JPH0451460Y2 - - Google Patents

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JPH0451460Y2
JPH0451460Y2 JP4989687U JP4989687U JPH0451460Y2 JP H0451460 Y2 JPH0451460 Y2 JP H0451460Y2 JP 4989687 U JP4989687 U JP 4989687U JP 4989687 U JP4989687 U JP 4989687U JP H0451460 Y2 JPH0451460 Y2 JP H0451460Y2
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JP
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tank
hanging
attached
hanging tool
cover
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JP4989687U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、タンクにタンク用吊下げ具を備え、
カバーに全体用吊下げ具を備えた電気機器に関す
る。
(従来の技術) 電気機器例えば油入変圧器の従来の構成を第6
図乃至第8図に示す。即ち、1は薄鋼板を波状に
折曲して多数の放熱フイン1aを形成したタンク
側壁で、これの下端部に底箱2を溶接し、上端部
に上部枠3を溶接して上面が開口するタンク4を
構成している。5はタンク4の上面開口部を閉鎖
するカバーで、これには、タンク4内に収容され
る変圧器中身6が連結具7によつて吊下げ状態に
連結されている。8はカバー5の上面部に溶接に
より取付けられた2個の全体用吊下げ具である。
9はタンク4の上部枠3の両外側面部に溶接によ
り取付けられたタンク用吊下げ具である。これら
のタンク用吊下げ具9は、タンク4単体の吊下げ
に対応する強度が付与されていて、タンク4単体
を塗装する場合の吊下げ用或いはタンク4単体を
運搬するときの吊下げ用に使用され、また、全体
用吊下げ具8はタンク4内に電気機器中身6が収
納された状態における全体の吊下げに対応する強
度が付与されていて、全体の吊下げ用に使用され
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の構成においては、タンク用吊下げ具9が
タンク4外側面部に取付けられているので、タン
ク4の外面壁をデイツピング方式により塗装する
場合に、タンク4を吊下げたワイヤに塗料が付着
するという問題点がある。また、全体を吊下げる
場合に、ワイヤを全体用吊下げ具8に掛けなけれ
ばならないところを誤つてタンク用吊下げ具9に
掛ける虞があり、このような状態で全体を吊下げ
ると、タンク用吊下げ具9が破損し、ひいてはタ
ンク4まで破損するという虞があつた。
そこで本考案の目的は、タンクをデイツピング
方式により塗装する場合に吊下げ用ワイヤに塗装
が付着することを防止し得、且つタンク用吊下げ
具が全体の吊下げのために誤つて使用されること
を防止し得る電気機器を提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案の電気機器は、タンクの上面開口部を閉
鎖するように取付けられたカバーに全体用吊下げ
具を設け、前記タンクの内側壁上部にタンク用吊
下げ具を取付けたことを特徴とするものである。
(作用) 本考案の電気機器によれば、タンクを吊下げる
場合、吊下げ用ワイヤがタンクの側壁内側に位置
するので、タンクのデイツピングによる塗装時に
塗料がワイヤに付着しない。また、カバーを装着
すると、タンク用吊下げ具がカバーにより隠蔽さ
れて外部に露出しないので、タンク用吊下げ具が
全体の吊下げ用に使用されない。
(実施例) 以下、本考案を油入変圧器に適用した第1の実
施例につき第1図乃至第3図を参照して説明す
る。
11はタンク側壁で、これは、薄鋼板を波状に
折曲して多数の放熱フイン11aを形成した矩形
筒状をなしている。12はタンク側壁11の下端
部に溶接された底箱、13はタンク側壁11の上
端部に溶接された矩形筒状の上部枠で、これらタ
ンク側壁11、底箱12及び上部枠13により上
面が開口するタンク14を構成している。15は
タンク14の上面部即ち上部枠13の上端フラン
ジ部13aにパツキン16を介して複数個のボル
ト17により取付けられたカバーで、これはタン
ク14の上面開口部を閉鎖しており、このカバー
15にはタンク14内に収容された変圧器中身1
8が図示しない連結具によつて吊下げ状態に連結
されている。19はカバー15の上面部に溶接に
より取付けられた2個の全体用吊下げ具で、孔1
