JPH04506091A - 環境分解性ポリマーブレンド - Google Patents

環境分解性ポリマーブレンド

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JPH04506091A
JPH04506091A JP2509855A JP50985590A JPH04506091A JP H04506091 A JPH04506091 A JP H04506091A JP 2509855 A JP2509855 A JP 2509855A JP 50985590 A JP50985590 A JP 50985590A JP H04506091 A JPH04506091 A JP H04506091A
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ジェームズ バンダービルト,ジェフリー
ニーリー,チャールズ マック
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イーストマン コダック カンパニー
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L3/00Compositions of starch, amylose or amylopectin or of their derivatives or degradation products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 環境分解性ポリマーブレンド 本発明は、通常の環境条件に長期間曝すことによって容易に分解し得るポリマー 成分の新規なブレンドに関する。一つの面で、本発明は、エチレンーー酸化炭素 コポリマーなどのポリマー物質の分解性を改良する方法に関する。
背景技術 ポリマー物質は種々の応用で広範囲の用途を見出している。このようなポリマー 物質の環境分解性(environmentaldegradabili ty )は、最近、主としてゴミ埋立場所が限られ、かつゴミが見苦しく蓄積するため に、世界的な論点になってきた。ゴミ埋立場所の消費の問題を最小にするように 処理すべきゴミの量を減少し、ゴミの見苦しい蓄積を最小にするためにゴミ物質 の環境分解性を増大させることが望ましい。
発明の開示 本発明に従えば、共に生物分解性であり、即ち、生きている生物(例えば、菌類 、バクテリア)の作用により構造的原形の損失を受け易く、そして光分解性であ る、即ち、日光又は人工光の作用により構造的原形の損失を受け易い新規なポリ マーブレンドが見出された。
本発明の特別の態様によれば、エチレンーー酸化炭素コポリマーの環境分解性、 即ち、全環境、例えば雨、風、日光、昆虫、動物、微生物などの作用から得られ る構造的原形の損失を増大させる方法が提供される。
発明の詳細な記述 本発明によれば、 (a)190″Cで10分間当たり0.2〜2,000gの範囲内のメルトイン デックスを有し、エチレン・−一酸化炭素コポリマー成分の重量基準で、0.2 〜50重量%の範囲内に入る一酸化炭素含量を有するエチレンーー酸化炭素コポ リマー及び、(b)全組成物の重量基準で0,5〜70重量%の範囲内の、アル ファーシーグルコピラノシル単位の直鎖及び分岐ポリマーからなる多糖類及び、 任意的に、 (c)全組成物の重量基準で10重量%以下の、少なくとも一種の不飽和脂肪酸 のトリグリセライドエステル、からなる新規な組成物が提供される。
本発明の特定の態様によれば、エチレンーー酸化炭素コポリマー含有組成物の光 分解性を増大させる方法であって、該エチレンーー酸化炭素コポリマーを、この ポリマーを溶融物に維持するに十分な温度で、0.5〜70重量%の範囲内の、 少なくとも一種の、アルファーシーグルコピラノシル単位の直鎖及び分岐ポリマ ーからなる多糖類とブレンドすることからなり、該ブレンドの温度を、該多糖類 が実質的な分解を受ける温度よりも低く維持し、エチレンーー酸化炭素コポリマ ーマトリックス中で多糖類の実質的に均一な分布が達成されるように十分に完全 にブレンドする方法が提供される。
