JPH04503563A - 熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体 - Google Patents

熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体

Info

Publication number
JPH04503563A
JPH04503563A JP1-505925A JP50592589A JPH04503563A JP H04503563 A JPH04503563 A JP H04503563A JP 50592589 A JP50592589 A JP 50592589A JP H04503563 A JPH04503563 A JP H04503563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
transfer element
end member
plates
basket assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1-505925A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0660796B1 (ja
Inventor
ゲートシュース グレイ カルビン
Original Assignee
ザ エア プレヒーター コンパニー インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/200,887 external-priority patent/US4838342A/en
Application filed by ザ エア プレヒーター コンパニー インコーポレーテッド filed Critical ザ エア プレヒーター コンパニー インコーポレーテッド
Publication of JPH04503563A publication Critical patent/JPH04503563A/ja
Publication of JPH0660796B1 publication Critical patent/JPH0660796B1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体発明の背景 本発明は、熱伝達要素バスケット、特に熱交換器において使用するためにバスケ ットの中に複数の熱吸収板を配置している組立体に関し、熱は熱吸収板によって 熱い熱交換流体から冷い熱交換流体に伝達される。
更に詳述すれば、本発明は特に回転再生式の熱交換器における熱伝達装置に適用 でき、このような回転再生式熱交換器においては、熱伝達要素が熱いガス状の熱 交換流体に接触することにより加熱され、その後冷いガス状の熱交換流体に接触 して熱を伝達する。
プロセス工業におけるガス−ガス熱交換器用及び事業用蒸気発生器におけるガス −空気熱交換器用として、一般に使用されている熱交換器のひとつのタイプに、 非常によく知られている回転再生式熱交換器がある。
典型的に、この回転再生式熱交換器は複数の室に分割された円筒形のロータを有 し、これら室には複数の熱交換要素が配置されている。これらの熱交換要素は、 ロータが回転するにしたがって、加熱ガス流れと加熱しようとする冷い空気又は 他のガス状流体の流れとに交互にさらされる。熱交換要素の集合体は、典型的に 、扇形の室内に取り付けられた複数の熱伝達要素バスケット組立体を包含する。
各熱伝達要素バスケット組立体は複数の熱伝達板を収容し、これらの熱伝達板は 加熱ガスにさらされたときにこの加熱ガスから熱を吸収し、それから加熱しよう とする冷い空気又は他のガス状流体にさらされたときに、これら熱伝達板により 加熱ガスから吸収した熱が冷い気体に伝達される。
