JPH0446476A - スーパーインポーズ装置 - Google Patents

スーパーインポーズ装置

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JPH0446476A
JPH0446476A JP2156434A JP15643490A JPH0446476A JP H0446476 A JPH0446476 A JP H0446476A JP 2156434 A JP2156434 A JP 2156434A JP 15643490 A JP15643490 A JP 15643490A JP H0446476 A JPH0446476 A JP H0446476A
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signal
circuit
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JP2156434A
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Masahiko Watanabe
正彦 渡辺
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野j 本発明はスーパーインポーズSMHに関し、特に、与え
られる映像信号にスーパーインポーズすべき信号を重畳
するスーパーインポーズ装置に関する。
[従来の技術] 一般に外部信号を映像信号に重畳することをスーパーイ
ンポーズと呼び、テレビの画面の映像信号に時刻、音量
、チャンネル番号あるいは字幕スーパーのような別の信
号をかさね合わせているように、外部(テレビ以外の機
器)からの情報をテレビの映像信号に重ね合わせるよう
なことをスーパーインポーズという。これはスーパーイ
ンポーズ装置の動作に基づいて実現される。
第4図は、従来のスーパーインポーズ装置の機能構成の
一例を示す概略図である。
第5図(a)ないしくe)は、前掲第4図に示されるス
ーパーインポーズ装置の各回路の入出力信号のタイミン
グチャートを示す図であり、各図中の斜線部分は水平同
期信号を示している。
なお、第5図(a)ないしくe)の縦軸には各信号レベ
ルをとっており、横軸には同一スケールの時間経過が示
されている。
第4図に示される従来のスーパーインポーズ装置は、与
えられる映像信号Aにたとえば白い文字を重畳するよう
に動作する(以下、スーパーインポーズと呼ぶ)が、そ
のスーパーインポーズによる画面上の表示位置は、予め
設定(固定)されており、前記映像信号Aに含まれる垂
直および水平同期信号をカウントすることによってその
表示位置を決定し、決定された表示位置に前記白い文字
をスーパーインポーズするように動作している。
第4図に示される、従来のスーパーインポーズ装置にお
いては、映像画面下部分にスーパーインポーズによる表
示位置を設定した場合を想定している。その機能構成は
、与えられる映像信号Aを入力し、応じてそこに含まれ
る水平および垂直同期信号Fのみを抽出して分離出力す
る同期分離回路1、前記水平および垂直同期信号Fが与
えられ、応じて垂直および水平同期信号をパルスカウン
トしてスーパーインポーズによる表示位置(この場合、
画面の下部分)を決定し、応じて表示位置決定信号Mを
出力する表示位置決定回路2、前記表示位置決定信号M
が与えられ、応じてスーパー・インポーズすべきスーパ
ーインポーズ文字信号Kを出力する文字発生回路3およ
び前記同期分離回路1と同時に映像信号Aが与えられる
とともに前記スーパーインポーズ文字信号Kが与えられ
応じて映像信号Aにスーパーインポーズ文字信号Kを重
畳するように両信号の混合処理をしてスーパーインポー
ズ映像信号りを出力する混合回路4を含む。
さて、文字発生回路3から映像信号Aと同期の一致した
スーパーインポーズ文字信号Kを得るためには、文字発
生回路3にトリガとなる信号を与える必要がある。この
トリガは映像信号Aに含まれる水平および垂直同期信号
Fから生成された表示位置決定パルスMである。そして
、この水平および垂直同期信号Fを映像信号Aから抽出
し分離出力するのが同期分離回路1である。
この同期分離回路1は、クランプ回路およびコンパレー
タから構成されている。同期分離回路1に与えられる映
