JPH04523Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04523Y2 JPH04523Y2 JP11283286U JP11283286U JPH04523Y2 JP H04523 Y2 JPH04523 Y2 JP H04523Y2 JP 11283286 U JP11283286 U JP 11283286U JP 11283286 U JP11283286 U JP 11283286U JP H04523 Y2 JPH04523 Y2 JP H04523Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- counter
- packing
- mylar film
- probe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920002799 BoPET Polymers 0.000 claims description 21
- 239000005041 Mylar™ Substances 0.000 claims description 21
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims description 12
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 11
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 10
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
［考案の属する技術分野］
本考案は、被測定ガス内の放射線成分を高感度
で検出するGM計数管、特に被測定ガスの圧力変
動から保護されるGM計数管に関する。
で検出するGM計数管、特に被測定ガスの圧力変
動から保護されるGM計数管に関する。
［従来技術とその問題点］
第３図は従来のGM計数管の概略構成図、第４
図は第３図のパツキンの概略構成図を示す。第３
図および第４図において、GM計数管１は、主と
して取付け外管２、本体プローブ３、計数管本体
４および取付けねじ５から構成される。取付け外
管２は、被測定ガス外壁６に挿入され、ゴムパツ
キン７を介して、取付けねじ５により被測定ガス
外壁６に固定される。このとき、この取付け外管
２に挿入された本体プローブ３は、管部８と取付
け部９とからなり、その内部がゴムパツキン７に
より大気圧から遮断されている。計数管本体４
は、本体プローブ３の内部に収容され、ケーブル
１０により計数信号が外部に導出される。この計
数管本体４の入射窓部１１と、取付け外管２の先
端部１５との間には、マイラ膜１２およびこのマ
イラ膜１２を保護するビニール線部材１３が、他
のゴムパツキン１４を介して設けられる。従つ
て、本体プローブ３とマイラ膜１２との空間Ａ
は、一定圧力に保持され、常時負圧を有する被測
定ガスの侵入が防止される。
図は第３図のパツキンの概略構成図を示す。第３
図および第４図において、GM計数管１は、主と
して取付け外管２、本体プローブ３、計数管本体
４および取付けねじ５から構成される。取付け外
管２は、被測定ガス外壁６に挿入され、ゴムパツ
キン７を介して、取付けねじ５により被測定ガス
外壁６に固定される。このとき、この取付け外管
２に挿入された本体プローブ３は、管部８と取付
け部９とからなり、その内部がゴムパツキン７に
より大気圧から遮断されている。計数管本体４
は、本体プローブ３の内部に収容され、ケーブル
１０により計数信号が外部に導出される。この計
数管本体４の入射窓部１１と、取付け外管２の先
端部１５との間には、マイラ膜１２およびこのマ
イラ膜１２を保護するビニール線部材１３が、他
のゴムパツキン１４を介して設けられる。従つ
て、本体プローブ３とマイラ膜１２との空間Ａ
は、一定圧力に保持され、常時負圧を有する被測
定ガスの侵入が防止される。
ところが、被測定ガスの負圧が変動すると、マ
イラ膜１２は厚さ数10μｍ程度の薄い膜であるか
ら、マイラ膜１２が移動したり、マイラ膜１２の
ピンホールからの圧力漏れが生じること等によ
り、入射窓部１１とマイラ膜１２との間の密閉さ
れた空間Ａに圧力変動が生じて、入射窓部１１を
破損させ恐れがあつた。
イラ膜１２は厚さ数10μｍ程度の薄い膜であるか
ら、マイラ膜１２が移動したり、マイラ膜１２の
ピンホールからの圧力漏れが生じること等によ
り、入射窓部１１とマイラ膜１２との間の密閉さ
れた空間Ａに圧力変動が生じて、入射窓部１１を
破損させ恐れがあつた。
［考案の目的］
本考案は、上述の点に鑑み、従来技術の問題点
を有効に解決し、その構成が容易で、その機能が
長期に亘り保持されるGM計数管を提供すること
を目的とする。
を有効に解決し、その構成が容易で、その機能が
長期に亘り保持されるGM計数管を提供すること
を目的とする。
［考案の要点］
このような目的を達成するために、本考案は、
本体プローブに設けられた通気穴と、他のパツキ
ンに設けられ前記通気穴を経た大気圧を入射窓部
と前記マイラ膜との間に導入する通気溝と、マイ
ラ膜の表面に固着され前記マイラ膜の移動を防止
する金網部材とを備えることを特徴とする。
本体プローブに設けられた通気穴と、他のパツキ
ンに設けられ前記通気穴を経た大気圧を入射窓部
と前記マイラ膜との間に導入する通気溝と、マイ
ラ膜の表面に固着され前記マイラ膜の移動を防止
する金網部材とを備えることを特徴とする。
［考案の実施例］
次に、本考案の実施例を図面に基づき、詳細に
説明する。
説明する。
第１図は本考案の一実施例の概略構成図、第２
