JPH0449996Y2 - - Google Patents

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JPH0449996Y2
JPH0449996Y2 JP11752187U JP11752187U JPH0449996Y2 JP H0449996 Y2 JPH0449996 Y2 JP H0449996Y2 JP 11752187 U JP11752187 U JP 11752187U JP 11752187 U JP11752187 U JP 11752187U JP H0449996 Y2 JPH0449996 Y2 JP H0449996Y2
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toilet seat
leg
toilet
plate
adult
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は成人用の洋式便器に装着することによ
つて幼児の使用に供することができるようにした
幼児用の補助便座に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
生活様式の洋風化が進行したことと、その使用
法が容易、簡便であることに伴い便所に所謂洋式
便器と称される腰掛式の便器を採用する家庭が著
しく増加していることは周知の通りである。
上記したような洋風便器はその使用対象が成人
であるために、形状、大きさその他の規格がすべ
て成人規格となつており、幼児がこれに着座して
使用をすることは困難であり、無理に着座をして
も不安定な状態のまま用便をしなければならない
ために便座面からの転落の虞れや、その他の各種
の危険や不便が伴つていた。
これらの問題を解決するものとして、例えば実
公昭52−16039号公報に記載されているように、
その形状や大きさを幼児規格としこれを前記した
成人用便器の上に装着して使用をすることができ
るように構成した幼児用補助便座が開発されてい
るが、いずれも成人用便器の上に単に幼児用規格
とした便座を取り付け装着をするという程度のも
のであつた。
このような考案の場合には、便座の大きさその
ものについての問題は解決されてはいるが、背丈
の低い幼児が成人規格の便座面にまで登つて着座
するための機構が考慮されていないために幼児が
単独で着座、用便をすることができず結局大人の
手を借りなければ使用することができないという
欠点があつた。
更にまた近時に至りごく少量ではあるが、踏段
(ステツプ)付きの補助便座が提案され前記した
問題に対応することができるようになつたが、こ
の場合もその構造は単に踏板を具えた二枚の脚板
の上端に便座の先端部を取り付けただけのもので
あり、使用に際しては成人用便器に付属している
便器蓋及び便座部分を撥ね上げ、前記補助便座を
便器面に直接載置して使用をするという構造であ
つた。このために幼児用の補助便座が成人用便器
面に対して単に載置されているという状態であ
り、成人用便器と補助便座の一体化に欠けるため
に使用中に幼児が身体を動かすと便座が便器面か
ら移動を生じてしまい便器面に対する便座の不安
定さは一向に解決されていないという欠点があつ
た。
また、上記した従来の踏段付き補助便座の場合
には、補助便座を取り付けた脚板は単に便器面に
立て掛けてあるだけであり、便座及び脚板のいず
れにも便器との一体化を図るための構造を具えて
いないため、幼児が踏段を昇降しようとして踏段
の中央部より左右いずれかの方向に片寄つた部分
に体重を掛けると体重を掛けられた側の脚板方向
に補助便座全体が傾斜してしまい転倒をしてしま
うという危険性を有する欠点もあつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記した事情に鑑みこれに対処するこ
とを目的としたものであり、補助便座を構成する
部材の一部が、使用時において成人用便器と便座
の中間に嵌合することによつて両者間に強固に圧
締挟持され、これによつて補助便座が成人用便座
面に安定して載置することができるようにした幼
児用の補助便座を提供せんとするものである。
また、本考案の他の目的は用法が簡単でありし
かも、使用時に、便座が便器面を移動したり或い
は便座を支承する脚板が成人用便器の後方(奥の
方向)に移動をすることがないようにした極めて
安定性に優れた幼児用補助便座を提供しようとす
るものである。
〔考案の要点〕
本考案は対向する二枚の脚板の高さ方向におけ
る中間部分に踏板を差し渡して一体化させ、また
前記二枚の脚板の上端部には、幼児の着座に適す
る大きさとした補助便座の両側先端部近くを起伏
を自在とするように枢着せしめるとともに、前記
対向する二枚の脚板の上端より少許だけ下つた位
置には成人用の便器と便座の重合面の間に挿入さ
せることのできる係止板をそれぞれ内側に向つて
所定長さだけ突出せしめてなる幼児用補助便座の
構造を考案の要点としている。
〔実施例〕
1,1は所定の高さを有するように形成した脚
板であり、高さ方向における中間部には踏板2を
差し渡すことによつて脚板1,1相互の一体化を
図つている。
3,3は脚板1、1の下端部に摺動伸縮を自在
に行えるようにして取り付けた高さ調節板であ
り、これを上下に摺動させることにより、成人用
便器Aの各種規格に対応することができるように
している。
なお、脚板1,1の上端部には補助便座を昇降
する際や用便中の幼児が把持をすることのできる
把手11,11を形成している。
また、踏板2はその表面に辷り止め構造を形成
することが望ましい。
4は、幼児の着座に適する大きさに形成された
補助便座であり、長円形を呈する輪郭形状の両側
先端部近くを前記脚板1,1の上端部近くに起伏
