JPH0452410B2 - - Google Patents

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JPH0452410B2
JPH0452410B2 JP58011602A JP1160283A JPH0452410B2 JP H0452410 B2 JPH0452410 B2 JP H0452410B2 JP 58011602 A JP58011602 A JP 58011602A JP 1160283 A JP1160283 A JP 1160283A JP H0452410 B2 JPH0452410 B2 JP H0452410B2
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JP
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piston
metering
cylinder
fluid
fluid delivery
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JP58011602A
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Ii Shumitsuto Kaaru
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Perkin Elmer Corp
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Publication of JPH0452410B2 publication Critical patent/JPH0452410B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/26Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
    • G01N30/28Control of physical parameters of the fluid carrier
    • G01N30/34Control of physical parameters of the fluid carrier of fluid composition, e.g. gradient
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F11/00Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it
    • G01F11/02Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers which expand or contract during measurement
    • G01F11/021Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers which expand or contract during measurement of the piston type
    • G01F11/029Apparatus requiring external operation adapted at each repeated and identical operation to measure and separate a predetermined volume of fluid or fluent solid material from a supply or container, without regard to weight, and to deliver it with measuring chambers which expand or contract during measurement of the piston type provided with electric controlling means

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Pathology (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶剤供給装置、時に、クロマトグラフ
カラムへ連続的に組成の変わる溶剤混合物を連続
