JPH04500914A - ウォータピロー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称：　ウォータビロー ｌｕし１赳」Ｌ上野 本発明は一般的に水平配置の状態で使用される水が充填されたピロー、同充填シ ート用クッション及び他の用途の同充填クッション等に関する。特に、本発明は 、好ましくはベッドや簡Ｊ７寝台等の平坦面上で使用される、水入り袋体を有す るビロー又はクッションに関する０本発明に係るビローでは、１つの袋体層が圧 縮性充填材料を介してピロー上面とは隔てられている底面に隣接又は接して配置 されている。

クッションとしてのどロー上に人が着座することにより流体が移動又は部分的移 動をなすような流体入り袋体を使用している支持体が、種々、シート用として提 案されている。また、このような水入り袋体を好ましくは圧縮空気が詰まフた外 側袋体と組合わせて使用することも知られており、この場合における外側の領域 は、内側の袋体がパンクした時に、境界領域として作用してその漏出を防止する ことになる。

その他のビロー構成としては、上部と底部に圧縮性層を有するビロー内の中央に 水入り袋体を配置したものも知られている。このような対称的な構成ではその水 入り袋体の使用中における形状に関する変形及び不安定性の範囲が大きくなって しまうことになる。

ｌ豆辺厘１ 本発明に従うとローは、上面、底面及び此等両面間の圧縮性充填材を備えると共 に、当該ピロー内で上記底面に隣接し且つ上記上面及び底面の間を通過する中央 面から外れて配置する薄い袋体層を備える。この袋体層は内に流体物質を密閉的 に収容でき、上記圧縮性充填材は上記上面からこの薄い袋体を隔絶している。

また、本発明は上述したような袋体を有するビローケージングにも関係し、この ピローケージングでは当該袋体によって支持させた従来型のヘッドレスト用ピロ ーを収容できるものである。従って、一般の使用者は好みの圧縮性充填材を、好 ましくは従来型のピローの形で用意することになる。

図面の簡単な説明 本発明の好適実施例は以下の図面に図示されおり、第１図は本発明に係るビロー の断面図、第２図は上面図、 第３図は従来型のとローが内蔵されたピローケージングの部分的断面図を含む側 面図、 第４図は上記ピローケージングを分解した場合の斜視図、 第５図はプラスチック製流体保持袋体の注入口部材と当該注入口部材と上記ピロ ーケージングの底面との関係を示す部分的な斜視図、 第６図は上記注入口部材の上記ピローケージング底面への結着状態と上記注入口 部材のねじ切りプラグによる密閉状態とを示す部分的な斜視図、 第７図は上記ビローの変更例の断面図である。

゛　流側の詳細な脱Ｂ 図示の如く本発明に係るビロー２は、頂面又は上面４、底面又は下面６、前面８ 及び背面１０を有するケージング３を備えている。圧縮性充填材１２は、図示さ れているように、流体を保持できる薄い袋体１２を上記上面４から隔絶している 。この圧縮性充填材としては、チップ状発泡体、固形発泡体、羽、遊離状の繊維 充填材等、使用者の頭部を支持するに際して、弾性及び快適性を適切に提供でき る如何なる適合材であってもよい。

尚、ピロー２の周りはビローカバー９で覆われている。

上記袋体１４は、ピローを水平に貫通する中央面から外され且つその中央面の下 方に置かれており、そしてこの好適実施例では、この袋体１４に対して前方から 後方へ傾斜を与え且つ実質的に当該袋体の前部を持ち上げている発泡性ウェッジ 部材１６によって上記底面６から隔てられている。このことは第１図に明白に図 示されており、そして使用に際しては、袋体が使用者の頭部の下で略々水平配置 状態に近づくべく、発泡体である圧縮性部材１６が使用者の重さにより圧縮する ことになる。またこのウェッジ部材は、ピローに隣接して支持された使用者の重 さによフて、袋体１４に対するベッド用マツトレスの移動効果を少なくする役割 をも果たしている。ウェッジ部材１６の最大厚みは、好ましくは、１／２インチ である。

