JPH0452704A - ロボットの操作能力向上への冗長利用の評価方法並びに制御方法及び制御装置 - Google Patents

ロボットの操作能力向上への冗長利用の評価方法並びに制御方法及び制御装置

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JPH0452704A
JPH0452704A JP15504590A JP15504590A JPH0452704A JP H0452704 A JPH0452704 A JP H0452704A JP 15504590 A JP15504590 A JP 15504590A JP 15504590 A JP15504590 A JP 15504590A JP H0452704 A JPH0452704 A JP H0452704A
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posture
robot
hand
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ability
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JP15504590A
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Naoki Hosoya
直樹 細谷
Koichi Sugimoto
浩一 杉本
Yukinobu Sakagami
坂上 志之
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、ロボットの手先の位置・姿勢の動かし易さ、
いわば操作能力を向上させるために冗長自由度を利用し
たロボットの操作能力向上への冗長利用の評価方法並び
に制御方法及び制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ロボットの操作能力向上への冗長利用の評価方法
については、日本ロボット学会誌、2巻。
1号(1984年)P63−67において論じられてい
る。
そこでは、操作能力を定量化した概念として、再操作性
楕円体(第13図)が導入されている。この再操作性楕
円体は、n次元関節角速度ベクトル1のユークリッドノ
ルムII it IIが11all=(T・71/Z)
≦1 となるような1を用いて実現し得る、手先の速度の集合
である。この楕円体の主軸の長さの全ての積を可操作度
と呼び操作能力の指標として用いている。楕円体の主軸
の長さは、手先の位置・姿勢の関節角に関するヤコビ行
列Jの2次形式JJ”の固有値σの平方根Jで与えられ
る。よって、可操作度は固有値の平方根の全ての積J己
−i・・・h;−で表される。特異姿勢ではσの内掛な
くとも1つが0になるので、この指標J717・・・t
;−は0になる。
例えば、第14図のような2関節アームを考える。
手先位置の関節角に関するヤコビ行列Jは、で与えられ
る。ゆえに可操作度は1.1zsinθ2となる。特異
姿勢では、 rank J < n となるから、 detlJl=0 である、よって、θ□=0(第15図)、θ2=π(第
16図)の時、特異姿勢である。この時、可操作度は Lignin02モO となる。
特異姿勢とは、手先のある速度を出せなくなる姿勢であ
り、操作能力は最低である。そこで、I7n・・・I7
の値が大きい程、つまり特異姿勢から離れている程、操
作能力が高いとする。このI7n・・・!7を、操作能
力の向上への冗長利用の評価関数として評価を行う。こ
れによって、操作能力が最高となる姿勢を最適姿勢と言
う。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、手先の速度[!!−]の中の、回■ 転角速度ωと並進速度Vとの次元の違いについて配慮さ
れていない。そのため、位置についての操作能力と姿勢
についての操作能力を、どのように重み付けして評価す
るのかが考慮されていない。
また、従来の評価方法は、固有値の平方根の全ての積t
Vi・・・をニーが大きい程操作能力が高いとしている
。最大の固有値σ++tsxが大きくなる姿勢では、J
Ta/T・・・!7は大きくなる。よって、その姿勢で
の操作能力は高いとされる。しかし、σsexが非常に
大きくなるということは、II jt II≦1である
1によって、そのσIIIIXに対応する主軸の方向に
非常に大きな手先の速度を発生するということである。
これは、ある一定の関節トルク下に対して、そのσ、、
xに対応する主軸の方向には小さな手先の力しか出せな
いということである。
例えば、第14図の2関節アームにおいて、1゜軸の方
向に、11〒11=1を満たす〒を発生させる求めると
第19図のようになる。(点列はσ、実線はtTJT−
である)第17図、第18図の姿勢の可操作度は3.6
 X 10−″で等しい。しかし、第17図の姿勢での
σIImXは5.41X10−’であり、第18図の姿
勢でのσs、xは9.38X10−”であり、第6図の
姿勢でのσ□8の方が大きい。そのため第17図の姿勢
でのITIの方が小さくなっている。つまり、最大の固
有値σlImXが大きい程、一定の関節トルクに対して
手先の力1丁!が小さくなるということである。
このような小さな手先の力しか出せない姿勢は、特異姿
勢近傍と同様に望ましくない姿勢であることに従来は配
慮されていない。
本発明の目的は、ロボットの回転角速度ωと並進速度V
との次元の違いを補正し、位置についての操作能力と姿
勢についての操作能力を、適切に重み付けして評価でき