像信号Aは前記クランプ回路で同期信号の底の部分が、
所定のDC(直流)電圧レベルで固定(クランプ)され
、次段に接続されたコンパレータの一方の入力端に与え
られる。そして、クランプレベルから適当な電圧レベル
を有するスレッショルド信号がこのコンパレータの他方
の入力に与えられているので、映像信号Aから水平およ
び垂直同期信号Fを取り出して次段の表示位置決定回路
2に与えることができる。
表示位置決定回路2は、映像信号Aから分離出力された
水平および垂直同期信号Fが与えられたことに応じて、
映像信号Aのスーパーインポーズすべき画面上の下部分
を特定して表示位置決定パルスMを文字発生回路3に出
力するように動作する。詳細には、映像信号Aによる画
像をテレビの画面上に映し出すためには、画面の左上か
ら右下にかけて水平走査および垂直走査を行なう必要が
あり、この走査のタイミングは水平および垂直同期信号
Fに一致している。したがって、画面上のスーパーイン
ポーズすべき位置(この場合、画面上の下部分)が決ま
っていれば、表示位置決定回路2は画面走査のタイミン
グに同期した水平同期信号と垂直同期信号とをパルスカ
ウントすれば、そのカウント値が所定の、値になったこ
とに応じて、表示位置が得られたことになり応じて表示
位置決定信号Mを出力することかできる。つまり、垂直
同期信号入力から一定時間期間を経過(時間期間tに相
当する数の水平同期信号入力がパルスカウントされた)
に応答して、表示位置決定信号Mを次段の文字発生回路
3に出力するように動作している。
さて、文字発生回路3には、たとえばROM(Read
 0nly Memoryの略)型のキャラクタ・ジェ
ネレータおよび予めキャラクタコードを記憶している表
示用メモリが内蔵されており、前記表示位置決定信号M
によって前記表示用メモリの所定アドレスから読出され
たキャラクタコード、すなわちスーパーインポーズ文字
信号Kを次段の混合回路4に出力するように動作する。
混合回路4は水平および垂直同期信号Fで互いに同期し
ている映像信号Aとスーパーインポーズ文字信号にとを
混合して、スーパーインボーズ映像信号りを出力するよ
うに動作している。
したがって、文字信号Kを映像信号Aに混合することに
より、文字信号Kを映像信号Aに重畳してスーパーイン
ポーズされた映像信号りを得ることができる。
次に、第4図に示される従来のスーパーインポーズ装置
のスーパーインポーズ時の動作について、第4図および
第5図(a)ないしくe)を参照して説明する。
まず、第4図のスーパーインポーズ装置に第5図(a)
の映像信号Aが与えられると、この映像信号Aは同期分
離回路1および混合回路4に同時に与えられる。
まず、同期分離回路1においては映像信号Aの入力に応
答して、第5図(b)に示されるような所定電圧レベル
にまでクランプされた水平および垂直同期信号F成分が
次の表示位置決定回路2に与えられる。これに応じて表
示位置決定回路2では、前述したようにスーパーインボ
ーズ表示すべき所定の画面表示位置をパルスカウント処
理によって決定して、第5図(c)に示されるような垂
直同期信号入力直後の所定期間を経過ごとに表示位置決
定信号Mを文字発生回路3に出力する。応じて文字発生
回路3は、前述したような回路動作により第5図(d)
に示されるような所定のスーパーインポーズ文字信号K
を混合回路4に出力する。このスーパーインポーズ文字
信号には所定のDC電圧レベルすなわち、所定の輝度信
号レベルを有して映像信号Aに第5図(e)の■のよう
に重畳されて、スーパーインポーズ映像信号りとして該
スーパーインボーズ装置外部に出力される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述したような、従来のスーパーインポ
ーズ装置によればスーパーインボーズ表示のために設定
された画面上の位置に、極めて明るい画像が表示された
場合、この画像に重畳されたスーパーインポーズ文字信
号Kによる表示文字は、第5図ce> ヴD部分のよう
にスーパーインポーズ文字信号に成分が映像信号Aに埋
もれてしまい(吸収されてしまい)、画面上ではスーパ
ーインポーズされた文字を背景となっている画像と視覚
的に判別することが困難になるという問題があった。こ
れについて、次に詳細に説明する。
映像信号Aには水平および垂直同期信号Fのほかに、色
を表す色信号成分と明暗を表わす輝度信号成分とがある
