JPH04505755A - 殺菌性マトリックスの製造方法 - Google Patents

殺菌性マトリックスの製造方法

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JPH04505755A JP2504748A JP50474890A JPH04505755A JP H04505755 A JPH04505755 A JP H04505755A JP 2504748 A JP2504748 A JP 2504748A JP 50474890 A JP50474890 A JP 50474890A JP H04505755 A JPH04505755 A JP H04505755A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 殺菌性マトリックスの製造方法 本発明は殺菌性のマトリックスの製造方法に関する。
本発明はまたそのマトリックスから形成される殺菌性の物品にも関する。そのマ トリックスは、多くの人々により取扱われる日常製品や装置を、取り換え(re place )またはおおうように、多くの形に成型する。典型的な日常製品に は、ドアのハンドル、ドアのタッチプレート、便所のハンドル、便座、および電 話のハンドセットがある。これらは今後“接触関連製品”と呼ぶ。
今日の社会における接触関連製品に伴う大きい問題の一つは、相互感染(cro ss 1nfection)の蔓延である。
人の手にいつも触れられている大部分の家庭またはオフィス製品は、プラスチッ ク材料やゴム材料から作る。これらの材料は、もし適切にかつ定期的にきれいに しないと、はこりや病原菌をかくまい、蓄積させる傾向がある。
はこりや病原菌が蓄積すると、病気の蔓延が増加する。
大組織が、そのオフィス装置を定期的にきれいにするために、専門会社を使うの はそれ故珍しいことではない。
しかしこれは実施にお金がかかる。このクリーニングの必要性をなくし、同時に より衛生的で、使用に快適な品物を供給するのが本発明の一つの目的である。
今日まで、細菌のような望ましくない病原菌を除く唯一の効果的な方法は、品物 を消毒剤でふくことである。
消毒剤をこの物体に用いる場合、それは静菌剤(すなわち細菌の生長を妨害する )および、殺菌剤(すなわち細菌を殺す)として挙動する。
しかし消毒剤は通常湿った環境でのみ作用する。したがって使用された消毒剤が 乾燥すると、その消毒剤(およびそれが使用された品物も)は、その静菌性およ び殺菌性を失う。それ故病原菌の増加を防ぐためには品物を消毒剤でふき続ける ことが必要である。これは明らかに相互感染の蔓延を防止する実際的な解決法で はない。
過去50年にわたって、静菌性および殺菌性の両方を示すプラスチック材料等を 作る、衛生産業による多くの試みがあった。例えばある消毒剤をあるプラスチッ ク材料の上にスプレーしあるいは内部に入れている。これは、消毒剤が中和され ると、細菌が再び増殖し始め、相互感染の蔓延を促進するので、受容できない解 決方法であることがわかった。
先行技術は抗菌性材料を作る示唆を十分に存しており、先行技術開示の多くは電 話ハンドセットに用いる保護物に関するものである。そのような保護物は、ゴム 、プラスチック、金属、およびクレープまたは波形紙のような材料から作られて いる。そのような開示の例は、US−A−3,169,171、US−A−4, 570,038、US−A−2,080,676、US−A−2,288,97 5、およびGB−B−2,119,203である。そのような抗菌性の材料は静 菌的な効果を有するのみである。それらは殺菌性を示さない。
例えばUS−A−4,570,038は電話ハンドセットに用いる保護物のセッ トを開示し、そのセットは、プラスチック成分にインプレス(impresse d)された、10.10オキシビスフエノキサルシン(OBPA)のような静菌 剤酸を含有する、音道過性プラスチック成分よりなる。その静菌剤は保護物から 外へ拡散しない。これらの保護物により細菌等は保護物内部で成長を妨げられる 。
US−A−4,570,038の保護物が多くの不利な点を有するのは明らかで ある。まず静菌剤のみか保護物のプラスチックマトリックスにインプレスされる 。したがって添加された薬剤は細菌等を殺すことかできない。
