JPH04501683A - ポリエチレン・テレフタレート製品を押出吹込成形する方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリエチ［／ン・テレフタレート製品を押出吹込成形する方法および設備 発明の背景 本発明は、熱可塑性樹脂製品を押出吹込成形する方法および設備に指向され、特 に円周方向または二輪方向に配向された単層および多層ポリエチレン・テレフタ レート製品に関するものである。

現在、ポリエチレン・テレフタレート（ＰＥＴ）の吹込成形された熱可塑性樹脂 容器は主として二つの方法、即ち二段射出伸長吹込成形または一段射出伸長吹込 成形の一方で作られる。周知の射出伸長吹込成形プロセスは、一般に二つの部類 の一つに当てはめられる。第一形式のプロセスにおいては予備成形物が射出成形 され、次いで室温まで冷却される。この予備成形物は次いで貯蔵され若しくは直 ちに吹込成形ステーションへ送られ、形成された予備成形物はそこで所望製品の 形状に吹き込まれる。

しかしこの予備成形物は、吹込成形に先立って、その吹込成形温度まで加熱され なければならない。この形式のプロセスは、それが極めてエネルギ集約的な点で 不利である。

第二形式のプロセスにおいては予備成形物が射出成形され、それかまだ加熱され た状態にある間に、それが吹込成形される吹込みステーションへ送られる。この 形式のプロセスは第一形式のプロセスよりも可成り少ないエネルギしか必要とし ないが、両プロセスとも、射出成形段階が断続的なために生産が本来的に限定さ れるという点て不利である。即ち、溶融した熱可塑性プラスチックが「ショット 」として予備成形型内へ射出されるが、それは連続作業ではない。射出吹込成形 の別の不利点は、ダイ・ヘッドや予備成形型に対する高い段取り費用である。所 望の製品がそこから吹込成形される予備成形物は、吹込成形された際に所望の製 品を形成するために極めて明確な寸法上の諸要件に適合しなければならないので 、生産される種々の形状ごとに新規なダイと予備成形型が必要である。

熱可塑性樹脂製品、但しＰＥＴ製品ではない、を生産する別の一般的に用いられ る方法は、押出吹込成形である。この形式のプロセスにおいては熱可塑性材料が 中空管形状に連続的に押出成形され、この管のセグメントが吹込成形型内に密閉 されて所望の製品が吹込成形される。

この種のプロセスに一般に用いられる一つの材料は、ＰＥＴＧと称される、エチ レン・テレフタレートとジエチレン・グリコールとの共重合体である。押出吹込 成形され得る以上その他の共重合体は、それらが不充分な不透湿性を有し若しく は移行試験に合格し得ないという事実により、限定された用途をしばしば示して いる。

ポリエチレン・テレフタレー）　（ＰＥＴ）樹脂は、飲料容器などのような中空 製品を作るための優秀な成形材料である。このＰＥＴは良好な衝撃強さを有し、 望むままに、透明または有色の製品に形成することができる。

更にＰＥＴは良好な疲れ抵抗し、従ってその用途には、絞り出し容器のような、 疲れを誘起する諸条件に製品がさらされる使途が包含されている。上述の射出成 形プロセスにより各種のＰＥＴ容器を作ることが周知されているが、この種のプ ロセスには、前述の付随的な不利点がある。更に、管の形番ごＰＥＴを押出成形 し、押出成形に続き、直ちにＰＥＴ管をそのガラス転移温度（Ｔｇ）より以下に 冷却することが周知されている。次いでＰＥＴは、貯蔵しまたは予備成形物に形 成し得る予定の管長に切断され、後者の場合には管が両端で加熱され、閉鎖端部 と仕上がり（ねじ付き部分）とが各種の周知の方法の一つを用いてそこに形成さ れる。次いで予備成形物が、周知の吹込み成形技法を用いて加熱され、吹込み成 形される。しかし前述のそれのような諸方法は、それらが最終製品を製作するた めに幾つかの余分な段階を要するという点で、不利である。即ち、管を冷却する こと、管を予定の長さに切断すること、および閉鎖端部と仕上がり端部とを再加 熱することである。

溶融状態、特に約２７１．１．１°Ｃ（５２０°Ｆ）を超える温度においては、 ＰＥＴがニュートン流体として挙動し、換言すれば、せん断速度がせん断力に正 比例する。

その結果、溶融したＰＥＴにはわずかな溶融強さしか無６゜従ってこれまで、従 来技術の米国特許第４，１８８゜３５７号および第４，３０７，０６０号におい ては、ＰＥＴの軟質管を押出成形し、管を吹込成形型に密閉し、且つ製品を吹込 成形する諸プロセスによりＰＥＴ容器を首尾よく生産することはできないと考え られ、認識されていた。これについての論理的根拠は、管とし”Ｃの押出成形に 必要な温度においてＰＥＴは、そのわずかな溶融強さの故に、吹込成形型内で管 を密閉するに足りる長さの、その管状形状を保たないであろう、ということであ る。

必要とされるのは、円周方向または二軸方向に配向されたポリエチレン・テレフ タレート製品が押出吹込成形により連続的に形成されるようにさせる方法および 設備である。

発明の要約 本発明は、ポリエチレン・テレフタレート製品を押出吹込成形する方法および設 備に指向されている。開示された方法および設備の好適な実施例の実施により生 産された製品は単層ＰＥＴであり、円周方向または二軸方向の何れへも配向させ ることができる。これらの製品は、一連の移動吹込成形型の一つの型内で単一ね じ押出機から押出成形されたＰＥＴの単層管のセグメントを密閉し、ここで更に 充分に説明する如く、製品を吹込成形することにより形成される。別の好適な実 施例においては、生産される製品が多層であり、円周方向または二軸方向の何れ へも配向させることができる。これらの製品は、一連の移動吹込成形型の一つの 型内で複数の押出機（各押出機が多層管の一構成層を押出成形）から同時押出成 形された単層管のセグメントを密閉し、ここで更に充分に説明する如く、所望製 品を吹込成形することにより形成される。上述の両実施例には、ＰＥＴが続いて 吹込成形されるに充分な熱溶融強さを備えるように、特に中空管の形のＰＥＴを 連続的に押出成形するようにされた少なくとも一つの単一ねじ押出器が必要であ る。

好適な押出機には、装入および押出開口部を備えるバレルど、バレル内に配設さ れた押出ねじと、押出端部でバレルに取り付けられたダイ・アダプタと、ダイ・ アダプタに取り付けられたダイ・ヘッドと、ひいてはＰＥＴを加熱することにな るバレル、ダイ・アダプタおよびダイ・ヘッドを加熱する複数のヒータ・バンド とが含まれている。ホッパを取り付は得るバレル内の装入開口部は、ＰＥＴベレ ットを押出機へ装入するために用いられる。

