JPH04507076A - フロッピーディスク等を立てて収容するための容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フロッピーディスク等を立てて収容するための容器本発明は、平坦で、有利には 長方形または正方形のフロッピーディスク等の対象物を立てて収納するための容 器であって、スタンド面と、互いに間隔を持って配置され有利には互いに平行に 配置される対象物用の複数個の収納仕切りとを有している下部部分、及び該下部 部分に枢着される傾動カバーを備えた前記容器に関するものである。

この種の公知のフロッピーディスクボックスにおいては、カードボックス状の下 部部分が箱状に構成され、フロッピーディスク用の収納仕切りは、底部に近い水 平軸線のまわりを回動可能に下部部分に枢着されており、一方傾動力バーは、下 部部分の後部領域において側壁に枢着されている。しかし公知のフロッピーディ スクボックスの製造及び組立てが面倒であり、従ってコスト高である。

本発明の課題は、冒頭で述べた種類の容器を次のように改良すること、即ち収納 される対象物を見通しよく保管することができ、対象物の収納、取り出しの際の 取扱いが簡単であり、簡単に製造及び組立て可能であるように改良することであ る。

本発明は、上記課題を解決するため、収納仕切りが、底部側において、収納され るべき対象物のための二つの長尺の載置面によって画成され、酸二つの長尺の載 置面は、縦方向に延在しているときに前方斜めまたは後方斜めへスタンド面を越 えて突出して互いに対を成すように上方へ開く角度を形成することを特徴とする ものである。

有利には、収納仕切りの載置面は、互いに対を成すように上方へ開いた直角を形 成し、その際前方へ向けられる載置面は、スタンド面にたいしてほぼ２０°ない し４０°、有利には３０°傾斜している。

本発明の他の有利な構成によれば、収納仕切りが、側方において仕切りリブまた は仕切り壁によって画成され、該仕切りリブまたは仕切り壁は、載置面の縦側エ ツジにて上方へ突出し、有利には連続して形成されている。

すべての収納仕切りの載置面は互いに一体的に連結され、一方仕切りリブまたは 仕切り壁は、載置面と一体的に連結されている。容器内の対象物の間に、収納と 取り出しを簡単にするために必要な十分な遊隙を保証するため、仕切りリブが、 その根部領域に、載置面の幅を狭くしている材料肥厚部を有している。

各収納仕切りの載置面が、連続する底部を形成し、且つ互いに対向している幅狭 面エツジにおいて互いに一体的に連結されているのが有利である。さらに、二つ の隣接する収納仕切りの前部または後部の載置面は、それぞれ互いに平行な面内 に配置され、有利には同一の面内に配置されている。

容器に収納されている対象物が密にバックされているにもかかわらず、簡単に取 り出すことができるように、一つの収納仕切りの、前方斜めに向けられる載置面 が、その長手方向にたいして横に延びる傾動エツジを有し、収納された対象物の 、載置面上に直立している下エツジの一部分が、前記傾動エツジを越えて突出し ている。傾動エツジの領域で前部載置面に前方へ接続し、スタンド面にほぼ平行 に向けられる傾動面が設けられ、該傾動面は、有利には上面溝部または横溝部を 有している。傾動面は、傾動エツジに対向している端部において、有利には隣接 する仕切りリブを互いに連結させている止め壁によって画成されている。この止 め壁により、取り出しの際に、該当する対象物がむやみに前方へ飛び出すことが ない。取り出しをさらに改善するため、傾動エツジに平行に向けられ、傾動面を 越えて上方へ突出している傾動リブが設けられ、一方仕切りリブは、それぞれ、 隣接する傾動リブにたいしてほぼ垂直に向けられるくさび状の少なくとも一つの 案内リブを有している。この案内リブは、取り出しの際対象物を中心にもたらす 。このように構成される下部部分は、射出成形方式でプラスチックから製造する のに特に適している。

