【発明の詳細な説明】
浮動ゲート電荷平衡CCD
背景
空軍省により受けられた契約番号F19628−85−C−0002に従って、
アメリカ合衆国政府は本発明に非独占的な権利を有する。
本発明は電荷結合装置における信号サンプリングおよび蓄積に関するものであ電
子的信号処理の分野においては、現在デジタル信号入力信号またはアナログ人力
信号を正確かつ確実にサンプリングできる改良された信号サンプリング装置と、
小さい物理的空間に大量のデータをより低い費用で記憶する記憶装置に対する需
要がある。
それらの目的に対する1つの有望な方法は電荷結合装置(COD)を使用するこ
とである。この技術においては、半導体基板の上に層状にされた薄い絶縁誘電体
の上に一連の金属ゲートが形成される。たとえばn形シリコン半導体を用いる記
憶用途のためには、負のパルスを加えられるゲートがゲートの下側に低い電位の
領域(すなわち、「電位の井戸」)を形成する。その井戸は性の電荷を吸引する
。典型的には、pを高濃度にドープされたシリコンの領域のような電荷のソース
が設けられる。それは正の電荷をCCDゲートへ供給する。ゲートにおける電界
は低い電位エネルギーの領域すなわち電荷のための電位の井戸(「電荷パケット
」とも呼ばれる)を効果的に形成する。ゲートを零電位へ戻すと、電荷パケット
は消滅させられ、すなわち効果的に「ダンプさせられる」。しかし、装置内の他
のゲートへ負のパルスを供給することができ、それにより、ダンプされた電荷パ
ケットはそれらの下側に吸引される。電荷パケットを検出し、電荷パケットの存
在または非存在によりデジタル1または0を表す増幅器を付加すると、たとえば
アナログシフトレジスタのような有用な回路を形成できる。
同様に、CODは信号サンプリングに用いられる。たとえばp形半導体において
は、変化する電圧信号がゲートの下側の負電荷の量に影響を及ぼさせることがで
きる。パケット内の電荷の量は今は元の信号のサンプルの振幅を表すことができ
、かつ好ましくはその振幅に比例し、たとえばCODシフトレジスタで更に処理
するために利用できるようにすることができる。
入力端子をサンプリングし、それを比例する電荷パケットへ変換するための現在
一般に用いられている2つの技術は、電位平衡(または「充満および流出」)法
とダイオードカットオフ法である。
充満および流出には、信号電荷−蓄積井戸が電荷で過充満され、それから過剰分
をソースへ流出させて戻すことを要する。井戸に残っている電荷は理想的には、
蓄積井戸を制御する信号電圧と基準電圧の間の差に比例する。しかし、井戸内の
結果としての電荷の置は、信号が井戸の深さを深くしているか、浅くしているか
、すなわち、信号が正へ向かっているか、負へ向かっているかに応じて異なる。
また、両極性入力信号を取り扱うために、入力井戸を制御するゲートを、ソース
と井戸の間の電位の深さを制御する固定されている基準電圧とは異なる動作点に
バイアスせねばならない。この零動作点はプロセスに依存するから、各チップを
個々に調節する必要がある。
第2の共通CCD入力技術、ダイオードカットオフ、は、固定されているソース
電位においてほぼ無制限な電荷供給を信号蓄積井戸に最初に利用できるようにす
ることにより、動作する。そうすると蓄積井戸内の電荷の量が、固定されている
ソース電位と信号ゲート電極における信号電圧の間の差に比例する。サンプリン
グを行うために、信号井戸と電荷のソースの間に置かれている制御ゲート(「ナ
イフェツジ」)へ電圧ステップを加えることにより、信号井戸は電荷のソースか
ら迅速に切り離され、すなわちカットオフされる。電荷ソースのために最適な電
位はプロセスに依存するから、チップごとに調整せねばならない。
発明の概要
本発明の1つの見方では、電荷ソースと浮動ゲート入力とを有する電荷結合装置
において、電圧をサンプリングして、それを比例する電荷パケットへ変換する方
法を含む。この方法はサンプルされた電圧に比例する置の電荷を浮動ゲートに前
充電する過程と、比例する電荷が浮動ゲートにほぼ残るように浮動ゲートを分離
する過程とを含む。
この方法は浮動ゲートの下側に空き電位の井戸を設定し、ソースを井戸の電位よ
り高い電位へ上昇させて、ソースからの電荷に井戸の中の電荷パケットとじて形
成させる過程と、井戸からある電荷を取り出すためにソースの電位を下げ、井戸
に残っている電荷が浮動ゲートの電荷に比例するように、ソースに関連する電荷
と井戸に関連する電荷の間に平衡プロセスが起こることを許す過程と、残ってい
る電荷をシフトレジスタへ移動させる過程とを、さまざまに含むことができる。
井戸に残っている電荷と浮動ゲート上の電荷の比は!=2が好ましい。
