JPH04502282A - 穿孔機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 穿孔機 〔技術分野〕 本発明は、Ｕ−型軸受ブロック内に回転可能に支承された穿孔盤を有する穿孔機 に関するものであり、この軸受ブロックは両側て作動されるピストン−シリンダ 単位により、穿孔すべき物品の移動路内に導入できそして再びこれから導出する ことができ、ここでピストン−シリンダ単位は機械支持台と結合できる固定部材 の中に収納され、この固定部材内で軸受ブロックの案内ボルトが調節可能に案内 され、かつ軸受ブロックを回転できないように固定部材に固定している。

〔背景技術〕

上記のような穿孔機は西ドイツ特許第３４３９１９９号によって公知である。こ こで固定部材は開放された箱体として形成されており、その床は軸受ブロックに 向けられており、軸受ブロックの反対側で蓋で閉じられている。穿孔盤を有する 軸受ブロックを！ｉ節するために、ピストン棒を有しシリンダハウジング内に収 納されたピストンからなる通常のピストン−シリンダ単位が使用される。このピ ストン−シリンダ単位は箱状の固定部材の中に収納される。従って軸受ブロック の案内ボルトは、シリンダハウジングの径と軸受ブロックの案内ボルトのための 案内ブツシュの径との合計よりも大きい距離を隔てていなければならない、これ により穿孔機の最小寸法が与えられている。

〔発明の開示〕

本発明の課題は、前記のような穿孔機の構造を簡単化し、そしてまた穿孔機の寸 法を減少させることである。

本発明によれば、この課題は、直方体状の固定部材がシリンダとして軸受ブロッ クに向う側から出発する有底孔ボアを有しており、このボア中にはパツキンリン グを備えたピストンが気密に調節可能に案内され、有底孔ボアは封鎖ブツシュに より封鎖されており、このブツシュを通ってピストンに結合したピストン棒が導 出されかつ軸受ブロックに連結され、そして有底孔ボアは軸受ブロックに向って 半径方向に拡大した末端部分になっていて、封鎖ブツシュを取付けるために段部 を形成していることにより、または、シリンダが固定部材として板状に形成され かつ穿孔盤の面内に配置されており、シリンダの直方体状の気密の切欠部の中に 板状ピストンが調節可能に案内され、かつシリンダ内で調節可能に案内される気 密のピストン棒を介して軸受ブロックにしっかり結合されており、そしてピスト ンの移動方向を横切るピストンの両側にシリンダの切欠部に対しすべての側を気 密にするパツキン要素を設けることによって解決さツクの両方の案内ボルトの距 離は、穿孔機の構造寸法が全体として小さくなるように小さく選ぶことができる 。案内ボルトの距離の標準的な寸法は、公知の穿孔機のシリンダハウジングの内 径に相当する有底孔ボアの径であるか、または固定部材の中の直方体状の切欠部 の寸法および軸受ブロックの案内ボルトの案内ブツシュの径である。

封鎖ブツシュが安全リングにより有底孔ボアの末端部分の中に固定され、段部で 取付は保持されている実施態様によれば、ピストンの行程は制限され、ピストン 棒が付随して案内される。

軸受ブロックを絶対に斜めにならないように案内するには、軸受ブロックの案内 ボルトを案内ブツシュの中に導き、この案内ブツシュは直方体状の固定部材のボ アの中に入れ、その両端で安全リングにより移動しないようにボアの中に保持す る。案内ブツシュの構成は簡単になり、ボアを直方体状の固定部材の厚さの一部 分だけに設け、軸受ブロックの反対側で半径方向に拡大した末端部分になるよう にし、この部分には案内ブツシュを固定するために安全リングを取り付け、ねじ 栓によって封鎖することにより更に改良される。

穿孔機の機械支持台への固定は、直方体状の固定部材にＬ−型の一体成形された 部分により固定クランプを形成することにより簡単に解決され、ここで該部分の 固定部材の反対側の脚部にはバネねじを取付けるための貫通ねし山が設けられて いる。