本発明の他の有利な構成によれば、後部載置面は、その全体において下部部分の 一体的な背壁を形成し、その際傾動カバーは、載置面の長手方向にたいして横に 向けられる背壁の上エツジの領域で、水平軸線のまわりに回動可能に配置されて いる。

傾動カバーが、部分的に開口し有利には、透明なプラスチック材料から成る中空 体を形成しており、該中空体が、共通のエツジによって互いに連結されているほ ぼ長方形の二つの幅広壁と、互いに対向し且つ互いに接続しているエツジにて幅 広壁に連結されているほぼ正方形の二つの幅狭壁とにおいて閉塞されており、中 空体の幅広壁が、共通のエツジに対向している自由縁エツジを有し、中空体の幅 狭壁が、互いに垂直を成す自由縁エツジを有しているのが有利である。しかし、 基本的には次のような構成も可能であり、即ち傾動カバーが、部分的に開口して いる中空体を形成しており、該中空体が、四分の一筒状の幅広壁と、互いに対向 し幅広壁と連結されている二つの幅狭壁とにおいて閉塞されており、中空体の幅 広壁が、互いに対向する二つの自由縁エツジを有し、中空体の幅狭壁が、それぞ れ互いに垂直な二つの自由縁エツジを有している構成も可能である。

本発明の他の有利な構成によれば、傾動カバーの自由な幅広二１ツジに、傾動カ バーの内側へ湾曲し、縁が開口している少なくとも一つのヒンジ板が一体成形さ れ、該ヒンジ板が、下部部分背壁の上エツジの領域に配置されるスリット穴に挿 入可能であり、且つヒンジ板が、スリット穴の領域でリブとして下部部分に一体 成形され縁開口した凹状の側面を備えたヒンジビンを部分的に取り囲み、傾動カ バーを開閉する際、ヒンジ板の凸状の外面が、スリット穴を画成している滑動面 で案内される。さらに、ヒンジ板の領域に一体成形することにより、ヒンジの湾 曲とは逆方向へフック状に湾曲し、傾動カバーが閉じた終端位置で、スリット穴 を画成している細条部と係合し、傾動カバーが開いたときに有利には背壁で止め られる少なくとも一つの保持突起を設けることができる。スリット穴が少なくと も一つの材料ブリッジ部によって中断され、ヒンジ板が、材料ブリッジ部を取り 囲み縁が開口している少なくとも一つの凹部を有しているのが有利である。開口 状態で傾動カバーを確実にロックすることができるように、材料ブリッジ部は、 スリット穴に平行に向けられるロック凹部を有し、該ロック凹部は、縁開口した 凹部の領域に設けられている傾動カバー自由エツジを、傾動カバーの開口終端位 置で受容する用を成している。

さらに、傾動カバーが誤ってはずれないようにするため、傾動し゛バーは、閉塞 終端位置と開口終端位置外側の、制限される回動範囲内で、下部部分がら上方へ 取外し可能である。

本発明の他の有利な構成によれば、収納仕切りは、その全体において、下部部分 に一体成形され隣接している載置面にほぼ平行に延びている肩部によって縁を取 り囲まれ、この肩部にたいして、傾動カバーの自由エツジが閉塞状態で密に当接 する。それにもがかわらず、傾動カバーを容易に開くことができるように、傾動 カバーは、自由エツジ領域に、縁間口した把持凹部を有し、一方肩部は、把持凹 部の領域で変形されて把持くぼみを形成している。この点での改良形は、把持凹 部の上方に位置するように傾動カバーに配置され、溝またはざらつき部を有する 把持領域が設けられていることによって得られる。

本発明の他の有利な構成によれば、収納仕切りの前部載置面の全体と下部部分の スタンド面が、くさび状の基台部を形成し、該基台部の後端において背壁が斜め 後方へ突出しており、且つ基台部の前端が、背壁にたいしてほぼ平行な前壁によ って画成されている。この場合前壁に、筆記用具等を収納するための長尺の収納 くぼみを成形することができる。その際スタンド面は、大体において、基台部に おいて下方へ向けられているエツジによって形成されている。この場合、安定性 をよくするため。