本発明の別の面においては、MOS CCDのような少なくとも1つのゲートを
有する装置で電圧信号をサンプリングし、それを電荷パケットの形へ変換する方
法であって、その方法は前記装置との電気的通信の間に電荷の可変電位ソースを
設ける過程と、少なくとも1つのゲートの下側に空の電位の井戸を設定する過程
と、電圧信号を少なくとも1つのゲートへ接続することによりそこに電位を設定
してそれの下側の井戸の深さに影響を及ぼす過程と、電圧信号を切り離すことに
より、少なくとも1つのゲートを分離する過程と、ソースの電位をパルシングし
て電荷が井戸へ一時的に流入できるようにする過程と、過剰の電荷をソースへ戻
す過程とを備え、過剰の電荷をソースへ戻す間にゲート電位と井戸の深さが影響
を受け、その後で井戸の中に残っている電荷はサンプルされた電圧を表す。この
方法は、残っている電荷をシフトレジスタタへ移動させる過程と、時刻t=tに
浮動ゲートの下側に空き井戸を設ける過程と、比較的高い電圧を電荷注入および
電荷取り出し制御電極へ加える過程と、この電荷注入および電荷取り出し制御電
極の下側の井戸をあふれさせる過程とを含むこともできる。電荷注入および電荷
取り出し制御電極の下側の井戸内の電荷が空き浮動ゲート井戸へ転送されるよう
に、時刻t=2に、電荷注入および電荷取り出し制御電極を低りノクルシングす
る過程と、時刻t=3に、電荷注入および電荷取り出し制御電極を高くパルシン
グして、過剰の電荷を浮動ゲート井戸から取り出す過程とを更に含むことができ
る。
本発明の別の面は、MOS CODのような電荷結合装置であって、この電荷結
合装置は、入力電圧をサンプリングする回路を有し、この回路は浮動ゲートと、
電荷のソースと、浮動ゲートからの電圧に応答し、サンプルされた電圧に比例す
る電荷パケットを発生でき、かつその電荷パケットを装置内の希望の場所で利用
できる構造と、を備えている。この装置は、ツクリヤ電唖と第1の蓄積電極を含
む第1のフェイズと、第2のフェイズも含むことができ、第1のフェイズは電荷
注入および取り出しのためのものであり、第2のフェイズは電荷転送のためのも
のである。バリヤ電極と蓄積′:4極は電荷注入および電荷取り出し1極対を構
成する。対の一方はボ1月で構成され、他方はポリ2で構成される。
このgtiFは、p形層板と、n形電荷ソースと、n形電荷ドレインと、基板中
のn形層とを更に含むことができ、そのn形層内にチャネルが埋め込まれ、n形
層はソースとドレインの間に設けられ、チャネルの上に少なくとも浮動ゲートが
形成される。チャネルの上にい(つかのゲートが形成され、それらのゲートには
電荷注入および電荷取出しゲートと、転送ゲートが含まれるようにすることが好
ましい。
この装置は、サンプルおよびホールド回路によりサンプリングされる電圧に比例
する電荷パケットを受けるために配置され、浮動ゲートの下側の電荷Aケラトに
応答するシフトレジスタを含むこともできる。サンプリング回路は、スイッチを
介して浮動ゲートへ結合される入力端子を有する電荷サンプルおよびホールド回
路であることが好ましい。
構造は浮動ゲートの下側に電位の井戸を形成でき、井戸に残ってtする電荷が浮
動ゲート上の電荷に比例するように、ソースに関連する電荷と井戸に関連する電
荷の間に平衡プロセスが起こることを容易にするために、ソースと構造は相互接
続的に結合されることが好ましい。平衡プロセスは両面であって、第1の基準l
<リヤの周囲で起こることができることが好ましい。チャネル内の最後の信号電
荷と浮動ゲート上の信号電荷の比は1:2であることが好まし〜)。
本発明の別の面においては、電荷結合装置は、電荷のソースと、下側に電位の井
戸を形成する電荷サンプリングおよびホールド回路と、電荷注入および電荷取出
しフェーズと、基414極と、を備え、ソースはサンプリングおよびホールド回
路の作用の下に保持させられる電荷をその下側の電位の井戸へ供給し、サンプ1
ノングおよびホールド回路中の電荷を表す電荷をその井戸に残すよ引こ、注入お
よび取出しフェーズはソース電荷をその電位の井戸に注入させ、および電荷をそ
の電位の井戸から取り出させる。電荷サンプリングおよびホールド回路の入力端
子がスイッチを介して浮動ゲートへ結合され、基準電極は抵抗を介してスイッチ
の入力端子へ結合されることが好ましい。スイッチはMOSFET1一対のMO
SFET、ダイオードプリ1ノ、MESFET、またはオプトエレクトロニック
スイッチとすることができる。浮動ゲートへ加えられる電圧のために零基準点を
供給するために、基準電極はDCバイアスレベルを設定する。転送フェーズを設