袋体１４を底面に配置させて基本的にはベッドによって直接的に支持させること によって、使用者の頭部を直接支持している部分から隔たった袋体中の水は水自 体の重さによる圧力を発生するような実質的な上昇位置にはない。この種の圧力 は使用者の頭部を持ち上げて頭部の動きに伴なって水の動きも増大させて頭部に 不快感を与える可能性があると思われる。

この薄い袋体１４は熱的反射体１８によって底面６から隔絶されている。この熱 的反射体１８は底面６と袋体１４との間の熱転移を削減している。よって、もし 使用者がビローの下に腕を置いたとしても、腕と袋体１４との間の熱転移の量は 削減させられる。圧縮性充填材１２は使用者の頭部と袋体１４との間の熱転移を 削減している。この圧縮性充填材の厚みは、好ましくは、約３．５〜４インチで ある。

このとローには開閉自在インレット２０が設けられており、これを介して袋体内 に流体を導入することができる。このインレット２０は底面に隣接して設けられ て利用し易く、ピローの便宜性を損なうような如何なる部位からも隔絶されてい る。底面に隣接させた袋体の配置はインレットの注入口を非常に浅くすることが できるので、袋体に対しての影響をも削減している０袋体内体はその周囲付近が ヒートシールされたエチレン酢酸ビニル等の向かい合せフィルム２２から構成さ れている。ヒ−トシールされた部分を越えた外側にはフランジ部２４が設けられ ており、これが袋体を熱的反射体１８やその他の構成物に結着する手段となって いる。このことは上記シート状部材を熱的反射体に結着しているステッチ部２６ によって図面中に描かれている。残りの構成物は袋体に連結することもでき、こ れによりケージング３は実質的に上面、底面、前面及び背面のシート状部分を画 成しており、その中には薄い袋体１４及びシート状熱的反射体１８を内蔵するこ とになる。袋体を含む上記ビローケージングが一度作成されたならば、圧縮性充 填材１２を挿入することができる。ウェッジ部材はケージングにステッチをかけ る際に追加される。

圧縮性充填部材を確保安定化するため、上記前面８に隣接させて仕切り部材１１ を設けて、ビローのこの前側に充填材を保持するポケット部１５を画成させてい る。

袋体の材料は好ましくは１２％酢酸ビニルを有するエチレン酢酸ビニルである。

この材料はビローの変形に伴なって柔軟性があり雑音を発することがない。

ビローがその使用配置状態となっている際にビローの底面に隣接させた状態で且 つビローの中央線の下方に薄い袋体を設けることによって、上記圧縮性充填材は 変位自在で体積が比較的に小さい水の層の上に支持されることが判明している。

よって、多量の水を使用することなく、約１／２〜１．５インチ程度しかない水 の厚み（好ましくは１／２〜１インチ程度の水）でもって、ウォータベッドのよ うな柔軟性ある感触が達成されている。ビローのこの自然な感触は薄い袋体１４ 内に維持された情動物によって導入された流動特性による高められたこのクッシ ョン性と同等の圧縮性充填材を備えることかできれば、少なくとも部分的には維 持されている。袋体上方の大きな厚みを有する圧縮性充填材は使用者の頭の負荷 をより大きな部分へ分配し、必要とされる水の厚みを少なくする役割を果たして いる。この好適実施例において、袋体１４はビローの周辺まで拡張させていない ので、水の量を更に少なくしている。北アメリカ・サイズのとローにおける袋体 はその周囲の結着端を含んで約２０インチ×１３インチである。

袋体をビローの底面に隣接して配置することによって、薄い袋体１４の配置状態 は決定され、ベッド、簡易寝台又はソファ−等の水平で平面的な面に沿って略々 支持されることになる。袋体をこのように配置することによってもしも略々中央 部に配置された場合に起こり得る極端な変形を受けに＜＜シている。よって、こ のように袋体を底面に隣接させて配置することで、袋体の厚みを減じ、非常に多 量の水を使用することなく袋体に封入された水の特性をビローに付与させること になる。更に、このビローはその位置づけが確定したならば非常に安定しており 、袋体を上昇角度で傾斜させていることや袋体の上方にはより大きな厚みの充填 材があること等の付加的な特徴は変形の範囲を削減するこになるので実用的とな る。