一実施態様によれば、固定部材の製造は、シリンダ内に切欠部を穿孔として形成 し、その中で四角形管部分をピストン案内部として気密に使用することにより容 易に行われる。

四角形管部分の開放した前面側はシリンダ内で切欠部に向う側で気密に連絡して いる。ここで他の実施態様によれば、、四角形管部分はその自由な側壁で板状シ リンダに向う側と確実に別れている。

他の実施態様によれば、ピストン−シリンダ単位は、切欠部た後に、これを２つ の気密板によって気密に覆い、ピストンのシリンダ室を完成することによって形 成される。

この２つの場合に、穿孔盤の回転軸の方向のシリンダ寸法が軸受ブロックの対応 寸法に等しいことが有利である。

ピストン−シリンダ単位の両側での操作は、ピストン−シリンダ単位の操作管を シリンダ内に設け、ピストンの移動方向を横切る方向側の範囲内でシリンダの切 欠部内に開口し、ピストンの移動方向に対して平行な側でねし接続部として形成 することにより簡単に行うことができる。

シリンダ内でのピストン棒の気密の調節は、一実施態様によれば、ピストン棒を パンキン要素によって気密にし、この要素を封鎖片により、ピストン棒を収納す るためのシリンダ内でボアの拡大した段部の中に保持することによって達成され る。

シリンダの固定部材としての作用は、シリンダがピストン−シリンダ単位の外側 で、軸受ブロックの反対側の末端領域内で、断面Ｔ−型の固定受口を有し、その 中に固定ねじのためのねじ山ボアを設けることによって容易に得られる。

本発明を図面に示した実施例によって更に詳しく説明する。

〔図面の簡単な説明〕

第１図は本発明による穿孔機の第１の実施例の広い側を示した一部断面部分を存 する側面図、第２図は第１図の穿孔機の前面側を示す立面図、第３図は本発明に よる穿孔機の他の実施例の穿孔盤の回転軸方向から見た図であって、板状ピスト ンはその切欠部の中に気密に入れられた四角形管部分の中で調節可能であり、第 ４図は穿孔盤の回転軸に対して垂直方向で示した他の穿孔機の図であり、板状ピ ストンは気密に構成されたシリンダ内で１ｌｉｉｉＪ可能に案内される。

〔発明を実施するための最良の形態〕

第１図および第２図による実施例において、穿孔盤１０は２つの保持板工１と１ ２の間で固定され、Ｕ−型軸受ブロック１３０２つの側脚の中で回転可能に支承 されている。更に穿孔盤１０の軸受ボルトは球軸受により軸受ブロック１３の側 層の中に支承することができる。

固定部材２０は四角形状でＬ−型形状の部分３４を有していて、この部分は軸受 ブロック１３と固定クランプを形成し、それによって穿孔機は機械支持台に固定 される。Ｌ−型部分３４の軸受ブロック１３の反対側の脚部はバネねじ用の貫通 ねじ山３５を有している。

軸受ブロック１３のブリッジ１４は２つの案内ボルト１５と１６により案内ブツ シュ１７と１８の中を調節可能に案内される。案内プ・ンシュ１７に示されてい るように、固定部材２０の中には案内ブツシュ１７を収容するためのボア２９が 設けられている。ボア２９は軸受ブロック１３の反対側で直径方向に拡大した末 端部分２８に移行しており、この部分はその中に突出している案内ブツシュ１７ に安全リング３１が取付けられるような大きさである。案内ブツシュ１７は固定 部材２００軸受ブロツク１３に向う側に突出しているので、安全リング３０を取 付けることができる。安全リング３０と３１は案内ブツシュ１７を移行できない ようにボア２９の中に固定する。同様に案内ボルト１６の案内ブツシュ１８も固 定部材２０の中に固定される。末端部分２８はそのねし山にねじ込まれたねじ栓 ３２によって封鎖されている。この封鎖は、ワッシャ輪（ｐａｐｓｉｇ）および ／またはバネワッシャ（ｐｒｅｐｓｉｇ）により末端部分（２８）に保持される 封鎖栓によっても行うことができる。