る評価方法を提供することである。
本発明の他の目的は、ロボットの特異姿勢の回避と同時
に、上記のように、ある一定の関節トルクに対して小さ
な手先の力しか出せない姿勢の回避も表現する指標を、
繰作能力向上への冗長利用の評価関数とする評価方法を
提供することである。
本発明のさらに他の目的は、上記評価方法を用いるロボ
ットの制御方法及び制御装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の評価方法では、操作能力を定量化した概念とし
て、手先の負荷の運動エネルギーT(第2図)を実現し
得る手先の速度[!!−]の集合を導入した。二〇Tで
は、回転運動エネルギーと並進運動エネルギーから成る
。回転運動エネルギーは−は並進速度Vを用い、負荷の
質量をmとするとは、 となる。ここで各係数を各速度の2乗への重みとした重
み行列にを となる。
J’ KJ=L とおくとTは T=ITL1 と表せる。また、 S= (s、s、・・・s’r) (S!(i=1.2.・・・、7):Lの固有ベクトル
)とし、Iを 7=s。
式 %式%( で表現される。ここで (五)=JI ■ であるから、Tは T=“2−丁 3丁 KJI卜 とおくと、 T=17 と表せる。
LS=L =( Tは L7=(S“ン]−)丁L(S’シr)=’シフ’S’
LS’シ】−ここでは、 (st  ・・・S? )= (Ls+  ・・・Ls
7)σI  31 ・・・σ、i、) (σ、(i=1.・・・、7):stに対応する固有値
ただし、1自由度冗長であるため、7個のσ、のうち1
個は常にOである。このσ、をσ2と呼び、σ:に対応
するi、をi2と呼ぶことにする。) であるから、 一σ、μ丁+・・・+σ、μ; となる。この集合が形成する楕円体の主軸の長さは、π
で与えられる(第3図)。ただし、位置についての操作
能力と姿勢についての操作能力を適切に重み付けすると
いう意味では、重み行列の要素の比が各係数の比と等し
ければよい。そこで、単純化するため、v2への重みを
1とし、ω2への重心を各係数の比 !/2  とする
。よって、m / 2 本発明の評価方法では、 JTJに上記の重み行列にを
挿入したちの JTKJからσを求める。
また、本発明の評価方法では、σの内、最大の固有値σ
、、xと最小の固有値σヨ、7の比σ、、X/σ1,7
を、操作能力の指標とする。特異姿勢に近付くとσ18
..が小さくなるのでσ、8/σ11..は大きくなる
。また、小さな手先の力しか出せない姿勢に近付くとσ
□8が大きくなるのでσ□X/σ1.ゎは大きくなる。
つまり、特異姿勢や小さな手先の力しか出せない姿勢か
ら遠くなる程、σIIIXとσ、、イの値が近付く。よ
って、この指標の値が1に近い程、操作能力が高い。こ
の指標を操作能力向上への冗長利用の評価関数とする。
さらに、本発明の上記評価方法を用いた制御方法及び制
御装置では、ある手先位置・姿勢を実現するロボットの
全ての姿勢の中で、操作能力向上への冗長利用が最も良
いと、上記評価方法によって評価されたロボットの姿勢
を、その手先位置・姿勢を実現するための姿勢として決
めて、ロボットの位置・姿勢を制御する。
また、ロボットの手先がある軌道上を運動する場合に、
軌道上の各点において、上記評価方法を用いて、操作能
力向上への冗長利用が最も良い姿勢を求め、各点のその
姿勢を実現することで、軌道上の運動を実現する。
〔作用〕
本発明においては、重み行列Kによって、回転角速度ω
と並進速度Vという異なった次元が運動エネルギーTと
いう次元に統一され、位置についての操作能力と姿勢に
ついての操作能力が適切な重みをもって評価される。
また、特異姿勢近傍、つまり最小の固有値σカ、ゎが0
に近付(姿勢では、評価関数の値は大きくなる。よって
、このような姿勢は操作能力が低いと評価される。また
、ある一定の関節トルクに対して小さな手先の力しか出
せない姿勢、つまり、最大の固有値σ、□が非常に大き
くなる姿勢でも、評価関数の値は大きくなる。よって、
このような姿勢も操作能力が低いと評価される。
さらに、操作能力の評価に必要な計算を含む制御プログ
ラムを用いて、最適姿勢に制御される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明の評価方法を用いたロボットである。
これは、4自由度のアーム1と3自由度のテーブル2か
ら成る7自由度のロボットである。
アーム1は、アームのベース11からアームの先端12
まで、順に、1番目の回転関節θ1r13.2番目の回
転関節θ2r14、θ2rと平行リンクで結合された一
θ2r15.3番目の回転関節θ3r16.4番目の回
転関節θ4r17で構成されている。テーブル2は、テ
ーブルのベース21からテーブルの上面22まで、順に
、1番目の回転関節θ1t23.2番目の回転関節θ2
t24.3番目の回転関節θ3t25で構成されている
。アーム1とテーブル2は制御装置3によって制御され
る。
このロボットの機構を第4図に示す。このロボットはア
ーム1とテーブル2から成る。アーム1は、アームのベ
ース11からアームの先端12まで、順に、θ1r13
、θ2r14、−θ2r15、θ3r16、θ4r17
で構成されている。テーブル2は、テーブルのベース2
1からテーブルの上面22まで、順に、θ1t23、θ
2t24、θ3t25で構成されている。各パラメータ
は以下の通りである。
(単位〔m〕) d i r =  0.845.   a d   =
0.35d 3 r = −0,125,a231r 
 =0.2d I t =  0.511.   a2
32r  =0.15d 4 t =  0.225.