9aが形成されている。20はタンク14の内側
壁上部、即ち上部枠13の内側壁のうち、短辺側
の内側壁の両端部に内側壁に直交するように溶接
により取付けられた4個の矩形状をなすタンク用
吊下げ具で、吊下げ用の孔20aが形成されてい
る。
斯様な構成の上記実施例においては、タンク1
4を塗料槽に浸してその外面壁を塗装すべくタン
ク用吊下げ具20の孔20aにワイヤ21を掛け
てタンク14単体を引き上げると、ワイヤ21は
第3図に二点鎖線で示すようにタンク14の内側
壁即ち、上部枠13の内側に位置するので、タン
ク14の外側壁を塗装したとき、ワイヤ21に塗
料が付着することがない。また、カバー15が取
付けられた状態においては、タンク用吊下げ具2
0はカバー15により隠蔽されて外部に露出しな
いので、タンク用吊下げ具20が全体の吊下げ用
に使用されることはなく、従つてタンク用吊下げ
具20が破損されることも防止できる。尚、タン
ク用吊下げ具20をタンク14の内側壁上部に溶
接により取付けたので、上部枠3の外側壁にタン
ク用吊下げ具9を取付けていた従来とは異なり、
タンク側壁1の放熱フイン1aの上端部と上部枠
3のフランジ部3aとの間の距離を短くすること
ができ、全体としてタンク14の高さ寸法を低く
できる。
第4図及び第5図は本考案の第2及び第3の実
施例を示すもので、第4図に示す第2の実施例お
いては、板状のタンク用吊下げ具22の一端部を
隅角に溶接により取付け、他端部を中心方向に指
向させたものであり、第5図に示す第3の実施例
おいては、タンク用吊下げ具23を丸棒により形
成し、その両端部を上部枠13の隅部を構成する
二面の内側壁に溶接により取付けたもので、これ
らの実施例においても上記実施例と同様の効果を
奏するものである。
尚、上記実施例ではいずれもタンク用吊下げ具
20,22,23を上部枠13の隅部に設けた
が、これに限らず変圧器中身18の収納のじやま
にならないような箇所ならばどこでも良い。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように本考案は、タン
クの上面開口部を閉鎖するように取付けられたカ
バーに全体用吊下げ具を設け、前記タンクの内側
壁上部にタンク用吊下げ具を取付けたので、タン
クの外面壁をデイツピング方式により塗装する場
合に吊下げ用ワイヤに塗料が付着することを防止
し得、且つタンク用吊下げ具が全体の吊下げのた
めに誤つて使用されることを防止し得るという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1の実施例を示
すもので、第1図はカバーを取外して示す全体の
分解斜視図、第2図はカバーを除いた平面図、第
3図は要部の拡大縦断側面図であり、第4図は本
考案の第2の実施例を示す要部の拡大平面図、第
5図は本考案の第3の実施例を示す要部の拡大平
面図、第6図は従来例の外観斜視図、第7図は同
縦断側面図、第8図はタンク上部の一部の拡大縦
断側面図である。 図中、14はタンク、15はカバー、19は全
体用吊下げ具、20,22,23はタンク用吊下
げ具を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク用吊下げ具を備え上面が開口するタンク
    と、このタンクの上面開口部を閉鎖するように取
    付けられ全体用吊下げ具を備えたカバーとを具備
    するものにおいて、前記タンク用吊下げ具を前記
    タンクの内側壁上部に取付けたことを特徴とする
    電気機器。
JP4989687U 1987-04-03 1987-04-03 Expired JPH0451460Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4989687U JPH0451460Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4989687U JPH0451460Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63157910U JPS63157910U (ja) 1988-10-17
JPH0451460Y2 true JPH0451460Y2 (ja) 1992-12-03

Family

ID=30872771

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JP4989687U Expired JPH0451460Y2 (ja) 1987-04-03 1987-04-03

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JPS63157910U (ja) 1988-10-17

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