もしも異なる特性が必要であれば、使用者によってその薄い袋体に流体を追加し てその充填量を変更することができる。袋体１４へ通じるインレット２０は上記 底面に設けられているので、ビローとしては利用し易い。これは開閉自在なイン レットであるで、使用者の要望によってはビローの調整をなすことができる。明 らかにその充填材料は変化することになるが、ビローの意図された目的として満 足できるものである。水は十分に適合するものであるが、何等かのゲル化する物 質もまた有効である。

袋体の大きさは小さくされ、水の変位は調節されているので、袋体１４は如何な る厄介な構成をも必要としていない。これはビローの製作及び精度を簡素してい る。

図示された袋体１４はビローの周辺まで拡張する必要はなく、２〜３インチの境 界領域が受け入れられることが立証されている。この縮小された袋体寸法は、改 善された特性を提供する一方で、その充填量とビローの重量を小さくしている。

これはおそらく使用者の頭部がビローのかなり大きな面積に亙って支持されてい るために生じたことであり、例えもし使用者の頭部がビローの端部に配置され且 つ支持されたとしても袋体は変形してビローの圧縮を生じさせるであろう。

詰め込まれる前のピローケージング３は、好ましくは、約２０Ｘ２６インチの大 きさであり、袋体は中央に配置させられ、その大きさは約１３Ｘ２０インチであ る。袋体の充填量は使用者の要望に従い変更させることができるが、好ましい流 体量は約８０オンスである。フィルム２２の好ましい厚みは約３〜５ミルである 。

このビローは当該ビローに接触する頭部の全表面に沿って完全な支持体を提供し て頭部の位置の移動を許容しており、明らかに従来のどローと比べより均一な支 持体を提供していることが判明している。加えて、ビローの動きは従来のどロー には見られないマツサージ効果を提供している。本発明にとって袋体の配置法は 重要であり、例えばビローの中央線に沿った位置では本発明の長所を発揮できな い。同様に、発泡性ウェッジ部材の存在はその意図された使用目的に沿って袋体 の降下及び配置状態を調整している。袋体の頭部から外れた部分は基本的にはり ザーバーとして作用し、ビロー上の頭部の変位を受け入れている。

袋体１４上方の充填材料が本来的に良絶縁体として作用するので、殆どの場合に おいて熱的反射体１８は袋体の底にだけ必要とされる。この熱的反射体は、袋体 をビローの上面から更に絶縁することが必要であれば、袋体の周りに巻き付ける こともできる。この反射体は、上記圧縮性充填材という最善の手段によって、上 記上面から隔てられている。

上述の改良された操作条件に加えて、袋体１４のこのような特殊な配置法は、当 該袋体を直接的に上記ケージング及び熱的反射体に結着させる限り、ビローの製 作を簡素化している０袋体は機械的にケージングに連結結着されるので、この結 着は袋体の形状変化を抑制することにもなる。

第３図におけるウォータビローケージング２ａは上面又は第１面４ａ及び底面又 は第２面６ａを備え、此等が共同して従来のビロー又は他の適切な圧縮性充填材 を収容するビローカバー構成体を形成している。このウォータビローケージング ４ａ内には、その結着周辺９ａが底面６ａに当該結着周辺及び底面６ａを突ぎ通 るステッチ部１０ａを介して結着された薄いプラスチック製流体保持袋体８ａが 配されている。結着周辺９ａは第４図に概略的に示すようなヒートシール部１１ ａの外側に位置している。この結着周辺９ａ内には、その内側ヒートシール部１ １ａにギ、ヤップ１２ａを介して隔てられた第２のヒートシール部１１ｃがある 。この第２ヒートシール部ｌｉｅは４枚重ねのフィルムを平坦形状で底面６ａに 固定連結すべく保持している０袋体８ａを底面６ａに縫い合わせる場合、上記ギ ャップ１２ａ中、或はヒートシール部１１ａを越えた何処にでも結着部が生じ得 る。ある場合には、幅広のヒートシール部１１ａが可能であり、その内端から離 間したそのヒートシール部上に直接的に結着部が生じ得る。この場合には、ヒー トシール部ｔｉｃは全く必要がなくなる。薄いプラスチック製流体保持袋体８ａ と底面６ａとの間には熱的反射部材１２ａがあり、これもまた上記ステッチ部１ ０ａによって底面６ａに結着している。こうして、プラスチック製流体保持袋体 ８ａと熱的反射部材１２ａは上記底面６ａに連結されることになる。

