JPH045153Y2 - - Google Patents

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JPH045153Y2
JPH045153Y2 JP1987040832U JP4083287U JPH045153Y2 JP H045153 Y2 JPH045153 Y2 JP H045153Y2 JP 1987040832 U JP1987040832 U JP 1987040832U JP 4083287 U JP4083287 U JP 4083287U JP H045153 Y2 JPH045153 Y2 JP H045153Y2
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reflecting mirror
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JP1987040832U
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば歯科治療用のコンポジツトレ
ジンを硬化させるために使用される医療用小型光
照射器に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
光硬化型のレジンは、各種の用途に使用されて
いるが、そのひとつとして、歯科治療用に光硬化
型のコンポジツトレジンが使用されている。これ
は、患部にコンポジツトレジンを充填し、所定の
波長の光をこのコンポジツトレジンに照射して硬
化させるものである。このレジンを硬化させるた
めに使用される医療用小型照射器は、反射鏡で取
り囲まれた光源ランプの光を波長選択フイルター
を通して光フアイバー製のライトガイドの後端面
に入射させ、このライトガイドによつて所定の方
向に光を導くようになつている。そして、光源ラ
ンプの光を効率良くライトガイドに導くには、反
射鏡からの光をライトガイドの後端面いつぱいに
結像させる必要があり、このためには、反射鏡の
焦点がライトガイドの後端面に対して正確な位置
にあり、かつ反射鏡とライトガイドの軸線が一致
する必要がある。ところが、従来の医療用小型光
照射器では、ライトガイドは、本体ケースの先端
開口に固定された口金に挿入して固定され、反射
鏡は、本体ケース内にネジ止めされたソケツトに
螺着されていた。すなわち、反射鏡とライトガイ
ドは、ランプ交換を容易にするために、分割構造
の本体ケースの一方と他方に個別に取り付けられ
ていた。このため、両者の軸線を一致させるのが
困難であり、また、手で持つて使用しているとき
に、本体ケースの接続部分が緩んで反射鏡の位置
がライトガイドに対してずれることがあり、反射
鏡からの光がライトガイドの後端面以外の部分に
も結像するため、効率の悪い光放射を行つてい
た。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、反射鏡の焦点をライトガイド
の後端面に対して正確に位置させ、かつ反射鏡と
ライトガイドの軸線を一致させることが容易であ
つて使用中に反射鏡の位置がライトガイドに対し
てずれることがなく、光源ランプの光を効率良く
ライトガイドに導くことが可能な医療用小型光照
射器を提供することを目的とする。
〔考案の構成とその作用〕
本考案の医療用小型光照射器は、合成樹脂製の
本体ケース内に、光源部と、この光源部よりの光
を波長選択的に前方に放射させる光放射部が保持
され、前記光源部は、光源ランプと、この光源ラ
ンプを取り囲む反射鏡と、この反射鏡を前方に押
圧する押圧具とよりなり、前記光放射部は、頂部
に開口を有し、中間部に段部が形成された前カバ
ーと、前カバーの開口を覆う波長選択フイルター
と、この波長選択フイルターを透過した光を所定
の方向に導く光フアイバー製のライトガイドとよ
りなり、前記前カバーはライトガイドの後端面に
対して所定の位置に固定され、前記反射鏡は、そ
の前端開口面が前カバーに着脱自在に取り付けら
れた前記押圧具によつて前カバーの段部に押しつ
けて固定されていることを特徴とするものであ
る。
すなわち、反射鏡は、その前端開口面を取付基
準面とすれば正確に取付けやすいが、この前端開
口面が前カバーに着脱自在に取り付けられた前記
押圧具によつて前カバーの段部に押しつけて固定
されているので、つまり、反射鏡とライトガイド
が分割構造の本体ケースの一方のみに取り付けら
れているので、反射鏡は前カバーに正確に取り付
