JPH0447498A - 地震発生の早期警報装置 - Google Patents

地震発生の早期警報装置

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JPH0447498A
JPH0447498A JP2154546A JP15454690A JPH0447498A JP H0447498 A JPH0447498 A JP H0447498A JP 2154546 A JP2154546 A JP 2154546A JP 15454690 A JP15454690 A JP 15454690A JP H0447498 A JPH0447498 A JP H0447498A
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JP
Japan
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earthquake
warning
signal processing
processing means
level
Prior art date
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Pending
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JP2154546A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakano
浩之 中野
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Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、地震発生の早期警報装置、特に震源地の初期
微動を検出して一定地域に点在する人々に通報する地震
発生の早期警報装置に関する。
(従来の技術) 地球内部の地殻変動により発生する地震波のうち、地震
記象に最初に表われる地震波はP波である。このP波の
地殻中の伝播速度は、地殻の構造によって異なるが、一
般に、4〜7Km/sである。
従来、地震の早期警報に関しては、例えば列車の運転制
御を対象とする地震早期検知警報システムが知られてい
る。
この地震早期検知警報システムは、地震発生地域の複数
個所に地震計を設置しておき、この地震計で地震発生時
の初期微動(P波)を計測することにより、その地震の
諸元(規模、距離等)を過去の統計的データから予測し
、この予測データを地震の主要動が列車の運行地域に到
達する前に列車制御センタへ一次警報として通報する。
そして、これを受けた列車制御センタでは、直ちに運行
中の列車を停止させるなどして列車の安全運行を管理す
るものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のような従来の地震早期警報システ
ムは、列車等の運行制御を対象とし、しかも被制御対象
物の存在位置が固定した。かつシステム化された中で警
報の発令や情報の受は渡しを行なって、被制御対象物を
プログラム通りにコントロールするものであるため、複
雑化した都市社会及びその都市に居住する住民を対象と
する早期警報システムには不向きであると共に、非常に
大きなシステム構成となり、その設備費も膨大となって
、一般の人々を対象とする早期警報システムには実現性
の乏しいものであった。
本発明は上述のような点に鑑みなされたもので、複雑化
した都市社会に生活する人々を対象にして、これらの人
々に地震動の最初に表われるP波の発生を通報し、地震
の主要動が到来する前に各自が自由に防災行動をとるこ
とができる地NR生の早期警報装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 一実施例である第1図に対応づけて本発明を説明すると
、本発明は、地震活動地域に設置され、地震発生時に最
初に表われる地震波の初動を検出する少なくとも1つの
地震波検出手段lと、前記地震波検出手段1により検出
された地震波の初動レベルから地震の規模、伝播特性な
どの諸元を予測演算する信号処理手段2と、前記信号処
理手段2で予ポ(1演算されたデータを警戒地域へリア
ルタイムに自動送信する送信手段3と、警戒地域側にあ
って前記送信手段3から送信される予測データを受信し
、この予測データに応じて警報指令を決定する信号処理
手段6と、前記信号処理手段6から出力される警報指令
を警戒地域に送信する無線送信手段7と、前記無線送信
手段7からの送信信号を受信して警報を発する携帯受信
器8とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は前記携帯受信器8をポケットベルで構成
したことを特徴とする。
また、前記地震活動地域の信号処理手段2は、地震波検
出手段で検出された地震波の初動レベルが所定値以上の
時、そのレベルに応じた地震の諸元を予測演算し、前記
