JPH0448106Y2 - - Google Patents

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JPH0448106Y2
JPH0448106Y2 JP10765988U JP10765988U JPH0448106Y2 JP H0448106 Y2 JPH0448106 Y2 JP H0448106Y2 JP 10765988 U JP10765988 U JP 10765988U JP 10765988 U JP10765988 U JP 10765988U JP H0448106 Y2 JPH0448106 Y2 JP H0448106Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば電力、通信などのケーブル
を引き通しに使用される分割型多孔管に関し、特
に、上下多段の管路形成に便利であるように工夫
した分割型多孔管を提案するものである。
(従来の技術) 地下におけるケーブル引き通しのための管路
に、従来使用されている多孔管41は、第9図に
斜視図として示すように、複数の円筒孔42を形
成したコンクリート製のブロツクであつて、多数
の多孔管41の前後端面を互いに合接して地中の
浅い位置に埋設し、円筒孔42によつて形成され
る管路に、図示を省略したケーブルを引き通すも
のである。
多孔管41の相互の結合には、接着構造又は、
継手板を用いてボルト締めする構造が、一般に採
用されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の多孔管は、使用上及び、造型上、次
の問題がある。
a 地中の浅い位置に埋設するので、たまに多孔
管41が損傷した場合、1個の多孔管41を取
替えるために、全てのケーブルを一旦抜き取る
必要が生じ、このように、施工後のメンテナン
スに手数がかかる。
b 前後に隣接する多孔管41,41の接合端部
からの管路内への浸水防止対策が不十分であ
り、しかも、外力によつてこの接合面がズレ動
く恐れもあつて、浸水防止は一層難しいのもの
である。
c 円筒孔42のため、プレキヤスト時での型抜
きに特別な工夫が必要となり、造型コストが嵩
む。
この考案は、上記従来の多孔管におけるかかる
問題を解決することを目的としている。(課題を
解決するための手段) 上記課題を解決するためこの考案は、 上位ブロツク体4には、平らな下面2が、この
下面2の側で前後方向端部に半円状溝部3,3
が、前後方向中央部に溝部16が、夫々形成さ
れ、下位ブロツク体7には、平らな上面5が、こ
の上面5の側で前後方向端部に半円状溝部6,6
が、前後方向中央部に溝部19が、夫々形成さ
れ、中間ブロツク体12には、平らな上面8と下
面9が、この上面8の側で前後方向端部に半円状
溝部10,10が、前後方向中央部に溝部17
が、前記下面9の側で前後方向端部に半円状溝部
11,11が、前後方向中央部に溝部18が、
夫々形成され、上記全ての半円状溝部3,6,1
0,11には、内周面側にシール性と摩擦性に富
む半円筒状体20が一体に造型され、上位ブロツ
ク体4の下面2と中間ブロツク体12の上面8と
を合接すると共に、中間ブロツク体12の下面9
と下位ブロツク体7の上面5とを合接したとき、
上下の半円筒状体20,20によつて継手筒体1
5の前後部が挟持されると共に、この合接された
上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下位ブ
ロツク体7によるブロツクユニツトBが構成さ
れ、複数のブロツクユニツトBを前後方向に接合
したとき、継手筒体15と上位ブロツク体4、中
間ブロツク体12、下位ブロツク体7の夫々の溝
部16,17,18,19とでケーブル収納用の
管路1が複数個、上下に形成されることを特徴と
する分割型多孔管に構成した。
そして、半円筒状体20は、内周面に周方向の
突條23,24,25を備えた弾性層21と、こ
の弾性層21に裏張りされた剛性体22とを有し
ていることを特徴としている。
(作用) 上位ブロツク体4の下面2と中間ブロツク体1
2の上面8を合接し、中間ブロツク体12の下面
9と下位ブロツク体7の上面5とを合接して、上
下一対の半円筒状体20,20の2組によつて上
下2組の継手筒体15の前部と後部とを挟持する
と、この合接された上位ブロツク体4、中間ブロ
ツク体12、下位ブロツク体7によるブロツクユ
ニツトBが構成される。
この複数のブロツクユニツトBを前後方向に接
合したとき、継手筒体15と上位ブロツク体4、
中間ブロツク体12の溝部16,17及び、継手
筒体15と中間ブロツク体12、下位ブロツク体