けることにより前記電位の井戸中の電荷をシフトレジスタへ転送できる。
この装置はp形層板と、n形電荷ソースと、n形電荷ドレインと、基板中のn形
層とを更に備えることが好ましい。そのn形層内にチャネルが埋め込まれ、n形
層はソースとドレインの間に設けられ、チャネルの上に少なくとも浮動ゲートが
形成される。チャネルの上にいくつかのゲートを形成できる。それらのゲートに
は電荷注入および電荷取出しゲートと、転送ゲートが含まれる。電位の井戸を浮
動ゲートの下側に形成し、井戸に残っている電荷が浮動ゲート上の電荷に比例す
るように、ソースに関連する電荷と井戸に関連する電荷の間ζこ平衡プロセスh
(起こることを容易にするために、ソースは浮動ゲートと相互作用する。チャネ
ル内の最後の信号電荷と浮動ゲート上の信号電荷の比が1:2であることが好ま
しい。
好適な実施例の説明
4、
【図面の簡単な説明】
図1はnチャネルCOD装置の表面の横断面図である。
図2は浮動ゲー)CCD発明の実施例および電圧信号をサンプリングする前の装
置の線図である。
図3は電圧信号をサンプリングした直後の図2の浮動ゲー)CCDti置の電位
図である。
図4はソース電圧を最高許容値ヘパルシングすることにより電荷を注入した後の
rI!J2の浮動ゲー)CCD装置の電位図である。
図5はソース電圧を最低許容値ヘパルシングすることにより電荷を注入した後の
図2の浮動ゲートCCD装置の電位図である。
図6は過剰電荷を除去した後の図2の浮動ゲー)CCD[IIの電位図である。
図7はCCDシフトレジスタへ電荷パケットを転送している間の図2の浮動ゲー
トCCD装置の電位図を示す。
図8は好適なn埋め込みチャネル浮動ゲート、電荷平衡人力CCDの略図であ図
9は時刻t=1.t=2、t=3に対する図8の浮動ゲートCCD装置の電位図
である。
図10は図8の装置のタイミング図である。
図11は本発明の浮動ゲート電荷平衡人力の等価回路の回路図である。
絶縁連111[14、たとえば670人の二酸化シリコンが被覆されているp形
シリコン基板12を有する、典型的な表面nチャネル電荷結合装置EIOが横断
面で示されている図IをII照する。このS 、O,層の選択された位置が、た
とえばドープされたアモルファスポリシリコンの導電層を被覆されてゲートGA
とG8を形成する。ソースSとドレインDは基板へのイオン打ち込みにより形成
できる。ロドープされたシリコンの領域16は電荷、この場合は電子のソースを
構成し、電圧を印加することによりソース拡散に1!1mされる。ソース領域1
6の電位に対して比較約1である層圧vAがゲートGAへ印加されると、ゲート
GAの近(の基板12中にφより低い電位エネルギーの領域が形成される。この
より低い電位の領域はより高い電位の電荷をソース16からゲートGAの下の位
置に吸引し、電荷パケット18を形成する。
ゲートを慎重に充電および放電することにより、電荷パケット18を隣接するゲ
ートの間で取り扱うことができる。たとえば、ゲートGAの電圧レベルをゲート
GIlの電圧レベルより低くすることにより、ゲートGAの下の電荷パケットを
移動させて、ゲートG、の下側に新たな電荷パケット20を形成できる。したが
って、ゲートGAの下のパケット18のIE荷はゲートGsの下のより正の電荷
に吸引されて、ゲートGaの下に新しいパケット20を形成する。
次に、この浮動ゲート電荷平衡CCD発明の一実施例の概略表現が、電圧信号を
サンプリングする前のその構成の電荷電位図とともに示されている図2を参照す
る。CCDの動作を述べるために電荷電位図が一般に用いられている。装置の各
ゲートの下側のチャネル内の電位は、そのゲートの真下のそれぞれの位置におか
れたカーブで示されている。最低電位エネルギーはカーブの1番下にある。した
がって、図2に示すnチャネル装置(電荷キャリアが電子である)場合には、下
側のカーブ(′:4位エネルギーがより低い)はど電圧はより正である。したが
って、電荷キャリアは、井戸の底へ流れる水のように、利用可能な最低電位まで
移動する。
図2には、p形シリコン基板22と、浮動ゲー)GFと基準ゲートG、および転
送ゲートG、を含む一連の機能ゲートと、ソースSとを育するわれわれの電荷結
合装置11の実施例が示されている。
浮動ゲートG、の電圧はクロブク波形φszMにより制御され、基準ゲートG8
は定電圧波形φ。。を用いて固定された基準バイアス電圧に保持される。CCD
CDノットレジスタ2始まりを形成する転送ゲートG?は電圧波形φ1により制
御される。電荷、この場合には電子、のソースがp形基板22上のnをドープさ
れた領域26の形で設けられ、ソースSを介して加えられる電圧波形φ、Jこよ
