JPH04503405A - 選択された特性を現わす集団についての細胞または形成体をスクリーニングする方法および装置 - Google Patents

選択された特性を現わす集団についての細胞または形成体をスクリーニングする方法および装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 選択された特性を現わす集団についての細胞または形成体をスクリーニングす る方法および装置 扶亙分団 本発明は、一般に研究、診断または工学的目的のために選択された特性を現わす 集団を数えるのに細胞または形成体(formedbodies)をスクリーニ ングする方法および装置に関する。特に:本発明を電子技術および特異的な単ク ローン性抗体の結合した微小球の組合わせを用いる、WBC集団および少なくと も1つのサブセットについての直接分析、形成体についての分析および数個の血 液細胞についての分析に指向するものである。
豊孟侠遣 本発明は、一般に研究、診断または工学的目的のために選択された特性を現わす 集団を数えるのに生体細胞または形成体をスクリーニングするのに用いる自動分 析装置および方法に関する。一般に、本発明における自動分析装置および方法は 、細胞および形成体を機能表現型に表わしくfunctional pheno typing)、特に白血病、リンパ腺および固体腫瘍細胞を類型に分け(ty ping)、および電子技術と、細胞および形成体の上記スクリーニングおよび 選択計数(selective ennmeration)のために選択生体分 子、例えば抗体の特異性との独特の組合わせを用いて、細胞および形成体を多数 部分に分類することができる。
自動血液細胞カウンターによりヒト末梢血液の通常の完全血液細胞(compl ete blood cell)(CBC)分析の自動化は、クールター エレ クトロエックス インコーポレーション(Coulter Electroni cs、Inc、)の「クールター カウンター(COυLTERC0UNTER )(商標登録)」モデルAにより首尾よく達成されている。
この器機の電子粒子検知システム(electronic particle  sensingsystem)原理については米国特許第2.656.508号 明細書、1953年10月20日発行、ウォレス エッチ、クールター(Wal lace H。
CouHer)氏、に記載されている。厄介で経費の要する光学検知装置または レーザーの使用は、このクールター電子検知原理に基づく独特の操作により粒子 分析器機の使用によって回避されている。
このクールター検知原理は多くの高性能器機、例えば、CBCパラメータ、絶対 細胞数、血小板数および形態、赤血球(RBC)形態、正常および異常血液検体 の解読に特別のコンピュータプログラムによりできる器機の「クールター カウ ンター(商標登録)」モデルSタイプに開発および発展されている。
クールター電子粒子検知原理は直流(DC)開口供給(aperturesup ply)を用いる開口検知回路(aperture sensing circ nit)が用いられている。この粒子センサは構造が簡単で、極めてがんじょう で、かつその信頼性はアメリカおよびその他の世界じゅうの国における臨床研究 所に利用されている「クールター カウンター(商標登録)」自動分析装置によ って証明されている。
この基本の開口検出回路についての改良については米国特許第3、502.97 4号明細書、(1970年発行、ウォレス クールターおよびウオールター ホ ブ(Walter Hogg)氏)に記載されている。
標準直流開口供給のほかに、分類目的についての付加パラメータを検知できる高 周波開口電流が適用されている。この高周波開口電流は血液細胞の内部導電率( internal conductivjty)およびその容量の関数である信 号を生じさせる。直流開口回路により同時に生じた信号は主として細胞容量を示 す通常のDC増幅信号である。無線周波増幅器は高速ディバイダー回路を用いる 直流パルス増幅器によって分割し、細胞容量および「不透明度(opacity ) Jと称され内部抵抗(internal resistance)の関数で ある指数を得るようにしている。更に、この原理は米国特許第3.502.97 3号明細書、(1970年発行、ウォレン クールターおよびウオールター ホ ブ氏)に記載されている。このパラメータは細胞分類システムにおける適用性を 有している。単一または1対の個々の開口はこの目的に利用することができる。
異なる集団の分類は生ずる信号対、すなわち、一方における粒子容量の測定およ び他方における細胞内部抵抗率の測定のデータを照合することによって達成する 。このデータを表わす普通の形は散布プロット(scatterplote)ま たは散布図(scattergrams)と称せられに二元プロット(two− dimensional plots)による。このプロットはフロー サイト メトリー アンド ソーティング(Flow Ctometr and Sor tim )、371ページ、メラメド メラネイおよびメデルソン氏編集、ジョ ン ウィμ アンド ンンス出版(1979)に記載されている。
第5A図は正常血液の試料のデータ プロットの1例を示している。各点(da t)は個々の細胞を示している。基線の上の高さは細胞の相対容量を示している 。直線基線の右側への点の距離は相対不透明度を示している。正常白血球(WB C) (赤血球、除去による)のプロットは大きさおよび内部組成において本質 的な差異の結果による3つの別個の集団を表わす点の3つのクラスターを示して いる。必要に応じて、回路構成により、これらの集団はそれぞれの数を得るため に数えることができる。細胞はこれらの固有の差異に基づいて分類される。
クールター電子粒子検知原理は、最初、赤血球数に、次いで他の赤血球パラメー タの高性能測定に適用されている。赤血球を全末梢血液から除去することによっ て、白血球集団の分析は、赤血球除去が測定される残留白血球集団の特性を有意 に害さないかぎり実施されている。有利に、かつ広く適用されると思われる、こ の目的のために開発された赤血球溶解試薬(lysingreagents)は 連続的白血球測定のすべての観点において全く満足されていない。
DC容量だけまたは種々の角度における光散乱を用いる白血球の流動分析(fl ow analysis)の従来の方法は好中球、好塩基球および好酸球集団を 含むリンパ球、単球および顆粒球に相当する白血球の3つのクラスターを示して いる。好酸球濃度の概算で、しかも有利な評価はある試料について得られる。第 5の主な集団はこのアプローチのためには比較的に少なすぎる。また、好酸球は 特別の蛍光技術を用いる別個のクラスターとして観察されている。
これらの蛍光技術は流動細胞計測器機、例えばクールターコーポレーションから 入手される「エピシス(EPIC3) (商標登録)」流動細胞計測器に用いら れている。この器機は、細胞を一列に整列させおよびレーザー ビームをそれぞ れに通すようにシース フロー(sheath flow)によって制限された カラム流れ(columnar stream)に移動する細胞の原理を用いて いる。従って、細胞からの光散乱および/または蛍光信号を細胞集団の分類に利 用されている。吸収または蛍光染料による染色細胞は付加細胞集団分類を可能に する。更に、自動マルチパラメータ分析についての器機および蛍光色素の開発に ついてはR,C,レイフ氏ほか「クリニカル ケミストリー(C1inical  Chemistry)JVol、23.ページ、1492〜98 (1977 )に記載されている。これらの開発は白血球を4種類、すなわち、リンパ球、単 球、好酸球および顆粒球(好中球および好塩基球)に分類する多くの同時集団分 類に展開されている。
もっとも最近の分析血液学器機は、光散乱技術を細胞のペルオキシダーゼ酵素染 色(吸収染料)と用いて5部分の区別された白血球(five part 1e ukocyte)を生成している。更に、単クローン性抗体のような特異的に反 応する生体分子と組合わせる染料は機能再分(funclional 5ubd ivisions)を包含する多くの白血球分類を高めることを可能にする。
改良された単一自動器機およびこれを用いる方法については親の特許出願である 、米国出願特許第025.345号明細書、1987年3月13日出願、名称: 選択された、 を わす集・の数をえるために 胞または斤≦ をスクリーニン グ る自置旦ヨ互左迭に記載されている。親の特許出願明細書では電子検知開口 原理、細胞または形成体の定められた集団を同定および/または数えるための選 択された生体分子の特異性、および微視的粒子技術を組合わせている。
選択的に付着する微視的粒子は少なくとも1つの集団の最初の位置に原因するパ ラメータの修正を可能にする。選択された標的集団に対する微視的粒子のバルク 付加(bulk addition)は、1つの集団を現わす点の位置をシフト する場合における測定された容量および/または不透明度に影響を及ぼす。
既知の特異性の抗体は被覆微視的粒子に用いられる。この被覆は粒子に、抗体が 特異的である抗原を現わすある細胞に選択的に付着する能力を与える。これらの 被覆または標識細胞は粒子および新しい実体のようにふるまう細胞の組合わせで ある。
不透明度、容量、または不透明度および容量のパラメータは得られた信号におけ る細胞および粒子の作用の和を表わすものと思われる。成分の特性が異なる場合 には、新しい実体は最終的な結果により新しい位置に移動する。細胞だけの前の 位置とは反対の新しい位置は、かかる新しい実体または新しい実体のグループを 分類する。細胞に付着した粒子が磁性である場合には、勿論、慣例に従って、新 しい実体は磁石を用いて捕捉することができる。速やかに混合した場合には、細 胞の特性についての研究に悪い影響を与えないように集団を完全に捕捉される予 期しない結果が得られる。
細胞の3つだけの別個の集団は、上述するDC容量および不透明度パラメータの 固有のおよび独特の特性を用いることによって血液試料から容易に確認および数 えることができる。改良された溶解システムのような付加段階は多くの集団の検 出および計数を可能にする。勿論、これらの付加集団はリンパ球、単球および顆 粒球と称される3つの基本集団の副次集団を表わす。
親の特許出願によって実施された段階はこれらの基本の3つの集団の副次集団が 得られるかについて説明している。
2個またはこれ以上の生体粒子と組合わせて上述する簡単な開口検知技術を用い る場合には、与えられた集団を表わす点クラスター(dot cluster) の独特のおよび新しい位置を生ずる。
点プロットまたは散布図における集団のこの選択的移動は再現することができ、 基本の3つの集団から個々の集団を分類するのに用いることができる。
DC容量および不透明度検知技術の独特のおよび本来の組合わせは微視的粒子の 選択された個々の粒子への付着を介して変えることができる。選択性は、表面に 被覆するのに用いられた生体分子、特に抗体の性質または特異性によって粒子に 与えられる。表面に粒子を有しない細胞だけの集団は、他の集団または副次集団 から異ならない点プロット位置を占め、今後、互いに区別することができない。
確認、計数および研究するのに探求される細胞の特異的集団への選択的引力を有 する粒子の添加にはこのアプローチを用いることができる。関係する別個の集団 への十分な質量の選択された粒子の選択的添加は、質量、容量および不透明度の 新しく、かつ独特の組合わせの結果として、集団の点プロット位置の推移を生ず る。
特異的細胞集団の分離は残留する細胞集団の特性に著しい影響を与えることなく 達成する。例えば、本発明により赤血球(RBC)を全血液から除去することに よって、これまで入手することのできるRBC溶解試薬では不可能であったT4 および/またはTa205球の測定ができるようになった。T4対T8の数の割 合は、特にAIDSウィルスを含む著しいウィルス感染に矛盾しない免疫欠失を 示すように用いられている。細胞の表面における特異的受容体の存在は集団をサ ブセットに分類するのに用いることができ、これらの計数は病気の発生を見出す ことができる。例えば、白血球の優勢な形態の場合には、末梢血液リンパ球に鋭 い上昇が生ずる。すみやかに増殖するリンパ球の副次集団がTll受容体を保持 する場合には、患者は免疫異常の危険にさらされる。
Tllポジティブ リンパ球の副次集団がT4受容体を保持する場合には、患者 は日本において共通するように分類される。
更に、T4受容体副次集団広がりが284ポジテイブである場合には、患者は多 重感染の傾向であることが証明されるばかりか、Tll、 T4. 2H4ポジ テイブ細胞におけるように急性白血病はサプレッションの誘発を受け、抗体を生 ずる患者の能力を機能的に抑制される。この場合、患者は多重感染を受け、白血 病および免疫欠失について治療する必要性が生ずる(K、タカツキ氏ほか、rG ANN monograph on Cancer Re5earch J 2 8 : 13〜22(1982) ; C,モリモト氏ほかrcoulter  fapan SympoiumJ(1984) ;c、モリモト氏ほかrlmm unologyJ 134(3) : 1508〜1515 (1985) 、  C,モリモト氏ほかrNew England Journal ofMed icine」316(2) : 67〜71 (1987) ) 、また、本発 明は特に細菌およびウィルスのような形成体懸濁物の分析に適用することができ る。
本発明を実施する方法お−よび装置は免疫反応体、例えば反応体および形成体ま たは細胞を含む免疫反応のような免疫反応の変種を用いることができる。ここに 用いているように、細胞とは別々にまたは全体として確認することのできる動物 または植物の細胞を意味する。細胞は独立の単位として機能することのできる生 きている物体の最小構造集塊である。例えば、組織からのまたは血液試料からの ヒトRBCおよびWBC集団、ガンまたは他の異常な細胞である。形成体とは基 質に含まれる細菌、ウィルスおよび菌を意味する。本発明は患者の診断、監視ま たは治療に利用することができる。特に、本発明は、集団を除去または推移して 、他の手段では容易に確認することができない集団または副次集団を分析するの に用いることができる。適当に標識付けした細胞および形成体はヒト血液細胞の 例と同様に本発明の方法および装置を用いて予測することができる。パラメータ における変化は基質またはその欠乏に関係しないで感知することができる。
本発明は、電子粒子検知技術と臨床研究用におよび工業的用途における自動分析 装置の分野において大いに発展することのできる選択的生体分子の特異性との組 合わせを用いる用途の広い単一の分析装置およびこれを用いる方法を提供するこ とである。多数の白血球副次集団、およびヒト末梢血液における他の白血球副次 集団との関係の検出は医学研究およびヒトの病気の診断に重要である。このデー タは白血病のような病気の確認および分類のためのスクリーニング道具として有 用である。こ、の場合、本発明の実施によって確認された異常状態は、本明細書 およびこれに添付した図面から明らかなように白血球集団の検出にかぎらない研 究分野における診断的に関連する情報を与える。
本発明のもっとも有用な要点の1つは、単一のがんじょうな(rugged)ク ールター検知操作を用いることができることである。
この操作は安定であって、かつ複雑で、高価な光学システムを必要としない。R F発生器および検出器を加えるのに要する回路構成は経済的で、小型でかつ信頼 性が高い単一の開口はすべての場合に要求されるが、第2または第3の開口を試 料処理量を経済的に高くするために加えることができる。