けられ、また、使用中に本体ケースの接続部分が
緩んでも反射鏡の位置がライトガイドに対してず
れることがない。そして、この前カバーは、ライ
トガイドの後端面に対して所定の正確な位置関係
で固定されているので、結局のところ、反射鏡と
ライトガイドは、前カバーを介して正確な位置関
係で取付けられており、反射鏡の焦点をライトガ
イドの後端面に対して正確に位置させ、かつ反射
鏡とライトガイドの軸線を一致させることが容易
になる。このため、光源ランプの光を効率良くラ
イトガイドに導くことができる。
〔実施例〕 以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体
的に説明する。
本体ケース10は、第1図に示すように、合成
樹脂にて射出成形された小型で軽量なハンデイー
タイプであるが、光源部20と光放射部30およ
びモータとフアンを内蔵した送風機40が内蔵さ
れている。本体ケース10の前方および後方には
スリツト状の冷却風吸入孔11が形成されてお
り、送風機40が動作すると本体ケース10の内
部が冷却されるようになつている。本体ケース1
0の側方には押しボタン式の手元スイツチ27が
取付けられ、電源ケースより伸びる中継コード2
6により光源部20に通電される。そして、送風
機40の前方にはバイメタル式のサーモスタツト
28が配置されている。
光源部20は、第2図に示すように、光源ラン
プ21として、定格が24V、100Wのハロゲンラ
ンプが使用されているが、この光源ランプ21
は、赤外線を吸収するコールドミラー型の反射鏡
22で取り囲まれている。そして、反射鏡22の
頂部に取付けられたベース25がソケツト23に
螺着されているが、このソケツト23は本体ケー
ス10に直接的には固定されていない。これらソ
ケツト23、ベース25、反射鏡22は、有底筒
状の押圧具24で覆われているが、この押圧具2
4の底部とソケツト23の端面との間に押圧バネ
29が介装されている。この光源ランプ21は、
手元スイツチ27を操作して点灯させるが、光源
ランプ21が点灯すると、10秒間隔でブザーが鳴
り、照射時間が分かるようになつている。長時間
光源ランプ21を点灯して雰囲気温度が75℃以上
になると、サーモスタツト28が働いて、光源ラ
ンプ21が消灯するようになつている。そして、
雰囲気温度が低下すると再び自動的に点灯する。
更には、温度ヒユーズ(図示せず)が取付けられ
ており、何らかの異常のためにサーモスタツト2
8が働かず、雰囲気温度が139℃以上になると、
温度ヒユーズが切れて光源ランプ21が消灯する
安全回路が付加されている。
つぎに、光放射部30は、光源部20よりの光
を波長選択的に前方に放射させるものであるが、
筒状の前カバー31は、中央に開口33を有し、
かつ中間部には段部39が形成されており、後端
部が押圧具24に接続されている。前カバー31
の後端縁には、第3図に示すように、鍵型の係止
溝31aが形成されており、一方、押圧具24の
前端縁にはL字状に屈曲された係止片24aが突
設されており、この係止片24aを係止溝31a
に挿入し、少し回動させることにより両者を係合
するが、押圧具24の底部とソケツト23の端面
との間に押圧バネ29が介装されているので、反
射鏡22は、押圧バネ29の弾発力によつて、前
端開口面が段部39に押しつけられた状態で固定
されている。そして、前カバー31の通風孔42
が遮光板32で覆われており、光が漏れないよう
になつている。この前カバー31の開口33は、
熱線吸収フイルター34で覆われ、この熱線吸収
フイルター34の前方に紫外線カツトフイルター
35が重ねて配置されており、両フイルターで波
長選択フイルターを構成している。この熱線吸収
フイルター34は、波長が550nm以上の光を吸収
し、紫外線カツトフイルター35は、波長が
400nm以下の光を反射する特性を有するものであ
り、波長が400〜550nmの光がこれらのフイルタ
ー34,35を透過するようになつている。これ
は、歯科治療用のコンポジツトレジンが波長が
470nmの光によつて硬化するが、400nm以下の波
長の短い紫外線は人体に有害であり、また、
550nm以上の光はレジンの硬化を阻害するためで
ある。そして熱線吸収フイルター34の前方に紫
外線カツトフイルター35が配置されているの
は、紫外線カツトフイルター35が熱線によつて
破損しないようにするためである。ライトガイド
36は、直径が150μmの光フアイバーを2000本
程度束ねたものであり、その後端部が口金37に
