JPH044761Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH044761Y2 JPH044761Y2 JP1987140073U JP14007387U JPH044761Y2 JP H044761 Y2 JPH044761 Y2 JP H044761Y2 JP 1987140073 U JP1987140073 U JP 1987140073U JP 14007387 U JP14007387 U JP 14007387U JP H044761 Y2 JPH044761 Y2 JP H044761Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchange
- blood
- exchange medium
- housing
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 16
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 90
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 90
- 230000004087 circulation Effects 0.000 description 20
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 14
- 239000012510 hollow fiber Substances 0.000 description 12
- 210000004072 lung Anatomy 0.000 description 12
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 11
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 10
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 9
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 4
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 4
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 208000007474 aortic aneurysm Diseases 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 230000000747 cardiac effect Effects 0.000 description 1
- 238000007675 cardiac surgery Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 230000002631 hypothermal effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000003462 vein Anatomy 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は医療用熱交換器に関するものである。
詳しく述べると本考案は操作性の良好でかつ安全
な使用が可能となる医療用熱交換器に関するもの
である。
詳しく述べると本考案は操作性の良好でかつ安全
な使用が可能となる医療用熱交換器に関するもの
である。
(従来の技術)
体外循環は、一般に心臓手術、特に開心術の補
助的手段として用いられている。開心術の補助的
手段としての体外循環においては、体内より脱血
された血液が人工肺へと送られ酸素加されて再び
体内へと返還されるが、例えば、小児の複雑心奇
形や成人での大動脈瘤手術においては、超低体温
体外循環もしくは中等度体温体外循環法などが採
用されており、体外へと導き出された血液を冷却
することが行なわれていた。このように体外循環
においては、体外に導出された血液を一定温度に
保持する、あるいは冷却ないし加温することが必
要とされ、この目的のため従来より体外循環回路
中には熱交換器が設けられている。さらにこのよ
うな熱交換器に導入される熱交換媒体の温度を所
望のものに制御するために、熱交換媒体は熱交換
媒体温度コントローラーを介して熱交換器へと導
入されるものである。
助的手段として用いられている。開心術の補助的
手段としての体外循環においては、体内より脱血
された血液が人工肺へと送られ酸素加されて再び
体内へと返還されるが、例えば、小児の複雑心奇
形や成人での大動脈瘤手術においては、超低体温
体外循環もしくは中等度体温体外循環法などが採
用されており、体外へと導き出された血液を冷却
することが行なわれていた。このように体外循環
においては、体外に導出された血液を一定温度に
保持する、あるいは冷却ないし加温することが必
要とされ、この目的のため従来より体外循環回路
中には熱交換器が設けられている。さらにこのよ
うな熱交換器に導入される熱交換媒体の温度を所
望のものに制御するために、熱交換媒体は熱交換
媒体温度コントローラーを介して熱交換器へと導
入されるものである。
(考案が解決しようとする問題点)
ところでこのような熱交換器において、熱交換
器の内部に熱交換媒体を導入する熱交換媒体導入
ポートおよび熱交換器の内部より熱交換媒体を導
出する熱交換媒体導出ポートは、従来、熱交換器
のハウジングと一体的に形成されており、ハウジ