非常に一般的には、このような熱伝達要素バスケットはフレームの様なハウジン グを包含し、このハウジングはその中に配置した複数のシートの様な熱伝達板を 有する。典型的に、熱伝達要素バスケットハウジングは、例えば米国特許第3, 314.472号、第4,561,492号及び第4,606.400号明細書 に示されているように、対をなしたサイドストラップにより一緒に保持されてい る一対の間隔を置いた板の様な端部材により形成されたフレームを包含し、サイ ドストラップはこれらの端部材をその側部に沿って相互接続している。複数の熱 伝達板は、バスケットハウジング内に互いに接近して間隔を置いた関係で積重さ れ、各隣接する熱伝達板間にそれぞれ熱交換流体が通過する通路を形成する。一 対の間隔を置いた端部材を相互接続するサイドストラップは、典型的に、熱伝達 要素の積重体の対向する両側に沿って対をなして延びる。
熱伝達要素の積重体の各側において、第1のサイドストラップが一対の間隔を置 いた端部材の上方区域間を延び、また第2サイドストラツプがこの第1のサイド ストラップに対して間隔を置いてかつ平行な関係で端部材の下方区域間を延びて いる。これらのサイドストラップは、前述した米国特許第3,314.472号 明細書に示されているように、熱伝達要素バスケット組立体の縁部に横たわる長 手方向縁に沿って内向きに折り曲げられてフランジが付けられ、これにより熱伝 達板が熱伝達要素バスケットの開口端から落下するのを防止する保持面が形成さ れている。
典型的に、複数の保持棒が、一対の間隔を置いた端部材の頂部端及び底部端をそ れぞれ横切ってこれら端部材間に溶接され、これにより熱伝達要素板が熱伝達要 素バスケットの開口端から落下するのを防止することをより確実にしている。保 持棒は、前述した米国特許第4,561,492号明細書に示されているように 、単に熱伝達要素板の頂部縁及び底部縁を横切って横たわるように配置され得る 。また、選択的に、前述した米国特許第4,606,400号明細書に示されて いるように、一定の板高さに対して短いバスケットを提供するため、に、保持棒 は熱伝達要素板の頂部縁及び底部縁を切って形成したくぼみの中に配置され得る 。
保持棒は、また、組立てた熱伝達要素バスケットの取り扱いを容易にするために 、特に熱伝達要素バスケットの熱交換器への取付は及び熱交換器からの取外しを 容易にするために、リフティング装置を支持するための構造部材としても働く。
典型的に、前述したりフティング装置は、米国特許第4.552.204号明細 書に示されているように中央に配置されている保持棒に形成した一対の間隔を置 いた穴を包含するか、又は米国特許第4,557,318号明細書に示されてい るように中央に配置されている保持棒に一体に設けられてこの保持棒を貫通して いる一対の間隔を置いたピンを包含する。
しかして、リフティング装置が前述した米国特許第4.552.204号明細書 に示されているような一対の穴を包含する場合には、熱伝達要素バスケットは、 各リフティング穴を囲んで中央保持棒にまたがるように配置されている一対のク レビスの手段によって、持ち上げられる。この各クレビスは、リフティング穴及 び保持棒のまたがっているクレビスの各側部を貫通しているピンによって、保持 棒に係合されている。
一方、リフティング装置が前述した米国特許第4゜557.318号明細書に示 されているような一対のリフティングピンを包含する場合には、熱伝達要素バス ケットは、中央保持棒を通して延びるピンを簡単にグリップする一対のリフティ ングラグの手段によって、持ち上げられる。
一般に、このような熱伝達要素バスケットは、台形切頭体の外形である。しかし ながら、円筒形ロータの扇形室の半径方向外方区域に配置される外周側熱伝達要 素バスケットは、このバスケットを囲繞するロータの曲率のために、必ずしも台 形状の断面とすることはできない。もしこれらの外周側バスケットが本当に台形 状の断面であるときには、バスケットの半径方向外方端とバスケットを囲繞して いるロータの円筒形壁との間に隙間が存在することになる。このような隙間は好 ましくないものである。なぜなら、ロータを通して流れてきたガス及び空気が、 この隙間を通過してバスケット内に収容されている熱伝達板の表面をバイパスし 、これにより熱交換率が低下してしまうからである。
また、このような隙間が存在すると、ロータを熱伝達板によって完全に充填する ことができない。
したがって、従来は、慣例的に、外周側バスケットを、バスケットの両端の端部 材が互いに平行となる台形状の形ではなくて、平行でない両側部を有する四辺形 の台形状の断面を有する切頭体の形に構成している。