光馴2皿丞 本発明は、集団を数えて細胞または形成体またはそのサブセットにより現わされ た選択された特性または特性を確認するために細胞または形成体をスクリーニン グする方法をおよび装置を提供するものである。多数部分または5部分の区別さ れた白血球は全血液試料から、または赤血球、および/または白血球の集団を有 する試料から除去することができる。全血液試料またはその部分はWBC集団お よび、その少なくとも1つのWBC集団サブセットの直接分析によってスクリー ニングすることができる。RBC集団は試料から、WBC集団およびそのサブセ ットの関係する特性に実質的に影響を与えないようにして除去または予じめ除去 (prermoved)する。
関係する少な(ともWBC集団サブセット容量および/または不透明度パラメー タを修正し、次いで少なくとも集団およびそのサブセットを電子的に分析してW BC集団の少なくとも1つの特性を測定する。少なくとも1つのWBC集団サブ セットを、先づ集団およびそのサブセットの分析前に、試料から減らすことがで きる。2つのサブセットを同時に、異なる大きさの微小球を各サブセラ!・に結 合することによって修正する。更に、多(の微小球を関係するWBCサブセット の細胞のそれぞれに結合することができる。これらの処理は光学/光波術を用い ないで任意の所望とするサブセットを含む直接WBC分析を得るようにする。
厘皿旦固率ム脱肌 本発明の好適例を添付図面に基づいて説明する:第1〜13図は親の特許出願第 025.345号明細書に記載されている具体例について記載している。
第1図は親の特許出願において実施されている1つの細胞集団分析装置のブロッ ク図; 第2図は親の特許出願において実施されている第2の分析装置のブロック図; 第3図は第1および2図に相当する親の特許出願において実施されている1つの 特別の分析装置のブロック図;第4図は親の特許出願において実施されている他 の分析装置のブロック図; 第5Aおよび5B図は第2および3図について説明したと同じ基本型の分析装置 システムを用いて得た1組の結果を示す散布図; 第6図は親の特許出願において実施されている他の分析装置のブロック図; 第7図は親の特許出願において実施されている更に他の分析装置のブロック図; 第8Aおよび8B図、第9Aおよび9B図、第10Aおよび108図、および第 11Aおよび118図は第6および7図について説明したと同じ基本型の分析装 置システムを用いて得たそれぞれの組の結果を示す散布図; 第12図は親の特許出願において実施されている更に他の分析装置のブロック図 ;および 第13図は第12図について説明したと同じ基本型の分析装置システムを用いて 得た1組の結果を示す散布図である。
第14〜26D図は本発明を実施する具体例について記載している: 第14図は本発明を実施する1つのWBC集団サブセット分析装置のブロック図 ; 第15図は本発明を実施する他のWBC集団サブセット分析装置のブロック図; 第16図は第14および15図に相当する本発明を実施する1、つの特別の分析 装置のブロック図: 第17Aおよび17B図は第3および16図について説明したと同じ基本型の分 析装置システムを用いて得た1組の結果を示す散布図; 第18Aおよび18B図は第16図について説明したと同じ基本型の分析装置シ ステムを用いて得た結果を示しており、この場合第18A図はり、 MおよびG 集団について、および第18B図はり。
MおよびB集団について得た結果を示す散布図;第19A−D図、第2OA−D 図および第21A−D図は異なる患者の試料のCD4. CD8. CD2およ びCD20サブセツト集団について得た結果を示す散布図; 第22A図は第18A図において示す同じ散布図であり、第22B図はEおよび N集団のシフトすることについて示す散布図であり、および第22C図はE、  NおよびCD4集団をシフトすることによって示す散布図; 第23A−D図は関係するWBCサブセットに結合した1つの微小球および第1 微小球に結合した第2微小球を用いるWBCサブセットの直接分析において得た 結果を示す散布図;第24A−C図は本発明のシフティング分析に用いた微小球 の大きさの効果を示す散布図; 第25A−D図は本発明の技術による2つのWBCサブセット集団の同時分析に おいて得た結果を示す散布図;および第26A−D図は異なるパラメータ散布図 について説明した同じ集団において得た結果を示す散布図である。
日を 施するモード 第1−13図は親の特許出願第025.345号明細書に記載されている具体例 について説明している。
第1図は親の特許出願第025.345号明細書に記載されている細胞集団を分 析する方法および装置の第1の例について示しており、これを実施する分析手段 を10で示している。分析手段10は全血液試料におけるまたは全血液試料から の少なくとも第1セツトの生存可能な(viable)生体細胞(図に示してい ない)を含有する生体試料12を含んでいる。生体試料12の細胞は定量および /または定性測定または分析における生物学的反応に含める。細胞を加える試料 12に緩衝剤を含めることができる。
試料12はライン14を介し、ライン18からの少な(とも1種の反応体16と 混合する。次いで、赤血球(RBC)を混合物から機能的に示すRBC除去ステ ーション20によって除する。RBCは混合物から、ステーション20により、 多くの手段で除去することができる。RBCは反応体I6における溶解剤(ly se)によって溶解することができる。使用できるかかる選択的溶解剤および冷 却剤(quench)については、名称:全血°試 から白血球を 、確認およ び または る 法および試゛システムで1987年10月10日に出願された 特許出願第130,911号明細書(この出願明細書は同じ名称で1987年3 月13日に出願した特許出願第025、303号のCIPである)に記載されて いる。反応体16には多数の磁性微小球と微小球(図に示していない)に結合し たRBCに特異的な抗体を含めることができる。この例において、使用した特別 の赤血球特異的抗体は名称:ヒト末 血液 の白血球を回収する単クローン性抗 体、およびこの クローン性抗 を里見M工工方迭で1985年11月19日に 出願された特許出願第799、489号明細書に記載されている。また、反応体 16は試料緩衝剤のほかに、または代りにある緩衝剤を含めることができる。
更に、反応体16は選択的RBC溶解剤およびRBC特異的微小球を組合わせる ことができる。
一旦、RBCを混合物から実質的に除去すると、混合物の1部分を白血球(WB C)分析装置22にライン24を介して供給する。WBC分析装置22は少なく とも混合物中の多数のWBCを数える。、またWBC分析装置22はWBCの1 または2つ以上の容量または不透明度パラメータを測定する。分析装置22から の結果をコンパレータ26にライン28を介して送る。
RBCを除去した混合物の第2の部分をWBCサブセットを減らすステーション 30にライン32を介して送る。WBCは混合物から多くの手段により減らすこ とができる。微小球とWBCサブセットの1つに特異的に結合した単クローン性 抗体とを混合物に加えることができる。非磁性微小球はWBCに結合して細胞の 生成された不透明度または容量パラメータを変化またはシフトすることができる 。また、磁性微小球はWBCに結合し、これを混合物から磁界によって除去する ことができる。
混合物と除去されたWBCサブセット集団または1または2つ以上の変化された パラメータとをWBCサブセット分析装置34にライン36を介して送る。分析 装置34は分析装置22と同じにすることができる。次いで、分析装置34の結 果をコンパレータ26にライン38を介して送る。次いで、コンパレータ26は 分析装置22からのWBc結果を分析装置34からの修正された結果と比較して 選択された白血球集団、例えば特定の範囲における多くの細胞の少なくとも1つ の特性を測定する。
第2図は親の特許出願において用いられている細胞集団を分析する方法および装 置の第2の例について示しており、これを実施する分析手段を40で示している 。この分析手段40には全血液試料におけるまたは全血液試料からの少なくとも 第1セツトの生存可能な生体細胞(図に示してない)を含有する生体試料42を 含んでいる。生体試料42の細胞は定量および/または定性測定または分析にお ける生物学的反応を含める。細胞に加える試料42に緩衝剤を含めることができ る。
試料42はライン44を介し、ライン48からの少なくとも1種の反応体46と 混合する。分析手段40においては、RBCを混合物から除去し、同時に少なく とも1つのWBCサブセットの少なくとも1つの特性を機能的に示すRBC除去 およびWBCシフティングステーション50によって変化またはシフトする。上 述するように、RBCは混合物からステーションにより多くの手段で除去するこ とができ、予じめステーション20に関して数える。同時に、同じ混合物部分に おいて、一般にWBCを非磁性微小球に結合して細胞の生成された不透明度およ び/または容量パラメータを変化またはシフトする。
混合物と除去されたRBCおよびシフトされたWBCサブセット集団とを分析装 置52にライン54を介して送る。分析装置52は分析装置22と実質的に同じ にすることができる。これにより、分析手段40は選定WBC集団またはWBC サブセットの少なくとも1つの特性を速やかに直接分析することができる。
第1および第2の分析手段IOおよび40の分析方法を達成する、親の特許出願 を実施する分析器機の1つの特定の例を第3図の分析手段56について説明する 。
分析手段56において、1つの特定の計数について説明するが、これは親の特許 出願の原理に従って種々変更を加えることができる。
器機56は関係する生体試料、例えば試料12または42を器機56に誘引する のに用いるアスピレータ ポンプ機構58を備える。
アスピレータ58をライン60を介して試料採取弁62に連結し、この弁62を 試料プローブ63に結合することができる。溶解剤ポンプ64は反応体18また は46の一部分のような溶解剤を含むことができ、またライン66を介して弁6 2に連結される。弁62およびポンプ58は適当な場合にポンプ64を介して溶 解剤と一緒に生体試料12または42を吸引することができる。
次いで反応体混合物または生体試料自体を排出ライン68を介して混合装置70 に供給する。混合装置70は試料または反応体を供給する混合室を備える。この 点で分析装置10および40の操作は異なるので別々に記載する。
分析装置IOの場合には、RBCがポンプ64からの溶解剤により溶解した場合 には、次いで反応が完結した際冷却剤または固定剤をライン76を介してステー ション74から供給する。反応は78で機能的に示すように室72において溶解 剤と試料を混合することにより助けられる。
ここで用いることができる適当な混合装置70の詳細は、参考のためここに記載 するメソッド・アンド・アパラタス・オア・ラピッド・ミキシング・オブ・スモ ール・ボリュムス・ホア・エンファンシング・バイオロジカル・レアクションズ 1987年3月13日提出されたシリーズNo、025,337に開示されてい る。
混合装置70を用いることにより反応は、反応温度を上げることにより起り得る ような細胞の関係ある性質を有意に損傷することなく、速度が著しく速くなる。
更に、一般に反応は1分よりかなり短く、一般に15秒以下の程度で完結する。
このことにより自動高容量分析器機56の迅速分析が可能である。
溶解剤により除去されるRBCと冷却した反応体(ステーション20からの如く )をライン80を介して滞留室82に供給し、この場合滞留室は混合物の第2の 部分を保持する。混合物の第1の部分を室82からライン84を介してWBC分 析装置8G(即ち分析装置22)に供給する。分析装置86は米国特許第2.6 56.508号においてウォレース エッチ、クールターにより記載され譲受人 、クールター エレクトロニクス、インコーホレイテッドの多数の市販の血液細 胞カウンターに具体化されているカウンティング−サイジング技術による多くの 物理的タイプのものが、ある。
一般に、分析装置86は流れセンサーまたは検出室88を備える。
室88は孔92を宵する変換器90を有する。室88は流体と接触する第1電極 96を有する第1部分99を備える。
室の部分94および電極96は孔92を介して第2電極100を有する第2の室 部骨98と連通ずる。電極96と100を活性リード線102および104でR F/DC源および検出回路106に接続する。回路106は電極96と100と の間にDC若しくは低周波数電流若しくは信号および高周波信号を結合する。
低周波数信号を用いて孔92を通過する細胞により生ずる信号パルスの大きさを 検出する。高周波信号を用いて孔92を通過する同じ細胞の電気不透明度を得る 。細胞の電気不透明度の評価は、米国特許第3.502.974号および若干の 特許および前記特許以来の譲受人、クールター エレクトロニクス、インコーホ レイテッドの文献に記載されている。ここで使用することができる一つの特定回 路はここに参考のため記載する1986年10月21日出願され、現在米国特許 出願第921.654号である、ケース168゜008におけるパーティクル・ アナライザー・ホア・メジャリング・ザ・レジスタンス・アンド・レジスタンス ・オブ・ア・パーティクルに開示されている。
回路106により発生する検出細胞からの信号をDC信号リード線108および RF信号リード線110を介してコンパレータ112(コンパレータ26と同様 )に結合、する。コンパレータ112は第1部分から発生する信号を、即ち、減 らしたWBCサブセットなしに、記載する第2部分からの結果と比較するために 保持することができる。
分析装置86は、良く知られた方法で、センサ88において細胞を集中させるた めシース フローを含むことができる。シースフローは既知方法で一対のライン 116と118によりセンサ88に結合する流体系114により与えられる。試 料反応混合物を導入管120を介してセンサ88に供給することができまたセン サ88から出口管122を介して廃液容器124に供給することができる。
混合物の第1部分を分析装置86において分析する間第2部分を室82に保持し 、一方混合物72を洗浄ライン126を介して浄化またはフラッジし廃液ライン 128を介して排出する。室72を浄化した場合、第2部分を室72にライン1 30を介して戻す。ステーション30と同様に、WBCサブセットをライン13 4、弁136および室ライン138を介してWBC微小球をステーション132 から添加することにより減られる。
WBC微小球を混合機構78により第2部分と混合する。WBC微小球が非磁性 である場合には、結合したWBC微小球との反応混合物をライン80、室82お よびライン84を介して分析装置86(即ち分析装置34)に供給し、第2部分 を第1部分と同様に分析し次いで結果をコンパレータ112(即ちコンパレータ 26)で比較する。少なくとも1つのWBCサブセット細胞パラメータ、例えば WBCサブセット結合微小球による細胞不透明度を、第2部分で変化させて分析 することができる変化した結果を得る。
WBC微小球が磁性である場合には、これに結合するWBCサブセットを次いで 磁界または磁石140により混合中および/または混合後磁界により除去する。
磁界は室72に対して物理的に動いて磁気的に結合したWBCサブセットを捕獲 する磁石140または電磁手段により与えることができる。結合したWBCサブ セットなしに第2部分をライン80、室82およびライン84を介して前記方法 で分析装置86に前記方法で供給して分析を行う(分析装置34と同様)。
次いで器機56を用意して次の分析のための次の試料を採取する。プローブ63 をプローブ洗浄機構142により洗浄することができラインおよび室72と82 を従来法でフラッシュすることができる。引続く試料混合物の各分析は迅速な自 動法で行われる。
引き続く試料混合物の分析を行う間の期間は数分以下の程度である。
分析器機56を操作する際、分析装置40と同様にRBC分解剤/反応体46お よび試料42との反応混合物を室72において、WBCサブセットの一つに結合 する、ステーション132からの非磁性WBC微小球と一緒に混合する。冷却剤 74を活性混合物に添加し次いでこれをライン80、室82およびライン84を 介してWBC分析装置86に供給して分析する(即ち分析装置52と同様)。