それは単に細菌の生長速度を阻害するだけである。第二に静菌剤は保護物のプラ スチックマトリックスの内部でのみ効果があり、表面では効果がない。したがっ てその薬剤は、細菌の攻撃から保護物の内部を、限られた範囲で、保護するだけ てあり、それによって内部の“ピンクステイニング(pink stainin g)またはクラッキング(cracking )を防止する。それ故細菌が保護 物の外部表面で成長し、使用者に移ることか未だ可能である。
それ故、理想的には、品物か病気の蔓延を阻止すべきであるなら、その表面で殺 菌性を示さねばならない。
先行技術では、G’B−A−2,180,752およびEP−A−0,262, 921に開示された保護物のような、殺菌性保護物を作る、いくつかの報告され た試みかある。
GB−A−2,180,752は、電話ハンドセットに用いる殺菌性保護物のセ ットを開示し、そのセットは電話のマウスピースまたはイアピースの上でまたは 中に切り取るようよう設計された一対のプラスチック保護物よりなり、それぞれ の保護物は長期間にわたって保護物から拡散できると云われる殺菌剤に浸漬する 。
GB−A−2,180,752では殺菌剤は保護物の中に浸み込ませる(すなわ ちその薬剤はプラスチック材料と結合しない)と記されている。GB−A−2, 180,752の開示は、含浸以外では保護物に静菌性および殺菌性を賦与する 方法を期待しない多くの先行技術の開示の典型である。
さらに、発明者の望みに反し、保護物にしみ含んだ殺菌剤は相当な時間にわたっ て拡散しない。それ故その保護物は、相互感染の蔓延を阻止するのに有効でない 。
EP−A−0,262,921は、電話ハンドセットに用いる殺菌性保護物のセ ットを開示する。その保護物は、例えばウルトラフレッシュ(トムソン リサー チアソシエートにより供給されるウルトラフレッシュは商標である)の如き、ヘ テロサイフリックなまたはハロゲン化サイフリックに殺菌剤のような、殺菌剤を 含む硬いポリ塩化ビニルまたは硬いポリスチレンの調合物よりなる。その調合物 を成型すると、申し立てによると、その殺菌剤はプラスチックの分子構造中に導 入され、その調合物は活性化される。
EP−A−0,262,921に記載された保護物は本発明の目的に適合しない ことがわかった。特に、その殺菌剤はそのプラスチックマトリックスの分子構造 中に導入されているので、マトリックスから拡散することができない。かくて、 他の先行技術の保護物(例えばCB−A−2,180,752のもの)と同様に 、これらの保護物は、保護物の表面および保護物の表面から離れては、有効でな い。さらに他の先行技術の保護物と同様にコレらノ保護物は、5taph、 A ureusのようなグラム陰性細菌に対して静菌的にのみ有効である。それらは ε。
Co11のようなグラム陰性細菌に対し顕著な静菌的効果を存さない。
グラム陽性およびグラム陰性細菌の両方に対して、少くとも30日間持続するこ とができる殺菌性の効果を示す、マトリックスの製造方法を提供することにより 、これらの不利益を少くとも幾分、克服することが、それ数本発明の目的である 。
第一の側面において、本発明は、支持マトリックスを、アルキル化ジアミノアル カン型抗菌剤および有機ヒ素型抗菌剤と混合し、任意的に得られた混合物を成型 することよりなる、殺菌性のマトリックスの製造方法を提供する。
第二の側面において、本発明は、支持マトリックス、アルキル化ジアミノアルカ ン型抗菌剤、および有機ヒ素型抗菌剤よりなる殺菌性マトリックスを提供する。
その方法と殺菌性マトリックスに関し、典型的なマトリックスは、プラスチック 型支持マトリックス、ペイント、紙、ゴム他を含む。“プラスチック型支持マト リックス”の語は、任意の、天然の、またはポリ塩化ビニル(PVC)およびポ リエチレンのような合成プラスチック、並びにブタジェンをベースとするブロッ ク共重合体および天然ゴムのような熱可塑性ゴムを意味する。
好ましくは、アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤および有機ヒ素型抗菌剤の合 わせた量は、調合物の0.05%および7%の間にある。(本明細書では、方法 および殺菌性マトリックスに対し、すべて量および%は、他に述べない限り、全 殺菌性マトリックス中の成分の重量で表わす)。