本発明の更に他の態様によれば、生物分解性をエチレンーー酸化炭素コポリマー 含有組成物に与える方法であって、該エチレンーー酸化炭素コポリマーを、この ポリマーを溶融物に維持するに十分な温度で、065〜70重量%の範囲内の、 少なくとも一種の、アルファーシーグルコピラノシル単位の直鎖及び分岐ポリマ ーからなる多糖類とブレンドすることからなり、該ブレンドの温度を、該多糖類 が実質的な分解を受ける温度よりも下に維持し、エチレンーー酸化炭素コポリマ ーマトリックス中で多糖類の実質的に均一な分布が達成されるように十分に完全 にブレンドする方法が提供される。
本発明の実施で有用なエチレンーー酸化炭素コポリマーは当該技術分野でよく知 られている。このようなコポリマーは典型的に、エチレンと一酸化炭素との過酸 化物又はガンマ線照射開始共重合により製造される。多数の刊行物がエチレンー ー酸化炭素コポリマーの合成を詳述しているようである。
例えば、米国特許第2.396.963号、同第2.436.269号、同第2 、441.082号、同第2.457.271号、同第2.495.282号、 同第2.495.285号、同第2.495.286号、同第2.526.63 7号、同第2.566、268号、同第2.579.033号、同第2.595 .400号、同第2.599.501号、同第2.620.325号、同第2. 634.254号、同第2.682.525号及び同第2.682.524号を 参照されたい。これらのそれぞれは、土チレンと一酸化炭素の過酸化物開始重合 に関して本明細書に参照として含める。また、米国特許第3、083.184号 、同第3.530.109号、同第3.689.460号、同第3.694.4 12号、同第3.835.123号、同第3.948.873号、同第3.98 4.388号、同第4.024.325号、同第4.024.326号及び同第 4.143.096号を参照されたい。これらのそれぞれは、エチレンーー酸化 炭素コポリマーの製造のための更に最近開発された方法に関して本明細書に参照 として含める。
本発明の実施で使用するために意図されるエチレンーー酸化炭素コポリマーの一 酸化炭素含量は、広範囲に変えることができる。典型的に、本発明の組成物のエ チレンーー酸化炭素コポリマー成分の重量基準の一酸化炭素含量は、0.2〜5 0重量%の範囲内に入るであろう。好ましいエチレンーーー酸化炭素コポリマー は、0.5〜20重量%の範囲内で一酸化炭素を含有し、一方、0.5〜2重量 %の範囲内で一酸化炭素を含有するエチレンーー・−酸化炭素コポリマーが、こ のようなCOレベルで、光への露出に対し実用的な耐用年数を有する製品が得ら れるために、現在最も好ましい。
本発明の実施に使用するために意図されるエチレンーー酸化炭素コポリマーは、 典型的には、190°Cで10分間当たり0.2〜2.000 gの範囲内のメ ルトインデックスを有する。好ましいエチIノンーー酸化炭素コポリマーは、1 90°Cで10分間当たり0.5〜50gの範囲内のメルトインデックスを有す る物質である。エチレンーー酸化炭素コポリマー成分のための最も好ましいメル トインデックスは、最終製品のために意図される特定の用途に依存する。例えば 、ブローされたフィルムは典型的に、フィルム形成操作の間使用のための適当な 溶融強度を確保するために、190°Cで10分間当たり1〜lOgの範囲内に 入るメルト、インデックスを必要とする。種々の応用のために、190°Cで1 0分間当たり1〜20gの範囲内のメルトインデックスを存するエチレンーー酸 化炭素コポリマーが、本発明の実施で使用するために現在好ましい。
本発明の実施に使用するために意図される多糖類は、アルファーシーグルコピラ ノシル単位の線状(即ち、アミロース)及び分岐(即ち、アミロペクチン)ポリ マーからなる物質である。このような多糖類物質は、とうもろこし、小麦、米、 タピオカ、じゃがいも及びその他の原料から誘導できる。とうもろこし澱粉は最 も経済的に入手できるので、現在とうもろこし澱粉はこのような多糖類の好まし い原料である。米澱粉は、非常に薄い(0,5ミル又はO,13mm未満)フィ ルムの製造に有用である、より小さい平均粒子サイズの有利性を有している。