この開示された方法および設備には何れか適宜のＰＥＴベレットを使用できるが 、適当な例として次のもの、即ちイーストマン（Ｅａｓｔｎ＋ａｎ　）の７３５ ２．９６６３．９９２１および９８９９、ＩＣＩの５１２２Ｇおよび５８２２Ｃ １グツドイヤ（Ｇｏｏｄｙｅａｒ）の７２０７および８００６ならびにアメリカ ン・ホークスト（Ａｍｅｒｉｃａ、ｎＨｏｅｅｈｓｔ　）のＴ−９５が挙げられ る。

本発明の実施に際しではＰＥＴ押出機の設計および作動か決定的に重要であり、 幾つかの競合因子を配慮しなければならない。配慮すべき第一因子は、溶融ＰＥ Ｔが崩壊ゼずに中空管として押出成形されるに充分な程安定であるように、その 熱溶融強さを増大させることである。

ＰＥＴの溶融強さは、逆比で温度に依存する流体粘度に溶融強さか正比例で関連 するので、その温度が下がるにつれて増大する。即ち温度が下がるにつれて粘度 が増し、従って溶融強さが増大する。従ってＰＥＴ押出物に必要な溶融強さは、 この押出物の温度を低下させることによ−）でかち得られる。押出成形された中 空管が崩壊せぬよう、充分な溶融強さを押出物に持たせるため、ＰＥＴ押出物温 度か望ましくは約２５４．４４℃（４９０°Ｆ）と約２７１．１１°Ｃ（５２０ °Ｆ）との間にあるべきことが都合よく定められている。

配慮すべき第二因子は、「非融成物」、即ち水中の部分的に融解された角氷に類 似の完全に一つぶされていないＰＥＴペレット、の全く無い、透明で均質な押出 物を得ることの必要性である。「非融成物」は、押出機内のＰＥＴの温度を上げ 且一つ押出機内のペレットに付与されだせん断エネルギを増してベレットを完全 につぶすことにより低減される。配慮すべき最後の因子は、ＰＥＴの劣化が丁度 苔しくは約２９３．３４’Ｃ（５６０°Ｆ）で発生し、従ってそれか押出機にお ける一Ｆ方温度限界として役立つことである。

本発明の設備の一体部分を形成するＰＥＴ押出機は、Ｌ述の全ての因子に適応す るように設計されている。押出機のバレル、ダイ・アダプタおよびダイ・ヘッド 上のヒータ・バンドは押出機内に逆温度こう配を生成し、従、ってＰＥＴペレッ トは当初、それらか押出ねじによりバレル内で加工されている間にそれらの熱崩 壊点よりわずかに下の温度に加熱される。次いでＰＥＴの温度は、それが装入開 口部から押出開口部へ、ダイ・ヘッドを通りダイ・ヘッド外へと押出機を通って 移動すると同時に一般に下げられ、従ってＰＥＴの中空管は約２５４．４４”Ｃ （４９０°Ｆ）と約２７１．１１°Ｃ（５２０°Ｆ）との間の温度で押出成形さ れる。この温度範囲においてはＰＥＴ管が充分に安定であり（即ちそれが充分な 熱溶融強さを有し）、従ってそれは崩壊しないはずである。

押出端部における比較的に冷たいＰＥＴはバレル内におけるよりも自由には流れ ないので、押出機内の逆温度こう配によって対応的な粘度こう配がＰＥＴ内に生 成される。この粘度こう配が押出機バレル内に背圧を生成し、それが今度は、押 出ねじによりＰＥＴに付与されるせん断エネルギを増大させる。背圧により生ず る増大されだせん断に加え、押出ねじは、ねじ上のフライトとバレルの内壁との 間のすきまが一般的なＰＥＴ射出成形押出機におけるそれらよりも小である如く 設計されている。この一層小さいすきまは、より制限的な流路の故に、ＰＥＴ内 のせん断を更に増大させるのに役立つ。このね゛　じにはまた、押出機バレルの 押出開口部に近いその先端に、複数の突起を設けることもできる。この突起は、 溶融されたＰＥＴを混合する助けとなり更に平滑な先端を付した押出ねじ内に存 在する比較的円滑乍流れを乱すことによりＰＥＴ内のせん断を更に増大させると いう、二重の機能を果たす。

ＰＥＴへ付与される、突起によるせん断エネルギ、フライト／バレル間隔および 粘度こう配に誘起される背圧、ならびに約２７９．４４℃（５３５°Ｆ）〜約２ ９３．３４℃（５６０°Ｆ）の最高温度までにＰＥＴを加圧することにより、Ｐ ＥＴペレットの完全な崩壊が行われる。その結果は透明で均質な溶融ＰＥＴとな る。

ヒータ・バンドを用いることにより、溶融ＰＥＴの温度は、それがダイ・ヘッド からの押出点で約２５４．４４’Ｃ（４９０°Ｆ）〜２７１．１１″Ｃ（５２０ °Ｆ）となるように下げられる。押出物の個々の温度は、押出成形される管の直 径と肉厚とに依存する。ダイ・ヘッドはなるべくなら、ダイ・ヘッドを変えずに 各種の寸法や形状の製品を生産できるように、押出成形される管の肉厚を調整す る装置を包含することが望ましい。

円周方向に配向された単層のＰＥＴ製品を生産するための、本発明の好適な設備 には、前述の部分で説明された形式のＰＥＴ押出機が包含されている。この設備 には更に、例えば水冷であっても良い冷却装置を備えた真空ボックス、および押 出成形されるＰＥＴ管か押出成形直後に通過する、直列に配置された加熱器装置 が包含されている。冷却装置を備えた真空ボックスと加熱器装置とを通過した後 、管のセグメントか、一連の移動吹込成形型の中の型により連続的に密閉され、 所望の製品が吹込成形される。別の実施例においては、真空ボックスも加熱器装 置も無く、管は押出成形の直後、移動吹込成形型に取り上げられる。

冷却装置を備、えた真空ボックスと加熱器装置とを包含する実施例においては、 押出成形されたＰＥＴ管が、それを所望の管状の基準に適合させて管の完全性を 保証し５且つその温度を凡そ６８．３４℃〜７１．１２℃（Ｘ５５°Ｆ−１６０ °Ｆ）のＰＥＴのガラス転移温度、Ｔｇ。

より以下に低下させる、冷却装置を備えた真空ボックスを最初に通過する。次い で管は加熱器を通過するが、１５それは何れか適宜の種類で良いものの、なるべ くなら高周波石英加熱器または何れかの赤外線型加熱器が望ましい。

