JPH0448161Y2 - - Google Patents
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- JPH0448161Y2 JPH0448161Y2 JP1987170996U JP17099687U JPH0448161Y2 JP H0448161 Y2 JPH0448161 Y2 JP H0448161Y2 JP 1987170996 U JP1987170996 U JP 1987170996U JP 17099687 U JP17099687 U JP 17099687U JP H0448161 Y2 JPH0448161 Y2 JP H0448161Y2
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- sheath
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- tip
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- 238000012277 endoscopic treatment Methods 0.000 claims description 13
- 238000011282 treatment Methods 0.000 claims description 9
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 8
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は内視鏡用処置具、詳しくは、内視鏡の
処置具挿通用チヤンネルに挿通して使用される、
造影剤等の送液用チユーブや注射針等の内視鏡用
処置具の構成に関する。
処置具挿通用チヤンネルに挿通して使用される、
造影剤等の送液用チユーブや注射針等の内視鏡用
処置具の構成に関する。
[従来の技術]
内視鏡用処置具の一つであつて、経内視鏡的に
体腔内に挿入して薬液、造影剤等を送液する造影
チユーブは、その構成の一例を第7図に示すよう
に可撓性シース1の先端部に金属性の先端チツプ
2を固定すると共に、同可撓性シース1の手元側
を操作部3に結合して構成されており、操作部3
の送液用中空部内には同中空部からシースの手元
側にかけて座屈防止用ワイヤ6が配設されてい
る。このように構成されている造影チユーブは、
米国特許4306566号公報にも示されているように、
可撓性シースの先端部に先端チツプが嵌合によつ
て固定されている。
体腔内に挿入して薬液、造影剤等を送液する造影
チユーブは、その構成の一例を第7図に示すよう
に可撓性シース1の先端部に金属性の先端チツプ
2を固定すると共に、同可撓性シース1の手元側
を操作部3に結合して構成されており、操作部3
の送液用中空部内には同中空部からシースの手元
側にかけて座屈防止用ワイヤ6が配設されてい
る。このように構成されている造影チユーブは、
米国特許4306566号公報にも示されているように、
可撓性シースの先端部に先端チツプが嵌合によつ
て固定されている。
また、経内視鏡的に体腔内に挿入し、体内に薬
液等を注入する処置具である注射針においても、
実開昭60−180402号公報記載の内視鏡用注射針具
のように可撓性の送液管の先端に針部が嵌合によ
り固定されていた。
液等を注入する処置具である注射針においても、
実開昭60−180402号公報記載の内視鏡用注射針具
のように可撓性の送液管の先端に針部が嵌合によ
り固定されていた。
[考案が解決しようとする問題点]
ところで、このように構成されている造影チユ
ーブや内視鏡用注射針等の内視鏡用の処置具にお
いては、これらの処置具を何回も繰返し使用して
いると、内視鏡の挿入部の弯曲部や鉗子起上台等
で、可撓性シースと先端チツプの嵌合固定部がし
ごかれるため、嵌合強度が低下し、先端チツプが
可撓性シースから外れてしまい、体腔内に脱落し
て体腔内を傷つけるという危険性があつた。
ーブや内視鏡用注射針等の内視鏡用の処置具にお
いては、これらの処置具を何回も繰返し使用して
いると、内視鏡の挿入部の弯曲部や鉗子起上台等
で、可撓性シースと先端チツプの嵌合固定部がし
ごかれるため、嵌合強度が低下し、先端チツプが
可撓性シースから外れてしまい、体腔内に脱落し
て体腔内を傷つけるという危険性があつた。
従つて、本考案の目的は、上述の問題点を除去
し、先端チツプがたとえ可撓性シースから外れて
も、体腔内に脱落しない内視鏡用処置具を提供す
ることにある。