増加した疎水性が増加し、化学的に変性された澱粉物質も、本発明の実施に使用 するために意図される。このような変性された物質には、0.05〜3の範囲内 の置換度を有するヒドロキシエチル又はヒドロキシプロピル澱粉、0.5〜3の 範囲内の置換度を有する、C7〜C7゜のカルボン酸若しくは無水物の澱粉エス テル(例えば、酢酸ニスデル)又は混合エステル、構造R35l (式中、各R は独立に01〜C6のアルキル基である)のトリアルギルシリル基で置換され、 2重量%以下の珪素を有する澱粉などが含まれる。
本発明の環境分解性ポリマー組成物には、全組成物の重量基準で0.5〜70重 量%の範囲の少なくとも一種の上記多糖類化合物が広く含まれる。本発明の実施 に使用するために意図される好ましい組成物には、全組成物の重量基準で、1〜 20重量%の範囲内で多糖類が含まれ、得られる製品の分解速度と強度との最も 望ましいバランスのために、3〜10重景%の範囲内の量の多糖類が現在最も好 ましい。
本発明の組成物にはまた任意的に、不飽和脂肪酸のトリグリセライドエステルが 含まれる。この任意成分を本発明の組成物に添加する場合には、本発明の実施に 使用するために意図される代表的な物質には、植物油(例えば、とうもろこし油 、オリーブ油、菜種油、大豆油、綿実油、ひまわり油、落花生油、亜麻仁油)、 動物油(例えば、獣脂)などが含まねる。このような物質には、得られた組成物 が化学的分解を受け易いようにする望ましい数の炭素−炭素二重結合が含まれる 。不飽和トリグリセライドエステル中に存在する炭素−炭素二重結合のレベルは 、典型的に沃素滴定により測定され、典型的に沃素価として報告される。本発明 の実施に使用するために意図される不飽和トリグリセライドエステルの適当な沃 素価は、試料のダラム当たり沃素10〜300センチグラムの範囲内に入り、1 00〜300の範囲内の沃素価を有する不飽和トリグリセライドエステルが好ま しい。
使用する場合には、10重量%以下の不飽和トリグリセライドエステルが、本発 明の実施に使用できる。好ましいレベルは0.25〜2重量%の範囲内に入り、 0.25〜0.5重量%の範囲内の量が現在最も好ましい。それはこのようなレ ベルで、若しあったとしても、少量の退色が最終製品に与えられ、最終製品にど のような油性の感触が生じることも最小になるためである。
本発明の組成物は、当業者により容易に決定できるような種々の方法て製造でき る。エチレンーー酸化炭素コポリマーマトリックス中に多糖類の一様な分布を与 える全ての配合方法が適している。典型的な方法として、エチレンーー酸化炭素 コポリマーは溶融でき、そして多糖類物質は一様な分布を確実にするような剪断 の条件下で添加できる。エチレンーー酸化炭素コポリマーを溶融するために必要 な最低温度は典型的に110℃である。ブレンド操作のために使用される最高温 度は、多糖類物質が分解を始める点、典型的に170″Cを越えるべきではない 。本発明の実施に使用するために、例えば、バンバリーミキサ−、ブラベンダー ミキサー又は押出機などのような全ての種類の混練装置が適している。現在好ま しい混合装置は、緊密な混合が達成でき、揮発性成分が真空により除去てきる二 軸スクリュー押出機のような、操作を連続方式で行うことができる押出機である 。水のような揮発性物質は最終組成物のフィルム特性に有害である。多糖類成分 は典型的に親水性であるので、処理の間の水の除去は最も望ましい。
下記の非限定例を参照することにより、本発明は更に詳細に記載されるであろう 。
例 下記の例に於いて、生物分解性を測定するために、ASTMMethod G2 f−70(1985年に再承認された)を使用した。
5種の特定された菌をプールし、それぞれの試料、l/16インチ(0,16a n)引張りバーの片の複製物上にスプレーした。
栄養塩、1%のデキストロースを含有する寒天培地が、生存能力(ポジ)対照と して機能した。全てのプレートを28°Cて3週間インキュベートした。
光分解性を試験するために、引張り試料をAATCC(American As 5ociation of Textile Chemists and Co 1orists)試験16− E (ASTM Method G −26,M ethod Cも参照されたい)により、30%湿度で、420nmで制御した 光源を使用して露光した。−日の露光は、Purple Po1yester試 験繊維上で20Delta Eユニットのフェード(fade)により測定した とき、20S F U (Standard Fade Units)に等しか った。