また、慣例的に、このような外周側バスケットの半径方向外方端としてアーチ形 の端部材を設けている。このアーチ形端部材は、バスケットを囲繞するロータの 曲率と同じ曲率を有する。
しかして、このような外周側バスケットにおいては、バスケットの半径方向外方 端でこのバスケット内に配置される熱伝達要素板の長さは、外方端部材の曲率の ために短くしなければならない。したがって、これらの短長の熱伝達要素板はバ スケットの全幅を横切って延びることができないものであるが、従来は、これら の短長の熱伝達要素板は、バスケットの全幅を横切りて延びている残りの熱伝達 要素板の場合と同じように、サイドストラップ間の緊密結合(タイトフィッティ ング)によって、適所に適当に保持されている。
したがって、すす吹き又は水洗洗浄中における清掃媒体の高速噴射の力によって これらの短長の熱伝達要素板の保持が非常に緩められて、これらの短長板が動い たり、曲がるのを防止するために、従来は、慣例的に、外周側バスケット組立体 内のこれらの短長の熱伝達要素板の各々にそれぞれ保持クリップを取り付けてい る。
しかし、これらの各クリップは、短長の熱伝達要素板のひとつに係合するような 位置でアーチ形の端部材に人為的に溶接して取り付けなければならない。そして 、2つのクリップを各短長の熱伝達要素板のために取り付けなければならないの で、すなわちバスケットの頂部側及び底部側でそれぞれクリップを取り付けなけ ればならないので、このような外周側バスケット組立体の組立作業が非常に面倒 であって苦労を要し、また長い時間を費やしている。
発明の概要 本発明による外周側熱伝達要素バスケット組立体においては、複数の熱伝達要素 板が第1の端部材と第2の端部材との間に積重体の形に配列されている。これら 第1及び第2の端部材は、熱伝達要素板の積重体の対向する両端にこれらの各端 に当接する関係で配置されているとともに、これらの端部材に溶接されてこれら の端部材間を延びている1つ又はそれ以上のサイドストラップにより相互接続さ れている。半径方向外方の端部材は、好適には、外周側バスケットが取り付けら れるロータの円筒形壁の曲率と実質的に同じ曲率を有するアーチ形とされる。
また、本発明によれば、一対のブランキング板が、外周側熱伝達要素バスケット 組立体内の短長の熱伝達要素板を保持する手段として、バスケット組立体の外方 端に隣接してバスケット組立体内に取り付けられて、短長の熱伝達要素板に当接 する。一方のブランキング板は、短長の熱伝達要素板の上縁を横切って延びるよ うに外方の端部材の上縁に溶接される。また、他方のブランキング板は、短長の 熱伝達要素板の下縁を横切って延びるように外方の端部材の下縁に溶接される。
図面の簡単な説明 第1図は、回転再生式熱交換器の斜視図である。
第2図は、第1図の2−2線に沿う第1図の回転再生式熱交換器の平面図である 。
第3図は、本発明にしたかつ構成した熱伝達要素バスケット組立体の斜視図であ る。
第4図は、内部にブランキング板を備えている第3図の熱伝達要素バスケット組 立体を見下ろす拡大平面図である。
第5図は、第4図の5−5線に沿う断面端面図である。
第6図は、第4図の6−6線に沿う断面側面図である。
好適な実施例の説明 以下添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について詳述する。
第1図は、本発明による熱伝達要素バスケット組立体を使用している回転再生式 熱交換器2を示す。
この回転再生式熱交換器2はロータ12を囲繞するハウジング10を包含し、ロ ータ12の中には本発明による熱伝達要素バスケット組立体が担持されている。
ロータ12は、半径方向に延びる複数の仕切り15によりロータ柱16に接続し た円筒形のシェル14を包含する。加熱流体はダクト18を通してハウジング1 0に入り、一方加熱しようとする流体はダクト22を通して加熱流体とは対向す る端からハウジング10に入る。