有利には、アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤および有機ヒ素抗菌剤の合わせ た量は、調合物の0.2%および2%の間にある。
好ましくは、アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤は、1−アルキルアミノ−3 −アミノプロパンであって、そのアルキルアミノ基は一級又は二級アミノ基であ り、そのアルキル基は直鎖または分岐鎖のアルキル基である。
便利には、有機ヒ素抗菌剤は、ポリマーキャリアーに、好ましくは微粒の形で、 吸収させながら、その混合物に加える。適切なコーナーには、PVCおよびポリ スチレンがある。有利には成型組成物は、PvC中に1〜20%の有機ヒ素剤を 含む。適切な調合物は、PvC中に、1〜20%、好ましくは5%の0BPAを 含む。一つのそのような調合物はビニゼン5BIPS(モートン チオキル■に より供給されるビニゼンは商標である)である。あるいは存機ヒ素抗菌剤は液体 として加える。
好ましくは有機ヒ素抗菌剤は芳香族ヒ素化合物である。
最も好ましくは有機ヒ素抗菌剤は、フェナルサジンクロライド、またはio、t oオキシビスフェノキサルシン(OBPA)のようなフェノキサルシンである。
有利には、アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤は、混合物に、オイルをベース にした溶液の形で加える。そのオイルベースは、ココナツ油、亜麻仁油、セイヨ ウアブラナ種油、トウモロコシ油であってよい。代表的な混合物は、5〜30% のアルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤を含んだ、オイルをベースにした溶液で ある。
好ましいプラスチック型支持マトリックスは、スチロラックス(スチロラックス はBASFの登録商標である)のような、スチレン−ブタジェンブロック共重合 体である。
好ましくは、マトリックスを成型すべきなら、真空成型(vacuum for ming )または射出成型で、任意の接触関連製品を取り換え(replac e) 、おおい、その上にまたはその中に適合できる形に、成型する。例えば、 マトリックスは、ドアのノブ、ドアのタッチプレート、便所のハンドル、電話の ハンドセットのマウスピースまたはイアピースのような、任意の家庭またはオフ ィスの接触関連製品の上または中に適合する形に成型する。
有利には、電話ハンドセットに用いる殺菌性マトリックスのセットのような、成 型したマトリックスのセットを供給できる。さらにそのセットはキットの形で供 給できる。
好ましい組成物は、97%のスチロラックス、1%のビニゼン5BIPS110 %の1−アルキルアミノ−3−プロパンを含んだ2%のココナツオイルベースよ りなり、0.2%の1−アルキルアミノ−3−アミノプロパン最終濃度および0 .05%の0BPA最終濃度を生じる。成型した物品中の1−アルキルアミノ− 3−アミノプロパンおよび0BPAの濃度は米国環境保護鳥により定められた承 認レベルの範囲内である。この低いレベルの抗菌剤でも本発明のマトリックスは グラム陽性およびグラム陰性細菌の両方に殺菌剤として有効である。
プラスチック梨マトリックスおよび抗菌剤のどちらか一つのみからなる混合物で は、抗菌剤を組成物に混合したとしても、グラム陰性細菌に関しては殺菌活性を 実質的に育せず、グラム陰性細菌に関しては最小の殺菌活性しか有しないことか 認められた。これを考慮すれば、本発明のマトリックスがグラム陽性およびグラ ム陰性細菌の両方に対して殺菌性を有することは驚くべきことである。
両方の抗菌剤を含むマトリックス中では、それら薬品は共動的に働くようであり 、かくてマトリックスが殺菌活性を示すことを可能にする。この共働的活性の機 構は現在のところわかっていない。しかし、本発明のマトリックスは、単に静菌 的であるのではなく殺菌的であること、殺菌活性は物品の表面から離れても及ぶ ことが示された。