下記のブレンド操作のそれぞれのために使用した押出機は、33:1の長さ対直 径比を育する25mm二軸スクリュー押出機であった。この押出機は、6個の加 熱胴部(それぞれ長さが直径の5倍)及び供給胴部(長さが直径の3倍)からな っていた。それぞれの胴部にはそれ自体の加熱器及び温度制御器が取り付けられ 、そうしてそれぞれ個々の胴部の温度は独立に制御できた。真空部は5番目の胴 部に配置され、それを通って揮発成分が除去された。供給ホッパーは容積供給器 に接続され、そうして物質を制御された速度で押出機に供給できた。
例1 エチレンーー酸化炭素(ECO)コポリマー及び変性澱粉からなるマスターバッ チの製造 マスターバッチを、上記のBerstorf ZE 25m+s二軸スクリュー 押出機を使用して製造した。スクリューの形は、無機性光0.3%の珪素を含有 する澱粉を、ブリッジ形成を最小にするために機械的攪拌機で攪拌した標準ベレ ット供給システムを使用して、押出機の3番目の場所に予備乾燥すること無しに 添加した。押出機条件:バレル温度=180°C1溶融温度=197°C1溶融 圧力=210psi (1,45mPa) 、速度=8Orpm 、製造速度= 10ボンド/時間(4,54kg/時間)。
得られたブレンドは不透明の白色物質であった。これにはECOコポリマーに加 えて、33%の澱粉及び4.5%の水が含まれていた。
例2 ECOコポリマー、変性澱粉及びとうもろこし油からなるブレンドの製造 19個の別々のブレンドからなる一組を前記のベルストルフ(Berstorf f) ZE 25011に二軸スクリュー押出機を使用シテ製造した。澱粉/E COマスターバッチを適当なECOコポリマーとタンブルブレンドし、押出機の スロート中に供給した。
とうもろこし油を、保恒剤を添加すること無く、容積計量したニジエックス(E jex)ポンプを使用して2番目の場所に添加した。押出機条件:バレル温度= 175〜195℃、溶融温度=195°C1溶融圧力= 110〜230psi  (0,76〜1.58mPa)、押出機速度=8Orpm 、吐出量=10ボ ンド/時間(4,54kg/時間)。
スクリューの形は、マテリアル充填物用に使用されるものであった。表1に示し た組成物を製造した。
表I 例3 ブレンドの試料(0,2g)を正確に秤量し、10mLのキシレン、10mLの 水及び2滴の濃塩酸を入れたパイレックス耐圧管に移した。懸濁した澱粉粒子を 含む2個の液相からなる混合物を、密閉し、加熱ブロックを使用して、135° Cで4時間加熱した。この時点で澱粉は部分的に加水分解され、水溶性になった 。この管をスチーム洛中で100℃に冷却した。底の(水性)層をピペットで除 去し、風袋重量を測った50mLの丸底フラスコに入れた。揮発性成分を、5  Torrで80°Cに加熱することによってロータリー蒸発器で除去した。フラ スコの内容物を秤量した。これは澱粉部分であった。
キシレン層を、結晶化を容易にするために室温にまでゆっくり冷却させた。結晶 物質を、風袋重量を測った濾紙を通して濾過した。結晶を80°Cでオーブンで 乾燥した。これは結晶部分であった。上記濾液から揮発物を除去して無定形部分 を得た。結晶部分のC○含量を、2,019cm−’でバンドの強度により測定 された、試料厚さに関して3,412cm−’でCOストレッチオーバートーン バンド(streching overtone band)の強度を測定する ことによって、赤外分光光学により測定した。
下記の変数ニー酸化炭素濃度、即ち(Co) 、0.25〜10%の範囲内、澱 粉濃度、即ち〔澱粉〕、0〜11%の範囲内及び油濃度、即ち〔油〕0〜0.5 %の範囲内の影響を検討するために、工場的実験を設計した。とうもろこし油に は安定剤が含まれていなかった。ECOコポリマー中の約33%の澱粉からなる マスターバッチを、前記の25叩ベルストルフ(Berstorff)二軸スク リュー押出機を使用して製造した。このマスターバッチを適当なECOコポリマ ーとタンブルブレンドし、適当な量の油と一緒に二軸スクリュー押出機に供給し た。製造したブレンド及びその分析を表■に示す。