ロータ12は、ロータ柱16に接続したモータにより適当な減速装置を介してそ の軸線まわりに回転させられる。これらモータ及び減速装置は、第1図には示し ていない。ロータ12が回転すると、半径方向に延びる複数の仕切り15によっ てロータ内に扇形に形成されている室内に配置されている熱伝達要素バスケット 組立体内に担持した熱伝達要素板は、最初にダクト18を通してハウジング10 に入ってきた加熱流体に接触するように動かされてこの加熱流体から熱を吸収し 、それからダクト22を通してハウジングlOに入ってきた加熱しようとする流 体に接触するように動かされる。加熱流体が熱伝達要素板を通過するとき、これ ら熱伝達要素板は加熱流体から熱を吸収する。加熱しようとする流体がその後熱 伝達要素板を通過するとき、この加熱しようとする流体は熱伝達要素板からこれ ら熱伝達要素板が加熱流体に接触したときに吸収した熱を吸収する。
第1図において、加熱流体は熱ガスまた加熱しようとする流体は冷空気であり、 このような回転再生式熱交換器2は空気予熱器としてしばしば使用される。この ような空気予熱器において、熱伝達要素板は化石燃料燃焼炉で発生した熱ガスか ら燃焼用空気として該炉に供給される周囲空気に熱を伝達する働きをする。これ は、燃焼用空気を予熱して総燃焼効率を向上させるためにおこなわれるものであ る。非常に多くの場合、炉から去る煙道ガス(熱ガス)は燃焼中に発生した微粒 子を乗せている。これら微粒子は熱伝達要素板特に熱交換器の冷い端側の熱伝達 要素板に堆積しやすく、したがってこのような場所では煙道ガス中の水分が凝縮 するという問題が生じる。
熱伝達要素バスケット組立体内に配置されている熱伝達要素板を周期的に掃除す ることができるようにするために、熱交換器は、ロータ12の冷い端とこの冷い 端と対向する熱伝達要素バスケット組立体の開口端とに隣接する加熱しようとす る流体用の通路に配置した掃除用ノズル20を具備している。この掃除用ノズル 20は、高圧の洗浄流体一般的には蒸気、水又は空気をゆっくりと回転している 熱伝達要素板に向けて噴出する。
掃除用ノズル自体は、第1図に点線矢印で示すように、ロータの端面を横切るよ うに動いて、掃除する。高圧洗浄流体が熱伝達要素板を通過するとき、この流体 流れの乱流が熱伝達要素板を振動させ、これにより熱伝達要素板に付着している がかたく固まっていない飛散灰及び他の微粒子の堆積物を振動させて剥離する。
これらかたく固まっていない微粒子は、それから、高圧洗浄流体流れに乗せられ てロータから運び去られる。
ロータ12内に担持されている熱交換材料は、多数の金属製熱伝達要素板(又は シート)から成る。これらの熱伝達要素板は、一般に、コルゲート又は波形状に 形成され、これにより積重体の形に互いに当接する関係で積重されたときに、そ れらの間に一連の内部通路を形成し、これらの通路を通して加熱流体及び加熱し ようとする流体が流れる。典型的に、これらの熱伝達要素板は、要素バスケット と称されている四辺形のフレームの中に組み込れる。このフレームは、熱伝達要 素板の積重体を各熱伝達要素板がその積重された配列体の状態を保持するように して収容し、これによりこれらの熱伝達要素板を1つの一体的な組立体30(第 2図参照)として取り扱って、熱交換器のロータ内の扇形室に配置することがで きる。
第3図に例示されているように、熱伝達要素バスケット組立体30は、複数の熱 伝達要素板32を包含する。
これらの熱伝達要素板32は、間隔を置いた関係で並置されて、それらの間に複 数の流れ通路を有する熱伝達要素板の積重体を構成し、これによりかかる流れ通 路は熱交換流体が熱伝達要素板32による熱交換関係で流れる流れ通路を形成す る。
熱伝達要素板32は、通常、所望する形状に圧延または鍛造することができる薄 い金属シートである。しかしながら、本発明は、このような金属シートを使用す ることに必ずしも限定されるものではない。熱伝達要素板32は、種々の表面形 状、例えば限定されるものではないが、平らな表面若しくはコルゲート又は波形 の表面、あるいはこれらの結合すなわち平板とコルゲート又は波形板とを交互に 積重していくこともできる。
そして、いずれの場合においても、熱伝達要素板32の積重体は、その一端にお ける第1の端部材34とその他端における第2の端部材36との間に配置される 。
これらの端部材34及び36は、第3〜6図に示されるように、熱伝達要素板3 2の積重体の両端に接しているとともに、サイドストラップ40.42及び50 .52の手段によって適所に保持されている。これらのサイドストラップ40. 42及び50.52は、それぞれ、熱伝達要素板32の上縁及び下縁でかつ熱伝 達要素板32の積重体の対向する両側に沿って配置されて、間隔を置いて位置し ている第1の端部材34と第2の端部材36とを相互接続する。
