JPH0450056Y2 - - Google Patents

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JPH0450056Y2
JPH0450056Y2 JP15481486U JP15481486U JPH0450056Y2 JP H0450056 Y2 JPH0450056 Y2 JP H0450056Y2 JP 15481486 U JP15481486 U JP 15481486U JP 15481486 U JP15481486 U JP 15481486U JP H0450056 Y2 JPH0450056 Y2 JP H0450056Y2
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hook
artificial turf
tape
line tape
line
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JP15481486U
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は、マジツクテープ(株式会社クラレ登
録商標)で知られる面フアスナーの改良に係わ
り、さらに詳しくは、ゲートボール等に使用する
合成樹脂よりなるループとカツトパイルの混在す
る人工芝に係合しうる人工芝用ラインテープに関
するものである。 (従来の技術) 最近、盛んに行なわれるようになつたゲートボ
ール等において、合成樹脂からなるループとカツ
トパイルが混在されている人工芝を敷設し、ライ
ン用として通常の白いリボンテープを張り、リボ
ンテープの端部を貼着剤等で止める方法がしばし
ば採られている。しかしこのリボンテープでは、
ラインの中央部分が弛んだ状態になつたり、競技
者の足に引つ掛かつたり、ラインが曲線状になつ
たりするという欠点があつた。 (考案が解決しようとする問題点) 本考案者が市販のフツク状係合素子を有する面
フアスナーを用い、これを上記合成樹脂製の人工
芝と係合させてライン用として用いることを検討
したところ、該フツク状係合素子が柔らかく、ま
たその高さが小さすぎるために係合力が弱く、リ
ボンテープを用いたときにみられたのと同様な欠
点があることがわかつた。 しかして本考案の目的は、人工芝のラインテー
プとしてすぐれた機能を有する人工芝用ラインテ
ープを提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 本考案によれば、上記の目的は表面に多数のフ
ツク状係合素子を具有する面フアスナーであつ
て、該フツク状係合素子の脚部の直径(太さ)が
0.25mm〜0.50mmであり、面フアスナー基布上から
のフツク状係合素子の高さが4mm〜10mmであり、
かつ係合素子の数が1cm2当り10〜15ケである面フ
アスナーからなることを特徴とする人工芝用ライ
ンテープを提供することによつて達成される。こ
の人工芝用ラインテープは、ループとカツトパイ
ルが混在する人工芝に押圧係合させたときにフツ
ク状係合素子の脚部が倒伏することなく簡単にル
ープ内に嵌入すること、該ラインテープと人工芝
を係合状態にしたまま横方向に引つ張つても従来
の白線リボンテープ使用の場合にしばしばみられ
るような、長さ方向において中央部分が弛んだ
り、競技者の足に引つ掛かつてラインが曲線状に
なつたりするという不都合は全く生じないなど、
人工芝のライン用としてすぐれた性質を有する。
また、この人工芝用ラインテープを使用するにあ
たり、面フアスナーの裏面に、白く着色された合
成樹脂フイルムを貼着し、あるいは耐候性を有す
る白色の常乾性塗料を塗布することができる。 本考案において用いられる面フアスナーは、フ
ツク状係合素子を形成する脚部の直径(太さ)が
0.25mm〜0.50mmであり、該フツク状係合素子の面
フアスナー基布上からの高さが4mm〜10mmであ
り、かつ係合素子の数が1cm2当り10〜15ケである
という用件を満たしていることが必要であり、こ
れにより、人工芝用ラインテープを嵩高で剛性の
ある人工芝に突き刺した時でも、係合素子が十分
な硬性を有するために、フツク状係合素子が人工
芝に充分貫通し、該ラインテープが人工芝から離
れ難いという効果が得られる。 本考案において面フアスナーを構成するフツク
状係合素子は、ナイロン、ポリエステル等の合成
繊維フイラメントをフツク状、キノコ状、傘状に
織編成することにより、あるいは合成樹脂で一体
成形することにより形成することができる。 次に、図面により本考案を説明する。 第1図は本考案の人工芝用ラインテープの例を
示す断面図で、基布3にフツク状係合素子1が設
けられており、2はフツク状係合素子の脚部であ
る。第2図は人工芝の断面図で、基材上にループ
4とカツトパイル5が混在する様子を表わしてい
る。第3図は本考案の人工芝用ラインテープであ
る面フアスナーを人工芝に係合させたときの状態
を示す断面図で、6は面フアスナー、7は人工芝
である。 (実施例) 以下、実施例により本考案を説明するが、本考
案はこれらの実施例により何ら限定されるもので
はない。 実施例 1 第1図に示されるような形状のナイロン製のフ
ツク状係合素子を有しており、その脚部直径(太
さ)が0.25mm、基布からの高さが6mm、1cm2当り
の数が10ケである面フアスナーを製造した。この
面フアスナーを、フツク状係合素子面をループと