ングに固着されている構成となるものであつた。
またこのような熱交換媒体導入ポートおよび熱交
換媒体導出ポートと連通される熱交換媒体温度コ
ントローラーからの接続チユーブは一般に太くか
つ硬いものである。このため熱交換媒体導入ポー
トまたは熱交換媒体導出ポートに設けられたカプ
ラーと、熱交換媒体温度コントローラーの接続チ
ユーブ先端に設けられたカプラーとの接続が困難
となり、また操作時において熱交換器と熱交換媒
体温度コントローラーとの位置関係がずれること
により接続が解離してしまうという危険性が残る
ものであつた。
器の内部に熱交換媒体を導入する熱交換媒体導入
ポートおよび熱交換器の内部より熱交換媒体を導
出する熱交換媒体導出ポートは、従来、熱交換器
のハウジングと一体的に形成されており、ハウジ
ングに固着されている構成となるものであつた。
またこのような熱交換媒体導入ポートおよび熱交
換媒体導出ポートと連通される熱交換媒体温度コ
ントローラーからの接続チユーブは一般に太くか
つ硬いものである。このため熱交換媒体導入ポー
トまたは熱交換媒体導出ポートに設けられたカプ
ラーと、熱交換媒体温度コントローラーの接続チ
ユーブ先端に設けられたカプラーとの接続が困難
となり、また操作時において熱交換器と熱交換媒
体温度コントローラーとの位置関係がずれること
により接続が解離してしまうという危険性が残る
ものであつた。
従つて、本考案は改良された医療用熱交換器を
提供することを目的とする。本考案はまた、操作
性に優れた安全性の良好な医療用熱交換器を提供
することを目的とするものである。
提供することを目的とする。本考案はまた、操作
性に優れた安全性の良好な医療用熱交換器を提供
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記諸目的は、密閉空間を形成するハウジング
内に、該密閉空間とは液密に区画された内部空間
を有する熱交換用管体を配置し、熱交換用管体の
管壁を介して熱交換用管体の内部空間を流通する
第1流体とハウジングの密閉空間を流通する第2
流体との熱交換を行なう医療用熱交換器におい
て、 熱交換媒体となる第1流体または第2流体を、
外部の熱交換媒体温度コントローラよりハウジン
グ内に配置された熱交換用管体の内部空間または
ハウジングの密閉空間に導入および導出する接続
流路として、 前記熱交換用管体の内部空間またはハウジング
の密閉空間に連通してハウジング壁面に開口され
た導入口および導出口からそれぞれハウジング外
方へ延長された可撓性チユーブと、 この可撓性チユーブの先端に設けられ、前記熱
交換媒体温度コントローラからの硬質の接続チユ
ーブの先端のカプラーと接続可能な熱交換媒体導
入ポートおよび熱交換媒体導出ポートとを 備えてなることを特徴とする医療用熱交換器に
より達成される。
内に、該密閉空間とは液密に区画された内部空間
を有する熱交換用管体を配置し、熱交換用管体の
管壁を介して熱交換用管体の内部空間を流通する
第1流体とハウジングの密閉空間を流通する第2
流体との熱交換を行なう医療用熱交換器におい
て、 熱交換媒体となる第1流体または第2流体を、
外部の熱交換媒体温度コントローラよりハウジン
グ内に配置された熱交換用管体の内部空間または
ハウジングの密閉空間に導入および導出する接続
流路として、 前記熱交換用管体の内部空間またはハウジング
の密閉空間に連通してハウジング壁面に開口され
た導入口および導出口からそれぞれハウジング外
方へ延長された可撓性チユーブと、 この可撓性チユーブの先端に設けられ、前記熱
交換媒体温度コントローラからの硬質の接続チユ
ーブの先端のカプラーと接続可能な熱交換媒体導
入ポートおよび熱交換媒体導出ポートとを 備えてなることを特徴とする医療用熱交換器に
より達成される。
(作用)
しかして、本考案の医療用熱交換器において
は、 外部の熱交換媒体温度コントローラより熱交換
器内に熱交換媒体を導入および導出する接続流路
として、 前記熱交換用管体の内部空間またはハウジング
の密閉空間に連通してハウジング壁面に開口され
た導入口および導出口からそれぞれハウジング外
方へ延長された可撓性チユーブと、 この可撓性チユーブの先端に設けられ、前記熱
交換媒体温度コントローラからの硬質の接続チユ
ーブの先端のカプラーと接続可能な熱交換媒体導
入ポートおよび熱交換媒体導出ポートとを 備えてなることを特徴とするものである。
は、 外部の熱交換媒体温度コントローラより熱交換
器内に熱交換媒体を導入および導出する接続流路
として、 前記熱交換用管体の内部空間またはハウジング
の密閉空間に連通してハウジング壁面に開口され
た導入口および導出口からそれぞれハウジング外
方へ延長された可撓性チユーブと、 この可撓性チユーブの先端に設けられ、前記熱
交換媒体温度コントローラからの硬質の接続チユ
ーブの先端のカプラーと接続可能な熱交換媒体導
入ポートおよび熱交換媒体導出ポートとを 備えてなることを特徴とするものである。
このように熱交換媒体温度コントローラーから
の接続チユーブの先端に設けられたカプラーへと
接続される熱交換媒体導入ポートおよび熱交換媒
体導出ポートがハウジング外周面に直接形成され
ることなく、該熱交換ポートおよび熱交換媒体導
出ポートとハウジング外周面との間に可撓性チユ
ーブが介在していると、該熱交換媒体導入ポート
および熱交換媒体導出ポートを熱交換媒体温度コ
ントローラーからの硬質の接続チユーブの先端の
カプラーに接続するに際して、該可撓性チユーブ
により熱交換媒体導出ポートおよび熱交換媒体導
入ポートの位置を可変なものとすることができる
ので、熱交換器と熱交換媒体温度コントローラー
との配置に余裕が生じ、容易に接続することが可