端部材34及び36は、それぞれ1枚の大きな板により形成され得るが、必ずし もこれに限られるものではないことを理解すべきである。すなわち、これらの端 部材34及び36の一方又は両方は、第5図に最も良く示されているように、2 つの間隔を置いた垂直サイド部材82及び84により形成され得る。これらのサ イド部材82及び84は、水平方向に配置した横方向に延びる上方部材86と同 じく水平方向に配置した横方向に延びる下方部材88とによって、相互接続され ている。これらの4つの部材82.84.86及び88は、第3図に最も良く示 されているように、それらの各交差部で一緒に溶接されて、実質的に矩形状の端 板を形成する。
サイドストラップ40及び42は、その各一端で端部材34の上方の右隅部及び 上方の左隅部にそれそぞれ溶接されているとともに、その各他端で反対側の端部 材36の上方の右隅部及び上方の左隅部にそれぞれ溶接されている。同様に、サ イドストラップ50及び52は、その各一端で端部材34の下方の右隅部及び下 方の左隅部にそれぞれ溶接されているとともに、その各他端で反対側の端部材3 6の下方の右隅部及び下方の左隅部にそれぞれ溶接されている。
第5図に良く示されているように、サイドストラップ40.42.50及び52 は、好適には、熱伝達要素バスケット組立体の上縁及び下縁に横たわるそれらの 長手方向縁に沿ってフランジ41.43.51及び53が付けられている。フラ ンジ41及び43は、熱伝達要素板32の上縁に非常に隣接して、それぞれ、サ イドストラップ40及び42の内方長手方向縁から内向きに延びている。フラン ジ51及び53は、熱伝達要素板32の下縁に多少隣接して、それぞれ、サイド ストラップ50及び52の内方長手方向縁から内向きに延びている。
そして、上方フランジ41.43及び下方フランジ51゜53は、熱伝達要素バ スケット組立体30の上縁及び下縁に沿って保持面を形成し、これによりバスケ ット組立体30内に積重されている多数の熱伝達要素板32がバスケット組立体 30の輸送中又は設置中にバスケット組立体30の開口端から落ちてしまうのを 防止している。
また、低い高さの複数の要素保持棒38が熱伝達要素バスケット組立体30の開 口頂部及び開口底部におけるサイドストラップ40と42との間及び50と52 との間において、端部材34及び36間にタック溶接され、これに、よりバスケ ット組立体30内に積重されている多数の熱伝達要素板32がバスケット組立体 30の開口端から落ちてしまうの防止することをより確実にしている。このよう な保持棒38は、好適には、例えば米国特許第4,552゜204号及び第4, 557,318号明細書に開示されているように、バスケット組立体のロータへ の取付は及びロータからの取外しを容易にするためのリフティング装置を備えて いる。
しかして、外周側熱伝達要素バスケット組立体のために、第2の端部材、すなわ ちロータ12に横たわっている熱伝達要素バスケット組立体30の半径方向外方 の端部材36は、第4図に良く示されているように、アーチ形の形状となってい る。より有効的には、このアーチ形端部材36の曲率は、シェル14の円筒形壁 の曲率と同じである。このアーチ形端部材36の曲率のために、外周側熱伝達要 素バスケット組立体30の外方区域、すなわちアーチ形端部材36の曲率によっ て限定された扇形区域に隣接して横たわるとともにこの扇形区域内のバスケット の一部分に配置される熱伝達要素板32′の長さは短くしなければならない。こ の熱伝達要素板32′は、したがって、サイドストラップ40.50と42゜5 2との間の熱伝達要素バスケット組立体30の全幅を横切っている残りの熱伝達 要素板32よりも長さが短い。
第4図、第5図及び第6図に良く示すように、本発明による熱伝達要素バスケッ ト組立体においては、扇形のブランキング板60及び62は、アーチ形の端部材 36に隣接する短長の熱伝達要素板32′の上縁及び下縁をそれぞれ横切って設 けられている。したがって、短長の熱伝達要素板32′は、ブランキング板60 と62との間に挾持され、これにより、前述した従来の外周側熱伝達要素バスケ ット組立体で一般的に必要とされていた保持クリップを使用することなしに、外 周側熱伝達要素バスケット組立体の外方区域内の適所に短長の熱伝達要素板32 ′をきつくないほどにゆるく保持することができる。取付けが簡略化された本発 明による外周側熱伝達要素バスケット組立体は、第4図、第5図及び第6図に、 この外周側熱伝達要素バスケット組立体の熱伝達要素バスケットフレームの構造 をより一層明らかに示すために、第4図に単一の短長の熱伝達要素板32′を示 すを除いては、熱伝達要素板32及び32′を取り除いた状態で示されている。