的に転送するように適合された2つの同期的なピ
ストンを備えている供給装置に関する。
液クロマトグラフイーの分野における勾配溶剤
分析は、クロマトグラフカムへ溶剤容器から溶剤
混合物もしくは組成物を供給するための供給系、
要するに溶剤供給装置を改良する必要から生れ
た。しかしながら主な難点として、カラムへ小量
の溶剤を供給する間に溶剤組成を変化させるこ
と、安定した低パーセントの組成レベルを選択す
ること、カラムの圧力が変化する間にもカラムへ
の一様な流量を維持することがあげられる。今日
までこれらの要求は、いわゆる「プレポンプ勾配
システム(pre−Pump gradient system)」か又
は「ポストポンプ勾配システム(post−pump
gradient systems)」によつて同時に満たすこと
は困難だつた。
通例のポストポンプ勾配システムは各溶剤用に
独立のポンプおよびモータを備えている。各ポン
プの流量はポンプの各サイクル中に変化するの
で、2つの溶剤流が合流する個所において生ずる
組成変動を解消させるためにミキサーを必要とす
る。このようなミキサーを備えることは、装置が
大きくなると共に組成レベルを変えるのに要する
時間が増大するので望ましくない。別の問題とし
て、1つの溶剤組成物を生成するために粘性およ
び圧縮率の異なる複数の溶剤がしばしば使用され
るということがあげられる。溶剤組成物が変つた
場合カラム圧力が変り、この圧力の変化は1つ又
は複数の溶剤の流量の変化を惹起する。即ち、各
ポンプは同じ圧力変化のもとに働き、供給される
各溶剤の体積は圧縮率によつて左右されることに
なる。この結果各溶剤は異なる流量を有すること
になる。従つて溶剤組成物は常にわずかに誤差を
呈する。
通例のプレポンプ勾配システムは単一のモータ
およびポンプを備えている。溶剤組成物は低圧弁
によつて決定され、低圧弁の開放の程度または期
間が供給ピストンの再充てん行程の間に溶剤の組
合せおよび性質を選択する。この供給装置の固有
の欠点は、供給シリンダの再充てんを行なわせる
時間に関して相反する要求がみられる点である。
即ち、分離管への一様な流れを維持するためには
再充てん時間をできるだけ減少することが要求さ
れるが、再充てん時間の減少は溶剤選択弁を経由
する平均流量を増大させ、この結果、限定された
弁切替え時間によつて最小制御体積、ひいては最
小制御組成レベルが制限されることになる。
1つの実際的な解決策はパルス減衰器、別個の
ミキシング室、個々の溶剤組成物に合わせてプロ
グラミングされる弁に関する補正曲線を有する供
給装置を使用することになる。
以上の認識から、本発明の目的は、独立のミキ
サーを備える必要なく選択された溶剤組成物のほ
ぼ一様な供給流を維持する溶剤供給装置を提供す
ることである。
別の目的は、個個の溶剤流を制御する弁とは時
間的に無関係な溶剤供給装置を提供することであ
る。
さらに別の目的は、分離管へ供給するのに先立
つて一方のピストンから他方のピストンへ連続的
に固定のまたは連続的に変わる溶剤組成物を移送
されるように適合された2つの同期的なピストン
を有する溶剤供給装置を提供することである。
特許請求の範囲第1項に記載された本発明の構
成によれば、供給ポンプのピストンが前進行程を
開始する直前の供給ポンプのシリンダ内の圧力
は、メータリングポンプの吐出圧力を決定してい
る弾性の負荷手段の負荷圧力に基づいて常に一定
であるから、供給ポンプが吸引・吐出する流体の
量、即ち流体搬送量は、吐出側の圧力と流体の圧
縮率のみによつて決定される。例えば、吐出圧力
又は流体の圧縮率のいずれかでも増大すれば、そ
の増大の程度に応じて、供給ポンプの流体搬送量
は減少するのである。このような場合、メータリ
ングポンプにおいても、連結機構とメータリング
ピストン間の限定された遊び(ロストモーシヨ
ン)に基づいて流体搬送量が相応に減少する。こ
うしていずれにせよメータリングポンプは供給ポ
ンプと同一の流体搬送量を生ぜしめる。この流体
搬送量は、メータリングポンプの戻り行程時にピ
ストンが連結機構によつて実際に戻された距離と
一定の吸い込み圧力(流体源側の圧力に等しい)
とによつて特定される。そしてこの発明の構成に
よれば、この戻された距離は、電気スイツチ手段
とセンサ手段とによつて検出されるので、結局一
定圧力下の容積の計量によつて、前記流体搬送量
を正確に把握することができるのである。
次に図面に示した実施例について本発明を説明
する: 符号10でまとめて示す溶剤供給装置は供給シ