   a34r  =0.35このロボットをテーブル
上面22に対し垂直上方から見ると第5図のように表現
できる。このロボットはアーム1とテーブル2から成る
。垂直上方から見た、アームのベース11とアームの先
端12の位置関係は、θ1r13、θ3r16、θ4r
17によって変化する。テーブルのベース21とテーブ
ルの上面22の位置関係は、θ1t23、θ2t24、
θ3t25によって変化する。
制御系の概略を第6図に示す。ロボットの各関節のセン
サで関節位置および速度を検出する。制御装置3はこの
データを用いて現実の手先位置・姿勢、第1図のロボッ
トではテーブル上面22に対するアーム先端12の相対
位置・姿勢、が目標軌道に沿うようにロボットの関節駆
動装置への入力を決定する。この入力によって、ロボッ
トは実際に手先目標軌道を実現する上で最適姿勢を取る
入力決定の際に、目標軌道上の各点で、冗長自由度を用
いずに、その点の手先位置・姿勢を実現する仮姿勢を求
める。そして、本発明の評価法を用いて最適姿勢を求め
る。その後、この最適姿勢を実現する駆動入力を定める
最適姿勢を求める手順は次の通りである。アーム先端1
2の負荷を設定することで、ω2への重みを求めて、に
を定めておく。仮姿勢のヤコビ行列Jから JTKJの
σを求める。位置・姿勢を固定とし、冗長を利用して関
節角度1を変えていく。
その時の評価関数の値の推移を見る。評価関数の値が小
さい程、先に固定した手先位置・姿勢を実現する姿勢の
中で、操作能力が高い姿勢であり、操作能力向上への冗
長利用が良い姿勢である。評価関数の値が大きい程、操
作能力が低い姿勢であり、操作能力向上への冗長利用が
悪い姿勢である。
評価関数の値が最小となる時、最適姿勢である。
以上の仮姿勢から最適姿勢を求めるフローチャートは第
7図のようになる。仮姿勢の関節角1゜からヤコビ行列
J、を求める。あらかじめ定めである重み行列にを用い
てJHKJ、を求める。
JTKJ1の固有値7を求める。7より評価関数(σ1
111131 /σ、8ゎ)、を求める。(σ□X/σ
ai、、)1の値を(σ1.つ/σmm1n )tに代
入しておく。11に微少な関節角Δjを加えたものを1
.とする。
θ2に対する評価関数(σ□、/σイin )2の内最
小のものを求める。(σ、□/σsin )zが(σm
mx/σmtnLより小さい場合は、1□、JZの値を
131、J+ に代入し、再び1.にΔ1を加える部分
に戻り、繰り返す。小さ(ない場合は、11に対する(
σ、□/σ1IilllLが最小であり、T、の姿勢が
最適姿勢である。
この内、「11にΔ7を加えたものをθ2とし、対応す
る(σ、□/σ1lii )gの内最小のものを求める
。」という部分を詳しく説明する。i=1とおく。i≦
7であれば、j=0とおく。j≦1であれば、TIのi
番目の要素θI8に(−1)JΔθを加えたものをθ3
1とする。ここでΔθは微少な角度である。関節角13
に対する評価関数(σ□。
/σvhrn )ffを求める。(グ、□/σ□7)、
が(σ1.8/σhin )!より小さい場合、13、
J3、(σIIaX /σ5in)3の値を(92、J
Z、(σ、、X/σsin )2に代入し、jに1を加
えてj≦1の判定に戻る。小さくない場合は、jに1を
加えるだけでj≦1の判定に戻る。j>1ならば、iに
1を加えてi≦7の判定に戻る。i>7ならば、その時
の(σP□/σm1n)!が最小の(σいaX /σs
in )2である。
この内、「(σ、□/σkin)3を求める。」という
部分を詳しく説明する。JZとθ。を用いて、手先の位
置・姿勢を変えないT、を求める。13よりJ、を求め
る。J、より、B KJ、を求める。
JTJKJ、の7を求める。7より(σ、□/σ1li
11)3を求める。
具体的実施例を説明する。アーム先端12の負荷を半径
0.1mの中空の球と設定すると、ω2への重みは0.