次に、第4図、第5図及び第6図に示されている本発明による外周側熱伝達要素 バスケット組立体30を製作する手順について説明する。
第1及び第2の端部材34及び36が、最初に、それらの各フランジ付きのサイ ド部材82及び84と上方及び下方の横部材86及び88とを一緒に溶接するこ とによって組立てられ、これにより実質的に矩形状のフランジ付きの端部材が形 成され、その小さい内方端部材34は実質的に平らであるとともにこの平らな部 分から外向きに延びるサイドフランジ35を有し、また大きい外方端部材36は アーチ形であるとともにこのアーチ部分から外向きに延びるサイドフランジ37 を有する。
それから、サイドストラップ40及び42が小さい内方端部材34の一方のフラ ンジ35の外方側面に溶接されて、これらのサイドストラップ40及び42が端 部材34の上方区域及び下方区域でこの端部材34からそれぞれ外向きに延びる 。同様に、サイドストラップ50及び52が小さい内方端部材34の他方のフラ ンジ35の外方側面に溶接されて、これらのサイドストラップ50及び52が端 部材34の上方区域及び下方区域でこの端部材34からそれぞれ外向きに延びる 。
この時点において、部分的に組立てられている熱伝達要素バスケットフレームは 、逆さまにされて、そのベースとして端部材34を有する。それから、複数の熱 伝達要素板32がバスケットフレームの中に並んだ関係で積重され、これはバス ケットフレームが所望する数の熱伝達要素板32で充填されるまで行われる。そ れから、所要数の短長の熱伝達要素板32′が熱伝達要素板32の上に積重され 、これらの短長の熱伝達要素板32′の長さは徐々に短かくなるようにされる。
これにより、短長の熱伝達要素板は、その長さが短かくなる順に積重体の上に横 たわり、したがってバスケットの組立体が完成されたときには外方の端部材36 に隣接して横たわる。
このようにして熱伝達要素板32及び32′が部分的に組立てられているバスケ ットフレームの中に積重した配列に配置された後、アーチ形の端部材36が取付 けられて、本発明による外周側熱伝達要素バスケット組立体が完全に組立てられ る。このアーチ形端部材36を取付けるために、サイドストラップ40及び42 がそれぞれ外方のアーチ形端部材36の上方区域及び下方区域でこの端部材36 の一方のフランジ37の外方側面に溶接され、またサイドストラップ50及び5 2がそれぞれ外方のアーチ形端部材36の上方区域及び下方区域でこの端部材3 6の他方のフランジ37の外方側面に溶接される。
ブランキング板60及び62は、アーチ形端部材36をサイドストラップ40. 42及び50.52に溶接する前に、その適所でアーチ形端部材36に溶接され る。そして、アーチ形端部材36をサイドストラップ40.42及び50.52 に溶接することにより、外周側熱伝達要素バスケット組立体30の製作は完了し 、このバスケット組立体は複数の熱伝達要素板で完全に充填され、船等による輸 送及びその後の現地設置のために用意される。
第6図に良く示されているように、上方のブランキング板60は、その後にアー チ形の端部材36がサイドストラップ40.42及び50.52に溶接されて外 周側熱伝達要素バスケット組立体30の組立が完了するときにおける短長の熱伝 達要素板32′の上縁に非常に隣接して横切って延びるような場所で、アーチ形 の端部材36に溶接されている。一方、下方のブランキング板62は、その後に アーチ形の端部材36がサイドストラップ40.42及び50.52に溶接され て外周側熱伝達要素バスケット組立体30の組立が完了するときにおける短長の 熱伝達要素板32′の下縁に多少隣接して横切って延びるような場所で、アーチ 形の端部材36に溶接される。