リンダ14内を往復動する供給ピストン12を備
えた容積形供給ポンプ11と、メータリングシリ
ンダ18内を往復動するメータリングピストン1
6を備えたメータリングポンプ15とを備えてい
る。シリンダ14と18は互いに相対的に固定的
に配置され、往復動の各軸線は整列している。ま
た装置10は供給ピストン12の運動を駆動かつ
制御するための機構20と共に供給ピストン12
の運動へメータリングピストン16の運動を受動
的に同期化するための機構22も備えている。要
するに機構22はヨークの形をしていてメータリ
ングピストン16と供給ピストン12との間で後
述するような形式でロストモーシヨン結合を形成
する。溶剤供給装置10はさらに多数の溶剤源2
4又は溶剤容器A,B,C,Dおよびこれら溶剤
源24からメータリングシリンダ18へ、メータ
リングシリンダ18から供給シリンダ14へ、供
給シリンダ14からクロマトグラムカラム(図示
せず)へそれぞれ通ずる導管26,28,30を
有している。したがつてポンプ11と15が導管
28を介して流体が流れるように接続されてお
り、かつ互いにほぼ180゜の位相差で作動する。
図示の実施態様の場合、供給ピストン12を駆
動し、かつ制御する機構20は供給される各電気
パルスに応動して一定角度だけ回動するステツプ
モータ32を備えている。ステツプモータ自体は
周知であるが、本発明の実施態様の場合このステ
ツプモータ32は一回転当り400ステツプを有す
るよう設計される。この場合このステツプモータ
32が毎秒当り5000パルスの最大周波数を有する
電気信号を供給されると有利である。これによつ
てステツプモータ32は毎秒12回転半の最大速度
で回転することになる。電気信号は制御回路34
によつて送られる。
シヤフト36がこのようなステツプモータ32
によつて減速装置(図示せず)を介して駆動され
て回転する。このシヤフト36はカム38とシヤ
フト位置インジケータ40を備えている。シヤフ
ト位置インジケータ40は信号を例えば変換器4
2を介して制御回路34へ送る。カム38は第1
A図に示されているようにカム輪郭面44を有し
ている。このカム38はカムフオロワ46と接触
しており、このカムフオロワ46はカム38の回
転運動を供給シリンダ14内の供給ピストン12
の直線運動に変換するように適合されている。供
給ピストン12はカム38に対するカムフオロワ
46の接触を保つ負荷部材、例えば圧縮ばね48
を備え、これは供給ピストン12と供給シリンダ
14との間で作用する。
なお、シヤフト位置インジケータ40と協働す
る変換器42からの電気信号は制御回路34のた
めの供給ピストン位置インジケータとして利用す
ることができる。
既に述べたようにメータリングピストン16は
機構22によつて供給ピストン12と同期化され
る。機構22は図示の実施例では、シリンダ1
4,18の整列した軸線に平行に延びていてこの
軸線に対して両側に等距離の端に位置した1対の
タイロツド50,50′と平行な横リンク52,
54とから構成された4角のヨークの形をしてい
る。リンク52は各端部でタイロツド50,5
0′の対応する端部と結合され、かつ中央部分で
供給ピストンのクランク端部上のトラニオン様構
造体51に軸支されてカムフオロワ46のための
軸を形成している。
リンク54は端部において符号53,53′に
示されているようにタイロツド50の対応する端
部に旋回可能に結合されており、したがつて中央
部分はピストン12,16の往復運動の一致した
軸線を横切る。メータリングピストン16のクラ
ンク端部上の軸方向の延長部62はリンク54を
通つて延びていてこのリンクに軸支されている。
電気スイツチの1つの接点58が延長部62の自
由端にナツト60によつて示されているように固
定されている。スイツチの他方の接点56はリン
ク54の接点58に面した表面に取付けられてお
り、接点58は横断面が延長部62よりも著しく
大きい。したがつて延長部62がリンク54にお
けるジヤーナル内で第1図でみて左方へ移動する
ことは、導線61を介して電気信号を制御回路3
4へ送るための接点58と接点56との接触によ
つて制限される。圧縮ばね64または類似の弾性
の負荷部材がリンク54とメータリングピストン
16上のばね当接カラー16′との間で作用して
ピストンとリンクとを接点56,58を閉じる方
向に押している。その逆方向への移動は圧縮ばね
64のばね力およびメータリングシリンダ18内
の流体の圧力によつて阻止される(これについて
は以下の記載でより明らかになるであろう)。こ