２つの案内ブツシュ１７と１８の間には軸受ブロック１３を調節するためのピス トン−シリンダ単位が設けられている。シリンダハウジングは固定部材２０自身 によって形成されている。固定部材２００軸受ブロツク１３に向う側には有底孔 ボア２１が設けられていて、ボアの中ではパンキンリング２４を有するピストン ２３が気密に調節可能になっている。有底孔ボア２１には連絡溝が開口している ので、ピストン２３は両側で操作することができ、両方の方向に調節することが できる。有底孔ボア２１は、軸受ブロック１３に向う方向で直径方向に拡大した 末端部分２２になっていて、それにより封鎖ブツシュ２６を取付けるための段部 が生じている。

この封鎖ブツシュ２６は安全リング２７によって末端部分２２の中に固定され、 有底孔ボア２１のための段部に取付保持される。ピストン棒２５は封鎖ブツシュ ２６の中に随伴して案内され、外に出されて軸受ブロック１３、すなわちそのブ リッジ１４と強く結合される。

穿孔機の構造は、固定部材およびピストン−シリンダ単位に関して：極めて簡単 であり、作用に不利益を及ぼすことなく本質的に小さい構成にすることができる 。

第３図および駕４図の実施例において、穿孔盤１１０はＵ−型軸受ブロック１１ ２の軸受板１１４と１１５のボア１１６および１１７の中で回転軸１１１により 回転可能に支承されている。ここで回転軸は固定したままで、穿孔盤１１０だけ が回転することができる。しかしながら穿孔盤１１０と回転軸１１１を一緒に回 転することもできる。

ｔｓｍ運動はピストン棒１１８により軸受ブロック１１２に伝達され、両側で操 作できるピストン−シリンダ単位を介して調節される。

ピストン−シリンダ単位の配置および構成は、穿孔盤１１０の回転軸の方向に、 軸受ブロック１１２の寸法によってのみ本質的に決定される寸法をできるだけ小 さくするために、ここでは決定的に重要なことである。

軸受ブロック１１２０回転しない案内は、ピストン棒１１８の両側に配置され軸 受ブツシュ１３６と１４０の中に案内される２つの案内ポルト１３５と１３７に よって行われる。この軸受ブツシュ１３６と１４０は板状シリンダの有底孔ボア 内で使用され、安全リング１３７と１３８または１４１と１４２によってボア内 に保持される。

ピストン棒１１８はねじ山部１１９の中を走り、このねじ山部は軸受ブロック１ １２のねじ受部１２０の中にねじ込まれている。ねじ受部１２０は雌ねじであっ てもよい。ピストン棒１１８の上端は、ピストン１２４のねじ受部１２２の中に ねじ込まれているねじ山部１２３の中を同様に走っている。

第３図の実施例において、固定部材はシリンダ１２１として作用する。シリンダ １２１は板状に形成され、穿孔盤１０の回転軸１１の方向における軸受ブロック １１２０寸法に相当する厚さを有している。シリンダ１２１には板を完全に貫抜 く矩形状の切欠部１２７がある。切欠部１２７には四角形管部分がピストン案内 部として気密に設けられ、それにより２つの側壁１２８と１２９が設けられてい る。ピストン１２４は同様に板状であり、断面は四角形管部分の内側断面と一致 している。ピストン１２４には、移動方向を横切る方向の２つの側にパツキン要 素１２５と１２６を有し、この要素は四角形管部分のすべての４つの側を気密に している。ピストン−シリンダ単位の両側作動のだめの制御管１４３および１４ ５は、切欠部１２７のピストン１２４の運動方向を横切る方向の側で、四角形管 部分によって取巻かれているシリンダ室の中に開口している。