。色相などは前記色信号成分により決定されるが、画像
の解像度は前記輝度信号成分、すなわちDC電圧レベル
で表される輝度信号レベルで決定される。したがって、
たとえばスーパーインポーズ文字信号にのDC電圧レベ
ルが輝度信号の白レベルに一致しているような場合、す
なわちスーパーインポーズすべき文字が白色である場合
、輝度信号が白レベルである映像信号の部分に、はぼ同
じ白レベルを有するスーパーインポーズ文字信号Kを重
畳しても、第5図(e) へDのようにスーパーインポ
ーズ文字信号KによるDC電圧レベルと映像信号への輝
度信号レベルとに、信号レベルの差がほとんどなくなっ
てしまい、表示画面上ではスーパーインポーズした文字
に関しては、その解像度が極めて劣ることになり、問題
であった。
それゆえに本発明の目的は、与えられる映像信号にスー
パーインポーズして表示された文字および絵などを、背
景となっている画像と区別して、さらにその視覚的な認
識性を常に良好にして表示できるスーパーインポーズ装
置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るスーパーインポーズ装置は、与えられる映
像信号に含まれる同期信号を分離する同期分離手段と、
この同期分離手段により分離された同期信号に基づいて
、前記与えられる映像信号の映像画面上の予め設定され
た複数の表示位置を選定する表示位置選定手段と、前記
与えられた映像信号に含まれる輝度信号のレベルを検出
する輝度レベル検出手段と、前記表示位置選定手段によ
る表示位置選定出力と、前記輝度レベル検出手段による
検出出力とに基づいて、前記複数の表示位置から輝度信
号レベルの低い位置を決定する表示位置決定手段と、さ
らに、前記表示位置決定手段による位置決定出力に応答
して、所定のスーパーインポーズすべき信号を前記与え
られる映像信号に重畳する手段とを備えて構成される。
[作用〕 本発明にかかるスーパーインポーズ装置は上述のように
構成されるので、与えられる映像信号に所定の輝度信号
レベルを有したスーパーインポーズすべき信号を重畳す
る際に、前記表示位置決定手段により前記映像信号の表
示画面上での輝度信号レベルの低い位置が特定されて、
ここに前記スーパーインポーズすべき信号を重畳するこ
とができる。したがって、前記映像信号の輝度信号レベ
ルによらず、常に、背景となっている画像とは明確に区
分して、かつ前記画像とともに視認性のすぐれたスーパ
ーインポーズ情報を映し出すことができるという効果が
ある。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は、本発明の一実施例によるスーパーインポーズ
装置の機能構成を示す概略図である。
第2図(a)ないしくj)は、前掲第1図に示されるス
ーパーインポーズ装置の各回路の入出力信号のタイミン
グチャートを示す図であり、各図、斜線部分は水平同期
信号を表す。なお、第2図(a)ないしくj)の縦軸に
は各信号レベルをとっており、横軸には同一スケールの
時間経過か示されている。
第3図は、前掲第1図に示されるスーパーインポーズ装
置の画面上におけるスーパーインポーズ表示位置の一例
を説明するための図である。
第1図の本発明の一実施例によるスーパーインポーズ装
置は、与えられる映像信号Aにスーパ・−インポーズす
べき文字が、たとえば白い文字(輝度信号レベルが最も
高い)であっても、表示画面上ではそのスーパーインポ
ーズすべき文字を、選択された視覚的に識別しやすい位
置に表示する。
つまり、該スーパーインポーズ装置は、画面上の表示位
置を第3図に示されるように予め画面上の上部および下
部の2ケ所を設定しておき、その設定表示位置の最も輝
度信号成分の信号レベルが低い(く白レベル)!所をス
ーパーインポーズすべき表示位置に決定して、そこにス
ーパーインポーズ表示が行なわれるようなスーパーイン
ポーズ映像信号りを得るように動作している。
ここでは、スーパーインポーズ表示位置を映像画面上の
上部と下部の2ケ所に設定しているが、設定表示位置お
よび設定表示位置の数はこれに特定されるものではない
上述したような機能動作を実現するために、第1図のス
ーパーインポーズ装置は、第4図に示される従来のスー
パーインポーズ装置のそれと同様な機能動作を有する同
期分離回路1、文字発生回路3および混合回路4を含む
