JPH0445883A - 懸濁物質の付着防止方法 - Google Patents
懸濁物質の付着防止方法Info
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- JPH0445883A JPH0445883A JP15063090A JP15063090A JPH0445883A JP H0445883 A JPH0445883 A JP H0445883A JP 15063090 A JP15063090 A JP 15063090A JP 15063090 A JP15063090 A JP 15063090A JP H0445883 A JPH0445883 A JP H0445883A
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Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はVα澗物質の付着防止方法に係り、水系におけ
る微生物を含む土砂、微生物を主体とするスライム及び
貝等の水棲生物の配管等の部材表面への付着を容易かつ
効率的に防止する方法に関する。
る微生物を含む土砂、微生物を主体とするスライム及び
貝等の水棲生物の配管等の部材表面への付着を容易かつ
効率的に防止する方法に関する。
[従来の技術]
冷却水系の熱交換器等には、微生物を主体とするスライ
ムや貝等の水棲生物が発生し、これらは土砂等と共に配
管表面に付着して、伝熱阻害、伝熱効率の低下、送水の
ための圧力損失等の様々な障害を引籾起こす。
ムや貝等の水棲生物が発生し、これらは土砂等と共に配
管表面に付着して、伝熱阻害、伝熱効率の低下、送水の
ための圧力損失等の様々な障害を引籾起こす。
従来、このような水棲生物のf」若による障害を防止す
る目的で、塩素剤のような殺菌剤やスライムコントロー
ル剤が用いられていた。しかし、薬品による処・理は管
理が難しく、多大な労力と専門家による高度な技術が必
要とされることから、工業的に有利な方法とは言えない
。
る目的で、塩素剤のような殺菌剤やスライムコントロー
ル剤が用いられていた。しかし、薬品による処・理は管
理が難しく、多大な労力と専門家による高度な技術が必
要とされることから、工業的に有利な方法とは言えない
。
方、薬注によらないイ」着防正方法として、地熱発電等
の地熱中に含まれるシリカのスケールを防止するために
、配管を陰極として電気分解し、水酸イオンを十分発生
させる方法が提案されている。例えは、pHを上昇させ
てシリカを負に帯電させ、相互反発させることにより(
特公昭5630061号)、或いは、pH10以上とし
てシリカの溶解度を上昇させることにJ:す(特公平2
17234号)、それぞれシリカスケールを防止する方
法かある。
の地熱中に含まれるシリカのスケールを防止するために
、配管を陰極として電気分解し、水酸イオンを十分発生
させる方法が提案されている。例えは、pHを上昇させ
てシリカを負に帯電させ、相互反発させることにより(
特公昭5630061号)、或いは、pH10以上とし
てシリカの溶解度を上昇させることにJ:す(特公平2
17234号)、それぞれシリカスケールを防止する方
法かある。
また、塩水等と接する配管を陽極として電解し、水素イ
オンと酸素を発生させ、金属表面を低pHとすると共に
、発生期の酸素により水中生物の付着と成長を防止する
方法が提案されている(特公平1−46595号)。
オンと酸素を発生させ、金属表面を低pHとすると共に
、発生期の酸素により水中生物の付着と成長を防止する
方法が提案されている(特公平1−46595号)。
[発明か解決しようとする課題]
しかしながら、上記したいずれの方法においても、相当
の高?tl圧、高電流をかける必要があり、設備設計及
び電力コスト等の面で有利な方法とはいえない。
の高?tl圧、高電流をかける必要があり、設備設計及
び電力コスト等の面で有利な方法とはいえない。
特に、特公昭56−30061号及び特公平21723
4号の方法は、地熱水を対象としており、この水系には
バイオファウリングが問題になるような生物は生息して
いない。従って、これらの方法を冷却水系に対して適用
した場合、十分な効果は得られない。また、シリカのス
ケールが防止されて3.p+(上昇に伴い炭酸カルシウ
ムや石膏のスケール析出か問題となる可能性があるなど
の欠点かある。
4号の方法は、地熱水を対象としており、この水系には
バイオファウリングが問題になるような生物は生息して
いない。従って、これらの方法を冷却水系に対して適用
した場合、十分な効果は得られない。また、シリカのス
ケールが防止されて3.p+(上昇に伴い炭酸カルシウ
ムや石膏のスケール析出か問題となる可能性があるなど
の欠点かある。
また、特公平1−46595号の方法は、金属表面か酸
性になるので腐食の可能性が高くなるという欠点かある
。
