JPH045233B2 - - Google Patents

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JPH045233B2
JPH045233B2 JP58148092A JP14809283A JPH045233B2 JP H045233 B2 JPH045233 B2 JP H045233B2 JP 58148092 A JP58148092 A JP 58148092A JP 14809283 A JP14809283 A JP 14809283A JP H045233 B2 JPH045233 B2 JP H045233B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は手書き文字認識方式に係り、特に1文
字書かれる毎に直ちに文字認識結果を出すオンラ
イン手書き文字認識方式に関する。
〔発明の背景〕
従来のオンライン手書き文字認識方式は、一文
字を完全に書き終えた後に、書かれた入力文字の
画数と座標位置情報と、およびあらかじめ登録し
てある全文字の標準パターンの画数と、座標位置
情報とをもとに少なくとも入力文字と同一画数の
全標準パターンとの類似度を計算し、類似度が最
大となる標準パターンを該入力文字の認識結果と
して採用する方式であつた。
しかし、この方法によると少なくとも入力文字
と同一画数の全標準パターンとの類似度を計算す
るため、類似度の計算回数が多くなり、それだけ
認識処理時間が長くなる。
従来の認識処理の一例を第1図のフローチヤト
を参照しながら説明する。
一例として、入力文字が第2図に示す「仁」の
字であつたとする。入力情報としては、画数(4
画)と、各1画の線(以下これをストロークと称
する。)上の座標値が離散的に得られている。
最初に各ストロークをm点(mは自然数)で近
似する。ここではm=3の場合について説明す
る。
すなわち、まず各ストロークの両端に点をと
り、第1点、第3点とし、ストロークの線上での
中点をとり第2点とする。第2図に示すように、
3点近似で得られた点を書かれた筆順に従つて、
順にP1,P2,P12とする(以上S−1)。次に座
標原点の正規化を行なう。つまり各点のx,y座
標値の平均値mx,myを計算し、(mx,my)を
新しい座標原点とする(S−2)。次に、大きさ
の正規化を行なう。つまり新しい座標原点からの
各点までの距離の平均値rmを計算し、この平均
値が一定値rsとなるように新しい原点からの各点
のx,y座標値に、rs/rmを乗ずる(以上S−
3)。以上のように、入力文字に対し一連の前処
理を行なつた後、あらかじめ登録してある4画の
全標準パターンとの類似度を計算する。
つまり、前述の前処理を行なつた後の入力文字
の各点P1〜P12の座標置と、各4画標準パターン
の対応する点P′1〜P′12の座標値との距離d1〜d12
を計算し、これらの総和d=d1+…+d12が最少
となるような標準パターンを最も類似度の高い標
準パターンとして、認識結果として出力する(以
上S−4)。この方法によると、たとえば8画の
入力文字の場合、8画の文字は教育漢字だけでも
94文字あり、94文字について類似度を計算する事
になる。
たとえば演算装置としてインテル社の16ビツト
マイクロプロセツサ8086を5[MHZ]クロツクで
使用して以上の認識処理演算を行なうとすると、
8画の場合1回の類似度(距離)計算に少なくと
も約2.5[mS]必要と考えられるので、94文字で
は約235[mS]必要となる。
前述の前処理は8画では約120[mS]程度必要
と考えられ、相対的に見て類似度計算のための演
算量が大きなものとなる。
この方式の改良案として、木村らの「手書き漢
字の部分パターン抽出と認識」(電子通信学会論
文誌Vol j64−D,No.11,’81年11月)があげら
れる。
この方法は、書き終つた入力文字の左半分、右
半分などの一部分だけを見て偏、つくりなどの部
首を検出し、部首によつて入力文字をあらかじめ
大まかに分類しようというものである。
つまり、第3図a,b,cに斜線で示すような
文字の左半分、右半分、上半分というようないく
つかのマスクを設ける。各マスクの形ごとに、あ
らかじめいくつかの標準パターンを用意してお
く。