りi!1ltlsされる。上記電荷注入構造はかなり簡単であって、本発明の要
旨および範囲を逸脱することなしに、他のより洗練された構造を採用できる。
浮動ゲー)GFはバイアス抵抗R11,を介して基準ゲートG3及び信号電圧V
、、、へ結合される。その信号電圧はコンデンサCを介して容量結合される。ス
イッチSWは波形φ57□に従ってオンおよびオフされる。実際にはスイッチは
MO5技術ニ16けるMOSFET、または一対の相WMO5FET (CMO
3)、ダイオードブリッジ、MESFET、オプトエレクトロニックスイッチ、
または他の任意の適当なスイッチング装置とすることができる。
図2における電荷電位図は、信号電圧V1.(t)をサンプリングする前の浮動
ゲー)CCD入力装置11の状態を示す。非常に正のソース電位φ、が移動でき
る電子へ最低の局部電位を与え、浮動ゲートGFの下側の蓄積井戸27は電荷が
空である。転送りロブク電圧φ、は低い。ここで、浮動ゲートはφDc(アナロ
グ零電位)へ予め充電されていると仮定する。それらの状顔の下においては、転
送りロック電極は、CODシフトレジスタのフロントエンドを充電する高電位バ
リヤ28をゲートGアの下に設定する。
したがって、電位の井戸27が浮動ゲートGFの下に形成され、井戸の右側のg
128が転送ゲートGrの下のより低い電圧電位60により形成され、井戸の左
側の壁はφ。c3I#l148の下のより高い電位の障g142により形成され
る。
図2の実施例による電圧信号V、、(t)をサンプリングするための手順は次の
通りである。まず、アナログ結合スイッチSWはφ8゜□クロックのvtsmの
下に閉じて、人力信号V、。(1)の信号電荷サンプルが浮動ゲートG、へ流れ
ることを許し、したがってそのために井戸27の深さが影響を受ける。次に結合
スイッチはパルスで開かれ、それにより浮動ゲートを分離すなわち浮動させる。
その浮動ゲートは、ゲートが閉じられている期間中に印加された電位を保つ。次
に、浮動ゲートが分離されたままであると、ソース電位φ8は負パルスにより負
にされる。そうするとソース26から電荷を井戸27へ流入させることが許され
る。その後で、ソース電位は正パルスにより正にされて、井戸27から過剰の電
荷を取り出して、陣g142のレベルへ低下させる。その結果、信号サンプルを
表す電荷パケットは浮動ゲート井戸27に蓄積されて、転送ゲートG、の動作に
より、CODシフトレジスタへ転送するためにその電荷パケットを利用できる。
次に図3を参照する。第2の電位図は信号のサンプリングが行われるステップを
示す。アナログスイッチSWは、φ8/、lクロフクのyismの下に、まず閉
じて入力信号V、、(t)のサンプルを取り、浮動ゲート電極GF上に比例する
電荷を生じ、それから開く。アナログスイッチが開かれると、浮動ゲートは実効
的に分離すなわち浮動させられる。
このように浮動ゲートを分離することから本発明の大きな利点が生ずることが以
下のようにわかるであろう。サンプリングスイッチが閉じられると、信号に比例
する電?Rfflが浮動ゲートへ流れ込む。スイッチが開くと、浮動ゲートの下
側のチャネル内の電荷の変化により電圧が変化し得るとしても、信号電荷の「置
」は変化しない(望ましくない洩れによるものを除く)。したがって、アナログ
スイッチ/浮動ゲートの組み合わせは、信号サンプルを分離するための電荷(電
圧ではな(て)サンプルおよびホールド回路を形成する。jI整された空の井戸
の深さのこの点で信号サンプルは外部の電気的擾乱(先行する信号サンプルの変
化および後続する入力信号の変化の影響を含む)から分離される。
したがりて、φ、を負ヘパルシングすることにより、n形ソースから電荷がゲ−
)G、の下へ注入されることが今やわかるであろう。したがって、電*(電子)
はソースから井戸27へ流れる。浮動ゲートが分離されているために、井戸へそ
のようにして注入された電荷の電界が、スイッチが閉じられている期間中に浮動
ゲートへ導入された電荷の電界と相互作用する。したがって、ゲートの下の井戸
27の深さがゲートにおける電位の変化により影響を受ける。しかし、分離され
ている浮動ゲートGFにおける電荷の置は不変のままである。
図3の電位図は、適切に印加されたV、。により、スイッチSWを閉じ、次に開
くようにパルソングによって、ゲートへ加えられる信号サンプルの正34及び負
3日の2つの極値に対する、浮動ゲートの下の空の井戸の電位を示す。この場合
には、チャネルの電位は、浮動ゲートにおけるφ、C基準のそれの零レベルから
±ΔVだけ変化することがある(全体の振れ2ΔVに対して)。このことは、浮