。さらに、第1図のスーパーインポーズ装置は新たにゲ
ート発生回路5、クランプ回路6、ピーク検波回路7、
第1および第2サンプルホールド回路8および9、レベ
ル比較回路10および表示位置選択回路11を含む。
次に、前記各回路についてその機能動作を簡単に説明す
る。
前記同期分離回路1は従来と同様にクランプ回路および
コンパレータを含み、与えられる映像信号Aに含まれる
水平および垂直同期信号F成分を抽出して分離出力する
ゲート発生口路5は、前記水平および垂直同期信号Fが
与えられ、応じて所定時間期間t1およびt2ごとに第
1ゲート信号Gおよび第2ゲート信号Hを出力する。こ
の第1および第2ゲート信号GおよびHの出力動作は、
前述した第4図の表示位置決定回路2の表示位置決定信
号M出力動作と類似している。詳細には映像信号Aによ
る表示画面をつくる際に、画面の左上から右下にがけて
水平走査および垂直走査が行なわれている。この画面走
査のタイミングは、水平および垂直同期信号Fに一致し
ている。したがって、画面上のスーパーインポーズすべ
き表示位置、すなわち第3図に示された画面上の上部分
と部分が予め決定されているので、ゲート発生回路5は
画面走査のタイミングに同期した水平同期信号および垂
直同期信号をカウントすれば、そのカウント値が所定の
値になったことに応じて、前記画面上の表示位置が得ら
れたことになり表示位置を決定するための第1および第
2ゲート信号GおよびHを出力することができる。つま
り、垂直同期信号入力から一定時間期間t1経過(期間
t1に相当する数の水平同期信号入力がカウントされた
)に応答して、第3図の表示画面上の上部を決定する第
1ゲート信号Gを出力し、また垂直同期信号入力から一
定時間期間t2(ただし、t2>tl)経過(期間t2
に相当する数の水平同期信号入力がカウントされた)に
応答して第3図に示される表示画面の下部分を決定する
第2ゲート信号Hを出力する。
上述したようなゲート発生回路5によって出力される前
記第1および第2ゲート信号GおよびHは、いずれも次
段の表示位置選択回路11に与えられる。また同時に、
第1ゲート信号Gは第1サンプルホールド回路8に与え
られるとともに、第2ゲート信号Hは第2サンプルホー
ルド回路9に与えられる。
一方、クランプ回路6およびピーク検波回路7は、与え
られる映像信号Aに含まれる輝度信号成分の信号レベル
を忠実に取り出すように動作する。
詳細には、クランプ回路6は与えられる映像信号Aを、
そこに含まれている輝度信号のペデスタル・レベル(黒
レベル)で所定DC(直流)電圧だけクランプすること
により輝度信号成分(DC成分)が再生された映像信号
Bを次段のピーク検波回路7に与える。応じてピーク検
波回路7は、映像信号Aをクランプして得られた映像信
号Bを入力してピーク検波し、輝度信号成分の信号レベ
ルを得て、これを検波信号Cとして次の第1および第2
サンプルホールド回路8および9に同時に与える。
次に第1および第2サンプルホールド回路8および9は
、与えられる前記検波信号Cを所定のサンプリング周期
によりサンプルホールドする。つまり、第1サンプルホ
ールド回路8は検波信号Cを第1ゲート信号G入力周期
をサンプリング周期としてサンプルホールドして第1サ
ンプルホールド信号りを出力し、同様にして第2サンプ
ルホールド回路9は検波信号Cを第2ゲート信号H人力
周期をサンプリング周期としてサンプルホールドして第
2サンプルホールド信号Eを出力する。この第1および
第2サンプルホールド信号りおよびEは次段のレベル比
較回路10に同時に与えられる。
レベル比較回路10は与えられる第1および第2サンプ
ルホールド信号りおよびEの信号レベル比較を行なって
選択切換信号Iを出力する。この選択切換信号■は、表
示位置選択回路11の入力側の切換を制御する信号であ
り、信号レベル“L。
またはレベル“H”に相当するDC電圧を有する。
つまり、レベル比較回路10は第1および第2サンプル
ホールド信号りおよびEの信号レベルを比較しくD>E
)のとき、レベル“L”の選択切換信号Iを出力し、反
対に(D<E)のときレベル“Hoの選択切換信号■を
出力するように動作する。なお、この信号レベル比較に
おいて(D−E)のときは、前回設定された信号レベル
を保持した選択切換信号Iを出力するように動作すると
想定する。
さて、表示位置選択回路11は一種のスイッチ回路であ