少なくとも後部領域において、エツジを越えて下方へ突出しエラストマー材料が ら成るスタンド脚を配置することができ、下部部分に、有利には傾斜している背 壁の外面領域に、スタンド面まで達する垂直な支持構造体または支持壁を一体成 形することができる。

次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。

第１図は　フロッピーディスクボックスを、傾動カバーが開口した状態で示した 図、 第２図は　第１図のフロッピーディスクボックスを、傾動カバーが閉塞した状態 で示した図、第３図は　第１図のフロッピーディスクの正面図、第４８図ないし 第４ｃ図は それぞれフロッピーディスクボックスの下部部分の平面図、横断面図、背面図、 第５ａ図と第５ｂ図は それぞれフロッピーディスクボックスの傾動カバーの背面図、側面図、 である。

図面に図示したフロッピーディスクボックスは、フロッピーディスク１２のため の収納仕切り工０を備えている下部部分１４と、この下部部分１４の背壁１８の 上エツジ１６の領域に水平軸線のまわりに回動可能に配置されている傾動カバー ２０とを有している。射出成形品としてプラスチックかり形成されている下部部 分１４は、はぼくさび状の基台部２２と、この基台部２２の後部部分から斜め上 方へ突出している背壁１８から構成されている。基台部２２の前壁２４とほぼ三 角形の側壁２６とは、その下エツジ２８．３０により、平らな台座に下部部分１ ４を設置するためのスタンド面を形成している。

設置の安定性を高めるため、下部部分１４の後部の中央領域には、角形バイブと して構成される支持壁または支持構造体３２が設けられている。支持構造体３２ の下エツジ３４は、スタンド面まで達している。側壁２６の下エツジ３０と支持 壁３２の下エツジ３４から下方へ突出しているカム部３６により、いくぶん凹凸 のある台座の上でも三点支持により傾斜しないように下部部分１４を設置するこ とができる。さらに、互いに間隔を持って配置される二つのスタンド脚３８が設 けられている。スタンド脚３８はエラストマー材料から成り、摩擦係数が高い。

これらのスタンド脚３８により、下部部分１４は台座に十分密着する。

前方からアプローチ可能な収納仕切り１０は、側部側で、互いに間隔を持って配 置される仕切りリブ４０によって画成され、底部側で縦長の載置面４２．４４に よって画成されている。基台部２２に設けられている載置面４２と、背壁１８の 領域に設けられている載置面４４とは、それぞれスタンド面にたいして傾斜して おり、且つ互いに上方へ開口する直角を形成している。特に第４ｂ図かられかる ように、基台部２２の領域に設けられている載置面４２はスタンド面にたいして ほぼ３０°傾斜しており、背壁１８の領域に設けられる載置面４４はスタンド面 にたいしてほぼ６０’傾斜している。仕切りリブ４０はほぼ１０ｍｍだけ該当す る載置面から突出しており、従って、傾斜状態で収納面】０に収納されるフロッ ピーディスク１２を側部で確実に保持する。仕切りリブ４０の根部領域に設けら れている厚み部４６により、収納仕切り】０の内部のフロッピーディスク１２が 仕切りリブ４０からある程度間隔を持って保持され、その結果隣接する収納仕切 りに存在しているフロッピーディスク１２にたいして間隔が維持される。この間 隔は、フロッピーディスク１２の出し入れを容易にする。　５基台部２２側の載 置面４２は、その前部領域において、傾動エツジ４８を経てスタンド面に平行な 傾動面５０へ移行している。傾動面５０は、前！！２４の方向で、二つの隣接す る仕切リリブ４０を互いに連結させている止め壁５２によって制限されている。

さらに、傾動エツジ４８にたいして間隔を持って、傾動面５０を越えて突出する 傾動リブ５４が設けられている。傾動リブ５４により、フロッピーディスク１２ を取り出す際、フロンビ−ディスク１２を確実且つ容易に前方へ倒すことができ る。