動ゲート自体における信号電圧の振れが最大2ΔV/にであることを意味する。
ここに、kは浮動ゲートと空にされたチャネルとの間の電圧伝達関数である。
G、ゲートにおける電荷サンプルが正であると(すなわち、正信号サンプル)、
この電荷の電界がソースからの負電荷の電界に組み合わされて井戸27を浅くす
る、すなわち、図4に示すようにそれは一層負になる。G、ゲートにおける電荷
サンプルが負である(すなわち、負信号サンプル)と、この電荷の電界が井戸中
の負電荷の電界に組み合わされて、図5に示すように、井戸の深さを、図4の正
信号サンプルの場合におけるよりもさらに浅くする。
電荷の導入または除去に応じた井戸の深さのこの変化は、本発明の別の重要な利
点をもたらす。負のソースパルスの後で、井戸内の電荷量は次の2つのメカニズ
ムにより等しくなることがある。第1は、この電荷のソースへ戻る流れであり、
第2は、井戸の深さの調整である。後者は過剰な電荷が取り出されるにつれて増
加する。
この井戸の深さ調整の別の特性は、ゲートの下側の最後の電荷量と、信号サンプ
ル電圧の振幅との間の関係に影響を及ぼすことなしに、ソース電圧が大きさを定
めることができる範囲にわたって作用できることである。したがって、本発明の
技術の利点は、広範囲の許容電圧によるソース電圧の大きさの変化にサンプリン
グ法が影響を受けず、それにより、用途またはプロセスに依存する調整をなくす
ことである。
図4と図5に示されている負のソース電位の2つのケースは最低ソース電圧の可
能な範囲を括弧でくくることである。図4において、ソース電圧は第1の障壁4
2をこえて1!*(レベル40)を浮動ゲート井戸27に安全に注入するために
十分なちょうど負の電圧である。図5におり1て、ソース電圧レベル38は、G
T障壁60をこえて電荷を注入することなしに行うことができる(適切な安全余
裕をもって)はど負である。広い範囲内のソース電圧とは無関係に、井戸内の最
後の電荷量は、ソースの負電圧範囲とは独立に同じである。
電荷が浮動ゲートの下に注入されるにつれて、負電荷の電界が浮動ゲート上の電
界と相互作用するために、ゲート電圧は低(なる。図5におけるように最高負ソ
ース電圧パルスに対しては、浮動ゲートGpの電圧は、蓄積井戸27が完全につ
ぶされる点まで降下することもできる。しかし、過剰な電荷が除去されるにつれ
て井戸が再形成される。
本発明の重要な特徴は、浮動ゲートの下のチャネル中に存在する電荷が浮動ゲー
ト電圧を低くシ、蓄積井戸を浅くすることである。この負帰還は、元の空き井戸
2ΔV電圧の振れ(図3)を、信号によるチャネル内の信号振幅に関連して、あ
るより低い電圧の振れ、好ましくは最後の信号−電荷パケットが蓄積井戸に存在
する時にΔVまで圧縮することができる。また、チャネル内の信号ΔV(IK4
と図5において)は、図示の2つの極端なケースに対する負ソース電位とは独立
しているが、2つのケースに対するΔVは電荷注入中にオフセットであることに
注目されたい。そのオフセットは、蓄積井戸から過剰な電荷が除去された時に(
たとえば、ソースSに正パルスが加えられる)なくなる。
次に図6を参照する。この電位図は、ソース拡散を高くする(すなわち、ソース
電圧パルスを高くする)ことにより除去された、浮動ゲートの下にあった過剰な
電荷44を示す。過剰な電荷44がゲートG2の下から取り出されるにつれて、
浮動ゲートの電圧は今は上昇し、それにより蓄積井戸27がより深くなる結果と
なる。この帰還現象は2つの望ましい結果を生ずる。第1に、浮動ゲートGFの
下側の過剰な電荷の必ずしも全てを、ソースへ除去しな(ともよいことである。
第2に、ソースと蓄積井戸が同時に正になるという事実の結果として、第1の基
準電g142の周囲が両面平衡になることである。この両面平衡の結果として、
全ての過剰電荷をソースへ戻さねばならない場合よりも遠く、最終値に安定する
ことになる。
平衡の後は、蓄積井戸中の最後の信号′w1荷置がφ9負値(図4.5に示され
ている限度内)とは独立である。チャネル内の最後の信号電荷と浮動ゲートにお
ける元の信号電荷の間には平衡が存在し、帰iIl率がその比を決定する。した
がって、この帰還率は制御できるから有利であることがわかるであろう。たとえ
ば、その率を0.5に設定すると電荷の半一全井戸(「)1ブト零<fat z
er。
)」と呼ばれる)が生ずる。両極入力信号を受けることができるためにはそれは
望ましいことである。処理による井戸の深さの変化はもはや大きな問題ではない
。というのは、アナログ零入力信号が、帰還率が安定である限り、電荷の半一全
井戸をいぜんとして生ずるからである。