警戒地域の信号処理手段6は、送信されてくる予測デー
タから地震の諸元を識別して地震波の初動レベルに応じ
た複数種類の警報指令を出力するように構成され、前記
携帯受信器9は、警報指令を受信して地震波の初動レベ
ルに応した複数種類の警報を発するように構成されてい
ることを特徴とする。
(作用) 地震波検出手段1で検出された地震波の初動レベルを信
号処理手段2により過去の統計データに基づいて演算す
ることで初動レベルに応じた地震の諸元をリアルタイム
に予測する。
そして、この予測データを自動送信手段3により地震警
戒地域へ送信し、これを受けた信号処理手段6は地震の
諸元を識別して地震波の初動レベルに応じた警報指令を
決定する。
決定された警報指令は無線送信手段7を通して地震警戒
地域に送出され、更に警報指令を受信した携帯受信器8
は、これを携帯する住民に地震の発生を早期に報知する
従って、地震警戒地域の住民は地震が到来する以前に地
震の発生を知ることができ、地震到来前に防災行動をと
り得る。
また、住民が携帯する警報受信器をポケットベルとする
ことにより、低コストで地震発生の早期警報を行なうこ
とが可能になる。
更にまた、地震波の初動レベルに応じて警報の種類を変
えることにより、地震に対する住民の防災行動が自由に
選定可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
図において、lは地震発生地域の所定個所に設置された
地震計である。
この地震計1は常時観測状態におかれるもので、地殻変
動により発生する地震波のうち、最初に表われる地震波
CP波)の初動を主として検知する。
尚、地震の諸元(規模、伝播特性等)を精度良く検出す
る場合は、地震計1を複数個所に設置して多点観測方式
とする。
信号処理回路2は、地震計1で検出されたP波の初動レ
ベルが予め設定した所定値以上の時、この初動レベルか
ら、そのレベルに応じた地震の規模、伝播速度などの諸
元を予測すると共に、自動通報のための送信指令を出力
する。
自動送信回路3は、信号処理回路2からの送信指令に基
づいて動作すると共に、信号処理回路2で処理された予
測データを警戒地域のセンタへリアルタイムに自動送信
するものである。
この自動送信回路3とセンタ側の受信回路5間は専用回
路4により接続され、信号処理回路2からの予測データ
を直接受信回路5に送信できるようになっている。
また、センタ側には、受信回路5で受信した信号を受は
取ることにより地震の諸元を識別し、その識別結果に応
じた警報指令を出力する信号処理回路6及びこの信号処
理回路6から出力される警報指令を変調して空中に送出
する無線送信回路7(無線送信器)が設けられている。
8は警戒地域内で生活する多数の住民が携帯するポケッ
トベルで、このポケットベル8は無線送信回路7から送
出される警報信号を受信する機能を有すると共に、警報
信号を受信した時、地震波の初動レベルに応じて種類の
異なる音で鳴動するブザー等の報知機能を備えている。
次に動作について説明する。
一般に、地球内部の地殻変動などにより発生する地震波
のうち、最初に表われる地震波はP波で、このP波の地
殻中の伝播速度は4〜7Km/S程度である。
また、地震動によって甚大な被害を受けると予測される
地域は、地上及び地下構造を人工的に複雑化した首部圏
であり、このような首部圏に被害をもたらすような地震
活動源は限られている。
例えば、関東地方について言えば、相模清から房総半島
南岸沖が地震活動地帯に相当し、この地震活動地帯から
東京までの距離は約1100Kであるから、M源地から
の地震波の伝播時間は15〜20秒となる。
このような状況下において、地震活動地帯に地震が発生
したとすると、第2図に示すように地震発生時点(0秒
)から数秒後に地震計1が最初に表われるP波を計測し
て、その地震波の初動レベルに応じた信号を信号処理回
路2に出力する。
この信号を受けた信号処理回路2は、入力されるP波の
初動レベルが予め設定したし・ベル以上のものであるか
を判定すると共に、設定レベル以上のP波である時は、
このP波の初動レベルに応じて過去の統計的データに基
づき地震の諸元(規模、伝播特性など)を予測演算し、
その演算結果を送信指令と共に自動送信回路3に出力す
る。
送信指令を受けた自動送信回路3は、P波の初動レベル
から得られた予測データを専用回線4を通してセンタ側
へ自動送信する。
センタ側では専用回路4を通して伝送されてくる予測デ
ータを受信回路5で受信し、信号処理回路6に出力する
信号処理回路6では、予測データから地震の諸元を識別
し、その識別結果から初動レベルに応じた複数種類の警
報指令を生成して無線送信回路7に出力する。
無線送信回路7では、その発振出力を警報指令信号によ
り周波数変調して警戒地域に送出する。
そして、警戒地域の住民が携帯するポケットベル8が警
報信号を受信すると、内蔵のブザーが鳴動し、これによ
り、例えばM4とかM5等に相当する規模の地震が到来
することを住民に知らせる。
この時、地震発生時から住民がポケットベル8の鳴動に