傾動面５０の前部領域に設けた横溝５６は、十分な摩擦抵抗を提供する。この摩 擦抵抗により、前方へ容易に倒れるフロッピーディスク１２は取り出し中に誤っ て傾動面５０上を後方へ滑らない。仕切りリブ４０には、傾動リブ５４の領域に １．上方へ向けられ上方へ先細りになっているくさびリブ５８が設けられている 。くさびリブ５８は、フロッピーディスクを取り出しの際側方にて案内し、その 際側方への傾動を阻止する。

背壁１８の上エツジ１６には、複数個の材料ブリッジ部６０によって長手方向に て中断されているスリット穴６２が設けられている。スリット穴６２は、背壁側 において、リブの形状で一体成形されるヒンジビン６４によって制限され、逆の 側では、縦長の細条部６６によって制限されている。材料ブリッジ部６０は、そ の上面に、スリット穴６２に平行に延びているロック凹部６８を有している。ロ ック凹部６８は、その背面において細条部６６によって制限されている。細条部 ６６は、互いに間隔を持って配置され下方へエツジが開口している二つの凹部７ ０を有している。

透明のプラスチックまたはアクリルガラスから成っている傾動カバー２０は、部 分的に開口しているほぼ正方形の中空体を形成している。この中空体は、エツジ ７１において互いに連結され互いに垂直な長方形の幅ゝ爪壁７２．７４と、互い に対向しているほぼ正方形の幅狭壁７６．７８とによって画成されている。幅広 壁７２の自由エツジの領域では、エツジが開口している凹部８０によって互いに 仕切られている三つのヒンジ板８２が突出している。ヒンジ板８２は、その自由 端において、傾動カバー２０の内部の方向へ湾曲している。さらに二つの外側の ヒンジ板には、それぞれ一つの保持突起８４が一体成形されている。傾動カバー ２０は、そのヒンジ板８２によって上方からスリット穴６２の中へ挿入され、そ の結果、エツジが開口している凹部８０が材料ブリッジ部６０と側方にてオーバ ーラツプし、ヒンジ板８２がヒンジビン６４を部分的に把持する。傾動カバー２ ０を閉じると、保持突起８４が細条部６６に設けられている凹部７０に係合し、 それによって、傾動カバー２０が閉塞位置で誤ってスリット穴６２から抜けるこ とが阻止される。さらに傾動カバー２０は閉塞位置において、その幅狭壁７６． ７８の自由エツジ８６．８８及び幅広壁７４の自由エツジ９０によって、下部部 分の肩部９２であって収納仕切り１０を取り囲んでいる肩部９２にたいして密接 に当接する（特に第２図と第３図を参照）。傾動カバー２０は、開口状態（第１ 図）では、保持突起８４の背面によって背壁１８の外面に当接し、同時に幅広壁 ７２の外面によってヒンジ板８２の領域で細条部６６に当接する。さらに傾動カ バー２０はこの開口位置において、縁開口している凹部８０の底エツジによって 材料ブリッジ６０のロック凹部６８に係合し、その結果傾動カバー２０は、ある 程度の抵抗が克服された場合にだけこの位置から閉塞位置へ回動することができ る。開口位置においてもヒンジ板８２がヒンジビン６４に掛止されているので、 傾動カバー２０は下部部分１４から取りはずすことができない。傾動カバー２０ を持ち上げてはずすためには、閉塞終端位置と開口終端位置との中間位置へ傾動 カバー２０をもたらさねばならない。

さらに傾動カバー２０は、幅広壁７４の自由な縁エツジ９０の領域に、縁開口し た把持凹部９４を有している。

この把持凹部９４は、下部部分１４の前壁２４に設けられ肩部９２を中断させて いる把持くぼみ９６により容易にアプローチ可能である。さらに、幅広壁７２に は、把持凹部９４の上方に、溝またはざらつき部を形成した把持領域９８が設け られている。