或いはまた分析装置10および40のいずれかにおいて、分解剤を使用するため 、試料12または42を弁62を介して混合装置70に分解剤を全く用いること なく供給することができる。この場合、RBCは微小球をこれに結合するRBC 特異抗体と一緒に使用することによりRBC微小球ステーション144から磁気 的に除去し、ライン146を介して弁136に従ってライン138を介して室7 0に供給する。分解剤を利用しない場合には、結合したRBCを上記磁気的に結 合したWBCとほぼ同様の方法で混合した後磁石140により磁気的に除去する 。
更に、反応の速度を加速するため第2の場合では、試料とRBC分解剤およびR BC磁性ビーズとの反応混合物を使用することができる。反応混合物を混合する 場合には、分解剤を冷却し、結合したRBCを磁気的に除去し次いでWBCを前 述の如く分析する。
第4図に、原出願を使用する細胞集団分析法および装置の他の例を一般に148 で示す。分析装置148は再び全血試料におけるまたは全血試料からの生存し得 る少なくとも第1組の生物細胞を含有する生体試料150を含む。再び試料15 0は緩衝剤を含みこれに細胞を添加する。
ライン152を介して試料150を少なくとも1つの反応体154とライン15 6を介して混合する。次いで前述の如く機能的に示すRBC除去ステーション1 58により除去する。除去したRBCとの反応混合物をライン160を介してW BC分析装置162に供給する。分析装置162からの結果をライン166を介 してコンパレータ164に供給し、単球(M)、リンパ球(L)および顆粒球( G)に対する結果で区別されている3部分WBCを得る。
次に混合物をライン170を介して好中球(N)の機能的に示す除去ステーショ ン168に供給する。好中球は、前述の如く、不透明度の如き1つのパラメータ を移動するかまたは変えることによるかまたは磁気的除去により除去することが できる。この例においては、使用される特定のN特異抗体は1986年12月8 日に出願し、現在米国特許出願第938.864号である、ケース168゜除去 または移動されたNとの混合物をライン174を介して他のWBC分析装置17 2に供給する。分析装置172の結果をライン176を介してコンパレータ16 4に供給する。分析装置172の結果を用いて再びMとLに対する結果で区別さ れている4部分WBCが得られるが、更にNが移動されるかまたは除去されるの で好酸球(IE)および好塩基球(B’)が得られる。次いで分析装置162と 172からの2つの分析結果をコンパレータ164により比較して区別されてい る5部分WBCを形成することができる。
特に、Gの数からBとEの数を減すると除去したNの数になる。
第5A図および第5B図において、分析装置148と同様の基本型分析方法を用 いて全血試料から得た2組の散布図の結果を示す。
生体試料150は20μlの全血試料で、これを磁性微小球とこれに結合したR BC特異抗体40m1と緩衝液140m1と混合して反応体154を形成した。
反応混合物を15秒間混合しステーション158における磁界にlO秒間装いた 。除去したRBCとの混合物を第5A図の散布図に示すように分析装置162に より分析してL45.6(1)、 MS、6(2)および048.7(3)のカ ウントを得た。
次いで混合物を磁性微小球とこれに結合するN特異抗体10m1と混合した。混 合物を30秒混合し次いで磁界に10秒秒間−た。
次いで除去したNとの混合物を分析装置176に供給し第5B図の散布図を得、 L 81.0(1) 、 M O,6(2)、 811.0(3)および81. 8(4)のカウントを得た。次いでコンパレータ164によりL45.6゜M  5.6 、 N 41.6. E 6.0およびB1.2のカウントの区別され ている5部分WBCを得た。これはスライド上の試料に対しライト染色を使用す る標準顕微鏡の区別されている5部分WBCに相当し、この場合のカウントはL  44.0. M 3.4 、 N 45.0. E 6.1およびBO04で ある。
第6図は、一般的に178で表わす、原出願を使用する細胞集団分析法および装 置の他の例を示す。分析装置178は生体試料180を有しこの試料180は再 び少なくとも第1組の生存し得る生体細胞を含みまた緩衝液を含むことができる 。
試料180はライン182を介して反応体184とライン186を介して混合す る。機能的に示す混合物の第Iの部分をライン188を介して機能的に示すRB CおよびN除去ステーション190に供給する。前述の如<RBCとNを除去す るかまたは移動する第1の部分をライン192を介してWBC分析装置194に 供給する。
これにより分析装置194からの結果が得られこれをライン196を介してコン パレータ198に供給する。これ等の結果はM、 L。
EおよびBを含む区別されている前記4部分を含む。
同時に、試料180と反応体184の混合物の第2の部分をライン200を介し て機能的に示すRBC除去ステーション202に供給する。除去したRBCとの 混合物をライン204を介して他のWBC分析装置206に供給する。分析装置 206の結果をライン208を介してコンパレータ198に供給する。分析装置 206の結果はM、LおよびGを含む区別されている上記3部分WBCを直接合 む。次いで分析装置194と206の結果をコンパレータ198により比較して 区別されている5部分WBCを得る。
分析装置178の方法および装置を組み込んだ特定の分析装置の例を第7図に一 般的に210で示す。再び、唯一特定装置の細目を示したが、分析装置56と同 様に分析装置210は多くの構成で形成することができる。
装置210はアスピレータ パージ機構212を備えこれをライン216を介し て試料採取弁214に連結する。弁214は試料プローブ218を備え関係する 生体試料、例えば試料180を吸引する。
希釈剤供給ポンプ220をライン222を介して弁214に連結して試料、例え ば所要に応じて全血試料用希釈剤を供給する。混合物の第1の部分をライン22 4および226を介し第1混合装置228に供給する。同時に、混合物の第2の 部分をライン224およびライン230を介して第2混合装置232に供給する 。
ミキサー228(ステーション190に匹敵する)はミキサー232(ステーシ ョン202に匹敵する)にほぼ等しく最初に記載する。
ミキサー228は混合室234を備えこの室に第1の混合物部分を供給する。ミ キサー228は上記の種々の選択し得るものすべてを含み所要に応じてRBC分 解剤に対する分解剤供給ライン236を備えることができる。
分解剤を用いる場合には、238で機能的に示すように混合後冷却剤を冷却剤ラ イン240を介して添加する。同時に、適切な磁性または非磁性微小球をN特異 抗体の結合したうイン244を介して室234に供給される微小球の給源242 から添加することにより除去されている。磁性微小球をNまたはRBCに対して 使用する場合には、磁石246または磁界を用いて磁気的に結合した細胞を除去 する。
次いで混合し冷却(所要に応じ)した混合物をライン248を介し弁250およ びライン252を通してWBC分析装置254(即ち分析装置194)に供給す る。分析装置254は分析装置86と同じであり詳細には記載しない。再び、分 析装置254は混合物および細胞が通過す孔258を有する検知室256を備え る。シースプロー流体系260を室256に連結することができる。細胞により 発生する信号をRF/DC源および検知回路により検出し、その出力を、前記の 如く、コンパレータ264に供給する。
同時に、第2の混合物部分を混合室266に供給する。第2の部分において、R BCだけが除去され(即ちステーション202と同様)RBCはライン268を 介して室266に供給されるRBC分解剤により除去することができる。分解剤 を試料と混合し次いで冷却剤を冷却剤ライン270を介して添加する。或いはま たRBCは微小球給源272からライン274を介して室266に供給するRB C特異抗体の結合した磁性微小球により除去することができる。微小球は機能的 に示す276において混合し、次いで磁気的に結合したRBC微小球を磁石27 8により除去する。
RBCが除去された混合物を次いでライン280を介して弁250へ供給しライ ン252を介して分析装置254に供給して上記結果を得る。ミキサー228お よび232は適切な夫々の洗浄ライン282および284並びに廃液ライン28 6および288並びにプローブ洗浄機構290を備え分析する試料または次の試 料を吸引する前に装置210を洗浄する。
第8A図および第8B図は分析装置178に類似す分析方法を用い全血試料から 得た散布図の結果を示す。この例においては20μlの全血が試料180を形成 し、RBC特異抗体の結合した磁性微小球40μlと140μlの緩衝液の混合 液が反応体184を形成する。混合物の一部分をステーション202において2 0秒間混合し次いで磁界に10秒問おく。RBCが除去された混合物を分析装置 206で分析してL 29,4(1) 、 M 8.1(2)およびG 62. 4(3)のカウントを与える第8A図の散布図を得る。
同時に、同じ混合物の他の部分をN特異抗体の結合したlOμlの磁性微小球と 混合してステーション190においてRBCとNを除去する。混合物を30秒間 混合し、次いで磁界に10秒問おく。
除去したNとRBCとの混合物を次いで分析装置194により分析してL 73 .5(1) 、 M 21.7(2) 、 B 3.4(3)および81.4( 4)のカウントを与える第8B図の散布図を得る。2つのカウントをコンパレー タで比較して、L29.4. M8.0. N60.8. 81.2およびBe 2Cの区別されている5部分WBCのカウントを得た。再び顕微鏡による比較を 行った結果L 29.4. M 5.0. N 65.0. El、0およびB 1.0より小のカウントを得た。
第9A図および第9B図は第8A図と第8B図と同様の区別されている5部分W BCの例の散布図の結果を示す。20μlの全血試料を第8A図および第8B図 に対して記載したと同様の工程で分析しL 35.4(1) 、 M 14.6 (2)およびG 50.0(3)のカウントを与える第9A図の散布図を得た。
第9B図の散布図はL 66.4(1) 、 M 25.0(2) 、 86. 6(3)および82.0(4)のカウントを与える。得られた区別されている5 部分WBCのL 35.4. M 14.6. N 45.5 、 B 3.5 およびB1.1のカウントの結果をL36.Mll、N49.E3およびBlの 顕微鏡によるカウントと比較した。
第10A図および第10B図は第8A図、第8B図および第9A図、第9B図と 同様の区別されている5部分WBCの散布図の結果を示すが、本例では分解剤を 用いた。本例においては、20μIの全血を80μmの緩衝液および240μl の上記RBC優先分解剤と混合した。混合物を6秒間混合し次いで冷却剤を添加 した。時間の長さは、約10秒より長い時間冷却されないままの分解剤がWBC の重要な性質に影響を与え始めるので、重要である。除去されたRBCとの混合 物を分析して第10A図の散布図を得この結果L 25.7(1) 、 M 9 .6(2)およびG 65.0(3)のカウントを得た。
第2の20μlの全血試料を含む混合物の第2の部分を120μIの緩衝剤およ び特異抗体の結合した磁性微小球lOμlと組合せ30秒間混合し、次いで磁界 に10秒問おいた。
RBC優先分解剤を次いでNが除去された混合物に添加しこれを冷却する前6秒 間混合した。得られた散布図第108図ではL 74.6(1) 、 M 21 .6(2) 、 82.9(3)および80.8(4)のパーセント カウント となった。得られた区別されている5部分WBCではL 25.6. M 9. 6 、 N 63.5.81.06およびBO03のパーセントカウントとなっ た。再び顕微鏡による比較の結果L 29.4. M5.0 、 N 65.0 . E 1.0およびB1より小のカウントとなった。
第10A図および第10B図と同様の区別されている5部分WBCの散布図の結 果の他の例を第1昆図および第11B図に示す。
全血試料は2つの試料を第10A図および第10B図に対して記載したと同様の 工程で同時に分析した。第11A図の散布図からし31.9(1) 、 M 1 7.6(2)およびG 50.4(3)のカウントが得られた。
第11B図の散布図からL 67、1(1)、 M 24.1(2)、 87. 6(3)および分WBCではL 36. M 11. N 49. E 3およ びBlの顕微鏡力、ラントに比較してL 31.9. M 11.4. N 4 6.0.83.6および80.7のカウントとなった。
尚原出願を具体化する細胞集団分析法の他の例を第12図で一般的に292によ り示す。分析装置292は生体試料294を有し、再び少なくとも第1組の生存 し得る生体細胞を含み所要に応じて緩衝剤を含む。
試料294をライン296を介し少なくとも1種の反応体298をライン300 を介して両者を混合する。分析装置292において、RBCを除去し引続きまた は同時にNを機能的に示すステーション302で移動する。RBC除去機能を3 04で示し、Nの運動または移動部分を306で示しこれ等の機能を同時にまた は引続き行なうことができることを示す。RBCは前記の如く磁気的にまたは分 解剤を用いて或いは両者を組合せて除去することができる。NはN特異抗体の結 合した微小球を混合物に添加することにより除去または移動させる。
RBCが除去され且つNが運動または移動するとその際得られた混合物をライン 308を介して分析装置310に供給する。この場合、NC;!M、L、E、B およびNの区別される5部分WBCが直接得られEおよびBのパターンから十分 に移動する。分析装置292の機能は装置56および210またはそれ等を僅か に変えたもので行なうことができる。
分析装置292による区別されている直接の5部分WBCの一例の散布図の結果 を第13図に示す。この例においては、生体試料294は20μmの全血試料で あり反応体298はN特異抗体の結合した非磁性微小球10μmにlOOμIの 緩衝剤を組合せサブステーション306で30秒間混合したものである。RBC 優先部会剤IOμmを、次いで混合物に添加しこれをサブステーション304で 6秒間混合し然る後冷却剤を添加する。RBCが除去されNが移動した混合物を 次いで分析装置310で分析して第13図の散布図が得られこれによりL35.  M5. N56. B4でBがOである顕微鏡測定と比較してL 29.6.  M 13.6. N 52.2. E 3.4およびB1.06の直接のカウ ントが得られる。この特殊な例では、また全血試料をクールター・エクレトロニ クス・インコーホレーテッドの一般の細胞計算装置で分析し、L 29. M  11.1およびG59.9(N、 EおよびB)を得た。
図14〜26Dを参照して本発明の例を説明する。
図14では、白血球集団サブセット分析方法および分析装置の第1の例を全般的 に符号320で示す。分析装置320は生体試料322を有し、試料322は全 血試料中または全血試料からのような少なくとも1個の限定可能なサブセットを 有する少なくとも1個の白血球集団を含む生存可能な生体細胞の少なくとも第1 セツト(図示せず)を含有する。ここに使用するように、白血球サブセットとは 特異モノクローナル抗体が結合することができる白血球集団のサブセットである 。命名法は今日ではワールド・ヘルス・オルガニゼイション(Word Hea lth Organization)およびインターナショナル・イムノロシイ ・ソサイエティ(International Immunology 5oc iety)によってモノクローナル抗体について定義されている。モノクローナ ル抗体は区別群(クラスター・オブ・ディファレンティエーション(clust er of differentiation)) (CD)命名法によって定 義されており、この命名法は細胞または細胞群に対する特殊な特異性およびCD グループに特異的なモノクローナル抗体を定義している。例の目的のためのみに 、次の例ではCD4、CD8、CD2およびCD20という4種のCDクループ を使用した。CD命名法、特異性およびモノクローナル抗体のいくつかの商業的 供給源を表1に示す。
