JPH0446561Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0446561Y2 JPH0446561Y2 JP1987102881U JP10288187U JPH0446561Y2 JP H0446561 Y2 JPH0446561 Y2 JP H0446561Y2 JP 1987102881 U JP1987102881 U JP 1987102881U JP 10288187 U JP10288187 U JP 10288187U JP H0446561 Y2 JPH0446561 Y2 JP H0446561Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core body
- cord
- reinforcing member
- synthetic resin
- horizontal cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 10
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は硬質合成樹脂発泡体製の芯本体を備え
且つ横緒の止め方に工夫を施したサンダル型履物
に関するものである。
且つ横緒の止め方に工夫を施したサンダル型履物
に関するものである。
(従来の技術)
従来、例えば合成樹脂発泡体製の芯本体と表面
部材間に横緒の両端部を挟入して同部に接着剤を
以て一体的に貼着した履物は実公昭35−15729号
公報などによつて、また同様の芯体の表面に横緒
の両端を釘を以て固着した履物は実開昭54−
105751号公報などによつて夫々公知となつてい
る。
部材間に横緒の両端部を挟入して同部に接着剤を
以て一体的に貼着した履物は実公昭35−15729号
公報などによつて、また同様の芯体の表面に横緒
の両端を釘を以て固着した履物は実開昭54−
105751号公報などによつて夫々公知となつてい
る。
(考案が解決しようとする問題点)
然しながら、このような公知のもののうち、前
者は履用が長期間に亘り、例えば雨などによる貼
着部の湿潤や乾燥が繰り返されたりすると同部の
接着力が劣化して横緒の剥離が生じ易くなるなど
の虞れがあり、また後者においては釘を打込む芯
本体が合成樹脂発泡体製であるので長期間履用す
るとその釘穴が弛んで打込んだ釘が抜け出しこれ
らによつて横緒の止着が不用意に解除されるなど
の危惧があるなどの問題点があつた。
者は履用が長期間に亘り、例えば雨などによる貼
着部の湿潤や乾燥が繰り返されたりすると同部の
接着力が劣化して横緒の剥離が生じ易くなるなど
の虞れがあり、また後者においては釘を打込む芯
本体が合成樹脂発泡体製であるので長期間履用す
るとその釘穴が弛んで打込んだ釘が抜け出しこれ
らによつて横緒の止着が不用意に解除されるなど
の危惧があるなどの問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は硬質合成樹脂発泡体製の芯本体7と、
芯本体7の上面に止着された表面部材21と、芯
本体7の踵部分の中央個所に埋設された補強部材
8と、表面部材21の上側に横緒11の両末端個
所が表面部材21の下面と芯本体7の上面との間
に挟止して設けられた鼻緒14とより構成され、
横緒11の両末端個所23,23′を補強部材8
の上面に釘24により止着されて成る履物を提供
することによつてこのような問題点を解決しよう
とするものである。
芯本体7の上面に止着された表面部材21と、芯
本体7の踵部分の中央個所に埋設された補強部材
8と、表面部材21の上側に横緒11の両末端個
所が表面部材21の下面と芯本体7の上面との間
に挟止して設けられた鼻緒14とより構成され、
横緒11の両末端個所23,23′を補強部材8
の上面に釘24により止着されて成る履物を提供
することによつてこのような問題点を解決しよう
とするものである。
(実施例)
図に示す実施例は適宜の可撓性を有する硬質合
成樹脂発泡体製成形芯材1の踵部分2の中央個所
に通孔3を縦方向に貫設し且つ当該芯材1の踵部
分2を多層状を呈するように切截して分離し、各
切截体4の外周面に革、合成皮革、合成樹脂レザ
ー、布等の側面被覆部材5を貼着すると共に当該
被覆部材5の上下面の周縁部に折曲貼着すると共