基準14荷パケツトサイズの井戸の深さへのこの自動調整は、他の既知の入力技
術においては見られなかった特徴である。また、適切な「半一全井戸」動作を行
うために別のバイアス電圧を供給(または調整)してはならない。(更に、図4
.5.6に示すΔVの量と、jlW42の高さは各場合に同じであるが、図は尺
度を同じにしていないことがあることに注目すべきである。)図7に示されてい
る線図においては、φアクロツクはφ1llcに関して壽(なり、したがって障
壁の高さ60を低くして、浮動ゲートの下側の電荷パケットをCODシフトレジ
スタへ転送できるようにする。この動作により動作の1サイクルが終わる。
図2に、ゲート46と48におけるφl、cフェイズの場合、およびゲート50
と52におけるにφ7フエイズの場合に示されているような、1つのフェイズの
下の異なる電位領域(デュアルゲート)を、ゲートの下のン2Jコン基板に選択
的にドープすることにより形成できる。負に荷電させられたドーパントを添加し
てポリ2ゲート(たとえば部分48、または50)を形成すると、電子に対する
電位が高くなり、その下側の井戸は深(なる。
浮動ゲート電荷平衡入力技術についての以上の説明は特定の例を採用しているが
、それらの例は本発明を限定するものと解すべきでない。ユニフェイズクロッキ
ングを用いる表面nチャネルCCDのより簡単な場合を示したが、この技術は、
たとえば多フェイズクロッキングを用いる埋め込みチャネル、pチャネルまたは
装置へ等しく応用できる。CCDの動作を支持できる半導体物質はどのような物
質でも使用できる。更に、ここで説明している装置の寸法の例と井戸の深さの例
は、多りのCCD設計の典型的なものであるが、単なる例であって、限定を表す
ものでは決してない。
次に、図8.9,10を参照してn埋め込みチャネル浮動ゲートCCD人力装置
の好適な実施例について説明する。ここに、co −人力結合コンデンサ、
C1−浮動ゲートと埋め込みチャネルの間の容量、C2−埋め込みチャネルと基
板の間のデプリーシぎン装置、C3−浮動ゲートにおける漂遊容量、
D −ドレイン、
GF −浮動ゲート、
k −浮動ゲートとデプリートされた埋め込みチャネルの間の電圧伝達関数、
Q、、、−信号電荷、
QW −蓄積井戸電荷、
R,、、、−人力バイアス抵抗、
S −ソース、
t −時間、
■cF −浮動ゲート電圧、
V、、(t)−時間的に変化する入力端子、アースを中心とする、V+n(t)
−人力信号のレベルが移動させられたもの(φpcを中心とする)で、アナログ
スイッチによりサンプルされる、■l、!、−ドレイン拡散へ印加されたDC電
圧、■。 −空き蓄積井戸の深さ、
φ。。−ユニフェイズクロッキングを用いるCCDにおける基準電極へ加えられ
る固定電圧、
φ+/l−CCDの入力端子において電荷注入と電荷取り出しを行うクロック波
形、
φ8− ソース電位を制御するクロック波形、φS/H−信号をサンプルするた
めに用いられるアナログスイッチをmsするクロック波形、
φア − CCD転送りロック(電荷転送を行う)、八V −埋め込みチャネル
電位の変化、である。
CCD入力端子において電荷の注入と取り出しを行う好適な技術が図8.9に示
され、タイミング図が図IOに示されている。第1の電極ゲート対74.76が
、残りの電極対と同じゲート長、幅、電荷蓄積容!(井戸の深さ)を有する用に
設計される。ソースは高いdc2I圧に保たれ、アナログスイッチSWはサンプ
ルV、。D)をG1ゲート82へ移動させ、今は開いている。
t=1において、浮動ゲートの下側の井戸70は空であり、障壁72は第1のφ
7障壁電極68の下に設けられ、高いφl/l 電圧は第1の電極ゲート対74
.76の電位をソースSの電位より低くしようと試みた。したがって、電荷はソ
ースから殺到し、第1のφ。C電極80(およびそれの下の障g184)まで埋
め込みチャネル78をあふれさせる。
t=2においては、φ17oは(ソースに対して)低くパルスされ、第1の電極
対に、ソースからの電荷が充満させられている井戸を保持させる(第1の障壁電
極の下の電位がソースの電位をこえて上昇するにつれて、過剰な電荷はソースへ
流出する)。第1の電極対74.78の下の電位が上昇を続けるにつれて、それ
は最終的には第1のφocの下側をこえ、一杯の井戸78の電荷は低い方の電位
(より高い電圧)φDC/。1の電極対の下側の井戸70の中へ放出される(今
は比較的低い障壁84を通って障壁72まで)。
t=3において、φ、7oクロックは高くパルスし、φl/!蓄積電極の下の電
位がφ。。障壁電極の下のそれよりも低くなるにつれて、過剰の1!荷をG、!