り、前記選択切換信号■に基づいて入力側に与えられて
いる第1および第2ゲート信号GおよびHのいずれか一
方を出力側に導出して表示位置決定信号Jを出力する。
つまり、前述したレベル比較回路10出力の選択切換信
号Iがレベル“H“に設定されている場合、表示位置選
択回路11の入力端子は第1ゲート信号G入力側に切換
えられて、第1ゲート信号Gが表示位置決定信号Jに導
出されて次の文字発生回路3に与えられる。
一方、選択切換信号■がレベル“L”に設定されている
場合、表示位置選択回路11の入力端子は第2ゲート信
号H入力端に切換えられて、第2ゲート信号Hが表示位
置決定信号Jに導出されて次の文字発生回路3に与えら
れる。
以上のように、表示位置選択回路11は選択切換信号■
による入力切換制御に基づいて、表示画面上の上部分が
下部分よりも明るい(選択切換信号1の信号レベル“L
oのとき)表示画面では画面上の下部分、すなわちより
暗い部分にスーパーインポーズ表示されるように表示位
置決定信号Jを出力し、反対に、表示画面上の下部分が
上部分よりも明るい(選択切換信号Iの信号レベル“H
”のとき)表示画面では画面上の上部分、すなわちより
暗い部分にスーパーインポーズ表示されるように表示位
置決定信号Jを出力している。
文字発生回路3には、従来と同様にしてたとえばROM
型のキャラクタ・ジェネレータおよび予めキャラクタコ
ードを記憶している表示用メモリが内蔵されており、前
記表示位置決定信号Jによって前記表示用メモリの所定
アドレスから読出されたキャラクタコード、すなわちス
ーパーインポーズ文字信号Kが次の混合回路4に出力さ
れる。
混合回路4では、映像信号Aと前記スーパーインポーズ
文字信号にとが混合されてスーパーインポーズ映像信号
りが出力される。
次に、第1図に示されるスーパーインポーズ装置のスー
パーインポーズ時の動作について第1図および第2図(
a)ないしくj)ならびに第3図を参照して説明する。
なお、スーパーインポーズしようとする文字信号には輝
度信号の白レベルに相当する電圧レベルを有していると
想定する第1図に示されるスーパーインポーズ装置に第
2図(a)の映像信号Aが与えられると、この映像信号
Aは同期分離回路1、クランプ回路6ならびに混合回路
4に同時に与えられる。
まず、同期分離回路1においては映像信号Aの入力に応
答して、所定電圧レベルにまでクランプされた第2図(
c)の水平および垂直同期信号F成分が次のゲート発生
回路5に出力される。応じて、ゲート発生回路5は水平
および垂直同期信号Fに含まれる垂直同期信号入力から
一定時間期間t1およびt2経過ごとに第2図(d)の
第1ゲート信号Gおよび第2図(e)の2ゲ一ト信号H
を表示位置選択回路11の入力側に与えるとともに、第
1ゲート信号Gはサンプルホールド回路8に与え、さら
に第2ゲート信号Hは第2サンプルホールド回路9に与
えるように動作する。なお、前述したように第1ゲート
信号Gは第3図に示されるように映像信号Aによる映像
画面上での上部表示位置を決定するような信号であり、
同様に第2ゲート信号Hは第3図に示されるように映像
信号Aによる映像画面上での下部表示位置を決定するよ
うな信号である。
一方、クランプ回路6に与えられた映像信号Aは、その
DC成分が忠実に再生できるように映像信号Aに含まれ
る輝度信号のペデスタルレベルにおいて所定DC電圧レ
ベルにクランプされた映像信号Bを次のピーク検波回路
7に与える。応じてピーク検波回路7においては、クラ
ンプされた映像信号Bのピーク検波が行なわれて第2図
(b)に示される検波信号Cが第1および第2サンプル
ホールド回路8および9に同時に与えられる。第2図(
b)に示されるようにこの検波信号Cは、クランプして
得られた映像信号Bのエンベロープとほぼ同じものなの
で、この検波信号Cは映像信号Bの検波出力ともいえる
第1サンプルホールド回路8では前記検波信号Cが与え
られたことに応答して、与えられた検波信号Cをゲート
発生回路5がら与えられる第1ゲート信号Gを用いてサ
ンプルホールドし、第1サンプルホールド信号りをレベ
ル比較回路1oに出力する。これは、第2図(b)およ
び(d)ならびに(f)で示されるように、第2(d)
の第1ゲート信号Gの信号立上がりに応答して、第2図
(b)の検波信号Cがサンプリングされ、このサンプリ