7の溝部18,19とでケーブル収納用の長い管
路1,1が、上下2段に形成される。
上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下位
ブロツク体7に一体に造型されていてシール性と
摩擦性に富む上下の半円筒状体20,20によつ
て、上下の継手筒体15の前後部が挟持されるの
で、前後方向に接合されているブロツクユニツト
B,Bの接合端部からの管路1内への浸水など
は、この上下の半円筒状体20,20によつて十
分に阻止される。
しかも、前後に隣接しているブロツクユニツト
B,Bは、これらにまたがつて配設される継手筒
体15,15を上位ブロツク体4、中間ブロツク
体12、下位ブロツク体7の摩擦性に富む上下の
半円筒状体20,20が挟持していることによ
り、互いに強固に結合されているため、かかるブ
ロツクユニツトBの複数組によつて形成された上
下の管路1,1は、結合強度が大きく、外力に対
して変形し難いものとなつた。
上下の管路1,1は、上位ブロツク体4と中間
ブロツク体12、下位ブロツク体7とを合接して
なる分割型となつているので、ケーブル埋設後に
上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下位ブ
ロツク体7を取替える必要が生じたとき、当該上
位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下位ブロ
ツク体7のみを管路1から上下に分離できて、ケ
ーブルの抜き取りは不要であり、施工後のメンテ
ナンスにかかる手数は、著しく削減される。
半円筒状体20は、内周面に周方向の突條2
3,24,25を備えた弾性層21と、この弾性
層21に裏張りされた剛性体22とを備えている
ので、周方向の突條23,24,25は、弾性層
21のシール性と摩擦性を良好なものとし、剛性
体22は、弾性層21の取付部の剛性を十分に確
保して長時間にわたつて良好な使用状態が得ら
れ、上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下
位ブロツク体7への一体造型を容易化している。
(実施例) 以下、この考案の実施例を、図面に基づいて説
明する。
ケーブル収納用の管路1の正面図を、第2図
に、その縦断側面図を、第1図に、夫々示した。
平らな下面2と、この下面2の側で前後方向端
部に夫々、半円状溝部3,3と、前後方向中央部
には例えば半円状の溝部16とを備えた上位ブロ
ツク体4を、コンクリートで造型する。
同様な形状である、平らな上面5と、この上面
5の側で前後方向端部に半円状溝部6,6と、前
後方向中央部には例えば半円状の溝部19とを備
えた下位ブロツク体7を、コンクリートで造型す
る。
平らな上面8、下面9と、この上面8、下面9
の夫々の側で前後方向端部に夫々、半円状溝部1
0,11と、前後方向中央部には例えば半円状の
溝部17,18とを備えた中間ブロツク体12
を、コンクリートで造型する。
そして、これらの半円状溝部3,6,10,1
1には、内周面側にシール性と摩擦性に富む半円
筒状体20を、夫々、一体に造型している。
半円筒状体20は、上位ブロツク体4の下面2
と中間ブロツク体12の上面8を合接したとき、
或いは中間ブロツク体12の下面9と下位ブロツ
ク体7の上面5とを合接したとき、継手筒体15
の前後部が上下の半円筒状体20,20によつて
水密状に挟持されるように、その形状、寸法が設
定されている。
そして、この合接された上位ブロツク体4、中
間ブロツク体12、下位ブロツク体7によるブロ
ツクユニツトBが構成され、このように前後方向
に接合された隣接するブロツクユニツトB,B
は、これらにまたがつて配設される継手筒体1
5,15を上位ブロツク体4、中間ブロツク体1
2、下位ブロツク体7の摩擦性に富む上下の半円
筒状体20,20が挟持していることにより、互
いに強固に結合される。
このようにして、複数のブロツクユニツトBを
前後方向に接合したとき、上位の継手筒体15と
上位ブロツク体4、中間ブロツク体12の溝部1
6,17及び、下位の継手筒体15と中間ブロツ
ク体12、下位ブロツク体7の溝部18,19と
でケーブル収納用の長い管路1,1が、上下2段
に形成される構造となつている(第1図、第2図
の実施例では、上位ブロツク体4、中間ブロツク
体12、下位ブロツク体7に左右夫々2個宛、半
円状溝部3,6,10,11が形成されているの
で、管路1は、上下2段で左右2列の合計4個、
形成されている)。
次に半円筒状体20の一例をの正面図を第3図
に、第3図のA−A線矢視断面図を第4図に、
夫々示した。
半円筒状体20は、ゴム又は軟質合成樹脂を用
