JPH04502604A - シロツプ用のプラスチツク製１８リツトル容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シロップ用のプラスチツク製１８リツトル容器発明の背景 本発明は混合飲料自動販売機に使用するに適したシロップ又はフレーバーの濃縮 液用のプラスチック製容器に関する。より特別には、本発明は、シロップ又はフ レーバーの濃縮液貯蔵用の使捨て及び再使用の可能な容器に関し、前記容器はこ の容器からシロップ又はフレーバーの濃縮液を取り出してこれを混合自動販売機 の混合ステーションに供給するシロップポンプと連結可能である。

ファストフードレストラン又は類似の所で使用されるような混合飲料自動販売機 は、一般に、１８リットル入れのステンレス鋼の圧力容器又はバッグインボック ス型の容器のいずれかにシロップを貯蔵する。ステンレス鋼型の容器は「フィギ ャル」として知られる。これは最初にステンレス鋼で作られた容１１５ガロン（ １８リツトル）のシロップ容器に対する飲料自動販売技術において受け入れられ た略称である。「フィギャル」容器は、テニスンの米国特許第３１８６５７７号 に一般的に説明される。

フィギャル容器は、これからシロップを取り出すのにポンプを必要としない加圧 状態でシロップを貯蔵できる利点がある。しかし、「フィギャル」容器は製造に 非常に費用を要する欠点があり、従ってこれは工場に戻し、消毒して再使用すべ きである。

比較して、シロップ用のバッグインボックス包装は、使捨て可能であり費用が少 ない。しかし、バッグインボックス型の包装は容易には再使用できず、従って付 随した廃棄物の問題が生ずる。代表的なバッグインボックス型の包装が、クレー ドルの米国特許第４２８６６３６号に明らかにされる。

このクレードルの°６３６号特許に開示された一般型のバッグインボックス包装 は、今日では、このバッグインボックス包装と自動販売機のノズルとの間に急速 継手により連結された空気作動式往復ポンプを有する飲料自動販売システムに広 く使用される。かかる急速継手の例が、これもクレードルの“６３６号特許に開 示されている。

従って、この技術においては、混合飲料自動販売機で使用する使捨て可能で費用 が高くなくかつ再使用も可能なシロップ容器に対する要求がある。

発明の概要 従って、通常のバッグインボックス型の容器に代わる使捨て可能でありかつ再使 用の可能なプラスチック製のシロップ容器を提供することが本発明の第１の目的 である。

通常の急速継手により、シロップポンプのようなバッグインボックス型容器とと もに使用される同様な設備に連結可能な使捨て可能でかつ再使用可能なシロップ 容器を提供することが本発明の別の目的である。

本発明の目的は、 容器を満たすための第１の開口及び濃縮液を取り出すための第２の開口を定める 頂端部； 前記第２の開口から濃縮液が取り出される際に容器内への空気の流れを調整する ために前記第１の開口と組み合わせられた通気手段：前記容器を直立位置に支持 するためのベース端部：前記ベース端部を前記頂端部に連結する側壁：前記容器 の外側を頂端部から底端部に前記側壁に沿って延びている導管、前記導管は前記 容器の前記頂端部における前記第２の開口を定め、前記導管は前記容器の底端部 において前記容器の内側と連通しており；及び 前記第２の開口と連結しつる継手内の弁の作動に使用するための前記第２の開口 内の弁作動手段 を備え、濃縮液を貯蔵しかつ分与するための分与可能な容器を提供することによ り達成される。

第２の開口と連結できる継手は、可撓性ホースの端部上の通常の急速継手とする ことができる。この継手はばね荷重のかけられたポペット弁を有し、これは本発 明の容器の第２の開口内の弁作動手段により押されて開かれる。

急速継手からくるホースは往復ポンプの入力側に至り、このポンプの出力側は混 合自動販売機の分与用の弁に連結される。

図面の簡単な説明 本発明の目的及びこれに随伴する利点は、図面を参照することにより容易に明ら かとなるであろう。図面においては同様な部品には同様な番号が付けられる。図 面において、 図ＩＡは、本発明のシロップ容器の好ましい実施例を示す上前方からの斜視図で ある。

図ＩＢは、図ＩＡの容器の頂端部における２個の開口の小さい方の内側に固定さ れた弁作動具の拡大図である。

図２は、容器Ａと同形式の容器Ｂの底端部が、９０°回転したときに、いかにし て容器Ａの頂部上に入り込んで相互に固定された関係で積重ねられるかを示す図 面である。

図３は、図１の容器の線３−３に沿って得られた断面図である。

図４は、図１のシロップ容器の頂端部における２個の開口の小さい方に、急速継 手及び組み合わせられた可撓性導管がいかにして結合されるかを示す断面図であ る。

図５は、図１のシロップ容器と組みになった複動式の往復ポンプを備えた混合飲 料自動販売機システムの図式的な線図である。

好ましい実施例の説明 図１及び３を参照すれば、第１の開口１と第２の開口２とを有する本発明のシロ ップ容器１２が図示される。開口１は、開口２よりも太き（かつ容器１２の頂端 部の突出している円筒状の首部分により形成され、これは保護キャップを受ける ために適切に仕上げられ又はその上にねじを持つ。開口１は、好ましくは、箔Ｆ によって密閉され、この箔は後述の理由により適切な通気用の開口を形成するた めに壊れ易（しである。