表■ メルトイン 密 度 001% 澱粉レベル 油1 18.70 0.9411  5.5 1.3 0.252 19.80 0.9403 5.2 1.3  0.503 9.24 0.9458 8.8 1.3 0.254 8.96  0.9442 8.6 1.4 0.505 14.30 0.9696 5 .7 8.7 0.256 15.40 0,9683 5.4 11.1 0 .507 9.00 0.9783 7.6 7.9 0.258 7.5B  0.9709 7.0 8.5 0.509 7.72 0.9398 .25  4.2 0.3810 6.92 0.9702 10.6 3.8 0.3 811 5.20 0.9529 6.5 3.3 0.3812 16.80  0.9378 5.0 .1 0.0013 19.90 0.9383 5 .0 .7 0゜2514 4.54 0.9570 10.9 .1 0.0 015 6.92 0.9568 11.2 .7 0.2516 12.60  0.9429 5.1 4.3 0.0017 17.90 0.9489  5.4 4.5 0.2518 2.86 0.9693 12.0 3.2  0.0019 6.33 0.9701 10.3 4.1 0.25ブレンド を圧縮成形し、1/16インチの引張りバーを切り出した。物理的性質を測定し 、試料を、ウエザオメーターのみ、菌類のみ、並びにウエザオメーター及び菌類 の両方に露出した。
ウエザオメーター露出試料で試験した引張りの結果を表■に示す。引張り伸びは 、露出のための試料の物理的強度に於ける損失をモニターするのに使用できる物 理的性質である。
露出時間又は〔CO3が増加したときに、伸びが減少したことが観察された。
表■ ウエザオフ−ター露出後のブレンドの引張り性質1 5.50 1.3 0.2 5 80 45 15 52 5.20 1.3 0.50 80 45 20  53 8.80 1.3 0.25 15 50 15 24 8.60 1 .4 0.50120 45 15 25 5.70 8.7 0.25 60  20 10 56 5.40 11.1 0.50 60 20 10 57  7.60 7.9 0.25 80 25 10 58 7.00 8.5  0.50 85 20 10 59 0.25 4.2 0.38 80 85  80 7010 10.60 3.8 0.38115 30 10 311  6.50 3.3 0.38 80 30 10 312 5.10 0.0  0.00 70 45 20 313 5.00 0.7 0.25 75  50 20 314 11.10 0.0 0.Qo 85 55 20 21 5 11.20 0.7 0.25 95 55 20 216 5.10 4 .3 0.00 65 25 10 617 5.40 4.5 0.25 7 0 25 10 518 12.00 3.2 0.00100 35 10  319 10.30 4.1 0.25 90 30 10 3ウエザオメータ ー露出の7日後に、ブレンドは全体的にキシレン中で不溶性(ゲル)になり、架 橋を示す。光露出の結果の架橋は、砕は易さの原因となる機構及びポリマーの物 理的原形の損失である。
表■のデータは、ウエザオメーター露出が増加したとき、試料の伸びが劇的に減 少することを示している。伸び損失は低[CO)の試料については強くなかった (試料番号9を参照されたい)。ECO含有組成物は全て光分解性であると思わ れる。
変数〔CO3、〔澱粉〕及び〔油〕に対する、1日露出後に応答する伸びの影響 の統計的分析は、Co及び澱粉がウエザオフ−ター露出後の伸びに負の効果を育 することを示している。即ち、〔CO3及び/又は〔澱粉〕が増加するとき、伸 びは減少する。澱粉のこの負の影響は特に予期されなかった。
露出すること無く試験した試料及び7日間ウエザオメーターで露出した試料につ いて菌類試験した結果を表■に示す。
表■ ブレンド上の菌類成長等級 001% 澱粉、% 油 成長等級 成長等級成長等級に於ける増加か殆ど全て の場合に観察された。ある場合、即ち試料番号18では、この増加は劇的であっ た。かくして先行する光露出は増加した生物分解性になった。
変数〔CCD、〔澱粉〕及び〔油〕に対する、(ウエザオメーター露出無しの) 菌類成長等級の応答の統計的分析は、高レベルの澱粉及び低レベルのC○で最高 の成長等級で予知されることを示している。