し、先端チツプがたとえ可撓性シースから外れて
も、体腔内に脱落しない内視鏡用処置具を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段および作用]
本考案は、可撓性のシースと、同シースの先端
に固定された先端チツプと、上記シースの手元端
に固定された操作部とからなる内視鏡用処置具に
おいて、上記先端チツプと上記操作部とを、上記
可撓性シース内に挿通された可撓性ワイヤで連結
したことを特徴とするものである。
に固定された先端チツプと、上記シースの手元端
に固定された操作部とからなる内視鏡用処置具に
おいて、上記先端チツプと上記操作部とを、上記
可撓性シース内に挿通された可撓性ワイヤで連結
したことを特徴とするものである。
[実施例]
以下、図面を参照して本考案を具体的に説明す
る。第1図は、本考案の第1実施例を示す内視鏡
用処置具である造影チユーブの断面図である。こ
の造影チユーブは、テフロンチユーブ等の柔軟な
材質で形成されていて、内視鏡の処置具挿通用チ
ヤンネルに挿通される可撓性シース1と、このシ
ース1の先端部に嵌着固定された金属性の先端チ
ツプ2と、シース1の手元端に嵌着固定された操
作部3とで構成されており、上記先端チツプ2お
よび操作部3はそれぞれ接着あるいは熱溶着によ
り嵌着固定されている。上記操作部3には、送液
用の注射筒を嵌合する第1の口金5が上部に、座
屈防止用ワイヤを嵌合するための第2の口金7が
手元端に、それぞれ形成されていて、第2の口金
7より座屈防止用ワイヤ6が可撓性シース1の途
中まで挿入されている。
る。第1図は、本考案の第1実施例を示す内視鏡
用処置具である造影チユーブの断面図である。こ
の造影チユーブは、テフロンチユーブ等の柔軟な
材質で形成されていて、内視鏡の処置具挿通用チ
ヤンネルに挿通される可撓性シース1と、このシ
ース1の先端部に嵌着固定された金属性の先端チ
ツプ2と、シース1の手元端に嵌着固定された操
作部3とで構成されており、上記先端チツプ2お
よび操作部3はそれぞれ接着あるいは熱溶着によ
り嵌着固定されている。上記操作部3には、送液
用の注射筒を嵌合する第1の口金5が上部に、座
屈防止用ワイヤを嵌合するための第2の口金7が
手元端に、それぞれ形成されていて、第2の口金
7より座屈防止用ワイヤ6が可撓性シース1の途
中まで挿入されている。
本考案では、このように構成されている造影チ
ユーブの上記可撓性シース1の内部に、単線のス
テンレスワイヤからなる脱落防止用の可撓性ワイ
ヤ4を挿通し、同ワイヤ4の一端を上記先端チツ
プ2に、他端を上記操作部3に、それぞれロー付
によつて固着し、先端チツプ2を操作部3に連結
してある。
ユーブの上記可撓性シース1の内部に、単線のス
テンレスワイヤからなる脱落防止用の可撓性ワイ
ヤ4を挿通し、同ワイヤ4の一端を上記先端チツ
プ2に、他端を上記操作部3に、それぞれロー付
によつて固着し、先端チツプ2を操作部3に連結
してある。
このように構成された第1実施例の造影チユー
ブは、経内視鏡的に体腔内に挿入された後、第1
の口金5に薬液等の入つた注射筒を取付け、該注
射筒内の薬液を可撓性シース1、先端チツプ2を
経由して体腔内に送液する。
ブは、経内視鏡的に体腔内に挿入された後、第1
の口金5に薬液等の入つた注射筒を取付け、該注
射筒内の薬液を可撓性シース1、先端チツプ2を
経由して体腔内に送液する。
本案によれば、このような操作を頻繁に繰り返
すことによつて先端チツプ2の可撓性シース1へ
の嵌合強度が低下し、先端チツプ2と可撓性シー
ス1との接着あるいは熱溶着による固定が剥離し
て先端チツプ2が可撓性シース1から離脱するよ
うな事態が発生しても先端チツプ2は脱落防止用
の可撓性ワイヤ4を介して操作部3と連結されて
いるので、体腔内に脱落する虞れがない。
すことによつて先端チツプ2の可撓性シース1へ
の嵌合強度が低下し、先端チツプ2と可撓性シー
ス1との接着あるいは熱溶着による固定が剥離し
て先端チツプ2が可撓性シース1から離脱するよ
うな事態が発生しても先端チツプ2は脱落防止用
の可撓性ワイヤ4を介して操作部3と連結されて
いるので、体腔内に脱落する虞れがない。
第2図は、本考案の第2実施例を示したもので
あつて、この実施例は脱落防止用の可撓性ワイヤ
14に撚り線のステンレスワイヤを使用した点が
上記第1実施例と異なるだけであつて、その他の
構成は上記第1実施例と全く同様で、その作用も
同じである。従つて、同じ構成部材には同一の符
号を付すに止める。このように脱落防止用の可撓
性ワイヤ14を撚り線のステンレスワイヤで形成
すると柔軟性が高く、任意の形状に曲がり易いの