制御管１４３および１４５はシリンダ１２１の切要側に導かれ、そこでねし接続 部１４４および１４６として終っている。

シリンダ１２１は軸受ブロック１１２の反対側の末端部分にＴ−型の固定受口１ ４９を有しており、その中に固定ねじのためのね、じ山ボア１５０が開口してい て、穿孔機を機械支持台に固定することができる。

ピストン棒１１８はシリンダ１２１の中を気密に案内され、パツキン要素は図示 のように、ピストン棒１１８のためのボアの拡大した段部の中に保持されている 。その保持は封鎖片１３２によって行われ、この封鎖片は安全リングによってシ リンダ内に保持される。板状のシリンダ１２１は固定部材として、ピストン棒お よび固定ブロック１２の案内ボルトの案内のため、および四角形管部分を収容す るためのピストン案内として役立つ。

第４図の実施例において、シリンダ１２１は２つの覆い板１４７と１４８によっ て完成され、これらの板は切欠部１２７を板状シリンダ１２１の中に両側から気 密に封鎖する。ここでは四角形管部分の形の分けられたピストン案内は必要では ない。

第３図において、線ＩＶ−ＩＶは第４図の実施例の切断線を図式的に示し、第４ 図において線ｎ１−Ｉ［１は第３図の実施例の切断線を示す。

〔産業上の利用可能性〕

本発明によれば、従来の穿孔機よりも構造が簡単でしかも一層小型化された穿孔 機が得られ、穿孔技術において大きな利益を得ることができる。

国際調査報告 国際調査報告 ＤＥ　８９００７５４ ＳＡ　３２６２１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．Ｕ−型軸受ブロック（１３，１１２）の中で回転可能に支承された穿孔盤（ １０，１１０）を有し、軸受ブロック（１３，１１２）が両側で作動可能なピス トン−シリンダ単位により、穿孔すべき物品の移動路内に導入できそして再びこ れから導出することができ、ここでピストン−シリンダ単位は機械支持台に結合 可能な固定部材（２０）の中に収納され、この固定部材内で軸受ブロック（１３ ，１１２）の案内ボルト（１５，１６；１３５，１３９）が調節可能に案内され 、かつ軸受ブロック（１３，１１２）を回転でききないように固定部材（２０） に固定している穿孔機において、直方体状の固定部材（２０）がシリンダとして 軸受ブロック（１３）に向う側から出発する有底孔ボア（２１）を有し、このボ アの中にはパッキンリング（２４）を備えたピストン（２３）が気密に調節可能 に案内され、有底孔ボア（２１）は封鎖ブッシュ（２６）により封鎖され、この ブッシュを通ってピストン（２３）に結合したピストン棒（２５）が導出されか つ軸受ブロック（１３）に連結され、そして、有底孔ボア（２１）が軸受ブロッ ク（１３）に向って半径方向に拡大した末端部分（２２）になっており、この部 分は封鎖ブッシュ（２６）を取付けるための段部を形成していることを特徴とす る穿孔機。 ２．Ｕ−型軸受ブロック（１３，１１２）の中で回転可能に支承された穿孔盤（ １０，１１０）を有し、軸受ブロック（１３，１１２）が両側で作動可能なピス トン−シリンダ単位により、穿孔すべき物品の移動路内に導入できそして再びこ れから導出することができ、ここでピストン−シリンダ単位は機械支持台に結合 可能な固定部材（２０）の中に収納され、この固定部材内で軸受ブロック（１３ ，１１２）の案内ボルト（１５，１６；１３５，１３９）が調節可能に案内され 、かつ軸受ブロック（１３，１１２）を回転できないように固定部材（２０）に 固定している穿孔機において、シリンダが固定部材として板状に形成されかつ穿 