能となり、また操作時において熱交換器と熱交換
媒体温度コントローラーとの位置関係がずれても
該可撓性チユーブの撓みにより変位を吸収できる
ために接続が解離する恐れもないものである。さ
らにハウジング外壁面と熱交換媒体導入ポートお
よび熱交換媒体導出ポートとの間に可撓性チユー
ブを介在させると該可撓性チユーブをクランプす
ることで熱交換器の熱交換媒体流路を閉塞でき、
例えば体外循環操作終了後に熱交換器内部に残存
する血液を回収する際に熱交換媒体の漏洩をなく
すことができ操作性をより良好なものとすること
ができる。
の接続チユーブの先端に設けられたカプラーへと
接続される熱交換媒体導入ポートおよび熱交換媒
体導出ポートがハウジング外周面に直接形成され
ることなく、該熱交換ポートおよび熱交換媒体導
出ポートとハウジング外周面との間に可撓性チユ
ーブが介在していると、該熱交換媒体導入ポート
および熱交換媒体導出ポートを熱交換媒体温度コ
ントローラーからの硬質の接続チユーブの先端の
カプラーに接続するに際して、該可撓性チユーブ
により熱交換媒体導出ポートおよび熱交換媒体導
入ポートの位置を可変なものとすることができる
ので、熱交換器と熱交換媒体温度コントローラー
との配置に余裕が生じ、容易に接続することが可
能となり、また操作時において熱交換器と熱交換
媒体温度コントローラーとの位置関係がずれても
該可撓性チユーブの撓みにより変位を吸収できる
ために接続が解離する恐れもないものである。さ
らにハウジング外壁面と熱交換媒体導入ポートお
よび熱交換媒体導出ポートとの間に可撓性チユー
ブを介在させると該可撓性チユーブをクランプす
ることで熱交換器の熱交換媒体流路を閉塞でき、
例えば体外循環操作終了後に熱交換器内部に残存
する血液を回収する際に熱交換媒体の漏洩をなく
すことができ操作性をより良好なものとすること
ができる。
(実施例)
以下、本考案を実施例によりさらに具体的に説
明する。
明する。
第1図は本考案の医療用熱交換器の一実施例を
示す一部断面斜視図である。
示す一部断面斜視図である。
本実施例の医療用熱交換器においては第1図に
示すようにハウジング本体7とその両開放部を閉
塞する端板8a,8bにより構成される両端の閉
塞された円筒状のハウジング9内に、多数の熱交
換用管体4をハウジングの長手方向に沿つて相互
に離間配置し、この複数の熱交換用管体4の両端
部に設けた隔壁10a,10bによりそれぞれの
熱交換用管体4の開口を閉塞することなく該熱交
換用管体4をハウジング9側壁に液密に保持して
いる。同時にこの隔壁10a,10bはハウジン
グ9内部を3つの空間に区画しており、この両隔
壁10a,10bとハウジング9側壁と熱交換用
管体4外壁とで囲まれたハウジング9の中央部位
が血液流通空間2に、またこの血液流通空間2と
液密に区画された、一方の隔壁10aまたは10
bとハウジング9端部壁および側壁とで囲まれた
ハウジング端部位が2つの熱交換媒体流通空間1
1a,11bになる。この2つの熱交換媒体流通
空間11a,11bは共に、血液流通空間2とは
液密に区画された熱交換用管体4の内部空間3に
連通している。そしてこのように形成される血液
流通空間2には血液導入管5および血液導出管6
が連通されており、また一方の熱交換媒体流通空
間11aには先端部に熱交換媒体導出ポート12
を有する熱交換媒体導入流路が、他方の熱交換用
媒体流通空間11bには先端部に熱交換媒体導入
ポート13が熱交換媒体導出流路がそれぞれ連通
されている。
示すようにハウジング本体7とその両開放部を閉
塞する端板8a,8bにより構成される両端の閉
塞された円筒状のハウジング9内に、多数の熱交
換用管体4をハウジングの長手方向に沿つて相互
に離間配置し、この複数の熱交換用管体4の両端
部に設けた隔壁10a,10bによりそれぞれの
熱交換用管体4の開口を閉塞することなく該熱交
換用管体4をハウジング9側壁に液密に保持して
いる。同時にこの隔壁10a,10bはハウジン
グ9内部を3つの空間に区画しており、この両隔
壁10a,10bとハウジング9側壁と熱交換用
管体4外壁とで囲まれたハウジング9の中央部位
が血液流通空間2に、またこの血液流通空間2と
液密に区画された、一方の隔壁10aまたは10
bとハウジング9端部壁および側壁とで囲まれた
ハウジング端部位が2つの熱交換媒体流通空間1
1a,11bになる。この2つの熱交換媒体流通
空間11a,11bは共に、血液流通空間2とは
液密に区画された熱交換用管体4の内部空間3に
連通している。そしてこのように形成される血液
流通空間2には血液導入管5および血液導出管6
が連通されており、また一方の熱交換媒体流通空
間11aには先端部に熱交換媒体導出ポート12
を有する熱交換媒体導入流路が、他方の熱交換用
媒体流通空間11bには先端部に熱交換媒体導入
ポート13が熱交換媒体導出流路がそれぞれ連通
されている。
しかして本実施例の熱交換器においては、この
ような熱交換媒体導出ポート12および熱交換媒
体導入ポート13は、ハウジング9に一体的に形
成されるものではなく、それぞれハウジング9外
壁面より可撓性チユーブ14,15によつて延長
されて設けられている。なお可撓性チユーブ1
4,15は実質的に十分な可撓性を示し、該可撓
性チユーブ14,15の先端に設けられた熱交換
媒体導出ポート12および熱交換媒体導入ポート
13の位置を適宜変位させることのできるもの、
さらに望ましくはクランプ可能なものであれば、
その材質、長さならびに肉厚等は特に限定されな
い。
ような熱交換媒体導出ポート12および熱交換媒
体導入ポート13は、ハウジング9に一体的に形
成されるものではなく、それぞれハウジング9外
