JPH04501841A - 車輌ジャッキ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称　車輌用ジヤツキ 本発明は、電動式の車輌ジヤツキ、特に、レクリエーション車輌のレベリングと 安定化に適したジヤツキに関する。

発明の背景 本発明と関連するタイプの車輌用ジヤツキは、ホイッティンガム（ＷｈｉＨｉｎ ｇｈａｍ）に付与された米国特許第４．６３５．９０４号に開示されている。本 発明は、上記特許に開示されているジヤツキの欠点を除去するもので、リフト能 力が大きくかつ低コストであるとともに、屋外の要素（ｏｕｔｄｏｏｒ　ｅｌｅ ｍｅｎｔｓ）に対して一層耐えることができる信頼性の大きいジヤツキを提供す るものである。

発明の概要 本発明の特徴は、レクリエーション車輌の四隅のそれぞれに電動式車輌用ジヤツ キを配設することにある。

該ジヤツキの具備する剛性のある引っ込みアーム（ｒｅｊ＋ａｃｌｉｏｎ　ｘｔ ｍ）は引っ込みスリーブに連結され、引っ込みスリーブはフットパッドに連結さ れ、しかもジヤツキを動かすことができると同時に、水、はこりおよび破片が機 構内に溜まるのを防ぐようにジヤツキの底部を封止する。引っ込みアームは、一 端がハウジングアセンブリに回動自在に連結されるとともに、他端が伸長自在の ブーツのカラーに回動連結されている。

本発明の更に対象とすることは、地面と接触する垂直位置と地面に対して略水平 に配向されるように回動されるしまい込み位置（ｓｌｏｗｅｄ　ｐｏｓｉｔｉｏ ｎ）　とをとることができる電動式車輌用ジヤツキを配設することにある。かく して、ハウジングは、アクチュエータアームがハウジングの回動点かられずかに 離隔した位置で回動しているときに回動して、ジヤツキが垂直方向の地面と係合 する位置から水平なしまい込み位置へ回動されるときにジヤツキが中心を越える 作用（ｏｖｅｒ−ｔｈｅ−ｃｅｎｔｅｒ　ａｃｔｉｏｎ）を行なうことができる ようにしている。

本発明の更に特徴とすることは、駆動軸と細長いめねじ（ｉｎｔｅｒｎａｌ　ｓ ｃｒｅｗ）に連結された減速ギヤ構造体とが設けられた電気モータと、一対の入 れ予成チューブとを備えた電動式車輌用ジヤツキを配設することにある。内側チ ューブは、モータから離隔した端部に地面と係合するフットパッドが設けられて いるので、モータのシャフトとギヤアセンブリの回転により、細長いねじをナツ トに対して回転させて、内側チューブとフットパッドを引っ込みスリーブ内で垂 直方向に往復動させることができる。

本発明の他の特徴とすることは、フレキシブルブーツを備えた引き込みスリーブ を具備することにある。

車両が突然に前方に駆動されるとブーツとスリーブはわずかに上方に動き、フッ トパッドが地面から立ち上がり、地面との係合に対して後方に傾く。

図面の簡単な説明 本発明の理解を容易にするため、添付の図面を参照して本発明の詳細を開示する 。

第１図は本発明の教示に従って構成された電動車輌用ジヤツキの側面図である。

第２図は第１図のジヤツキの正面図である。

第３図は第１図に示すジヤツキの横断面図である。

第４図は垂直作動位置と水平しまい込み位置にあるジヤツキの側面図である。

第５図は車輌が垂直方向に作動しているジヤツキから離れて前方へ駆動されたと きのジヤツキの後方への回動を示す第１８図のジヤツキの側面図である。

発明の詳細な説明 図面に関して説明すると、本発明に従って構成された電動式の車輌用ジヤツキが 示されており、該ジヤツキは逆Ｕ字状のハウジング即ちブラケット１０を有して おり、このブラケット１０は、略平坦でレクリエーション車輌のような車輌の下 側にボルト１４によって固着される湾曲部（ｂｉｇｈｔ　ｐｏｒｔｉｏｎ）　１ ２と、ピボットボルト１７によってブラケット１０内に回動自在に装着されたギ ヤハウジング１６とを備えている。ピボットボルト１７は、ブラケット１０の各 アームに側方から螺挿されている。ピボットボルト１７は、ギヤハウジング１６ のフランジ付きハウジング２０にジャーナル軸受けされている。

エンベ（ｅｍｂｅｒ）　１８が設けられており、ジヤツキアセンブリが以下に説 明するように水平位置へ動いたときに、エンベ１８はジヤツキアセンブリのスト ッパとして作用する。ギヤハウジング１６には、ギヤ機構の室を画定するように 取り外し自在に装着されたカバー２２が設けられている。電気モータハウジング ２４がギヤハウジング１６とともに、両端部にナツト２６を有するピボットボル トト７を中心にハウジング１０内で回動されることにより、ジヤツキアセンブリ は、第４図において実線と一点鎖線とで示すように、実質上垂直をなして地面と 係合する位置から略水平のしまい込み位置へ回動することができるようになって いる。