区別群 抗体(商業的供給源)b 特異性CD8(gp32〜 T8 (クール ター) 細胞障害性/33) 0KT8(オルト);Leu2. (HD) サ プレッサーT°gp −糖タンパク質、分子量キロダルトン生体試料322の細 胞は、定量的および定性的の一方または両方の測定または分析における生物学的 反応に関与する。試料322は緩衝剤を含有することができ、緩衝剤には細胞を 添加する。
ライン324からの試料322をライン328からの少なくとも1種の反応体3 26と組み合わせる。分析装置320において、この混合物から赤血球を除去し 、これと同時またはこれに次いで、少なくとも1個の白血球サブセットの少なく とも1個の特性を、機能的に名付けられた赤血球除去および白血球サブセット移 動ステーション330によって変化または移動させる。親の特許出願に記載され ているように、混合物から赤血球を、ステーション20に関して述べたようない くつかの方法で、ステーション330により除去することができる。これと同時 にあるいはこれに次いで、同じ混合物部分中で、少なくとも1個の白血球サブセ ットを該サブセットに特異的なモノクローナル抗体を有する白血球微小球に結合 させて、その結果生じる細胞の不透明度および/または容量パラメータを変更( 変化または移動)させる。
次いで、赤血球が除去されかつ白血球サブセット集団が移動されている混合物を 、ライン334を経て分析装置332に供給する。分析装置332は分析装置2 2と実質的に同一にすることができる。関係ある白血球サブセットは一般的に関 係ある白血球集団のパーセントとして関係づけられる。従って、分析装置320 は白血球集団の選択されたサブセットの少なくとも1個の特性を迅速に直接分析 する。分析装置320は、移動した白血球サブセットが他の一層多数の細胞によ って不明瞭になる場合、あるいは白血球サブセットの移動した細胞の数が不明瞭 にするが識別可能にするのに十分なパーセントである場合に、使用することがで きる。
図15では、白血球集団サブセット分析方法および分析装置の第2の例を全般的 に符号340で示す。分析装置340は生体試料342を有し、試料342は全 血試料中または全血試料からのような少な(とも1個のサブセットを有する少な くとも1個の白血球集団を含む生存可能な生体細胞の少なくとも第1セツト(図 示せず)を含有する。この例においても、生体試料342の細胞は、定量的およ び定性的の一方または両方の測定または分析における生物学的反応に関与する。
試料342は緩衝剤を含有することができ、緩衝剤には細胞を添加する。
ライン344からの試料342をライン348からの少なくとも1種の反応体3 46と組み合わせる。分析装置340において、この混合物から赤血球を除去し 、これと同時またはこれに次いで、少なくとも1個の白血球サブセットの少なく とも1個の特性を、機能的に名付けられた赤血球除去および白血球サブセット移 動ステーション350によって変化または移動させる。前述のように、混合物か ら赤血球を、ステーション20に関して述べたようないくつかの方法で、ステー ション350により除去することができる。この例においても、これと同時にあ るいはこれに次いで、同じ混合物部分中で、少なくとも1個の白血球サブセット を微小球に結合させて、その結果生じる細胞の不透明度および/または容量パラ メータを変更(変化または移動)させる。
これと同時にあるいはこれに次いで、混合物から少なくとも1個の白血球集団ま たはサブセットを除去する。白血球集団またはサブセットは、関係ある白血球サ ブセットが白血球集団によって不明瞭にならないように除去する。これは、白血 球集団に特異的なモノクローナル抗体が結合している磁性微小球に結合させた後 に、白血球集団を磁気的に除去することにより達成するのが好ましい。
次いで、赤血球および白血球集団が除去されかつ白血球サブセット集団が移動さ れている混合物を、ライン354を経て分析装置352に供給する。この例にお いても分析装置352は分析装置22と実質的に同一にすることができる。
図16では、親の特許出願を具体化し、第1および第2の分析装置320および 340による分析方法を達成することができる分析機器の1つの特定例を全般的 に符号360で示す。
機器360については、機器56と同様に、1つの特定例のみを示したが、この 例は最初の親の特許出願の発明思想に従って、極めて詳細に変えることができる 。さらに、機器360は全般的に機能上詳細に示されており、種々の特定例を構 造上多数の既知の手段で実施することができる。
機器360はアスピレータポンプ機構362を具え、アスピレータポンプ362 を使用して関係する生体試料、例えば試料322または342を機器360中に 吸引する。アスピレータポンプ362はライン364によって試料採取弁366 に連結され、弁366は試料プローブ368に連結することができる。溶解剤ポ ンプ370は反応体326または346の一部のような溶解剤を含むことができ 、またライン372によって弁366に連結されている。弁366およ342を ポンプ370からの溶解剤と共に吸引することができる。
生体試料322または342は溶解剤とは別個に添加するのが好ましい。
次いで、反応体混合物または生体試料そのものを、排出ライン374を経て混合 装置376内に供給する。混合装置376は混合室378を具え、混合室378 には試料または反応体が供給される。
分析装置320と340とは操作の点で僅か異なるにすぎないので、これらを− 緒に説明する。
操作の際に、赤血球がポンプ370からの溶解剤によって溶解されている場合に は、反応が完結した際に冷却剤または固定剤をステーション380からライン3 82を経て供給する。そこで赤血球除去反応が完結する。この反応は機能上38 4で示すように混合室378内において溶解剤と試料とを混合することによって 促進される。
赤血球の除去前、除去後あるいは除去と同時に赤血球を移動させ、分析装置34 0の場合にはまた1個の白血球集団またはサブセットを除去する。白血球サブセ ットは特異的白血球微小球をステーション386からライン388、弁390お よび混合室へのライン392を経て添加することにより移動させる。この白血球 微小球と混合物または試料とを混合機構384によって混合する。
適当な混合装置376の詳細は混合装置70と実質的に同一とすることができる 。混合装置376を使用することにより、反応は例えば温度を上昇させることに よって起こることがあるように速度が著しく大きくなるが、細胞の関係ある性質 が有意に損傷を受けることはない。さらに、一般的に反応は数分より有意に短い 時間で完結し、一般的に2分以内程度で可能である。これは自動的高容量分析機 器360による迅速な分析を可能にする。
次いで、分析装置320においては、冷却された反応体を溶解剤によって(ステ ーション20らと同様に)除去された赤血球および修正白血球サブセットと共に 、ライン394を経て赤血球分析装置396(すなわち、分析装置332)に供 給する。分析装置396は、米国特許第2.656.508号中にウォーレス・ エッチ・クールターによって記載され、クールター・エレクトロニクス社の多数 の市販の血球カウンターに具体化されているカウンティング−サイジング技術に よる多くの物理的タイプのものとすることができる。
前述のように、一般的に、分析装置39Gはフローセンサまたはフロー検知室3 98を具える。室398は変換器400を具え、変換器40Qはこれを貫通する 開口402を有する。フロー検知室398は第1部分404を具え、第1部分4 04はこのなかの流体と接触する第1電極406を有する。第1室部分404お よび電極406は開口402によって第2室部分408と連通し、第2室部分4 08はそのなかに第2電極410を有する。電極406および410は活性リー ド線412および414によってRF/DC電源および検知回路416に連結さ れている。回路416は電極406と410との間において直流または低周波の 電流または信号と高周波信号との両者を結び付ける。
低周波信号は開口102を通る細胞によって生じる信号パルスの振幅を検知する のに使用される高周波信号は開口402を通る同じ細胞の電気的不透明度を得る ために使用される。
細胞の電気的不透明度の測定は、米国特許第3.502.974号およびこの特 許以降のクールター・エレクトロニクス社のいくつかの特許および刊行物中にウ ォーレス・エッチ・クールターおよびウォルター・アール・ホフによって記載さ れている。ここに使用することができる特定の1つの回路はここに参考して記載 する米国特許出願第921.654号明細書に開示されている。
回路416によって生じた信号は検知された細胞からDC信号リード線418お よびRF信号リード線420を経てコンパレータ422(コンパレータ26と同 様のもの)に結び付けられている。
分析装置396は、よく知られているように、細胞をセンサ398に集中させる シースフローを含むことができる。シースフローは流体系424によって提供す ることができ、流体系424は既知のように1対のライン426および428に よってセンサ398に連結されている。試料反応混合物は導入管430を経てセ ンサ398に供給することができ、センサ398から出口管432を経て廃棄物 容器434に供給することができる。
各操作に次いで、混合室378を、洗浄ライン436を経て清浄にするかあるい は水で洗い流し、廃液ライン438を経て空にする。混合室378が清浄になっ たら、別の試料または試料部分を機器360に供給することができる。
分析装置340においては、操作は分析装置320と同じであり、磁性白血球集 団またはサブセット微小球を添加する。次いで、微小球に結合した白血球サブセ ットを、磁界または磁石440による混合プロセス中および/または混合プロセ ス後に磁界によって除去する。磁界は電磁気手段または磁石440によって提供 することができ、電磁気手段または磁石440を混合室に関して物理的に移動さ せて磁気的に結合している白血球サブセットを捕捉する。次いで、結合した白血 球サブセットの存在していない混合物を、ライン394を経て前述と同様にして 分析装置396に供給して分析を達成する(分析装置320と同様である)。
次いで、次の分析のために次の試料を採取するよう機器360を準備する。プロ ーブ368はプローブ洗浄機構442によって清浄にすることができ、ラインお よび混合室378は常法により水で洗い流すことができる。逐次の試料混合物の 分析はいずれも迅速かつ自動的に達成される。逐次の分析試料混合物の分析間の 期間は5分以内程度とすることができる。
分析装置320および340のいずれかにおいて、溶解剤を使用する代りに、溶 解剤を使用せずに試料322または342を、弁366を経て混合装置376に 供給することができる。この場合には、赤血球微小球ステーション444からの 赤血球特異抗体が結合している微小球を使用することにより、赤血球を磁気的に 除去し、ライン446を経て弁390に、従ってライン392を経て混合室37 8に供給することができる。溶解剤を使用しない場合には、結合赤血球も、上述 の磁気的に結合した白血球と実質的に同様にして、混合後に磁石440により磁 気的に除去される。
さらに、反応の速度または効率を促進させる第2の場合には、試料と赤血球溶解 剤および赤血球磁性ビーズとの反応混合物を使用することができる。この反応混 合物を混合し、溶解剤を冷却し、結合赤血球を磁気的に除去し、次いで白血球を 前述のようにして分析する。
図17Aおよび17Bには、機器360に類似した基本型分析装置を使用して全 血試料がら得た2組の結果を散布図として示す。
2個の白血球集団を取゛り出じ、T、サブセットを直接分析する。
T8サブセットは、T8特異抗体が結合している受容体または抗原を有する細胞 または形成体である。図面にはこれらをT8+とじて表示する。T8特異抗体が 結合している受容体または抗原を有していない細胞または形成体はT、−と表示 する。これらの例において、生成試料342は混合装置376を使用して得た2 0マイクロリツトルの全血試料である。図17Aおよび17Bの両方において、 20マイクロリツトルの全血試料、すなわち生体試料342を、赤血球特異抗体 が結合している磁性微小球40マイクロリツトルと組み合わせ、緩衝液120マ イクロリツトルおよびNおよびE特異抗体が結合している磁性微小球10マイク ロリツトルと組み合わせ、−緒に反応体346を形成する緩衝液30マイクロリ ツトルと組み合わせた。このようなNおよびE特異抗体の具体例の1つは、こ、 こに参考として記載する1987年6月3日付けにて出願された「好中球および 好酸球の共通の決定部位に特異的なモノクローナル抗体」という名称の米国特許 出願第068、618号明細書に開示されている。
磁性微小球は任意の適当なタイプのものとすることができ、この例では米国イン ディアナ州、インディアナポリス所在のセラジン社(Serady口、 Inc 、)から販売されている直径0.7ミクロン、固形分10重量/容量%のポリス チレン磁性微小球である。
次いで、反応混合物を混合装置376内でlO秒間混合し、磁石440の磁界内 に15秒間置き、次いで除去された赤血球とEとNとの生成混合物を分析装置3 96で分析した。得られた散布図Aを図17Aに示す。
図17Bの散布図は、T8特異抗体が結合している非磁性微小球12.5マイク ロリツトルを緩衝液12.5マイクロリツトルと組み合わせて添加して反応体3 46を形成し、同様な操作によって得たものである。T8特異抗体はクールター 社のクールター・イムノロシイ−ディビジョン(Coulter Immuno logy Division)により「クールター・クローン(COULTER CLONE■」という登録商標名で販売されている。この場合にも、非磁性微小 球は適当なタイプのものとすることができ、これらの例では米国、オレゴン州ポ ートランド所在のインターフェイシャル・ダイナミクス社(Interfaci al Dynamics)によりIDC微小球として販売されている直径1.7 8 ミクロン、界面活性剤を含有していない固形分8重量/容量%の硫酸化ポリ スチレンラテックス微小球である。
T8微小球の添加により結合CD8細胞は区域Bに移動し、図17Aおよび17 Bの散布図を比較することにより分るように、区域Bでは結合CD8細胞を別々 に識別し、計数することができる。図17Aでは、CD8細胞は残っている白血 球によって隠されている。NおよびEは散布図から除去されているか、あるいは NおよびEは図17Bにおける移動CD8細胞の識別を不明瞭にする。図17A はNおよびEが除去されていることを示すが、図178はCD8結合細胞が区域 Aから区域Bに移動したことを明瞭に示している。緩衝液は米国ミズーリ州セン トルイス所在のジグ?−ケミカル社(Sigma Chemical Comp any)によって販売されているリン酸塩でpHを調節した食塩水とすることが できる。
さらに、図18Aは分析装置352からの細胞集団M、LおよびGの通常の散布 図、すなわち3種のパラメータのヒストグラム位置を示す。Gを除去しない場合 には、図17Bで分るように、移動した白血球サブセットの区域Bは数の点で遥 かに多数であるGによって不明瞭になる。図18BはEおよびNを除去した後に 残っている白血球集団M、 LおよびBを示す散布図である。
Bがなお関係ある区域を部分的に不明瞭にしているかもしれないが、白血球集団 のBパーセント数はサブセットパーセントの所望の計算に実質的に影響を与えな いのに十分な小さい値である。しかし、Bの寄与を所望に応じてサブセットパー セントから減らすことができる。