壁面より可撓性チユーブ14,15によつて延長
されて設けられている。なお可撓性チユーブ1
4,15は実質的に十分な可撓性を示し、該可撓
性チユーブ14,15の先端に設けられた熱交換
媒体導出ポート12および熱交換媒体導入ポート
13の位置を適宜変位させることのできるもの、
さらに望ましくはクランプ可能なものであれば、
その材質、長さならびに肉厚等は特に限定されな
い。
また第1図に示す実施例においては、ハウジン
グの密閉空間を流通する第2流体が熱交換媒体で
ある、すなわち、熱交換媒体が熱交換用管体4の
外部を流通する構成とされているが、本考案の医
療用熱交換器は、熱交換媒体が熱交換用管体4の
内部を流通する構成(熱交換用管体の内部空間を
流通する第1流体が熱交換媒体である)のもので
あつてもよい。
グの密閉空間を流通する第2流体が熱交換媒体で
ある、すなわち、熱交換媒体が熱交換用管体4の
外部を流通する構成とされているが、本考案の医
療用熱交換器は、熱交換媒体が熱交換用管体4の
内部を流通する構成(熱交換用管体の内部空間を
流通する第1流体が熱交換媒体である)のもので
あつてもよい。
このような構成を有する本考案の医療用熱交換
器1は非常に操作性が良好であるために各種の体
外循環回路中に好適に組入れられて使用される
が、例えば第2図および第3図に示すように人工
肺および貯血槽と一体化された人工肺装置となさ
れることにより好適に用いられる。
器1は非常に操作性が良好であるために各種の体
外循環回路中に好適に組入れられて使用される
が、例えば第2図および第3図に示すように人工
肺および貯血槽と一体化された人工肺装置となさ
れることにより好適に用いられる。
第2図および第3図に示す態様例において、人
工肺21は、円筒状のハウジング本体22とその
両開放部を閉塞する取付けカバー23a,23b
とからなるハウジングを具備してなり、ハウジン
グ内には全体に広がつて多数の中空糸膜24がハ
ウジングの長手方向に沿つて並列的に相互に離間
配置されている。そしてこの中空糸膜24の両端
部はそれぞれの開口が閉塞されない状態で隔壁2
5a,25bによりハウジング本体22に液密に
保持されている。また、一方の取付けカバー23
aとハウジング本体22と隔壁25aとで形成さ
れる中空糸膜の内部空間に連通するガス流入空間
26にはガス流入ポート27が、他方の取付けカ
バー23bとハウジング本体22と隔壁25bと
で形成される中空糸膜の内部空間に連通するガス
流通空間28にはガス流通ポート29がそれぞれ
連通して設けられている。さらに、ハウジング本
体22内壁と両隔壁25a,25bと中空糸膜2
4外壁とで構成される血液室30には血液流入管
31および血液流出管32が連通して設けられて
いる。
工肺21は、円筒状のハウジング本体22とその
両開放部を閉塞する取付けカバー23a,23b
とからなるハウジングを具備してなり、ハウジン
グ内には全体に広がつて多数の中空糸膜24がハ
ウジングの長手方向に沿つて並列的に相互に離間
配置されている。そしてこの中空糸膜24の両端
部はそれぞれの開口が閉塞されない状態で隔壁2
5a,25bによりハウジング本体22に液密に
保持されている。また、一方の取付けカバー23
aとハウジング本体22と隔壁25aとで形成さ
れる中空糸膜の内部空間に連通するガス流入空間
26にはガス流入ポート27が、他方の取付けカ
バー23bとハウジング本体22と隔壁25bと
で形成される中空糸膜の内部空間に連通するガス
流通空間28にはガス流通ポート29がそれぞれ
連通して設けられている。さらに、ハウジング本
体22内壁と両隔壁25a,25bと中空糸膜2
4外壁とで構成される血液室30には血液流入管
31および血液流出管32が連通して設けられて
いる。
この態様例において示される人工肺21は、中
空糸膜24の内部空間に空気等の酸素含有ガスを
吹送し中空糸膜14の外側に血液を流してガス交
換を行なうタイプのものであるが、この他に中空
糸膜も内部空間に血液を流し中空糸膜の外側に酸
素含有ガスを流してガス交換を行なうタイプのも
のあるいはガス交換膜が平膜型のタイプのものな
どの人工肺も用いられる。このような人工肺のう
ち好ましくは、本態様例において示されるような
中空糸膜の外側に血液を流すタイプのものであ
り、このタイプの人工肺を用いれば、圧力損失が
少ないため循環回路中の人工肺の前に送血ポンプ
を設ける必要はなく、人体からの落差のみによる
脱血にて血液を人工肺にさらには貯血槽に送るこ
とが可能となる。
空糸膜24の内部空間に空気等の酸素含有ガスを
吹送し中空糸膜14の外側に血液を流してガス交
換を行なうタイプのものであるが、この他に中空
糸膜も内部空間に血液を流し中空糸膜の外側に酸
素含有ガスを流してガス交換を行なうタイプのも
のあるいはガス交換膜が平膜型のタイプのものな
どの人工肺も用いられる。このような人工肺のう
ち好ましくは、本態様例において示されるような
中空糸膜の外側に血液を流すタイプのものであ
り、このタイプの人工肺を用いれば、圧力損失が
少ないため循環回路中の人工肺の前に送血ポンプ
を設ける必要はなく、人体からの落差のみによる
脱血にて血液を人工肺にさらには貯血槽に送るこ
とが可能となる。
そして、この人工肺21の血液流入管31には
第3図に示すように医療用熱交換器1の血液導出
管6が接続管33を介在して液密に連通されてい
る。接続管33と人工肺21の血液流入管31お
よび医療用熱交換器1の血液導出管6との液密な
接続は、例えば、ねじ嵌合、テーパー嵌合、Oリ
ングを介しての嵌合などの液密な嵌合あるいは、
超音波ないしは高周波接着、接着剤を介しての接
着などの液密な接着などにより行なわれるが、も
ちろん同様な接続手段により人工肺21の血液流