たとえば、左半分のマスクに対しては、「〓」
(にんべん)、「糸」(いとへん)など、右半分のマ
スクに対しては、「隹」(ふるとり)などである。
そして、入力文字に対しすべてのマスクをかけて
みて、マスク内にはいつたストロークのみについ
て、各マスクに対する標準パターンとの類似度を
計算し、ある程度以上の値で最大値となるような
パターンを、その入力文字の部首として、部首に
より入力文字を大まかに分類する方法である。
たとえば入力文字「仁」の場合、左半分のマス
クに対する標準パターンのうちの「〓」(にんべ
ん)のパターンとの類似度が他に比べて大幅に高
くなるので、この入力文字「仁」を「〓」のグル
ープに分類する。
しかしこの方法によると、つくりなどは文字の
終わりの方に書かれるので、文字を完全に書き終
えた後でないと認識演算処理に着手できず、また
日常多く使われる文字、たとえば教育漢字の大部
分に対応するためには、マスクの形も左、右、上
半分の他、「〓」(しんにゆう)、「广」(まだれ)
などに対応する形状も用意しなければならず少な
くとも数種類は必要であり、またたとえば左半分
のマスクについては、「〓」(にんべん)、「糸」
(いとへん)など偏だけでも約20種類以上用意す
る必要があると考えられるので、大まかな分類を
行なう上において、マスクの形を5種類、各マス
クに対する標準パターンを平均10種類としても、
合計50回の類似度計算を行なわなければならず、
分類を行なわず同一画数の全標準パターンとの類
似度計算を行なう方法に比べて、それほど演算時
間は短縮されないものと考えられる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、文字を書き終わつてからの認識処理時間を
大幅に短縮するオンライン手書き文字認識方式を
提供する事にある。
〔発明の概要〕
本発明はn画の入力文字の、最初のl(lは一
般的に複数個の値をとるl<nなる自然数。)画
の情報をもとに、入力文字をあらかじめ大まかに
分類するものである。
すなわち、最初のl画の標準パターンをあらか
じめいくつか用意し、たとえば最初の2画を書き
終えた時点で、2画の標準パターンとの類以度
を、3画を書き終えた時点で3画の標準パターン
との類似度を計算し、これらの類似度をもとに入
力文字を完全に書き終える以前に大まかに分類す
るものである。類似度の尺度としては、例えば入
力文字と、標準パターンとの各点の座標の相互相
関係数を用いる。この値が高いほど類似度が高
い。
〔発明の実施例〕
以下、本発明によるオンライン手書き文字認識
方式の一実施例を第4図に示して説明する。
文字データ入力端子1には、たとえばタブレツ
トなどから文字の書き始め、書き終わりを表わす
デイジタル信号、および筆記中には短い時間間隔
(たとえば10[mS]位)で、筆記具(ペンなど)
の上がり下がりの状態を表わすデイジタル信号
と、筆記具と座標位置を表わすデイジタル信号が
送られてくる。CPU2は、1文字の書き始めの信
号を第1のインターフエース回路3を介して受け
取ると筆記具の上がり下がりの状態信号を判別
し、上がりから下がりへの変化により1ストロー
クの開始を検出し、以後入力される座標位置をす
べて第1のメモリ4上に記録する。第1のメモリ
は、データを一時的に記録するものであり、例え
ば汎用RAM等である。下がりから上がりへの変
化により1ストロークの終了を検出したら、次の
1ストロークの開始を検出するまで座標位置の記
録を中断する。そして、この1ストロークに関す
る全座標位置より、この1ストロークをm点近似
する演算を行ない、m点近似した位置を第1のメ
モリ4上に記録する(mは自然数)。ストローク
のm点近似の演算とは、ストロークの両端および
m−1等分点の座標を計算する演算である。
以下、本実施例においては最初の2画、および
3画の情報により入力文字を分類する例について
述べる。
次の段階のCPU2.の演算動作を第7図のフ
ローチヤートに示して説明する。CPU2.は、
入力文字の画数(ストローク数)をカウントし2
画になつたら、第1のメモリ4より2ストローク
分のm点近似された座標データ(すなわちm×2
個)を入力し、第2のメモリ5.にあらかじめ登
録されているすべての2画標準パターン(たとえ
ば「十」、「〓」など)の座標データとの類似度を