ウォータピローケージング２ａの前部な横切フて内部に圧縮性充填材１６ａが挿 入されたガゼツト１４ａが配置されている。この圧縮性充填材はとローの前側で ネックロールを形成しており、単に頭部をこのビローに置くだけで使用者の首や 傳の身体部分が上記流体保持袋体８ａに接触することを防止している。即ち、こ のネックロールはとロー前部を上記プラスチック製流体保持袋体８ａから絶縁す る役割を果たしている。このプラスチック製流体保持袋体８ａは上記底面６ａに 対して略々中央に配置され且つ縮小された大きさで、当該底面に対して約２イン チの境界領域を画成している。上記圧縮製充填材が上記袋体の側部に張り出すこ とがら＊ａ物及び絶縁体として作用することになるので、この境界領域は使用者 が上記袋体に密着する可能性を削減している。

同等のガゼツト及び圧縮性充填材は反対側のビロ一端部にも設けられている。ガ ゼツト１５ａ及び圧縮性充填材１７ａはビロー１８ａの支持面を平衡化する役割 を果たしている。上記流体保持袋体８ａは、使用者との直接接触を避けるため且 つ当該袋体８ａの寸法を縮小するために、全てのとロ一端部から離間させること が望ましい。使用に際しては、此等圧縮性充填材１６ａ及び１７ａは、境界部材 として作用し、従来のどロ一部１８ａの底面を袋体８ａの略々上方に維持させる ことになる。

上記底面によって水平状態に支持された際の袋体は０．５インチから１．５イン チの深さの流体を収容する大きさになる。圧縮性充填材の好ましい深さは上記水 平状態配置にある流体の深さの３倍から４倍である。実際の袋体の好ましい大き さはその周りの結着端部を含んで約２０インチ×１３インチである。袋体を越え て約２インチの境界領域を設けることが望ましい。

従来型ビロー１８ａがこのクォータビローケージング２ａ内に挿入されたならば 、第３図で明示されるように、この従来型ビロー底面の大部分は流体保持袋体の 上方に支持されることになる。この袋体内の流体７ａはその内部で移動自在であ り、例えば、使用者の頭部の位置の変更はその流体７ａの共鳴的な移動を生ずる ことになり、驚くべきことにこの流体保持袋体８ａの効果としては、従来ビロー １８ａの固有の特性を有すると共に、ウォータベッドの特性の多くを有するビロ ーを提供することである。

この薄いプラスチック製流体保持袋体８ａには当該袋体に対する流体の注入用又 は排出用としての注、入口部材２０ａが設けられている。この図示された好適実 施例において、熱的反射体１２ａは切欠２２ａを有し、底面６ａはこれに一致す る切欠２４ａを有しており、此等切欠中を貫通する上記注入口部材の一部がビロ ーの底面に露出している。このようにして、流体保持袋体８ａへの好都合な出入 り口が形成されている 第６図には、上記流体保持袋体８ａがポリエチレンフィルムの二重重ね厚みを有 しており、このフィルムはポリプロピレン製注入口部材２０ａの大きなフランジ 部３２ａにヒートシールされていることが図示されております。即ち、この大き なフランジ部は袋体内部に配置されており、フィルム２８ａ及び３０ａの二重層 は当該フランジ部に露出した領域がヒートシールされている。この注入口部材２ ０ａはまた重複カラ一部３４ａを有しており、当該カラ一部３４８１下方のフラ ンジ部３２ａ及び当該注入口部材２０ａの内側部でＵ字状のギャップを形成して いる。このＵ字凹部は底面６ａの一部と上記熱的反射材料１２ａとをそれぞれの 切欠２２ａ及び２４ａの周りで保持する役割を果たしている。底・面６ａはその 切欠２４ａ周りに伸縮性部分５０ａを有しており、これが底面の切欠２２ａ周り の周辺を上記カラ一部３４ａ及び大フランジ部３２ａの間に画成された凹部に引 き入れる役割を果たしている。この構成は熱的反射材料１２ａとウォータピロー ケージング２ａの底面６ａを注゛入口周りに維持する手段を提供している。