入管31と医療用熱交換器1の血液導出管6とを
直接液密に接続してもよい。なお本態様例の医療
用熱交換器1は、第1図に示される実施例の医療
用熱交換器1と血液導入管5および血液導出管6
の配置位置に若干の異なりはあるものの実質的に
は同一のものである。さらに本態様例の医療用熱
交換器1の血液導入管5には体外循環回路に接続
される血液入口ポート34の他に、手術中に出血
した血液を体外循環回路中に導入するためのカー
デイオトミー入口ポート35が設けられており、
さらに血液導入管5には温度測定用プローブ挿入
口36が設けられている。
第3図に示すように医療用熱交換器1の血液導出
管6が接続管33を介在して液密に連通されてい
る。接続管33と人工肺21の血液流入管31お
よび医療用熱交換器1の血液導出管6との液密な
接続は、例えば、ねじ嵌合、テーパー嵌合、Oリ
ングを介しての嵌合などの液密な嵌合あるいは、
超音波ないしは高周波接着、接着剤を介しての接
着などの液密な接着などにより行なわれるが、も
ちろん同様な接続手段により人工肺21の血液流
入管31と医療用熱交換器1の血液導出管6とを
直接液密に接続してもよい。なお本態様例の医療
用熱交換器1は、第1図に示される実施例の医療
用熱交換器1と血液導入管5および血液導出管6
の配置位置に若干の異なりはあるものの実質的に
は同一のものである。さらに本態様例の医療用熱
交換器1の血液導入管5には体外循環回路に接続
される血液入口ポート34の他に、手術中に出血
した血液を体外循環回路中に導入するためのカー
デイオトミー入口ポート35が設けられており、
さらに血液導入管5には温度測定用プローブ挿入
口36が設けられている。
一方、人工肺21の血液流出管32には貯血槽
41の血液導入口42が接続管37を介して液密
に接続されている。接続管37と人工肺21の血
液流出管32および貯血槽41の血液導入口42
との液密な接続は、接続管33と人工肺21の血
液流入管31および医療用熱交換器1の血液導出
管6との液密な接続の場合と同様にして行なわれ
る。人工肺21に接続されるこの貯血槽41は、
血液導入口42、該血液導入口42に連通しかつ
血液導入口42とほぼ落差のない底面を有する血
液流入部43、該血液流入部43に連通し血液流
入部43より漸次下垂する底面を有する貯血部4
4および該貯血部44の下部に設けられた血液導
出口45を有する硬質部材より形成されるハウジ
ング46内に該血液流入部43の血液流路を全幅
域にわたつて横切る消泡部材47を設けてなるも
のである。またこの貯血槽41には、体外循環回
路に接続される血液導出口45のほかに、心臓静
脈に送血する回路へと接続されるカーデイオプレ
ギアポート48が貯血部44の下部に連通して設
けられており、さらに貯血槽41内の血液の温度
を測定するための温度測定用プローブ挿入口49
も設けられている。
41の血液導入口42が接続管37を介して液密
に接続されている。接続管37と人工肺21の血
液流出管32および貯血槽41の血液導入口42
との液密な接続は、接続管33と人工肺21の血
液流入管31および医療用熱交換器1の血液導出
管6との液密な接続の場合と同様にして行なわれ
る。人工肺21に接続されるこの貯血槽41は、
血液導入口42、該血液導入口42に連通しかつ
血液導入口42とほぼ落差のない底面を有する血
液流入部43、該血液流入部43に連通し血液流
入部43より漸次下垂する底面を有する貯血部4
4および該貯血部44の下部に設けられた血液導
出口45を有する硬質部材より形成されるハウジ
ング46内に該血液流入部43の血液流路を全幅
域にわたつて横切る消泡部材47を設けてなるも
のである。またこの貯血槽41には、体外循環回
路に接続される血液導出口45のほかに、心臓静
脈に送血する回路へと接続されるカーデイオプレ
ギアポート48が貯血部44の下部に連通して設
けられており、さらに貯血槽41内の血液の温度
を測定するための温度測定用プローブ挿入口49
も設けられている。
このように医療用熱交換器1および貯血槽41
を人工肺21と一体化した人工肺装置において、
人体より脱血された血液はまず、医療用熱交換器
1内へ血液導入管5より流入する。一方、熱交換
媒体温度コントローラーからの接続チユーブ(図
示せず)の先端に設けられたカプラーに接続され
た熱交換媒体導入ポート13より、熱交換媒体で
ある水が、熱交換媒体流通空間11aへ流入され
連通する熱交換用管体4の内部空間3を通り熱交
換媒体流通空間11bへ至り、熱交換媒体導出ポ
ート12と先端部のカプラーで接続された熱交換
媒体温度コントローラーからの別の接続チユーブ
(図示せず)へ導出され、再び熱交換媒体温度コ
ントローラーに返還されている。このため医療用
熱交換器1の血液流通空間2内における熱交換用
管体4の管壁を介しての熱交換は効率よくかつ均
一に行なわれ、所望の温度に加温または冷却され
た血液は血液導出管6より熱交換器1外部へと導
出され、血液導出管6と液密に連通された人工肺
21の血液流入管31より人工肺21へと送られ
る。そして人工肺21の血液流入管31より流入
した血液は血液室30を通る間に中空糸膜24を
介して中空糸膜24の内部を流通する酸素含有ガ
スとガス交換を行ない、血液中の過剰な二酸化炭
素が除去され消費された酸素が添加される。酸素
を添加された血液は、人工肺21の血液流出管3
2から流出し、連通する貯血槽41の血液導入口
42から貯血槽41内に流入する。血液導入口4
2から連通する血液流入部43に流れ、血液流入
部43の途中に設けられた消泡部材47へ至つた
血液は、該消泡部材47を通過する間に血液中に
含まれている気泡が消泡部材47の発泡体のセル