この加熱器は管を、それがＰＥＴの伸張配向温度範囲内、即ち約９０．５５℃（ １９５°Ｆ）〜約１１５．５５°Ｃ（２４０°Ｆ）にあるように状態調節する。

あるいはまたＰＥＴ管が、真空ボックスと冷却装置とを通過して、ＰＥＴの伸張 配向温度範囲の温度で現出することもあるか、その場合、状態調節する加熱器は 全く使用されない。

ＰＥＴ管は、それが真空ボックスと加熱器とを通過した後、あるいはそれが押出 成形されて真空ボックスまたはサイジング・ダイを通過した直後に、吹込成形の ため一連の移動吹込成形型に取り上げられる。好適な設備においては、一連の２ 組以上のクラムシェル形吹込成形型が、押出機または加熱器に隣接する支持構造 体に支えられている。型はロッドにより移動自在に支えられ、液圧シリンダのよ うな装置が、押出成形された管と共線的な長手方向経路に沿った型の振動を容易 にさせている。型はそれらの移動方向を横切って交互に反対方向に面し、従って １組の型が押出成形された管の回りに閉じてダイ・ヘッドから遠退く方向へ移動 すると、隣接する型が開いた状態でダイ・ヘッドに向かう方向へ移動し、二つの 型は互いに干渉することなく移行する。この形式の移動型は、技術上周知されて いる。

本発明の一実施例においては、標準的な注射針吹込成形型である２組以上の移動 型が、押出成形される管とほぼ同じ速度で、支持構造に沿って振動する。型は約 θ℃（３２°Ｆ）〜約１５．５６°Ｃ（６０°Ｆ）の温度で作動されるが、管の 温度は、ＰＥＴの伸張配向温度範囲内にある。各型内に密閉された管セグメント は吹込成形されて所望の製品を形成するが、それは、吹込成形前に管か長手方向 へ伸長されずに軸線方向の配向を備えているので、円周方向にのみ配向されてい る。

別の実施例においては、型内で管セグメントを密閉後、且つ所望の製品を吹込成 形するに先立って、型に結合された伸張装置により、管セグメントがその長さの ２．５倍にまで伸張される。伸張された管セグメントは次いで所望の製品に吹込 成形されるが、それは長手方向の伸張および吹込成形により二軸方向に配向され る。

冷却装置を備えた真空ボックスと加熱器装置とを包含し且つまた背伸張装置を有 する吹込成形型を包含し得る更に別の実施例には、２組の移動吹込成形型がある 。第１組内の型は、製品が吹込成形される際にそれらかＰＥＴのガラス転移温度 を超えている点を除き、既に述べたそれらと厳密に同じ様態で作動する。第１組 の型からの離型後、吹込成形された製品は第２組の型内に密閉され、再び吹込成 形される。この第２組内の型は、第１組に比べて比較的に低温の、約Ｏ″Ｃ（３ ２°Ｆ）〜約１５．５６°Ｃ（６０°Ｆ）で作動される。第２組の型は第１組の 型が行った如く支持構造体に沿って振動するが、両組の間にオーバラップは全（ 無い。従って中空管のセグメントは第１組の型内に密閉され、型がダイ・ヘッド から長手方向へ遠退いて移動する際に所望の製品が吹込成形される。吹込成形さ れた製品が第１組の型から離型された後、それが第２組の室内に密閉され、その 型がダイ・ヘッドから更に長手方向へ遠退いて移動する際に再び吹込成形される 。先ず比較的に高い温度、次いで比較的に低い温度での、この二重吹込成形作業 により、吹込成形された製品が「ヒートセット」され且つそれらの結晶化度が約 ３０％〜約４３％に増大され、それにより最終製品の遮断性が向上されている。

多層製品が生産される好適な実施例においては、複数の押出機から中空管か同時 押出成形される。例とし、て、中でも、次の多層の組合せ、ＰＥＴ／高遮断性１ ”ＥＴ／ＰＥＴ、ＰＥＴ／接着性結合屑／ＦｉＶＯＨ／接着性結合層／ＰＥＴ、 ＰＥＴ／結合層、ｙ　Ｘ　ＨＴ　／結合層／ＰＥＴが考えられる、Ｊ更に多層製 品は、技術上周知の如く、１層以上の粉砕再生層を包含することもできる。多層 製品生産設備に必要とされる押出機の数量は、所望の岡の数量に対応する。技術 上周知の如く、特に適応されたダイ・ヘッドを用い、多重押出機からの押出物が 多層中空管に形成され、次いでそれが、既述の単層ＰＥＴと概ね同じ方法で加工 処理される。即ちそわは、真空ボックス、若（７くは真空ボックスと加熱器、ま たはサイジング・ダイを通過し、次いで移動吹込成形型に取り一トげられること もできる。この多層管もまた、吹込成形前に伸張させることができ、また２組の 移動型内で「ヒートセット」することもできる。従って、理解されるように、単 層製品生産設備について開示された各種の別の実施例の全てが、多層製品を形成 するため、多重押出機と関連して使用する（ご適し又いる。

最後に、単層および多層製品は、中空ＰＥＴ管がダイ・ヘッドから下方へ垂直に 押出成形されるようにした自由押出装置内に単一または多重押出機を用いること により、本発明に従って生産することができる。押出成形された管は、自由押出 成形型に取り上げられる前に、冷却装置を備えた真空ボックスと加熱器とを都合 よく通過できる。広範な種類の自由押出吹込成形装置が技術、Ｆ周知され、且つ それらは本発明における利用に適している。

この種の成形型装置には、例えば、押出成形された管が型に連続的に取り上げら れるよう、連続的に調整する、複数の吹込成形型をそこに存する水平に配設され たホイールが包含されている。自由押出成形設備においては、押出成形された管 を、コア・ビンまたは注射針吹込式吹込成形型を用いて吹込成形することができ 、また吹込成形前に長手方向へ伸張させることができて、仕上げられた製品にお ける二軸方向の配向が達成される。