で患者の苦痛が軽減されるという効果が得られ
る。
あつて、この実施例は脱落防止用の可撓性ワイヤ
14に撚り線のステンレスワイヤを使用した点が
上記第1実施例と異なるだけであつて、その他の
構成は上記第1実施例と全く同様で、その作用も
同じである。従つて、同じ構成部材には同一の符
号を付すに止める。このように脱落防止用の可撓
性ワイヤ14を撚り線のステンレスワイヤで形成
すると柔軟性が高く、任意の形状に曲がり易いの
で患者の苦痛が軽減されるという効果が得られ
る。
第3図、第4図および第5図は、本考案の第3
実施例を示したものであつて、先端チツプ2およ
び操作部3にそれぞれワイヤ挿通孔8A,8Bを
穿設し、脱落防止用の可撓性ワイヤ4の先端部を
ワイヤ挿通孔8Aを通して先端チツプ2に、同ワ
イヤ4の後端部をワイヤ挿通孔8Bを通して操作
部3に、それぞれ固定するようにしている。その
他の構成は上記第1実施例と同様であり、その作
用および効果も同じであるから同じ構成部材には
同一の符号を付し、その説明は省く。この場合、
ワイヤ挿通孔8A,8Bを通して折曲げた可撓性
ワイヤ4を、第4図に示すように撚り合わせて先
端チツプ2および操作部3にそれぞれ締着した
り、第5図に示すようにロー付けすれば、先端チ
ツプ2の可撓性ワイヤ4への固着がより強固にな
る。
実施例を示したものであつて、先端チツプ2およ
び操作部3にそれぞれワイヤ挿通孔8A,8Bを
穿設し、脱落防止用の可撓性ワイヤ4の先端部を
ワイヤ挿通孔8Aを通して先端チツプ2に、同ワ
イヤ4の後端部をワイヤ挿通孔8Bを通して操作
部3に、それぞれ固定するようにしている。その
他の構成は上記第1実施例と同様であり、その作
用および効果も同じであるから同じ構成部材には
同一の符号を付し、その説明は省く。この場合、
ワイヤ挿通孔8A,8Bを通して折曲げた可撓性
ワイヤ4を、第4図に示すように撚り合わせて先
端チツプ2および操作部3にそれぞれ締着した
り、第5図に示すようにロー付けすれば、先端チ
ツプ2の可撓性ワイヤ4への固着がより強固にな
る。
第6図は、本考案の第4実施例を示したもの
で、処置具としての注射針に本案を適用したもの
である。この薬液注入用の注射針は、内視鏡の処
置具挿通用チヤンネル内に挿通される、テフロン
チユーブ等の柔軟なチユーブで構成されている可
撓性管9内に配設される。この可撓性管9の先端
は、前方へ向けた開口10を形成し、手元側端部
は本体11の前部の接続筒部12に緊密に嵌合さ
れている。可撓性管9および本体11の内部に
は、可撓性シース17が進退自在に挿通されてい
て、この可撓性シース17の先端部には針状の先
端チツプ13が嵌合し、後端部には、操作部15
が嵌合してそれぞれ取付けられている。この操作
部15は、上記本体11の接続孔16に対して着
脱自在に嵌着するようになつている。
で、処置具としての注射針に本案を適用したもの
である。この薬液注入用の注射針は、内視鏡の処
置具挿通用チヤンネル内に挿通される、テフロン
チユーブ等の柔軟なチユーブで構成されている可
撓性管9内に配設される。この可撓性管9の先端
は、前方へ向けた開口10を形成し、手元側端部
は本体11の前部の接続筒部12に緊密に嵌合さ
れている。可撓性管9および本体11の内部に
は、可撓性シース17が進退自在に挿通されてい
て、この可撓性シース17の先端部には針状の先
端チツプ13が嵌合し、後端部には、操作部15
が嵌合してそれぞれ取付けられている。この操作
部15は、上記本体11の接続孔16に対して着
脱自在に嵌着するようになつている。
そして、可撓性シース17内には、脱落防止用
の可撓性ワイヤ18が挿通され、この可撓性ワイ
ヤ18の先端は上記先端チツプ13に、手元端は
上記操作部15にそれぞれロー付等によつて固着
されている。
の可撓性ワイヤ18が挿通され、この可撓性ワイ
ヤ18の先端は上記先端チツプ13に、手元端は
上記操作部15にそれぞれロー付等によつて固着
されている。
このように構成された本実施例の注射針は次の
ように作用する。
ように作用する。
先端チツプ13を可撓性管9内に収納した状態
で、経内視鏡的に体腔内に挿入後、先端チツプ1
3を可撓性管9より突出させて目的とする粘膜に
穿刺し、操作部15に装着した薬液等の入つた注
射筒から粘膜内に薬液等を注入する。
で、経内視鏡的に体腔内に挿入後、先端チツプ1
3を可撓性管9より突出させて目的とする粘膜に
穿刺し、操作部15に装着した薬液等の入つた注
射筒から粘膜内に薬液等を注入する。
この実施例においても、頻繁な注射針の使用に
より先端部に嵌着された針状の先端チツプ13が