なお、熱伝達要素バスケット組立体は、多数の熱吸収材料が加熱流体と加熱しよ うとする流体との間を選択的に回転されるようにされた型式の回転再生式熱交換 器に用いられるものとして示されているが、この分野の当業者であれば、本発明 による熱伝達要素バスケット組立体は再生式に限らず伝熱式の多くの他の公知の 熱交換器にも使用できることを理解されよう。
また、種々の構造の補強部材(そのうちの幾つかは前述した説明で示唆している )がこの分野の当業者によって、本発明による熱伝達要素バスケット組立体に容 易に用い得ることができるものである。
したがって、次に添付する請求の範囲は、本発明の精神及び範囲内に属する前述 した説明中で示した変形及び他のすべての変形を包含するように記載されている 。
手続補正書(審査請求と同時) 平成2年2月1日 特許庁長官 吉 1) 文 毅 殿 1、事件の表示 PCT/US 89101809 2、発明の名称 熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 ザ エア プレヒーター コンパ二一インコーポレーテッド 4、代理人 〒100 東京都千代田区有楽町−丁目8番1号日比谷パークビルヂング519 号(電話213−0686)図面の第1図 ;省虻先 国際調査報告 国際v4萱報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転再生式の熱交換器に用いられる熱伝達要素バスケット組立体であって、 円筒形のロータシェルの外周壁に隣接する円筒形のロータシェル内に収容される 型式の熱伝達要素バスケット組立体において、a.積重体の形に並んで配列され た複数の熱伝達要素板と、 b.この熱伝達要素板の積重体を支持する関係で囲繞するバスケットフレームで あって、熱伝達要素板の積重体の対向する両端にこれらの各端に当接する関係で 配置されている第1及び第2の端部材と、熱伝達要素板の積重体の側部に沿って 配置されて前記第1の端部材と第2の端部材とを相互接続する少なくとも一対の サイド部材とを包含し、前記第2の端部材がこの第2の端部材に隣接する前記バ スケットフレーム内の扇形区域を限定しているバスケットフレームと、c.前記 第2の端部材に取付けられた一対のブランキング板とを包含し、 一方のブランキング板は前記バスケットフレームの頂部側に沿う前記扇形区域を 横切って延びるように配置されているとともに、他方のブランキング板は前記バ スケットフレームの底部側に沿う前記扇形区域を横切って延びるように配置され 、これにより前記バスケットフレームの扇形区域内に配置されている熱伝達要素 板の積重体が前記一対のブランキング板間の適所に保持されている熱伝達要素バ スケット組立体。 2 請求項1記載の熱伝達要素バスケット組立体において、前記扇形区域を限定 する第2の端部材は、前記円筒形のロータシェルの外周壁の曲率と実質的に同じ 曲率を有するアーチ形板である熱伝達要素バスケット組立体。 3 請求項1記載の熱伝達要素バスケット組立体において、前記少なくとも一対 のサイド部材は、前記熱伝達要素板の積重体の対向する両側部に沿って配置され て前記第1の端部材の側部の上縁と前記第2の端部材の側部の上縁とを相互接続 する一対の間隔を置いた上方サイドストラップと、前記熱伝達要素板の積重体の 対向する両側部に沿って配置されて前記第1の端部材の側部の下縁と前記第2の 端部材の側部の下縁とを相互接続する一対の間隔を置いた下方サイドストラップ とを包含してなる熱伝達要素バスケット組立体。 4 請求項3記載の熱伝達要素バスケット組立体において、前記一対の間隔を置 いた上方サイドストラップの各々は前記熱伝達要素板の積重体に非常に隣接して 各上方サイドストラップから内向きに横方向に延びるフランジを有し、また前記 一対の間隔を置いた下方サイドストラップの各々は前記熱伝達要素板の積重体に 多少隣接して各下方サイドストラップから内向きに横方向に延びるフランジを有 してなる熱伝達要素バスケット組立体。
JP1-505925A 1988-06-01 1989-04-28 熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体 Pending JPH04503563A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US200887 1988-06-01