支持マトリックスと2つの抗菌剤の組合せは、1−アルキルアミノ−3−アミノ プロパンが、支持マトリックスから拡散し、殺菌性マトリックスの壁から離れて その殺菌効果を及ぼすものと推測される。
本発明の殺菌性マトリックスは、30日以上持続し、保護物の隣接区域にばかり でなくその周囲の“ハロー(halo )”領域にも及ぶ、良好な殺菌性を有す る。
2つの抗菌剤の共働的効果は、マトリックスが、例えば真空成型または射出成型 のような成型された物品の形である場合に、特に認められる。
抗菌剤の他に、−以上の殺菌剤、殺藻剤、殺カビ剤、殺生物剤、および抗フケ剤 または香料を殺菌性マトリックスまたは物品に含ませてもよい。これ等は製造段 階で組成物に好ましくは混合する。
レモン、パインまたはバラの香のような香料をマトリックスに含ませるのは特に 好ましい。便利には殺菌性マトリックスは、保護物中の薬剤活性の所定の低下が 起った時、または所定時間の経過後に、変色し、その物品を交換する時に関し容 易に指示を与える物質を含ませる。
好ましくはカラーインディケータ−は、その物品にはりつけ、塗り、または物品 中に導入されたミクロドツト(m1crodot )またはミクロドツトマトリ ックスである。
そのカラーインディケータ−は例えば赤に変わり、変色が起こった時“now” のような語が見える。好ましくは色を変える物質は紫外または可視光に感受性の 物質である。
抗菌性のマトリックスを特定の形に成型した場合(例えばオフィスの接触関連製 品上に適合するように)、その成型したマトリックス(さもなければ殺菌性物品 と呼ぶ)は、殺菌性物品の殺菌活性が実質的に使い尽された時容易に除去できる よう、作成する。殺菌性物品はかくて破棄できる。
本発明の殺菌性物品は、クリーニング請負人に包装して供給され、請負人は物品 を例えば列間隔で取換えるだけである。これは少くとも週単位で行う必要がある 。通常のクリーニング操作と比較するとコストおよび人力の相当な節約となる。
もし物品が電話ハンドセットの保護物のような保護カバーとして成型されると、 そのカバーは通常厚みで0゜2’5〜0.50mm好ましくは0.30〜0.3 8mmである。
物品を電話ハンドセットに用いる保護物として用いる場合、その保護物はt話の ハンドセットのマウスピースおよびイアピースの打抜き穴に適合するよう穴をあ けてもよい。または、はこりや病原菌の進入、集積を減するように、保護物の穴 はハンドセットの穴について補ってもよい。
打抜き穴のない保護物は顕著な音のゆがみなしに未だ音を通すことができるので 、保護物に穴をあけることは必要でないかも知れない。保護物は任意の型の電話 ハンドセットに適合することができるように多くの異った形や大きさとしてよい 。
好ましくは本発明の多数の物品は、適当な防湿性のカートンに入れ、それぞれの 物品はからにし殺菌したプラスチックまたはホイル容器中に個々にシールして、 販売のために供給する。そのカートンはそのそれぞれの接触関連製品により保持 され、それによってユーザーは物品を随意に交換できる。
本発明の殺菌性物品は、良好な殺菌性を示す外、従来技術の物品に比べさらに利 点を有する。例えばそれらは、余分の留め金、フランジ、リブ、クリップまたは 他の装着手段または動く部分なしに、任意の通常の家庭またはオフィス製品の周 囲または内部にしっかりと適合するよう成型できる。さらにそれらはリント、ガ ーゼ、紙、カード、フィルターまた布を含まず、含浸も、ディップも、コーティ ングも、積層も、接着剤使用もしない。それらはそれ故製造および使用か非常に 簡単である。それにもかかわらずそれらは非常に有効であり、その隣接表面ばか りでなく、その周囲の“ハロー”領域にも殺菌効果を与える。
本発明を説明のためにのみ次の2つの実施例で記述する。
実施例A クレイトンゴム、0BPAおよびI−アルキルアミノ−3−アミノプロパンより なる組成物を、その成分を通常のゴム攪拌機で混合することにより作った。0B PAはビニゼンSB T PSペレットの形で加え、調合物はポリスチレン中に 5%の0BPAを含んでいた。l−アルキルアミノ−3−アミノプロパンはココ ナツ油中の溶液として加え、その溶液は10%の1−アルキルアミノ−3−アミ ノプロパンを含んでいた。最終の組成物は活性成分として、0.05%の0BP Aおよび0.2%の1−アルキルアミノ−3−アミノプロパンを含んでいた。