いて半円筒又は略半円筒状に形成した弾性層21
を、鋼材などからなる剛性体22にて裏張りした
ものであり、継手筒体15を挟持した状態での挟
持面のシール性と摩擦性を良くするために、弾性
層21の内周面に周方向の突條23を、複数個、
弾性層21に一体に形成している。
そして、上位ブロツク体4と中間ブロツク体1
2、中間ブロツク体12と下位ブロツク体7とが
合接されるとき、半円状溝部3と10,6と11
の合接面での密着性を良くするため、第3図のよ
うに弾性層21の左右の端部23a,23bを、
裏張材である剛生体22の左右の端部22a,2
3bよりも、僅かに突出するように形成してい
る。
上記シール性と摩擦性を良くするため、第4図
に例示した鋭角3角形の突條23や、第5図に示
した、なだらかな山形状の突條24又は、第6図
に例示したらせん状の突條25に形成したもので
も良く、突條の形状と條数は、シール性と摩擦性
を確保するために適している他の種々のものを採
用できる。
又、上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、
下位ブロツク体7のコンクリートとの接合強度を
高めるため、第6図に例示した突起26を、剛生
体22の外周面に一体に突設、形成しても良い。
上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下位
ブロツク体7の合接、固定のため、図示例では、
上位ブロツク体4と下位ブロツク体7の左右外側
部に、めねじ座27を一体に造形し、中間ブロツ
ク体12の左右外側部には、上面2と下面9とに
夫々開口するボルト孔28及びボルト頭孔29を
設け、ボルト孔28を介してめねじ座27にボル
ト30をねじ込むように構成している。
図示例では、半円状溝部3,6,10,11及
び、その左右の若干の範囲を、溝部16,17,
18,19よりも径を大きく形成して、半円状溝
部3,10または半円状溝部6,11へ一体成型
された半円筒状体20,20で挟持される上下位
の継手筒体15の内径と上位の溝部16,17ま
たは下位の溝部18,19の内径とを、互いにほ
ぼ等しくして段差がないようにし、継手筒体15
と溝部16,17または、溝部18,19とで形
成される上下夫々の管路1,1にケーブルが円滑
に引き通しできるようにしている。
上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下位
ブロツク体7は、普通のコンクリートの他、補強
のためにスチールフアイバーを混入した繊維補強
コンクリートを使用する。
次に上記構成の上位ブロツク体4、中間ブロツ
ク体12、下位ブロツク体7と継手筒体15を用
いた管路1の形成手順を説明する。
第1図において左側の下位の継手筒体15の右
側の端部15bを、同上図での左側の中間ブロツ
ク体12と下位ブロツク体7の左側の上下の半円
筒状体15,15で挟持し、中央の下位の継手筒
体15の左側の端部15aを、上記左側の中間ブ
ロツク体12と下位ブロツク体7の右側の上下の
半円筒状体15,15で挟持し、この中間ブロツ
ク体12と下位ブロツク体7を、めねじ座27に
ねじ込んだボルト30によつて互いに結合し、次
に、第1図において左側の上位ブロツク体4と上
記中間ブロツク体12の左側の上下の半円筒状体
15,15で同上図左側の上位記の継手筒体15
の右側の端部15bを挟持し、中央の上位の継手
筒体15の左側の端部15aを、上記上位ブロツ
ク体4と上記中間ブロツク体12の右側の上下の
半円筒状体15,15で挟持し、この上位ブロツ
ク体4と中間ブロツク体12を、めねじ座27に
ねじ込んだボルト30によつて互いに結合する
と、第1図における左側のブロツクユニツトBが
形成される。
この左側のブロツクユニツトBの右側の端面1
3に、上記と同様な手順で形成した第1図の右側
のブロツクユニツトBの左側の端面14を接合す
ることによつて、2個のブロツクユニツトBが前
後方向に結合され、継手筒体15と上位ブロツク
体4、中間ブロツク体12の溝部16,17及
び、継手筒体15と中間ブロツク体12、下位ブ
ロツク体7の溝部18,19とでケーブル収納用
の長い管路1,1が、上下2段に形成される。
以後、このような所定個数のブロツクユニツト
Bを前後方向に結合して所定長さの管路1に構成
される。
上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下位
ブロツク体7に一体に造型されていてシール性と
摩擦性に富む上下の半円筒状体20,20によつ
て、上下の継手筒体15の前後部が挟持されるの
で、前後方向に接合されているブロツクユニツト
B,Bの接合端部からの管路1内への浸水など