注入口部材は第５図に略々示す如くであり、当該注入口内部には内側が凹状にね じ切りされたプラグ４０ａによって圧縮状態となった０リング４２ａが収容され てし）る。このプラグは注入口部材内に螺着されており、上記０リング４２ａを 注入口部材の肩部に対して圧縮している。これで効果的な密閉性を提供すると共 に、プラグの外側ねし部が注入口部材の内側ねじ部と共同して、注入口部第４’ 　２０　ａから流体７ａの漏洩の可能性を最少限にする複数の密閉手段となるべ く、追加的なシール部を提供している。

注入口部材は好ましくはウォータピローケージング２ａの底面６ａに設けられる が、当該ウォータピローケージング６ａ内に設けることもでき、その接近方法と してはウォータビローケージングの端部から可能であるので、注入口部材を薄い プラスチック製流体保持袋体８ａの上面に設けることもできる。こうした場合で は、底面６ａ又は熱的反射体８ａに切欠を設ける必要はなく、ウォータビローケ ージング２ａの組立部品も簡素化される。水の注入口部材２０ａを底部に設ける ことは当該注入口部材がクォータピローケージング２ａの上面から一層隔絶され 且つ使用者に接触されなくなるのでより好ましい。しかし、上記従来型とローの 充填量によってはこのことは問題とはならないであろうし、注入口部材をピロー の端部に配置することによって如何なる問題も生じなくなる。故に、注入口部材 の配置は変更可能であり、ウォータビローケージング２ａの内部に配置すること が好ましい場合もある。

第５図に示すように、ねじ切り凹部を有するプラグ４０ａには内側凹部とこれを 横切って延在するバ一部分４１ａとが形成されている。このバ一部分は内側凹部 を２つの凹部に分割しており、使用者はこの分割凹部を当該ねし切りプラグの注 入口２０ａに対する締め付は又は締付解除に使用できる。

第７図のとロー２ｂは圧縮性充填材１８ｂとしてのロール状詰綿を収容すべく変 更されている。変更点としては、圧縮性充填材１８ｂの詰綿を袋体８ａから隔て るカバーシート１９ａが含まれる。カバーシート１９ａは詰綿の袋体に沿フた滑 りを少なくしており、充填材人りガゼツト１４ａ及び１５ａとの組み合せにより 、当該詰綿を袋体８ａ上方に略々光のままに維持させている。此等充填材人りガ ゼツト１４ａ及び１５ａがなければ、圧縮性充填材１９ａの詰綿は袋体８ａの両 側の空隙に圧入させられることになり、それにより詰綿の効果は削減されること になる。詰綿の早期摩耗、変形及びその効果の減少は、もし当該詰綿が袋体８ａ と直接的に接触させられるか、ガゼツト１４ａ及び１５ａの配置場所に充填を強 いられるかの状態にあれば、起こり得る。袋体内の流体動作は、もしガゼツト１ ４ａ及び１５ａによって制限された領域に入り込むことができれば、ロール状詰 綿を小型化又は圧縮させる傾向があると見られる。

上記ケージングを閉じる特殊な構成は何等図示されていないが、一端部における ジッパ−、ベルクロ（商標）、その他の閉塞手段等の如何なる適合手段をも使用 可能である。そうすれば、ピローケージングは内部に従来のどローを挿入可能と すべく開かれ、その後に閉じられる一端部を有することになる。

以上、本発明に係る種々の好適実施例を詳述したが、本発明の精神又は添付請求 項の範囲から出発することなく、数々の変更をなすことが可能であることは当業 者にとって明白であろう。