下部部分１４の、背壁１８にほぼ平行に向けられる前壁２４には、筆記用具を収 納するための収納くぼみ１００が形成されている。

要約書 本発明は、平坦で、有利には長方形または正方形のフロッピーディスク（１２） 等の対象物を立てて収納するための容器であって、スタンド面（２８，３０，３ ４）と、互いに間隔を持って配置され有利には互いに平行に配置される対象物（ １２）用の複数個の収納仕切り（１０）とを有している下部部分（１４）、及び 該下部部分（１４）に枢着される傾動カバー（２０）を備えている前記容器に関 する。収納仕切り（１０）は、底部側において、収納されるべき対象物（１２） のための二つの長尺の載置面（４２，４４）によって画成され、該二つの長尺の 載置面（４２，４４）は、縦方向に延在しているときに前方斜めまたは後方斜め へスタンド面（２８゜３０．３４）を越えて突出して互いに対を成すように上方 へ開く角度を形成している。また収納仕切り（１０）は、側方において、載置面 （４２，４４）の立て側面エツジにて上方へ突出している仕切りリブ（４０）に よって画成されている。容器の下部部分（１４）は、プラスチックから成る一体 の射出成形部品として構成されている。一方傾動力バー（２０）は、透明なプラ スチックまたはアクリルガラスから成り、下部部分から取外し可能である。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）平成　４年　７月　７ 日

Claims (33)

