JPH0446545Y2 - - Google Patents

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JPH0446545Y2
JPH0446545Y2 JP5734089U JP5734089U JPH0446545Y2 JP H0446545 Y2 JPH0446545 Y2 JP H0446545Y2 JP 5734089 U JP5734089 U JP 5734089U JP 5734089 U JP5734089 U JP 5734089U JP H0446545 Y2 JPH0446545 Y2 JP H0446545Y2
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water
water supply
livestock
feeding device
partition
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  • Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、家畜の複数の家畜が同時に水および
餌を得ることができる家畜の給水・給餌装置に関
する。
(従来技術) 家畜、特に豚が餌を食べたいときに、自由に取
り出すことができる給餌装置、および給水器がそ
れぞれ知られていた。しかし、餌と水とが混ざる
と、不潔となり、掃除が面倒であるため別の場所
に設けられていた。
しかし、最近の餌は粒状や粉状のものが多いた
め、豚は餌を食べている途中で水を飲みに別の場
所の給水器まで移動し水を飲み、また給餌装置へ
移動して餌を食するなど、給餌装置と給水器との
間を何回か往復することとなる。また、粉状の餌
を食する際に、どうしても鼻から吸い込み、気管
支炎や肺炎を起こすなどの問題もあつた。
このため、給水器と給餌装置が一体となつたも
のも存在している。
一方、この種の給餌装置や給水器は、豚が自ら
餌や水を取り出すことができるものであるが、餌
を食べたり、水を飲んだりする以外に、給餌装置
や給水器を遊びの道具として使うこともあり、余
分に取り出した餌や水が腐敗するなどの不具合が
あつた。
第5図は、この種の一般的な給水・給餌装置を
示す、この給水・給餌装置は、2頭用のものであ
る。
上部は餌の収納タンク2であり、この収納タン
ク2の下端に取出器3が1個設けられている。給
水・給餌装置の前面の開口4から2頭の豚が並ん
で頭を入れて、1個の取出器3を兼用して使用す
る。また、取出器3は豚が鼻等で押した際に所定
量の餌が取り出せるように構成されている。落下
した餌は、下方の容器5に落下させて食する。
また、両側板に沿つて垂下する給水管6は、先
端が内側に侵入し給水口7(一方のみ図示)が設
けられている。この給水口7を押したりすること
により水が出る。
(考案が解決しようとする課題) 上記給水・給餌装置は、次に示すような課題を
有している。
給水・給餌装置に2頭が並んで食べていても強
い豚が他の豚を押し退けて独占することがある。
また、水の出し易い所に据付ると、餌を食べて
いるときに豚の耳等が給水口7に触れるなど必要
以上に水が出ることがある。このとき、耳に水が
入るおそれもある。
上記給水口7を内側面に設けることにより、水
が飲み易い一方悪戯がし易いので、容器5内に水
が溜つてしまうということもあり、容器5が不潔
になり易い。
そこで、本考案は上記課題を解決するに好適な
家畜の給水・給餌装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するために次の構成を
備えている。
すなわち、家畜が鼻等で押圧体を押すことによ
り所定量の餌を取り出すことができる給餌装置
と、家畜が押したりすることにより水が出る給水
口を備える給水器と、取り出された餌や水を受け
る容器とを有する給水・給餌装置において、 前記容器に対し一方の側縁から複数の家畜が並
んで餌を食べることができるように仕切体を設け
る一方、前記容器に家畜が近づく方向の手前位置
に、隣接して並ぶ2頭の家畜が兼用できるように
給水口を設けたことを特徴とする。
(作用) 次に、本考案の作用について述べる。
餌や水が入る容器が仕切体により仕切られてい
るので、容器には決められた家畜が並んで餌を食
べることとなる。
また、2頭に1つの給餌装置と給水口とを設け
たので、2頭が兼用して使用することができ、ま
た簡易な構造とすることができる。
(実施例) 以下本考案の好適な実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