のようにヨーク22は供給ピストン12とは直接
的に機械的に結合しており、かつメータリングピ
ストン16とはロストモーシヨン結合をしてい
る。
この構成および圧縮ばね64の強さを適切に選
択することにより供給ピストン12が内側への行
程、すなわち圧縮行程(第1図でみて右側への)
にあるときには接点56と接点58との接触がメ
ータリングピストン16を従動させる。逆方向の
行程ではヨーク22は供給ピストン12と一緒に
左方へ移動するが、メータリングシリンダ18は
作動流体、すなわち溶剤組成物で充てんされてい
ると考えて、メータリングピストン16は、圧縮
ばね64がメータリングピストン16に対して当
接カラー16′を介して及ぼす力がシリンダ内の
流体圧力を十分に上回るまで圧縮されて初めて内
側への(すなわち第1図でみて左側への)移動を
始める。実施例の場合100p.s.i(ポンド毎平方イン
チ)に設定されている。移動が始まる臨界点は操
作圧力と先行の行程でシリンダ14を占めた個々
の溶剤組成物の圧縮率の関数である。より圧縮率
の大きな組成物ではメータリングピストン16
は、溶剤の圧力が圧縮ばね64のばね力を上回る
までより一層内側へ(左側へ)移動するであろ
う。この結果メータリングシリンダ18から供給
シリンダ14へ送られる流体の量は、先行の行程
で供給ポンプによつて排出された一定圧力下での
体積と等しく、しかもこれはヘツド〓間容積、送
出圧力および個々のさまざまな溶剤組成物の圧縮
率の相違とは無関係である。
逆方向の行程が始まると、すなわち供給ピスト
ンが内側への移動(第1図でみて右側へ)を開始
すると、ヨーク22も同時に右側への移動を始め
るが、メータリングピストン16は接点56が接
点58に係合するまで不動である。接点56と5
8の係合はメータリングシリンダ18への溶剤の
吸込開始を示す。電気スイツチ接点56,58の
閉成は導線61を介して制御回路34へこの吸込
開始の正確な瞬間を信号で伝える。この信号は第
2C図のt2点に示されている。流入の終了が第2
C図のt4点にマークされており、この時点におい
てカム38はその高位点に達する。この高位点は
変換器42によつて電気的にマークされる。これ
によつてメータリングシリンダへ流入する量は電
気的なアナログ値として得られ、これは、制御回
路34によつて信号転移点t2,t4間にあるメータ
リングピストン16の位置を表わすステツプ数か
ら計算される。このようにして導き出された量は
先行行程で供給シリンダ14から送出された溶剤
混合物の100p.s.iでの量のアナログ値である。こ
のアナログ量信号の使用によつて制御回路34は
例えば個個の溶剤容器A,B,C,Dの弁(第2
D図〜第2G図)を、ある1つの弁が開いている
間のステツプモータパルスの数(NA)がt2とt4
の間のステツプモータパルス数(NT)に比して
所望の値NAとなるようにプラグラミングするこ
とができる。即ち%A=NA/NTであり、生成さ
れた組成物はカラム背圧と無関係である。さら
に、NTの累積値は、供給シリンダ14から送出
される組成物の100p.s.iでの総量のアナログ値で
ある。このアナログ信号が溶離ピークのためのカ
ラム保有量をきめるために使用される。
メータリングピストン16が供給ピストン12
よりもわずかに大きな直径を有していることによ
つて、たんに供給シリンダ14の完全充てんが保
証されるだけでなく、接点58,56のしや断も
保証される。
以上述べたように導管26,28,30は単一
方向であり、これは例えば各ボール形逆止弁6
6,68,70の組込みによつて達成され、これ
らは、導管26が溶剤源24からメータリングシ
リンダ18への単一方向の流れを、導管28がメ
ータリングシリンダ18から供給シリンダ14へ
の、かつ導管30が供給シリンダ14から分離管
(図示せず)への流れを収容する。
各溶剤源24A〜24Dは電気的に操作される
各弁72を介して導管26と連通しており、弁7
2は導線73を介して制御回路34から制御信号
を受取り、これらの弁の開閉の時間および(また
は)程度は供給装置へ供給される溶剤混合物の組
成を決定する。この装置の操作の記述と関連して
より完璧に説明されるように弁72は完全にメー
タリングピストン16の吸込行程中に開閉され、
供給ピストン14の再充てん行程中には開閉され
ない。したがつて供給ポンプの再充てん行程の期
間(無送出時間)はきわめて僅かに(全ポンプサ
イクルの小部分)することができ、しかも弁切替
速度、溶剤流量等による制限がない。供給ピスト