ＦＩＧ、１゜ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．圧縮性充填材（１８ａ）を収容するための柔軟性エンクロジャーを内に共同 して画成する第１面（４ａ）及び連結状態の第２面（６ａ）を有するピローケー ジング（２ａ）であって、前記両面（４ａ，６ａ）間に介在して当該第２面（６ ａ）に結着し、流動性物質を内に密閉的に収容して前記エンクロジャー内に前記 圧縮性充填材（１８８）が収容された際に前記第１面（４ａ）から隔てられ且つ 隔絶される流体性薄層（７ａ）を形成することになる薄い袋体（８ａ）を更に備 え、前記充填材（１８ａ）は、前記エンクロジャー内に収容された際に、前記袋 体（８ａ）内に収容され流体性物質（７ａ）上方に当該圧縮性充填材（１８ａ） が実質的に浮遊することになるように、当該袋体（８ａ）によって支持されてい ることから成るピローケージング（２ａ）。 ２．前記袋体（８ａ）はその周辺において、前記第２面（６ａ）上方での配置状 態を維持すべく、当該第２面（６ａ）に物理的に結着されている結着周縁領域を 有することから成る請求項１に記載ピローケージング（２ａ）。 ３．前記袋体（８ａ）と前記第２面（６ａ）との間に介在して両者間の熱移転を 制限する熱的反射層（１２ａ）を更に備えることから成る請求項１又は２のいず れか１項に記載のピローケージング（２ａ）。 ４．前記熱的反射層（１２ａ）及び前記袋体（８ａ）はそれぞれ同一手段（１０ ａ）に前記第２面（６ａ）に結着されていることから成る請求項３に記載のピロ ーケージング（２ａ）。 ５．前記ピローケージングの前端及び後端にそれぞれ圧縮性充填材（１６ａ，１ ７ａ）が充填され且つ前記袋体（８ａ）の長さに亙って設けられたポケット部（ １４ａ，１５ａ）であって、前記袋体（８ａ）と共同して前記圧縮性充填材（１ ８ａ）を支持するべく、当該袋体（８ａ）の上方に伸びて当該袋体の両側に上昇 された境界部を画成することになるポケット部を更に備えて成る請求項１、２又 は３のいずれか１項に記載のピローケージング（２ａ）。 ６．前記袋体（８ａ）と前記圧縮性充填材（１８ａ）との間に介在する布製カバ ーシートを更に備えて成る請求項５に記載のピローケージング（２ａ）。 ７．前記袋体（８ａ）に設けられ、当該袋体内に対して前記流動性物質の注入用 又は排出用に供する再密閉可能なポリエチレン製注入口部材（２０ａ）を更に備 えて成る先行する請求項のいずか１項に記載のピローケージング（２ａ）。 ８．再密閉可能な前記注入口部材（２０ａ）は前記第２面（６ａ）の合致させら れた孔（２４ａ）を貫通通すると共に、外側カラー（３４ａ）と内側フランジ部 （３２ａ）を有し、前記第２面（６ａ）は、前記合致孔（２４ａ）周りにおいて 、前記注入口（２０ａ）周りの前記カラー（３４ａ）と前記フランジ部（３２ａ ）との間に維持させられる弾性体化された境界領域（５０ａ）を有することから 成る請求項７に記載のピローケージング（２ａ）。 ９．前記注入口部材（２０ａ）は内に螺合的に収容できるプラグ（４０ａ）を備 え、当該プラグ（４０ａ）は使用者が把持して当該プラグ（４０ａ）を回動し得 るように分割させられ且つ外部的に露出させられた凹部を有することから成る請 求項７に記載のピローケージング（２ａ）。 １０．前記袋体（８ａ）は２枚重ねの厚みを有することから成る請求項８に記載 のピローケージング（２ａ）。 １１．前記エンクロジャーは前記袋体（８ａ）上方で少なくとも３インチ深さの 圧縮性充填材（１８ｂ）を収容できる大きさであり、前記袋体（８ａ）は、平坦 的に配置された状態で、約１／２インチ〜１インチ程度の深さの流体を保持して いることから成る請求項１０に記載のピローケージング（２ａ）。 １２．