に接触し複数の気泡が合体して成長し血液中より
貯血槽41内部の上方空間へと移動することによ
り、脱泡され、さらに連通する貯血部44へと移
動し、一時的に貯血部44に貯溜されたのち、貯
血部44の下部に設けられた血液導出口45より
導出され人体へと送血される。前記したように本
考案の医療用熱交換器1においては、熱交換媒体
温度コントローラーからの接続チユーブの先端部
に設けられたカプラーと接続可能な熱交換媒体導
入ポート13および熱交換媒体導出ポート12が
ハウジング9外壁面より可撓性チユーブ14,1
5により延長されて設けられているためにこのよ
うな体外循環操作時において医療用熱交換器1と
熱交換媒体温度コントローラーの位置関係が仮に
ずれたとしても該可撓性チユーブ14,15の撓
みにより十分に対応できるために操作時に接続が
解離する危険性も生じないものである。
を人工肺21と一体化した人工肺装置において、
人体より脱血された血液はまず、医療用熱交換器
1内へ血液導入管5より流入する。一方、熱交換
媒体温度コントローラーからの接続チユーブ(図
示せず)の先端に設けられたカプラーに接続され
た熱交換媒体導入ポート13より、熱交換媒体で
ある水が、熱交換媒体流通空間11aへ流入され
連通する熱交換用管体4の内部空間3を通り熱交
換媒体流通空間11bへ至り、熱交換媒体導出ポ
ート12と先端部のカプラーで接続された熱交換
媒体温度コントローラーからの別の接続チユーブ
(図示せず)へ導出され、再び熱交換媒体温度コ
ントローラーに返還されている。このため医療用
熱交換器1の血液流通空間2内における熱交換用
管体4の管壁を介しての熱交換は効率よくかつ均
一に行なわれ、所望の温度に加温または冷却され
た血液は血液導出管6より熱交換器1外部へと導
出され、血液導出管6と液密に連通された人工肺
21の血液流入管31より人工肺21へと送られ
る。そして人工肺21の血液流入管31より流入
した血液は血液室30を通る間に中空糸膜24を
介して中空糸膜24の内部を流通する酸素含有ガ
スとガス交換を行ない、血液中の過剰な二酸化炭
素が除去され消費された酸素が添加される。酸素
を添加された血液は、人工肺21の血液流出管3
2から流出し、連通する貯血槽41の血液導入口
42から貯血槽41内に流入する。血液導入口4
2から連通する血液流入部43に流れ、血液流入
部43の途中に設けられた消泡部材47へ至つた
血液は、該消泡部材47を通過する間に血液中に
含まれている気泡が消泡部材47の発泡体のセル
に接触し複数の気泡が合体して成長し血液中より
貯血槽41内部の上方空間へと移動することによ
り、脱泡され、さらに連通する貯血部44へと移
動し、一時的に貯血部44に貯溜されたのち、貯
血部44の下部に設けられた血液導出口45より
導出され人体へと送血される。前記したように本
考案の医療用熱交換器1においては、熱交換媒体
温度コントローラーからの接続チユーブの先端部
に設けられたカプラーと接続可能な熱交換媒体導
入ポート13および熱交換媒体導出ポート12が
ハウジング9外壁面より可撓性チユーブ14,1
5により延長されて設けられているためにこのよ
うな体外循環操作時において医療用熱交換器1と
熱交換媒体温度コントローラーの位置関係が仮に
ずれたとしても該可撓性チユーブ14,15の撓
みにより十分に対応できるために操作時に接続が
解離する危険性も生じないものである。
さらにこのような体外循環処理操作が完了した
後、人工肺装置内に残存する血液を回収すること
が行なわれるが、この場合において医療用熱交換
器1の可撓性チユーブ14,15をクランプする
ことにより該人工肺装置を傾けても熱交換媒体が
漏洩する恐れはなくなるためにより操作が容易と
なる。
後、人工肺装置内に残存する血液を回収すること
が行なわれるが、この場合において医療用熱交換
器1の可撓性チユーブ14,15をクランプする
ことにより該人工肺装置を傾けても熱交換媒体が
漏洩する恐れはなくなるためにより操作が容易と
なる。
(考案の効果)
以上述べたように本考案は、密閉空間を形成す
るハウジング内に、該密閉空間とは液密に区画さ
れた内部空間を有する熱交換用管体を配置し、熱
交換用管体の管壁を介して熱交換用管体の内部空
間を流通する第1流体とハウジングの密閉空間を
流通する第2流体との熱交換を行なう医療用熱交
換器において、熱交換媒体となる第1流体または
第2流体を、外部の熱交換媒体温度コントローラ
よりハウジング内に配置された熱交換用管体の内
部空間またはハウジングの密閉空間に導入および
導出する接続流路として、前記熱交換用管体の内
部空間またはハウジングの密閉空間に連通してハ
ウジング壁面に開口された導入口および導出口か
らそれぞれハウジング外方へ延長された可撓性チ
ユーブと、この可撓性チユーブの先端に設けら
れ、前記熱交換媒体温度コントローラからの硬質
の接続チユーブの先端のカプラーと接続可能な熱
交換媒体導入ポートおよび熱交換媒体導出ポート
とを備えてなることを特徴とする医療用熱交換器
であるから、熱交換媒体温度コントローラーの接
続チユーブの先端に設けられたカプラーに熱交換
媒体導入ポートおよび熱交換媒体導出ポートを接
続する際において、熱交換器と熱交換媒体温度コ
ントローラーとの配置に余裕が生じ、容易に接続
することが可能となり、また操作時において熱交
換器と熱交換媒体温度コントローラーとの位置関
係がずれても接続が解離する恐れもなく、さらに
該可撓性チユーブをクランプすることにより血液
回収操作時等においても熱交換媒体の漏洩の恐れ
もなく操作を行なうことができるものであり、非
常に安全でかつ扱い易い医療用熱交換器である。
るハウジング内に、該密閉空間とは液密に区画さ