第1図は給水・給餌装置の正面図、第2図は側
面図、第3図は内部構造を示すための縦断面図で
ある。
本考案の給水・給餌装置10は、支持枠20に
餌の収納タンク50が支持されている。
支持枠20は、楕円形状の浅い受け皿12と、
この受け皿12から起立して裏面側の半分を囲む
覆いカバー14と、この覆いカバー14の上部に
固定された支持リング16と、前面の中央位置で
支持リング16と受け皿12とを連結する連結板
18とから構成されている。
なお、支持枠20の前面は、連結板18により
開口が2つに区画されている。また、受け皿12
は餌や水を受けるための容器である。
支持枠20の支持リング16に収納タンク50
を上方から挿入して支持している。収納タンク5
0の上部は拡径された拡径部50Aであり、収納
タンク50の下部は前面側が後方向に向かつて傾
斜するように縮径するロート部50Bである。こ
のロート部50Bの先端は支持リング16と受け
皿12との中間位置まで垂下し、下端には餌が落
下する開口50bが形成されている。開口50b
の先端には餌の取出し用の給餌器30が取り付け
られている。
給水・給餌装置10の前面には給水用の給水パ
イプ52が配置されている。この給水パイプ52
は収納タンク50の前面に固定されるとともに、
連結板18の表側に沿つて下方に延出している。
そして、給水パイプ52の下端は、連結板18の
透孔を貫通し裏側に延出している。
給水パイプ52の先端には給水口54が固定さ
れ、この給水口54が受け皿12に臨んでいる。
なお、給水口54は、従来知られている、押した
り、回したりすることにより、水が出る構造のも
のである。
前記受け皿12を中央で左右に仕切るように仕
切棒56が架設されている。この仕切棒56の正
面側は二又に別れており給水口54の保護枠を兼
ねている。また、仕切棒56上に、支持枠20内
を2つに区切る逆V字状の仕切枠58の下端が固
定されている。
ここで給餌器30の構造について、第4図を参
照しつつ説明する。
給餌器30は収納タンク50から入り込む餌が
漏れないように、2枚の仕切板32,34の先端
部32a,34aが間隔Aを開けて重なる位置関
係にある。
前記仕切板34の基部上方は開口36が形成さ
れている。また、開口36の側板40Aの上部に
軸42が軸着され、この軸42に該軸42を跨い
で2つの折り曲げられた餌の押出部材44が固定
されている。
押出部材44は、内側に位置して開口36を閉
塞する排出板44Aと、開口16を外側から覆う
状態の板状の押圧材44Bとから構成されてい
る。押圧材44Bは案内枠40より幅広に形成さ
れ、この押圧材44Bの裏面にコ字状に折り曲げ
たストツパ棒46が固定されている。そして、ス
トツパ棒46の押圧材44Bと平行な平行部分4
6aは、案内枠40の下端の切欠き41に位置し
ている。そして、ストツパ棒46の平行部分46
aは切欠き41の起立縁部41aに当たつた状態
で保持されている。すなわち、押出部材44の押
圧材44Bおよびストツパ棒46の自重により、
押出部材44全体が軸42を中心に時針回転方向
に回転しようとして切欠き41の起立縁部41a
に当たつた状態で保持されている。
一方、豚等の家畜が押圧部材44の押圧材44
Bを、第4図のB矢示方向に押すと、押圧材44
Bが側板40Aの端縁に当たるまで回動して餌が
落下する。
続いて、本実施例において、給水および給餌状
態について説明する。本実施例の給水・給餌装置
は2頭の豚が同時に給水・給餌をすることができ
るものである。
(a) 収納タンク50内に詰まつている粉体状ある
いは粒状の餌は、給餌器30の仕切板32と排
出板44Aとの間隙から下方に漏れ出ると共
に、傾斜している仕切板34と排出板44Aと
により降下が防止されている。
(b) 支持枠20の前面の2つの開口から豚等が頭
を入れて、押圧材44Bを鼻などで押すと、押
出部材44が軸42を中心に回転して、押圧部
材44の排出板44Aの先端部44aが、仕切
板34に沿つて円弧状に回動する。この時、排
出板44Aが押した量の餌が、仕切板34の先
端部34aから受け皿12に落下する。
(c) 押出部材24の押圧部24Bを押している力
を外すと、押圧部材24とストツパ棒26との
自重、および案内枠10内の餌の重さにより元
の位置に戻る。
(d) 受け皿12に落下した餌に好みに応じて、2
頭の豚の間にある給水口54を口や鼻で押した
りして水を出して混ぜ合わせ食べる。なお、仕
切板58、連結板18、給水パイプ52等があ
るため並んでいる豚は互いに干渉されることな