ベッド用の従来型ヘッドレストピロー（１８ａ）とウォータピローケージ ング（２ａ）とを組合せた構造体において、 前記ヘッドレストピロー（１８ａ）は布製ゲージングと当該ゲージング内に配さ れた圧縮性充填材とを備え、前記ウォータピローケージング（２ａ）は識別可能 な上面（４ａ）及び底面（６ａ）を有する布製の外側シェルを備えて、当該底面 （６ａ）は、前記ヘッドレストピロロー（１８ａ）の圧縮性充填材を支持するた めの流体（７ａ）の薄層を保持するために、その直上に結着されたプラスチック 製流体保持袋体（８ａ）を有し、前記ヘッドレストピロー（１８ａ）は前記ウォ ータビローケージング（２ａ）の前記プラスチック製流体保持袋体（８ａ）と前 記布製外側シェルの上面（４ａ）との間に収容されていることから成る構造体。 １３．前記圧縮性充填材の非圧縮時の深さは、平坦面上にある前記底面（６ａ） によって支持された際の前記流体保持袋体（８ａ）内の流体の深さよりも、少な くとも３倍であることから成る請求項１２に記載の構造体。 １４．前記プラスチック製流体保持袋体（８ａ）は、当該袋体（８ａ）が前記底 面（６ａ）に略々重なった状態で維持されるべく、当該底面（６ａ）に物理的に 結着された外側境界領域（９ａ）を備えることから成る請求項１２に記載の構造 体。 １５．前記流体保持袋体（８ａ）と前記底面（６ａ）との間に介在して当該袋体 （８ａ）を当該底面（６ａ）から分離させ得る大きさに適した熱的反射部材（１ ２ａ）を備えることから成る請求項１２に記載の構造体。 １６．前記プラスチック製流体保持袋体（８ａ）は、当該袋体が前記底面（６ａ ）に略々重なった状態で維持されるべく、当該底面（６ａ）に物理的に結着させ られた外側境界領域（９ａ）を備え、前記流体保持袋体（８ａ）と前記底面（６ ａ）との間に介在して当該袋体（８ａ）を当該底面（６ａ）から分離させ得る大 きさに適した熱的反射部材（１２ａ）を備えることから成る請求項１２に記載の 構造体。 １７．前記プラスチック製袋体（８ａ）はプラスチックフィルムの２重厚みを有 して、当該プラスチックフィルムの２重厚みが前記袋体（８ａ）からの流体の漏 出を防止していることから成る請求項１６に記載の構造体。 １８．前記袋体（８ａ）は接近操作が容易な再密閉可能な注入口部材（２０ａ） を有し、当該注入口部材を介して前記袋体（８ａ）内に流体を導入できることか ら成る請求項１７に記載の構造体。 １９．前記布製の熱的反射部材（１２ａ）と前記ウォータピローケージング（２ ａ）の底面（６ａ）とは、再密閉可能な前記注入口部材（２０ａ）が貫通延在す る合致した孔（２２ａ，２４ａ）をそれぞれ有し、当該注入口部材（２０ａ）は 外側カラー部分（３４ａ）とこれに共同するフランジ部（３２ａ）を有して、此 等外側カラー（３４ａ）及び共同的なフランジ部（３２ａ）の間に前記熱的反射 部材（１２ａ）及び前記底面（６ａ）の前記合致孔（２２ａ，２４ａ）周りの部 分を収容し且つ保持していることから成る請求項１８に記載の構造体。 ２０．ピロー（２ｂ）において、 外側ゲージング（４ａ，６ａ）と、 流動性媒材（７ａ）を収容すると共に、前記外側ゲージング（６ａ）の主面を覆 い且つこれの内側に結着された袋体（８ａ）と、 前記ピローケージングに結着されて前記ピロー（２ｂ）の前端に隣接する前側ポ ケット部を画成すると共に当該ピロー長に亙って略々延在するガゼット部材（１ ４ａ）と、 前記前側ポケット内にあって前記袋体（８ａ）の略々上方に延在して当該袋体（ ８ａ）を前記前端から絶縁する前記前側ポケット内の圧縮性充填材（１６ａ）、 並びに前記外側ゲージング内にあってその主要部が、前記袋体（８ａ）が下方か ら支持された際に、当該袋体（８ａ）の上方に支持される圧縮性充填材（１６ａ ）と、 を備えて成るピロー（２ｂ）。 ２１．前記ピローの後端に隣接し且つ当該ピロー長に亙って延在して当該ピロー 後端の後側ポケットを画成する第２のガゼット（１５ａ）と、当該ガゼット内に あって前記袋体（８ａ）の後端支持体を提供し且つ当該袋体（８ａ）上方に略々 延在する圧縮性充填材（１７ａ）と、を備える請求項２０に記載のピロー（２ｂ ）。 ２２．