油は非常に小さい影響を存するが、これは成長媒体中に金属が欠落しているため であると予想される。油の金属塩は典型的に自動酸化が生じるために必要である 。
菌類露出した試料の引張り性質は対照の試料から変わらなかった。微生物の作用 は多分最初に表面に限定されるので、物理的性質は21日のみの露出後に著しく 損害を受けるとは予想されないであろう。
成長等級は、前もってウエザオメーターに7日間露出させた試料についてより高 かった。明らかに、光露出は本発明の組成物の分解性に劇的な影響を存する。
ブレンドの選定された一組を、走査電子顕微鏡検査(SEM)にかけた。10ミ クロンのオーダーで比較的大きい澱粉粒子が存在していた。菌類のみに露出した 標本は、澱粉粒子にぎざぎざのエツジを示した。ウエザオメーター試験に露出し た標本は空洞を示した。より小さい澱粉粒子がどういうわけか除去されたことが 明らかである。ウエザオメーター及び菌類の両方に露出した標本は、両方の影響 を示した。即ち、小さい澱粉粒子は失われ、そして大きい澱粉粒子は攻撃を示す ぎざぎざのエツジを有していた。
ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)を、試料番号19について試料分子量分 布を測定するために使用した。結果を表試料番号29の種々に処理した試料の ゲル浸透クロマトグラフィー 試料露出 Mw Mn Mw/Mn なし 137925 15223 9.1菌類 143644 15097 9 .5低分子量種の選択的損失が、菌類に露出した試料中に観察された。明らかに 、低分子量種は菌類により消化された。1日のウエザオフ−ター露出後に、低分 子量種に於ける減少が観察された(即ち、Mw/Mnが増加した)。
本発明をその好ましい態様を特に参照して詳細に記載したが、変形及び修正が本 発明の精神及び範囲内で有効であることが理解されるであろう。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成3年12月73日

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.組成物が、 (a)全組成物の重量基準で0.5〜70重量%の範囲内の、アルファ−D−グ ルコピラノシル単位の直鎖及び分岐ポリマーからなる多糖類及び、任意的に、 (b)全組成物の重量基準で10重量%以下の、少なくとも一種の不飽和脂肪酸 のトリグリセライドエステルを含有することを特徴とする、190℃で10分間 当たり0.2〜2,000gの範囲内のメルトインデックスを有し、エチレン− 一酸化炭素コポリマー成分の重量基準で、0.2〜50重量%の範囲内の一酸化 炭素含量を有するエチレン−一酸化炭素コポリマーを含んで成る組成物。
  2. 2.該エチレン−一酸化炭素コポリマー成分が、19℃で10分間当たり0.5 〜50gの範囲内のメルトインデックスを有する請求の範囲第1項記載の組成物 。
  3. 3.該エチレン−一酸化炭素コポリマー成分が、190℃で10分間当たり1〜 20gの範囲内のメルトインデックスを有する請求の範囲第1項記載の組成物。
  4. 4.該エチレン−一酸化炭素コポリマー成分の一酸化炭素含量が、0.5〜20 重量%の範囲内に入る請求の範囲第1項記載の組成物。
  5. 5.該エチレン−一酸化炭素コポリマー成分の一酸化炭素含量が、0.5〜2重 量%の範囲内に入る請求の範囲第1項記載の組成物。
  6. 6.アルファ−D−グルコピラノシル単位の直鎖及び分岐ポリマーからなる該多 糖類が、とうもろこし澱粉、小麦澱粉、米澱粉、0.5〜3の範囲内の置換度を 有するヒドロキシエチル若しくはヒドロキシプロピル澱粉、0.5〜3の範囲内 の置換度を有するC2〜C10のカルボン酸若しくは無水物の澱粉エステル若し くは混合エステル、又は構造R3Si−(式中、各Rは独立にC1〜C5のアル キル基である)のトリアルキルシリル基で置換され、2重量%以下の珪素を有す る澱粉から選択される請求の範囲第1項記載の組成物。
  7. 7.アルファ−D−グルコピラノシル単位の直鎖及び分岐ポリマーからなる該多 糖類が、全組成物の重量基準で1〜20重量%の範囲内に入る量で存在する請求 の範囲第1項記載の組成物。