性になるので腐食の可能性が高くなるという欠点かある
。
本発明は上記従来の問題点を解決し、水系の水棲生物等
の懸濁物質の配管等の表面へのイ」着を容易かつ効率的
に、工業的有利に防止し、そのイ」着による各種障害を
確実に防止することかできる懸濁物質の何着防止方法を
提供することを目的とする。
の懸濁物質の配管等の表面へのイ」着を容易かつ効率的
に、工業的有利に防止し、そのイ」着による各種障害を
確実に防止することかできる懸濁物質の何着防止方法を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の懸濁物質のイv1着防止方法は、負に帯電した
懸濁物質を含む水と接する配管等の部材表面に該懸濁物
質が付着するのを防止する方法において、前記配管等の
部イΔに一500mV〜−100mVの電圧を印加する
ことを特徴とする。
懸濁物質を含む水と接する配管等の部材表面に該懸濁物
質が付着するのを防止する方法において、前記配管等の
部イΔに一500mV〜−100mVの電圧を印加する
ことを特徴とする。
即ち、本発明者らは、前記従来技術の問題点を解決すべ
く鋭意研究を重ねた結果、対象とする水系配管に所定の
負の電圧をかりることによって、水棲生物等による懸濁
物質のイ」着を効果的に防止することかできることを見
出し、本発明を完成させノこ。
く鋭意研究を重ねた結果、対象とする水系配管に所定の
負の電圧をかりることによって、水棲生物等による懸濁
物質のイ」着を効果的に防止することかできることを見
出し、本発明を完成させノこ。
以下に木発明を図面を参照して詳細に説明する。
第1図〜η′34図は、本発明の実施方法を説明する斜
視図である。
視図である。
本発明において、配管等の部材に印加する負電圧か一1
00mV未ixaでは十分な付着防止効果か得られ/l
い。逆に、−500mVを超えて更に大きい負電圧を印
加した場合には、電気分解が起こり、p Hの上昇を招
き好ましくない。即ち、水系の電気分解によりp Hが
上昇すると、対象水系の運転pHによっては水系のpH
が9を超える場合がある。この場合には、炭酸カルシウ
ムや石膏のスケールか析出し、新たなスケール障害を引
き起こすという不具合を生じる。
00mV未ixaでは十分な付着防止効果か得られ/l
い。逆に、−500mVを超えて更に大きい負電圧を印
加した場合には、電気分解が起こり、p Hの上昇を招
き好ましくない。即ち、水系の電気分解によりp Hが
上昇すると、対象水系の運転pHによっては水系のpH
が9を超える場合がある。この場合には、炭酸カルシウ
ムや石膏のスケールか析出し、新たなスケール障害を引
き起こすという不具合を生じる。
従って、本発明においては、対象とする配管等の部材に
印加する負電圧は一500mV〜100mV、電流密度
では1〜10100O/m2とし、好ましくは、水系の
pHを9を超える範囲としない負電圧、より好ましくは
水系のpHを実質的に一ヒゲ、1.させない負電圧とす
る。
印加する負電圧は一500mV〜100mV、電流密度
では1〜10100O/m2とし、好ましくは、水系の
pHを9を超える範囲としない負電圧、より好ましくは
水系のpHを実質的に一ヒゲ、1.させない負電圧とす
る。
本発明の懸濁物質のイ」看防止方法において、処理対象
とする品詞に一500mV〜−100mVの負の電圧を
印加する方法としCは、例えは、該負電圧印加のための
対極を当該部材の近傍に設置し、電圧を印加ずれは良い
。具体的には、管内を水が流れる配管系においては、第
1図に示す如く、配管1内の好ましくは管軸部分に沿っ
て、対極となる直線状の導線2を配置する。なお、図示
はしないか、管軸と平行方向に延在する複数本の導線2
を配置しても良い。
とする品詞に一500mV〜−100mVの負の電圧を
印加する方法としCは、例えは、該負電圧印加のための
対極を当該部材の近傍に設置し、電圧を印加ずれは良い
。具体的には、管内を水が流れる配管系においては、第
1図に示す如く、配管1内の好ましくは管軸部分に沿っ
て、対極となる直線状の導線2を配置する。なお、図示
はしないか、管軸と平行方向に延在する複数本の導線2
を配置しても良い。
管外を水が流れる配管系においては、第2図に示す如く
、配管1の外側に、配’i:i lと平行に夕」極とな
る導線2を1木又は複数本配置する。或いは、第3図に
示す如く、対極としてコイル状の導線3を用い、その内
部に配管1を挿通させる。
、配管1の外側に、配’i:i lと平行に夕」極とな
る導線2を1木又は複数本配置する。或いは、第3図に
示す如く、対極としてコイル状の導線3を用い、その内
部に配管1を挿通させる。
対極は、必ずしも線状とする必要はなく、板状、膜状又
は網状としても良い。例えば、第4図(a)の如く配管
1の外周を筒形の網目状対極4て囲んでも良い。また、
第4図(b)に示す如く、部材の壁面IAに対して、網
目状対極6を平行に設置しても良い。
は網状としても良い。例えば、第4図(a)の如く配管