図は第１図のパツキンの概略構成図を示す。第１
図および第２図において、第３図と同一の機能を
有する部分には、同一の符号が付されている。本
体プローブ３の取付け部９には、通気穴１６が貫
通し、この通気穴１６を経て大気圧が本体プロー
ブ３内に導入される。また、他のパツキン（入射
窓部ゴムパツキン）１７は、第４図に示すゴムパ
ツキン１４がリング状に形成されたのに対して、
１部に切り欠き部（通気溝）１８を具備する。な
お、マイラ膜１２の表面には、金網部材１９が固
定され、被測定ガスの圧力変動によるマイラ膜１
２の移動が防止されている。
図は第１図のパツキンの概略構成図を示す。第１
図および第２図において、第３図と同一の機能を
有する部分には、同一の符号が付されている。本
体プローブ３の取付け部９には、通気穴１６が貫
通し、この通気穴１６を経て大気圧が本体プロー
ブ３内に導入される。また、他のパツキン（入射
窓部ゴムパツキン）１７は、第４図に示すゴムパ
ツキン１４がリング状に形成されたのに対して、
１部に切り欠き部（通気溝）１８を具備する。な
お、マイラ膜１２の表面には、金網部材１９が固
定され、被測定ガスの圧力変動によるマイラ膜１
２の移動が防止されている。
従つて、計数管本体４の入射窓部１１とマイラ
膜１２との間の空間Ａに、通気穴１６を経た大気
圧が通気溝１８を経て導入される。しかも、マイ
ラ膜１２の表面の金網部材１９により、マイラ膜
１２の破損が防止され、かつその移動が抑制され
るから、入射窓部１１との間の空間Ａの圧力は、
被測定ガスの圧力変動にかかわらず、常時大気圧
に保持され、それ故に入射窓部１１の破損が防止
される。
膜１２との間の空間Ａに、通気穴１６を経た大気
圧が通気溝１８を経て導入される。しかも、マイ
ラ膜１２の表面の金網部材１９により、マイラ膜
１２の破損が防止され、かつその移動が抑制され
るから、入射窓部１１との間の空間Ａの圧力は、
被測定ガスの圧力変動にかかわらず、常時大気圧
に保持され、それ故に入射窓部１１の破損が防止
される。
［考案の効果］
以上に説明するように、本考案は、本体プロー
ブに設けられた通気穴と、入射窓部パツキンに設
けられ前記通気穴を経由した大気圧を入射窓部と
マイラ膜との間に導入する通気溝と、マイラ膜の
表面に固着され前記マイラ膜の移動を防止する金
網部材とを設けることにより、従来技術の問題点
が有効に解決され、その構成が簡単で、その機能
が長期に亘り保持される等の効果を有する。
ブに設けられた通気穴と、入射窓部パツキンに設
けられ前記通気穴を経由した大気圧を入射窓部と
マイラ膜との間に導入する通気溝と、マイラ膜の
表面に固着され前記マイラ膜の移動を防止する金
網部材とを設けることにより、従来技術の問題点
が有効に解決され、その構成が簡単で、その機能
が長期に亘り保持される等の効果を有する。
第１図は本考案の一実施例の概略構成図、第２
図は第１図のゴムパツキンの概略構成図、第３図
は従来のGM計数管の概略構成図、第４図は第３
図のゴムパツキンの概略構成図である。 １……GM計数管、３……本体プローブ、４…
…計数管本体、１１……入射窓部、１２……マイ
ラ膜、１６……通気穴、１７……ゴムパツキン、
１８……通気溝、１９……金網部材。
図は第１図のゴムパツキンの概略構成図、第３図
は従来のGM計数管の概略構成図、第４図は第３
図のゴムパツキンの概略構成図である。 １……GM計数管、３……本体プローブ、４…
…計数管本体、１１……入射窓部、１２……マイ
ラ膜、１６……通気穴、１７……ゴムパツキン、
１８……通気溝、１９……金網部材。
Claims (1)
- 先端が常時負圧を有する被測定ガス内に挿入さ
れる取付け外管と、この取付け外管内に挿入され
前記取付け外管との間にパツキンを介して大気圧
を遮断する本体プローブと、この本体プローブ内
に設けられた計数管本体と、前記取付け外管の先
端と前記計数管本体の入射窓部との間に介在する
マイラ膜および他のパツキンとを有するGM計数
管において、前記本体プローブに設けられた通気
穴と、前記他のパツキンに設けられ前記通気穴を
経た大気圧を前記入射窓部とマイラ膜との間に導
入するための通気溝と、マイラ膜の表面に固着さ
れ前記マイラ膜の移動を防止する金網部材とを備
えたことを特徴とするGM計数管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11283286U JPH04523Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11283286U JPH04523Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6320356U JPS6320356U (ja) | 1988-02-10 |
| JPH04523Y2 true JPH04523Y2 (ja) | 1992-01-09 |
Family
ID=30994077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11283286U Expired JPH04523Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04523Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-24 JP JP11283286U patent/JPH04523Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6320356U (ja) | 1988-02-10 |
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