カツトパイルが混在する人工芝(東レ株式会社製
商品名「スパツクターフ」)と対向させて該人工
芝に対して200g/cm2の力で押圧したのち、横方
向に引つ張つたところ1.6Kg/5cm2の剥離強力が
得られた。また、この面フアスナーは取り外しが
簡単で、繰り返し使用にも十分耐えることがで
き、人工芝のラインテープとして十分使用しうる
機能を備えていることがわかつた。 次いでフツク状係合素子の脚部直径、基布から
の高さおよび1cm2当りの数を下記表に示す如く
種々変化させた面フアスナーを製造し、上記と同
様にして剥離強力を測定したところ、先に述べた
面フアスナーにおけるとほぼ同程度の剥離強力が
得られ、いずれも人工芝のラインテープとして適
したものであることがわかつた。
【表】 実施例 2 ポリエステルモノフイラメントからなるフツク
状係合素子を有しており、その脚部直径が0.33
mm、基布からの高さが8mm、1cm2当りの数が15で
ある面フアスナーを製造し、この裏面に厚さ0.10
mm白色のポリエステルフイルムをポリウレタン樹
脂(日本油脂(株))で接着した。この面フアスナー
を実施例1で用いたのと同じ人工芝に押圧したの
ち、横方向に引つ張つたところ、実施例1と同様
の効果が得られた。 比較例 1 フツク状係合素子の脚部直径が0.15mm、基布よ
りの高さが6mm、1cm2当りのフツク状係合素子が
10ケの面フアスナーを作り、これを実施例1と同
様の方法により人工芝に適用したところ、脚部が
細いためにフツク状係合素子の倒伏状態が生じ
た。また人工芝のループ内に嵌入する数が少ない
ために剥離強力が200g/5cm2と小さく、人工芝
用ラインテープとしては不適であつた。 比較例 2 市販の、フツク状係合素子の数が1cm2当り32
ケ、脚部が0.17mm、フツク状係合素子の基布から
の高さが2mmのフツクテープを用い、これを実施
例1と同じ要領で人工芝に押圧し接着させたが、
フツク密度が高い上に高さが低く、かつ脚部が細
いために人工芝のループ内に嵌入せず、剥離強力
は零であつた。 (考案の効果) 本考案によれば、ループとカツトパイルの混在
した人工芝と係合してそのラインテープとして使
用しうる人工芝用ラインテープを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の人工芝用ラインテープの断面
図で、1はフツク状係合素子、2は脚部、3は基
布である。第2図は人工芝の断面図で、4はルー
プ、5はカツトパイルである。第3図は本考案の
人工芝用ラインテープを人工芝に係合させたとき
の状態を示す断面図で、6は面フアスナー、7は
人工芝である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表面に多数のフツク状係合素子を具有する面
    フアスナーであつて、該フツク状係合素子の脚
    部の直径が0.25mm〜0.50mmであり、面フアスナ
    ー基布上からのフツク状係合素子の高さが4mm
    〜10mmであり、かつ係合素子の数が1cm2当り10
    〜15ケである面フアスナーからなることを特徴
    とする人工芝用ラインテープ。 (2) 面フアスナーの裏面に白く着色された合成樹
    脂フイルムを貼着したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の人工芝用ライン
    テープ。 (3) 面フアスナーの裏面に耐候性を有する白色の
    常乾性塗料を塗布したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の人工芝用ライン
    テープ。
JP15481486U 1986-10-07 1986-10-07 Expired JPH0450056Y2 (ja)

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JP15481486U JPH0450056Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

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JP15481486U JPH0450056Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

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JPS6359677U JPS6359677U (ja) 1988-04-20
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JP15481486U Expired JPH0450056Y2 (ja) 1986-10-07 1986-10-07

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JPH0519092Y2 (ja) * 1987-03-06 1993-05-20

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JPS6359677U (ja) 1988-04-20

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