図19A−D、図20A−Dおよび図21A−Dには、3人の患者からの各自の 試料のCD2.CD4.CD8およびCD20白血球サブセット集団の直接サブ セット分析を示す。各サブセット集団の場合には、28マイクロリツトルの全血 試料を、NおよびE特異抗体が結合している20マイクロリツトルの磁性微小球 (2,5重量/容量%溶液)と組み合わせた。さらに、非磁性微小球をそれぞれ の白血球サブセットに対するそれぞれのモノクローナル抗体と一緒に試料と組み 合わせた。T4 、Ts 、T+□またはB+被覆微小球のそれぞれの量はいず れも40マイクロリツトルである(それぞれ1重量/容量%溶液)。それぞれの 全混合物、すなわち例えばNおよびE微小球をT8と共に、1%のウシの血清ア ルブミンを含有しかつリン酸塩でpHを7.2〜7.4に調節した食塩水である 緩衝液と組み合わせて全容積を150マイクロリツトルにした。それぞれの混合 物を混合室378内で混合装置376により2分間混合し、次いで磁界440内 に1分間室いた。これらの例では、上述の溶解剤を使用して赤血球を逐次除去し た。先ず白血球微小球を加え、次いで例えば溶解剤ポンプ370からの、クール ター・エレクトロニクス社から販売されているエリスロライズ(Erythro lyse)溶血試薬のような溶解剤300マイクロリツトルによって溶解するこ とにより赤血球を除去する。次いで、この混合物をステーション380からの、 クールター・エレクトロニクス社により販売されている白血球保存剤であるスタ ビライズ(Stabilyse)のような冷却剤120マイクロリツトルで冷却 する。
各散布図における右手ブロック(1)は関係あるそれぞれの白血球サブセット集 団を示す。図面に示されているブロック1゜2.3等を、関係ある白血球集団ま たはサブセットのまわりに目視によりあるいは自動的に適合させて設ける。
従来の流動細胞計測法を使用して結果を比較し、本発明方法(Shift)と流 動細胞計測法(CYT)とにより3種の試料に関して次のパーセントで示す比較 結果を得た。
図22Aも分析装置352からの細胞集団M、LおよびGの通常の散布図、すな わち3種のパラメータの位置を示す。NおよびEを除去しない場合には、CD4 細胞集団は不明瞭になる。NおよびEをNおよびE特異モノクローナル抗体微小 球と共に図22Bに示す区域すなわちブロックlに移動させることにより、CD 4集団を移動させ、ブロックすなわち区域2内に見ることができる。この区域は 図22Aから分るようにNおよびEによって不明瞭になっていた。図22Cに示 す例では、28マイクロリツトルの全血試料を、NおよびE特異モノクローナル 抗体が結合している2、2ミクロン微小球50マイクロリットルおよびT4特異 モノクローナル抗体が結合している微小球50マイクロリツトルおよび希釈剤2 2マイクロリツトルと組み合わせた。図228はT4微小球が存在せず、希釈剤 が72マイクロリツトルである点を除けば同じであり、図22Aはどのような微 小球も存在せず、希釈剤が122マイクロリツトルである点を除けば同一である 。
図23A−Dには、関係ある白血球サブセットに結合している複数個の微小球を 使用する白血球直線分析の結果を示す。図23Aおよび図23BはそれぞれL集 団のみの散布図を示し、T44白血サブセットおよびT 11白血球サブセット はそれぞれ0.8ミクロン非磁性微小球と共に移動されている。この移動は図2 3Aおよび図23Bにおいて白血球サブセット集団を区別するのに不十分である 。図23Cおよび図23DはそれぞれL集団のみの散布図を示し、T、白血球サ ブセットおよびTIJ白血球サブセットは0.8ミクロンおよび2.2ミクロン の両微小球に結合させることにより移動されている。0.8ミクロン微小球に結 合したT4またはTll抗体に結合するボート(Goat)抗マウスIgG抗体 を結合させることにより2.2ミクロン微小球を0.8ミクロン微小球に結合さ せる。
関係ある白血球サブセットに結合させた非磁性微小球の大きさの影響を図24A −Cに示す。この例では、28マイクロリツトルの全血試料を、NおよびE特異 抗体が結合している磁性微小球(2,5重jl/容量%溶液)10マイクロリツ トルおよびT8特異抗体が結合している非磁性微小球(1重量/容量%溶液)4 0マイクロリツトルと組み合わせた。T8微小球は2種の大きさの異なるものか らなり、これは散布図において移動における差を示す。この場合にも、緩衝液を 加えて容積150マイクロリツトルの混合物を形成した。この混合物を2分間混 合し、磁界内に1分間置いた。次いでNおよびEが除去された生成混合物を溶解 して赤血球を除去し、次いで分析した。図24Aは微小球が結合していないコン トロール白血球サブセット、2.2ミクロン非磁性微小球が結合しているT88 白血サブセット、および3.0ミクロン非磁性微小球が結合しているT88白血 サブセットを示す。幅および高さは検出された信号の標準偏差を示す。図24B は3.0ミクロン微小球が結合しているT88白血サブセットの移動を示す散布 図であり、他方図24Cは2.2ミクロン微小球が結合しているT88白血サブ セットの移動を示す散布図である。
微小球が異なる場合についてT88白血サブセットの分析でめたパーセントはそ れぞれ20.9および19.3であった。図248に示すように、微小球が大き い程はっきりと区別された散布図パターンが得られるは明らかである。
図25A −Dには、本発明による2種の白血球サブセット集団の同時の直接分 析の結果を示す。この例では、28マイクロリツトルの全血試料を、NおよびE 特異抗体が結合している磁性微小球lOマイクロリットル、緩衝液52マイクロ リツトルおよびT8特異抗体が結合している3、0ミクロン非磁性微小球40マ イクロリットルと組み合わせ、2分間混合した。次に、この混合物を磁界内に1 分間置き、次いでNおよびEの除去された生成混合物を溶解して赤血球を除去し 、次いで分析した。図25Aは微小球が結合していないコントロール白血球サブ セット試料、2.2ミクロン非磁性微小球が結合しているT4リーディング(r eading)および3.0ミクロン非磁性微小球が結合しているT8リーディ ングを示す。これは2種の移動した白血球サブセット集団の間の分離を示す。図 25Bは2.2ミクロン微小球に結合しているT44白血サブセット集団のみが 区域Aに移動している散布口分析を示し、図25Cは3.0ミクロン微小球に結 合しているT88白血サブセット集団のみが区域Bに移動している散布口分析を 示す。図25DはT、およびT8の両口血球サブセット集団がそれぞれ区域Aお よびBに移動している散布口分析を示す。これはT、およびT8の両サブセット 集団の同時分析を可能にする。
図26A−Dには、L、 MおよびGの3種の集団を、異なるパラメータを使用 した4個の異なる散布図に示す。前述の諸例はDC対不透明度(RF/D C) を使用して示したが、実際には2種の異なる任意のパラメータを使用して散布図 を作ることができる。図26AはDC対RF単独を使用する散布図を示し、図2 68はRF対不透明度を使用し、図26CはDC−RF対不透明度を使用し、図 26Dは先に示したようにDC対不透明度を使用している。さらに、DC対RF またはRF/DCを使用したが、周波数スペクトルの位置および/または位相の 相互関係における差異のために、信号を互に分離できる限り2種の異なる任意の 周波数が適当である。不透明度は本質的にRF倍信号標準化(normaliz ation)であるから好ましいパラメータである。図26A−Dに示すように 、明らかに、データの表示は所望のように変えることができる。DCは細胞また は形成体の容積の関数であるが、RFは検知された細胞または形成体の内部導電 性および容積の関数である。
全血試料を使用して本発明の方法および装置を説明したが、赤血球および/また は若干の白血球集団が除去されている試料の一部を使用するのが望ましい場合も ある。明らかに赤血球を除去しているが、これは議論の余地のあることで、外部 で行われ、本発明の装置内では行わない。このような除去すなわち調整は、フィ コール(ficoll) 、デキストラン、「バフィーコート」等のような溶解 剤、密度または遠心分離の技術を使用するような多くの従来方法で行うことがで きる。本発明を使用する自動化された分析装置では、試料を分析する際の速度お よび一体性(integrity)の点から全血試料を使用するのが好ましい。
上述の説明を考慮すれば、本発明の多くの変形および変更が可能である。試料1 2.42.150.180.294.322および342は全血、細胞を含有す るヒトの体液、または細菌、ウィルスあるいは真菌のような形成体を含有する他 の流体とすることができる。
特定した微小球の量は希釈剤容量に対する微小球重量で表わされている。いくつ かの例は逐次工程で実施したが、これらの工程は同時に行うことも可能である。
同時分析は複雑さの極めて小さい機器モジュールの使用を可能にする。従って、 本発明は、請求の範囲に記載した範囲内において、特定の例について説明したこ ととは異なるように実施することができる。
FIG、 6 FIG、 9A FIG、 9B FIG、 14 FIG、 15 FIG、旧 FIG、17A FIG、l8A RF/DC RF/DC FIG、 19A FIG、 198 FIG、 +9CFIG、 +9D FIG、20A FIG、 20日 FIG、20CFIG、 20D FIG、 21A FIG、 218 FIG、 21CFIG、 21D pc FIG、 22A DCFtG、 22BRF/DCRF/DC RF/DC FIG、 23A FIG、 238 FIG、 23CFIG、 23D FIG、24A Dc F IG、 248 F IG、 24CC FIG、 25A RF/DC FIG、25C RF/′DC RF/DC DCFIG、 26A vc FIG、 26BDCFIG、26CDc FI G、26D補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成3年6 月17日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの白血球集団が少なくとも1つのサブセットを有する、少な くとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部分から少なくとも1つの 白血球集団を分析する方法において、関係する前記白血球集団の少なくとも1つ の白血球集団サブセットの容量および/または不透明度パラメータを修正し;お よび前記修正白血球集団サブセットおよび関係する前記選定白血球集団を電子的 に分析して前記選択白血球集団の少なくとも1つの特性を測定することを特徴と する少なくとも1つの白血球集団を分析する方法。 2.前記修正白血球集団サブセットを分析する前に、少なくとも1つの白血球集 団を前記白血球集団から減らす請求の範囲1記載の方法。 3.前記白血球集団に特異的に結合した単クローン性抗体を有する磁性微小球を 与え、前記磁性微小球を前記試料と混合して前記白血球集団に結合し、および前 記磁性微小球を磁界に引付けながら前記試料の残留物の少なくとも1部分を減少 させることによって前記白血球集団を除去することによって前記白血球集団を減 らす請求の範囲1記載の方法。 4.前記修正白血球集団サブセットを分析する前に、少なくとも好中球および好 酸球集団を前記白血球集団から減らす請求の範囲1記載の方法。 5.前記好中球および好酸球集団に特異的に結合した単クローン性抗体を有する 磁性微小球を与え、前記磁性微小球を前記試料と混合して前記好中球および好酸 球集団に結合し、および前記磁性微小球を磁界に引付けながら、前記試料の残留 物の少なくとも1部分を除去して前記好中球および好酸球を除去することによっ て前記好中球および好酸球を減らす請求の範囲4記載の方法。 6.CD4白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有する 微小球を与え、前記微小球を前記試料と混合して前記CD4サブセット集団に結 合し前記CD4サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性をシフトすること によって前記CD4白血球集団サブセットを修正する請求の範囲1記載の方法。 7.前記CD8白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有 する微小球を与え、および前記微小球を前記試料と混合して前記CD8サブセッ ト集団に結合し前記CD8サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性をシフ トすることによってCD8白血球集団サブセットを修正する請求の範囲1記載の 方法。 8.前記CD2白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有 する微小球を与え、および前記微小球を前記試料と混合して前記CD2サブセッ ト集団に結合し前記CD2サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性をシフ トする請求の範囲1記載の方法。 9.前記CD20白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を 有する微小球を与え、および前記微小球を試料と混合して前記CD20サブセッ ト集団に結合し前記CD20サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性をシ フトする請求の範囲1記載の方法。 10.前記全血液試料は赤血球集団を含み、赤血球集団を前記試料から、少なく とも1つの関係する前記白血球集団の関連する特質および/または量に有意に悪 影響を与えることなく除去する請求の範囲1記載の方法。 11.赤血球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、およ び前記微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球集団に結合することによっ て前記赤血球集団を除去し;および前記微小球を前記結合赤血球と前記全血液試 料から除去する請求の範囲10記載の方法。 12.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けながら 前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲11記載の 方法。 13.赤血球溶解剤を与えて前記赤血球集団を実質的に除去することによって前 記赤血球集団を除去する請求の範囲10記載の方法。 14.関係する前記白血球集団の少なくとも1つの第2白血球サブセットの容量 および/または不透明度パラメータを修正し;および少なくとも1つの前記修正 白血球サブセットおよび関係する選定白血球集団を電子的に分析して前記選定白 血球集団の少なくとも1つの特性を測定する請求の範囲1記載の方法。 15.両方の前記修正白血球サブセットを電子的に分析する請求の範囲14記載 の方法。 16.前記第1白血球サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有する 第1大きさの微小球を与え、前記第2白血球サブセットに特異的に結合した単ク ローン性抗体を有する前記第1大きさから異なる第2大きさの微小球を与え、お よび前記微小球を前記試料と混合して前記白血球集団に結合することによって前 記2つの白血球サブセットを修正する請求の範囲14記載の方法。 17.前記白血球サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有する第1 セットの微小球を与え、前記微小球を前記試料と混合して前記白血球集団に結合 し、次いで前記第1セットの微小球に結合した前記単クローン性抗体に特異的に 結合した単クローン性抗体を有する第2セットの微小球を与え、および前記第2 セットの微小球を前記試料およびこれに結合する前記第1セットの微小球と混合 することによって前記白血球集団サブセットを修正する請求の範囲1記載の方法 。 