ンの再充てん行程のこの短い期間は第1A図に示
されたようなカム38の輪郭に反映されている。
以下の装置の操作の記述との関連でより完全に説
明されるが、第1A図には再充てん行程がt4とt5
との間の30゜の角度間隔内で行なわれていること
が示されている。
次に第2図のダイヤフラムに従つて装置10の
作業形式を詳述する: 時に第2A図中および第2B図中のt1において
示されたように、供給シリンダ14は液体量VP
を保有しており、このVPは最大量である。メー
タリングシリンダ18内の液体量VMは最小量で
ある。時点t1において、供給ピストン12がカラ
ム保有液を送出するためにポンプシリンダ14内
へ入り始める。これに対してメータリングピスト
ン16は当初のうち接点56,58間の間〓が狭
くなる間動かないまである。メータリングシリン
ダ18内の圧力は接点56が接点58に接触する
時点t2までは事実上一定のままであり、時点t2
達すると接続信号を生ぜしめ、同時にメータリン
グピストン16の一様な戻りを惹起する。かくし
てメータリングピストン16はカム44がその高
位点を呈する時点t4まで戻され、この結果メータ
リングシリンダ18が完全に充てんされ、供給シ
リンダ14は完全に空にされる。
次いで供給ピストン12は引き戻され、メータ
リングピストン16はメータリングシリンダ18
内の溶剤を正圧で供給シリンダ14へ時点t4から
時点t5の間送り込む。この、t4からt5の短かい間
隔は、第1A図に示されているようなカム輪郭が
あたえられていることおよび第2H図に示されて
いるようなステツプモータ角速度曲線がプログラ
ミングされていることによつて生ずる。このよう
な2つの要素の組合わせによつて極めて短かい供
給シリンダ再充てん時間が得られる。また、この
供給シリンダ再充てん期間t4〜t5の間に、接点5
6は、メータリングシリンダ18内の液圧がばね
64によつて決められる値(100p.s.iに設定)と
等しくなるとばね64を圧縮して接点58から離
れる。この時点でカム角速度ωの減速が生じて所
望の液体流によつて定められる定常値に落ちつく
ことになる。第2H図はこの移行期がt3で完了す
ることを示し、第2C図はメータリングポンプ1
5への溶剤の流入が安定であるt6で始まることを
示す。
第2D図〜第2G図は期間t2〜t4中の各溶剤源
24からの溶剤流を示している。溶剤源24はす
べて同じ圧力下にあり、この圧力は比較的低く、
例えば約5p.s.iである。この圧力は、弁72、導
管26、入口逆止め弁66を経由してメータリン
グシリンダ18へ流れることによつて生ずる圧力
低下に比して著しく大きい。その結果として、メ
ータリングシリンダ18への流入はメータリング
ピストン速度によつて定められる低い一様な流入
率で、しかも約5p.s.iの低い定圧のもとになされ
る。これによつて混合は一定した圧力および一定
した流量でなされ、カラム圧力低下とは無関係に
なされる。
実際には、入口逆止め弁66は閉鎖前にわずか
だが一定限の逆流を生ずる。このような閉鎖時の
過渡現象による弁72の損傷を防止するため、お
よび低レベル組成能力を改良するために、制御回
路34は弁72を次のように調整する。即ち、大
半の弁がt2およびt4の移行中開かれて、仮に期間
t4〜t5のほとんどにわたつて流出がないとしても
このt4〜t5の期間中開いたままであるように調整
する。これによつて常に1つの弁は開いているこ
とになる。また、メータリングシリンダ18への
流入は時点t2と時点t4との中間寄りの時間相で開
くようにプログラミングされている各弁相互の移
行とは無関係である。このような理由のため、第
2E図、第2F図によつて示されているように制
御回路34がt2からt4への再充てん期間の中間近
くで最小フラクシヨン溶剤弁を開放するのが望ま
しい。
以上述べた本発明の溶剤供給装置10の主な利
点は、供給装置10からカラムへの流れを示す第
2A図中の破線によつて理解されるようにカラム
流がほぼ一定であることである。このことは液ク
ロマトグラフイーにおいて理想的である。メータ
リングシリンダ18から供給シリンダ14へ溶剤
組成物を転送する間にわずかに一様な流れからの
偏位が生ずるに過ぎない。このようなわずかな偏
位はメータリングシリンダ18から供給シリンダ
14へ溶剤組成物を転送するのに正圧をもつてす
ることによつて最小限にとどめることができたの
である。転送時間はステツプモータの動的な応動
特性に関連してきまる。
溶剤組成物の各成分の混合はたんにメータリン