US07/200,887 US4838342A (en) 1988-06-01 1988-06-01 Element basket assembly for heat exchanger
PCT/US1989/001809 WO1989012209A1 (en) 1988-06-01 1989-04-28 Element basket assembly for heat exchanger

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04503563A true JPH04503563A (ja) 1992-06-25
JPH0660796B1 JPH0660796B1 (ja) 1994-08-10

Family

ID=

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010523932A (ja) * 2007-04-03 2010-07-15 アルストム テクノロジー リミテッド 熱交換器に使用するための一体化したフレームを備えているリバーシブルな熱伝達要素バスケット組立体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010523932A (ja) * 2007-04-03 2010-07-15 アルストム テクノロジー リミテッド 熱交換器に使用するための一体化したフレームを備えているリバーシブルな熱伝達要素バスケット組立体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0347423B1 (en) Heat transfer element assembly
US4838342A (en) Element basket assembly for heat exchanger
JPS5895196A (ja) 熱交換器用の熱伝達要素組立体
US5318102A (en) Heat transfer plate packs and baskets, and their utilization in heat recovery devices
EP0538270B1 (en) Element basket assembly for heat exchanger
US4561492A (en) Element basket assembly for heat exchanger
US4789024A (en) Low profile element basket assembly with integral lifting means
JPH02501499A (ja) 熱交換器用の低プロフィール熱伝達要素バスケット組立体
MXPA02005574A (es) Construccion de rotor para precalentador de aire.
JPH0579780A (ja) 回転再生式熱伝達装置用要素バスケツト
US5513695A (en) Support of incompressible heat transfer surface in rotary regenerative air preheaters
JPH071155B2 (ja) 熱伝達要素組立体
JPH04503563A (ja) 熱交換器用熱伝達要素バスケット組立体
JPH09119790A (ja) 蓄熱式熱交換器用加熱プレート束体
JP3239133B2 (ja) 多層バスケットを備える回転再生式熱交換器
KR20010072829A (ko) 회전 재생 열 교환기용 부동 바이패스 밀봉 부재
JP2754187B2 (ja) 回転再生式熱交換器用ロータ組立体
KR890004410Y1 (ko) 열 교환기용 소자 바스켓 조립체
JP2002503799A (ja) 回転再生式熱交換器のロータ側部を通して熱交換バスケットを半径方向に取り出す方法
JPS6014155Y2 (ja) プレ−ド式熱交換機
GB2154311A (en) Finned heat exchanger modules
MXPA00007754A (en) Rotary regenerative heat exchanger