前記袋体（８ａ）と前記外側ゲージング（４ａ，６ａ）とに結着して、前 記袋体（８ａ）上方の前記圧縮性充填材（１８ｂ）を当該袋体（８ａ）から隔絶 している布製シートを備えて成る請求項２１に記載のピロー（２ｂ）。 ２３．前記ガゼット（１４ａ，１５ａ）と前記布製シートとは、前記圧縮性充填 材（１８ｂ）から前記袋体（８ａ）を完全に隔絶すると共に、当該圧縮性充填材 （１８ｂ）を当該袋体（８ａ）上方に維持していることから成る請求項２２に記 載のピロー（２ｂ）。 ２４．前記圧縮性充填材（１８ｂ）は圧縮性充填材料のロール状の詰綿であるこ とから成る請求項２３に記載のピロー（２ｂ）。 ２５．前記袋体（８ａ）はその周りに前記ピロー支持面の一部を形成する少なく とも２インチの前記ゲージングの境界（９ａ）を有していることから成る請求項 ２１に記載のピロー。 ２６．前記袋体（８ａ）はその周りに前記外側ゲージングとステッチ部（１０ａ ）によって結着された締付周辺（９ａ）を有することから成る請求項２１に記載 のピロー（２ｂ）。 ２７．前記袋体（８ａ）と前記ガゼット（１４ａ，１５ａ）の各々の一部は前記 外側ゲージングに当該袋体を当該外側ゲージングに結着する前記ステッチ（１０ ａ）によって結着されていることから成る請求項２６に記載のピロー（２ｂ）。 ２８．ピロー状クッション（２）において、容易に変形可能な上面（４）と、容 易に変形可能な底面（６）と、此等両者の間の圧縮性充填材（１２）と、前記両 面（４，６）の間に介在し且つ当該両面間を通る中央面の下方で当該底面（６） に隣接配置された薄い袋体（１４）と、を備え、当該袋体（１４）は、前記圧縮 性充填材（１２）によって前記上面（４）から絶縁された流動性物質を内部に密 閉的に収容できると共に、前記底面（５）上に重ねられた状態で前記ピロー状ク ッション（２）内に結着されており、前記圧縮性充填材（１２）は、非圧縮状態 で、前記袋体上方で少なくとも数インチの厚みを有することから成るピロー状ク ッション（２）。 ２９．前記袋体（１４）は前記底面（６）の中央に配置され且つ当該底面（６） の大部分を覆うことができる大きさであると共に、当該底面（６）に結着されて いることから成る請求項２８に記載のピロー状クッション（２）。 ３０．前記圧縮性充填材（１２）の非圧縮時の体積は前記袋体（１４）の使用時 の体積よりも大きいことから成る請求項２９に記載のピロー状クッション（２） 。 ３１．前記袋体（１４）はその上面形状を略々矩形とし、その周辺には前記底面 （６）に縫合されて当該袋体（１４）を前記ピロー状クッション（２）内に配置 させる境界領域（２４）を有することから成る請求項２８、２９、３０のいずれ か１項に記載のピロー状クッション（２）。 ３２．クッション体（２）において、 容易に変形可能な上面（４）及び底面（６）を有する布製の外側ゲージング（３ ）と、前記クッション体（２）内を全般的に満たしている圧縮性充填材（１２） と、前記圧縮性充填材（１２）の下方に流動性媒体を収容し且つ保持できると共 に前記圧縮性充填材（１２）のための下方支持面を提供できる袋体（１４）と、 を備え、当該袋体（１４）は前記クッション体（２）内の前記底面（６）上に重 なるように前記クッション体（２）内に結着され且つ前記上面及び底面（４，６ ）の間を通る中央面の下方に配置されることから成るクッション体（２）。 ３３．前記圧縮性充填材（１２）は前記袋体（１４）上方において少なくとも数 インチの厚みを有することから成る請求項３２に記載のクッション体（２）。 ３４．前記袋体内の移動自在な液体媒体は、前記クッション体（２）が水平状態 で支持された際に、前記底面（６）上で１／２〜１インチの平均深さを有するこ とから成る請求項３３に記載のクッション体（２）。 ３５．前記移動自在な流動性媒体は水であることから成る請求項３４に記載のク ッション体（２）。 ３６．前記移動自在な流動性媒体は水と同等の比重を有することから成る請求項 ３４に記載のクッション体（２）。