JPH04502949A - 特に内燃機関のロータ式気化器機構と組み合わせて使用する燃料供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特に内燃機関のロータ式気化器機構と 組み合わせて使用する燃料供給装置 本発明は特に内燃機関のロータ式気化器機構と組み合わせて使用する燃料供給装 置に関する。

ロータ式気化器機構は次ぎに記載の特許明細書に開示されている。

ＵＳ　３，９９１，１４４ ＵＳ　２６１／３６Ａ；２６１／６３ ＵＳ−ＰＳ　２８２３９０６ ＵＳ−ＰＳ　４０４４０８１ １ｎｔ、Ｃｒ　ＦＯ２Ｍ　３７１０４ 上記公知例では燃料供給が従来のフロート機構によっておこなわれている。

これらの組み合わせにより次ぎの欠点が確定されている。

ａ）内燃機関の突然の負荷交番時、要するにスロットルバルブ１２の突然の操作 時に、いわいる負荷衝撃が生じる。

電子制御された付加的なポンプによってもこの欠点が部分的にしか排除されない 。

ｂ）いわいるエンジンブレーキ状態における停止装置が設けられていない。

ロータ式気化器機構を図面に示した燃料供給装置と組み合わせることによって、 上記欠点が排除される。

さらに、−１０〜−２０℃の冷間時始動を除き、電気的な作用なしに、燃料空気 混合率Ｌａｍｄａ　ｌ、従って３ウエイ力タライザで運転をおこなうことができ る。

それゆえ、本発明の課題は冒頭に述べた形式の燃料供給装置をできるだけ簡単か つ安価に製作すると共に、内燃機関の全運転範囲において極めて正確な燃料空気 混合率が得られるようにすることにある。

この課題を解決した本発明の要旨は請求項１に記載の通りである。

本発明の有利な構成はその他の請求項に記載されている。

本発明燃料供給装置によれば、内燃機関の全運転範囲、例えば暖機始動時、加速 時及び全負荷時に電気的な補助なしにロータ式気化器機構によって正しい燃料空 気混合率を得ることができる。

−１０〜−２０℃での冷間始動時にのみ、付加的に電磁石の励磁によって所要の 燃料富化を得ることができる。

本発明の有利な実施例が図面に記載されており、図面はロータ式気化器機構と組 み合わせた燃料供給装置の縦断面を示す。

ロータ式気化器機構と組み合わせた図示の燃料供給装置は円筒形のロータ２を備 えており、このロータ２はケーシング１内に固定されている。５リツプ状の翼３ がロータ軸４にプレスばめされている。翼３ひいてはロータ軸４は玉軸受け５． ６内で回転する。供給管９とロータ軸４との間に遠心パツキン７が配置されてい る。

燃料は遠心孔８ｂを介して立上り孔８ａへ流れる。

ルビーノズル１０によって燃料は正確にブリーダリング１１へ配量される。ブリ ーダリングは燃料の微細なブリードに役立つ。

燃料供給装置との組み合わせはつぎのようにしておこなわれる。

接続部１５には０．５〜１バールの圧力で燃料が燃料ポンプによって供給される 。戻し回路１６は過剰の燃料を燃料タンクへ戻す。室３３は接続部１８を介して 負圧ホースによって内燃機関の吸気管の接続部１３に接続される。

ダイヤフラム１９が一方において中間片２６とマグネット可動子２７とに結合さ れており、他方においてタペット２０に結合されており、ばね３５によって球２ １ａへ向かって押圧されている。逆の方向からはばね２３が弁スライダ２２を球 へ向かって押圧しており、これにより、球を球座２１ｂに座着させている。

ロータ式気化器と燃料供給装置との協働は次のようにしておこなわれる。

内燃機関の吸気管内の負圧はアイドリング時でほぼ０．６５バールである。従っ て室３３内の負圧は０゜６５バールである。ばね２３，３５は球座２１ｂと球２ １ａとの間並びに弁スライダ２２と孔２５との間にギャップが生じないようにマ グット可動子２７、中間片２６、弁スライダ２２、球１６、及びタペット２０を 介してダイヤフラム１９に作用するように調整されている。燃料は室１７ひいて は孔２５から室３４へ流れる。それゆえ、燃料は供給管９から遠心孔８ａ及び立 上り孔Ａａを介してルビーノズル１０へ流れる。ロータの回転数により、ロータ に供給される燃料よりも多量の燃料が必要になると、室３４内に極めて僅かな負 圧が生じ、この負圧により、ダイヤフラム１９がタペット２０を介して球２１ａ に作用せしめられて弁スライダ２２を押圧する。これにより、球座２１ｂと球２ １ａとの間のギャップ及び弁スライダ２２と孔２５との間のギャップが増大し、 多量の燃料が供給管９へ流れる。その逆に、ロータ４の回転数によって比較的僅 かな燃料が必要になると、室３４内に極めて低い正圧が生じ、これにより、ダイ ヤフラム１９は球２１ａから離反する方向に押圧される。これにより、球座２１ ｂと球２１ａとの間のギャップひいては弁スライダ２２と孔２５との間のギャッ プが小さくなる。これにより、供給管９へ流れる燃料が減少する。この微調整に より、このロータ式気化器によって著しく正確な燃料空気混合率が達成される。