第５図に更に示すように、電動式の引っ込み自在のジヤツキは、ジヤツキを離し て車輌を駆動するときには、所定の角度位置まで回動することができるので、ジ ヤツキが破損又は破壊するのを防ぐことができる。

次に、第３図に示すジヤツキの内部構造について説明する。可逆モータ２８が、 第１図および第２図に示すように、モータハウジング２４に収納され、かつ、本 技術分野において周知のタイプの電源（図示せず）にワイヤ２５を介して接続さ れている。モータのシャフト３０はギヤピニオン３２を有しており、ギヤビニノ ン３２はスパーギヤ３４に連結されている。ギヤ３４には、側方に配設されたピ ン３８によりピニオンギヤ３６が装着されている。ピニオンギヤ３６は、メイン ギヤ４０と係合している。

主軸即ち駆動スピンドル４２がブロンズ製のブッシング４４とギヤハウジング１ ６の壁の孔とにジャーナル軸受けされ、メインギヤ４０はギヤハウジング１６内 で駆動スピンドル４２の上部に固着されている。そのために、駆動スピンドル４ ２を貫通してメインギヤ４０のスロット４８内を横方向に延びるピン４６が設け られている。メインギヤ４０の底面は孔の頂部に配置されたスラストワッシャ５ ０と係合しているとともに、駆動スピンドル４２の保持ピン５２がスペースワッ シャ５４をメインギヤ４０の上面に保持している。

ハウジング１０からは、細長い外側管状部材５６が吊下しており、外側管状部材 ５６内には該部材５６よりも短い内側管状部材５８が入れ予成に配設されている 。内側管状部材５８の底部には、溶接その他の方法で、フットパッド（ｆｏｏｔ ｐａｄ）　５９が固着されている。

外側管状部材５６の下部には、引っ込みスリーブ部材６０が外側管状部材５６に 対して摺動自在に装着されている。

引っ込みスリーブ６０とギヤハウジング１６との間に保持されているのは、強力 な圧縮ばね６２である。

アコーデオン式の作用ブーツ６４は一端が引っ込みスリーブに固着され、他端が フットパッド５９のフランジ６６に固着されている。

ブーツ６４は、外側管状部材５６および内側管状部材５８の底部を封止するフレ キシブルシールとして機能することにより、はこりと水分がフットパッドに隣接 したジヤツキの領域に溜まらないようにしている。

主駆動軸即ち駆動スピンドル４２が駆動ねじ６８に連結され、該駆動ねじを回転 するようにしている。ナツト７０が細長い駆動ねじ６８にねじ結合され、またナ ツト７０は止めねじ７２により内側管状部材５８に固着されている。

第１図について説明すると、参照番号７４は引っ込みアームアセンブリを示し、 該アームアセンブリ７４は下部が引っ込みスリーブ６０のカラ一部６１に連結さ れ、その頂部がＥ−リング（Ｅ−ｒｉｎｇ）　７８によってハウジング１０の所 定の位置に保持されたピボットピン７６に連結されている。第２図に示すように 、引っ込みアームアセンブリ７４には、引っ込みスリーブ６０上にあるピボット によって互いに連結されてジヤツキの両側に位置する一対のバーを備えている。

更に、第１図および第２図に示すように、引っ込みアームアセンブリ７４は引っ 込みスリーブ６０に回動自在に装着されている。この回動により、電動式ジヤツ キアセンブリは、ボルト１７によりハウジング１０に回動自在に連結されている ギヤおよびモータアセンブリとともに回転することができる。これにより、２つ の隣接するピボット点、即ち、ピボットビン１７とピボットビン７６が形成され 、第４図に示すように、ジヤツキアセンブリを中心を越えて動かすことにより、 垂直位置から水平位置間で上記した回転を行なわせることができる。

ジヤツキアセンブリをしまい込み位置まで回動または揺動させることが所望され る場合には、内側管状部材５８をフットパッド５９とともに上方へ持ち上げる。

これにより、スリーブ６０は上方へ押されて圧縮ばね６２を圧縮することにより 、アームアセンブリ７４をしまい込み位置へ回動させることができる。ジヤツキ アセンブリは、アームアセンブリ７４がストッパ１８と係合したときに略水平位 置で停止され、過剰に回転しないようになっている。

ジヤツキアセンブリを垂直にして地面き係合する位置まで回転させることが所望 される場合には、回動したアームアセンブリ７４と圧縮された圧縮ばね６２がス リーブ６０を、フットパッド５９に抗して下方向へ駆動することにより、アセン ブリ全体を下げることができる。電動式のジヤツキアセンブリが水平方向のしま い込み位置にある場合には、電気モータを反対方向へ駆動することにより垂直位 置まで下げることもできる。本発明は、ピボットボルト８０により互いに連結さ れたダブル引っ込みアームアセンブリ７４を備えているので、従来の車輌レベリ ングおよび安定ジヤツキと比較して、著しい作動信頼性と大きいリフト能力を発 揮することができる。