【特許請求の範囲】
1. １．平坦で、有利には長方形または正方形のフロッピーディスク（１２）等の対 象物を立てて収納するための容器であって、スタンド面（２８，３０，３４）と 、互いに間隔を持って配置され有利には互いに平行に配置される対象物（１２） 用の複数個の収納仕切り（１０）とを有している下部部分（１４）、及び該下部 部分（１４）に枢着される傾動カバー（２０）を備えた前記容器において、 収納仕切り（１０）が、底部側において、収納されるべき対象物（１２）のため の二つの長尺の載置面（４２，４４）によって画成され、該二つの長尺の載置面 （４２，４４）は、縦方向に延在しているときに前方斜めまたは後方斜めヘスタ ンド面（２８，３０，３４）を越えて突出して互いに対を成すように上方へ開く 角度を形成することを特徴とする容器。
2. ２．収納仕切り（１０）の載置面（４２，４４）が、互いに対を成すように直角 を形成していることを特徴とする、請求項１に記載の容器。
3. ３．収納仕切り（１０）が、側方において仕切りリブ（４０）または仕切り壁に よって画成され、該仕切りリブ（４０）または仕切り壁は、載置面（４０，４４ ）の縦側エッジにて上方へ突出し、有利には連続して形成されていることを特徴 とする、請求項１または２に記載の容器。
4. ４．収納仕切り（１０）の載置面（４２，４４）が、互いに一体的に連結されて いることを特徴とする、請求項１から３までのいずれか１つに記載の容器。
5. ５．仕切りリブ（４０）が、載置面（４２，４４）と一体的に連続されているこ とを特徴とする、請求項１から４までのいずれか１つに記載の容器。
6. ６．仕切りリブ（４０）が、その根部領域に、載置面（４２，４４）の幅を狭く している材料肥厚部（４６）を有していることを特徴とする、請求項３から５ま でのいずれか１つに記載の容器。
7. ７．各収納仕切り（１０）の載置面（４２，４４）が、連続する底部を形成し、 且つ互いに対向している幅狭面エッジにおいて互いに一体的に連結されているこ とを特徴とする、請求項１から６までのいずれか１つに記載の容器。
8. ８．二つの隣接する収納仕切り（１０）の前部または後部の載置面（４２，４４ ）が、それぞれ互いに平行な面内に配置され、有利には同一の面内に配置されて いることを特徴とする、請求項１から７までのいずれか１つに記載の容器。
9. ９．一つの収納仕切り（１０）の二つの載置面（４２，４４）が、スタンド面に たいしてそれぞれ異なる角度で強く傾斜していることを特徴とする、請求項１か ら８までのいずれか１つに記載の容器。
10. １０．後部載置面（４４）が、前部載置面（４２）よりもスタンド面（２８，３ ０，３４）にたいして急傾斜で立っていることを特徴とする、請求項９に記載の 容器。
11. １１．一つの収納仕切り（１０）の、前方斜めに向けられる載置面（４２）が、 その長手方向にたいして横に延びる傾動エッジ（４８）を有し、収納された対象 物（１２）の、載置面（４２）上に直立している下エッジの一部分が、前記傾動 エッジ（４８）を越えて突出していることを特徴とする、請求項１から１０まで のいずれか１つに記載の容器。
12. １２．傾動エッジ（４８）の領域で前部載置面（４２）に前方へ接続し、スタン ド面（２８，３０，３４）にほぼ平行に向けられる傾動面（５０）が設けられ、 該傾動面（５０）は、有利には上面溝部または横溝部を有していることを特徴と する、請求項１１に記載の容器。
13. １３．傾動面（５０）が、傾動エッジに対向している端部において、有利には隣 接する仕切りリブ（４０）を互いに連結させている止め壁（５２）によって面成 されていることを特徴とする、請求項１２に記載の容器。
14. １４．傾動エッジ（４８）に平行に向けられ、傾動面（５０）を越えて上方へ突 出している傾動リブ（５４）が設けられていることを特徴とする、請求項１１か ら１３までのいずれか１つに記載の容器。
15. １５．仕切りリブ（４０）が、それぞれ、隣接する傾動リブ（５４）にたいして ほぼ垂直に向けられるくさび状の少なくとも一つの案内リブ（５８）を有してい ることを特徴とする、請求項１４に記載の容器。
16. １６．下部部分（１４）が、射出成形部品としてプラスチックから形成されてい ることを特徴とする、請求項１から１５までのいずれか１つに記載の容器。
17. １７．後部載置面（４４）が、その全体において下部部分（１４）の一体的な背 壁（１８）を形成していること、傾動カバー（２０）が、載置面（４４）の長手 方向にたいして横に向けられる背壁（１８）の上エッジ（１６）の領域で、水平 軸線のまわりに回動可能に配置されていることを特徴とする、請求項１から１６ までのいずれか１つに記載の容器。
18. １８．傾動カバー（２０）が、部分的に開口している中空体を形成しており、該 中空体が、共通のエッジ（７１）によって互いに連結されているほぼ長方形の二 つの幅広壁（７２，７４）と、互いに対向し幅広壁（７２，７４）に連結されて いるほぼ正方形の二つの幅狭壁（７６，７８）とにおいて閉塞されており、中空 体の幅広壁（７２，７４）が、共通のエッジ（７１）に対向している自由縁エッ ジ（９０，ヒンジ板８２）を有し、中空体の幅狭壁（７６，７８）が、互いに垂 直を成す自由縁エッジ（８６，８８）を有していることを特徴とする、請求項１ から１７までのいずれか１つに記載の容器。