18.前記白血球集団サブセットを修正し、および前記赤血球集団を実質的に同 時に除去する請求の範囲10記載の方法。 19.前記白血球集団サブセットを修正し、および前記赤血球集団を連続的に除 去する請求の範囲10記載の方法。 20.少なくとも1つの白血球集団が少なくとも1つのサブセットを有する、少 なくとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部分から少なくとも1つ の白血球集団を分析する装置において、関係する前記白血球集団の少なくとも1 つの白血球集団サブセットの容量および/または不透明度パラメータを修正する 手段(330,350,376);および前記修正白血球集団サブセットおよび 関係する前記選定白血球集団を電子的に分析して前記選定白血球集団の少なくと も1つの特性を測定する手段(332,352,416)を含むことを特徴とす る少なくとも1つの白血球集団を分析する装置。 21.前記修正白血球集団サブセットを分析する前に、少なくとも1つの白血球 集団を前記白血球集団から減らす手段(350,376)を含む請求の範囲20 記載の装置。 22.前記白血球集団に特異的に結合した単クローン性抗体を有する磁性微小球 を与えて前記白血球集団を減らす手段(386)、前記磁性微小球を前記試料と 混合して前記白血球集団に結合する手段(384)、および前記磁性微小球を磁 界に引付けながら前記試料の残留物の少なくとも1部分を除去することによって 前記白血球集団を除去する手段(440)を含む請求の範囲21記載の装置。 23.前記修正白血球集団サブセットを分析する前に、少なくとも好中球および 好酸球集団を前記白血球集団から減らす手段(386)を含む請求の範囲20記 載の装置。 24.前記好中球および好酸球集団に特異的に結合した単クローン性抗体を有す る磁性微小球を与えることによって前記好中球および好酸球を減らす手段(38 6)、前記磁性微小球を前記試料と混合して前記好中球および好酸球集団を結合 する手段(384)、および前記磁性微小球を磁界に引付けながら前記試料の残 留物の少なくとも1部分を除去することによって前記好中球および好酸球を除去 する手段(440)を含む請求の範囲23記載の装置。 25.CD4白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有す る微小球を与えることによって前記CD4白血球集団サブセットを修正する手段 (386)、および前記微小球を前記試料と混合して前記CD4サブセット集団 に結合し前記CD4サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性をシフトする 手段(384)を含む請求の範囲20記載の装置。 26.CD8白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有す る微小球を与えることによって前記CD8白血球集団サブセットを修正する手段 (386)、および前記徴小球を前記試料と混合して前記CD8サブセット集団 に結合し前記CD8サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性をシフトする 手段(384)を含む請求の範囲20記載の装置。 27.CD2白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有す る微小球を与えることによって前記CD2白血球集団サブセットを修正する手段 (386)および前記微小球を前記試料と混合して前記CD2サブセット集団に 結合し前記CD2サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性をシフトする請 求の範囲20記載の装置。 28.CD20白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有 する微小球を与えることによって前記CD20白血球集団サブセットを修正する 手段(386)、および前記微小球を前記試料と混合して前記CD20サブセッ ト集団に結合し前記CD20サブセット集団の少なくとも1つの特性をシフトす る手段(384)を含む請求の範囲20記載の装置。 29.前記全血液試料は赤血球集団を含み、および赤血球集団を前記試料から、 少なくとも1つの関係する前記白血球集団の関連する特質および/または量に有 意に悪影響を与えないように除去する手段(330,350,370,444) を含む請求の範囲20記載の装置。 30.赤血球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、およ び前記微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球集団に結合する手段(38 4);および前記微小球を前記結合赤血球と前記全血液試料から除去する手段( 440)を含む請求の範囲29記載の装置。 31.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けながら 前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する手段(440)を含む 請求の範囲30記載の装置。 32.前記赤血球集団を除去する前記手段は、前記赤血球集団を実質的に除去す る赤血球溶解剤(370)を与えることを含む請求の範囲29記載の装置。 33.関係する前記白血球集団の少なくとも第2白血球サブセットの容量および /または不透明度パラメータを修正する手段(350);および少なくとも1つ の前記修正白血球サブセットおよび関係する前記選定白血球集団を電子的に分析 して前記選定白血球集団の少なくとも1つの特性を測定する手段(352)を含 む請求の範囲20記載の装置。 34.両方の前記修正白血球サブセットを電子的に分析する手段(352,41 6,422)を含む請求の範囲33記載の装置。 35.前記第1白血球サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有する 第1大きさの微小球を与えおよび前記第2白血球サブセットに特異的に結合した 単クローン性抗体を有する第1大きさと異なる第2大きさの微小球を与えること によって前記2つの白血球サブセットを修正する手段(350)、および前記微 小球を前記試料と混合して前記白血球集団に結合する手段(384)を含む請求 の範囲33記載の装置。 36.前記白血球サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有する第1 セットの微小球を与えることによって前記白血球集団サブセットを修正する手段 (350)、前記微小球を前記試料と混合して前記白血球集団に結合させ、次い で前記第1セットの微小球に結合した前記単クローン性抗体に特異的に結合した 単クローン性抗体を有する第2セットの微小球を与える手段(384)、および 前記第2セットの微小球を前記試料およびこれに結合した前記第1セットの微小 球を混合する手段(384)を含む請求の範囲20記載の装置。 37.前記白血球集団サブセットを修正する手段(330,350)および前記 赤血球集団を実質的に同時に除去する手段を含む請求の範囲29記載の装置。 38.前記白血球集団サブセットを修正する手段および前記赤血球集団を連続的 に除去する手段を含む請求の範囲29記載の装置。 39.少なくとも1つの白血球集団が少なくとも1つのサブセットを有する、少 なくとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部分から少なくとも1つ の白血球集団を分析する方法において、関係する前記白血球集団の少なくとも1 つの白血球集団サブセットの容量および不透明度パラメータを修正し;および前 記修正白血球集団サブセットおよび関係する前記選定白血球集団を電子的に分析 して前記選定白血球集団の少なくとも1つの特性を測定することを特徴とする少 なくとも1つの白血球集団を分析する方法。 40.前記修正白血球集団サブセットを分析する前に、少なくとも1つの白血球 集団を前記白血球集団から減らす請求の範囲39記載の方法。 41.前記白血球集団に特異的に結合した単クローン性抗体を有する磁性微小球 を与え、および前記磁性微小球を前記試料と混合した前記白血球集団に結合しお よび前記磁性微小球を磁界に引付けながら前記試料の残留物の少なくとも1部分 を除去して前記白血球集団を除去することによって前記白血球集団を減らす請求 の範囲40記載の方法。 42.前記修正白血球集団サブセットを分析する前に、少なくとも好中球および 好酸球集団を前記白血球集団から減らす請求の範囲39記載の方法。 43.前記好中球および好酸球集団に特異的に結合した単クローン性抗体を有す る磁性微小球を与え、および前記磁性微小球を前記試料と混合して前記好中球お よび好酸球集団に結合しおよび前記磁性微小球を磁界に引付けながら前記試料の 残留物質の少なくとも1部分を除去することによって前記好中球および好酸球集 団を減らす請求の範囲42記載の方法。 44.CD4白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有す る微小球を与え、および前記微小球を前記試料と混合して前記CD4サブセット 集団に結合し前記CD4サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性をシフト することによって前記CD4白血球集団を修正する請求の範囲39記載の方法。 45.CD8白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有す る微小球を与え、および前記微小球を前記試料と混合して前記CD8サブセット 集団に結合し前記CD8サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性をシフト することによって前記CD8白血球集団を修正する請求の範囲39記載の方法。 46.CD2白血球集団に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を 与え、および前記微小球を前記試料と混合して前記CD2サブセット集団に結合 し前記CD2サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性をシフトすることに よって前記CD2白血球集団サブセットを修正する請求の範囲39記載の方法。 47.CD20白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有 する微小球を与え、および前記微小球を前記試料と混合して前記CD20サブセ ット集団に結合して前記CD20サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性 をシフトすることによって前記CD20白血球集団サブセットを修正する請求の 範囲39記載の方法。 48.前記全血液試料は赤血球集団を含み、および前記赤血球集団を前記試料か ら少なくとも1つの前記白血球集団の関連する特質および/または量に有意に悪 影響を与えることなく除去する請求の範囲39記載の方法。 49.前記赤血球集団の除去が、赤血球に特異的に連結した単クローン性抗体を 有する微小球を与えおよび前記微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球集 団に結合することを含み;および前記微小球を前記結合赤血球と前記全血液試料 から除去する請求の範囲48記載の方法。 50.前記磁性微小球および磁界を与え、および前記磁性微小球を前記磁界に引 付けながら前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲 49記載の方法。 51.前記赤血球集団を実質的に除去する赤血球溶解剤を与えることによって前 記赤血球集団を除去する請求の範囲48記載の方法。 52.関係する前記白血球集団の少なくとも第2白血球サブセットの容量および /または不透明度パラメータを修正し;および少なくとも1つの前記修正白血球 サブセットおよび関係する前記選定白血球集団を電子的に分析して前記選定白血 球集団の少なくとも1つの特性を測定する請求の範囲39記載の方法。 53.両方の前記修正白血球サブセットを電子的に分析する請求の範囲52記載 の方法。 54.第1白血球サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有する第1 大きさの微小球を与えおよび第2白血球サブセットに特異的に結合した単クロー ン性抗体を有する前記第1大きさと異なる第2大きさの微小球を与え、および前 記微小球を前記試料と混合して前記白血球集団に結合することによって前記2種 の白血球サブセットを修正する請求の範囲52記載の方法。 55.前記白血球サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有する第1 セットの微小球を与え、前記微小球を前記試料と混合して前記白血球集団に結合 し、次いで前記第1セットの微小球に結合した前記単クローン性抗体に特異的に 結合した単クローン性抗体を有する第2セットの微小球を与え、および前記第2 セットの微小球を前記試料およびこれに結合する前記第1セットの微小球と混合 することによって前記白血球集団を修正する請求の範囲39記載の方法。 56.前記白血球集団サブセットを修正し、および前記赤血球集団を実質的に同 時に除去する請求の範囲48記載の方法。 57.前記白血球集団サブセットを修正し、前記赤血球集団サブセットを除去し 、および前記赤血球集団を連続的に除去する請求の範囲48記載の方法。 58.少なくとも1つの白血球集団が少なくとも1つのサブセットを有する、少 なくとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部分から少なくとも白血 球集団を分析する装置において、関係する前記白血球集団の少なくとも1つの白 血球集団サブセットの容量および不透明度パラメータを修正する手段(30,5 0,70,168,190,228,232);および前記修正白血球集団サブ セットおよび関係する前記選定白血球集団を電子的に分析して前記白血球集団の 少なくとも1つの特性を測定する手段(22,34,52,106,162,1 72,194,206,262)を含むことを特徴とする少なくとも1つの白血 球集団を分析する装置。 59.前記修正白血球集団サブセットを分析する前に、少なくとも1つの白血球 集団を前記白血球集団から減らす手段(30,50,70,168,190,2 28,232)を含む請求の範囲58記載の装置。 60.前記白血球集団に特異的に結合した単クローン性抗体を有する磁性微小球 を与えることによって前記白血球集団を減らす手段(228)、前記磁性微小球 を前記試料と混合して前記白血球集団に結合する手段(238)、および前記磁 性微小球を磁界に引付けながら前記試料の残留物の少なくとも1部分を除去する ことによって前記白血球集団を除去する手段を含む請求の範囲59記載の装置。 61.前記修正白血球集団サブセットを分析する前に、少なくとも好中球および 好酸球を前記白血球集団から減らす手段(30,50,70,168,228, 284)を含む請求の範囲58記載の装置。 62.前記好中球および好酸球集団に特異的に結合した単クローン性抗体を有す る磁性微小球を与えて前記好中球および好酸球集団を減らす手段、および前記磁 性微小球を前記試料と混合して前記好中球および好酸球集団に結合しおよび前記 磁性微小球を磁界に引付けながら前記試料の残留物の少なくとも1部分を除去す ることによって前記好中球および好酸球集団を除去する手段(78,238,2 76)を含む請求の範囲61記載の装置。 