Olとなる。目標軌道上のある点の仮姿勢が第8図のよ
うに求められたとする。このロボットはアーム1とテー
ブル2から成る。垂直上方から見た、アームのベース1
1とアームの先端12の位置関係は、θ1r13、θ3
r16、θ4r17によって変化する。テーブルのベー
ス21とテーブルの上面22の位置関係は、θ1t23
、θ2 t’24、θ3t25によって変化する。この
姿勢の関節角度1は以下の通りである。
(単位(rad)) θ1r=而π、 θ1t=−弱π θ2r= 0  θ2t=上π θ3r−1π・ θ1t=丁π θ4r−土π 手先位置・姿勢をそのまま固定し、冗長を利用して1を
変えていく。
その時のσと評価関数の推移は第9図のようになる。た
だし、この実施例ではわかり易くするため、θ4r17
を横軸にとっている。点列がσ、実線が(σ□X/σカ
1..)である。σ、1..が0に近い場合(θ4 r
 = −(1/60)π、 −(59/60)πの場合
)、つまり特異姿勢近傍では、評価関数の値は大きくな
っている。よって、この姿勢は操作能力が低い姿勢であ
り、操作能力向上への冗長利用が悪いと評価される。ま
た、θ4 r = −(1/3)πの場合とθ4 r 
=−(2/3)zの場合では、σ、1.lはほぼ等しい
が、θ4 r = −(2/3)πの場合の方がσ□8
が大きい。つまり、ある一定の関節トルクに対して比較
的小さな手先の力しか出せない姿勢である。この姿勢の
方が評価関数の値が大きくなっている。
よって、この姿勢の方が操作能力が低い姿勢であり、操
作能力向上への冗長利用が悪いと評価される。このよう
に小さな手先の力しか出せない姿勢を考慮した評価は、
従来の可操作度による評価法では行われていなかった。
θ4 r = −(31/60)πの場合に評価関数の
値が最小となっている。
この場合の姿勢を第10図に示す。このロボットはアー
ム1とテーブル2から成る。垂直上方から見た、アーム
のベース11とアームの先端12の位1j関係は、θ1
r13、θ3r16、θ4r17によって変化する。テ
ーブルのベース21とテーブルの上面22の位置関係は
、θ1t23、θ2t24、θ3t25によって変化す
る。1は次の通りである。
(単位(rad)) θ1r″″−罰π・θ1t=−罰π θ2r−0    θ2t=工π θ3r−而π・ θ3t=Tπ θ4,31π よって固定した手先位置・姿勢を実現する姿勢の中で、
設定した負荷に対する操作能力向上への冗長利用が最も
良いと評価される。こうして求められた最適姿勢を実現
するために、実際に駆動入力によってロボットが動く。
以上の評価に必要な計算は全て制御装置内で行われる。
また、アーム先端12の負荷を半径0.45mの中空の
球と設定すると、ω2への重みは0.2025となる。
目標軌道上のある点の仮姿勢が第15図のように求めら
れたとする。手先位置・姿勢をそのまま固定し、冗長を
利用して1を変えていく。その時のσと評価関数の推移
は第11図のようになる。θ4r= −(29/60)
π の場合に評価関数の値が最小となっている。
この場合の姿勢を第12図に示す。このロボットはアー
ム1とテーブル2から成る。垂直上方から見た、アーム
のベース11とアームの先端I2の位置関係は、θ1r
13、θ3r16、θ4r17によって変化する。テー
ブルのベース21とテーブルの上面22の位置関係は、
θ1t23、θ2t24、θ3t25によって変化する
。1は次の通りである。
(単位(rad)) θ1r=弱π・ θ1t=罰π θ2.= 0  θ2t=土π θ3r=−面π・ θ3t=丁π θ4,29π よって、固定した手先位置・姿勢を実現する姿勢の中で
、設定した負荷に対する操作能力向上への冗長利用が最
も良いと評価される。
以上のように、アーム先端12の負荷が変わると、位置
についての操作能力と姿勢についての操作能力の重みが
変わるので、最適姿勢も変化する。これは、従来の可操
作度による評価方法ではできなかったことである。
なお、ロボットの手先の位置・姿勢の関節角に関するヤ
コビ行列Jを定める回転角速度ωと並進速度Vとの次元
の違いを補正するために、iと■への重み行列にを、J
の2次形式JTJO中に挿入する方法に基づく評価方法
