JPH0447934A - 樋素材 - Google Patents

樋素材

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Publication number
JPH0447934A
JPH0447934A JP15802090A JP15802090A JPH0447934A JP H0447934 A JPH0447934 A JP H0447934A JP 15802090 A JP15802090 A JP 15802090A JP 15802090 A JP15802090 A JP 15802090A JP H0447934 A JPH0447934 A JP H0447934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal plate
layer
gutter
acrylic resin
sunlight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15802090A
Other languages
English (en)
Inventor
Michifumi Manabe
真鍋 道文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、谷樋などの樋を製造するために用いられる樋
素材に関するものである。
【従来の技術】
屋根の雨水を排水するために使用される樋を製造するた
めに用いられる樋素材Aとして第4図に示すような、鋼
板などの金属板1の表面に軟質ポリ塩化ビニルの被覆層
2,2を積層した、両面樹脂被覆鋼板が従来から提供さ
れている。この樋素材Aを折曲加工することによって樋
を製造することができる。そして樋、例えば谷樋5は第
2図に示すように屋根6の谷部7において取り付けられ
ている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、谷樋5にはその内面に直射日光が当たるために
、内側の表面に被覆したポリ塩化ビニルの被覆層2が日
光の作用で劣化し、被覆層2に亀裂等が生じてこの部分
から雨水が金属板1に作用し、錆が発生するなど耐久性
に問題が生じるものであった。また谷樋5にはその北側
を向く側片の内面に日光が当たり易く、南側を向く側片
は陰になっているために日光が当たり難く、従って谷樋
5の北側部分と南側部分の延びの差が大きくなって、第
3図のように谷I5に湾曲変形が発生することになる。  しかし谷@5は固定されているために自由に延びるこ
とができず、この結果、谷樋5に歪みが作用することに
なり、歪みが繰り返し作用すると谷樋5の金属板2に亀
裂が生じ、最終的に水漏れが発生するおそれがあるとい
う問題もあった。 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、ポリ塩
化ビニルの被覆層に亀裂が生じたり、金属板に亀裂が生
じたりすることを防ぐことができる樋素材を提供するこ
とを目的とするものである。 [課題を解決するための手段] 本発明に係る樋素材は、金属板1の表面にポリ塩化ビニ
ルの被覆層2を積層すると共に、被覆層2の表面に明色
のアクリル樹脂の表面層3を積層して成ることを特徴と
するものである。
【作 用】
本発明にあっては、ポリ塩化ビニルの被覆層2の表面に
はアクリル樹脂の表面層3を積層しであるために、耐候
性に優れたアクリル樹脂の表面層3でポリ塩化ビニルの
被覆層2を日光による劣化から保護することができる。 またアクリル樹脂の表面層3は明色に形成しであるため
に、この表面層3で日光を反射して日光の当たった部分
の温度があまり上がらないようにすることができ、変形
の発生を低減することができる。
【実施例】
以下本発明を実施例によって詳述する。 第1図は本発明の一実施例を示すものであり、芯材とな
る鋼板等の金属板1の表裏両面に防錆等の目的で軟質の
ポリ塩化ビニルの被覆層2,2を積層して被覆してあり
、さらに表面側の被覆層2の表面にはアクリル樹脂フィ
ルムの表面層3が積層して被覆しである。金属板1の厚
みは400μ程度に、被覆層2.2の厚みは200μ程
度に、表面層3の厚みは50μ程度にそれぞれ設定する
のが好ましい。また、アクリル樹脂の表面層3は日光を
反射し易い明色に着色してしである。表面層3の明度の
度合は特に限定されるものではないが、ハンター(Hu
nter)の色差式におけるL値(明度)が70以上の
ベージュ色やクリーム色、白色などの色が好ましい。 第1図のように形成される本発明に係る樋素材Aは、表
面層3が内面になるように断面路フ字型乃至C字型に屈
曲加工することによって樋を製造するために用いられる
ものである。第2図は樋素材Aを谷樋5に加工して使用
するようにした実施例を示すものであり、この谷樋5は
屋根6の谷部7に釘8等で固定することによって取り付
けるようにしである。第2図において9は屋根板である
。 このものにあって、日中の強い日光の照射は南側からお
こなわれるために、矢印で示すように谷樋5にはその北
側を向く側片5aの内面に日光が当たり易仁南側を向く
側片5bは陰になって日光が当たり難く、従って谷樋5
に対する日光の作用は北側の部分と南側の部分とで大き
く異なることになる。しかし、谷樋5の内面には明色の
表面層3が形成されているために日光が当たっても反射
され易く、日光の強く当たる部分の温度上昇を抑制する
とかで終る。このために谷@5の北側部分と南Il!部
分の墓びの差が大きくなることを抑制して、第3図のよ
うな谷樋5の湾曲変形の発生を抑制することができ、歪
みの発生による金属板1の亀裂を防止して水洩が生じる
ことを防ぐことがでさるものである。また、日光は耐候
性に優れたアクリル樹脂で形成されている表面層3で連
断され、ポリ塩化ビニルで形成された被覆層2が劣化す
ることを防ぐことができ、被覆層2の劣化による金属板
1の防錆作用が損なわれることを防止することができる
ものである。
【発明の効果】
上述のように本発明にあっては、ポリ塩化ビニルの被覆
層の表面にアクリル樹脂の表面層を積層するようにした
ので、耐候性に優れたアクリル樹脂の表面層でポリ塩化
ビニルの被覆層を日光による劣化から保護することがで
き、被覆層に亀裂が生じて金属板に鯖等が発生すること
を防ぐことができるものであり、またアクリル樹脂の表
面層は明色に形成しであるので、この表面層で日光を反
射して日光の当たった部分の温度があまり上がらないよ
うにすることができ、日光の当たる部分と当たらない部
分との温度上昇の差を小さくして変形の発生を低減する
ことができ、この変形に起因して金属板に亀裂が生じて
水洩が発生することを防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の厚みを拡大して示した断面
図、第2図は谷樋の使用状態の断面図、第3図は谷樋の
変形を示す概略平面図、第4図は従来例の厚みを拡大し
て示した断面図である。 1は金属板、2は被覆層、3は表面層である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属板の表面にポリ塩化ビニルの被覆層を積層す
    ると共に、被覆層の表面に明色のアクリル樹脂の表面層
    を積層して成ることを特徴とする樋素材。
JP15802090A 1990-06-15 1990-06-15 樋素材 Pending JPH0447934A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15802090A JPH0447934A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 樋素材

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JP15802090A JPH0447934A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 樋素材

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JPH0447934A true JPH0447934A (ja) 1992-02-18

Family

ID=15662519

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JP15802090A Pending JPH0447934A (ja) 1990-06-15 1990-06-15 樋素材

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JP (1) JPH0447934A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596242U (ja) * 1992-06-05 1993-12-27 東陶機器株式会社 収納パネル
US5514842A (en) * 1993-03-18 1996-05-07 Fujitsu Limited Keyboard circuit apparatus
US7122584B2 (en) 2001-04-19 2006-10-17 Mitsui Chemicals, Inc. Flexible resin pellet and process for producing the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5514842A (en) * 1993-03-18 1996-05-07 Fujitsu Limited Keyboard circuit apparatus
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