JPH04505367A - 移動する糸の光電式監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 移動する糸の光電式監視装置 本発明は糸移動方向に直列に配置されたセンサーヘッドからなり、第１と第２の センサーヘッドは両者ともビーム送信器とビーム受信器を備えて成る移動する糸 の不規則性を光電式に監視する装置に関する。

個々の糸の種々の不規則性は爾後の処理に際して又は最終製品として種々の影響 をもたらす。例えばスラブ（糸の不均斉部分）は主に爾後の処理においてきずを 生じる。例えば一定の少数の外側に突き出る繊維はある一定の使用目的には許容 される。そのため品質評価のために個々のきすを個別的に記録することが望まし い。

移動する糸を光電式に監視する方法は既知である（ＵＳ−Ａ−３，７２９，６３ ５）。この方法では糸群のシルエット（影絵）が電気信号に変換され、これはあ るカット−オフ限界より下に存在する値を無効にし、またあるカット−オフ限界 より上の値が存在するときには織物機械を停止させる。その後の開発によってこ の方法の感度は高められてきた。しかし、高い感度をもってしても糸きずは基礎 的ノイズのために記録することはできない。一般に、糸は個々の繊維からなり、 表面状態のために、完全に均質な丸い横断面を示すことはない。従って捩じれ移 動、不均一な糸移動、完全に平坦でない糸は影を作るとき、実際の糸断面が示す よりも広い、一層散乱したシルエットを（／ｆ−る。シルエットのこの散乱部分 は移動する糸の基礎的ノイズとして特徴付けられる。小さいきすはこの基礎的ノ イズの中に消し去られる。この基礎的ノイズ部分は価値的にみて実際上糸断面の １０％と１２０％の間の値で変化する。

前記刊行物は糸の案内とその不規則性の測定については説明していない。既知の 装置と方法を使用して個々のきすの種類を区別することはできない。

本発明の目的は移動する個々の糸を制御する方法を提供することにある。この方 法は記録されたきずの種類、特にいわゆるスラブ、又は突き出た繊維及び／又は 単繊条の細い又は太い領域によって不規則性を区別する。

上記目的は本発明により、第１と第２のセンサーヘッドが凹所をもち、第２セン サーヘツドの凹所の横断面深さが第１センサーヘツドの凹所のそれより大きいこ とを特徴とする装置により達成される。

第１センサーヘツドでは感度を種々に調節することができる。糸は凹所内に僅か だけ低下して入れられるので、第１センサーヘツドによってはそれが高感度で設 定された場合主な糸の不規則性例えばスラブのみが検出される。第２センサーヘ ツドはすべての状怒即ち凹所の上縁から突き出る切れた繊維も検出する。糸は所 望の検出度に応じて、第２センサーヘツドの凹所内に低下させて入れられ、通過 中に糸の種々のきずと不規則性を同時に１パスで決定されることができる。

従来の方法はまだ、移動する糸から突き出たきずによって投影された影を信号評 価のために作業現場でもっばら利用することはできない。

種々のきすの自動的区別は分類を可能にし、従って糸の品質管理上有利である。

自動制御は、きすの監視と決定に関して人の節約ができると共に、問題の製品の 実際の品質について直接の評価を与える。

検査を実施するためには例えばＶ形又は直角形横断面の如き種々の横断面形状を 使用することができる。第２センサーヘツドの断面深さが第１センサーヘツドの 断面深さより少な（とも１．２倍、特に２〜５倍、好適には１．５〜３倍深いの が特に有利である。みぞ輻は少なくとも糸断面と同じとするか、特に１．１〜１ ０倍、好適には１．５から２倍大きなものとする。本発明の装置を使えば簡単な 方法で単繊条の太い領域を決定し、分類することができる。

凹所は交換可能な随意のユニットとして構成するのが好適である。かくして種々 の随意の部片と組合せた基本ユニットによってデニールの全スペクトルを検出す ることができる。実際、０．５〜１０°０００　ｄｔｅｘ　、好適には５〜３° ０００　ｄｔｅｘの範囲のデニー。