計算する。第2のメモリ5.は、データを半永久
的に記録するものであり、例えば汎用PPoM等で
ある。類似度の尺度としては、相互相関係数を用
いる。つまり、入力文字最初2画と2画標準パタ
ーンのmX2点のx座標相互相関係数Cx,y座標
の相互相関係数Cyを計算し、たとえば、この2
者を加算したCP=Cx+Cyを尺度とする。
なお、2点列{x},{xs}間の相互相関係数
Cxxsは次式で表わされる(以上S−1)。
=1/NNi=1 Xi,=1/NNi=1 Xsi,Nは定数 次に既登録の全2画標準パターンとの類似度
(相互相関係数)値の中から、上位のいくつか
(たとえば2個)を選出する(S−2)。そしてこ
れらをもとに、この入力文字に対応する2画パタ
ーンを決定する。
具体的には、まずあらかじめ設けた類似度のし
きい置と比較し、第1位の値が該しきい値を下回
る場合、この入力文字はいずれの2画標準パター
ンとも対応がつかないものとする。
第1位の値が該しきい値以上で、第2位以下の
値との差(あるいは比など)が一定値以上であれ
ば、第1位となつた2画標準パターンを入力文字
に対応づけ、一定値以下となる標準パターンがあ
れば、それもあわせて対応づけるというような方
法である(以上S−3)。
次に対応づけた2画標準パターンにもとづき、
3画目まで書かれた段階において類似度を計算す
べき3画標準パターンを第2のメモリ5上の2画
と3画の関連表より選び出す。第2のメモリ5.
上の2画と3画の標準パターンの関連表の一例を
第5図に示す。
この表は、各2画標準パターンが入力文字に対
応づけられた場合、その入力文字に対応づけられ
る可能性のある3画標準パターンを列挙したもの
であり、たとえば2画標準パターン「十」に対し
ては、3画標準パターン「艸」(くさかんむり)、
「〓」(てへん)などがあげられる(以上S−4)。
このようにして、入力文字に対応する2画標準
パターン、及び類似度を計算すべき3画標準パタ
ーンのコード第7のメモリ4.上に記録する。
なお、対応する2画標準パターンが無い場合に
ついても、それを表わすコードを記録する。この
場合も類似度を計算すべき3画標準パターンは存
在するので(たとえば「幺」など)、そのコード
を第2のメモリ5より読み出して、第1のメモリ
4に記録する。
次の段階のCPU2.の演算動作を第8図にフ
ローチヤートで示して説明する。
CPU2.は、ストロークのカウント数が3と
なつたら第1のメモリ4より、入力文字の最初の
3ストローク分のm点近似された座標データを入
力する。
また、第7のメモリ4.より類似度を計算すべ
き3画標準パターンのコードを入力し、該当する
3画標準パターンの座標データのみ第2のメモリ
5より入力し、入力文字の最初3画の座標データ
との類似度(相互相関係数)を計算する(S−
1)。そして2画の場合と全く同様に、上位何個
かの類似度の値を選出し(S−2)、これらをも
とに2画の場合と全く同様の方法で入力文字に対
応する3画標準パターンを決定する(S−3)。
そして入力文字に対応する3画標準パターンの
コードを第7のメモリ4.に記録する。
なお、ある2画標準パターン(たとえば「十」)
に対応し、これと関連づけられている標準パター
ン(たとえば「艸」、「〓」など)のいずれとも対
応づけられなかつた場合も、それを表わすコード
を記録する。
なお、たとえば2画標準パターン「艸」(にん
べん)のように、類似度を計算すべき3画標準パ
ターンが無い場合、CPU2.は3画に関する演
算動作を行なわず、入力した該2画標準パターン
のコードをそのまま記録する。
次に、CPU2.は、書き終わりを表わす信号
を入力した時点までのストロークのカウント数に
より、入力文字の画数を得る。該画数、および第
1のメモリ4.上の入力文字に対応する2画、ま
たは3画の標準パターンのコードにもとづき、第
2のメモリ5.より、候補文字の標準パターンの
座標データをすべて入力し、入力文字の座標デー
タを第1のメモリ4.より入力し、類似度(たと
えば相互相関係数ユークリツド距離など)を計算
し、類似度が最大となるような候補文字を入力文
字の認識結果として決定し、その文字コードを出
力する。
第2のメモリ5.上の画数別、および2、3画
標準パターン別の候補文字表の一例を第6図に示
す。
例として、入力文字「板」の場合のCPU2.