く餌等を食べることができる。
(e) また、水だけを飲む際には、給水口54を口
や鼻で押したりして水を出して受け皿12に溜
めて飲む。
なお、豚等は必要に応じて何回も押圧材24B
を押して、受け皿12上に落下した餌を食べる。
上記実施例の受け皿12内の仕切棒56や仕切
枠58はなくても良い。この場合、支持枠20の
前面に連結板18と給水パイプ52があるため、
2頭の豚の内の一方の豚が他方の豚を押そうとし
ても豚の肩が連結板18や給水パイプ52に当た
り他方の豚を押し出すことができない。このた
め、連結板18のと水パイプ52で、充分に本考
案の仕切体の役割を果たすことができる。
また、連結板18を設けずに給水パイプ52の
みで仕切体を兼ねるようにしても良い。すなわ
ち、給水パイプ52が、支持枠20の前面の開口
を2つに区画するとともに、支持枠20の補強材
も兼ねることとなる。
さらに、上記実施例では、2頭用の給水・給餌
装置について説明したが、複数頭の場合には各豚
等の間を仕切るとともに、あるいは仕切るように
給水パイプを配置すると良い。
以上のように本考案の好適な実施例について説
明してきたが、本考案が上述した実施例に限定さ
れるものでないことはいうまでもなく、給餌器の
構造、支持枠や収納タンクの形状や大きさなど、
考案の精神を逸脱しない範囲ないで多くの改変を
施し得ることはもちろんである。
(考案の効果) 以上述べたように本考案は構成されているの
で、次に示すような著効を奏する。
仕切枠や連結板が豚の頭を入れる正面の開口
を仕切ると共に、給水パイプを豚の間に位置さ
せたので、豚が互いに邪魔されることなく餌を
食べることができる。
並んでいる豚の間に給水パイプを位置させる
ことにより、給水パイプの数を減らすことがで
き、装置の簡素化が図れる。
豚と豚の間の手前位置に給水口を設けること
により、餌を食べる際に給水口に触れることが
なく不必要な給水を防げる。また、豚が悪戯を
して水を出すことも少なくなる。
また、水が不必要に容器に溜ることがないの
で、容器に残つた餌や水が腐敗して容器内が不
潔になることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は給水・給餌装置の正面図、第2図は給
水・給餌装置の側面図、第3図は内部機構を示す
縦断面図、第4図は給餌器の断面図、第5図は従
来の給水・給餌装置の斜視図である。 10……給水・給餌装置、18……連結板、1
2……受け皿、14……覆いカバー、20……支
持枠、30……給餌器、50……収納タンク、5
2……給水パイプ、54……給水口、56……仕
切棒、58……仕切枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 家畜が鼻等で押圧体を押すことにより所定量の
    餌を取り出すことができる給餌装置と、家畜が押
    したりすることにより水が出る給水口を備える給
    水器と、取り出された餌や水を受ける容器とを有
    する給水・給餌装置において、 前記容器に対し一方の側縁から複数の家畜が並
    んで餌を食べることができるように仕切体を設け
    る一方、 前記容器に家畜が近づく方向の手前位置に、隣
    接して並ぶ2頭の家畜が兼用できるように給水口
    を設けたことを特徴とする家畜の給水・給餌装
    置。
JP5734089U 1989-05-18 1989-05-18 Expired JPH0446545Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5734089U JPH0446545Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5734089U JPH0446545Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02148271U JPH02148271U (ja) 1990-12-17
JPH0446545Y2 true JPH0446545Y2 (ja) 1992-11-02

Family

ID=31581956

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JP5734089U Expired JPH0446545Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18

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