グシリンダへの連続的な送り込みによるだけでな
く、供給シリンダ14への転送によつても生ず
る。さらに、溶剤組成物が供給シリンダ14から
送出される際にも混合が生ずる。従つて、溶剤組
成物は独立したミキサーを必要とすることなく申
し分なく混合されるる。
本発明は図示の実施例に限定されるものではな
く、種種異なる態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の溶剤供給装置の概略図、第1
A図はカムの平面図、第2A図乃至第2H図は第
1図の装置各部の作用のダイヤフラムであつて、
第2A図、第2B図はメータリングシリンダおよ
び供給シリンダの液量の経過を示す図、第2C
図、第2D図、第2E図、第2F図、第2G図は
それぞれ溶剤源からの溶剤供給経過を示す図、第
2H図はステツプモータの角速度曲線を示す図で
ある。 12……供給ピストン、14……供給シリン
ダ、16……メータリングピストン、18……メ
ータリングシリンダ、24……溶剤源、32……
ステツプモータ、34……制御回路、36……シ
ヤフト、38……カム、40……シヤフト位置イ
ンジケータ、42……変換器、46……カムフオ
ロワ、48……負荷部材、50,50′……ロツ
ド、52,54……ピストンリンク、56,58
……電気接点、62……延長部、64……圧縮ば
ね、66,68,70……逆止め弁、72……溶
剤容器弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体送出装置において、 a シリンダとこの中を往復動するピストンとを
    備えた容積形供給ポンプが設けられており、 b 上記ピストンを往復運動せしめるように操作
    的に結合された、ステツプモータを含む駆動手
    段が設けられており、 c シリンダとこの中を往復動するピストンとを
    備えた容積形メータリングポンプが設けられて
    おり、シリンダが単一方向流体流の入口手段を
    有しており、 d 入口手段と複数の流体源との接続を制御する
    ために選択的に電気的に操作可能な流体組成物
    制御弁が設けられており、 e メータリングピストンを供給ポンプピストン
    とはほぼ180゜の位相差をもつて往復運動せしめ
    るための連結機構がメータリングピストンと供
    給ポンプピストンとの間に設けられていて、こ
    の場合連結機構は、往復方向の限定された遊び
    (ロストモーシヨン)をもつてメータリングピ
    ストンに連結されるとともに、前進行程に際し
    て弾性の負荷手段を介してメータンリングピス
    トンに力をおよぼすようになつており、 f メータリングポンプから供給ポンプへの流体
    の転送を可能にするために2つのポンプの各シ
    リンダを流体が流れるように接続した単一方向
    流体流手段が設けられており、 g メータリングピストンの戻り行程の開始時に
    閉成される電気スイツチ手段が設けられてお
    り、 h メータリングピストンの戻り行程の終了時に
    電気信号を発生するセンサ手段が設けられてい
    ることを特徴とする流体送出装置。 2 駆動手段がステツプモータによつて駆動され
    るカムを備えており、かつシステム制御回路がス
    テツプモータと弁を制御するためにセンサ手段と
    電気スイツチ手段から信号を受取るように電気的
    に接続されている、特許請求の範囲第1項記載の
    流体送出装置。 3 前記カムが、供給ポンプピストンの前進を惹
    起するカム面の角度範囲が戻りを惹起するカム面
    の角度範囲の数倍であるように形成されている特
    許請求の範囲第2項記載の流体送出装置。 4 前記センサ手段が前記カムの角度位置を検出
    する特許請求の範囲第2項又は第3項記載の流体
    送出装置。 5 システム制御回路が、電気的に作動される流
    体組成物制御弁をメータリングピストンの戻り行
    程の間のみ開放するようにプログラミングされて
    いる特許請求の範囲第2項から第4項までのいず
    れか1項記載の流体送出装置。 6 システム制御回路が、供給ポンプピストンの
    戻り行程の間のカムの角速度を加速するようにプ
    ログラミングされている、特許請求の範囲第2項
    から第5項までのいずれか1項記載の流体送出装
    置。
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