JPH0445863Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0445863Y2 JPH0445863Y2 JP9614587U JP9614587U JPH0445863Y2 JP H0445863 Y2 JPH0445863 Y2 JP H0445863Y2 JP 9614587 U JP9614587 U JP 9614587U JP 9614587 U JP9614587 U JP 9614587U JP H0445863 Y2 JPH0445863 Y2 JP H0445863Y2
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- screw
- hole
- center
- shaft
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- Expired
Links
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は合成樹脂の成形に用いる射出スクリ
ユに関するものである。
ユに関するものである。
加熱筒に内装された射出スクリユの本体は、通
常1本の軸素材からなり、その軸素材の外周囲を
切削してスクリユを形成している。
常1本の軸素材からなり、その軸素材の外周囲を
切削してスクリユを形成している。
そのような射出スクリユの中心部に長孔を穿設
し、その長孔を利用して加熱筒内にて発生したガ
スや水蒸気を外部に排出したり、或は長孔からス
クリユヘツド内に温度感知器を挿入して、計量材
料の温度を測定することが考えられるが、長いス
クリユ本体の中心部に後端から先端部にまで及ぶ
長孔を穿削することはきわめて困難とされ、未だ
実際には試みられていない。
し、その長孔を利用して加熱筒内にて発生したガ
スや水蒸気を外部に排出したり、或は長孔からス
クリユヘツド内に温度感知器を挿入して、計量材
料の温度を測定することが考えられるが、長いス
クリユ本体の中心部に後端から先端部にまで及ぶ
長孔を穿削することはきわめて困難とされ、未だ
実際には試みられていない。
この穿孔の困難さはスクリユ本体の長さにあ
り、通常の穿孔機と技術とをもつて偏心が生ずる
ことなく穿孔を行うことが難しいからである。
り、通常の穿孔機と技術とをもつて偏心が生ずる
ことなく穿孔を行うことが難しいからである。
この考案は上記従来の問題点を解決するために
考えられたものであつて、その目的はきわめて簡
単な手段によりスクリユ本体の中心部に長孔を形
成することができ、その長孔を利用して合成樹脂
の射出成形にとつて実に有益な効果を得ることが
できる新たな構造の射出スクリユを提供すること
にある。
考えられたものであつて、その目的はきわめて簡
単な手段によりスクリユ本体の中心部に長孔を形
成することができ、その長孔を利用して合成樹脂
の射出成形にとつて実に有益な効果を得ることが
できる新たな構造の射出スクリユを提供すること
にある。
上記目的によるこの考案は、軸心に貫通孔を有
する複数本のスクリユ短軸をねじで軸により継足
して、継目に微細な間隙を有するとともに中心部
に後端から先端部に達する長さの孔を有するスク
リユ本体を形成し、かつ上記間隙と長孔とをねじ
部を介して連通することによつて上記問題点を解
決してなる。
する複数本のスクリユ短軸をねじで軸により継足
して、継目に微細な間隙を有するとともに中心部
に後端から先端部に達する長さの孔を有するスク
リユ本体を形成し、かつ上記間隙と長孔とをねじ
部を介して連通することによつて上記問題点を解
決してなる。
上記構造では、スクリユ周囲に発生したガス及
び水蒸気等が、内圧によりスクリユの継目の間隙
からねじの隙間を経て中心部の長孔に流入し、ス
クリユ後方へと流出する。
び水蒸気等が、内圧によりスクリユの継目の間隙
からねじの隙間を経て中心部の長孔に流入し、ス
クリユ後方へと流出する。
図中1はスクリユ本体で、4本のスクリユ短軸
1a,1b,1c,1dを継足したものからな
る。各スクリユ短軸は軸心に個々に穿設した貫通
孔2a,2b,2c,2dを有し、各端面に交互
に設けた逆ねじのねじ軸3a,3b,3cとねじ
穴4a,4b,4cとを順次螺合して、中心部に
後端から先端部に達する長さの孔2を有する上記
スクリユ本体1を形成している。
1a,1b,1c,1dを継足したものからな
る。各スクリユ短軸は軸心に個々に穿設した貫通
孔2a,2b,2c,2dを有し、各端面に交互
に設けた逆ねじのねじ軸3a,3b,3cとねじ
穴4a,4b,4cとを順次螺合して、中心部に
後端から先端部に達する長さの孔2を有する上記
スクリユ本体1を形成している。
また各スクリユ短軸1a,1b,1c,1dの
継目部分5,5には、溶融樹脂の流入は困難であ
るが、ガス及び水蒸気等の流入は容易な微細な間
隙(たとえば0.5m/m以下)が生じている。
継目部分5,5には、溶融樹脂の流入は困難であ
るが、ガス及び水蒸気等の流入は容易な微細な間
隙(たとえば0.5m/m以下)が生じている。
6はスクリユヘツドでスクリユ短軸1aの先端
面にねじ軸6aをもつて螺着してある。
面にねじ軸6aをもつて螺着してある。
上記スクリユ本体1のスクリユ7は、各スクリ
ユ短軸1a,1b,1c,1dを継足して1本の
スクリユ2本体素材となしたのちにその外周囲を
切削して形成される。したがつてスクリユ7はス
クリユ本体1が各スクリユ短軸よりなるも継目に
てずれることなく形成されている。
ユ短軸1a,1b,1c,1dを継足して1本の
スクリユ2本体素材となしたのちにその外周囲を
切削して形成される。したがつてスクリユ7はス
クリユ本体1が各スクリユ短軸よりなるも継目に
てずれることなく形成されている。
第3図に示す例は、上記スクリユヘツド6の内