本発明の好適な方法においては、ＰＥＴベレットが単一ねじ押出機内に供給され る。これらのペレットは押出機のバｌ／ル内で約２７１．１１℃（５２０°Ｆ） 〜約２９３．３４’Ｃ（５６０°Ｆ）の温度に加熱され、押出機により５．透明 で均質な溶融ＰＥＴを生成するように加工される。次いで、溶融ＰＥＴの温度が 一般に下げられて、ＰＥＴが、約２５４．４４°Ｃ（４９０°Ｆ）〜２７１．１ １’Ｃ（５２０°Ｆ）の温度でダイ・ヘッドから押し出される。押出成形された ＰＥＴ管はなるべくなら、約０．７２〜約０．８５、最も望ましくは管が直ちに 崩壊しない約０．７２のレベルのインヘレント粘度を存することが望ましい。押 出成形された管のセグメントは次いで一連の振動する吹込成形型内に密閉され、 所望の製品に吹込成形される。吹込成形型は望ましくは約０”Ｃ（３２°Ｆ）〜 約１５．５６°Ｃ（６０°Ｆ）の温度で作動されるが、管温度は、約９０．５５ °Ｃ（１９５０Ｆ）〜約１１５．５５°Ｃ（２４０°Ｆ）の、ＰＥＴの伸張配向 温度範囲内である。円周方向へ配向された、吹込成形された製品は次いで移動吹 込成形型から離型され、末端および石、イル両部分はそこからトリミングされる 。

既（′：開示した各種設備の実施例に対応する様々な別の諸方法か考えられる。

この別の方法の諸実施例は、同様に、多層製品を生産するのに充分適しているが 、中空管が多層であり且つ１．技術上周知の如く、特に適応されたダイ・ヘッド を通しで別々の押出機からの所望構成層の同時押出により形成♂される点におい てのみ異なっている。

図面の簡単な説明 第１図は本発明の設備の−・実施例の斜視図である。

第４図はＩ）　Ｅ　Ｔ押出機の断面である。

第４ａ図はＰＥＴ押出機（想像線で示す）内のＰＥＴの温度分布を示す。

第５図は押出機ねじの別の実施例の一部分の拡大図である。

第６図は本発明の自由押出成形実施例用の別のダイ・ヘッドの断面である。

第７図はＰＥＴ管のセグメントをそこに備えた注射針吹込成形型の半分を示す。

第８図は末端およびモイル部分をそこに備えた、吹込成形されたＰＥＴ製品を示 す。

第９図は末端およびモイル両部分が除去された、吹込成形されたＰＥＴ製品を示 す。

第１０図は、押出成形されたＰＥＴ管を想像線で示した、一体ハンドルを備えた 製品を吹込成形する注射針吹込成形型の半分を示す。

１１１図は管伸張前の背伸張装置を備えた注射針吹込成形型の半分を示す。

第１２図は管伸張後の背伸張装置を備えた注射針吹込成形型の半分を示す。

発明の詳細な説明 第１図は、本発明の押出吹込成形設備の好適な実施例を示す。第１図に示した設 備は、単層または多層ＰＥＴ製品を生産するために使用できる。図示の如く、こ の設備は、その各々か所望多層製品の一つの構成層を押出成形する複数の押出機 ｉｏ、１２．１４を備えている。必要に応じ、付加的な押出機を用いても良い。

単層ＰＥＴ製品が生産される別の実施例においては、一つの押出機、例えば押出 機１２しか必要としない。単層の生産用および、他の押出機と関連させて多層Ｐ ＥＴ製品を生産するための好適なＰＥＴ押出機が第４図に詳細に示されている。

押出機１０，１２．１４は各々、押出機の近くでダイ・ヘッド１８に連通する押 出開口部１６を備えている。

唯一または多重の構成要素か、全体として２０と表示された中空の単層または多 層管として、ダイ・ヘッド１８を通し連続的に押出成形される。上述の実施例の 双方共、特に、ＰＥＴが続いて吹込成形されるに充分な熱溶融強さを備えるよう 、中空単層管の形で、または中空多層管の構成要素として、ＰＥＴを連続的に押 出成形するようにされた少なくとも−・つの単一ねじ押出機を必要とする。。

好適なＰＥＴ押出機が第４図に断面で示されている。

押出機１００には、装入開口部１２２と押出開口部１２４とを有するバレル１２ ０と、バレル１．２０内に配設された押出ねじ１２６と、押出開口部１２４に近 い端部でバレ／１４２０に取り付けられたダイ・アダプタ１２８と、押出機バレ ル１２０の反対側でダイ・アダプタ１２８に取り付け、られたダイ・ヘッドｉ３ ０と、バレル、ダイ・アダプタおよびダイ・ヘッドを加熱する複数のヒータ・バ ンド１３２とが含まれる。装入開口部１２２には、押出機へＰＥＴベレットを装 入するためのホッパ１３４を取り付けることもできる。装入後、ＰＥＴベレット は加熱され、それらが装入開口部１２２から押出開口部１２４へ押出機を通って 移動する際にペレットにせん断エネルギを付与する押出ねじ１２６により加工さ れる。

本発明の重大な態様は、押出成形された中空管２０へ、それが押出成形直後に崩 壊しないよう、充分な熱溶融強さを与えることである。ＰＥＴ管２０は、それが 約２５４゜４４°Ｃ（４９０°Ｆ）〜約２７１．１１°Ｃ（５２０°Ｆ）で押出 成形された時に充分な熱溶融強さを有することが、都合よく確認されＣいる。管 ２０の熱溶融強さを増大させることに加えて、押出物に「非融成物」が全く無い ことか肝要である。非融成物は、ＰＥＴベレットの温度を充分に高く上げ、また 充分な量のせん断エネルギをベレッ：・に付与してそれらが装入開口部１２２か ら押出開口部１２４へ押出機を通つ゛℃移行する際にそれらを完全に崩壊させる ことにより低減される。しかしＰＥＴベレッｔ＝を２９３゜３４°Ｃ（５６０° Ｆ）より以りに加熱することは、それがＰＥＴの熱崩壊温度であるため、できな い。従って、押出機バレル１２０、ダイ・アダプタ１２８およびダイ・ヘッド１ ３０を加熱するためにヒータ・バンド１３２を用いて、ＰＥＴの温度をＰＥＴの 熱崩壊温より以下に保つことができる。