小さい方の開口２は、容器１２の頂端部からその底端部に延びている円筒状の管 又は導管４により形成される。開口２を形成している管４の頂端部にも適切なね じ又は仕上げが設けられ、貯蔵中又は輸送中に開口２を覆う保護用のねじキャッ プを受ける。導管４は容器の底端部５を通って容器の内部と連通し、従って容器 内のシロップは、組み合わせられたキャップが取られ、導管４が適切なシロップ ポンプと連結されると、導管４と開口２とを通って取り出すことができる。

容器の頂端部の大きい方の開口１は、始めに容器をシロップ又はフレーバーの濃 縮液で満たすために設けられるが、導管４を通るシロップの分与中は、開口１又 は壊しうる箔４に形成された開口が容器の通気手段として働く。

図ＩＡに示されるように、プラスチックの弁作動具又は挿入物３には、スパイダ ーを形成している３個の脚、及び開口２の直ぐ下で導管４内に固定された垂直の 突起が設けられる。脚は開口の底に座り、又は選択的に導管４の内壁にスナツプ フィツトさせることができる。

図１の容器全体は、導管４が容器のその他の部分と一体に形成されるようにして ポリエチレンのようなプラスチック材料からブロー成形されることが好ましい。

容器の頂端部には取っ手８が備えられ、これはこの容器の上に重ねられる同種の 容器の底端部の互いに補足し合う形状の部分と組み合うために中央部が凹まされ る。本発明の容器の２個がその一方を他方の上に重ねて組み合わせる方法を図２ に示す。図２の容器Ａ（図２において下側の容器）がその上に重ねられる上側の 容器Ｂから９００回されることが見られる。また、容器への頂部と容器Ｂ（同様 な容器）の底部とは、垂直の積重ね及びそれぞれの容器の凹凸の組み合わせ又は 相互組み合わせを容易にするため、互いに補足し合う形状を有することも見られ る。

図２に示される別の特徴は、容器１２の底部が２個の部分５及び６を有し、これ らの部分が導管又は管４を通る容器の完全排出を確実なものとするために溝７で 連絡されることである。更に、容器の側壁には、比較的薄いポリエチレン側壁、 並びに商標及び／又はロゴを貼るために使用されるパネル１０に縦強度を与える ためにリブ９が設けられる。

図４を参照すれば、ばねで荷重のかけられたポペット弁７２Ａを備えた通常の急 速継手７２が示される。このポペット弁は、コイルばね７２Ｂの作用による常時 閉鎖弁である。図４に示されるように、継手７２が管４の仕上げ部の上にねじ止 めされたときは、開口２内の縦の突起３が弁を開くようにポペット弁７２Ａを押 し上げ、流体は管４から可撓管７５に流れることができる。

図５の自動販売用システムに示されるように、可撓性の管７５は容器１２から複 動ポンプ４１に至り、更にポンプから販売機のノズル４２の組み（４２ａ、４２ ｂ、４２ｃ）への出力である。ポンプ４１は、米国特許第３７４１６８９号、第 ４１２３２０４号又は第４１７２６８９号に開示されたような空気作動式往復動 ダイヤフラムポンプとすることができる。かかるポンプは、普通は、対になった ダイヤフラムＤａ、Ｄｂ及びポンプ室４１ａ、４１ｂの間を連結する往復軸Ｓを 備える。ポンプ駆動用の気体は変更弁４４により管路４５ａ、４５ｂを経てダイ ヤフラムＤａ、　Ｄｂの内側に交互に供給される。ポンプが往復すると、ダイヤ フラムＤａ。

Ｄｂの外側の室４１ａ、４１ｂ内の液体は、交互に出口逆止め弁ＣｖＯを通って 排出される。弁４４として使用するに適した変更弁もまた前述のポンプの特許に 明らかにされている。

本発明が以上説明されたが、これは多くの方法で変更しうろことが明らかであろ う。かかる変更は本発明の精神及び範囲より逸脱したものとして考えるべきでは なく、当業者に明らかなかかる変更の総ては以下の請求範囲内に含まれると考え られる。