その調合物を約200°Cの温度、約160 kg/cm”の圧力で約8秒間射 出成型し、0.30mmの厚みの物品のセットを作った。
試験すると、これらの物品は非常に殺菌性であることかわかった。殺菌活性は物 品の隣接領域に限定されず、物品の周囲の“ハロー”領域にも及んだ。その試験 を以下に記載する。
試験方法 試験において、本発明の物品(PS)の殺菌活性を、クレイトンのみから作った コントロール物品(SK)と比較した。コントロール物品は上に記載したのと同 様な方法で製造した。
次に殺菌試験(下の実験Aを参照)を、本発明の殺菌性物品(PS)およびコン トロール物品(KS)につい寒天プレートを、S、 Aureus (ATCC 6538)およびE、 Co11 (ATCCl 1775)を含む細菌の一晩 の培養によりいっばいにした。過剰の接種材料(inoculum )はプレー ト表面から除き、寒天の表面を27℃で20分間乾燥させた。
試験すべき各物品の小片を、接種した寒天の表面に独立に置いた。調査した物品 は本発明の殺菌性物品(PS)およびコントロール物品(KS)を含む。
それぞれのプレートは37°Cてインキュベートした。
培養24時間後、それぞれのプレートを、S、 AureusおよびE、 Co 11の両方について、各物品片のまわりの生長のない区域(すなわち“ハロー” 領域)の証拠に関して調べた。
結果 生長のない区域(mm)24時間 本発明の殺菌性物品は優れた殺菌性を示す実施例B スチロラックス、○BPAおよびl−アルキルアミノ−3−アミノプロパンから なる組成物を、その成分を通常のプラスチックミキサー中で混合することにより 作った。○BPAはビニゼンSB I PSペレットの形で加え、調合物はポリ スチレン中に5%の0BPAを含んでいた。
■−アルキルアミノー3−アミノプロパンはココナツ油中の溶液として加え、そ の溶液は10%のI−アルキルアミノ−3−アミノプロパンを含んでいた。最終 の組成物は活性成分として、0.05%の0BPAと0.2%の1−アルキルア ミノ−3−アミノプロパンを含んでいた。
その調合物を約200℃の温度、約I 60 kg/cm”の圧力で約8秒間射 出成型し、0.30mmの厚みで、通常(7) t 話ハンドセットのマウスピ ースとイアピースに適合できるような形の物品のセットを作った。試験すると、 これらの物品は非常に殺菌性があり、その活性を30日以上保持することがわか った。その殺菌活性は保護物の隣接区域に限定されず、保護物の周囲の“ハロー ”区域にも及んでいた。試験方法を以下に記載する。
試験方法 試験において本発明の物品(PS)の殺菌活性を、コントロール物品に対して比 較した。
コントロール物品は次のものから作った。
スチロラックス単独(SS); 0BPAを含有するスチロラックス(O3)(OBPAの最終濃度は0.05% である);l−アルキルアミノ−3−アミノプロパンを含有するスチロラックス (AS)(1−アルキルアミノ−3−アミノプロパンの最終濃度は0.2%であ る);ウルトラフレッシュを含有するスチロラックス(US)(ウルトラフレッ シュの最終濃度は0. 2%である)。(ウルトラフレッシュはトムソン リサ ーチ アソシエートの商標であり、ハロゲン化およびヘテロサイクリックな抗菌 剤を含む)。
コントロール保護物は上に記載したのと同様な方法で作った。
3種の実験(実験IB、2B、および3B)を、本発明の殺菌性物品および4つ のコントロール物品について本発明の殺菌性物品(PS)およびスチロラックス コントロール保護物(SS)をそれぞれ、テープを用いて、電話機ハンドセット のマウスピースに付けた。5日間電話ハンドセットを普通に使用した後に、その 物品を取り除いた。除去後、物品を普通寒天(NA)および酵母培地寒天(YM )にしっかりと押しつけ、それぞれを滅菌したベトリ皿の内部に保持した。
その寒天プレートを28°Cで5日間インキュベートし、生存できる微生物の生 長のための適当な時間を与えた。
普通寒天は細菌の生長を促進し、一方YM寒天は真菌の生長を促進する。