63.CD4白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有す る微小球を与えることによって前記CD4白血球集団サブセットを修正する手段 (30,50,70,228,232)、および前記微小球を前記試料と混合し て前記CD4サブセット集団の少なくとも1つの電子的特性をシフトする手段を 含む請求の範囲58記載の装置。 64.CD8白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有す る微小球を与えることによって前記CD8白血球集団サブセットを修正する手段 (30,50,70,228,232)、および前記微小球を前記試料と混合し て前記CD8サブセット集団に結合し前記CD8サブセット集団の少なくとも1 つの電子的特性をシフトする手段を含む請求の範囲58記載の装置。 65.CD2白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有す る微小球を与えることによって前記CD2白血球集団サブセットを修正する手段 (30,50,70,228,232)、および前記微小球を前記試料と混合し て前記CD2サブセット集団に結合し前記CD2サブセット集団の少なくとも1 つの電子的特性をシフトする手段を含む請求の範囲58記載の装置。 66.CD20白血球集団サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有 する微小球を与えることによって前記CD20白血球集団サブセットを修正する 手段(30,50,70,228,232)、および前記微小球を前記試料と混 合して前記CD20サブセット集団に結合し前記CD20サブセット集団の少な くとも1つの電子的特性をシフトする手段を含む請求の範囲58記載の装置。 67.前記白血球試料が赤血球集団を含み、および関係する少なくとも1つの前 記白血球集団の関連する特質および/または量に有意に悪影響を与えることなく 赤血球集団を前記試料から除去する手段(30,50,70,158,190, 202,228,232)を含む請求の範囲58記載の装置。 68.前記赤血球集団を除去するのに、赤血球に特異的に結合した単クローン性 抗体を有する微小球を与え、および前記微小球を前記全血液試料と混合して前記 赤血球集団に結合する手段(78,238,276);および前記微小球を前記 結合赤血球と前記全血液試料から除去する手段(140,246,278)を含 む請求の範囲67記載の装置。 69.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けながら 前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する手段(440)を含む 請求の範囲68記載の装置。 70.前記赤血球集団を除去する前記手段は前記赤血球集団を実質的に除去する 赤血球溶解剤(370)を与えることを含む請求の範囲67記載の装置。 71.関係する前記白血球集団の少なくとも第2白血球サブセットの容量および /または不透明度パラメータを修正する手段(350);および少なくとも1つ の前記修正白血球サブセットおよび関係する前記選定白血球集団を電子的に分析 して前記選定白血球集団の少なくとも1つの特性を測定する手段(352)を含 む請求の範囲58記載の装置。 72.両方の前記修正白血球サブセットを電子的に分析する手段(352,41 6,422)を含む請求の範囲71記載の装置。 73.前記第1白血球サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有する 第1大きさの微小球を与えることにより、および前記第2白血球サブセットに特 異的に結合した単クローン性抗体を有し、前記第1大きさと異なる第2大きさの 微小球を与えることによって前記2つの白血球サブセットを修正する手段(35 0)、および前記微小球を前記試料と混合して前記白血球集団に結合する手段( 384)を含む請求の範囲71記載の装置。 74.前記白血球サブセットに特異的に結合した単クローン性抗体を有する第1 セットの微小球を与えることによって前記白血球集団サブセットを修正する手段 (350)、および前記微小球を前記試料と混合して前記白血球集団に結合し、 次いで前記第1セットの微小球に結合した前記単クローン性抗体に特異的に結合 した単クローン性抗体を有する第2セットの微小球を与える手段(384)、お よび前記第2セットの微小球を前記試料およびこれに結合した前記第1セットの 微小球と結合する手段(384)を含む請求の範囲58記載の装置。 75.前記白血球集団サブセットを修正する手段(330,350)、および前 記赤血球集団を実質的に同時に除去する手段を含む請求の範囲67記載の装置。 76.前記白血球集団サブセットを修正する手段、および前記赤血球集団を連続 的に除去する手段を含む請求の範囲67記載の装置。 77.少なくとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部分から多部分 の区分された白血球集団を得る方法において、顆粒球;単球およびリンパ球の少 なくとも前記白血球集団を電子的に数え;好中球集団寄与を前記白血球集団から 減らし;単球、リンパ球、好酸球および好塩基球の少なくとも前記残留白血球集 団を電子的に数え;および前記2つのカウントを比較して好中球の前記白血球集 団のカウントを得、これによって少なくとも5部分の区別された白血球を得るこ とを特徴とする全血液試料の1部分から多部分の区別された白血球集団を得る方 法。 78.前記全血液試料が赤血球集団を含み、前記赤血球集団を前記試料から、前 記白血球集団の関連する物質および/または量に悪影響を与えないように除去す る請求の範囲77記載の方法。 79.前記赤血球集団を除去するのに、赤血球に特異的に結合した単クローン性 抗体を有する微小球を与え、および前記微小球を前記全血液試料と混合して前記 赤血球集団に結合し;および前記微小球を前記結合赤血球と前記全血液試料から 除去する請求の範囲78記載の方法。 80.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けながら 前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲79記載の 方法。 81.前記微小球を前記全血液試料と速やかに混合して前記赤血球集団を前記微 小球に60秒以下で結合する請求の範囲79記載の方法。 82.赤血球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、前記 微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球集団に結合しおよび赤血球溶解剤 を前記微小球と与えて前記赤血球集団の1部分を除去して前記赤血球集団を除去 するのに必要な多数の微小球を減少させることによつで前記赤血球集団を除去し ;および前記微小球をこれに結合した前記赤血球と前記全血液試料から除去する 請求の範囲78記載の方法。 83.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けながら 前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲82記載の 方法。 84.前記微小球を前記全血液試料と速やかに混合して前記赤血球集団を前記微 小球に60秒以下で結合させ、前記溶解作用を与えるようにする請求の範囲82 記載の方法。 85.前記赤血球集団を実質的に除去する赤血球溶解剤を与えることによって前 記赤血球集団を除去する請求の範囲78記載の方法。 86.好中球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、前記 微小球を前記試料と混合して前記好中球集団に結合して前記好中球集団の少なく とも1つの電子的特性をシフトすることによって好中球集団を減らす請求の範囲 77記載の方法。 87.好中球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、前記 微小球を前記試料と混合して前記好中球集団に結合することによって好中球集団 を減らし;および前記微小球をこれに結合した好中球集団と前記試料から除去す る請求の範囲77記載の方法。 88.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けながら 前記好中球集団を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲87記 載の方法。 89.前記微小球を前記試料と速やかに混合して前記好中球集団を前記微小球に 60秒以下で結合する請求の範囲87記載の方法。 90.少なくとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部分から多部分 の区別された白血球集団を得る装置において、顆粒球、単球およびリンパ球の少 なくとも前記白血球集団を電子的に数える手段(22,106,162,206 ,262);好中球集団寄与を前記白血球集団から減らす手段(30,70,1 68,190,228,232);単球、リンパ球、好酸球および好塩基球の少 なくとも前記残留白血球集団を電子的に数える手段(34,52,106,17 2,262);および前記2つのカウントを比較して好中球の前記白血球集団の カウントを得、これにより少なくとも5部分の区別された白血球を得る手段(2 6,112,164,198,264)を含むことを特徴とする全血液試料の1 部分から多部分の区別された白血球集団を得る方法。 91.前記全血液試料が赤血球集団を含み、前記赤血球集団を前記試料から前記 白血球集団の関連する特質および/または量に悪影響を与えることなく除去する 手段(20,50,70,158,190,202,228,232)を含む請 求の範囲90記載の装置。 92.前記赤血球集団を除去するのに、赤血球に特異的に結合した単クローン性 抗体を有する微小球を与え、前記微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球 集団に結合する手段(78,238,276)を含み;および前記微小球を前記 結合赤血球と前記全血液試料から除去する手段(140,246,278)を含 む請求の範囲91記載の装置。 93.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けながら 前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲92記載の 装置。 94.前記微小球を前記全血液試料と速やかに混合して前記赤血球集団を前記微 小球に60秒以下で結合する手段を含む請求の範囲92記載の装置。 95.前記赤血球集団を除去する手段は、赤血球に特異的に結合した単クローン 性抗体を有する微小球を与え、前記微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血 球集団に結合し、および赤血球溶解剤を前記微小球と与えて前記赤血球集団の1 部分を除去して前記赤血球集団を除去するのに必要な多数の微小球を減少する手 段(78,238,276)を含み;および前記微小球をこれに結合した前記赤 血球と前記全血液試料から除去する手段を含む請求の範囲91記載の装置。 96.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けながら 前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲95記載の 装置。 97.前記微小球を前記全血液試料と速やかに混合して前記赤血球集団を前記微 小球に60秒以下で結合しおよび前記溶解作用を与える手段(78,238,2 76)を含む請求の範囲95記載の装置。 98.前記赤血球集団を除去する前記手段は、赤血球溶解剤(64,236)を 与えて前記赤血球集団を実質的に除去することを含む請求の範囲91記載の装置 。 99.前記好中球集団を減らす前記手段は、好中球に特異的に結合した単クロー ン性抗体を有する微小球を与え、前記微小球を前記試料と混合して前記好中球集 団に結合させて前記好中球集団の少なくとも1つの電子的特性をシフトする手段 を含む請求の範囲90記載の装置。 100.好中球集団を減らす前記手段は好中球に特異的に結合した単クローン性 抗体を有する微小球を与え、前記微小球を前記試料と混合して前記好中球集団に 結合する手段を含み;および前記微小球をこれに結合した前記好中球集団と前記 試料から除去する手段を含む請求の範囲90記載の装置。 101.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けなが ら前記好中球集団を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲10 0記載の装置。 102.前記微小球を前記試料と速やかに混合して前記好中球集団を前記微小球 に60秒以下で結合する手段を含む請求の範囲100記載の装置。 103.少なくとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部から多部分 の区分された白血球集団を得る方法において、前記試料の第1部分における顆粒 球、単球およびリンパ球の少なくとも前記白血球集団を電子的に数え;好中球集 団寄与を前記試料の第2部分からの前記白血球集団から前記残留白血球集団の関 連する特質および/または量に悪影響を与えることなく減らし;前記第2部分に おける単球、リンパ球、好酸球および好塩基球の少なくとも前記残留白血球集団 を電子的に数え;および前記2つのカウントを前記第1および第2部分から比較 して好中球の前記白血球集団のカウントを得、これにより少なくとも5部分の区 別された白血球を得ることを特徴とする全血液試料の少なくとも1部分から多部 分の区分された白血球集団を得る方法。 104.前記全血液試料は赤血球集団を含み、前記赤血球集団を前記試料から、 前記第1部分を数える前に前記白血球集団の関連する特質および/または量に悪 影響を与えることなく除去し、および前記第2部分を数える前に前記第2部分か ら前記赤血球集団を除去する請求の範囲103記載の方法。 105.赤血球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、前 記微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球集団に結合させることによって 前記赤血球集団を少なくとも1つの前記部分から除去し;および前記微小球をこ れに結合した赤血球と前記全血液試料から除去する請求の範囲104記載の方法 。 106.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けなが ら前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲105記 載の方法。 107.前記微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球集団を前記微小球に 60秒以下で結合する請求の範囲105記載の方法。 108.赤血球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、前 記微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球集団に結合し、および赤血球溶 解剤を前記微小球と与えて前記赤血球集団の1部分を除去して前記赤血球集団を 除去するのに必要な多くの微小球を減少させることによって前記赤血球集団を前 記部分の少なくとも1部分から除去し;および前記微小球をこれに結合した前記 赤血球と前記全血液試料から除去する請求の範囲104記載の方法。 