より警報を受けるまでの所要時間は、現在の技術レベル
から得られる各回路の処理速度及び伝送速度を勘案して
約10秒程である。
従って、実際の地震動が警戒地域までに達する時間が1
5〜20秒とすると、第2図に示す如(警報を受けてか
ら実際の地震動が到来するまでの間に5〜10秒の時間
があり、この時間内に鳴動するブザーの音の種類と住民
側々の判断のもとに、ガス栓を閉じたり、ストーブを消
したりするなどの防災行動をとることができる。
これに伴い地震災害の最も危険な要因である火災発生に
対して最大限の防災処置が可能になると共に、複雑化し
た都市社会における各種の危険機能を非常体勢へ移行さ
せ得ることになり、その効果は測り知れないものとなる
また、地震到来の事前警報は、警戒地域内を自由に移動
できる一般の住民を対象に行ない、かつポケットベル8
によって早期警報するものであるため、早期警報システ
ムが簡単になり、安価にできる6 更にまた、地震計1により計測される地震波の初動レベ
ルに応じてポケットベル8の警報の種類を変えることに
より、これに対する住民の防災行動を自由に選定できる
尚、上記実施例では、地震活動地域側の自動送信回路3
とセンタ側の受信回路5間は専用回線4により接続する
場合について述べたが、無線通信により行なうようにし
ても良い。
また、警戒地域における各住民に早期警報を知らせるた
めの手段は、ポケットベル8に限らすその他の携帯可能
な受信器を利用しても良いほか、携帯受信器による警報
は、地震波の初動レベルに応じて種類分けするものに限
らず、地震の有無を警報する方式のものでも良い。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、地震発生時に最初
に表われる地震波の初動を検出し、この地震波の初動レ
ベルから地震の諸元をリアルタイムに予測演算して警戒
地域へ送信すると共に、警戒地域では送信データを受信
して予測結果に応じた警報指令を空中波で発信し、この
空中波を携帯受信器で受信することにより、地震の到来
に先立って地震の発生を警戒地域の住民に早期に報知す
るようにしたので、警報を受けた警戒地域の住民は地震
が到来するまでの時間内に、個々の判断のもとて必要な
防災行動をとることができる。
これにより地震到来に対する非常体勢への準備が可能に
なり、最も危険な火災発生などの防止を有効に発揮でき
る。
また、警戒地域に居住する人々への地震発生の早期警報
には、携帯可能なポケットベルのような受信器を利用す
るため、早期7報のためのシステムが簡単で安価にでき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体の構成図、第2図
はその説明図である。 尚図中、lは地震計、2は信号処理回路、3は送信回路
、4は専用回線、5は受信回路、6は信号処理回路、7
は無線送信回路、8はポケットベルである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地震活動地域に設置され、地震発生時に最初に表
    われる地震波の初動を検出する少なくとも1つの地震波
    検出手段と、 前記地震波検出手段により検出された地震波の初動レベ
    ルから地震の規模、伝播特性などの諸元を予測演算する
    信号処理手段と、 前記信号処理手段で予測演算されたデータを警戒地域へ
    リアルタイムに自動送信する送信手段と、 警戒地域側にあって前記送信手段から送信される予測デ
    ータを受信し、この予測データに応じて警報指令を決定
    する信号処理手段と、 前記信号処理手段から出力される警報指令を警戒地域に
    送信する無線送信手段と、 前記無線送信手段からの送信信号を受信して警報を発す
    る携帯受信器と、 を備えたことを特徴とする地震発生の早期警報装置。
  2. (2)前記携帯受信器はポケットベルで構成されている
    請求項1記載の地震発生の早期警報装置。
  3. (3)前記地震活動地域の信号処理手段は、地震波検出
    手段で検出された地震波の初動レベルが所定値以上の時
    、そのレベルに応じた地震の諸元を予測演算し、前記警
    戒地域の信号処理手段は、送信されてくる予測データか
    ら地震の諸元を識別して地震波の初動レベルに応じた複
    数種類の警報指令を出力するように構成され、前記携帯
    受信器は、警報指令を受信して地震波の初動レベルに応
    じた複数種類の警報を発するように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の地震発生の早期警報装置。
JP2154546A 1990-06-13 1990-06-13 地震発生の早期警報装置 Pending JPH0447498A (ja)

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Cited By (5)

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