着脱自在に挿入され、後端面が紫外線カツトフイ
ルター35に対面した状態で、スプリング38に
よつて把持されている。従つて、両フイルター3
4,35を透過した光は、ライトガイド36に導
かれて狭い範囲を照射する。ここで、口金37は
本体ケース10の前端開口に嵌着され、前カバー
31は本体ケース10の前端に固定されているの
で、ライトガイド36と前カバー31は正確な位
置関係にある。
しかして、図示略の電源スイツチを入れると、
送風機40が作動し、次に手元スイツチ27を入
れると、光源ランプ21が点灯して前述の波長の
光がライトガイド36に導かれて患部に充填され
たレジンを照射して硬化させる。このとき、ライ
トガイド36と前カバー31が正確な位置関係に
あり、かつ反射鏡22の前端開口面が前カバー3
1の段部39に前カバーに着脱自在に取り付けら
れた押圧具24内の押圧バネ29によつて押しつ
けられた状態で固定されているので、ライトガイ
ド36と反射鏡22も正確な位置関係にあり、使
用中に反射鏡22がずれることもない。従つて、
反射鏡22の焦点はライトガイド36の後端面に
対して正確な位置になり、また、両者の軸線を一
致させることができ、反射鏡22による反射光が
ライトガイド36の後端面いつぱいに結像する。
このため、光の放射効率が著しく向上する。
なお、本実施例では、押圧具24は有底筒状で
あり、これに内蔵される押圧バネ29によつて押
圧するようにしたが、これに限られるものではな
く、例えば、押圧具24自体にバネ性を持たせた
形状にし、押圧具24で直接反射鏡22を押圧す
るようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の医療用小型光照
射器は、前カバーはライトガイドの後端面に対し
て所定の位置に固定され、反射鏡は、その前端開
口面が前カバーに着脱自在に取り付けられた押圧
具によつて段部に押しつけて固定されているの
で、反射鏡のライトガイドに対する位置決めが正
確になり、光源ランプの光を効率良くライトガイ
ドに導くことが可能な医療用小型光照射器とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は要部
の断面図、第3図は前カバーと押圧具の接続構造
の説明図である。 10……本体ケース、11……冷却風吸入孔、
20……光源部、21……光源ランプ、22……
反射鏡、23……ソケツト、24……押圧具、2
5……ベース、26……中継コード、27……手
元スイツチ、28……サーモスタツト、29……
押圧バネ、30……光放射部、31……前カバ
ー、32……遮光板、33……開口、34……熱
線吸収フイルター、35……紫外線カツトフイル
ター、36……ライトガイド、37……口金、3
8……スプリング、39……段部、40……送風
器、42……通風孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂製の本体ケース内に、光源部と、この
    光源部よりの光を波長選択的に前方に放射させる
    光放射部が保持され、 前記光源部は、光源ランプと、この光源ランプ
    を取り囲む反射鏡と、この反射鏡を前方に押圧す
    る押圧具とよりなり、 前記光放射部は、頂部に開口を有し、中間部に
    段部が形成された前カバーと、前カバーの開口を
    覆う波長選択フイルターと、この波長選択フイル
    ターを透過した光を所定の方向に導く光フアイバ
    ー製のライトガイドとよりなり、 前記前カバーはライトガイドの後端面に対して
    所定の位置に固定され、前記反射鏡は、その前端
    開口面が前カバーに着脱自在に取り付けられた前
    記押圧具によつて前カバーの段部に押しつけて固
    定されていることを特徴とする医療用小型光照射
    器。
JP1987040832U 1987-03-23 1987-03-23 Expired JPH045153Y2 (ja)

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JP1987040832U JPH045153Y2 (ja) 1987-03-23 1987-03-23

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JPS63148312U JPS63148312U (ja) 1988-09-29
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