JPH0445321B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0445321B2
JPH0445321B2 JP57154761A JP15476182A JPH0445321B2 JP H0445321 B2 JPH0445321 B2 JP H0445321B2 JP 57154761 A JP57154761 A JP 57154761A JP 15476182 A JP15476182 A JP 15476182A JP H0445321 B2 JPH0445321 B2 JP H0445321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
cutting
cutting edge
edge plate
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57154761A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5942907A (ja
Inventor
Junichi Nakajima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Industrial Co Ltd
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Industrial Co Ltd filed Critical Fuji Industrial Co Ltd
Priority to JP15476182A priority Critical patent/JPS5942907A/ja
Publication of JPS5942907A publication Critical patent/JPS5942907A/ja
Publication of JPH0445321B2 publication Critical patent/JPH0445321B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 従来、回転体に穿設した複数の取付孔にそれぞ
れ刃物ホルダーを嵌合固定してチツプの幅を狭く
することは既に知られているが、チツプ幅を狭く
すべく上記取付孔の径を小となすと共にその数を
多くすると、回転体の強度が弱化するのであまり
狭くすることができず、篩選別して所定長さより
大きなものを再処理しており、その際ダストが発
生するので、歩止が悪かつた。
そこで上記欠点を改善すべく各刃物ホルダーの
刃受部に複数の切削刃をそれらの刃先が相互に段
差を有するようにしたところ、1つの切削刃で切
削されるチツプの幅を狭くすることができた。
しかしながら、刃口の前記切削刃と対応する部
位にそれぞれ刃口プレートを装着する場合、その
取付けがきわめて面倒であると共に正確に対応さ
せた状態で間隙を一定にすることが困難であり、
かつ刃口プレートの段部が切削刃の角部と重合す
る方向に少しでもずれると、チツプが詰り易く、
それにより木材の喰い込みが悪化してチツプサイ
ズが短くなり、また、これとは逆に上記段部が角
部から離れ過るとその部位ではチツプに充分な割
れが入らないという欠点を生じ、更に、刃口プレ
ートは円盤の盤面と同一になる面と、切削刃と対
向する面とが摩耗し、それにより上記盤面と同一
な面の摩耗はチツプサイズを大きくし、また切削
刃と対向する面の摩耗はチツプの割れを少なくな
くするという不具合を生ずる。
本発明は前述の欠点を改善することを目的とす
るものであつて、回転体に複数の刃口を設けたチ
ツパーにおいて、前記刃口の回転方向後位側に刃
受部を設け、この刃受部に複数の切削刃をそれら
の刃先が相互に段差を有するように取付け、前記
刃口の回転方向前位側に、前記回転体の盤面より
低い凹部を設け、この凹部に、装着状態で前記回
転体の盤面とほぼ同一平面になる刃口プレートを
着脱可能に取付け、この刃口プレートに前記切削
刃の刃先と対応する段差を形成して間隙がほぼ同
一になるように構成したことを特徴とするもので
ある。
以下図面に示す実施例について説明すると、1
はデスクチツパーのケーシング内に主軸2により
軸架された円盤であつて、第1図に示すように円
形(角形でも良い)の取付孔aを複数個スパイラ
ル状に1リード、または2リード穿設し、各取付
孔aにはそれぞれ第2図に示す刃物ホルダー3…
…を嵌合して螺着してある。
そして、前記刃物ホルダー3は刃口5の回転方
向後位側に、段差τ′が15〜20mmとなつた複数の受
面からなる刃受部4を有しており、上記刃口5の
回転方向前位側の面は刃受部4の段の下り側へτ
(約10mm)だけ偏位して刃受部4に対応する段部
5aに形成してあり、前記刃受部4には各段毎に
切削刃6……を配列すると共に刃先側が山形をな
す裏刃6aを重合してからボルト7a……、ナツ
ト7bにより締着してあるので、切削刃6……も
刃受部4と同様な段差τ′を有することになり、こ
の段差τ′を5mm前後にした場合、第5図aに示す
ように真直な木材はチツプに所期の割れが入る
が、bに示すように材が曲つていたり、cに示す
ように木材が重なり合つて供給されると、チツプ
の長さ、厚さ、幅ともオーバーサイズになるばか
りでなく割れが少なくなるので蒸解工程で薬品の
浸透が悪るくなるが、前記段差を15〜20mmにする
とそのような欠点は解消する。
また、前記段部5aの木材が接する側に設けた
凹部8には、第3図に示すように上段の切削刃6
よりτ″(約5mm、但し木材の材質その他の条件に
より適宜変更する)だけ下段側へ変位すると共に
刃受部4と対応する段状になつた刃口プレート9
がボルト10、ナツト11により螺着されてお
り、この刃口プレート9はナツト11を緩めて調
節ボルト12を回してからナツト11を締め付け
ると進退調節することができ、前記切削刃6およ
び裏刃6aは、円盤1と一体な受金13に頭部が
当接する調節ボルト14……,15……により進
退調節することができる。
前記刃口プレート9を従来のもののように直線
状となし、これを第6図aに示すように階段状に
配設した切削刃6の刃縁と平行にすると、直線状
の刃口プレート9′は1枚の切削刃6に対して適
切な間隔であつても、他の切削刃に対しては広く
なり過ぎ、この広い部分ではチツプに充分な割れ