第４Ａ図には、押出機１００が、温度分布上に想像線で示されている。ヒータ・ バンド１３２により、押出機の種々の帯域が予定の温度まで加熱される。色々あ るか、図示の分布の場合ＰＥＴペレットは、例えば、装入開口部１２２に近い押 出機の端部て約２９３．３４°Ｃ（５６０°Ｆ）の高温に加熱される。次いでＰ ＥＴの温度は、押出成形された中空管１５０が約２５４．４４℃（４９０°Ｆ） 〜約２７１．１１’Ｃ（５２０’　Ｆ）の温度にあるよう、一般にそれが押出機 に沿い押出開口部１２４、ダイ・アダプタ１２８およびダイ・ヘッド１３０を通 って移動する際に下げられる。ダイ・ヘッド／′ダイ・アダプタ／押出開口部の 区域内の比較的に低温のＰＥＴは、押出機バレルの装入開口部付近の比較的に高 温のＰＥＴよりも自由には流れない。この温度こう配から結果として生ずる粘度 こう配が、押出機ねじ１２６によりＰＥＴへ付与されるせん断エネルギを増大さ せる押出機バレル内の背圧を生じさせる。第４図に示す如く、押出機ねじ１２６ には、その長さに沿った、連続的な、らせん状に配設されたフライト１３６があ り、それが、標準的なＰＥＴ押出機のそれよりも小さいすきま１５０を２ライト とバレル壁との間に画定している。この小さいすきま１５０かＰＥＴの流れを妨 げ、そこに付与されるせん断エネルギを更に増す。しかし、他の種々の押出機ね じの形状も本発明の実施用に適していることを理解すべきである。ＰＥＴねじ１ ２６はまた、押出開口部１２４に近い端部にテーバ付き先端１３８を備えている 。このテーバ付き先端１３８は、第５図に示す如く、ＰＥＴに付与されるせん断 エネルギを、その流れを妨げることにより更に増大させる複数の７起をその」二 に備えることもできる。このＰＥＴの加熱および加工の組合せにより、円滑で均 質な融成物が確保される。

ダイ・ヘッド１３０は、ダイ・ヘッドを変えることなく各種の寸法お、よび形状 の製品を生産し得るように、押出成形される管２０の肉厚を調整する装置１４０ を包含することもできる。様々なこの種の装置が技術周知されている。第６図に は、吹込成形に関連して自由押出成形が用いられる場合、本発明の設備に使用で きる別のダイ・ヘッド構成１６０が示されている。１：の別のダイ・ヘッド１６ ０は押出成形される管２０の肉厚を調整する装置１６２を備え、またヒータ・バ ンド１３２も備えている。

再び第１図について説明する。、：こに示す設備は、単一のＰＥＴ押出機が使用 されるか、多層製品の所望構成要素の一つをその各々が押出成形する複数の押出 機が使用されるかに応じて、単層ＰＥＴ製品またはＰＥＴを包有する多層製品を 形成するために用いることもできる。

多層製品が望まわる場合には、中でも、次の多層の組合せ、ＰＥＴ／高遮断性Ｐ ＥＴ／ＰＥＴ、ＰＥＴ／接着結合層／ＥＶＯＨ／接着性結冶層／ＰＥＴおよびＰ ＥＴ、／結合層／ＸＨＴ／結合層／ＰＥＴが考えられる。何れの場合にも、ダイ ・ヘッド１８からの押出成形後の中空管２０の加工処理は、第１図に示す設備を 用いる多層および単層製品に対するとほぼ同じである。

ダイ・ヘッド１８に隣接し、で、複数の移動タラムシニル形吹込成形型２４を支 える支持構造体２２がある。各吹込成形型には、型を開閉する装置２６がある。

第７図には、第１図に示す設備に用いられる代表的な吹込成形型の半分が示され ている。この吹込成形型の手部分３０には、キャビティ３２と、中空管２０を注 射針吹込成形して所望の製品を生産する装置３４とがある。第７図が、この設備 に有用であり且つ技術上周知の様々な注射針吹込成形型の何れかを代表するもの に過ぎない、：とは理解゛されよう。

作動中は、第１図に示す如く、連続的に押出成形されブー中空管２０が、押出成 形される中空管２０と共線的な径路内で支持構造体２２に沿い長手方向に振動す る移動吹込成形型２４により連続的に取り上げられる。支持構造体２２には、例 えば液圧シリンダ機構でも良い、型２４の長手方向振動を行わせる装置２８か包 含される。隣接する吹込成形型２４ａ、２４ｂは、型の長子運動方向に対し、互 いに反対の横方向に面している。作動中、吹込成形型２４ａは、ダイ・ヘッド１ ８へ密接に近接し゛Ｃ１押出成形された管２０を囲んで閉じる。次いで型２４ａ は、管２０の押出成形の速度にほぼ等しい速度でダイ・ヘッド１８から長手方向 へ遠退いて移動する。型２４ａがダ、イ・ヘッド１８から長手方向へ遠退いて移 動する際に、密閉された管セグメントが所望の製品に吹込成形される。吹込成形 型２４ｂは、第１図に示す如く、型２４ａの長手方向移動と同時に開放状態でダ イ・ヘッド１８に向かい長手方向へ移動し、従ってこの二つの型は互いに干渉す ることなく擦れ違う。８０と表示された所望製品が吹込成形された後、型２４ａ が開いて、末端およびモイル両部分８２により隣接製品８０へ付着したままでい る製品８０を離型させ、方向を反転してダイ・ヘッド１８に向かい移動して、吹 込成形のために管２０の別のセグメントを密閉する。型２４ａかダイ・ヘッド１ ８に向かい開放状態で移動する際、型２４ｂは、製品を吹込成形しながらダイ・ ヘッド１８から遠退いて長手方向へ移動する。この連続的な振動と吹込成形とに より、管２０は連続的に一連の製品８０に吹込成形される。この形式の連続的な 長手方向の振動に、二つ以上の吹込成形型を使用し得ることが理解さねよう。

吹込成形された製品８０はダイ・ヘッドＩ８から遠退いて長平方向へ移動し続け 、部分的に切り欠かれた第８図（ご示す如く、末端部分およびモイル部分８２に より互いに接続されている。吹込成形された製品８ｏは次いで、末端およびモイ ル両部分をそれからトリミングする（技術上周知の）トリミング装置３２を通過 し、かくして、例えば第９図に示す仕上がった製品が得られる。一体ハンドルを 備えた製品を提供する別の吹込成形型の構成が第１Ｏ図に示されている。更に、 本発明によれば、一つの段階で複数の製品を生産するための、多数のキャビティ を備えた型（図示せず）が予測される。単一製品、複合製品あるいは一体ハンド ルを備えた製品といった、使用される型の形式に関わりなく、型は、約０°Ｃ（ ３２゜Ｆ）〜約１５．５６°Ｃ（６０°Ｆ）の温度で作動される。