1の外周を筒形の網目状対極4て囲んでも良い。また、
第4図(b)に示す如く、部材の壁面IAに対して、網
目状対極6を平行に設置しても良い。
木発明において、対極のイΔ質としては、耐食性に優れ
た導電性イΔ料であれは良く、白金、ステンレス鋼、カ
ーボン等を用いることができる。
た導電性イΔ料であれは良く、白金、ステンレス鋼、カ
ーボン等を用いることができる。
これらの対極は対象とする部旧表面に対して過度に離隔
して設りると電圧を印加した効果か認められにくくなり
、逆に接近し過ぎても水の流動を阻害するなとの難点が
ある。従って、対象とする配管等の品詞表面と対極との
距離は、0.5〜20cm程度とするのが好ましい。
して設りると電圧を印加した効果か認められにくくなり
、逆に接近し過ぎても水の流動を阻害するなとの難点が
ある。従って、対象とする配管等の品詞表面と対極との
距離は、0.5〜20cm程度とするのが好ましい。
なお、本発明において、付着を防止する負に帯電した懸
濁物質とは、例えは、微生物を含む懸濁物質である。
濁物質とは、例えは、微生物を含む懸濁物質である。
また、このような本発明の方法を適用する水系としては
、一般にpH6〜9で運転される冷却水系が挙げられる
。
、一般にpH6〜9で運転される冷却水系が挙げられる
。
[作用]
微生物は菌体外に粘質物質を排出して管壁に付着する傾
向かある。このような粘質物質には多くのカルボン酸か
含まれる結果、懸濁物質(SS)としての微生物は負に
帯電している。
向かある。このような粘質物質には多くのカルボン酸か
含まれる結果、懸濁物質(SS)としての微生物は負に
帯電している。
本発明はこの点に着目し、配管等の部材壁面も負に11
=電させることにより、懸濁物質と該壁面とを電気的に
反発させ、懸濁物質のイ」着を防止するものである。ま
た、品詞に負の電圧を印加することにより、その壁面に
付着している懸濁物質中の微生物等の水棲生物の活動が
不活性化し、このためイ」着力が低下する。これにより
、既に該壁面にイ」着している懸濁物質も剥I!I++
させることができる。
=電させることにより、懸濁物質と該壁面とを電気的に
反発させ、懸濁物質のイ」着を防止するものである。ま
た、品詞に負の電圧を印加することにより、その壁面に
付着している懸濁物質中の微生物等の水棲生物の活動が
不活性化し、このためイ」着力が低下する。これにより
、既に該壁面にイ」着している懸濁物質も剥I!I++
させることができる。
[実施例]
以下に実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する
。
。
実施例1
微生物を含むスラッジを0.5重量%(Ssとして)含
有する水溶液1℃中に、試着としての白金板と、この白
金板と同一形状の対極としての白金板とを約5cm離し
て平行に設置し、該水溶液をスタラー攪拌しながら試料
白金板に第1表に示す電圧を20時間印加した。
有する水溶液1℃中に、試着としての白金板と、この白
金板と同一形状の対極としての白金板とを約5cm離し
て平行に設置し、該水溶液をスタラー攪拌しながら試料
白金板に第1表に示す電圧を20時間印加した。
各試料白金板の外観を観察すると共に、そのスラッジの
付着量を測定し、結果を第1表に示した。
付着量を測定し、結果を第1表に示した。
弗
表
第1表より、−100mVの負電圧を印加した場合には
、スラッジの付着を効果的に防止することかできること
か明らかである。
、スラッジの付着を効果的に防止することかできること
か明らかである。
実施例2
第5図に示す評価装置を用い、パイロット冷却水プラン
トの冷却水を通水して試験を行なった。
トの冷却水を通水して試験を行なった。
第5図において、10は長さ1mの同封円筒状の装置本
体てあって、冷却水人口10Aと冷却水出口10Bとを
備える。この装置本体10内には、試料11と対極12
とか、それぞれ両端が装置本体10の側板10C1IO
Dより外部に廷出するように互いに平行に挿通されてい
る。試料11はsTB−35wJ管テア’)、対極12
は5US304ステンレス鋼管であり、それぞれその端
部が導線13.14て定電圧発生装置15に接続されて
いる。16はテフロン製バッフルである。試料11と対
極12とは、両者の間隔か1cmとなるように位置調整
されて固定されている。なお、17は照合極(Ag/A
gc、iq電極)てあり、導線18により定電圧発生装
置15に接続されている。
体てあって、冷却水人口10Aと冷却水出口10Bとを
備える。この装置本体10内には、試料11と対極12
とか、それぞれ両端が装置本体10の側板10C1IO
Dより外部に廷出するように互いに平行に挿通されてい
る。試料11はsTB−35wJ管テア’)、対極12
は5US304ステンレス鋼管であり、それぞれその端
部が導線13.14て定電圧発生装置15に接続されて
いる。16はテフロン製バッフルである。試料11と対