にこれ等切截体4を相互間に合成樹脂スポンジ
片、布地、厚紙等中間部材6を挾入して重ね状態
に貼合することによつて芯本体7を構成し、この
芯本体7の通孔3内にこれとほぼ同一径寸のバル
サ、桐、合成木材等軽量杆体または合成樹脂パイ
プ等製の補強部材8を抜去不能に嵌着し、更に芯
本体7の上面に於て踵部分の前方の両側と補強部
材8の上面とを結ぶ線上個所に凹溝9,9′を形
成する。
成樹脂発泡体製成形芯材1の踵部分2の中央個所
に通孔3を縦方向に貫設し且つ当該芯材1の踵部
分2を多層状を呈するように切截して分離し、各
切截体4の外周面に革、合成皮革、合成樹脂レザ
ー、布等の側面被覆部材5を貼着すると共に当該
被覆部材5の上下面の周縁部に折曲貼着すると共
にこれ等切截体4を相互間に合成樹脂スポンジ
片、布地、厚紙等中間部材6を挾入して重ね状態
に貼合することによつて芯本体7を構成し、この
芯本体7の通孔3内にこれとほぼ同一径寸のバル
サ、桐、合成木材等軽量杆体または合成樹脂パイ
プ等製の補強部材8を抜去不能に嵌着し、更に芯
本体7の上面に於て踵部分の前方の両側と補強部
材8の上面とを結ぶ線上個所に凹溝9,9′を形
成する。
また、これとは別個に上から見てV字形状を呈
する主横緒11と弧形状を呈する補助横緒12と
を合体し且つ主横緒11の尖端個所に前後向きの
長孔13を切設された鼻緒14を構成し、長孔1
3に二つ折り形成の前緒15の両端を上方から挿
通して同長孔13の上側に管状部16を同じく下
側に二枚のひれ状脚部17,17′を形成し、管
状部16には棒状閂部材18を抜出不能に嵌着す
ると共にひれ状脚部17,17′の両下端部28,
28′を経木19と芯材19′と表装材20より構
成された表面部材21の前壺孔22に上方より挿
通し且つ同両下端部28,28′を表面部材21
に於て前壺孔22の両側の下面に止着し、更に主
横緒11の両末端個所23,23′を表面部材2
1の下側に臨入させて凹溝9,9′に嵌着させ且
つ補強部材8の上面上でクロスさせて当該クロス
個所を釘24等止具により補強部材8に止着する
と共に表面部材21を芯本体7の上面に載置して
貼着しこれ等表面部材21、芯本体7の間に補助
横緒12の末端個所25,25′を挾止し、また
芯本体7の下面にヒール26付き本底27を貼着
したものである。
する主横緒11と弧形状を呈する補助横緒12と
を合体し且つ主横緒11の尖端個所に前後向きの
長孔13を切設された鼻緒14を構成し、長孔1
3に二つ折り形成の前緒15の両端を上方から挿
通して同長孔13の上側に管状部16を同じく下
側に二枚のひれ状脚部17,17′を形成し、管
状部16には棒状閂部材18を抜出不能に嵌着す
ると共にひれ状脚部17,17′の両下端部28,
28′を経木19と芯材19′と表装材20より構
成された表面部材21の前壺孔22に上方より挿
通し且つ同両下端部28,28′を表面部材21
に於て前壺孔22の両側の下面に止着し、更に主
横緒11の両末端個所23,23′を表面部材2
1の下側に臨入させて凹溝9,9′に嵌着させ且
つ補強部材8の上面上でクロスさせて当該クロス
個所を釘24等止具により補強部材8に止着する
と共に表面部材21を芯本体7の上面に載置して
貼着しこれ等表面部材21、芯本体7の間に補助
横緒12の末端個所25,25′を挾止し、また
芯本体7の下面にヒール26付き本底27を貼着
したものである。
(考案の作用及び効果)
本考案は叙上の通りであるので横緒11の両末
端個所23,23′を芯本体7と表面部材21間
に簡単に止着することができるは勿論であるが、
特に本考案においては芯本体7の踵部分の中央個
所に補強部材8を埋着し横緒11の両末端個所2
3,23′をこの補強部材8の上面個所に釘24
を以て止着するようにしたので、横緒の当該個所
を芯本体と表面部材間に接着したり上記のような
補強部材を用いることなく合成樹脂発泡体製の芯
本体に直接釘止めするようにした前記公知のもの
と異なり横緒11の両末端個所23,23′の芯
本体7の止着を著しく強固に行うことができ、そ
の芯本体7よりの剥離などを確実に防止すること
が可能となるものであつて、本考案はこれによつ
て前記の問題点を充分に解決することができる効
果を奏するものである。
端個所23,23′を芯本体7と表面部材21間
に簡単に止着することができるは勿論であるが、
特に本考案においては芯本体7の踵部分の中央個