は、この上下の半円筒状体20,20によつて十
分に阻止される。
しかも、前後に隣接しているブロツクユニツト
B,Bは、これらにまたがつて配設される継手筒
体15,15を上位ブロツク体4、中間ブロツク
体12、下位ブロツク体7の摩擦性に富む上下の
半円筒状体20,20が挟持していることによ
り、互いに強固に結合されているため、かかるブ
ロツクユニツトBの複数組によつて形成された上
下の管路1,1は、結合強度が大きく、外力に対
して変形し難いものとなつた。
上下の管路1,1は、上位ブロツク体4と中間
ブロツク体12、下位ブロツク体7とを合接して
なる分割型となつているので、ケーブル埋設後に
上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下位ブ
ロツク体7を取替える必要が生じたとき、当該上
位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下位ブロ
ツク体7のみを管路1から上下に分離できて、ケ
ーブルの抜き取りは不要であり、施工後のメンテ
ナンスにかかる手数は、著しく削減される。
半円筒状体20は、内周面に周方向の突條2
3、24,25を備えた弾性層21と、この弾性
層21に裏張りされた剛性体22とを備えている
ので、周方向の突條23,24,25は、弾性層
21のシール性と摩擦性を良好なものとし、剛性
体22は、弾性層21の取付部の剛性を十分に確
保して長期間にわたつて良好な使用状態が得ら
れ、上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下
位ブロツク体7への一体造型を容易化している。
上記第1図、第2図の使用例は、1個の中間ブ
ロツク体12の上下に上位ブロツク体4と下位ブ
ロツク体7を接合したものであるが、第7図に例
示のように、2個の中間ブロツク体12を互いに
接合して、これらの中間ブロツク体12,12の
上下上位ブロツク体4と下位ブロツク体7を接合
すれば、上下3段の管路1を形成できるもので、
このように中間ブロツク体12を多段に重ねるこ
とにより、多段の管路1を容易に形成できる。
また、この管路1に管を容易に接続できる利点
もある。
例えば第8図に平面図で例示したように、ブロ
ツクユニツトBから突出している継手筒体15に
敵宜な管継手31を介して曲管または直管などの
管32を容易に接続することが可能で、特に、ケ
ーブルを曲げて引き通す際にこの突出している継
手筒体15は極めて便利であり、既に敷設されて
いるケーブル用管に上記継手筒体15を介してブ
ロツクユニツトBからなる管路1を接続できるな
ど、この考案の実施例は、適用範囲が極めて広
い。
そして分割型のため、取扱や運搬などに便利で
あり、既に敷設されているケーブル用管との接続
もできるなど、ケーブル収納用の分割型多孔管と
して優れている。
半円筒状体20は、内周面に周方向の突條2
3,24,25を備えた弾性層21と、この弾性
層21に裏張りされた剛性体22とを備えている
ので、周方向の突條23,24,25は、弾性層
21のシール性と摩擦性を良好なものとし、剛性
体22は、弾性層21の取付部の剛性を十分に確
保して長期間にわたつて良好な使用状態が得ら
れ、上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下
位ブロツク体7への一体造型を容易化している。
なお、上位ブロツク体4、中間ブロツク体1
2、下位ブロツク体7に形成されるべき半円状溝
部3,6,10,11及び、これに一体に造型さ
れる半円筒状体20,20は、第2図に例示のよ
うな左右方向で2個のほか、図示は省略したが1
個、または、3個以上など、種々の個数とするこ
とが可能で、従つて、ブロツクユニツトBに形成
される管路1も、図示の左右2列のほか、1列ま
たは、3列以上とすることができる。
また、半円筒状体20の上位ブロツク体4、中
間ブロツク体12、下位ブロツク体7への造形位
置は、図示は省略したが、半円筒状体20の外端
が、上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下
位ブロツク体7の端面に略面一となるように設定
してあつても良い。
(考案の効果) この考案にかかる分割型多孔管によれば、次の
効果を奏する。
a 上位ブロツク体4、中間ブロツク体12、下
位ブロツク体7に一体に造型されていてシール
性と摩擦性に富む上下の半円筒状体20,20
によつて、上下の継手筒体15の前後部が挟持
されるので、前後方向に接合されているブロツ
クユニツトB,Bの接合端部からの管路1内へ
の浸水などは、この上下の半円筒状体20,2
0によつて十分に阻止される。