Ｆ／６５ 平成３年６月２９日

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．容器を満たすための第１の開口及び濃縮液を取り出すための第２の開口を定 める頂端部； 前記第２の開口から濃縮液が取り出される際に容器内への空気の流れを調整する ために前記第１の開口と組み合わせられた通気手段；前記容器を直立位置に支持 するためのベース端部；前記ベース端部を前記頂端部に連結する側壁；前記容器 の外側を頂端部から底端部に前記側壁に沿って延びている導管、前記導管は前記 容器の前記頂端部における前記第２の開口を定め、前記導管は前記容器の底端部 において前記容器の内側と連通している導管；及び 前記第２の開口と連結しうる継手内の弁の作動に使用するための前記第２の開口 内の弁作動手段 を具備することを特徴とする、濃縮液を貯蔵しかつ分与するための分与可能な容 器。
2. ２．一方の容器の底端部が他方の容器の頂端部内に入り込んで組み合いうるよう に前記頂端部が第１の特徴的な形状を有し更に前記底端部が第２の特徴的な形状 を有し、 これにより貯蔵目的で多数の容器を垂直方向に積重ねうる請求範囲１の容器。
3. ３．前記預端部はその上に取っ手を有し、前記取っ手は前記容器が積重ねられた とき同様な容器の底端部の部分と相互固定しうる部分を有する請求範囲２の容器 。
4. ４．前記側壁が垂直方向に延びているリブを有する請求範囲３の容器。
5. ５．前記通気手段が前記第１の開口の上に固定された壊しうる箔を有する請求範 囲１に容器。
6. ６．前記第１の開口が前記頂端部の直立している円筒状の首部分に形成され、前 記首部分は保護キャップと組み合いうる外部仕上げを有する請求範囲１の容器。
7. ７．ａ）容器を満たすための第１の開口及び濃縮液を取り出すための第２の開口 を定める頂端部； 前記第２の開口から濃縮液が取り出される際に容器内への空気の流れを調整する ために前記第１の開口と組み合わせられた通気手段；前記容器を直立位置に支持 するためのベース端部；前記ベース端部を前記頂端部に連結する側壁；前記容器 の外側を頂端部から底端部に前記側壁に沿って延びている導管、前記導管は前記 容器の前記頂端部における前記第２の開口を定め、前記導管は前記容器の底端部 において前記容器の内側と連通しており；及び 前記第２の開口と連結しうる継手内の弁の作動に使用するための前記第２の開口 内の弁作動手段 を有し、濃縮液を貯蔵しかつ分与するための使い捨て容器；ｂ）内部に弁を有し 、前記第２の開口と連結可能であり更に前記弁はこの継手の前記第２の開口への 連結に応答する弁作動手段により解放できる継手； ｃ）一方の端部が前記継手に連結されかつ他方の端部がポンプの入口に連結され た導管；及び ｄ）前記ポンプの出口に連結された分与用の弁手段を備えた混合飲料自動販売機 に濃縮液を供給するシステム。
8. ８．一方の容器の底端部が他方の容器の頂端部内に入り込んで組み合いうるよう に前記頂端部が第１の特徴的な形状を有し更に前記底端部が第２の特徴的な形状 を有し、 これにより貯蔵目的で多数の容器を垂直方向に積重ねうる請求範囲７の容器。
9. ９．前記頂端部はその上に取っ手を有し、前記取っ手は前記容器が積重ねられた とき同様な容器の底端部の部分と相互固定しうる部分を有する請求範囲８のシス テム。
10. １０．前記側壁が垂直方向に延びているリブを有する請求範囲８のシステム。
11. １１．前記通気手段が前記第１の開口の上に固定された壊しうる箔を有する請求 範囲７のシステム。
12. １２．前記第１の開口が前記項端部の直立している円筒状の首部分に形成され、 前記首部分は保護キャップと組み合いうる外部仕上げを有する請求範囲７のシス テム。
13. １３．ａ）容器を満たすための第１の開口及び濃縮液を取り出すための第２の開 口を定める頂端部； 前記第２の開口から濃縮液が取り出される際に容器内への空気の流れを調整する ために前記第１の開口と組み合わせられた通気手段；前記容器を直立位置に支持 するためのベース端部；前記ベース端部を前記頂端部に連結する側壁；前記容器 の外側を頂端部から底端部に前記側壁に沿って延びている導管、前記導管は前記 容器の前記頂端部における前記第２の開口を定め、前記導管は前記容器の底端部 において前記容器の内側と連通しており；及び 前記第２の開口と連結しうる継手内の弁の作動に使用するための前記第２の開口 内の弁作動手段 を有し、濃縮液を貯蔵しかつ分与するための使い捨て容器を準備し；ｂ）前記弁 を開くために前記継手を前記第２の開口に連結し；ｃ）前記継手をポンプに連結 し；更に ｄ）前記濃縮液を前記容器から前記第２の開口を経てポンプで送る諸段階を含ん だ混合飲料自動販売機に濃縮液を供給する方法。