の動作をそれぞれ第7図、第8図を参照しながら
説明する。
CPU2.は、「板」の字の最初2画「十」を入
力し、第1のメモリ4上のすべての2画標準パタ
ーンとの類似度を計算し、最も類似度の高いパタ
ーンとして「十」(コード201)を選出する。
従つてこの入力文字に対応する2画標準パター
ンは「十」と決定し、そのコード201、および、
第2のメモリ5より類似度を計算すべき3画標準
パターン「艸」、「〓」、「〓」などを見出し、その
コード301、302、303などを第1のメモリ4.の
所定のアドレスに記録する。(以上第7図)次に、
CPU2.は、「板」の字の最初の3画「〓」を入
力し、第4のメモリ9上の指定された3画標準パ
ターン「艸」、「〓」、「〓」などとの類似度を計算
し、最大の類似度を与えるパターンとして「〓」
を選出し、これをこの入力文字に対応する標準パ
ターンとして決定して、そのコード303を第1の
メモリ4.上に記録する。(以上第8図) 次にCPU2.は入力文字「板」の画数8画、
および対応3画標準パターンコード303より第2
のメモリ5.上の候補文字「板」、「林」の2字の
座標データを入力し、入力文字との類似度のより
高い「板」を認識結果として、そのコード4844を
第2のレターフエース回路6.を介して出力端子
7.に出力する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、文字全体が書か
れる前でも最初の2、3画位が書かれた時点から
分類演算に着手する事ができる。
たとえば、最初の2、3画により分類を行なう
場合、2、3画の標準パターンはそれぞれ高々20
個位ずつ用意すれば、全常用漢字の80%以上がい
ずれかのパターンに対応づけられると考えられる
ので、分類を行なうための2、3画のみの類似度
計算は高々40回行なえばよいので、ある程度以上
の画数、たとえば標準パターンが2画および3画
なら少なくとも5画以上の文字については、書き
終わるまでに十分分類可能である。
つまり、文字を書き終えた時点では画数、およ
び分類の2つの情報が得られており、これらの2
情報より、全常用漢字を対象とする場合でも、候
補文字は高々20個にしぼられると考えられる。
つまり文字を書き終えた後は、入力文字と高々
20個の候補文字との間で類似度を計算すればよい
ので、文字を書き終えた後の認識処理のための演
算量を大幅に低減することができる。
たとえば、8画教育漢字で類似度の尺度を距離
とする場合、前述のように従来は94字の候補文字
との間で類似度を計算し、類似度計算だけで約
235[mS]を要したのが、候補文字を20字として
も類似度計算は50[mS]で済み、前処理時間約
120[mS]を加えても従来355[mS]を要したの
が、約1/2の170[mS]で済む事になる。
また、類似度の尺度として、入力文字と標準パ
ターンのx座標、y座標の相互相関係数各々を計
算し、これらを結合(たとえば加算)したものを
用いれば、x座標、y座標の類似度を独立に計算
して結合するので入力文字に縦長、横長の変形が
あつた場合でも、変形が無い場合と比べて、同じ
文字の標準パターンとの類似度はほとんど低下し
ない。
文字の縦長、横長の変形の例として、「〓」(さ
んずい)の例を第9図の1,2に示す。特に、手
書き文字の最初の2画、3画位をみると、筆記者
による縦長、横長の変形が多いのでx座標、y座
標の相互相関係数を別々に計算し、これらを結合
して類似度の尺度とする方法は極めて有効であ
る。
また、例えば第9図の3と4の実線部分はどう
しの類似度も非常に高い値となるが、入力文字を
大まかな分類においては、例えばこの2者のよう