第１図に示す設備実施例および第７図と第１Ｏ図とに示す吹込成形型、ならびに 上記に述べたその他のものを用いて生産される諸製品は多層や単層でも良く、ま たそれらをヒートセットしても良いが、上記諸製品は、それらが吹込成形される もとになった管セグメントが軸線方向の配向を付与するため長手方向に伸張され ていないことのみのために円周方向に配向されている。第１図に示す設備に関連 して別の吹込成形型の単数または複数組を用い、二軸方向に配向された製品を生 産することができる。別の吹込成形型４０が例えば第１１図および第１２図に示 されており、それには、吹込成形型キャビティ４？ど、（全体とじて３４と表示 した）注射針吹込成形機構ど、背伸張装置４６と、吹込成形型４０が閉鎖さｔ（ た吹込成形状態にある時に管把持装区５０を収容する凹所５２とが含まれている 。背伸張装置４６には、管セグメントか吹込成形前（−その当初の長さの２．５ 倍にまで伸張されるように、吹込成形型４０が移動する速度よりも充分に速い速 度Ｃ管把持装置５０の長手方向運動を行う装置４８がある。第１２図は、伸張作 動の後、凹所５２内に配設された管把持装置５０を示し、伸張された管セグメン トを想像線で示しである。前述の形式の型は、既述の設備の変更態様の全てに関 し２てを用である。従って本発明に上れば、「ヒー用・セットＪされ、またはさ れ得ない、二輪方向に配向された単層および多層の諸製品か予測される。ヒート セット の移動吹込成形型にのみ背伸張装置が包含される。

本発明の好適な方法においては、第１図および第４図に示す設備を用い、ＰＥＴ ベレットがホッパ１３４を経て押出機１００内へ装入され、次いてヒータ・バン ド１３２により約２９３．３４°Ｃ（５６０°Ｆ）以下の温度まで加熱され、ら せん状フライト１３６または適宜の代替物により押出機ねじ１２６上で加工され て均質な溶融ＰＥＴが形成される。溶融ＰＥＴの温度は、それが約２５４．４４ °Ｃ（４９０°Ｆ）〜約２７１．１１℃（５２０°’Ｆ）の温度で中空管２０の 形状に押出成形されるように、第４ａ図の温度分布に示す如く、それが押出機バ レル１２０を通り、ダイ・アダプタ１２８およびダイ・ヘッド１３０を経で移動 する際に低下される。続いて中空管２０のセグメントが、約０’Ｃ（３２°Ｆ） −約１．５．５６°Ｃ（６０’Ｆ）の温度で作動される一連の振動する吹込成形 型２４により、連続して密閉される。密閉された各管セグメントは次いで、型２ ４ａまたは２４ｂがダイ・ヘッド１８から遠退いて長手方向へ移動する際に、所 望製品に吹込成形される。吹込成形作業かい−）たん完了すると、吹込成形され た製品８０が型から離型され、吹込成形された製品８０から末端およびモイル両 部分８２をトリミングするトリミング設備３１を通過する。

吹込成形前に管セグメントを、５その当初の長さの２゜５倍にまで伸張させて、 二軸方向に配向された製品を生産する、第１１図および第１２図に示す如き一連 の型が付加的な方法に使用される。管２０か真空ボックス６０と加熱機７０とを 通過し、あるいは真空ボックス６０のみを通り、あるいは何れをも通らないよう にした、開示された諸方法に型４０を用いることができる。

本発明の精神と範囲とを逸脱することなく、開示された方法および設備に種々の 修正をなし得ること、本発明か、添付フレイムの範囲に定義されたものを除き、 いかにしても限定されないこととが当業者には理解されよう。

手続補正書（自発） １゜事件の表示 ＰＣＴ　／　ＵＳ　８９　／　０３６２０２、発明の名称 ポリエチレン・テレフタレート製品を 押出吹込成形する方法および設備 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 名　称　サベル　プラステクス、インコーボレーテッド４、代理人 居　所　〒１００東京都千代田区大手町二丁目２番１号新大手町ビルヂング３３ １ ５、補正の対象 明細書及び請求の範囲翻訳文 国際調査報告 ｌａｍＭ−１ａａｌ＾−−”’　ｏｒ〒／１１＜Ｒ９１０３６２０

