JPH04507035A - 選択呼出受信機の２つの腕バンドアンテナ部分間の電気的接触の生成及び封止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 選択呼出受信機の２つの腕バンドアンテナ部分間の電気的接触の生成及び封止装 置 発明の分野 本発明は一般的には腕に取り付けられた電子製品のバンド内に含まれるループ型 アンテナに関し、特に、電気製品に含まれる電気接点を外部の汚染から防止する 方法に関する。

発明の背景 腕バンド内に含まれるループ型アンテナは、腕に取付けられる選択呼出ページャ 、腕に取付けられる組合せページャ時計等の無線周波数通信を含む腕装着電気製 品に応用できる。代表的な構成においては、腕バンドアンテナは２つのストラッ プ部を備えており、各ストラップ部はアンテナ部を有している。１つのストラッ プはその一端に接続されたフックアセンブリを有しており、このフックアセンブ リはまた当該ストラップ内に含まれるアンテナ部に電気的に接続されている。他 のストラップは、いずれかのポイントで接続される、締め具アセンブリを有し、 該締め具アセンブリもまた電気的にそのストラップに含まれるアンテナ部に接続 されている。各アンテナ部の端部はフックに対向しており、締め具の端部は製品 の電気回路内における適当な点に電気的に接続されている（たとえば、一端は無 線周波数受信機の入力に接続され、他端は接地されている）。時計バンドはユー ザの腕にしっかりと固定されると、フックまたは止め具（ｈ　ｏ　ｏ　ｋ）及び 締め具（ｃ　１　ａ　ｓ　ｐ）ははめ合わされ、これにより、２つのストラップ 部を機械的に結合し、ループアンテナの２つの部分を電気的に接続せしめる。

この分野における現在の技術の主な欠点は締め具とこれに対応するアンテナ部と の間における電気的接触を水、はこり等の潜在的な汚染外部因子の侵入から保護 する手段に欠けていることである。さらに、腕に取り付けられる製品は種々のユ ーザの腕サイズを収容しなければならず、従って、締め具が対応ストラップ及び アンテナ部に沿って移動可能である場合には、ストラップのある長さに沿って位 置する複数のアンテナ接点が必要とされる。この場合、現在の技術では未使用の 接点の保護の問題について何ら触れていない。腕時計のような腕に取付けられる 製品は毎日使用されているときに潜在的な水、はこりの侵入に影響され易いので 、使用及び未使用の電気的接点をこのような要因の侵入から保護し、接点の汚染 及びこれに伴うアンテナ性能の電気的劣化を防止することが有利である。

このように、腕バンドアンテナを有する製品において必要とされることは締め具 ストラップに沿う使用及び未使用の電気的接点を外部汚染から保護する手段であ る。

発明の概略 従って、本発明の目的は、改良された腕バンドアンテナ締め具装置を提供するこ とにある。

本発明の上述の目的及び他の目的を一形式で実行するに当り、電子的装置に機械 的に結合された第１、第２のバンド部を具備する電子的装置用腕バンドが提供さ れる。第１、第２のアンテナ部は、それぞれ、第１、第２のバンド部内に固定さ れ、電子的装置に電気的に接続される。締め具アセンブリは第１のバンド部上に 調整可能に位置し、第１のアンテナ部に対して電気的接触を提供し、これらの間 に介在する汚染を防止する。フックまたは止め具アセンブリは第２のバンド部に 機械的に接続され、また、第２のアンテナ部に電気的に接続され、第１の手段へ 機械的及び電気的結合の両方を選択的に提供する。

本発明の上述の目的及び他の目的、特徴、及び利点は、添付図に関連して以下の 詳細な記述からさらによく理解される。

図面の簡単な説明 図１は好ましい実施例による締め具及びフックを含む腕バンド電子的製品の上面 図である。

図２は好ましい実施例の側面図である。

図３は図２の線２−２に沿って切り取られた腕バンド電子的装置の上面断面図で ある。

図４は図１の線１−１に沿って切り取られた腕バンド電子的装置の上面断面図で ある。

図５は図４の締め具、ストラップ、アンテナアセンブリの拡大図である。

図６はループ型アンテナを含む腕バンド電子的装置の締められた位置での側面図 である。

ｒＩ！Ｊ７は本発明の他の実施例によるストラップのアンテナ接点相互接続部の 拡大側面断面図である。

本発明の詳細な説明 図１、図２を参照すると、本発明の好ましい実施例による腕バンド電子的装置は ストラップ部１０２を備えており、このストラップ部１０２は電子的装置本体１ ０３の一端とフックまたは止め具アセンブリ１０１との間に結合されている。ま た、ストラップ部１０４は電子的装置本体１０３の他端において接続されている 。締め具アセンブリ１０６はストラップ部１０４の複数の選択可能位置の１つに ついている。選択される特定の選択可能位置は装置ユーザの特定の腕サイズに依 存する。各選択可能位置はストラップを通る開口を必要とし、これにより、締め 具アセンブリ１０６とアンテナとの間に電気的接続を可能とするので、複数の開 口１０５が設けられている。電子的装置本体１０３はディスプレイ（図示せず） 及びこの機能を制御する少なくとも１つのボタンを含んでいる。

図３を参照すると、ストラップ部１０２内に存在するアンテナ部３０１は止め具 アセンブリ１０１に電気的に接続されている。アンテナ部３０２はストラップ部 １０４内に位置する。アンテナ部３０１，３０２は共に電子的装置本体１０３の 中に延在し、これらは装置電気回路内の適当な点に接続されている（たとえば、 １つは無線周波数受信機入力に接続され、他は接地されている）。