な関係にあるものどうしは同一グループに分類し
た方が都合が良い場合が多い。また発明の実施例
において記した相互相関係数の式からわかるよう
に、類似度の尺度として、従来技術において述べ
た入力文字と標準パターンとの対応する点の座標
位置間の距離の総和を尺度とする場合のように、
類似度計算に先立つ座標原点の正規化、大きさの
正規化の演算は不要となる。
手書きの漢字の本実施例による分類結果の一例
として、最初の2、3画による分類結果の一例を
第10図に示す。
本例は、第10図に示す最初の2画、および3
画の標準パターンによる教育漢字8画(計94字)
の、筆者10名分の入力文字の分類結果である。
同図において、2画、3画各標準パターンの右
側のマス内の数字は、左側が該標準パターンのカ
テゴリーに入つた字種数、右側がそののべ字数
(字種数×人数の累計)である。2画標準パター
ンと3画標準パターンとの関連は、直線で結んで
示す。
つまり、2画標準パターン「十」のカテゴリー
に入つた入力文字の最初の3画は、関連する3画
標準パターン「艸」、「〓」、「〓」とのみ類似度を
計算し、いずれの3画標準パターンのカテゴリー
に入るかを決定する。
なお、本例においては、類似度の尺度としては
入力文字と、既登録の標準パターンとのx座標、
y座標の相互相関係数の和を用いる事とし、類似
度の最大値のしきい値を1.7とし、類似度が最大
となる標準パターンとの類似度が該しきい値以上
であれば、入力文字を該標準パターンのカテゴリ
ーに分類し、該しきい値未満であればいずれの標
準パターンのカテゴリーにも入れない(「その他」
とする。) なお、2画においてどのカテゴリーにも入らな
かつた入力文字は、すべての3画標準パターンと
の類似度を計算する。
第10図に示すように、最初の2画、および3
画で分類した場合、最終的にいずれかのカテゴリ
ーに入つたのべ字数の総計は、入力総字数の教育
漢字94(字)×筆者10(人)=940(字)中、859字と
なり、入力文字中、いずれかのカテゴリーに入つ
たものの割合(以下これを分類率と称する)約91
%である。入力文字がいずれのカテゴリーにも入
らない場合この入力文字に対する候補文字が絞ら
れないので、この入力文字と同じ画数の全文字と
の標準パターンとの類似度を計算することにな
る。したがつて、上記分類率の値が高いほど、認
識処理時間低減の効果が有る。ここでもし、第1
0図における2画の標準パターン(13個)のみで
分類を行なつた場合、2画のいずれかの標準パタ
ーンのカテゴリーに属するのべ字数の総計は、
755字であり、940字中の約80%の分類率にとどま
る。
また、第10図における3画の標準パターン
(18個)のみで分類を行なつた場合、3画のいず
れかの標準パターンのカテゴリーに属するのべ字
数の総計は、657字であり分類率は70%にとどま
る。
次に、最初の1画により分類を行なう事を考え
る。手書きされた漢字の最初の1画の例を第11
図に示す。
たとえば「言」(ごんべん)の書き方は、人に
よつて同図のaのような書き方もbのような書き
方もあり、同じく「〓」(にんべん)の書き方も
cとdの2者のように、同じ文字であつても最初
の1画目だけを見ると、筆者による形状のばらつ
きが大きい。従つて最初の1画目により10個以上
のカテゴリーに分類しようとすれば、第11図の
e〜hに示すような細かい段階で標準パターンを
用意する事になり、同じ文字でも筆者によつては
どの標準パターンのカテゴリーにも入る事にな
る。逆に標準パターンの種類を「タテ棒」、「ヨコ
棒」などのように大まかなものにすれば、入力文
字はせいぜい2〜3個のカテゴリーにしか分類さ
れない。