ング値が直後に検出される第1ゲート信号Gの信号立上
がりまでホールド(保持)されて、第2図(f)に示さ
れるような第1サンプルホールド信号りとして出力され
る。
同様にして、第2サンプルホールド回路9は前記検波信
号Cが与えられたことに応答して、この検波信号Cをゲ
ート発生回路5がら与えられる第2ゲート信号Hを用い
てサンプルホールドし、第2サンプルホールド信号Eを
レベル比較回路1゜に出力する。これは、第2図(b)
および(e)ならびに(g)に示されるように、第2図
(e)の第2ゲート信号Hの信号立上がりに応答して第
2図(b)の検波信号Cがサンプリングされて、このサ
ンプリング値は直後に検出される第2ゲート信号Hの信
号立上がりまでホールド(保持)されて、第2図(g)
に示されるような第2サンプルホールド信号Eとして出
力される。
上述したようなサンプリング動作により得られた前記第
1および第2サンプルホールド信号りおよびEはレベル
比較回路10に同時に与えられる。
レベル比較回路10はこの信号りおよびEが与えられた
ことに応答して、両信号レベルの比較を行なって選択切
換信号Iを出力する。たとえば、レベル比較回路10に
おいて第2図(f)の■に示す第1サンプルホールド信
号Dレベルと第2図(g)のの■に示す第2サンプルホ
ールド信号Eとのレベル比較が行なわれた場合、(DI
E)が成立しているので、これに応答してレベル″L“
に相当するDC電圧レベルが設定された選択切換信号1
が出力されて、次に接続される表示位置選択回路11に
与えられる。表示位置選択回路11は、この選択切換信
号1人力に応答して、第2ゲート信号Hを人力する側に
切換えて、第2ゲート信号Hを出力側に導出する。した
がって表示位置決定信号Jは第2図(h)に示されるよ
うに第2ゲート信号Hに同期したタイミングで得られて
次の文字発生回路3に出力される。
文字発生回路3では、与えられた表示位置決定信号Jに
よって内部メモリから読出されたキャラクタ−コードを
白レベルに相当のDC電圧を有【5た第2図(i)のス
ーパーインポーズ文字信号Kにして出力し、混合回路4
に与える。したがって、混合回路4では与えられる第2
(a)の映像信号Aに第2図(i)に示されるスーパー
インポーズ文字信号Kを混合して第2図(j)のスーパ
ーインポーズ映像信号りを出力する。
以上のように、レベル比較回路10において第3図の映
像画面の下部分が上部分よりも暗い(下部分が上部分よ
りもその輝度信号レベルが低い)と判別されたことによ
り、表示位置選択回路11は映像画面の下部分を特定す
るような第1ゲート信号Hを表示位置決定信号Jに導出
して、文字発生回路3出力のスーパーインポーズ文字信
号Kが混合回路4において映像信号Aの映像画面の下部
分に相当する走査位置に混合されるように動作している
。したがって、スーパーインポーズ文字信号りによる第
3図の映像画面の下部分では、スーパーインポーズすべ
き情報文字が背景となっている画像とともに、鮮明に映
し出されることになる。
以上は、レベル比較回路10におけるレベル比較動作に
おいて(D > E)が成立しているような映像信号A
入力の場合についてのスーパーインポーズ動作について
述べたが、レベル比較回路10において(D<E)が成
立しているような映像信号八人力の場合には、選択切換
信号Iはレベル“H”に相当するDC電圧レベルを有し
て、表示位置選択回路11の入力側を第1ゲート信号G
入力端に切換制御する。したがって、表示位置選択回路
11の出力側には第1ゲート信号Gが導出されることに
なるので、表示位置決定信号Jは第1ゲート信号Gに同
期したタイミングで次の文字発生回路3に与えられる。
したがって、文字発生回路3では表示位置決定信号Jに
よって内部メモリから読出されたキャラクタ・コードを
所定輝度信号レベルを有したスーパーインポーズ文字信
号にとして出力し、応じて混合回路4において映像信号
Aにスーパーインポーズ文字信号Kを混合するように動
作する。したがって、第3図の映像画面の上部分にスー
パーインポーズ文字信号Kによるスーパーインポーズす
べき情報が背景となる画像とともに鮮明に表示されるよ
うなスーパーインポーズ映像信号りを出力することがで
きる。
以上のように、レベル比較回路10において第3図の映
像画面上の上部分が下部分よりも暗い(上部分が下部分
の輝度信号レベルよりも低い)と判別されたことにより