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．（新）ポリエチレン・テレフタレート製品を押出吹込成形する方法にして、 （ａ）押出開口部を備えたバレルと、前記バレル内に配設された押出ねじと、前 記ねじを回転させる装置と、前記押出開口部付近の端部で前記バレルに取り付け られたダイ。ヘッドと、前記バレルの複数の帯域および前記ダイ・ヘッドを別々 に加熱する複数の押出機加熱装置とを有する押出機の装入端部内へポリエチレン ・テレフタレートのペレットを供給する段階と、 （ｂ）約２９３．３４℃（５６０°Ｆ）以下の前記押出機の前記装入端部の温度 に始まり２５４．４４℃〜２７１．１１℃（４９０°Ｆ〜５２０°Ｆ）の近似的 範囲内にある前記ダイ・ヘッドの押出しの最低温度に終わる、前記押出機バレル と前記ダイ・ヘッドとの組み合わされた長さに沿った逆温度こう配を生じさせる 如く前記押出機加熱装置を制御し、それにより、前記押出機の長さに沿ったポリ エチレン・テレフタレートの速度を増大させ且つ粘度こう配に誘起された背圧を 前記押出機バレル内に生じさせる段階と、 （ｃ）前記押出機内の溶融ポリエチレン・テレフタレートに、それを前記ダイ・ ヘッドヘの装入の際ほぼ透明且つ均質で非融成ペレットが無いようにさせるに充 分なせん断エネルギを付与する段階と、 （ｄ）ポリエチレン・テレフタレートを前記ダイ・ヘッドから中空管の形で押し 出す段階と、 （ｅ）前記押出機に隣接する支持構造体に取り付けられた複数の吹込成形型を経 路内で振動させる段階と、（ｆ）前記中空管が前記ダイ・ヘッドから押し出され る際にその回りの各前記吹込成形型を閉鎖してそのセグメントを密閉する段階と 、 （ｇ）閉鎖された各前記吹込成形型を、前記経路に沿い前記ダイ・ヘッドと相対 的に移動させる段階と、（ｈ）吹込ガスを前記中空管内へ注入すると同時に、閉 鎖された各前記型が前記経路内に在って所望の製品を形成する段階と、 （ｉ）各前記型を開放して、吹込成形された中空の製品をそこから離型させる段 階とを含む方法。
2. ２．（新）ポリエチレン・テレフタレート製品を押出吹込成形する方法にして、 （ａ）押出開口部を備えたバレルと、前記バレル内に配設された押出ねじと、前 記ねじを回転させる装置と、前記押出開口部付近の端部で前記バレルに取り付け られたダイ・ヘッドと、前記バレルの複数の帯域および前記ダイ・ヘッドを別々 に加熱する複数の押出機加熱装置とを有する押出機の装入端部内へポリエチレン ・テレフタレートのペレットを供給する段階と、 （ｂ）約２９３．３４℃（５６０°Ｆ）以下の前記押出機の前記装入端部の温度 に始まり２５４．４４℃〜２７１．１１℃（４９０°Ｆ〜５２０°Ｆ）の近似的 範囲内にある前記ダイ・ヘッドの押出しの最低温度に終わる、前記押出機バレル と前記ダイ・ヘッドとの組み合わされた長さに沿った逆温度こう配を生じさせる 如く前記押出機加熱装置を制御し、それにより、前記押出機の長さに沿ったポリ エチレン・テレフタレートの速度を増大させ且つ粘度こう配に誘起された背圧を 前記押出機バレル内に生じさせる段階と、 （ｃ）前記押出機内の溶融ポリエチレン・テレフタレートに、それを前記ダイ・ ヘッドヘの装入の際ほぼ透明且つ均質で非融成ペレットが無いようにさせるに充 分なせん断エネルギを付与する段階と、 （ｄ）ポリエチレン・テレフタレートを前記ダイ・ヘッドから中空管の形で押し 出す段階と、 （ｅ）前記押出機に隣接する支持構造体に取り付けられた複数の吹込成形型を経 路内で振動させる段階と、（ｆ）前記中空管が前記ダイ・ヘッドから押し出され る際にその回りの各前記吹込成形型を閉鎖してそのセグメントを密閉する段階と 、 （ｇ）閉領された各前記吹込成形型を、前記経路に沿い前記ダイ・ヘッドと相対 的に移動させる段階と、（ｈ）各前記吹込成形型内に密閉された管セグメントを 、その吹込成形前の長さの２．５倍にまで伸張させる段階と、 （ｉ）吹込ガスを前記中空管内へ注入すると同時に、閉鎖された各前記型が前記 経路内に在って所望の製品を形成する段階と、 （ｊ）各前記型を開放して、吹込成形された製品をそこから離型させる段階とを 含む方法。
3. ３．（新）ポリエチレン・テレフタレート製品を押出吹込成形する設備にして、 （ａ）単層のポリエチレン・テレフタレートを中空管として押掛成形する押出機 を含み、前記押出機が、装入開口部と押出開口部とを備えるバレルと、前記バレ ル内に配設された押掛ねじと、前記ねじを回転さ迂る装置と、前記押掛開口部付 近の端部で前記バレルに取り付けられたダイ・ヘッドと、前記バレルの複数の帯 域および前記ダイ・ヘッドを予定の温度まで別々に加熱し、それが今度はポリエ チレン・テレフタレートを、それが前記装入開口部から前記押出開口部へ、そし て前記ダイ・ヘッドを経て流れる際に予定の温度まで加熱するようにした複数の 押出機加熱装置とを有し、前記ねじが前記ダイ・ヘッド付近の端部にテーパ付き 先端を有し、（ｂ）約２９３．３４℃（５６０°Ｆ）以下の前記押出機の前記装 入端部の温度に始まり２５４．４４°Ｃ〜２７１．１１℃（４９０°Ｆ〜５２０ °Ｆ）の近似的範囲内にある前記ダイ・ヘッドの押出しの最低温度に終わる、前 記押出機バレルと前記ダイ・ヘッドとの組み合わされた長さに沿った逆温度こう 配を生じさせる如く前記押出機およびダイ・ヘッド加熱装置を制御し、それによ り、前記押出機の長さに沿ったポリエチレン・テレフタレートの速度を増大させ 且つ粘度こう配に誘起された背圧を前記押出機バレル内に生じさせる装置と、（ ｃ）溶融ポリエチレン・テレフタレートに、それを前記ダイ・ヘッドヘの装入の 際ほぼ透明且つ均質で非融成ペレットが無いようにさせるに充分なせん断エラル ギを付与する装置と、 （ｄ）複数の移動吹込成形型を支える、前記押出機に隣接した構造体、および前 記吹込成形型を経路に沿い前記支持構造体上で振動させる装置と、 （ｅ）前記支持構造体に支えられた複数の移動吹込成形型とを含み、各前記型が 開閉する装置を有し、各前記型が、前記中空管が前記ダイ・ヘッドから押し出さ れる際にその回りを閉鎖してそのセグメントを密閉し、閉鎖状態で前記ダイ・ヘ ッドから遠ざかり前記経路に沿って移動し、吹込ガスを前記中空管内へ注入する と同時に前記の閉鎖された型が前記経路内に在って所望の製品を形成し、開放し て吹込成形された製品を離型させ、開放状態で前記ダイ・ヘッドに向かい移動す る如く位置付けされ構成されるようにした設備。