以上の事から、最初の1画のみで分類を行なう
事はもとより、最初の1画と2画、1画と3画の
ように他の画数と組み合わせて分類を行なう事は
有効な分類法ではない事は明らかである。
次に最初の4画以上の情報を用いて分類を行な
う事を考える。
たとえば教育漢字の場合、画数は1〜20まであ
り、1画は1字、2画は10字、3画は19字、4画
は45字、5画は65字あり、1〜20画の総計は881
字である。従つて、例えば最初の6画の情報を用
いて分類を行なう場合、1〜5画の漢字、計140
字、つまり881字中の約16%が分類の対象外とな
る。従つて最初の6画以上の情報を用いる分類法
は、有効な分類法でない事は明らかである。最初
の4画、または5画の情報を用いて分類を行なう
事を考える。
たとえば最初の4画のみにより分類を行なう事
を考える。第10図に示す最初の3画標準パター
ンについて、その4画目がどのような形態になる
かの例を第12図に示す。
同図からわかるように、たとえば最初の3画で
分類すれば同じ「〓」(さんずい)「艸」(くさか
んむり)等のカテゴリーに入る入力文字も、最初
の4画までをみて分類すれば何通りかのカテゴリ
ーに分かれてしまう事になる。
従つて最初の3画で分類した場合と同等の分類
率約70%を得るためには、用意すべき4画の標準
パターン数は、3画の標準パターン数に比べて少
なくとも2倍以上にふやさなければならない事は
明らかである。
従つて標準パターンとの類似度の演算量も2倍
以上となる。同様に最初の4画までは共通でも、
5画目の形態は何種類かに分かれるものが多いの
で最初の5画により分類を行ない、約70%の分類
率を得るためには、4画の場合に比べても標準パ
ターン数を大幅に増加しなければならず、類似度
の演算量もそれだけ増加する。
以上の事から、最初の4画、または5画のみに
より分類を行なう事は、明らかに有効な分類法で
はない。
次に、最初の2画または3画と、4画または5
画との組み合わせによる分類法について考える。
たとえば、最初の2画と4画により分類する場
合を考える。
例えば第10図に示す3画標準パターンのかわ
りに、4画標準パターンを用いて分類を行ない最
初の2画と3画による分類と同等の分類率(90%
以上)を得るためには、前述のように各3画標準
パターンは平均2種類以上の4画パターンに分か
れる。
従つて、4画目が書かれてからの4画標準パタ
ーンとの類似度演算量も、3画の場合の平均2倍
以上となる。特に第10図の2画標準パターンに
よる分類の場合、分類率は約80%であり、入力文
字の約20%いずれの2画標準パターンのカテゴリ
ーにも入らないものとして、上記多数の4画標準
パターンと類似度を計算しなければならない。5
画の場合は、前述のように4画の場合よりもさら
に標準パターン数が多く、類似度の演算量はさら
に大となる。
最初の3画と4画、または5画の組み合わせに
よる場合においては、前記のように第10図の3
画標準パターンによる分類の場合、分類率は高々
70%であるので入力文字の30%は、すべての4画
または5画標準パターンとの類似度を計算しなけ
ればならず類似度の演算量が大となる。
以上述べたように、最初の2画、および3画に
よる手書き漢字の分類は、それ以外の画数による
分類に比べて特に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のオンライン手書き文字認識方
式の1例を示すフローチヤート、第2図は入力文
字の1例を示す図、第3図は入力文字の一部分を
おおうマスクの形状の例、第4図は本発明による
オンライン手書き文字認識方式の一実施例を示す
ブロツク図、第5図は第4図の第2のメモリ5.