孔盤（１１０）の面内に配置されており、シリンダの直方体状の気密の切欠部（ １２７）の中に板状ピストン（１２４）が調節可能に案内されかつシリンダ内で 調節可能に案内される気密のピストン棒（１１８）を介して軸受ブロック（１１ ２）にしっかり固定されており、そしてピストン（１２４）の移動方向を横切る ピストン（１２４）の両側に、シリンダの切欠部（１２７）に対してすべての側 を気密にするバフキン要素（１２５，１２６）を設けることを特徴とする穿孔機 。 ３．封鎖ブッシュ（２６）が安全リング（２７）により有底孔ボア（２１）の末 端部分（２２）の中に固定され、段部で取付け保持されていることを特徴とする 請求項１に記載の穿孔機。 ４．軸受ブロック（１３）の案内ボルト（１５，１６）を案内ブッシュの中に導 き、この案内ブッシュは直方体状の固定部材（２０）のボアの中に入れられ、そ の両端で安全リング（３０，３１）により移動しないようにボア（２９）の中に 保持されることを特徴とする請求項１〜３の何れか１項に記載の穿孔機。 ５．ボア（２９）を直方体状の固定部材の厚さの一部だけに設け、軸受ブロック （１３）の反対側で半径方向に拡大した末端部分（２８）になるようにし、この 末端部分には案内ブッシュ（１７，１８）を固定するために安全リング（３１） を取付け、ねじ栓（３２）によって封鎖されることを特徴とする請求項４に記載 の穿孔機。 ６．直方体状の固定部材（２０）にし−型の一体成形された部分（３４）により 固定クランプを形成し、固定部材（２０）の反対側の部分（３４）の脚部がバネ ねじを取付けるための貫通ねじ山（３５）を備えていることを特徴とする請求項 １および３〜５の何れか１項に記載の穿孔機。 ７．切欠部（１２７）をシリンダ内の穿孔として形成し、その中に四角形管部分 （１２８，１２９）をピストン案内部として気密に使用することを特徴とする請 求項２に記載の穿孔機。 ８．四角形管部分（１２８，１２９）がその自由な側壁で、板状シリンダに向う 側と確実に別れていることを特徴とする請求項２または７の何れかに記載の穿孔 機。 ９．切欠部（１２７）がシリンダ内の穿孔として形成され、切欠部（１２７）に ピストン（１２４）を入れた後にこれを２つの気密板（１４７，１４８）によっ て気密に覆い、ピストン（１２４）のシリンダ室を完成することを特徴とする請 求項２に記載の穿孔機。 １０．穿孔盤（１１０）の回転軸（１１１）の方向のシリンダ寸法が軸受ブロッ ク（１１２）の対応寸法に等しいことを特徴とする請求項２および７〜９の何れ か１項に記載の穿孔機。 １１．ピストン−シリンダ単位の操作管（１４３，１４５）をシリンダ内に設け 、ピストン（１２４）の移動方向を横切る方向側の範囲内でシリンダの切欠部（ １２７）内に開口し、ピストン（１２４）の移動方向に対して平行な側でねじ接 続部（１４４，１４６）として形成されることを特徴とする請求項２および７〜 １０の何れか１項に記載の穿孔機。 １２．ピストン棒（１１８）がバッキン要素（１３４）によって気密にされ、こ のバッキン要素は封鎖片（１３２）により、ピストン棒（１１８）を収納するた めのシリンダ内のボアの拡大した段部の中に保持されることを特徴とする請求項 ２および７〜１１の何れか１項に記載の穿孔機。 １３．シリンダがピストン−シリンダ単位の外側で、軸受ブロック（１１２）の 反対側の末端領域内で、固定ねじのためのねじ山ボァ（１５０）の開口している 断面Ｔ−型の固定受口（１４４）を有することを特徴とする請求項２および７〜 １２の何れか１項に記載の穿孔機。