れた内部空間を有する熱交換用管体を配置し、熱
交換用管体の管壁を介して熱交換用管体の内部空
間を流通する第1流体とハウジングの密閉空間を
流通する第2流体との熱交換を行なう医療用熱交
換器において、熱交換媒体となる第1流体または
第2流体を、外部の熱交換媒体温度コントローラ
よりハウジング内に配置された熱交換用管体の内
部空間またはハウジングの密閉空間に導入および
導出する接続流路として、前記熱交換用管体の内
部空間またはハウジングの密閉空間に連通してハ
ウジング壁面に開口された導入口および導出口か
らそれぞれハウジング外方へ延長された可撓性チ
ユーブと、この可撓性チユーブの先端に設けら
れ、前記熱交換媒体温度コントローラからの硬質
の接続チユーブの先端のカプラーと接続可能な熱
交換媒体導入ポートおよび熱交換媒体導出ポート
とを備えてなることを特徴とする医療用熱交換器
であるから、熱交換媒体温度コントローラーの接
続チユーブの先端に設けられたカプラーに熱交換
媒体導入ポートおよび熱交換媒体導出ポートを接
続する際において、熱交換器と熱交換媒体温度コ
ントローラーとの配置に余裕が生じ、容易に接続
することが可能となり、また操作時において熱交
換器と熱交換媒体温度コントローラーとの位置関
係がずれても接続が解離する恐れもなく、さらに
該可撓性チユーブをクランプすることにより血液
回収操作時等においても熱交換媒体の漏洩の恐れ
もなく操作を行なうことができるものであり、非
常に安全でかつ扱い易い医療用熱交換器である。
第1図は本考案の医療用熱交換器の一実施例の
構造を示す一部断面斜視図、第2図は本考案の別
の実施例を組入れた人工肺装置の一部断面正面図
であり、また第3図は同人工肺装置における医療
用熱交換器と人工肺の斜視図である。 1……医療用熱交換器、2……血液流通空間、
3……内部空間、4……熱交換用管体、5……血
液導入管、6……血液導出管、7……ハウジング
本体、8a,8b……端板、9……ハウジング、
10a,10b……隔壁、11a,11b……熱
交換媒体流通空間、12……熱交換媒体導出ポー
ト、13……熱交換媒体導入ポート、14,15
……可撓性チユーブ、21……人工肺、41……
貯血槽。
構造を示す一部断面斜視図、第2図は本考案の別
の実施例を組入れた人工肺装置の一部断面正面図
であり、また第3図は同人工肺装置における医療
用熱交換器と人工肺の斜視図である。 1……医療用熱交換器、2……血液流通空間、
3……内部空間、4……熱交換用管体、5……血
液導入管、6……血液導出管、7……ハウジング
本体、8a,8b……端板、9……ハウジング、
10a,10b……隔壁、11a,11b……熱
交換媒体流通空間、12……熱交換媒体導出ポー
ト、13……熱交換媒体導入ポート、14,15
……可撓性チユーブ、21……人工肺、41……
貯血槽。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 密閉空間を形成するハウジング内に、該密閉空
間とは液密に区画された内部空間を有する熱交換
用管体を配置し、熱交換用管体の管壁を介して熱
交換用管体の内部空間を流通する第1流体とハウ
ジングの密閉空間を流通する第2流体との熱交換
を行なう医療用熱交換器において、 熱交換媒体となる第1流体または第2流体を、
外部の熱交換媒体温度コントローラよりハウジン
グ内に配置された熱交換用管体の内部空間または
ハウジングの密閉空間に導入および導出する接続
流路として、 前記熱交換用管体の内部空間またはハウジング
の密閉空間に連通してハウジング壁面に開口され
た導入口および導出口からそれぞれハウジング外
方へ延長された可撓性チユーブと、 この可撓性チユーブの先端に設けられ、前記熱
交換媒体温度コントローラからの硬質の接続チユ
ーブの先端のカプラーと接続可能な熱交換媒体導
入ポートおよび熱交換媒体導出ポートとを 備えてなることを特徴とする医療用熱交換器。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987140073U JPH044761Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | |
EP88401641A EP0297970B1 (en) | 1987-06-28 | 1988-06-27 | Heat exchanger for medical treatment |
EP92116352A EP0524662B1 (en) | 1987-06-28 | 1988-06-27 | Method for manufacturing a medical heat exchanger |
AU18442/88A AU607778B2 (en) | 1987-06-28 | 1988-06-28 | Heat exchanger for medical treatment |
KR1019880007847A KR910003359B1 (ko) | 1987-06-28 | 1988-06-28 | 의료용 열교환기 |
US07/876,899 US5294397A (en) | 1987-06-28 | 1992-04-29 | Heat exchanger for medical treatment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987140073U JPH044761Y2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6446051U JPS6446051U (ja) | 1989-03-22 |