内燃機関の始動時には吸気管１３及び室３３内の負圧がわずかであり、その結果 、ダイヤフラム１９はばね３５によってタペット２０を介して球２１ａひいては 弁スライダ２２に向けて押圧される。これにより、球座２１ｂと球２１ａとの間 並びに弁スライダ２２と孔２５との間に大きなギャップが生じる。この結果、燃 料が高圧で供給管９に供給される。ロータに作用するこの付加的な圧力は内燃機 関の始動時の十分な燃料富化を生じる。内燃機関の加速時には吸気管１３ひいて は室３３内の負圧が低下する。ダイヤフラム１９はばね３５によって球２１ａに 向かって押圧される。これにより、球座２１ｂと球２１ａとの間のギャップひい ては弁スライダ２２と孔２５との間のギャップが増大する。供給管９には多量の 燃料が供給される。この短時間の燃料富化は内燃機関の加速過程のための燃料富 化にとって十分である。同じ過程が内燃機関の全負荷時でも生じる。供給管９内 に大きな圧力が生じる。

内燃機関のエンジンブレーキ状態では吸気管内に０．７５までの高い負圧が生じ る。この負圧は室３３内にも生じ、これにより、ダイヤフラム１９ひいてはタペ ット２０が球２１ａから離反する方向に運動する。

球２１ａはばね２３及び弁スライダ２２によって球座２１ｂに密着させられる。

室１７から孔２５を介して室３４内に至る燃料の流れが中断される。ロータ式気 化器には、内燃機関のエンジンブレーキ状態が続く限り、供給管９を介して燃料 が供給されない。

マグネットコイル３０とコア２９と可動子２７とから成る電磁石によって中間片 ２６を介してダイヤフラム１９の位置が変化させられ、これにより、タペット２ ０を介して球２１ａ及び弁スライダ２２の位置が変化させられる。マグネットコ イル３０の励磁によって可動子２７は中間片２６を介してダイヤフラム１９ひい ては球２１ａ及び弁スライダ２２を下方に押圧する。これにより、球２１ａと球 座２１ｂとの間のギャップ並びに弁スライダ２２と孔２５との間のギャップが増 大する。これにより、室３４ひいては供給管９内の圧力が増大する。供給管９内 で増大したこの圧力はロータ式気化器において燃料消費量の増大を生じる。この 大きな燃料消費量は−１０〜−２０℃での冷間始動時に必要である。

内燃機関に生じる温度変化のために、上述の電磁石的な変化が利用されてもよい 。

この電磁石効果はＬａｍｄａ　ゾンデによる制御のために使用されてもよい。

国際調査報告 Ｓ＾　３９４４６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．特にロータ式気化器機構との組み合わせのための燃料供給装置において、弁 スライダ（２２）が燃料消費機構によって必要とされる燃料量を制御することを 特徴とする燃料供給装置。 ２．弁スライダ（２２）の後方に配置された球（２１ａ）が消費量ゼロのさいに 燃料供給を完全に遮断することを特徴とする請求項１記載の燃料供給装置。 ３．球（２１ａ）及び弁スライダ（２２）がダイヤフラム（１９）によって移動 されることを特徴とする請求項２記載の燃料供給装置。 ４．ダイヤフラム（１９）ひいては球（２１ａ）及び弁スライダ（２２）が、ダ イヤフラム（１９）の上側の室（３３）内の種々異なる負圧によって制御され、 その場合に室（３３）が機関の吸気管に連通していることを特徴とする請求項１ から３までのいずれか１項記載の燃料供給装置。 ５．ダイヤフラム（１９）ひいては球（２１ａ）及び弁スライダ（２２）が電磁 石（３０，２９，２８，２７）によって影響されることを特徴とする請求項１か ら４までのいずれか１項記載の燃料供給装置。 ６．室（３４）内の圧力がダイヤフラム（１９）、球（２１ａ）及び弁スライダ （２２）に影響することを特徴とする請求項１から５までのいずれか１項記載の 燃料供給装置。 ７．弁スライダ（２２）が孔（２５）の横断面を変化させることを特徴とする請 求項１から６までのいずれか１項記載の燃料供給装置。 ８．弁スライダ（２２）が孔（１６）の横断面を変化させることを特徴とする請 求項１から７までのいずれか１項記載の燃料供給装置。