も実施できる。
また、特異姿勢回避とともに小さな手先の力しか出せな
い姿勢の回避も評価するために、ヤコビ行列Jの2次形
式JTJの固有値σの最大のものσamxと最小のもの
σ、X、、の比σ1.8/σ、8□を、評価関数にする
方法も実施できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ロボットの回転角速度ωと並進速度V
という異なった次元が運動エネルギーTという次元に統
一され、位置についての操作能力と姿勢についての操作
能力が適切な重みをもって評価されるようになる。
また、特異姿勢とともに、ある一定の関節トルクに対し
て小さな手先の力しか出せない姿勢は、操作能力が低い
と評価される。そのため、特異姿勢の回避とともに、あ
る一定の関節トルクに対して小さな手先の力しか出せな
い姿勢の回避も行うことができる。
さらに、評価された操作能力が最高となる最適姿勢にロ
ボットを制御することができる。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、冗長自由度を有するロボットにおいて、手先の位置
    ・姿勢をどの程度自由に操作できるかという操作能力の
    向上に冗長性を利用する場合に、手先の位置・姿勢の関
    節角に関するヤコビ行列Jの2次形式J^TJの中に、
    回転角速度@ω@と並進速度@v@への重み行列にを挿
    入したものJ^TKJの固有値σの内、最大の固有値σ
    _m_a_xと最小の固有値σ_m_i_nの比σ_m
    _a_x/σ_m_i_nを、冗長利用の評価関数に用
    いて評価するロボットの操作能力向上への冗長利用の評
    価方法。 2、冗長自由度を有するロボットにおいて、手先の位置
    ・姿勢をどの程度自由に操作できるかという操作能力の
    向上に冗長性を利用する場合に、回転角速度@ω@と並
    進速度@v@に重み行列Kによらずに適切な重み付けを
    した、手先の位置・姿勢の関節角に関するヤコビ行列J
    の2次形式J^TJの固有値σの最大のものσ_m_a
    _xと最小のものσ_m_i_nの比σ_m_a_x/
    σ_m_i_nを、冗長利用の評価関数に用いて評価す
    るロボットの操作能力向上への冗長利用の評価方法。 3、冗長自由度を有するロボットにおいて、ロボットの
    手先の位置・姿勢の関節角に関するヤコビ行列Jを定め
    る回転角速度ωと並進速度vとの次元の違いを補正する
    ために、@ω@と@v@への重み行列にを、Jの2次形
    式J^TJの中に挿入したものJ^TKJを用いて、冗
    長利用の評価をするロボットの操作能力向上への冗長利
    用の評価方法。 4、冗長自由度を有するロボットにおいて、特異姿勢回
    避とともに小さな手先の力しか出せない姿勢の回避も評
    価するために、ヤコビ行列Jの2次形式J^TJの固有
    値σの最大のものσ_m_a_xと最小のものσ_m_
    i_nの比σ_m_a_x/σ_m_i_nを、評価関
    数に用いて評価するロボットの操作能力向上への冗長利
    用の評価方法。 5、ある手先位置・姿勢を実現するロボットの全ての姿
    勢の中で、操作能力向上への冗長利用が最も良いと、請
    求項1記載の評価方法によって評価されたロボットの姿
    勢を、その手先位置・姿勢を実現するための姿勢として
    決めてロボットを制御する制御方法。 6、ロボットの手先がある軌道上を運動する場合に、軌
    道上の各点において、請求項1記載の評価方法を用いて
    、操作能力向上への冗長利用が最も良い姿勢を求め、各
    点のその姿勢を実現することで、軌道上の運動を実現す
    るロボットの制御方法。 7、請求項5記載の制御方法を実施する制御プログラム
    を用いてロボットを制御する制御装置。 8、請求項6記載の制御方法を実施する制御プログラム
    を用いてロボットを制御する制御装置。
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