19. １９．傾動カバー（２０）が、部分的に開口している中空体を形成しており、該 中空体が、四分の一筒状の幅広壁と、互いに対向し幅広壁と連結されている二つ の幅狭壁とにおいて閉塞されており、中空体の幅広壁が、互いに対向する二つの 自由縁エッジを有し、中空体の幅狭壁が、それぞれ互いに垂直な二つの自由縁エ ッジを有していることを特徴とする、請求項１から１８までのいずれか１つに記 載の容器。
20. ２０．傾動カバー（２０）の自由な幅広エッジに、傾動カバー（２０）の内側へ 湾曲し、縁が開口している少なくとも一つのヒンジ板（８２）が一体成形され、 該ヒンジ板（８２）が、下部部分背壁（１８）の上エッジ（１６）の領域に配置 されるスリット穴（６２）に挿入可能であり、且つヒンジ板（８２）が、スリッ ト穴（６２）の領域でリブとして下部部分に一体成形され縁開口した凹状の側面 を備えたヒンジピン（６４）を部分的に取り囲み、傾動カバー（２０）を開閉す る際、ヒンジ板（８２）の凸状の外面が、スリット穴（６２）を画成している滑 動面（細条部６６）で案内されることを特徴とする、請求項１から１９までのい ずれか１つに記載の容器。
21. ２１．ヒンジ板（８２）の領域に一体成形され、ヒンジの湾曲とは逆方向へフッ ク状に湾曲し、傾動カバー（２０）が閉じた終端位置で、スリット穴（６２）を 画成している細条部（６６）と係合し、傾動カバー（２０）が開いたときに有利 には背壁（１８）で止められる少なくとも一つの保持突起（８４）が設けられて いることを特徴とする、請求項２０に記載の容器。
22. ２２．スリット穴（６２）が少なくとも一つの材料ブリッジ部（６０）によって 中断され、ヒンジ板（８２）が、材料ブリッジ部（６０）を取り囲み縁が開口し ている少なくとも一つの凹部（８０）によって中断されていることを特徴とする 、請求項２０または２１に記載の容器。
23. ２３．材料ブリッジ部（６０）が、スリット穴（６２）に平行に向けられるロッ ク凹部（６８）を有し、該ロック凹部（６８）は、縁開口した凹部（８０）の領 域に設けられている傾動カバー自由エッジを、傾動カバー（２０）の開口終端位 置で受容する用を成すことを特徴とする、請求項２２に記載の容器。
24. ２４．傾動レバー（２０）が、閉塞終端位置と開口終端位置外側の、制限される 回動範囲内で、下部部分から上方へ取外し可能であることを特徴とする、請求項 １から２３までのいずれか１つに記載の容器。
25. ２５．収納仕切り（１０）が、その全体において、下部部分（１４）に一体成形 され隣接している載置面（４２，４４，５０）にほぼ平行に延びている肩部（９ ２）によって縁を取り囲まれ、この肩部（９２）にたいして、傾動カバー（２０ ）の自由エッジ（８６，８８，９０）が閉塞状態で密に当接することを特徴とす る、請求項１８から２４までのいずれか１つに記載の容器。
26. ２６．傾動カバー（２０）が、自由エッジ領域に、縁開口した把持凹部（９４） を有していることを特徴とする、請求項１８から２５までのいずれか１つに記載 の容器。
27. ２７．下部部分（１４）が、傾動カバー（２０）の把持凹部（９４）の領域に把 持くぼみ（９６）を有していることを特徴とする、請求項２６に記載の容器。
28. ２８．把持凹部（９４）の上方に位置するように傾動カバー（２０）に配置され 、溝またはざらつき部を有する把持領域（９８）が設けられていることを特徴と する、請求項２６または２７に記載の容器。
29. ２９．収納仕切り（１０）の前部載置面（４２）と下部部分（１４）のスタンド 面（２８，３０，３４）が、くさび状の基台部（２２）を形成し、該基台部（２ ２）の後端において背壁（１８）が斜め後方へ突出しており、且つ基台部（２２ ）の前端が、背壁（１８）にたいしてほぼ平行な前壁（２４）によって画成され ていることを特徴とする、請求項１から２８までのいずれか１つに記載の容器。
30. ３０．前壁（２４）に、長尺の収納くぼみ（１００）が成形されていることを特 徴とする、請求項２９に記載の容器。
31. ３１．スタンド面が、大体において、基台部（２２）において下方へ向けられて いるエッジ（２８，３０，３４）によって形成されていることを特徴とする、請 求項２９または３０に記載の容器。
32. ３２．少なくとも後部領域において、エッジ（２８，３０，３４）を越えて下方 へ突出しエラストマー材料から成るスタンド脚（３８）が配置されていることを 特徴とする、請求項３１に記載の容器。
33. ３３．下部部分（１４）に、有利には傾斜している背壁（１８）の外面領域に、 スタンド面まで達する垂直な支持構造体または支持壁（３２）が一体成形されて いることを特徴とする、請求項１から３２までのいずれか１つに記載の容器。