ルを本発明の装置によって監視することができる。

以下、本発明を図示の実施例につき説明する。

第１図は本発明の監視−測定装置の配置を示す斜視図である。

第２ａ図は糸移動領域の第１センサーヘツドの断面図である。

第２ｂ図は糸移動領域の第２セ°ンサーヘツドの断面図である。

第３図はスラブａ（糸の不均斉部分、太くなった箇所）、切れた繊維ｂ（個別の 繊条）、突き出た繊維Ｃ（ループ）を示す図である。

第１図には移動する糸を１で示す。糸は多繊条糸、単繊条糸又は繊維糸とするこ とができる。第１のセンサーヘッド２はビーム送信器４及びビーム受信器５と整 列し、第２のセンサーヘッド３はビーム送信器４′及びビーム受信器５′と整列 する。

センサーヘッド２は凹所６をもち、センサーヘッド３は凹所７をもつ。凹所７は 偏心カム、くさび又は調節可能の手段の形をなすことができる。

第２ａ図にはビーム送信器４からセンサーヘッド２に差し向けられる光ビームＬ １を示す。凹所６の小さい深さは糸ｌがその中に僅かだけ低下して入ることを示 す。この場合は、大きな糸きず例えばスラブ（第３図ａ）のみが検出され、個々 の繊維（第３図ｂ）は検出されない。

第２ｂ図ではビーム送信器４′からでる光ビームＬ２がセンサーヘッド３に差し 向けられる。この場合には、糸ｌはセンサーヘッド３の凹所７内に低下して深く 入る。縁Ａから突き出る個々の繊維のすべての状態が検出される。

糸１が低下して入る深さは所望の検出度に依存する。

第３図にはａでスラブを、ｂで突き出た切れた繊維を、Ｃで突き出たループを示 す。本発明の利点は移動する糸の不規則性を正確に検出し、かつ自動的に記録し 、その際個々の状態をそれらの型式に応じて検出することができる。本発明は特 に個々の糸の品質の監視を制御するのに適する。

２つの直列に配置したセンサーヘッドの代わりに、連続的に変化する感度をもつ 直列配置の複数のセンサーヘッドを種々の分類をするために導入することができ る。本発明の監視装置は集積された切れ糸監視手段と組合せることができる。特 に好適には、監視装置はアースされ、包囲されたコンパクトなハウジング内に据 え付けられる。例えば不均一な糸移動によって生じる誤った示度は実質上検査回 路によって減少させることができる。

一− 要　約　書 移動する糸の不規則性を監視する装置が記載されている。凹所６をもつ第１セン サーヘツド２と凹所７をもつ第２センサーヘツド３は、第２センサーヘツド３の 凹所７の断面深さが第１センサーヘツド２のものより大きくなるように配置され る。これにより、例えばスラブと突出する繊維を個々に検出することができる。

監視装置は自動化でき、あらゆる種類の糸の品質管理に使用することができる。

国際調査報告 ゝ“°”−＋ｎｓ　ｏｗｎｅａ−＋“″″′＝＝二°＝二；＝ｉ；”°−°”− °□°１π力ｒ“Ｔｈｅｉｕｔ電−―−−−−ダ醗ｕｎ−噌ｎｍ１ｉｅ＊ｉ＊ｉ ａｍ＋ｓｙＩｉｓｍ＊Ｉ＃１％ｍｍＰＩ＋ｔｌ−噛ａｎｗｏｒｔｈａｍ馴ｈ−\ ！１−脅７ｇｍ１ｍｋｍ鋼自−＋＊ｅｌｉｅｌ−−一―ｈ−一言１喝ロー喝−一 一

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．糸移動方向に直列に配置されたセンサーヘッドからなり、第１のセンサーヘ ッド（２）はビーム送信器（４）及びビーム受信器（５）と整列し、第２のセン サーヘッド（３）はビーム送信器（４′）及びビーム受信器（５′）と整列して 成る移動する糸（１）の不規則性を光電式に監視する装置において、第１センサ ーヘッド（２）は凹所（６）をもち、第２センサーヘッド（３）は凹所（７）を もち、第２センサーヘッド（３）の凹所（７）の横断面深さは第１センサーヘッ ド（２）の凹所（６）のそれより大きいことを特徴とする装置。
2. ２．凹所（７）の横断面深さは凹所（６）の横断面深さより少なくとも２０％大 きいことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の装置。
3. ３．横断面形状はＶ形をなすことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の装置 。
4. ４．横断面形状は直角形をなすことを特徴とする特許請求の範囲第１項装置。
5. ５．みぞ幅が糸（１）の横断面より１．１倍乃至１０倍大きいことを特徴とする 特許請求の範囲第１項記載の装置。
6. ６．凹所（６、７）は随意のユニットと交換可能であることを特徴とする特許請 求の範囲第１項記載の装置。