、文字発生回路3出力によるスーパーインポーズ文字信
号Kが混合回路4において映像信号Aの映像画面の上部
分に相当する走査位置に混合されるようになる。したが
って、スーパーインポーズ映像信号りによる映像画面の
上部分にスーパーインポーズ文字が鮮明に見えることに
なる。
[発明の効果〕 本発明によるスーパーインポーズ装置によれば、表示位
置選定手段により選定された画面上の予め設定された複
数のスーパーインポーズ表示位置のなかで、輝度レベル
検出手段により検出された輝度信号レベルの低い位置を
スーパーインポーズすべき表示位置に決定している。し
たがって、この決定された表示位置に相当する映像信号
の部分に、所定のスーパーインポーズすべき信号を混合
することによって、前記スーパーインポーズすべき信号
の信号レベルが例えば白レベルに相当するような場合で
も、常に現在表示されている映像画面上のより暗い部分
にスーパーインポーズして表示することができる。した
がって、スーパーインポーズすべき情報を視認性に優れ
るように表示して、さらにその表示内容を背景となって
いる画像とともに明確に理解させることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例によるスーパーインポーズ
装置の機能構成を示す概略図である。第2図(a)ない
しくj)は、第1図に示されるスーパーインポーズ装置
の各回路の入出力信号のタイミングチャートを示す図で
ある。第3図は、第1図に示されるスーパーインポーズ
装置の画面上におけるスーパーインポーズ表示位置の例
を説明するための図である。第4図は、従来のスーパー
インポーズ装置の機能構成の一例を示す概略図である。 第5図(a)ないしくe)は、第4図に示されるスーパ
ーインポーズ装置の各回路の人出力信号のタイミングチ
ャートを示す図である。 図において、1は同期分離回路、3は文字発生回路、4
は混合回路、5はゲート発生回路、6はクランプ回路、
7はピーク検波回路、8は第1サンプルホールド回路、
9は第2サンプルホールド回路、10はレベル比較回路
、11は表示位置選択回路、Aは映像信号、Cは検波信
号、Fは水平および垂直同期信号、Gは第1ゲート信号
、Hは第2ゲート信号、Dは第1サンプルホールド信号
、Eは第2サンプルホールド信号、Jは表示位置決定信
号、Kはスーパーインポーズ文字信号、■は選択切換信
号およびLはスーパーインポーズ映像信号である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 与えられる映像信号に含まれる同期信号を分離する同期
    分離手段と、 前記同期分離手段により分離された前記同期信号に基づ
    いて、前記映像信号の映像画面上の予め設定された複数
    の表示位置を選定する表示位置選定手段と、 前記与えられた映像信号に含まれる輝度信号のレベルを
    検出する輝度レベル検出手段と、 前記表示位置選定手段による表示位置選定出力と前記輝
    度レベル検出手段による検出出力とに基づいて、前記複
    数の表示位置から輝度信号レベルの低い位置を決定する
    表示位置決定手段と、前記表示位置決定手段による位置
    決定出力に応答して、スーパーインポーズすべき信号を
    前記映像信号に重畳する手段とを備えた、スーパーイン
    ポーズ装置。
JP2156434A 1990-06-13 1990-06-13 スーパーインポーズ装置 Pending JPH0446476A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100306760B1 (ko) * 1998-07-03 2001-11-30 윤종용 텔레비전의자막처리방법
JP2008258929A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Taito Corp 字幕表示領域決定装置及び字幕表示プログラム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100306760B1 (ko) * 1998-07-03 2001-11-30 윤종용 텔레비전의자막처리방법
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