図４を参照すると、アンテナ部３０１．３０２は、それぞれ、ストラップ部１０ ２．１０４内に位置している。締め具アセンブリ１０６は複数の開口１０５の１ つを介してアンテナ部３０２との電気的接続を達成する。

図５を参照すると、製品が締め状態となったときに止め具ピン５０６は機械的か つ電気的に締め具アセンブリ１０６を止め具アセンブリ１０１に接続するよう作 用する。止め具ピン５０６とアンテナ部３０２との電気的接続は、接点部５０４ 、圧力プレート／接点５０３、ラッチ５０１、ラッチピボット５０２、締め具外 体５０７、及び止め具ピン５０６をそれぞれ介して行われる。従って、締め具ア センブリ１０６及び止め具アセンブリ１０１は締め位置で結合されると、アンテ ナ部３０１，３０２は電気的に一端で接続され、ループを形成することになる。

圧力プレート／接点５０３はラッチ５０１からの圧力によってストラップ部１０ ４の上部にじかに接触して保持される。圧力プレート５０３及びストラップ１０ ４の上部は封止（ｓｅａｌ）５０５を形成し、外部汚染の選択された開口１０５ 及び電気的接点５０８への侵入を食上める。

図６を参照すると、ストラップ１０４は締めＭ２Ｏ３内に位置し、止め具１０１ （図示せず）は締め具１０６に機械的に接続し、はぼ保持する者の腕のサイズの 周囲を有するほぼ円形形状を示すことになる。

図７を参照すると、本発明の他の実施例による一例の開口１０５の拡大側面断面 図が示されている。この実施例においては、好ましい実施例における未使用の各 開口１０５に露出されているアンテナ部は今や絶縁層７０１によって覆われてお り、アンテナが未使用開口を介しての汚染侵入から保護されている。絶縁層７０ １は好ましくはゴムのような材料よりなり、コンタクト５０４によって貫通可能 な性質を有し、これにより、アンテナとの電気的接触が可能となり、また、弾性 を有しており、これにより、締め具１０６かっ、。したがって、コンタクト５０ ４の異なる開口への調整後に開口１０５の自己再封止を効率的に行える。

以上、腕バンド電子装置におけるループ型アンテナ用の使用及び非使用接点を封 止する装置が提供された。

国際調査報告

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．電子的装置用腕バンドであって、 該電子的装置に機械的に結合された第１のバンド部と、前記電子的装置に機械的 に結合された第２のバンド部と、前記各第１、第２のバンド部内に固定され、前 記電子的装置に電気的に結合された第１、第２のアンテナ部と、前記第１のバン ド部上に調整可能に位置し、前記第１のアンテナ部への電気的接触を提供しこれ らの間に汚染物質が介在するのを防止する第１の手段と、前記第２のバンド部に 機械的に結合され前記第２のアンテナ部に電気的に結合され、前記第１の手段へ 機械的かつ電気的結合を選択的に提供する第２の手段とを具備する腕バンド。
2. ２．前記第１のバンド部はその側部において前記第１のアンテナ部に延在する複 数の開口を具備し、前記第１の手段は該開口の１つを介して前記第１のアンテナ 部へ電気的に結合される請求項１に記載の腕バンド。
3. ３．前記第１の手段は、前記選択された開口を実質的に覆い、汚染物質による該 開口へのアクセスを防止する第３の手段を具備する請求項２に記載の腕バンド。
4. ４．前記第３の手段は、 実質的に平坦な側部を有し、該平坦な側部が前記第１のバンド部に並置された第 １の部材と、 該第１の部材と一体的に結合し該第１の部材から延在して実質的に前記平坦な側 部に直交し、前記第１のアンテナ部と係合し、これらの間に電気的接触を提供す る第２の部材と、 を具備する請求項３に記載の腕バンド。
5. ５．さらに、各々前記第１のバンド部に一体的に結合され前記複数の開口の１つ を覆う複数の第４の手段を具備し、選択された開口を覆う特定の前記第４の手段 は前記第２の部材によって貫通される請求項４に記載の腕バンド。
6. ６．電子的装置用腕バンドであって、 該電子的装置に機械的に結合された第１、第２のストラップ部と、 それぞれ該各第１、第２のストラップ部内に含まれ、前記電子的装置に電気的に 結合された第１、第２のアンテナ部と、 該第１のアンテナ部及び前記第１のストラップ部に可動に結合され、前記腕バン ドの寸法を可変とする締め具手段と、 前記第２のアンテナ部及び前記第２のストラップ部に結合され、選択的に前記締 め具手段に係合し、これにより、これらの間に電気的接触を提供する止め具手段 と、を具備し、 前記第１のストラップ部は少なくとも１つのアンテナアクセス開口を含み、前記 締め具手段を受容しかつ前記締め貝手段と前記第１のアンテナ部との間に電気的 接続を可能にし、前記締め具手段及び前記第１のストラップ部は封止を形成して 前記締め具手段と前記第１のアンテナ部との間への汚染物質の侵入を防止する腕 バンド。
7. ７．前記アンテナアクセス開口は実質的に１つの層によって覆われ、前記締め具 手段は該締め具手段を受容するアンテナアクセス開口上の層を実質的に貫通する 請求項６に記載の腕バンド。
8. ８．前記締め具手段は前記選択された開口を実質的に覆い汚染物質による該開口 へのアクセスを防止するプレート手段を具備する請求項６に記載の腕バンド。
9. ９．前記プレート手段は、 実質的に平坦な側部を有し、該平坦な側部が前記第１のストラップ部に並置され た第１の部材と、該第１の部材と一体的に結合し該第１の部材から延在して実質 的に前記平坦な側部に直交し、前記第１のアンテナ部と係合し、これらの間に電 気的接点を提供する第２の部材と、 を具備する請求項８に記載の腕バンド。