極の下から取り出す。φ、7゜クロックがそれの最高正電圧に達すると、それが
1llIlする電極74.7Bは再び埋め込みチャネル(井戸)を有する。それ
らのチャネルはソースからの電荷によりあふれさせられる。適当な平衡時間の後
では、浮動ゲートの下側の電荷パケット86は浮動ゲートにおける信号サンプル
に比例する。この点て、φ−クロックを比較的高い正電圧へ上昇させる(障壁7
2を低くする)ことにより、パケット86をCCDノフトレノスタ部へ転送でき
る(図示してい図11に示す浮動ゲート電荷平衡入力の等価回路を参照して行う
、下記の簡単にした解析は、本発明の応用にとって有用である。(C,SC,は
C6と直列のC1であると定義されることがわかるであろう。)Q*=C,[V
W+k(し、。−φDC)コ2(2)を用いて
Qw = C: [VW +k (V、、−:びh−φ、。)コ(3)正確な式
%式%)
(比C,/C,〜1は下記で正当化される。)(4)有用な近似
ファツト−零状態(すなわち、V、、=φnc)の下で半一全一井戸振幅に対し
てQwを調節するためにSC1を適切に換算せねばならない。
典型的な装置の値:C20,04C,(信号とは独立の固定された比)、埋め込
みチャネルに対して ko、96であるから、半一全一井戸ファツト零に対して
C3= (0,96−0,08)C,である。このC3/C,比は、処理の変化
に追従し、したがって比較的一定のままであるように、C3/C,比を設計中に
調整できる。
浮動ゲート電荷平衡電気的入力技術が頑丈なことが、C3/C1比に対するファ
ツト−零の感度を示す下記の解析に示されている。C2=0.04C,、k=0
.96と仮定する。式(4)を用いて、C3/ C+ %全井戸
1.04 53.8
0.96 52.0
0.88 50.0
0.80 47.8
Δ=±36% 0.76 46.4 Δ=±16%0.72 45.5
0.64 42.2
0.56 40.0
C,/C比(それ自体プロセスに対して比較約6じないようにできる)に対する
この低い感度のために、処理変化の非常に広い範囲にわたってファツト−零レベ
ルが非常に正確に設定される結果となる。
この新しい人力技術において開存の負帰還の別の利点は、k係数に対する信号電
荷振幅の感度が低下することである。式(4)を用いて、Vゎの増加分によるQ
Kの増加分の信号電荷は
C,/C,=0.88 (ファツト−零=半全井戸)およびC2=0.04C。
であると、QllI+信号電荷レベルはここにに◇0.96信号変化は処理によ
るkの変化の約半分である。
補正1の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)浮動ゲート電荷平衡C
CD
居 所 東京都千代田区永田町二丁目4番2号(1)補正書の写しく!11訳文
) 1通補正請求の範囲
(a)lf動アゲートサンプルされた電圧に比例する凝の電荷で前充電するト(
b)前記比例する電荷が浮動ゲートにほぼ残るように浮動ゲートを分離す(C)
浮動ゲートの下に空き電位の井戸を設定し、ソースを井戸の電位より高い電位へ
上昇させて、ソースからの電荷を井戸の中の電荷パケットとして形成(d)井戸
に残っている電荷パケットが浮動ゲートにおける電荷に比例するように、ソース
に関連する電荷と井戸に関連する電荷の間に平衡プロセスが起こることを容易に
するためにソースが浮動ゲートと相互作用するように、井戸からある電荷を取り
出すためにソースの電位を下げる過程と、4、請求項2記載の方法において、井
戸に残っている電荷と浮動ゲートにおける電荷の比が1=2である方法。
せる過程を更に備える方法。
6、前記少なくとも1つのゲートの下に空き電位の井戸を設定する過程と、電圧
信号を少な(とも1つのゲートへ接続することによりそこに電位と電荷とを設定
して、その下の井戸の深さに影響を及ぼす過程と、前記電位と前記電荷が前記少
なくとも1つのゲートに残るように、電圧信号を切り離すことにより、少なくと
も1つの前記ゲートを分離する過程と、ゲートの電位と井戸の深さが影響を受け
、井戸に残っている電荷パケットが少なくとも1つのゲートにおける′!4Rに
比例するように、ソースに関連する電荷と井戸に関連する電荷の間に平衡プロセ
スが起こることを容易にするために、ソースが少なくとも1つのぜテ動ゲートと
相互作用する間に前記井戸中の過剰電荷をソ7、請求項6記鍼の方法において、
装置金属−酸化膜一半導体一(MOS)電8、請求項6記戦の方法において、残
っている電荷をソフトレジスタへ移動させる過程を更に備える方法。
9、請求項6記戦の方法において、第1の時刻に浮動ゲートの下に空き井戸を設
け、比較的高い電圧を電荷注入および電荷取出しfIII御電極へ加え、この電
荷注入および電荷取出し制御電極の下の井戸をあふれさせる過程を更に備える方
法。
電荷注入および電荷取出し制御211電極の下の井戸内の電荷が空き浮動ゲート
井戸を更に備える方法。
11、請求項10&!載の方法において、第3の時刻に、電荷注入および電荷取