が入らない欠点があり、また、同上図bに示すよ
うに切削刃6……の段階の傾斜に沿わせて取付け
ても、刃口寸法が順次変化してチツプが不揃いに
なる欠点があり、更に同上図cに示すように各切
削刃毎に別々の刃口プレートを対向させて取付け
ると、製作並びに取付けが面倒であるばかりでな
く、刃口プレートを切削刃6に正確に対向させる
ことはきわめて困難であり、刃口プレート9″の
角部が切削刃6の角部に接近すると詰りを生ず
る。
しかし、前記のように刃口プレート9を一連の
段状に構成すると、切削刃6の木材への喰込が良
く、かつ削り出されるチツプは刃口から円滑に排
出され、詰りやダストの発生を防止することがで
きると共に刃口プレート9の取付けを容易に行な
うことができ、刃口プレート9をその段部が切削
刃6の角部から或る程度離れるように偏位される
と、上記効果が更に向上する。
また、刃口プレート9を円盤1に取付けるボル
ト10を挿入する孔16は移動調節できる程度に
ボルト10よりも大径になつており、刃口プレー
ト9の背部には外端が前記凹部8に当接する3本
の調節ボルト12が適当な間隔をおいて螺合させ
てあるので、ナツト11を緩めて上記調節ボルト
12,……を進退調節し、ナツト11を締め付け
ることにより刃口幅を拡縮調節することができ、
製紙会社から要求される木理方向長さの異なるチ
ツプ、例えば、13〜25mmの長さのチツプを生産す
ることができる。
本発明は前述のように回転体に複数の刃口5…
…を設けたチツパーにおいて、前記刃口5……の
回転方向後位側に刃受部4を設け、この刃受部4
に複数の切削刃6……をそれらの刃先が相互に段
差を有するように取付け、前記刃口5の回転方向
前位側に、前記回転体の盤面より低い凹部を設
け、この凹部に、装着状態で前記回転体の盤面と
ほぼ同一平面になる刃口プレート9を着脱可能に
取付け、この刃口プレート9に前記切削刃6……
の刃先と対応する段差を形成して間隙がほぼ同一
になるように構成したので、相隣る切削刃6……
の刃先が相互に段差を有しているにも拘らずそれ
に対向する刃口プレート9全体を対向する部分の
間隙をそれぞれ適切にしながら同時にかつ容易に
着脱することができ、しかも、切削刃6……と刃
口プレート9との対向縁を正しく対応せしめてチ
ツプが段部に詰ることにより木材の喰い込みが悪
くなることがなく、かつ狭い幅に良く揃うと共に
適度に割れが入つた良質のチツプを得ることがで
きる。
また、刃口プレート9が摩耗した時、容易に交
換することができ、チツプサイズが大きくなつた
り、割れが少なくなつたりするのを、簡単な着脱
操作により確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであつて、
第1図はチツパーの円盤の平面図、第2図aは刃
物ホルダーの平面図、bは一部を破断した同上側
面図、第3図aは刃物ホルダーに切削刃および刃
口プレートを取付けた状態の平面図、第3図bは
同上断面図、第4図aは刃口プレートの平面図、
bは一部を破断した同上側面図、第5図a,b,
c及び第6図a,b,cは刃口プレートの対称例
を示す平面図である。 3……刃物ホルダー、4……刃受部、5……刃
口、6……切削刃、9……刃口プレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転体に複数の刃口5……を設けたチツパー
    において、前記刃口5……の回転方向後位側に刃
    受部4を設け、この刃受部4に複数の切削刃6…
    …をそれらの刃先が相互に段差を有するように取
    付け、前記刃口5の回転方向前位側に、前記回転
    体の盤面より低い凹部を設け、この凹部に、装着
    状態で前記回転体の盤面とほぼ同一平面になる刃
    口プレート9を着脱可能に取付け、この刃口プレ
    ート9に前記切削刃6……の刃先と対応する段差
    を形成して間隙がほぼ同一になるように構成した
    ことを特徴とするチツパーの切削装置。
JP15476182A 1982-09-06 1982-09-06 チツパ−の切削装置 Granted JPS5942907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15476182A JPS5942907A (ja) 1982-09-06 1982-09-06 チツパ−の切削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15476182A JPS5942907A (ja) 1982-09-06 1982-09-06 チツパ−の切削装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5942907A JPS5942907A (ja) 1984-03-09
JPH0445321B2 true JPH0445321B2 (ja) 1992-07-24

Family

ID=15591311

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15476182A Granted JPS5942907A (ja) 1982-09-06 1982-09-06 チツパ−の切削装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262703A (ja) * 1985-09-13 1987-03-19 株式会社 大日製作所 木片又は木粉形成用刃

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247321A (ja) * 1988-06-29 1990-02-16 Scaglia Spa スライバの係合・挿入方法及びその装置

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JPH0247321A (ja) * 1988-06-29 1990-02-16 Scaglia Spa スライバの係合・挿入方法及びその装置

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JPS5942907A (ja) 1984-03-09

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