を自在とするように枢着している。
5は、脚板1の上端部より少許だけ下がつた位
置(具体的には補助便座4の裏面より成人用便座
の厚さだけ下方に下がつた位置)に内側に向かつ
て突設せしめた係止板である。
前記した係止板5はそれを突設している基台5
1等を介して脚板1に摺動を自在とするようにし
て取り付けるものであり、そうすることによつて
成人用便器の各種規格(例えば便座の厚さに関す
る各種規格等)に対応することができるようにし
ている。
係止板5の突出長さは成人用便器の肉厚或いは
成人用便座の幅に対応できるような長さの範囲で
決定されるものであり、必要とあらば突出長さも
調節自在な構造とすることができる。
なお、上記した係止板5は基台51の上面に取
り付けることを必須とするものではなく、例えば
第5図に例示するように脚板1,1の内側に直接
的且つ摺動を自在とするように取り付けることも
自由である。
係止板5を基台5上に取り付けるか、或いは脚
板1の内側に直接的に取り付けるかの決定はそれ
を適用しようとする成人用便器Aの規格に応じて
決定するものであり、例えば成人用便器Aのサイ
ズ(特に先端曲面部分のサイズ)が、対向する二
枚の脚板1,1の間隔寸法と同じか或いはこれよ
りもやや大きいサイズの場合には基台5を使用し
なくても脚板1,1上端に取り付けた便座は奥方
向にズレ込む心配がないので前記した基台51を
使用する必要はない。
〔考案の効果〕
上記のように構成した本考案の効果を述べれば
以下の通りである。
(1) 対向する二枚の脚板1,1には、その高さ方
向における中間部に踏板2を差し渡して一体化
させたので幼児が自分で便座面まで登ることが
可能となり、大人等の介護を受けることなく用
便をすることが可能となつた。
(2) 脚板1,1の上端部より少許だけ下がつた位
置に、内側を向くようにして係止板5,5を突
出形成したので、用便に際してはこの係止板5
が成人用便器の上面と成人用便座の裏面との間
に挿入して係止されるようになり、これによつ
て脚板1,1及び補助便座4の移動を防止する
ことができるようになつた。
(3) 特に、使用時においては前記した係止板5が
幼児の体重を負荷された成人用の便座によつて
便器面に押圧されるようになるので一層安定性
を発揮することができるようになり、例えば用
便中の幼児が身体を動かしても補助便座4や脚
板1、1が前後或いは左右いずれの方向にも移
動を生ずる心配が絶無となる。
また、係止板5,5が成人用の便座と成人用
便器に挟持されるように構成したために、用便
のために幼児が補助便座に昇降しようとしてス
テツプに偏心した荷重を加えたり脚板5,5の
何れかに片寄つた荷重を架けた場合でも荷重を
加えられた脚板方向に転倒を生ずるような心配
を絶無とすることができる。
(4) 成人用の便器の幅方向における寸法が、対向
する二枚の脚板1,1の間隔と同じか或いはこ
れよりも狭い寸法に規格されているような場合
には、使用時に補助便座4を含む脚板1,1の
全体が成人用便器の後方(奥の方)へ移動する
心配があるが、第1図乃至第4図に例示するよ
うに係止板5,5の下面に所定の高さを有する
基台51を内側に向かつて突出するように設け
ることにより、該係止板5を取り付けた基台5
1が成人用便器(便座を含む)の周縁部のどこ
かに当接してストツパーの効果を果たすように
なり、補助便座4或いは脚板1,1が深さ方向
に対して移動を生ずることがない。
(5) 補助便座4は脚板1に対して起伏自在となる
ように取り付けているので、不使用時にはコン
パクトに折り畳むことができ、収納スペースが
少しで済む。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1図
は補助便座を組み立てた状態で示す斜視図、第2
図は使用方法を示す斜視図、第3図は使用状態を
示す平面図、第4図は同上図の中央縦断面図、第
5図は第1図の係止板から基台を除去して示す斜
視図である。 1……脚板、11……把手、2……踏板、3…
…高さ調節板、4……補助便座、5……係止板、
51……基台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 対向する二枚の脚板の高さ方向における中間
    部分に踏板を差し渡して一体化させ、また前記
    二枚の脚板の上端部には、幼児の着座に適する
    大きさとした補助便座の両側先端部近くを起伏
    を自在とするように枢着せしめるとともに、前
    記対向する二枚の脚板の上端より少許だけ下つ
    た位置には成人用の便器と成人用便座の重合面
    の内部に挿入させることのできる係止板をそれ
    ぞれ内側に向つて所定長さだけ突出せしめてな
    る幼児用補助便座。 (2) 脚板の内側に突設した係止板は、脚板に対し
    て上下方向に移動調節を行えるように構成して
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の幼児
    用補助便座。 (3) 脚板の内側に突設した係止板は、脚板の上面
    に一定の高さを有するように取り付けた基台の
    上面に、上下方向に移動調節を行えるように構
    成してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の幼児用補助便座。 (4) 脚板はその高さを調節できるように構成して
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の幼児
    用補助便座。
JP11752187U 1987-07-31 1987-07-31 Expired JPH0449996Y2 (ja)

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