源端子+Vに接続
され、ドレインはゲート回路GTCの端子aに接
続され、ゲートは演算増幅器OA3の出力端子に接
続されている。また、P型の電界効果トランジス
タFET2のドレインはゲート回路GTCの端子bに
接続され、ソースは抵抗R8を介して負電源端子
−Vに接続され、ゲートは演算増幅器OA5の出力
端子に接続されている。
そして、この第6図の実施例に示す積分器は、
前段の比較手段のバイアス電流IMの収束時の
“1”レベルと“0”レベルを出力する比を制御
信号(コントロール信号)により変化させるよう
に構成されている。
つぎにこの第6図に示す実施例の動作を説明す
る。
まず、可変抵抗器VRを調整することにより、
増幅度1の演算増幅器OA1を通してモニタ出力端
子MTにΔEの電圧を得る。このΔEの電圧は演算
増幅器OA2の逆相端子(−)にも入力し、もう一
つの入力電圧E−Vと加算されて演算増幅器OA2
の出力端子にV−E−ΔEの電圧となつて表われ
る。
そして、この電圧V−E−ΔEは演算増幅器
OA3および電界効果トランジスタFET1を通して
抵抗R7と電界効果トランジスタFET1のソースの
交点に表われるので、いま、抵抗R7の値を1Ωと
すれば、電界効果トランジスタFET1はそのドレ
インより、 I+=V−(V−E−ΔE)=E+ΔE の電流を出力する。
また、演算増幅器OA4,Q5および電界効果ト
ランジスタFET2についても同様で、この電界効
果トランジスタFET2はそのドレインより、 I-=(−V+E−ΔE)−(−V)=E−ΔE の電流を出力する。
つぎに、このようにして得られた上記電流I+
よび電流I-はそれぞれゲート回路GTCにより、
ゲート内のスイツチが各々の出力状態を選択する
と、その選択出力は積分キヤパシタCに流入し、
電流I+は電圧を増加させ、電流I-は電圧を減少さ
せる。そして、この積分キヤパシタCの端子電圧
は電圧−電流変換器VICにより電流に変換され、
サンプリングゲート回路(第1図のSPGC参照)
に帰還信号としてバイアス電流IMが出力される。
このように、トリガ信号が加えられる度にサン
プリングゲートの出力レベルを反転させる方向に
出力信号の値を定められた所定の量だけ変化させ
て上記サンプリングゲート回路の入力端子にバイ
アス電流IMを帰還信号として出力する。
以上の説明から明らかなように、電流ステツプ
ΔI0は電流I+に比例し、電流ステツプΔI1は電流I-
に比例するので、 ΔI0K・(E+ΔE),ΔI1=K・(E−ΔE) となる。そして、これらの値を前記(7)式に代入
し、得られたαを前記(6)式に代入すると、 R(−k)=−ΔE/E を得る。
これより、ΔE=0に対する波形の時間位置移
動量kをサンプリング装置の表示装置(図示せ
ず)から読むことによりジツタの時間位置移動量
kの値に対する累積分布ΔE/Eを値ちに求めること ができる。
第7図はジツタ測定を説明するための波形図
で、a,bは従来のダイオードゲートによるサン
プリング装置を用いたジツタ測定の例を示したも
のであり、cは本発明による微弱信号のジツタ測
定の例を示したものである。なお、bは微弱信号
の例を示す。
そして、従来のジツタ測定は、第7図aに示す
ように、波形立上り部の適当なレベルに幅Wのウ
ンドウを設け、この範囲に入るサンプリング値の
発生回数を各サンプリング時刻毎に累計し、ジツ
タ分布を求めていた。しかし、信号が高速かつ微
弱になると装置自体のもつノイズNのため、第7
図に示すように、波形の立上り部にのみウインド
ラWを設定することができなくなり、ジツタ測定
が不可能であつた。
これに対して、本発明は、縦方向および時間軸
方向の平均化が被測定信号の立上り部をなまらす
ことなく行なうことができ、遷移確率αを変化さ
せて第7図cに示すような波形を得ることができ
る。なお、この遷移確率αを変化することにより
生じた縦方向への波形の移動はバイアス電流IM
オフセツト電流OCを重畳させてキヤンセルする
ことができる。なおこの第7図cにおいて、チは
α=1、リはα=1/2、ヌはα=0を示す。
また、以上の説明では詳述しなかつたが、本発
明によるアナログ信号測定装置のシステムノイズ
より大きなノイズが振幅方向に重畳された被測定
信号を測定する際には、ジツタの測定と同様の原
理によりその振幅方向の波形移動量とサンプリン
グゲートの遷移確率からノイズの累積分布を求め
ることができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば従来の装置に比して次のような多くの有効な特
長をもつものである。
すなわち、まず第1にジツタによる波形位置変
化をおこさず、波形間の正確な遅延時間差測定を
実現するために必要な、サンプリングゲートの遷
移確率を1/2に設定することが簡単かつ正確に行
なえる。第2に、被測定信号のジツタ分布を測定
することができる。第3に、上記第1および第2
の効果をあわせることにより、従来のシヨセフソ
ンサンプリング装置では不可能であつた複数信号
間の平均スキユーと信号間の最小時間差および最
大時間差を簡単に測定することができ、論理回路
のタイミング設定に関し重要な情報を得ることが
できる等、種々の特長を有する。
このように、本発明によれば、従来のこの種の
装置に比して多大の効果があり、サンプリングゲ
ートの遷移確率をコントロール信号で確定させる
ことのできるアナログ信号測定装置としては独自
のものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はジヨセフソン素子で構成されたサンプ
リングゲートを示す構成図、第2図は第1図のサ
ンプリングゲートを用いた従来のアナログ信号測
定装置の一例を示すブロツク図、第3図、第4図
および第5図は第2図の動作説明に供する被測定
信号波形とジツタの分布、振幅値とジツタ分布の
関係および被測定信号波形と測定結果を示す説明
図、第6図は本発明によるアナログ信号測定装置
に用いる積分器の実施例を示すブロツク図、第7
図は本発明の効果を明らかにするため従来装置と
比較して示した特性図である。 SPG……サンプリングパルス発生器、SPGC…
…サンプリングゲート回路、ROC……読出し回
路、OA1〜OA5……演算増幅器、GTT……ゲー
ト回路、VIC……電圧−電流変換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アナログ信号を入力する端子と帰還信号を入
    力する端子を含む複数の入力端子を持ちこれら各
    入力端子に加えられた信号値の総和が予め定めら
    れた所定のしきい値を越えると出力レベルが低レ
    ベルから高レベルあるいは高レベルから低レベル
    に反転する比較手段と、この比較手段の出力端子
    に接続されトリガ信号の印加時に前記比較手段の
    出力レベルを反転させる方向に出力信号の値を予
    め定められた所定量だけ変化させて前記比較手段
    の入力端子に前記帰還信号として出力する積分手
    段と、この積分手段の出力信号が収束したときの
    値を前記アナログ信号の値に対応した値として出
    力する読み出し手段とを備えてなるアナログ信号
    測定装置において、前記積分手段の出力変化量の
    増加量と減少量の比を制御信号により変化させる
    よう構成したことを特徴とするアナログ信号測定
    装置。
JP58213289A 1983-11-15 1983-11-15 アナログ信号測定装置 Granted JPS60105972A (ja)

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JP58213289A JPS60105972A (ja) 1983-11-15 1983-11-15 アナログ信号測定装置
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JPH0452900B2 true JPH0452900B2 (ja) 1992-08-25

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US4638185A (en) 1987-01-20
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