可撓性シース17から外れても、これに脱落防止
用の可撓性ワイヤ18が連結されているから、可
撓性シース17からの脱落は防止される。
より先端部に嵌着された針状の先端チツプ13が
可撓性シース17から外れても、これに脱落防止
用の可撓性ワイヤ18が連結されているから、可
撓性シース17からの脱落は防止される。
[考案の効果]
以上述べたように本考案によれば、可撓性シー
スの先端部に固着されている先端チツプが嵌着強
度の低下によつて可撓性シースから外れても、先
端チツプは可撓性ワイヤを介して操作部と連結さ
れているため、体腔内に脱落する虞れはなくな
り、従来の欠点を除去した内視鏡用処置具を提供
することができる。
スの先端部に固着されている先端チツプが嵌着強
度の低下によつて可撓性シースから外れても、先
端チツプは可撓性ワイヤを介して操作部と連結さ
れているため、体腔内に脱落する虞れはなくな
り、従来の欠点を除去した内視鏡用処置具を提供
することができる。
第1図は、本考案の第1実施例を示す内視鏡用
処置具の拡大断面図、第2図は、本考案の第2実
施例を示す内視鏡用処置具の拡大断面図、第3
図、第4図および第5図は、本考案の第3実施例
を示す内視鏡用処置具の各拡大断面図、第6図
は、本考案の第4実施例を示す内視鏡用処置具の
拡大断面図、第7図は、従来の内視鏡用処置具の
拡大断面図である。 1,17……可撓性シース、2,13……先端
チツプ、3,15……操作部、4,14,18…
…可撓性ワイヤ。
処置具の拡大断面図、第2図は、本考案の第2実
施例を示す内視鏡用処置具の拡大断面図、第3
図、第4図および第5図は、本考案の第3実施例
を示す内視鏡用処置具の各拡大断面図、第6図
は、本考案の第4実施例を示す内視鏡用処置具の
拡大断面図、第7図は、従来の内視鏡用処置具の
拡大断面図である。 1,17……可撓性シース、2,13……先端
チツプ、3,15……操作部、4,14,18…
…可撓性ワイヤ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 可撓性のシースと、同シースの先端に固定され
た先端チツプと、上記シースの手元端に固定され
た操作部とからなる内視鏡用処置具において、 上記先端チツプと上記操作部とを、上記可撓性
シース内に挿通された脱落防止用可撓性ワイヤで
連結したことを特徴とする内視鏡用処置具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987170996U JPH0448161Y2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987170996U JPH0448161Y2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0175448U JPH0175448U (ja) | 1989-05-22 |
JPH0448161Y2 true JPH0448161Y2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=31462426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987170996U Expired JPH0448161Y2 (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0448161Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534712U (ja) * | 1976-06-30 | 1978-01-17 | ||
JPS5724342U (ja) * | 1980-07-11 | 1982-02-08 |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP1987170996U patent/JPH0448161Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS534712U (ja) * | 1976-06-30 | 1978-01-17 | ||
JPS5724342U (ja) * | 1980-07-11 | 1982-02-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0175448U (ja) | 1989-05-22 |
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