上の、2画と3画の標準パターンの関連表の1
例、第6図は第4図の第2のメモリ5.上の、分
類カテゴリー別の候補文字辞書の1例、第7図、
第8図はいずれも第4図のCPU2.の動作を示
すフローチヤート、第9図は漢字の部首の縦長、
横長の変形の例を示す図、第10図は、最初の2
画、3画の標準パターン、及び同標準パターンに
よる分類における各分類カテゴリーに入る字数、
及びのべ字数の1例を示す表、第11図は、手書
き漢字の最初の1画目の形状のばらつきの例を示
す図、第12図は第10図の最初の3画の各標準
パターンの、4画目の形状の例を示す図である。 図において、1……文字データ入力端子、2…
…CPU、3……第1のインターフエース回路、
4……第1のメモリ、5……第2のメモリ、6…
…第2のインターフエース回路、7……認識結果
出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筆記中の入力文字の筆跡を逐次入力して文字
    認識を行うオンライン手書き文字確認において、
    上記筆跡の入力手段と、認識の対象とする各文字
    の筆跡の標準パターンと、入力文字の筆跡と、該
    標準パターンとの類似度を計算する第1の整合演
    算手段と、該類似度の最大値を与える標準パター
    ンの文字を入力文字として判別する第1の判別手
    段とを具備し、さらに認識の対象とする文字の書
    き始め2画ないし3画形状のいくつかの標準パタ
    ーンと、入力文字の書き始め2画または3画の筆
    跡と、上記書き始め2画または3画形状の上記標
    準パターンとの類似度を計算する第2の整合演算
    手段と、入力文字の書き始め2画または3画の形
    状として判別する第2の判別手段と、上記2画お
    よび3画形状を有する候補文字を列挙した候補文
    字表とを具備し、上記第1の整合演算手段は該候
    補文字表を参照し、上記判別された入力文字の書
    き始め2画または3画の形状を有する候補文字の
    標準パターンとの間で、入力文字の筆跡との類似
    度を計算することを特徴とするオンライン手書き
    文字認識方式。 2 上記画書き始め2画の代表的な形状ごとに、
    書き始め2画部分の形状が該2画の代表的な形状
    と類似した上記書き始め3画の代表的形状を列挙
    した関連表を具備し、上記第2の整合演算手段
    は、入力文字の書き始め2画の形状を判別した
    後、該関連表を参照して、該判別した2画の形状
    と類似の書き始め2画部分を有する書き始め3画
    の代表的な形状との間で、類似度を計算すること
    を特徴とする請求項第1項記載のオンライン手書
    き文字認識方式。 3 上記第2の判別手段は、上記類似度の最大値
    が一定しきい値以上の場合のみ、該類似度の最大
    値を与える上記代表的な形状を、入力文字の書き
    始め2画または3画の形状として判別し、上記類
    似度の最大値が上記一定しきい値未満で、入力文
    字の書き始め2画の形状が判別不可の場合には、
    上記第2の整合演算手段は、入力文字の書き始め
    3画の筆跡と、すべての上記書き始め3画の代表
    的な形状との類似度を計算し、かつ上記候補文字
    表には、入力文字の書き始め2画、3画いずれの
    形状も判別不可の場合、および書き始め3画の形
    状のみ判別不可の場合における候補文字を列挙
    し、上記各場合において、上記第1の整合演算手
    段は上記候補文字表を参照し、この候補文字の標
    準パターンとの間で、入力文字の筆跡との類似度
    を計算することを特徴とする請求項第2項記載の
    オンライン手書き文字認識方式。
JP58148092A 1983-08-15 1983-08-15 オンライン手書き文字認識方式 Granted JPS6041175A (ja)

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JPS5471937A (en) * 1977-11-18 1979-06-08 Fujitsu Ltd Hand-written character input system
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