部にまで、上記長孔2と連通する軸孔8を穿設
し、この軸孔8に温度感知器9をセツトした場合
であつて、温度感知器は導線10を収納した細長
い支持管11の先端に取付けて、スクリユ本体1
の後端から長孔2に挿入され、支持管11はコイ
ル状の支持部剤12によつて長孔内に固定され
る。また支持管10の後部にて導線11をスクリ
ユ本体外側に嵌合したメタルリング13に接続
し、図面では省略したが、そのメタルリング13
に射出加熱筒側の端子を当接してスクリユヘツド
の樹脂温を測定できるようにしてある。
部にまで、上記長孔2と連通する軸孔8を穿設
し、この軸孔8に温度感知器9をセツトした場合
であつて、温度感知器は導線10を収納した細長
い支持管11の先端に取付けて、スクリユ本体1
の後端から長孔2に挿入され、支持管11はコイ
ル状の支持部剤12によつて長孔内に固定され
る。また支持管10の後部にて導線11をスクリ
ユ本体外側に嵌合したメタルリング13に接続
し、図面では省略したが、そのメタルリング13
に射出加熱筒側の端子を当接してスクリユヘツド
の樹脂温を測定できるようにしてある。
この考案は上述のように、軸心に貫通孔2a,
2b…を有する複数本のスクリユ短軸1a,1b
…を継足して、継目5,5に微細な間隙を、また
中心部に後端から先端部に達する長孔2を備えた
スクリユ本体1を形成してなることから、長孔2
と継目5,5の微細な間隙を利用して、材料樹脂
の溶融混練に際し射出スクリユ周囲に発生した成
形品の不安定、不良品発生の原因となるガスや水
蒸気等を外部に排出することができる。また長孔
からスクリユヘツド内に温度感知器を挿入して、
スクリユヘツド周囲の樹脂温を測定することもで
き、更には長孔内のガス及び水蒸気等を真空ポン
プをもつて強制的に排出することができる。
2b…を有する複数本のスクリユ短軸1a,1b
…を継足して、継目5,5に微細な間隙を、また
中心部に後端から先端部に達する長孔2を備えた
スクリユ本体1を形成してなることから、長孔2
と継目5,5の微細な間隙を利用して、材料樹脂
の溶融混練に際し射出スクリユ周囲に発生した成
形品の不安定、不良品発生の原因となるガスや水
蒸気等を外部に排出することができる。また長孔
からスクリユヘツド内に温度感知器を挿入して、
スクリユヘツド周囲の樹脂温を測定することもで
き、更には長孔内のガス及び水蒸気等を真空ポン
プをもつて強制的に排出することができる。
また各スクリユ短軸に穿設した貫通孔の接続に
よつて長孔が形成されることから、通常の機械と
技術とをもつて、スクリユ本体の長さに左右され
ずに長孔を形成することができ、微細な間隙も継
目を利用するため、スクリユ外周囲にわたり形成
することができるなどの特長を有する。
よつて長孔が形成されることから、通常の機械と
技術とをもつて、スクリユ本体の長さに左右され
ずに長孔を形成することができ、微細な間隙も継
目を利用するため、スクリユ外周囲にわたり形成
することができるなどの特長を有する。
図面はこの考案に係る射出スクリユの1実施例
を示すもので、第1図は一部縦断側面図、第2図
は部分拡大断面図、第3図はスクリユヘツド部分
の縦断面図である。 1……スクリユ本体、1a,1b,1c,1d
……スクリユ短軸、2……長孔、2a,2b,2
c,2d……貫通孔、3a,3b,3c……ねじ
軸、4a,4b,4c……ねじ穴、5……継目、
6……スクリユヘツド、7……スクリユ、8……
軸孔、9……温度感知器、10……支持管。
を示すもので、第1図は一部縦断側面図、第2図
は部分拡大断面図、第3図はスクリユヘツド部分
の縦断面図である。 1……スクリユ本体、1a,1b,1c,1d
……スクリユ短軸、2……長孔、2a,2b,2
c,2d……貫通孔、3a,3b,3c……ねじ
軸、4a,4b,4c……ねじ穴、5……継目、
6……スクリユヘツド、7……スクリユ、8……
軸孔、9……温度感知器、10……支持管。
Claims (1)
- 軸心に貫通孔を有する複数本のスクリユ短軸を
ねじで軸により継足して、継目に微細な間隙を有
するとともに中心部に後端から先端部に達する長
さの孔を有するスクリユ本体を形成し、かつ上記
間隙と長孔とをねじ部を介して連通してなる射出
スクリユ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9614587U JPH0445863Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9614587U JPH0445863Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS641917U JPS641917U (ja) | 1989-01-09 |
JPH0445863Y2 true JPH0445863Y2 (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=30961569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9614587U Expired JPH0445863Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445863Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-23 JP JP9614587U patent/JPH0445863Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS641917U (ja) | 1989-01-09 |
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