結果 物品 回収された生物の数 SS(コントロール) 48 52 生物数の減少% 93,8% 96.2%PS物品から回収された生存できる生 物の数は、SSコントロール物品から回収された数の10%以下であるので、こ の結果は本発明の保護物が優れた抗微生物性を有することを示している。
実験2B S、 Aureus (ATCC6538)を24時間培養したものを、本発明 の殺菌性物品(PS)およびスチロラックス コントロール保護物(SS)上に スプレーした。
その保護物を36°Cてインキュベートした。サンプルを90分および24時間 に取り除いた。それぞれのサンプルを25m1の滅菌した肉汁に加えた。その肉 汁混合物を撹拌し、混合物の一部を個々の寒天プレート上に拡げた。
そのプレートを35〜37°Cで90分および48時間放置した。次に標準的な 方法により細菌の数を算えた。
結果 物品あたりの細菌数 サンプリング時間 PS保護物 SSコントロール90分 240.000 1 .300.00048時間 25° 25.000.000(0検出されず) この試験は、48時間てすべての細菌が本発明の物品により死滅したことを示す 。
寒天プレートを、S、 Aureus (ATCC6538)およびE、 Co 11 (ATCCl 1775)を含む細菌の一晩の培養によりいっばいにした 。過剰の接種材料をプレート表面から除き、寒天の表面を37°Cで30分間乾 燥させた。
試験すべき各物品の小片を、接種した寒天の表面に独立に置いた。調査した物品 は、本発明の殺菌性物品および前述の4つのコントロール物品(すなわちss、 os。
ASおよびUS)を含む。
それぞれのプレートは37°Cでインキュベートした。
培養24時間後、それぞれのプレートを、S、 AureusおよびE、 Co 11の両方について、各物品片のまわりの生長のない区域(すなわち“ハロー” 効果)の証拠に関して調べた。
結果 生長のない区域(mm)24時間 本発明の殺菌性マトリックスおよび物品は優れた殺菌性を示す。
さらに、支持材料(すなわちスチロラックス)と1−アルキルアミノ−3−アミ ノプロパンを含む物品は殺菌性を示さないので、0BPAと1−アルキルアミノ −3−アミノプロパンの間には支持材料に導入された時、共働効果があるのが明 らかである。これについては、0BPAは支持材料の骨格に結合すること、l− アルキ −ルアミノー3−アミノプロパンは結合した0BPA上に運ばれると信 じられる。これによって、l−アルキルアミノ−3−アミノプロパンが30日以 上の期間にわたって物品から拡散することができるように思われる。
本発明を実施例として純粋に上に記載したこと、および細部の改変は本発明の範 囲内においてなすことができることは勿論理解されるであろう。
手続補正書(睦) 1−事件の表示 2−発明の名称 殺菌性マトリックスの製造方法 氏名(名称ン ハイジエニコ リミテッド 4−代理人 5−補正命令の日付 6−補正により増加する請求項の数 7−補正の対象 8− 補正の内容 別紙のとおり 明細書及び請求の範囲翻訳文の浄書(内容に変更なし)国際調査報告 国際調査報告 GB 9000404 S^ 35455

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.支持マトリックスを、アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤および有機ヒ素 型抗菌剤と混合し、任意的に得られた混合物を成型することよりなる、殺菌性マ トリックスの製造方法。
  2. 2.アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤および有機ヒ素抗菌剤の合わせた量が 、調合物の0.05%と7%の間である、請求項1に記載の方法。
  3. 3.アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤および有機ヒ素抗菌剤の合わせた量が 、調合物の0.2%および2%の間である、請求項1または請求項2に記載の方 法。
  4. 4.アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤が1−アルキルアミノ−3−アミノプ ロパンであって、そのアルキルアミノ基が一級または二級アミノ基であり、その アルキル基が直鎖または分枝のアルキル基である、先行する任意の請求項に記載 の方法。