109.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けなが ら前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲108記 載の方法。 110.前記微小球を前記全血液試料部分と速やかに混合して前記赤血球集団を 前記微小球に60秒以下で結合させおよび前記溶解作用を与える請求の範囲10 8記載の方法。 111.前記赤血球集団を実質的に除去する赤血球溶解剤を与えることによって 前記赤血球集団を前記部分の少なくとも1部分から除去する請求の範囲104記 載の方法。 112.好中球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、前 記微小球を前記全血液試料と混合して前記好中球集団に結合させて前記好中球集 団の少なくとも1つの電子的特性をシフトすることによって前記第2部分におけ る好中球集団を減らす請求の範囲103記載の方法。 113.好中球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、前 記微小球を前記全血液試料と混合して前記好中球集団に結合することによって前 記第2部分における好中球集団を減らし;および前記微小球をこれに結合した前 記好中球集団と前記試料から除去する請求の範囲103記載の方法。 114.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けなが ら前記好中球集団を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲11 3記載の方法。 115.前記微小球を前記全血液試料と速やかに混合して前記好中球集団を前記 微小球に60秒以下で結合する請求の範囲113記載の方法。 116.少なくとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部分から多部 分の区別された白血球集団を得る装置において、前記試料の第1部分における顆 粒、単球およびリンパ球の少なくとも前記白血球集団を電子的に数える手段(2 2,106,162,206,262);前記白血球集団から好中球集団寄与を 前記試料の第2部分から前記残留白血球集団の関連する特質および/または量に 悪影響を与えることなく減らす手段(30,50,70,168,190,22 8,232);前記第2部分における単球、リンパ球、好酸球および好塩基球の 少なくとも前記残留白血球集団を電子的に数える手段(34,106,172, 194,262);および前記2つのカウントを前記第1および第2部分から比 較して好中球の前記白血球集団のカウントを得、これにより少なくとも5部分の 区別された白血球を得る手段(26,112,164,198,264)を含む ことを特徴とする全血液試料の少なくとも1部分から多部分の区別された白血球 集団を得る装置。 117.前記全血液試料は赤血球集団を含み、および前記赤血球集団を前記試料 から、前記第1部分を数える前に前記白血球集団の関連する特質および/または 量に悪影響を与えないで除去し、および前記赤血球集団を前記第2部分からその 被覆前に除去する手段(330,350,370,444)を含む請求の範囲1 16記載の装置。 118.前記部分の少なくとも1部から前記赤血球集団を除去する前記手段は、 赤血球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、および前記 微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球集団に結合する手段(384)を 含み;および前記微小球をこれに結合した前記赤血球と前記全血液試料から除去 する手段(440)を含む請求の範囲117記載の装置。 119.磁性微小球および磁界を与え、および前記磁性微小球を前記磁界に引付 けながら前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する手段(440 )を含む請求の範囲118記載の装置。 120.前記微小球を前記全血液試料と速やかに混合して前記赤血球集団を前記 微小球に60秒以下で結合する手段を含む請求の範囲118記載の装置。 121.前記部分の少なくとも1部から前記赤血球集団を除去する前記手段は、 赤血球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、および前記 微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球集団に結合させおよび赤血球溶解 剤を前記微小球を与えて前記赤血球集団の1部分を除去し前記赤血球集団を除去 するのに必要な多数の微小球を減少させる手段を含む請求の範囲117記載の装 置。 122.磁性微小球および磁界を与え、および前記磁性微小球を前記磁界に引付 けながら前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する手段を含む請 求の範囲121記載の装置。 123.前記微小球を前記全血液試料部分と速やかに混合して前記赤血球集団を 前記微小球に60秒以下で結合させおよび前記溶解作用を与える手段を含む請求 の範囲121記載の装置。 124.前記部分の少なくとも1部から前記赤血球集団を除去する前記手段は、 前記赤血球集団を実質的に除去する赤血球溶解剤を与えることを含む請求の範囲 117記載の装置。 125.前記第2部分におてる好中球手段を減らす前記手段は、好中球に特異的 に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、および前記微小球を前記全 血液試料と混合して前記好中球集団に結合し前記好中球集団の少なくとも1つの 電子的特性をシフトする手段を含む請求の範囲116記載の装置。 126.前記第2部分における好中球集団を減らす前記手段は好中球に特異的に 結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、および前記微小球を前記全血 液試料と混合して前記好中球集団に結合する手段を含み;および前記微小球をこ れに結合した前記好中球集団と前記試料から除去する手段を含む請求の範囲11 6記載の装置。 127.磁性微小球および磁界を与え、および前記磁性微小球を前記磁界に引付 けながら前記好中球集団を除去することによって前記微小球を除去する手段を含 む請求の範囲126記載の装置。 128.前記微小球を前記全血液試料と速やかに混合して前記好中球集団を前記 微小球に60秒以下で結合する手段を含む請求の範囲126記載の装置。 129.少なくとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部分から多部 分の区別された白血球集団を得る方法において、好中球集団特性寄与を他の白血 球集団に関してシフトし;および単球、リンパ球、好中球、好酸球および好塩基 球の少なくとも前記白血球集団を電子的に数え、これにより少なくとも5部分の 区別された白血球を得ることを特徴とする多部分の区別された白血球集団を得る 方法。 130.前記全血液試料は赤血球集団を含み、および前記赤血球集団を前記試料 から、前記白血球集団の関連する物質および/または量に悪影響を与えないで除 去する請求の範囲129記載の方法。 131.赤血球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、前 記微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球集団に結合させることによって 前記赤血球集団を除去し;および前記微小球をこれに結合した前記赤血球と前記 全血液試料から除去する請求の範囲130記載の方法。 132.磁性微小球および磁界を与え、前記磁性微小球を前記磁界に引付けなが ら前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲131記 載の方法。 133.前記微小球を前記全血液試料と速やかに混合して前記赤血球集団を前記 微小球に60秒以下で結合する請求の範囲131記載の方法。 134.赤血球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、前 記微小球を前記全血液試料と混合して前記赤血球集団に結合し、および赤血球溶 解剤を前記微小球と与えて前記赤血球集団の1部分を除去して前記赤血球集団を 除去するのに必要な多数の微小球を減少させ;および前記微小球をこれに結合し た前記赤血球と前記全血液試料から除去する請求の範囲130記載の方法。 135.磁性微小球および磁界を与え、および前記磁性微小球を前記磁界に引付 けながら前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲1 34記載の方法。 136.前記微小球を前記全血液試料と速やかに混合して前記赤血球集団を前記 微小球に60秒以下で結合する請求の範囲134記載の方法。 137.前記赤血球集団を実質的に除去する赤血球溶解剤を与えることによって 前記赤血球集団を除去する請求の範囲130記載の方法。 138.好中球に特異的に結合した単クローン性抗体を有する微小球を与え、お よび前記微小球を前記試料と混合して前記好中球集団に結合させて前記好中球集 団の少なくとも1つの電子的特性をシフトすることによって前記好中球集団をシ フトする請求の範囲129記載の方法。 139.前記微小球を前記試料と速やかに混合して前記好中球集団を前記微小球 に60秒以下で結合させる請求の範囲138記載の方法。 140.少なくとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部分から多部 分の区別された白血球集団を得る装置において、好中球集団特性寄与を他の白血 球集団に関してシフトする手段(30,70,228,232);および単球、 リンパ球、好中球、好酸球および好塩基球の少なくとも前記白血球集団を電子的 に数え、これにより少なくとも5部分の区別された白血球を得る手段(26,1 06,262)を含むことを特徴とする多部分の区別された白血球集団を得る装 置。 141.前記全血液試料は赤血球集団を含み、および前記赤血球集団を前記試料 から、前記白血球集団の関連する特質および/または量に悪影響を与えないで除 去する手段(330,350,370,444)を含む請求の範囲140記載の 装置。 142.前記赤血球集団を除去する手段は赤血球に特異的に結合した単クローン 性抗体を有する微小球を与え、および前記微小球を前記全血液試料と混合して前 記赤血球集団に結合させる手段(384)を含み;および前記微小球をこれに結 合した前記赤血球と前記全血液試料から除去する手段(440)を含む請求の範 囲141記載の装置。 143.磁性微小球および磁界を与え、および前記磁性微小球を前記磁界に引付 けながら前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する手段を含む請 求の範囲142記載の装置。 144.前記微小球を前記全血液試料と速やかに混合して前記赤血球集団を前記 微小球に60秒以下で結合する手段を含む請求の範囲142記載の装置。 145.前記赤血球集団を除去する前記手段は赤血球に特異的に結合した単クロ ーン性抗体を有する微小球を与え、および前記微小球を前記全血液試料と混合し て前記赤血球集団に結合させおよび赤血球溶解剤を前記微小球と与えて前記赤血 球集団の1部分を除去して前記赤血球集団の除去に必要な多数の微小球を減少さ せる手段(384)を含み;および前記微小球をこれに結合した前記赤血球と前 記全血液試料から除去する手段を含む請求の範囲141記載の装置。 146.磁性微小球および磁界を与え、および前記磁性微小球を前記磁界に引付 けながら前記赤血球を除去することによって前記微小球を除去する請求の範囲1 45記載の装置。 147.前記微小球を前記全血液試料と速やかに混合して前記赤血球集団と前記 微小球に60秒以下で結合しおよび前記溶解作用を与える手段を含む請求の範囲 145記載の装置。 148.前記赤血球を除去する前記手段は前記赤血球集団を実質的に除去する赤 血球溶解剤を与えることを含む請求の範囲141記載の装置。 149.好中球集団をシフトする手段は好中球に特異的に結合した単クローン性 抗体を有する微小球を与え、および前記微小球を前記試料と混合して前記好中球 集団に結合させて前記好中球集団の少なくとも1つの電子的特性をシフトする手 段を含む請求の範囲140記載の装置。 150.前記微小球を前記試料と速やかに混合して前記好中球集団を前記微小球 に60秒以下で結合する手段を含む請求の範囲149記載の装置。 151.少なくとも1種の白血球集団が少なくとも2つのサブセットを有する、 少なくとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部分から少なくとも1 つの白血球集団を分析する方法において、少なくとも1つのサブセット寄与をそ の特異的白血球集団から減らし;前記減少した白血球集団サブセットおよび前記 選定白血球集団を電子的に分析して前記選定白血球集団の少なくとも1つの特性 を測定することを特徴とする少なくとも1つの白血球集団を分析する方法。 152.前記全血液試料が赤血球集団を含み、前記赤血球集団を前記試料から、 前記白血球集団の関連する特質および/または量に悪影響を与えることなく除去 する請求の範囲151記載の方法。 153.少なくとも1つの白血球集団が少なくとも2つのサブセットを有する、 少なくとも白血球集団を有する全血液試料の少なくとも1部分から少なくとも1 つの白血球集団を分析する装置において、少なくとも1つのサブセット寄与をそ の特異的白血球集団から減らす手段(30,70,168,190,228,2 84);および前記減少した白血球集団サブセットおよび前記選定白血球集団を 電子的に分析して前記選定白血球集団の少なくとも1つの特性を測定する手段( 22,34,106,172,194,262)を含むことを特徴とする少なく とも1つの白血球集団を分析する装置。 154.前記全血液試料は赤血球集団を含み、および前記赤血球集団を前記試料 から、前記白血球集団の関連する特質および/または量に悪影響を与えることな く除去する手段を含む請求の範囲152記載の装置。 155.関係する細胞または形成体の少なくとも1つの集団の容量および/また は不透明度パラメータを修正し;および関係する前記修正細胞または形成体を電 子的に分析しおよび前記細胞または関係する形成体の少なくとも1つの特性を測 定することを特徴とする細胞または形成体試料を分類する方法。 156.関係する細胞の少なくとも1つの集団の容量および不透明度パラメータ を修正する請求の範囲155記載の方法。 157.関係する形成体の少なくとも1つの集団の容量および不透明度パラメー タを修正する請求の範囲155記載の方法。 158.関係する細胞または形成体の少なくとも1つの集団の容量および/また は不透明度パラメータを修正する手段(30,50,70,168,190,2 28,232);および前記関係する修正細胞または形成体を電子的に分析して 前記細胞または関係する形成体の少なくとも1つの特性を測定する手段(22, 26,34,52,106,164,172,194,198,262,264 )を含むことを特徴とする細胞または形成体試料を分類する装置。 159.関係する細胞の少なくとも1つの集団の容量および不透明度パラメータ を修正する手段を含む請求の範囲158記載の装置。 160.関係する形成体の少なくとも1つの集団の容量および不透明度パラメー タを修正する手段を含む請求の範囲158記載の装置。
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