JPH044761Y2 true JPH044761Y2 (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=31403911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987140073U Expired JPH044761Y2 (ja) | 1987-06-28 | 1987-09-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044761Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5659197A (en) * | 1979-10-19 | 1981-05-22 | Terumo Corp | Multitubular type heat exchanger and its preparation |
JPS5843105A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-12 | Matsushita Electric Works Ltd | トロリ−給電装置 |
JPS598959A (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-18 | テルモ株式会社 | 体外循環血液回路装置 |
-
1987
- 1987-09-16 JP JP1987140073U patent/JPH044761Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5659197A (en) * | 1979-10-19 | 1981-05-22 | Terumo Corp | Multitubular type heat exchanger and its preparation |
JPS5843105A (ja) * | 1981-09-03 | 1983-03-12 | Matsushita Electric Works Ltd | トロリ−給電装置 |
JPS598959A (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-18 | テルモ株式会社 | 体外循環血液回路装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6446051U (ja) | 1989-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4138288A (en) | Method and apparatus for oxygenating and regulating the temperature of blood | |
US4138464A (en) | Blood oxygenator with integral heat exchanger | |
EP0243796B1 (en) | Hollow fiber-type artificial lung | |
EP0176651B1 (en) | Heat exchanger and blood oxygenating device furnished therewith | |
CA1191415A (en) | Rigid shell expansible blood reservoir, heater and hollow fiber membrane oxygenator assembly | |
US3468631A (en) | Blood oxygenator with heat exchanger | |
US5225161A (en) | Integrated membrane blood oxygenator/heat exchanger | |
US5338512A (en) | Method for oxygenation of a patient's blood | |
WO1989000056A1 (en) | Blood storage tank | |
EP1557185B1 (en) | Device for treating blood for extracorporeal circulation | |
JP2502924B2 (ja) | 交換器の製造方法 | |
JPH044761Y2 (ja) | ||
WO2011013075A1 (en) | Oxygenator device | |
EP0524662B1 (en) | Method for manufacturing a medical heat exchanger | |
JPS63139562A (ja) | 中空糸型人工肺 | |
GB1604956A (en) | Heat exchangers for regulating the temperature of blood in an extracorporeal circuit | |
JPH0223309Y2 (ja) | ||
JPH042067B2 (ja) | ||
JPH0223310Y2 (ja) | ||
JP4114020B2 (ja) | ガスの熱交換手段を有する体外血液循環装置 | |
JP3360995B2 (ja) | 人工心肺装置および貯血槽付人工肺 | |
JPH0342928Y2 (ja) | ||
JPH11137671A (ja) | 熱交換器内蔵型人工肺 | |
JPH042063B2 (ja) | ||
WO1993001846A1 (en) | Integrated cardioplegia system |