b 前後に隣接しているブロツクユニツトB,B
は、これらにまたがつて配設される継手筒体1
5,15を上位ブロツク体4、中間ブロツク体
12、下位ブロツク体7の摩擦性に富む上下の
半円筒状体20,20が挟持していることによ
り、互いに強固に結合されているため、かかる
ブロツクユニツトBの複数組によつて形成され
た上下の管路1,1は、結合強度が大きく、外
力に対して変形し難いものとなつている。
c 上下の管路1,1は、上位ブロツク体4と中
間ブロツク体12、下位ブロツク体7とを合接
してなる分割型となつているので、ケーブル埋
設後に上位ブロツク体4、中間ブロツク体1
2、下位ブロツク体7を取替える必要が生じた
とき、当該上位ブロツク体4、中間ブロツク体
12、下位ブロツク体7のみを管路1から上下
に分離できて、ケーブルの抜き取りは不要であ
り、施工後のメンテナンスにかかる手数は、著
しく削減される。
d 分割型のため、取扱や運搬などに便利であ
り、既に敷設されているケーブル用管との接続
もできるなど、ケーブル収納用の分割型多孔管
として優れている。
e 半円筒状体20は、内周面に周方向の突條2
3,24,25を備えた弾性層21と、この弾
性層21に裏張りされた剛性体22とを備えて
いるので、周方向の突條23,24,25は、
弾性層21のシール性と摩擦性を良好なものと
し、剛性体22は、弾性層21の取付部の剛性
を十分に確保して長期間にわたつて良好な使用
状態が得られ、上位ブロツク体4、中間ブロツ
ク体12、下位ブロツク体7への一体造型を容
易化している。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図まではこの考案の実施例を示
すもので、第1図は、ケーブル収納用の管路の縦
断側面図、第2図は第1図における正面図、第3
図は、半円筒状体の一例を示す正面図、第4図
は、第3図のA−A線矢視断面図、第5図と第6
図は、半円筒状体の他の夫々の例を示す断面図、
第7図は、この考案の第2の使用例を示す正面
図、第8図は、この考案の第3の使用例を示す平
面図、第9図は、従来のケーブル用管路の斜視図
である。 1……管路、2,9……下面、3,6,10,
11……半円状溝部、4……上位ブロツク体、
5,8……上面、7……下位ブロツク体、12…
…中間ブロツク体、13,14……端面、15…
…継手筒体、15a,15b,21a,21b,
22a,22b……端部16,17,18,19
……溝部、20……半円筒状体、21……弾性
層、22……剛性体、23,24,25……突
條、26……突起、27……めねじ座、28……
ボルト孔、29……ボルト頭孔、30……ボル
ト、31……管継手、32……管、B……ブロツ
クユニツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上位ブロツク体には、平らな下面が、この下
    面の側で前後方向端部に半円状溝部が、前後方
    向中央部に溝部が、夫々形成され、下位ブロツ
    ク体には、平らな上面が、この上面の側で前後
    方向端部に半円状溝部が、前後方向中央部に溝
    部が、夫々形成され、中間ブロツク体には、平
    らな上面と下面が、この上面の側で前後方向端
    部に半円状溝部が、前後方向中央部に溝部が、
    前記下面の側で前後方向端部に半円状溝部が、
    前後方向中央部に溝部が、夫々形成され、上記
    全ての半円状溝部には、内周面側にシール性と
    摩擦性に富む半円筒状体が一体に造型され、上
    位ブロツク体の下面と中間ブロツク体の上面と
    を合接すると共に、中間ブロツク体の下面と下
    位ブロツク体の上面とを合接したとき、上下の
    半円筒状体によつて継手筒体の前後部が挟持さ
    れると共に、この合接された上位ブロツク体、
    中間ブロツク体、下位ブロツク体によるブロツ
    クユニツトが構成され、複数のブロツクユニツ
    トを前後方向に接合したとき、継手筒体と上位
    ブロツク体、中間ブロツク体、下位ブロツク体
    の夫々の溝部とでケーブル収納用の管路が複数
    個、上下に形成されることを特徴とする分割型
    多孔管。 (2) 半円筒状体は、内周面に周方向の突條を備え
    た弾性層と、この弾性層に裏張りされた剛性体
    とを有していることを特徴とする分割請求項1
    記載の分割型多孔管。
JP10765988U 1988-08-17 1988-08-17 Expired JPH0448106Y2 (ja)

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