出し制御電極を高くパルシングして、過剰の電荷を浮動ゲート井戸から取り出す
過程、を更に備える方法。
12、電荷結合装置であって、この電荷結合装置は、浮動ゲートを含み、入力端
子をサンプリングする回路と、浮動ゲートからの電圧に応答し、サンプルされた
電圧に比例する電荷パケットを発生でき、かつその電荷パケットを装置内の希望
の場所で利用できる構造と、接続し、前記電位が前記浮動ゲートにほぼ残るよう
に前記浮動ゲートを分離する前記横這は浮動ゲートの下側に電位の井戸を形成し
、井戸に残っている電荷が浮動ゲート上の14r4に比例するように、ソースに
関連する電荷と井戸に関連する電荷の間にtlZ衡プロセスが起こることを容易
にするために、ソースと構造は相互接続的に結合される電荷結合装置。
13、請求項12記戦の装置において、少なくとも1つのフェイズを更に備え、
第1のフェイズはバリヤ電極と第1の蓄積電極を有する装置。
14、請求項13記戦の装置において、第2のフェイズを更に含み、第1のフェ
イズは電荷注入のためのものであり、第2のフェイズは電荷転送のためのもので
ある装置。
15、請求項13記載の装置において、バリヤを極と蓄積電極は電荷注入および
電荷取出し電極対を構成する装置。
16、請求項12記載の装置において、浮動ゲートは電極を含む装置。
19.請求項12記載の装置において、p形層板と、n形電荷ソースと、n形電
荷ドレインと、基板中のn形層とを更に備え、そのn形層内にチャネルが埋め込
まれ、n形層はソース七ドレインの間に設けられ、チャネルの上に少なくとも浮
動ゲートが形成される装置。
20、請求項19記戦の装置において、チャネルの上にいくつかのゲートが形成
され、それらのゲートには電荷注入および電荷取出しゲートと、転送ゲートが含
まれる’Ji fil。
2+、請求項12記載の装置において、サンプリング回路は、スイッチを介して
浮動ゲート入力へ結合される入力で構成された1!荷サンプリングおよびホール
ド回路である装置。
22.11[1項21記載の装置において、サンプリングホールド回路によりサ
ップリングされる電圧に比例する電荷パケットを受けるために配置され、浮動ゲ
ートの下の電荷パケットに応答するシフトレジスタを更に備える装置。
24、請求項14記載の装置において、平衡プロセスは両面であって、第1の1
&準バリヤの周囲で起こる装置I。
25、請求項12記戦の装置において、チャネル内の最後の信号電荷と浮動ゲー
ト上の信号電荷の比は1:2である装置。
26、請求項12記載の装置において、金属−酸化膜一半導体(MOS)電荷結
合袋!if (CCD)を備える装置。
27、電荷のソースと、
入力電圧と、
浮動ゲートを含み前記浮動ゲート上に電荷を設定するように前記入力電圧が前記
浮動ゲートへ接続され、前記浮動ゲートに前記電荷がほぼ残るように前記浮動ゲ
ートを分離するように前記入力端子は前記浮動ゲートから切り離される電荷サッ
プリングおよびホールド回路と、
電荷注入および電荷取出しフェーズと、基準電極と、
を備え、
前記ソースがサンプリングおよびホールド回路の作用の下に保持させられる電荷
をその下の電位の井戸へ供給し、サンプリングおよびホールド回路中の電荷を表
す!荷をその井戸に残すように、注入および取出しフェーズがソース電荷を電位
の井戸に注入させ、および電荷を電位の井戸から取り出させ、前記電位の井戸は
浮動ゲートの下にあり、井戸に残っている電荷が浮動ゲート上の電荷に比例する
ように、ソースに関連する電荷と井戸に関連する電荷の間に平衡プロセスが起こ
ることを容易にするために、ソースと構造は相互作用的である電荷結合装置。
28、請求項27記載の装置において、電荷サンプリングおよびホールド回路の
入力端子がスイッチを介して前記浮動ゲートへ結合され、基準電極は抵抗を介し
てスイッチの入力端子へ結合される装置。
29、請求項28記載の装置において、浮動ゲートへ加えられる電圧のために零
基準点を供給するために、基準電極はDCバイアスレベルを設定する装置。
30、請求項27記戦の装置において、転送フェーズを更に備え、それにより前
記電位の井戸中の電荷をソフトレジスタへ転送できる装置。
31、請求項29記戦の装置において、p形層板と、n形電荷ソースと、n形電
荷ドレインと、基板中のn形層とを更に備え、そのn形層内にチャネルが埋め込
まれ、n形層はソースとドレインの間に設けられ、チャネルの上に少なくとも浮
動ゲートが形成される装置。
32、請求項31.に!載の装置において、チャネルの上にい(つかのゲートが
形成され、それらのゲートには電荷注入および電荷取出しゲートと、転送ゲート
が含まれる装置。
34、請求項33記載の装置において、チャネル内の最後の信号電荷と浮動ゲー
ト上の信号電荷の比が1:2である装置。
35、請求碩28記載の装置において、スイッチはMOSFET、一対のMOS
FET、ダイオードブリッジ、MESFET、またはオプトエレクトロニックス
イッチである装置。
国際調査報告