本発明を１つの実施例に関して説明したが、本発明の範囲内において種々の変更 と修正とを行なうことができるのは明らかである。従って、特許請求の範囲は、 本発明の精神と範囲に包含されるこれらの各変更と修正を包含するものである。

国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．車輌フレームに装着されるとともに地面と接触しかつ略垂直をなす作動位置 と前記車両フレームに対して略水平をなす非作動位置との間を変位し、ハウジン グと、入れ子式の外側管状部材および内側管状部材と、前記外側管状部材を前記 ハウジングに回動自在に連結する手段とを備えた電動式車輌レベリングジャッキ において、 駆動軸を有する可逆電気モータと、 前記駆動軸に作動連結されたギヤアセンブリと、前記ハウジングに対して回動ず るように前記可逆電気モータと前記ギヤアセンブリを装着する手段とを備え、 前記内側管状部材は端部が前記ハウジングから離隔したフットパッドを有してお り、更に 一端が前記フットパッドに装着されかつ前記外側管状部材の底端部に沿って摺動 自在に配設された外部スリーブと、 ほこりと水分が前記管状部材とスリーブの底部に入るのを防止するように前記フ ットパッドを前記スリーブに封止連結するフレキシブルブーツと、一端が前記ス リーブと係合しかつ他端が前記ハウジングと係合する圧縮ばねと、 前記ギヤアセンブリに連結された駆動スピンドルと、該駆動スピンドルに連結さ れかつ該駆動スピンドルにより駆動される細長い回転自在のねじと、前記ねじが 回転されたときに前記内側管状部材とともに動いてフットパッドを地面と係合す る位置または地面から離れた位置へ動かすように前記回転自在のねじに設けられ かつ前記内側管状部材に装着された走行ナットと、 前記外部スリーブが前記外側管状部材に沿って上方へ摺動ずると前記ハウジング に対して回動してジャッキを垂直方向の作動位置から水平方向の非作動位置へ動 かすとともに非作動位置から作動位置へ動かすことができるように一端が前記ス リーブに回動自在に装着されかつ反対側端部が前記ハウジングに回動自在に装着 された剛性アームとを備えることを特徴とする電動式車輌レベリングジャッキ。
2. ２．前記剛性アームは２つの同じアーム素子を有するようにＵ字形に形成されて いることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のジャッキ。
3. ３．前記ブーツは伸縮自在であるベローズからなることを特徴とする特許請求の 範囲第１項に記載のジャッキ。
4. ４．前記ギヤアセンブリはメイン駆動ギヤを有し、前記駆動スピンドルは回転さ れるように前記駆動ギヤに連結され、前記駆動スピンドルは前記細長い回転自在 のねじを直接駆動することを特徴とする特許請求の範囲第２項に記載のジャッキ 。
5. ５．車輌フレームに装着されるとともに、地面と接触しかつ略垂直をなす作動位 置と前記車両フレームに対して略水平をなす非作動位置とを有し、ハウジングと 、入れ子式の外側管状部材および内側管状部材と、前記外側管状部材を前記ハウ ジングに回動自在に連結する手段とを備えた電動式車輌レベリングジャッキにお いて、 駆動軸を有する可逆電気モータと、 前記駆動軸に作動連結されたギヤアセンブリと、前記ハウジングに対して回動ず るように前記電気モータと前記ギヤアセンブリを装着する手段とを備え、前記内 側管状部材は端部が前記ハウジングから離隔したフットパッドを有しており、更 に 一端が前記フットパッドに装着されかつ前記外側管状部材の底端部に沿って摺動 自在に配設された外部スリーブと、 ほこりと水分が前記管状部材と前記外側スリーブの底部に入るのを防止するよう に前記フットパッドを前記外側スリーブに封止連結するフレキシブルブーツと、 一端が前記外側スリーブと係合しかつ他端が前記ハウジングと係合する圧縮ばね と、 前記ギヤアセンブリに連結された駆動スピンドルと、該駆動スピンドルに連結さ れかつ該駆動スピンドルにより駆動される細長い回転自在のねじと、該ねじが回 転されたときに前記内側管状部材とともに動いてフットパッドを地面と係合する 位置または地面から離れた位置へ動かすように前記回転自在のねじに設けられか つ前記内側管状部材に装着された走行ナットと、 前記外部スリーブが前記外側管状部材に沿って上方ヘ摺動ずると前記ハウジング に対して回動してジャッキを垂直方向の作動位置から水平方向の非作動位置へ動 かすとともに非作動位置から作動位置へ動かすことができるように一端が前記外 側スリーブに回動自在に装着されかつ反対側端部が前記ハウジングに回動自在に 装着された剛性アームとを備え、該剛性アームはＵ字形に形成されかつジャッキ の両側にアーム素子を有するとともに前記剛性アームが回動ずる中心となるボル トを備えた前記アーム素子の連結部材を有することを特徴とする電動式車輌レベ リングジャッキ。