所に補強部材8を埋着し横緒11の両末端個所2
3,23′をこの補強部材8の上面個所に釘24
を以て止着するようにしたので、横緒の当該個所
を芯本体と表面部材間に接着したり上記のような
補強部材を用いることなく合成樹脂発泡体製の芯
本体に直接釘止めするようにした前記公知のもの
と異なり横緒11の両末端個所23,23′の芯
本体7の止着を著しく強固に行うことができ、そ
の芯本体7よりの剥離などを確実に防止すること
が可能となるものであつて、本考案はこれによつ
て前記の問題点を充分に解決することができる効
果を奏するものである。
図は本考案履物の実施例を示すものであつて、
第1図は全体を示す斜視図、第2図は第1図A−
A線に沿う断面図、第3図ないし第5図は製造工
程を順に示す斜視図および断面図である。 1……芯材、2……踵部分、3……通孔、4…
…切截体、5……被覆部材、6……中間部材、7
……芯本体、8……補強部材、9,9′……凹溝、
11……主横緒、12……補助横緒、13……長
孔、14……鼻緒、15……前緒、16……管状
部、17,17′……脚部、18……閂部材、1
9……経木、19′……芯材、20……表装材、
21……表面部材、22……前壺孔、23,2
3′……末端個所、24……釘、25,25′……
末端個所、26……ヒール、27……本底、2
8,28′……下端部。
第1図は全体を示す斜視図、第2図は第1図A−
A線に沿う断面図、第3図ないし第5図は製造工
程を順に示す斜視図および断面図である。 1……芯材、2……踵部分、3……通孔、4…
…切截体、5……被覆部材、6……中間部材、7
……芯本体、8……補強部材、9,9′……凹溝、
11……主横緒、12……補助横緒、13……長
孔、14……鼻緒、15……前緒、16……管状
部、17,17′……脚部、18……閂部材、1
9……経木、19′……芯材、20……表装材、
21……表面部材、22……前壺孔、23,2
3′……末端個所、24……釘、25,25′……
末端個所、26……ヒール、27……本底、2
8,28′……下端部。
Claims (1)
- 硬質合成樹脂発泡体製の芯本体7と、芯本体7
の上面に止着された表面部材21と、芯本体7の
踵部分の中央個所に埋設された補強部材8と、表
面部材21の上側に横緒11の両末端個所が表面
部材21の下面と芯本体7の上面との間に挟止し
て設けられた鼻緒14とより構成され、横緒11
の両末端個所23,23′を補強部材8の上面に
釘24により止着されて成る履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987102881U JPH0446561Y2 (ja) | 1987-07-04 | 1987-07-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987102881U JPH0446561Y2 (ja) | 1987-07-04 | 1987-07-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS647804U JPS647804U (ja) | 1989-01-17 |
JPH0446561Y2 true JPH0446561Y2 (ja) | 1992-11-02 |
Family
ID=31333197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987102881U Expired JPH0446561Y2 (ja) | 1987-07-04 | 1987-07-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0446561Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6124085Y2 (ja) * | 1977-12-31 | 1986-07-19 |
-
1987
- 1987-07-04 JP JP1987102881U patent/JPH0446561Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS647804U (ja) | 1989-01-17 |
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