  8. 8.アルファ−D−グルコピラノシル単位の直鎖及び分岐ポリマーからなる該多 糖類が、全組成物の重量基準で3〜10重量%の範囲内に入る量で存在する請求 の範囲第1項記載の組成物。
  9. 9.該不飽和脂肪酸の少なくとも一種のトリグリセライドエステルが、試料グラ ム当たり沃素10〜300センチグラムの範囲内の沃素価を有する請求の範囲第 1項記載の組成物。
  10. 10.該不飽和脂肪酸の少なくとも一種のトリグリセライドエステルが、とうも ろこし油、オリーブ油、菜種油、大豆油、綿実油、ひまわり油、落花生油、亜麻 仁油、獣脂、その他のものから選択される請求の範囲第1項記載の組成物。
  11. 11.該不飽和脂肪酸の少なくとも一種のトリグリセライドエステルが、全組成 物の重量基準で0.25〜2重量%の範囲内に入る量で存在する請求の範囲第1 項記載の組成物。
  12. 12.該不飽和脂肪酸の少なくとも一種のトリグリセライドエステルが、全組成 物の重量基準で0.25〜0.5重量%の範囲内に入る量で存在する請求の範囲 第1項記載の組成物。
  13. 13.エチレン−一酸化炭素コポリマーを、このポリマーを溶融物に維持するに 十分な温度で、0.5〜70重量%の範囲内の、少なくとも一種の、アルファ− D−グルコピラノシル単位の直鎖及び分岐ポリマーからなる多糖類とブレンドす る工程であり、該ブレンドの温度を、該多糖類が実質的な分解を受ける温度より も低く維持し、エチレン−一酸化炭素コポリマーマトリックス中で多糖類の実質 的に均一な分布が達成されるように十分に完全にブレンドされていることを特徴 とする、エチレン−一酸化炭素コポリマー含有組成物の環境分解性を増大させる 方法。
  14. 14.該エチレン−一酸化炭素コポリマーが、190℃で10分間当たり0.2 〜2,000gの範囲内のメルトインデックス及びエチレン−一酸化炭素コポリ マー成分の重量基準で、0.2〜50重量%の範囲内の一酸化炭素含量を有する 請求の範囲第13項記載の方法。
  15. 15.該エチレン−一酸化炭素コポリマー成分が、190℃で10分間当たり0 .5〜50gの範囲内のメルトインデックスを有する請求の範囲第13項記載の 方法。
  16. 16.該エチレン−一酸化炭素コポリマー成分が、190℃で10分間当たり1 〜20gの範囲内のメルトインデックスを有する請求の範囲第13項記載の方法 。
  17. 17.該エチレン−一酸化炭素コポリマー成分の一酸化炭素含量が、0.5〜2 0重量%の範囲内に入る請求の範囲第13項記載の方法。
  18. 18.該エチレン−一酸化炭素コポリマー成分の一酸化炭素含量が、0.5〜2 重量%の範囲内に入る請求の範囲第13項記載の方法。
  19. 19.アルファ−D−グルコピラノシル単位の直鎖及び分岐ポリマーからなる該 多糖類が、とうもろこし澱粉、小麦澱粉、米澱粉、0.5〜3の範囲内の置換度 を有するヒドロキシエチル若しくはヒドロキシプロピル澱粉、0.5〜3の範囲 内の置換度を有するC2〜C10のカルボン酸若しくは無水物の澱粉エステル若 しくは混合エステル、又は、構造R3Si−(式中、各Rは独立にC1〜C5の アルキル基である)のトリアルキルシリル基で置換され、2重量%以下の珪素を 有する澱粉から選択される請求の範囲第13項記載の方法。
  20. 20.アルファ−D−グルコピラノシル単位の直鎖及び分岐ポリマーからなる該 多糖類が、全組成物の重量基準で1〜20重量%の範囲内に入る量で存在する請 求の範囲第13項記載の方法。
  21. 21.アルファ−D−グルコピラノシル単位の直鎖及び分岐ポリマーからなる該 多糖類が、全組成物の重量基準で3〜10重量%の範囲内に入る量で存在する請 求の範囲第13項記載の方法。
  22. 22.該ブレンドを二軸スクリュー押出機を使用して行う請求の範囲第13項記 載の方法。
  23. 23.該ブレンドを二個のロールミルを使用して行う請求の範囲第13項記載の 方法。
  24. 24.10重量%以下の、少なくとも一種の不飽和脂肪酸のトリグリセライドを 該ブレンド操作に添加する請求の範囲第13項記載の方法。
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