4. ４．（新）少なくとも一層がポリエチレン・テレフタレートである多層製品を押 出吹込成形する設備にして、（ａ）多層中空管の一構成層を押出成形する装入開 口部と押出開口部とを各々が有する複数の押出機を含み、各前記押出機が、バレ ルと、前記バレル内に配設された押出ねじと、前記ねじを回転させる装置とを有 し、少なくとも一つの前記押出機が前記多層中空管のポリエチレン・テレフタレ ート層の押出成形帯であり、前記バレルの複数の帯域を予定の温度まで別々に加 熱し、それが今度はポリエチレン・テレフタレートを、それが前記装入開口部か ら前記押出開口部へ流れる際に予定の温度まで加熱するようにした複数の押出機 加熱装置を前記ポリエチレン・テレフタレート押出機が有し、前記ポリエチレン ・テレフタレート押出機ねじが前記押出開口部付近の端部にテーパ付き先端を有 し、 （ｂ）多層中空管を形成するため前記押出機の前記バレルへそれらの押出開口部 で取り付けられたダイ・ヘッドを含み、前記多層中空管を予定の温度まで加熱す る加熱装置を前記ダイ・ヘッヂが存し、 （ｃ）約２９３．３４℃（５６０。Ｆ）以下の前記押出機の前記装入端部の温度 に始まり２５４．４４℃〜２７１．１１℃（４９０°Ｆ〜５２０°Ｆ）の近似的 範囲内にある前記ダイ・ヘッドの押出しの最低温度に終わる、前記押出機バレル と前記ダイ・ヘッドとの組み合わされた長さに沿った逆温度こう配を生じさせる 如く前記押出機およびダイ・ヘッド加熱装置を制御し、それにより、前記押出機 の長さに沿ったポリエチレン・テレフタレートの速度を増大させ且つ粘度こう配 に誘起された背圧を前記押出機バレル内に生じさせる装置と、（ｄ）溶融ポリエ チレン・テレフタレートに、それを前記ダイ・ヘッドヘの装入の際ほぼ透明且つ 明均質で非融成ペレットが無いようにさせるに充分なせん断エネルギを付与する 装置と、 （ｅ）複数の移動吹込成形型を支える、前記押出機に隣接した構造体、および前 記吹込成形型を経路に沿い前記支持構造体上で振動させる装置と、 （ｆ）前記支持構造体に支えられた複数の移動吹込成形型とを含み、各前記型が 開閉する装置を有し、各前記型が、前記中空管が前記ダイ・ヘッドから押し出さ れる際にその回りを閉鎖してそのセグメントを密閉し、閉鎖状態で、前記中空管 の押出成形の速度にほぼ等しい速度で前記ダイ・ヘッドから遠ざかり前記経路に 沿って移動し、吹込ガスを前記中空管内へ注入すると同時に前記の閉鎖された型 が前記経路内に在って所望の製品を形成し、開放して吹込成形された製品を離型 させ、開放状態で前記ダイ・ヘッドに向かい移動する如く位置付けされ構成され るようにした設備。
5. ５．（新）単層ポリエチレン・テレフタレート製品を押出吹込成形する設備にし て、 （ａ）単層のポリエチレン・テレフタレートを中空管として押出成形する押出機 を含み、前記押出機が、装入開口部と押出開口部とを備えるバレルと、前記バレ ル内に配設された押出ねじと、前記ねじを回転させる装置と、前記押出開口部付 近の端部で前記バレルに取り付けられたダイ・ヘッドと、前記バレルの複数の帯 域および前記ダイ・ヘッドを予定の温度まで別々に加熱し、それが今度はポリエ チレン・テレフタレートを、それが前記装入開口部から前記押出開口部へ、そし て前記ダイ・ヘッドを経て流れる際に予定の温度まで加熱するようにした複数の 押出機加熱装置とを有し、前記ねじが前記ダイ・ヘッじ付近の端部にテーパ付き 先端を存し、（ｂ）約２９３．３４℃（５６０°Ｆ）以下の前記押出機の前記装 入端部の温度に始まり２５４．４４℃〜２７１．１１℃（４９０°Ｆ〜５２０° Ｆ）の近似的範囲内にある前記ダイ・ヘッドの押出しの最低温度に終わる、前記 押出機バレルと前記ダイ・ヘッドとの組み合わされた長さに沿った逆温度こう配 を生じさせる如く前記押出機およびダイ・ヘッド加熱装置を制御し、それにより 、前記押出機の長さに沿ったポリエチレン・テレフタレートの速度を増大させ且 つ粘度こう配に誘起された背圧を前記押出機バレル内に生じさせる装置と、（ｃ ）溶融ポリエチレン・テレフタレートに、それを前記ダイ・ヘッドヘの装入の際 ほぼ透明且つ均質で非融成ペレットが無いようにさせるに充分なせん断エネルギ を付与する装置と、 （ｄ）複数の移動吹込成形型を支える、前記押出機に隣接した構造体、および前 記吹込成形型を経路に沿い前記支持構造体上で振動させる装置と、 （ｅ）前記支持構造体に支えられた複数の移動吹込成形型とを含み、各前記型が 開閉する装置を有し、各前記型が、前記中空管が前記ダイ・ヘッドから押し出さ れる際にその回りを閉鎖してそのセグメントを密閉する如く位置付けされ且つ構 成され、各前記型がまた、管セグメントをその吹込成形前の長さの２．５倍にま で伸張させる装置を有し、各前記型がまた、閉鎖状態で前記ダイ・ヘッドから遠 ざかり前記経路に沿って移動し、吹込ガスを前記中空管内へ注入すると同時に前 記の閉鎖された型が前記経路内に在って所望の製品を形成し、開放して吹込成形 された製品を離型させ、開放状態で前記ダイ・ヘッドに向かい移動する如く位置 付けされ且つ構成されるようにした設備。
6. ６．（新）少なくとも一層がポリエチレン・テレフタレートである多層製品を押 出吹込成形する設備にして、（ａ）多層中空管の一構成層を押出成形する装入開 口部と押出開口部とを各々が有する複数の押出機を含み、各前記押出機が、バレ ルと、前記バレル内に配設された押出ねじと、前記ねじを回転させる装置とを有 し、少なくとも一つの前記押出機が前記多層中空管のポリエチレン・テレフタレ ート層の押出成形用であり、前記バレルの複数の帯域を予定の温度まで別々に加 熱し、それが今度はポリエチレン・テレフタレートを、それが前記装入開口部か ら前記押出開口部へ流れる際に予定の温度まで加熱するようにした複数の押出機 加熱装置を前記ポリエチレン・テレフタレート押出機が有し、前記ポリエチレン ・テレフタレート押出機ねじが前記押出開口部付近の端部にテーパ付き先端を有 し、 （ｈ）多層中空管を形成するため前記押出機の前記バレルへそれらの押出開口部 で取り付けられたダイ・ヘッドを含み、前記多層中突管を予定の温度まで加熱す る加熱装置を前記ダイ・ヘッドが存し、 （ｃ）約２９３．３４℃（５６０°Ｆ）以下の前記押出機の前記装入端部の温度 に始まり２５４．４４℃〜２７１．１１℃（４９０°Ｆ〜５２０°Ｆ）の近似的 範囲内にある前記ダイ・ヘッドの押出しの最低温度に終わる、前記押出機バレル と前記ダイ・ヘッドとの組み合わされた長さに沿った逆温度こう配を生じさせる 如く前記押出機およびダイ・ヘッド加熱装置を制御し、それにより、前記押出機 の長さに沿ったポリエチレン・テレフタレートの速度を増大させ且つ粘度こう配 に誘起された背圧を前記押出機バレル内に生じさせる装置と、（ｄ）溶融ポリエ チレン・テレフタレートに、それを前記ダイ・ヘッドヘの装入の際ほぼ透明且つ 均質で非融成ペレットが無いようにさせるに充分なせん断エネルギを付与する装 置と、 （ｅ）複数の移動吹込成形型を支える、前記押出機に隣接した構造体、および前 記吹込成形型を経路に沿い前記支持構造体上で振動させる装置と、 （ｆ）前記支持構造体に支えられた複数の移動吹込成形型とを含み、各前記型が 開閉する装置を有し、各前記型が、前記中空管が前記ダイ・ヘッドから押し出さ れる際にその回りを閉鎖してそのセグメントを密閉する如く位置付けされ且つ構 成され、各前記型がまた管セグメントをその吹込成形前の長さの２．５倍にまで 伸張させる装置を有し、各前記型がまた閉鎖状態で前記ダイ・ヘッドから遠ざか り前記経路内を移動し、吹込ガスを前記中空管内へ注入すると両時に前記の閉鎖 された型が前記経路内に在って所望の製品を形成し、開放して吹込成形された製 品を離型させ、開放状態で前記ダイ・ヘッドに向かい移動する如く位置付けされ 構成されるようにした設備。