  5. 5.有機ヒ素抗菌剤がポリマーキャリアに吸収されながら混合物に加えられる、 先行する任意の請求項に記載の方法。
  6. 6.キャリアがPVC又はポリスチレンである、請求項5に記載の方法。
  7. 7.成型組成物が、PVC中に1〜20%の有機ヒ素剤を含む、請求項5または 6に記載の方法。
  8. 8.有機ヒ素抗菌剤が芳香族ヒ素化合物である、先行する任意の請求項に記載の 方法。
  9. 9.有機ヒ素抗菌剤がフェナルサジンクロライドまたはフェノキサルシンである 、先行する任意の請求項に記載の方法。
  10. 10.有機ヒ素抗菌剤が10,10−オキシビスフェノキサルシンである、請求 項9に記載の方法。
  11. 11.アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤を、混合物に、オイルをベースにし た溶液の形で加え、そのオイルがココナツ油、亜麻仁油、セイヨウアブラナ種油 またはコーン油である、請求項11に記載の方法。
  12. 12.オイルをベースにする溶液が5〜30%のアルキル化ジアミノアルカン型 抗菌剤を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 13.支持マトリックスがプラスチック型の支持マトリックスである、先行する 任意の請求項に記載の方法。
  14. 14.プラスチック型支持マトリックスがスチレン−ブタジェンブロック共重合 体である、請求項13に記載の方法。
  15. 15.混合物が、真空成型または射出成型により、任意の接触関連製品を取り換 え(replace)、おおい、その上にまたはその中に適合できる形に、成型 される請求項13または請求項14に記載の方法。
  16. 16.これ以前に記載され、実施例Aおよび実施例Bを参照した方法。
  17. 17.支持マトリックス、アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤、および有機ヒ 素型抗菌剤よりなる殺菌性のマトリックス。
  18. 18.アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤および有機ヒ素抗菌剤の量が合わせ てマトリックスの0.05および7%の間である、請求項17に記載の殺菌性マ トリックス。
  19. 19.アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤および有機ヒ素抗菌剤の量が合わせ て保護物の0.2および2%の間である、請求項18に記載の殺菌性マトリック ス。
  20. 20.アルキル化ジアミノアルカン型抗菌剤が1−アルキルアミノ−3−アミノ プロパンである、請求項17〜19の任意の一に記載の殺菌性マトリックス。
  21. 21.有機ヒ素抗菌剤がフェナルサジンまたはフェノキサルシンである、請求項 17〜20の任意の一に記載の殺菌性マトリックス。
  22. 22.有機ヒ素抗菌剤が10,10オキシビスフェノキサルシンである、請求項 21に記載の殺菌性マトリックス。
  23. 23.支持マトリックスがプラスチック型の支持マトリックスである、請求項1 7〜22の任意の一に記載の殺菌性マトリックス。
  24. 24.プラスチック型支持マトリックスがスチレン−ブタジェンブロック共重合 体プラスチックマトリックスである、請求項23に記載の殺菌性マトリックス。
  25. 25.マトリックスが電話ハンドセットの電話マウスピースまたはイアピースの 上に、または中に適合する形に成形される、請求項17〜24の任意の一に記載 の殺菌性マトリックス。
  26. 26.電話ハンドセットに用いる殺菌性マトリックスのセットであって、そのセ ットが請求項25に記載の殺菌性マトリックスの対よりなるもの。
  27. 27.請求項24に記載のマトリックスの多数のセットよりなるキット。
  28. 28.実質的にこれ以前に記載され、実施例Aまたは実施例Bを参照する殺菌性 のマトリックス。
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