極12とは、両者の間隔か1cmとなるように位置調整
されて固定されている。なお、17は照合極(Ag/A
gc、iq電極)てあり、導線18により定電圧発生装
置15に接続されている。
冷却水には、実施例1と同様のスラッジを毎日30mg
/u(SSとして)添加した。また、試験期間は14日
間とした。
/u(SSとして)添加した。また、試験期間は14日
間とした。
試料11に一200mVの負電圧を印加した場合(NO
,5)及び電圧を全く印加しなかった場合(No、6)
について、それぞれ試験を行ない、試料の外観を観察し
、また、スラッジの(=J着量を測定した。さらに、対
極を第5図の2点鎖線12″に示す如く、冷却水人口+
OAの部分にたり設首して試料11に一200mVの負
電圧を印加して同様の観察及び測定を行なった(No、
7)。
,5)及び電圧を全く印加しなかった場合(No、6)
について、それぞれ試験を行ない、試料の外観を観察し
、また、スラッジの(=J着量を測定した。さらに、対
極を第5図の2点鎖線12″に示す如く、冷却水人口+
OAの部分にたり設首して試料11に一200mVの負
電圧を印加して同様の観察及び測定を行なった(No、
7)。
これらの結果を第2表にまとめて示す。
第2表
※1 夕J極は冷却水人口部
×2 対極から20cm以内の部分
※3 対極から20cmを超える部分
第2表より明らかなように、本発明の方法によれば、ス
ラッジの付着を効果的に防止することができる。また、
特に、対極の位置は、対象とする配管から20cm以内
が有効である。
ラッジの付着を効果的に防止することができる。また、
特に、対極の位置は、対象とする配管から20cm以内
が有効である。
[発明の効果]
以上詳述した通り、本発明の懸濁物質の付着防止方法に
よれは、配管等の部材への懸濁物質の付着を容易かつ効
率的に防止することができ、ま1ま た、既に付着している懸濁物質を効果的に剥11!lf
することができる。従って、本発明方法によれば、懸濁
物質の付着に起因する伝熱阻害、伝熱効率の低下、送水
ポンプの圧損等の付着障害を確実に防止することができ
る。更に、本発明を採用することにより、薬注管理を大
幅に軽減することができるという効果も奏される。
よれは、配管等の部材への懸濁物質の付着を容易かつ効
率的に防止することができ、ま1ま た、既に付着している懸濁物質を効果的に剥11!lf
することができる。従って、本発明方法によれば、懸濁
物質の付着に起因する伝熱阻害、伝熱効率の低下、送水
ポンプの圧損等の付着障害を確実に防止することができ
る。更に、本発明を採用することにより、薬注管理を大
幅に軽減することができるという効果も奏される。
第1図、第2図、第3図及び第4図は、本発明の懸濁物
質の付着防止方法の一実施方法を説明する斜視図である
。第5図は、実施例2て用いた評価装置の断面図である
。 1・・・配管、 2.3・・・導線、 4.5・・・網目状対極。
質の付着防止方法の一実施方法を説明する斜視図である
。第5図は、実施例2て用いた評価装置の断面図である
。 1・・・配管、 2.3・・・導線、 4.5・・・網目状対極。
Claims (1)
- (1)負に帯電した懸濁物質を含む水と接する部材表面
に該懸濁物質が付着するのを防止する方法において、前
記部材に−500mV〜−100mVの電圧を印加する
ことを特徴とする懸濁物質の付着防止方法。
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JP2150630A JP2995802B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 懸濁物質の付着防止方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0445883A true JPH0445883A (ja) | 1992-02-14 |
JP2995802B2 JP2995802B2 (ja) | 1999-12-27 |
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JP (1) | JP2995802B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005074256A (ja) * | 2003-08-28 | 2005-03-24 | Jonan Kk | 配水管への有機物の付着及び堆積防止方法並びに装置 |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP2150630A patent/JP2995802B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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